JP2006341910A - 包装袋 - Google Patents

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Teruaki Nakano
野 輝 明 中
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Abstract

【課題】 不織布等の吸水シートを内蔵して吸水性を確保しながら食品類の装入箇所が定められて機械による自動詰納を可能とし、加えて包装袋の開口端のヒートシールを確実になし得る包装袋を提供する。
【解決手段】 包装袋内に該袋と略同大の吸水シートとしての不織布2を内装してその左右側部および下端部を包装袋1の左右側部3,3および下端底部4のヒートシールと共に融着して一体化され、包装袋1の開口端1c側の不織布2の先端2aは包装袋1の開口端1cより所要距離Lだけ袋内に退没した位置におかれるよう短く形成されており、この不織布2の先端2aを包装袋1の一方の面1bの内面に融着固定した構成にある。
【選択図】 図1

Description

本発明は、包装袋に係り、特に吸水機能を備えた包装袋に関する。
油分や水分を含有する食品類をプラスチックフィルム製の包装袋に装入して密封し、販売に供するとき、食品類から分離する油分や水分が包装袋内に溜り、これが再び食品に付着するとベトつき感が生じ、食品の風味や食感を損うなど、早期に商品価値を失うという問題をもたらす。
そこで従来から、食品から出る油分や水分を吸収して食品の風味を保持するため、不織布等の吸水シートを食品と一緒に包装袋内に装入して封止し、包装するようになされている。
しかして上記のように食品と吸水シートを包装袋内に同時に装入して封止することは面倒な工程を必要とし、特に機械による自動詰納を行うことは極めて難しいという問題がある。
そこで従来から、プラスチックフィルム製包装袋の内部に該包装袋と同大の熱融着可能な不織布を予め組み込んでおき、食品装入の都度吸水シートを装入する必要をなくした包装袋が用いられている。
上記従来の吸水シート組み込み型の包装袋の構造は、図4(A)〜(C)に略示断面を示すようになされていた。
すなわち図4(A)の構造は、包装袋aの一方の面aの内面に吸水シートとしての不織布bが前面接着(溶着)された構成であり、また図4(B)の構造は上記の包装袋の場合と同様に包装袋aの一方の面aの内面に不織布bを重ね、包装袋aの左右側部および下端底部で一体に溶着するとともに包装袋aの開口端cの位置で面aの内面に溶着された構成である。
しかるに図4(A)のように不織布bを包装袋aの一方の面aの内面全域を溶着させたものでは、不織布bが面aに密着しているため吸水性(ドリップ性)に乏しく、十分な吸水をなさしめることができないという問題点がある。
図4(B)のように包装袋aの側部、下端底部、および開口端で不織布bを溶着させたものでは、不織布bの中央部の範囲が包装袋aの内面とは分離されているので吸水性能を十分に発揮させることはできるが、食品装入後包装袋aの開口端cをヒートシールにより封止するとき、包装袋aの開口端cの面a,a間に不織布bが介在することになるため、しわが入ったりしてヒートシール自体難しく、完全密封状態にシールするうえにおいて問題があった。
このようなことから、図4(C)に略示するように、不織布bを包装袋aの両側部および下端底部にのみ溶着し、不織布bの上端は包装袋aの開口端cより若干短くしてフリーの状態とし、食品装入後不織布bの存在に災いされることなく包装袋aのシーラント層のみでヒートシールを可能とすることが考えられる。
しかしこの構造を採用すると、開口端cの封止は問題なく行うことができたとしても、包装袋a内に食品を機械により自動詰納するとき不織布bのいずれの面側に装入されるかその装入方向が定まらず、そのため包装袋aの一面の外面に商品名やその絵柄などが印刷表示されている場合にその表示側の面の内側に不織布bが存在してしまうと表示面側から商品が透視できなくなり、販売上好ましくない結果を招くことになる。したがってこの構造の包装袋の場合には商品を手詰めする以外にはなかった。
特開2001−199451号公報
本発明は、不織布等の吸水シートを内蔵して吸水性を確保しながら食品類の装入箇所が定められて機械による自動詰納を可能とし、特に包装袋の開口端のヒートシールを確実になし得るようにすることを課題とする。
上記課題を解決する手段として本発明は、プラスチックフィルムにより構成される包装袋において、包装袋内に該袋と略同大の吸水シートを内装してその左右側部および下端部を包装袋の左右側部および下端底部のヒートシールと共に融着して一体とし、包装袋の開口端側の吸水シートの先端は包装袋の開口端縁より所要距離袋内に退没した位置におかれるよう短く形成し、この吸水シートの先端を包装袋の一方の面の内面に融着した構成にある。
包装袋の一方の面にその包装袋に詰納する食品類の商品名、商品の絵柄等の表示が施される場合は、この面とは反対側の面の内面に前記吸水シートの先端を融着するようにして、商品を機械により自動詰納しても商品が前記表示がなされている面と吸水シートとの間に必ず装入されるようにすることができる。
前記吸水シートとしては不織布、なかでもサーマルボンド製法による不織布を用いることが好ましい。
本発明によれば、包装袋に内蔵される吸水シートの先端を包装袋の長さより若干短くして包装袋内に退没した構成とするとともに左右側部、下端底部を包装袋と一体にヒートシールし、吸水シートの先端は包装袋の一方の面の内面に融着させた構成とされており、吸水シートの中央部分の大半は包装袋とは離間されているので、包装袋内に油分や水分を含む食品類を装入したときその油分や水分を十分に吸水する能力を発揮させることができ、食品類の風味を損うことなく包装することができる。
また吸水シートの先端が包装袋の開口端縁より若干退没した位置で内面に融着した構成とされているので、食品類装入後に包装袋の開口端をヒートシールするときその包装袋のシーラント層間に吸水シートが介在せず、そのためシール部分にしわなどの発生がなく、確実にヒートシールして密閉することができる。
一方、包装袋の一方の面に商品名やその商品の絵柄等が印刷表示されている場合、その表示面とは反対側の面の内面に吸水シートの先端を融着させることにより、包装袋内に食品類を自動詰納しても商品を表示面と吸水シートとの間に必ず詰納することができ、機械による自動詰納を可能とすることができる。
図1は本発明による包装袋の一実施形態の一部を破断した斜視図を、図2は図1のA−A相当の略示断面図を示し、同図(A)は商品装入前、(B)は商品詰納後の状態を示している。
本発明による包装袋1は、該包装袋1の表裏2つの面1a,1bの間にこれら面と略同大の吸水シートの一例として熱融着可能な不織布2が介装され、この不織布2は包装袋1の左右側部3,3および下端底部4のヒートシールと共に融着されて包装袋1と一体化されている。なおこの不織布2としてはサーマルボンド不織布を用いることが好ましい。
上記包装袋1の構成材料としては、従来のものと同様に、例えば強度を保つための二軸延伸フィルム(ナイロン)と、熱シールを可能とするシーラント層を構成するフィルムとの積層構造とされた透明または有色のフィルムで構成される。
前記不織布2の先端2aは包装袋1の開口端1c縁より所要距離Lだけ内方へ退没した位置におかれるよう短く形成されており、この先端2aが包装袋1の一方の面1bの内面にヒートシール5により融着されている。
上記不織布2の退没距離Lは包装袋1に商品を詰納したのちその開口端1cをヒートシール6を施すに支障のない距離とされ、例えば包装袋1の長さMが600mmの場合、40mm程度、包装袋1の長さMが300mmの場合、20mm程度とされる。
上記構成において、包装袋1の一方の面1aに、包装袋1に詰納する食品類の商品の商品名やその絵柄等が印刷により表示7がなされている場合には、不織布2の先端2aは前記表示7がなされていない側の面1bの内面に融着される。
こうすることにより、商品詰納時に表示7の無い面1bと不織布2との間に商品8が詰納されることをなくし、表示7のある面1a側から商品8を透視することができなくなることを防ぎ、これによって機械による自動詰納を可能とすることができる。
上記不織布2の先端2aの融着に関しては、例えば図3(A)、(B)に模式的に示すように、白矢印方向に順次移送されて製袋する工程中に包装袋1の開口端1c側から不織布2の下側にステンレススチール等の金属製基板9を挿入し、この基板9と間欠昇降する加熱体10とで面1bと不織布2の先端2aとを挟むようにしてヒートシールを行う一方、これと共に下端底部4を加熱体11,11で挟持してヒートシールを行う。
ヒートシール終了後、基板9を抜き出し、次工程で包装袋1の左右側部3,3のヒートシールを行い、所定の裁断により本発明による包装袋1が完成する。
なおこの製袋工程は一例を示したものであって、他に適宜な手段を用いることは任意である。
以上のように本発明による包装袋1は、該包装袋1に内蔵される不織布2の先端2aが包装袋1の開口端1cより所要距離Lだけ退没した長さとしてその先端2aだけを包装袋1の一方の面1bに融着した構成であるから、包装袋1内に油分や水分を含む食品類を装入したときその食品類から出る油分や水分は、四周のみが包装袋1と一体化され中央部分がフリーな状態におかれている不織布2に吸収され、食品類のベトつきが生じない。
商品詰納後、包装袋1の開口端1cをヒートシールして封止するとき、該開口端1cの面1a,1b間には不織布2は存在していないのでヒートシール時に通常の包装袋と同様に確実な封着がなされる。
本発明による包装袋の一実施形態を示す一部破断した斜視図。 図1におけるA−A相当の略示断面図で、(A)は商品詰納前、(B)は詰納後の状態図。 図1の包装袋の製袋工程における不織布の先端の融着手段の一例を示すもので、(A)は断面図、(B)は平面図。 (A)〜(C)は従来の包装袋を例示する略示断面図。
符号の説明
1 包装袋
1a,1b 面
1c 開口端
2 吸水シートとしての不織布
2a 不織布の先端
3 側部
4 下端底部
7 表示
8 商品
9 基板
10 加熱体

Claims (4)

  1. プラスチックフィルムにより構成される包装袋において、包装袋内に該袋と略同大の吸水シートを内装してその左右側部および下端部を包装袋の左右側部および下端底部のヒートシールと共に融着して一体化され、包装袋の開口端側の吸水シートの先端は包装袋の開口端縁より所要距離袋内に退没した位置におかれるよう短く形成されており、この吸水シートの先端が包装袋の一方の面の内面に融着されていることを特徴とする包装袋。
  2. 包装袋の一方の面にその包装袋に詰納する食品類の商品名、商品の絵柄等の表示が施され、この面とは反対側の面の内面に前記吸水シートの先端が融着されており、商品が前記表示がなされている面と吸水シートとの間に装入されるようになされている請求項1記載の包装袋。
  3. 前記吸水シートが不織布である請求項1または2記載の包装袋。
  4. 前記不織布はサーマルボンド不織布である請求項3記載の包装袋。
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