JP2006341783A - 空気入りタイヤの使用方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のタイヤ気室を有する空気入りタイヤの使用方法において、車両への装着位置に適した各タイヤ気室の内圧設定により、タイヤ運動性能を向上させることを目的とする。
【解決手段】リム26に装着したときにリムとの間に夫々独立したタイヤ気室28,31,32がタイヤ幅方向に複数形成される空気入りタイヤ10に対して、各タイヤ気室に充填する内圧について、車両装着内側P1を最も高く設定し、車両装着外側P3を最も低く設定して使用する。これにより、直進時に主に低圧側から高圧側へ向かって横力Fを発生させることができ、操縦安定性を良好にすることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、リムに装着した場合に複数のタイヤ気室が形成される空気入りタイヤの使用方法に関する。
一般のタイヤをリムに装着した場合に得られる、空気を充填可能なタイヤ気室は、従来1室であったが、少なくとも1の隔壁をタイヤ内側に設けて、リムとの間に夫々独立した複数のタイヤ気室が形成されるようにしたタイヤも開発されるに至っている(特許文献1参照)。
特開2003−39914号公報
しかしながら、上記した従来例は、隔壁を設けることで複数のタイヤ気室が形成されるようにしたことを開示するに留まるものであって、車両への装着位置(装着の向き)に対応した各タイヤ気室の内圧組合せについては何ら示唆されていない。
本発明は、上記事実を考慮して、複数のタイヤ気室を有する空気入りタイヤの使用方法において、車両への装着位置に適した各タイヤ気室の内圧設定により、タイヤ運動性能を向上させることを目的とする。
隔壁を例えば2つ設け、リム装着時に3気室が形成されるようにした空気入りタイヤでは、タイヤ幅方向内側の主気室が主にベルト張力を分担し、そのタイヤ幅方向両側に位置する第1副気室及び第2副気室がサイドウォール部のカーカス張力を分担するようになっており、各気室の内圧を夫々独立に設定できるという特徴を有する。
このため、例えば主気室の内圧を従来タイヤの通常内圧よりも低く設定すると共に、第1副気室及び第2副気室の内圧を従来タイヤの通常内圧よりも高く設定することで、上下剛性(縦ばね)を低くしながら、横剛性(横ばね)を高くするといった、従来タイヤでは不可能であったタイヤ剛性バランスのコントロールが可能となる。
3気室タイヤは、このような特徴を有するタイヤであるが、更なる研究の結果、左右の副気室(第1副気室及び第2副気室)を互いに異なる内圧に設定した場合に、直進時に主に低圧側から高圧側へ向かって横力が発生することが新たに検証された。これは、左右外側のサイドウォール部及び左右の隔壁の張力剛性が、タイヤ赤道面の両側で非対称となることで、接地圧分布も非対称となり、この結果として直進時に横方向の力(横力)を発生すると考えられる。
なお、通常のタイヤも、スリップ角、キャンバー角が0で転動した際には、ユニフォーミティ成分としてのプライステアフォースやコニィシティフォースを生ずるが、今回はそれらの寄与分を差し引いたときにもなお発生している横方向の力の存在が検証されたのである。この横力は、タイヤに負のキャンバー角を与えたときに生ずる横力と同じ方向に作用することから、以下便宜上「擬似的キャンバースラスト」と呼ぶ。
更に試験車両にタイヤを装着して行った操縦安定性試験により、車両装着外側から車両装着内側に十分な大きさの横力が発生するような3気室の内圧組合せの場合に、操縦安定性が非常に良好になることが新たに検証された。この操縦安定性向上は、車両のアライメントでいえば、あたかも車輪をトーインに設定したのとほぼ同様のものであり、トーインとほぼ同様のメカニズムで運動性能向上を説明することができる。
そこで、請求項1の発明は、ビードコアを埋設した左右一対の外側ビード部と、該外側ビード部から夫々タイヤ径方向外側へ延びるサイドウォール部と、該サイドウォール部に連なるトレッド部と、前記左右一対の外側ビード部の間に該外側ビード部とはタイヤ幅方向に離間して設けられ、前記サイドウォール部及び前記トレッド部の少なくとも一方におけるタイヤ内面側の基部からタイヤ径方向内側に延び、そのタイヤ径方向内側端に設けられた内側ビード部がリムに接触すると共に、リムに装着したときにリムとの間に夫々独立したタイヤ気室をタイヤ幅方向に複数形成する1以上の隔壁と、を有する空気入りタイヤの使用方法であって、前記各タイヤ気室に充填する内圧について、車両装着内側を最も高く設定し、車両装着外側を最も低く設定して使用することを特徴としている。
請求項1に記載の空気入りタイヤの使用方法では、リムに組み付けた空気入りタイヤを車両に装着した際に、各タイヤ気室に充填する内圧について、車両装着内側を最も高く設定し、車両装着外側を最も低く設定するので、左右外側のサイドウォール部及び左右の隔壁の張力剛性が、タイヤ赤道面の両側で非対称となることで、接地圧分布も非対称となり、この結果として直進時に車幅方向外側から内側へ向かう横力(擬似的キャンバースラスト)が生ずる。また、このような横力が生ずることにより、操縦安定性が非常に良好となる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の空気入りタイヤの使用方法において、前記隔壁が左右に一対設けられて、車両装着内側の第1副気室、中央の主気室及び車両装着外側の第2副気室が形成され、第1副気室の内圧をP1、主気室の内圧をP2、第2副気室の内圧をP3としたとき、P3≦P2<P1の関係を満たすように各内圧を設定することを特徴としている。
ここで、P1>P2としたのは、P1≦P2の場合には、内圧P3の値にもよるが、現実的な圧力の範囲内で、横力(擬似的キャンバースラスト)の向きが車幅方向内側から外側方向になってしまい、又は横力の向きが車幅方向外側から内側方向になっていたとしてもわずかな横力しか生じないため、運動性能向上にほとんど貢献せず、好ましくないからである。
また、P2≧P3としたのは、P2<P3の場合には、内圧P1の値にもよるが、現実的な圧力の範囲内で、横力の向きが車幅方向内側から外側方向になってしまい、又は横力の向きが車幅方向外側から内側方向になっていたとしてもわずかな横力しか生じないため、運動性能向上にほとんど貢献せず、好ましくないからである。
請求項2に記載の空気入りタイヤの使用方法では、リムに組み付けた際に3気室(第1副気室、主気室及び第2副気室)が形成される空気入りタイヤにおいて、第1副気室の内圧をP1、主気室の内圧をP2、第2副気室の内圧をP3としたとき、P3≦P2<P1の関係を満たすように各内圧を設定しているので、車両の直進時に、タイヤと路面との接地面に車幅方向外側から内側に向かって十分な横力が発生し、これによって車両の運動性能、特に操縦安定性が非常に良好なものとなる。
請求項3の発明は、請求項2に記載の空気入りタイヤの使用方法において、前記内圧P1、前記内圧P2及び前記内圧P3が、1.2≦P1/P2≦3.0、0.2≦P3/P2≦1.0、1.5≦P1/P3≦7.0の関係を満たすように各内圧を設定することを特徴としている。
ここで、P1/P2≧1.2としたのは、P1/P2<1.2であると、内圧P3の値にもよるが、現実的な圧力の範囲内で、横力(擬似的キャンバースラスト)の向きが車幅方向内側から外側方向になってしまい、又は横力の向きが車幅方向外側から内側方向になっていたとしても、内圧P1,P2の圧力差が小さ過ぎ、わずかな横力しか生じないため、運動性能向上にほとんど貢献せず、好ましくないからである。
P1/P2≦3.0としたのは、P1/P2>3.0であると、内圧P3の値に関係なく内圧P1の値が高くなり過ぎるため、結果としてタイヤトータルの上下剛性が大きくなってしまい、走行中にタイヤが突起を乗り越すとき等の振動入力が大きくなるので好ましくないからである。
P3/P2≧0.2としたのは、P3/P2<0.2であると、内圧P1の値に関係なく内圧P3の値が絶対的に低く過ぎ、車両装着外側のサイドウォール部とリムとの嵌合性が低下し、その結果走行中に突起を乗り越したとき等に振動を減衰させるよりも異常振動を生む場合があり、好ましくないからである。
P3/P2≦1.0としたのは、P3/P2>1.0であると、内圧P1の値にもよるが、現実的な圧力の範囲内で、横力の向きが車幅方向内側から外側方向になってしまい、又は横力の向きが車幅方向外側から内側方向になっていたとしてもわずかな横力しか生じないため、運動性能向上にほとんど貢献せず、好ましくないからである。
P1/P3≧1.5としたのは、P1/P3<1.5であると、内圧P2の値にもよるが、現実的な圧力の範囲内で、横力(擬似的キャンバースラスト)の向きが車幅方向内側から外側方向になってしまい、又は横力の向きが車幅方向外側から内側方向になっていたとしても、内圧P1,P3の圧力差が小さ過ぎ、わずかな横力しか生じないため、運動性能向上にほとんど貢献せず、好ましくないからである。
そして、P1/P3≦7.0としたのは、P1/P3>7.0であると、内圧P2の値に関係なく内圧P3の値が高くなり過ぎるため、結果としてタイヤトータルの上下剛性が大きくなってしまい、走行中にタイヤが突起を乗り越すとき等の振動入力が大きくなるので好ましくないからである。
請求項3に記載の空気入りタイヤの使用方法では、上記のように、内圧P1,P2,P3が、1.2≦P1/P2≦3.0、0.2≦P3/P2≦1.0、1.5≦P1/P3≦7.0の関係を満たすように各内圧を設定するので、直進時に車幅方向外側から内側へ向かう横力(擬似的キャンバースラスト)が適度に生ずる。また、このような横力が適度に生ずることにより、操縦安定性が非常に良好となる。更に、タイヤトータルの上下剛性が過大とならないので、走行中にタイヤが突起を乗り越えたときでも振動入力が小さく、リムとの嵌合性に起因する異常振動も発生しないことから、優れた乗り心地が確保される。
なお、更に望ましい内圧P1、内圧P2及び内圧P3の関係は、1.5≦P1/P2≦2.5、0.4≦P3/P2≦0.8、3.0≦P1/P3≦5.0を満たすことである。
請求項4の発明は、請求項2又は請求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤの使用方法において、前記内圧P1、前記内圧P2及び前記内圧P3が、200kPa<P1<450kPa、150kPa<P2<300kPa、50kPa<P3<250kPaの関係を満たすように各内圧を設定することを特徴としている。
P1>200kPaとしたのは、現実的な圧力範囲内では、内圧P1,P3の差圧が大きいほど横力を大きくできるので運動性能向上の観点からは好ましいが、内圧P3が低すぎると、外側ビード部とリムとの嵌合性が低下する結果、走行中にタイヤが突起を乗り越したとき等に異常振動が出る場合があるからであり、P1>200kPaとすると、このような異常振動等を回避でき、かつ運動性能向上に必要な差圧を維持し易いからである。
P1<450kPaとしたのは、P1≧450kPaであると、内圧P2,P3に関係なく、内圧P1が高過ぎるため、結果としてタイヤトータルの上下剛性を大きくしてしまい、走行中にタイヤが突起を乗り越すとき等における振動入力が大きくなるので、振動乗り心地性能上好ましくないからである。
P2>150kPaとしたのは、P2≦150kPaであると、タイヤのベルト張力が絶対的に低下するために、タイヤの運動性能ポテンシャルが低下し過ぎてしまい、安全上問題となる場合があるからである。
P2<300kPaとしたのは、内圧P2が高過ぎると、タイヤトータルの上下剛性を大きくしてしまい、走行中にタイヤが突起を乗り越すとき等における振動入力が大きくなるので、振動乗り心地性能上好ましくないからである。
P3>50kPaとしたのは、P3<50kPaであると、内圧P3が小さ過ぎるので、外側ビード部とリムとの嵌合性が低下し、その結果、走行中にタイヤが突起を乗り越したとき等に異常振動が出る場合があり、振動乗り心地性能上好ましくないからである。
P3<250kPaとしたのは、P3≧250kPaであると、運動性能向上に必要な内圧P1,P3間の差圧を維持するには、内圧P1が高くなり過ぎるため、結果としてタイヤトータルの上下剛性を大きくしてしまい、走行中にタイヤが突起を乗り越すとき等における振動入力が大きくなり、振動乗り心地性能上好ましくないからである。
請求項4に記載の空気入りタイヤの使用方法では、3気室の内圧設定が好ましい条件なので、タイヤ上下剛性が高過ぎることも低過ぎることもなく、振動乗り心地性能上の問題がない。また、第1副気室及び第2副気室の差圧は、運動性能を向上させるために十分なレベルに維持される。
なお、更に望ましい内圧P1、内圧P2及び内圧P3の関係は、250kPa<P1<350kPa、200kPa<P2<250kPa、100kPa<P3<200kPaを満たすことである。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4の何れか1項に記載の空気入りタイヤの使用方法において、タイヤ中心から前記外側ビード部のリムベースラインまでの半径をROとし、前記タイヤ中心から前記内側ビード部のリムベースラインまでの半径をRIとすると、0<RO−RI<50mmであることを特徴としている。
外側ビード部の半径ROと内側ビード部の半径RIとの関係が、RO=RIであると、隔壁に形成された内側ビード部のタイヤ軸方向外側への移動を阻止するための背の高いハンプ部を設けたリムを用いなければならず、組み付け作業が非常に困難にならざるを得なくなる。また、RO−RI≧50mmとなると、現行のタイヤ製法でのタイヤ製作が困難、かつ非現実的になる。
更に、外側ビード部の半径ROと内側ビード部の半径RIとの関係が、RO−RI≧50mmとなると、外側ビード部の半径に対して内側ビード部の半径が小さくなりすぎ、それに伴ってリムの半径が小さくなるので、結果的にリム内側に装着可能なブレーキの径が小さくなってしまう。これは、車輌運動性能を低下させる要因となる可能性があり好ましくない。
従って、0<RO−RI<50mmを満足させると、上記の如く不都合が生じることを防止することができるので好適である。
以上説明したように、本発明の空気入りタイヤの使用方法によれば、複数のタイヤ気室を有する空気入りタイヤの使用方法において、車両への装着位置に適した各タイヤ気室の内圧設定により、タイヤ運動性能を向上させることができる、という優れた効果を有する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1において、空気入りタイヤ10は、外側ビード部12と、サイドウォール部14と、該サイドウォール部14に連なるトレッド部16と、隔壁18と、外側カーカス21と、内側カーカス22とを有し、一般のタイヤと同様に、トレッド部16の下層(タイヤ径方向内側)にベルト層40が配設されている。
外側ビード部12は、タイヤ赤道面CLの左右に一対設けられ、夫々ビードコア30が埋設されている。サイドウォール部14は、左右一対の外側ビード部12から夫々タイヤ径方向外側へ延びるように形成されている。
隔壁18は、左右一対の外側ビード部12の間に該外側ビード部12とはタイヤ幅方向に離間して、例えばタイヤ赤道面CLの左右に一対設けられ、サイドウォール部14及びトレッド部16の少なくとも一方におけるタイヤ内面側の基部20からタイヤ径方向内側に延びて形成されている。隔壁18は、空気入りタイヤ10をリム26に装着して、そのタイヤ径方向内側端に設けられた内側ビード部24をリム26に接触させると、該リム26との間に夫々独立したタイヤ気室(主気室28と、その両側の第1副気室31及び第2副気室32の計3気室)がタイヤ幅方向に形成されるようになっている。
内側カーカス22は、左右一対の隔壁18のタイヤ径方向内側端に夫々形成された内側ビード部24間をトロイド状に跨って配設され、該内側ビード部24に配設されたビードコア34に対して夫々内側から外側に巻き返されて終端している。なお、内側カーカス22は、ビードコア34に対して夫々外側から内側に巻き返されていてもよい。
外側カーカス21は、外側ビード部12間をトロイド状に跨って配設され、該外側ビード部12内に配設されたビードコア30に内側から外側に巻き返されて終端している。
図示のように、外側カーカス21は、内側カーカス22のタイヤ径方向外側に被さるように配設され、左右一対の隔壁18間におけるトレッド部16の下層(更に具体的には、ベルト層40の下層)において内側カーカス22と重なっている。なお、カーカスの配置はこれに限られるものではない。
空気入りタイヤ10では、外側ビード部12の内径よりも内側ビード部24の内径の方が小さく形成されている。具体的には、図示しないタイヤ中心から外側ビード部12のリムベースラインBLOまでの半径をROとし、タイヤ中心から内側ビード部24のリムベースラインBLIまでの半径をRIとすると、0<RO−RI<50mmである。
外側ビード部12の半径ROと内側ビード部24の半径RIとの関係が、RO=RIであると、隔壁18に形成された内側ビード部24のタイヤ軸方向外側への移動を阻止するための背の高いハンプ部を設けたリムを用いなければならず、組み付け作業が非常に困難にならざるを得なくなる。また、RO−RI≧50mmとなると、現行のタイヤ製法でのタイヤ製作が困難、かつ非現実的になる。
更に、外側ビード部12の半径ROと内側ビード部24の半径RIとの関係が、RO−RI≧50mmとなると、外側ビード部12の半径に対して内側ビード部24の半径が小さくなりすぎ、それに伴ってリムの半径が小さくなるので、結果的にリム内側に装着可能なブレーキの径が小さくなってしまう。これは、車輌運動性能を低下させる要因となる可能性があり好ましくない。
従って、0<RO−RI<50mmを満足させると、上記の如く不都合が生じることを防止することができるので好適である。
空気入りタイヤ10では、このように、外側ビード部12の内径よりも内側ビード部24の内径の方が小さく形成されているので、空気入りタイヤ10を装着するためのリム26は、該空気入りタイヤ10を正しく装着できるように構成されている必要がある。
このため、リム26には、左右一対の外側ビード部12の内周面にそれぞれ接触する左右一対の外側ビードシート26Aと、該外側ビードシート26Aの各々のリム軸方向内側に段部26Dを介して設けられ外側ビードシート26Aよりも小径に設定されて左右一対の内側ビード部24の各々の内周面に接触する左右一対の内側ビードシート26Bと、該左右一対の内側ビードシート26Bの一方と他方の間に設けられ、内側ビードシート26Bよりも小径に設定されたドロップ部26Cと、が設けられている。
リム26の構成について更に詳しく説明すると、外側ビードシート26Aは、外側ビード部12の内径に合わせて形成されており、内側ビードシート26Bは、内側ビード部24の内径に合わせて形成されている。本例では、上述のように、外側ビード部12の内径が内側ビード部24の内径よりも大きくなっているので、これに合わせて、内側ビードシート26Bは、外側ビードシート26Aよりも小径に設定されている。
外側ビードシート26Aの軸方向外側には、外側ビード部12がタイヤ幅方向外側に押し出されるのを防止する役割をするフランジ26Fが形成されており、内側ビードシート26Bと外側ビードシート26Aとの間には、内側ビード部24がタイヤ幅方向外側に押し出されるのを防止する役割をする段部26Dが形成されている。
また、リム26の軸方向中央には、溝底の径が内側ビードシート26Bよりも小径とされたドロップ部(ウエル)26Cが設けられている。
なお、図示は省略するが、リム26には、第1副気室31に気体を充填するためのエアバルブと、第2副気室32に気体を充填するためのエアバルブと、主気室28に気体を充填するためのエアバルブが夫々設けられている。
このリム26に空気入りタイヤ10を装着することで、タイヤ・リム組立体51が構成される。
次に、図1において、空気入りタイヤ10の第1副気室31の内圧P1、第2副気室32の内圧P3及び主気室28に対する内圧P2の設定について説明する。タイヤ・リム組立体51が図示しない車両の進行方向右側前輪として装着されているとすると、車両が直進した場合に、空気入りタイヤ10の接地面に車両装着外側から内側へ向かって横力F(擬似的キャンバースラスト)を生じさせるためには、車両装着内側の内圧P1を最も高く設定し、車両装着外側の内圧P3を最も低く設定して使用する。具体的には、内圧P1,P2,P3の大小については、P3≦P2<P1の関係を満たすように設定する。
ここで、P1>P2としたのは、P1≦P2の場合には、内圧P3の値にもよるが、現実的な圧力の範囲内で、横力F(擬似的キャンバースラスト)の向きが車幅方向内側から外側方向になってしまい、又は横力Fの向きが車幅方向外側から内側方向になっていたとしてもわずかな横力しか生じないため、運動性能向上にほとんど貢献せず、好ましくないからである。
また、P2≧P3としたのは、P2<P3の場合には、内圧P1の値にもよるが、現実的な圧力の範囲内で、横力Fの向きが車幅方向内側から外側方向になってしまい、又は横力Fの向きが車幅方向外側から内側方向になっていたとしてもわずかな横力しか生じないため、運動性能向上にほとんど貢献せず、好ましくないからである。
次に、内圧P1,P2,P3の関係(比率)については、1.2≦P1/P2≦3.0、0.2≦P3/P2≦1.0、1.5≦P1/P3≦7.0の関係を満たすように設定する。ここで、P1/P2≧1.2としたのは、P1/P2<1.2であると、内圧P3の値にもよるが、現実的な圧力の範囲内で、横力F(擬似的キャンバースラスト)の向きが車幅方向内側から外側方向になってしまい、又は横力Fの向きが車幅方向外側から内側方向になっていたとしても、内圧P1,P2の圧力差が小さ過ぎ、わずかな横力しか生じないため、運動性能向上にほとんど貢献せず、好ましくないからである。
P1/P2≦3.0としたのは、P1/P2>3.0であると、内圧P3の値に関係なく内圧P1の値が高くなり過ぎるため、結果としてタイヤトータルの上下剛性が大きくなってしまい、走行中にタイヤが突起を乗り越すとき等の振動入力が大きくなるので好ましくないからである。
P3/P2≧0.2としたのは、P3/P2<0.2であると、内圧P1の値に関係なく内圧P3の値が絶対的に低く過ぎ、車両装着外側のサイドウォール部とリムとの嵌合性が低下し、その結果走行中に突起を乗り越したとき等に振動を減衰させるよりも異常振動を生む場合があり、好ましくないからである。
P3/P2≦1.0としたのは、P3/P2>1.0であると、内圧P1の値にもよるが、現実的な圧力の範囲内で、横力Fの向きが車幅方向内側から外側方向になってしまい、又は横力Fの向きが車幅方向外側から内側方向になっていたとしてもわずかな横力しか生じないため、運動性能向上にほとんど貢献せず、好ましくないからである。
P1/P3≧1.5としたのは、P1/P3<1.5であると、内圧P2の値にもよるが、現実的な圧力の範囲内で、横力F(擬似的キャンバースラスト)の向きが車幅方向内側から外側方向になってしまい、又は横力Fの向きが車幅方向外側から内側方向になっていたとしても、内圧P1,P3の圧力差が小さ過ぎ、わずかな横力しか生じないため、運動性能向上にほとんど貢献せず、好ましくないからである。
そして、P1/P3≦7.0としたのは、P1/P3>7.0であると、内圧P2の値に関係なく内圧P3の値が高くなり過ぎるため、結果としてタイヤトータルの上下剛性が大きくなってしまい、走行中にタイヤが突起を乗り越すとき等の振動入力が大きくなるので好ましくないからである。
なお、更に望ましい内圧P1,P2,P3の関係は、1.5≦P1/P2≦2.5、0.4≦P3/P2≦0.8、3.0≦P1/P3≦5.0を満たすことである。
P1>200kPaとしたのは、現実的な圧力範囲内では、内圧P1,P3の差圧が大きいほど横力を大きくできるので運動性能向上の観点からは好ましいが、内圧P3が低すぎると、外側ビード部12とリム26との嵌合性が低下する結果、走行中にタイヤが突起を乗り越したとき等に異常振動が出る場合があるからであり、P1>200kPaとすると、このような異常振動等を回避でき、かつ運動性能向上に必要な差圧を維持し易いからである。
P1<450kPaとしたのは、P1≧450kPaであると、内圧P2,P3に関係なく、内圧P1が高過ぎるため、結果としてタイヤトータルの上下剛性を大きくしてしまい、走行中にタイヤが突起を乗り越すとき等における振動入力が大きくなるので、振動乗り心地性能上好ましくないからである。
P2>150kPaとしたのは、P2≦150kPaであると、タイヤのベルト張力が絶対的に低下するために、タイヤの運動性能ポテンシャルが低下し過ぎてしまい、安全上問題となる場合があるからである。
P2<300kPaとしたのは、内圧P2が高過ぎると、タイヤトータルの上下剛性を大きくしてしまい、走行中にタイヤが突起を乗り越すとき等における振動入力が大きくなるので、振動乗り心地性能上好ましくないからである。
P3>50kPaとしたのは、P3<50kPaであると、内圧P3が小さ過ぎるので、外側ビード部とリムとの嵌合性が低下し、その結果、走行中にタイヤが突起を乗り越したとき等に異常振動が出る場合があり、振動乗り心地性能上好ましくないからである。
P3<250kPaとしたのは、P3≧250kPaであると、運動性能向上に必要な内圧P1,P3間の差圧を維持するには、内圧P1が高くなり過ぎるため、結果としてタイヤトータルの上下剛性を大きくしてしまい、走行中にタイヤが突起を乗り越すとき等における振動入力が大きくなり、振動乗り心地性能上好ましくないからである。
なお、更に望ましい内圧P1,P2,P3の数値範囲は、250kPa<P1<350kPa、200kPa<P2<250kPa、100kPa<P3<200kPaである。
(作用)
タイヤ・リム組立体51におけるリム26では、外側ビード部12の半径ROが内側ビード部24の半径RIよりも大きく設定されており、中間部にドロップ部26Cが設けられているので、空気入りタイヤ10を装着する際に、外側ビード部12、及び内側ビード部24をドロップ部26Cに落とし込むことができ、従来一般の空気入りタイヤの組み付けと同様に、空気入りタイヤ10のリム26への組付け作業が容易になっている。
また、リム26には、外側ビード部12が装着される外側ビードシート26Aと内側ビード部24が装着される内側ビードシート26Bとの間に、両者の径差によって、内側ビード部24のタイヤ幅方向外側への移動を阻止する段部26Dが形成されるため、リム組みの際に内側ビード部24が引っ掛かり、作業性を悪化させる背の高いハンプ部を内側ビード部24のタイヤ幅方向外側に形成する必要がなく、リム組みが容易になる。
更に、本実施形態のタイヤ・リム組立体51の基本的な作用としては、空気入りタイヤ10とリム26との間に、隔壁18で区画された第1副気室31、主気室28、及び第2副気室32がタイヤ幅方向に形成されているので、トレッド部16の釘踏み等による接地面でのパンクや、縁石擦れなどによるサイドウォール部14のパンク等の何れにおいても、他のパンクしていない2つの気室が荷重を支持するので、多少のタイヤ高さの低下、若干の操縦安定性と振動乗心地の悪化は伴うが、問題なく安全に走行を続けることができる。
次に、第1副気室31の内圧P1、第2副気室32の内圧P3及び主気室28の内圧P2を上記のように設定した際の作用について説明する。タイヤ・リム組立体51を車両に装着した際に、各タイヤ気室に充填する内圧について、車両装着内側の内圧P1を最も高く設定し、車両装着外側の内圧P3を最も低く設定するので、左右外側のサイドウォール部及び左右の隔壁の張力剛性が、タイヤ赤道面の両側で非対称となることで、接地圧分布も非対称となり、この結果として直進時に車幅方向外側から内側へ向かう横力F(擬似的キャンバースラスト)が生ずる。
また、このような横力が生ずることにより、操縦安定性が非常に良好となる。この操縦安定性向上は、車両のアライメントでいえば、あたかも車輪をトーインに設定したのとほぼ同様のものであり、トーインとほぼ同様のメカニズム(高速直進時の安定性が確保され、ステアリングホイールがふら付かず、しっかりとした手応えが得られる)により運動性能が向上する。
また、内圧P1,P2,P3を上記した比率や具体的な数値範囲に従って設定すれば、タイヤトータルの上下剛性が過大とならないので、走行中にタイヤが突起(図示せず)を乗り越えたときでも振動入力が小さく、リム26との嵌合性に起因する異常振動も発生しないことから、優れた乗り心地が確保される。
(試験例)
表1に示すように、従来例、比較例1〜2及び実施例1〜6に係るタイヤを実車に装着して内圧設定を行い、操縦安定性と振動乗り心地性について試験を行った。タイヤサイズは255/55R17であり、図1に示す構造を有するものである。
操縦安定性及び振動乗り心地性の評価は、テストドライバーが実車を走行させたときの走行フィーリングを採点することにより行った。表1に示す結果は、従来例の採点平均値を100としたときの指数であり、数値が大きいほど良好な結果であることを示している。
この試験例によれば、比較例1は従来例よりも振動乗り心地性が向上しているものの、操縦安定性が悪化しており、比較例2は操縦安定性及び振動乗り心地性の何れもが悪化している。これに対し、実施例1〜6では、操縦安定性及び振動乗り心地性の何れについても、従来例と同等以上の成績が得られている。
Figure 2006341783
空気入りタイヤをリムに装着してなる、タイヤ・リム組立体の断面図である。
符号の説明
10 空気入りタイヤ
12 外側ビード部
14 サイドウォール部
16 トレッド部
18 隔壁
20 基部
24 内側ビード部
26 リム
28 主気室(タイヤ気室)
30 ビードコア
31 第1副気室(タイヤ気室)
32 第2副気室(タイヤ気室)
34 ビードコア
BLI リムベースライン
BLO リムベースライン

Claims (5)

  1. ビードコアを埋設した左右一対の外側ビード部と、
    該外側ビード部から夫々タイヤ径方向外側へ延びるサイドウォール部と、
    該サイドウォール部に連なるトレッド部と、
    前記左右一対の外側ビード部の間に該外側ビード部とはタイヤ幅方向に離間して設けられ、前記サイドウォール部及び前記トレッド部の少なくとも一方におけるタイヤ内面側の基部からタイヤ径方向内側に延び、そのタイヤ径方向内側端に設けられた内側ビード部がリムに接触すると共に、リムに装着したときにリムとの間に夫々独立したタイヤ気室をタイヤ幅方向に複数形成する1以上の隔壁と、を有する空気入りタイヤの使用方法であって、
    前記各タイヤ気室に充填する内圧について、車両装着内側を最も高く設定し、車両装着外側を最も低く設定して使用することを特徴とする空気入りタイヤの使用方法。
  2. 前記隔壁が左右に一対設けられて、車両装着内側の第1副気室、中央の主気室及び車両装着外側の第2副気室が形成され、
    第1副気室の内圧をP1、主気室の内圧をP2、第2副気室の内圧をP3としたとき、P3≦P2<P1の関係を満たすように各内圧を設定することを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤの使用方法。
  3. 前記内圧P1、前記内圧P2及び前記内圧P3が、
    1.2≦P1/P2≦3.0
    0.2≦P3/P2≦1.0
    1.5≦P1/P3≦7.0
    の関係を満たすように各内圧を設定することを特徴とする請求項2に記載の空気入りタイヤの使用方法。
  4. 前記内圧P1、前記内圧P2及び前記内圧P3が、
    200kPa<P1<450kPa
    150kPa<P2<300kPa
    50kPa<P3<250kPa
    の関係を満たすように各内圧を設定することを特徴とする請求項2又は請求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤの使用方法。
  5. タイヤ中心から前記外側ビード部のリムベースラインまでの半径をROとし、前記タイヤ中心から前記内側ビード部のリムベースラインまでの半径をRIとすると、
    0<RO−RI<50mmであることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の空気入りタイヤの使用方法。
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