JP2006343021A - ファンコイルユニットの設置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 天井隠蔽型のファンコイルユニットに対する保守作業を容易に行うことを可能とする。
【解決手段】 ファンセクション1Aとコイルセクション1Bとが分離可能に連結された構成のファンコイルユニット1を天井裏空間6に設置する際、ファンセクションとコイルセクションの少なくともいずれか一方を他方に対して離接する方向にスライド可能に支持する吊り具21Aによって吊り支持し、保守作業に際してはそれらを分離してスライドさせることによってそれらの間に保守作業スペース16を確保する。その吊り具21Aは、上階のスラブ20下面に固定されたスライドガイド22に対して吊りボルト23をスライド可能に係合させかつ所望位置において固定可能なものを用いる。天井点検口25はファンコイルユニットの両側に設けることが好ましい。
【選択図】 図4

Description

本発明は、建物の天井裏空間にファンコイルユニットを設置するための構造に関する。
周知のように、ファン(送風機)とコイル(一般には冷却・加熱コイル、あるいは冷却コイルと加熱コイル)とを主要機器としてケーシング内に一体に組み込んだ比較的簡便な空調器であるファンコイルユニット(FCU)には、床置型や天井吊り型等の各種の形式のものがあるが、なかでも天井裏空間(いわゆる天井ふところ)に設置される天井隠蔽型のものは格別の設置スペースを必要としないし、本体が目につかないことから、ホテルをはじめとして様々な用途の建物に多用されている。
ところで、建物における天井裏空間は本来的にデッドスペースであるからそのような空間はできるだけ小さいことが望まれるものであるし、近年の建物は低階高かつ高天井高とされて天井裏空間は必然的に小さくなる傾向にあり、その結果、天井隠蔽型のファンコイルユニットは狭小な天井裏空間に押し込められるように設置されることが余儀なくされている。
そのため、天井隠蔽型のファンコイルユニットを天井裏空間に設置する場合には、フィルタ清掃等の日常的な保守点検作業を行う上で必要な必要最少限の保守スペースをその周囲に確保するに留め、数年に一度程度しか行わないコイル洗浄等の本格的な保守作業や、将来的に想定される部品交換等の作業を行う際には、ファンコイルユニットの設置位置の周辺の天井面を解体撤去することを前提として対処することが一般的となっている。
また、特許文献1には内部洗浄を容易に行うことを目的として、ファン部とコイルケーシングとを脱着可能に接続した構成の天吊り型ファンコイルユニットが開示されている。
特開2001−33060号公報
しかし、上記のようにファンコイルユニットに対する本格的な保守点検作業のたびに天井面を解体撤去することは、天井面の解体とその復旧にそのつど多大の手間と費用を要するものであるから好ましいことではない。
また、特許文献1に示されるファンコイルユニットは、ファン部をコイルケーシングから分離することで内部に対する洗浄作業を点検口から行えるとされているが、その際にはファン部を一時的に天井内に置くか、あるいは点検口から床上に降ろす必要があるので、いずれにしてもかなりの重量のあるファン部をコイルケーシングから分離したり再び組み付ける作業は必ずしも容易に行えるものではない。また、分離したファン部を天井内に置く場合にはその荷重を支持し得るように天井面を増強する必要があるし、あるいはファン部を床上に降ろす場合にはファン部全体を通過させ得るような十分な大きさの点検口を天井面に設けておく必要があるので、いずれにしても天井面に対するコスト増が不可避であり、その点では必ずしも有効なものではない。
上記事情に鑑み、本発明の目的は、天井隠蔽型のファンコイルユニットに対する本格的な保守作業を、天井面を解体撤去することなく、しかも容易に行うことが可能であるファンコイルユニットの設置構造を提供することにある。
本発明は、天井裏空間に設置して天井面に設けた天井点検口から保守作業を行う天井隠蔽型のファンコイルユニットを設置するための構造であって、前記ファンコイルユニットは、ファンを内蔵しているファンセクションと、コイルを内蔵しているコイルセクションとが分離可能に連結された構成とされ、前記ファンセクションと前記コイルセクションの少なくともいずれか一方を他方に対して離接する方向にスライド可能に支持する吊り具によって吊り支持することにより、保守作業に際してはファンセクションとコイルセクションとを分離して少なくともそれらのいずれか一方を他方に対してスライドさせることによってそれらの間に保守作業スペースを確保可能としたことを特徴とする。
本発明においては、上記の吊り具として、上階のスラブ下面に固定したスライドガイドと、そのスライドガイドに対してスライド可能に係合しかつ所望位置において固定可能な吊りボルトからなるものが好適に採用可能である。また、天井点検口をファンコイルユニットの両側に設けることが好ましい。
本発明によれば、ファンコイルユニットのファンセクションまたはコイルセクションもしくはその双方をスライド可能に吊り支持しておくことにより、保守の際にはそれらの間に保守作業スペースを容易に確保することができ、したがって従来のように天井面を解体撤去せずとも天井裏空間内において本格的な保守作業を行うことが可能である。したがって、天井隠蔽型のファンコイルユニットに対する保守を容易にしかも将来にわたって安価に行うことができ、その結果、ファンコイルユニットの長寿命化を十分に図ることができるし、ライフサイクルコストを十分に削減することが可能である。
本発明のファンコイルユニットの設置構造をホテル客室に適用する場合の一実施形態を図1〜図4を参照して説明する。このホテル客室における空調設備は、洗面所や浴室、トイレを集約配置しているユーティリティゾーンの天井裏空間に天井隠蔽型のファンコイルユニット1を設置し、そのファンコイルユニット1からの給気を給気ダクト2および吹出口3を通して客室に向けて供給して、室内からの還気を天井面4に設けた吸込口5(後述のように天井点検口25bを兼用している)から天井チャンバとしての天井裏空間6内に吸い込んでファンコイルユニット1へ戻すように循環させることを基本としているものである。なお、図示は省略しているが、ユーティリティゾーンからは排気ダクトを通して所定量の排気を行うとともに、客室へは外気ダクトを通して所定量の新鮮外気を供給するようになっている。
本実施形態において採用しているファンコイルユニット1は、基本的には従来一般の天井隠蔽型のものと同様に、扁平な形状のケーシング内に主要機器としてのファン7とコイル8(図示例のものは冷却コイルと加熱コイル)とを組み込み、かつフィルタ9やドレンパン10等の付属器具類も備えたものであるが、そのファンコイルユニット1は、ファン7およびフィルタ9を組み込んだファンセクション1Aと、コイル8を組み込んだコイルセクション1Bとが分離可能に連結された構成とされている。
すなわち、ファンセクション1Aにはその前部側に2連のファン本体7aおよびファンモータ7bからなるファン7が組み込まれ、一側面にはファンモータ7bに対して電源線および制御線を接続するための端子台11が取り付けられている。また、このファンセクション1Aの背面側は吸込口12とされてそこにはフィルタ9が側方へ引き出し可能に組み込まれたものとなっている。
一方、コイルセクション1Bにはコイル8が組み込まれて、それには冷・温水管13(図示例のものは4管式)が接続されている。このコイルセクションの前部には上記の給気ダクト2が接続され、底面側にはドレンパン10が設けられてそれにはドレン管14が接続されている。
上記のファンセクション1Aとコイルセクション1Bは、図2〜図3に示しているように、通常時はファンセクション1Aの前部とコイルセクション1Bの後部とを突き合わせてビスないしボルト等の連結具15により一体に連結されて使用されるものであり、その状態では全体として通常のファンコイルユニットとして機能するものである。つまり、ファンセクション1Aとコイルセクション1Bとが連結されている状態では双方の内部空間が自ずと連通していて、還気をファン7によって吸込口12から吸い込んでフィルタ9を通し、コイル8によって冷却あるいは加熱して所定温度に調整した給気として給気ダクト2を通して客室内に吹き出すようになっている。
そして、このファンコイルユニット1の全体は、図3に示しているように上階のスラブ20から吊り支持されて天井裏空間6内に設置されるのであるが、ファンセクション1Aとコイルセクション1Bとはそれぞれ吊り具21A,21Bにより独立に吊り支持されていて、図4に示すようにファンセクション1Aをコイルセクション1Bから分離した状態ではそのファンセクション1Aを後方(図示左方)にスライドさせて双方の間に保守作業スペース16を確保できるようになっている。
すなわち、コイルセクション1Bを吊り支持している吊り具21Bとしては単なる吊りボルトが用いられていて、そのコイルセクション1Bは従来一般のファンコイルユニットと同様に片側2本全4本の吊りボルトにより固定的に吊り支持されているが、ファンセクション1Aを吊り支持している吊り具21Aとしては、スライドストローク相当分の長さの1対2本のレール状のスライドガイド22をスラブ20の下面に固定状態で設置し、それらのスライドガイド22に対してそれぞれ1本の吊りボルト23を水平方向にスライド可能に係合させ、かつ所望位置でビスあるいはボルト等により固定可能とした構成のスライド式のものが採用されている。したがってこのスライド式の吊り具21Aは、ファンセクション1Aの荷重を吊りボルト23を介してスライドガイド22により常時安定に吊り支持できるばかりでなく、保守点検作業などを行う際には、図4(a)に示すように、コイルセクション1Bから分離したファンセクション1Aの荷重を支持したままでそのファンセクション1Aをスライドガイド22に沿って後方にスライドさせることが可能であり、かつ逆の操作で元の状態に容易に戻すことができるようになっている。
ファンセクション1Aをスライドさせる場合の手順をより具体的に説明すれば、まず端子台11から電源線および制御線を外し、吊りボルト23をスライドガイド22に対して固定しているビスないしボルトを緩めて吊りボルト23をスライド可能とするとともに、ファンセクション1Aとコイルセクション1Bとを連結している連結具15を外せば良い。以上によりファンセクション1Aの荷重を吊りボルト23を介してスライドガイド22により支持したままでその全体のスライドが可能となるから、そのままファンセクション1Aを後方へ押し出してスライドさせれば良い。また、上記と逆の手順により元の状態に戻すことができるが、ファンセクション1Aをコイルセクション1Bに連結する際には、図4(b)に示すようにファンセクション1Aの荷重をコイルセクション1Bに預けながら双方を連結すればその作業を容易に行うことができる。
以上のような保守作業に際してのファンセクション1Aとコイルセクション1Bとの分離作業や、そのようにして確保した保守作業スペース16からの保守作業は、天井面4に予め設けておいた天井点検口25から行うものであり、その天井点検口25の位置はそのような作業を行う上で必要な位置に設定すれば良いが、本実施形態では図1に示すようにファンコイルユニット1の両側の位置に1カ所ずつ計2カ所に天井点検口25a、25bを設けたものとなっている。具体的には、客室内の通路の天井部に天井点検口25aを設けることに加え、ユーティリティゾーンの天井面には上記の吸込口5を兼ねる天井点検口25bを設けており、それら天井点検口25a、25bからファンコイルユニット1に対する全ての保守作業を支障なく行うことが可能となっている。
上記の構造によってファンコイルユニット1を天井裏空間6に設置することにより、フィルタ9の清掃等の日常的な保守作業は通常どうり行えることはもとより、コイル8の洗浄作業やファンモータ7b等の部品交換作業のような数年に一度程度の本格的な保守作業を行う際には、天井点検口25a、25bからの作業でファンセクション1Aをコイルセクション1Bから分離してスライドさせることで双方の間に保守作業スペース16を容易に確保することができるから、その保守作業スペース16を利用して本格的な保守作業を支障なく行うことが可能であり、従来のようにそのつど天井面4を解体しかつ復旧するという無駄がなく、極めて作業性に優れるばかりでなく、保守費用を大幅に削減することが可能である。したがって、天井隠蔽型のファンコイルユニット1を狭小な天井裏空間6に設置する場合であっても、そのファンコイルユニット1に対する保守を容易にしかも将来にわたって安価に行うことができ、その結果、十分な保守による長寿命化を十分に図ることができるし、ライフサイクルコストを十分に削減することが可能である。
勿論、本実施形態において採用するファンコイルユニット1はファンセクション1Aとコイルセクション1Bとを連結具15により分離可能に連結しただけで、その基本構成は実質的には通常のファンコイルユニットと同様であって何等特殊なものではないし、スライド式の吊り具21Aも通常の吊りボルト23をスライドガイド22に対してスライド可能に取り付けるだけの簡単な構成であり、そのスライドガイド22としては単なるチャンネル材やアングル材等の安価な資材をそのまま採用することができるから、単に吊りボルト23により固定的に設置する場合に対するコスト増は無視できる程度である。
なお、特許文献1に示したファンコイルユニットを用いる場合においては、上述したようにコイルケーシングから分離したファン部を作業中は天井面に置いておく必要があり、その場合にはファン部の全荷重が天井面にかかるので天井面に対する増強が必要であるが、本実施形態ではスライドさせたファンセクション1Aを吊り具21Aにより吊り支持した状態のままでその荷重の一部を天井面4に預けるだけで済み、したがって天井面4にはファンセクション1Aの全荷重がかかることがないから、通常は天井面1Aを増強する必要はない。また、同じく特許文献1に示したファンコイルユニットを用いる場合において、コイルケーシングから分離したファン部を床上に降ろすことを想定した場合には、そのファン部全体を通すための大きな天井点検口を設けておく必要があるが、本実施形態においてはファンセクション1Aとコイルセクション1Bとの間に確保した保守作業スペース16から内部の部品を細かく分解して取り出すことができるから、ファンセクション1A全体を床上に降ろす必要はなく、したがって天井点検口25a、25bの大きさは作業に支障のない範囲でせいぜいファンモータ7bを出し入れできる程度に設定しておけば良く、いずれにしてもさして大きな天井点検口を必要としない。
以上で本発明の一実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものでは勿論なく、たとえば以下に列挙するような様々な変更、応用が可能である。
上記実施形態はホテル客室への適用例であるが、本発明はホテルに適用するのみならず、たとえば病院や事務所等、天井裏空間に天井隠蔽型のファンコイルユニットを設置する場合全般に広く適用できることは言うまでもない。また、ファンコイルユニット自体の構成、特にファンセクション1Aとコイルセクシ1Bとを分離可能に連結するための構造は、特許文献1に示される公知のものをはじめとして様々な機構を採用可能である。勿論、ファンコイルユニットの設置位置は、たとえばホテル客室への他の適用例を図5に示すように、それを設置するべき対象室の平面プランその他の諸条件を考慮して最適設計すれば良い。また、天井点検口も上記実施形態のようにファンコイルユニットの両側に設けることが好ましいが、要は天井点検口を通してファンコイルユニットに対する保守作業を行うことが可能であれば良いのであり、その限りにおいて天井点検口が1カ所で十分であればそれでも良いし、その位置も任意に設定すれば良い。
本発明は、上記実施形態のようにファンセクション1Aのみをスライド可能に吊り支持し、コイルセクション1Bは固定的に吊り支持する構成とすることが現実的ではあるが、要は双方の間に保守作業スペース16を確保できるように少なくともいずれか一方を他方に対して離接する方向にスライドさせれば良いのであり、その限りにおいては上記とは逆にコイルセクション1Bをスライド可能に吊り支持してファンセクション1Aを固定的に吊り支持したり、あるいは双方を逆方向にスライド可能に吊り支持することも考えられる。但し、コイルセクション1Bをスライドさせる場合には、それに接続されている給気ダクト2や冷・温水管13、ドレン管14を容易に着脱可能としておくか、あるいはそれらを接続したままでスライド可能なように十分なフレキシビリティを持たせておくことが好ましい。なお、ファンセクション1Aに還気ダクトや外気ダクトを接続する場合も同様である。
上記実施形態におけるスライド式の吊り具21Aは、上階のスラブ20の下面に固定したスライドガイド22に対して吊りボルト23をスライドさせる構成としたが、ファンセクション1Aあるいはコイルセクション1Bを安定に吊り支持できかつ支障なくスライドさせる限りにおいて、スライド式の吊り具21Aの構成は任意であり、たとえば上記実施形態における吊り具21Aの天地を逆にしたような構成(つまり、スライドガイド22をファンセクション1Aやコイルセクション1Bの上面に固定して、上階のスラブ20に固定した吊りボルト23の下端部をそのスライドガイド22に対してスライド自在に係合させる)とすることによっても同様に機能させることができる。また、上記実施形態ではファンコイルユニット1の全体を6点で吊り支持するものとしてファンセクション1Aは2本の吊りボルト23により吊り支持するものとし、通常はそれで十分ではあるが、その場合はファンセクション1Aをコイルセクション1Bから分離した状態ではそれ自体では吊り姿勢を維持できず、したがってその荷重の一部を天井面6に預ける必要もあるので、ファンセクション1Aもコイルセクション1Bと同様に4本(あるいは少なくとも3本以上)の吊りボルト23により吊り支持しても良く、その場合にはファンセクション1Aをスライドさせる場合においても吊り具21A自体でそのまま吊り姿勢を維持でき、全荷重を安定に支持することができる。
本発明をホテル客室に適用した場合の一実施形態を示す平面図である。 同、ファンコイルユニットの平面図である。 同、ファンコイルユニットの設置構造を示す立面図である。 同、ファンセクションを分離してスライドさせた状態を示す図である。 同、他の実施形態を示す平面図である。
符号の説明
1 ファンコイルユニット
1A ファンセクション
1B コイルセクション
4 天井面
5 吸込口
6 天井裏空間
7 ファン
8 コイル
9 フィルタ
15 連結具
16 保守作業スペース
20 スラブ
21A 吊り具
22 スライドガイド
23 吊りボルト
21B 吊り具(吊りボルト)
25(25a,25b) 天井点検口

Claims (3)

  1. 天井裏空間に設置して天井面に設けた天井点検口から保守作業を行う天井隠蔽型のファンコイルユニットを設置するための構造であって、
    前記ファンコイルユニットは、ファンを内蔵しているファンセクションと、コイルを内蔵しているコイルセクションとが分離可能に連結された構成とされ、
    前記ファンセクションと前記コイルセクションの少なくともいずれか一方を他方に対して離接する方向にスライド可能に支持する吊り具によって吊り支持することにより、ファンセクションとコイルセクションとを分離して少なくともそれらのいずれか一方を他方に対してスライドさせることによってそれらの間に保守作業スペースを確保可能としたことを特徴とするファンコイルユニットの設置構造。
  2. 吊り具は、上階のスラブ下面に固定したスライドガイドと、そのスライドガイドに対してスライド可能に係合しかつ所望位置において固定可能な吊りボルトからなることを特徴とする請求項1記載のファンコイルユニットの設置構造。
  3. 天井点検口をファンコイルユニットの両側に設けたことを特徴とする請求項1または2記載のファンコイルユニットの設置構造。
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