JP2006339530A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ソースとドレインの各セルが格子状に配置された、小型で低オン抵抗の横型MOSトランジスタからなる半導体装置であって、ソース−ドレイン間におけるリーク不良が抑制され、製品歩留りが高い半導体装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】絶縁分離トレンチ2に取り囲まれ、絶縁分離トレンチ2上に形成されたLOCOS3の端部を外周とする、半導体基板10のトランジスタ形成領域TR内に、横型MOSトランジスタのソース(S)とドレイン(D)の各セルが、格子状に配置されてなる半導体装置100であって、トランジスタ形成領域TR内のLOCOS3の端部から離れた中央部に配置されるソース(S)もしくはドレイン(D)の少なくとも一方のセルが、最大幅10μm以下である半導体装置とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、絶縁分離トレンチに取り囲まれた領域内に、横型MOSトランジスタのソースとドレインの各セルが配置されてなる半導体装置およびその製造方法に関する。
絶縁分離トレンチに取り囲まれた領域内に、横型MOSトランジスタのソースとドレインの各セルが配置されてなる半導体装置およびその製造方法が、例えば、特開平8−213604号公報(特許文献1)と特開平10−313064号公報(特許文献2)に開示されている。
図10に、特許文献2と同様の、従来の半導体装置の代表例を示す。図10(a)は、半導体装置90の模式的な上面図であり、図10(b)は、図10(a)における一点鎖線A−Aでの模式的な断面図である。
図10(a),(b)に示す半導体装置90は、絶縁分離トレンチ2に取り囲まれた領域内に、横型MOSトランジスタのソース(S)とドレイン(D)の各セルが配置されてなる半導体装置である。
図10(a)に示すように、半導体装置90のソースとドレインの各セルは、実線で示した絶縁分離トレンチ2上に形成されたLOCOS(Local Oxidation of Silicon)3の端部を外周とする、トランジスタ形成領域TR内に、格子状に配置されている。図10(a)に示す半導体装置90は4×4のセルで構成され、内側のソースセルSとドレインセルDは交互に配置されているが、サージ耐量を大きくするために、LOCOS3の端部に隣接するセルはソースセルSのみで構成されている。従来の半導体装置においては、各セルの幅は、12μm程度の値に設定される。また、従来の半導体装置においては、絶縁分離トレンチの端面からLOCOSの端部までの距離は、7μm程度の値に設定される。尚、図中の点Cは、トランジスタ形成領域TRの中心点を示している。
半導体装置90は、図10(b)に示すように、埋め込み絶縁膜1aを有するSOI(Silicon On Insulator)構造の半導体基板10に形成されている。埋め込み絶縁膜1a上のSOI層1bの厚さは、通常、10μm程度に設定される。
半導体装置90の横型MOSトランジスタは、横型2重拡散MOSトランジスタ(LDMOS、Lateral Double-diffused MOS)で、図10(b)に示すように、ソースセルSのチャネルとなる第1p型領域(チャネルP)4内には、第2p型領域(ADBase)5が形成されている。ADBase5は、通常、5×1015/cm程度の高ドーズ量でボロンをイオン注入した後、1050℃の熱処理でドライブインして形成する。また、第1p型領域4および第2p型領域5内に、横型MOSトランジスタのソースとなる高濃度n型領域6が形成されている。
特開平8−213604号公報 特開平10−313064号公報
図10(a),(b)に示す半導体装置90は、ソースセルSとドレインセルDの大きさを小さくしていくと、小型で低オン抵抗のLDMOSとすることができる。しかしながら、ソースセルSとドレインセルDの大きさを小さくしていくと、ソース−ドレイン間でリーク不良が多発して、製品歩留りが低下してしまう。また、上記のソース−ドレイン間のリーク不良は、トランジスタ形成領域TR内に配置されるセル数が少ない半導体装置ほど多発し、歩留り低下が顕著となる。
そこで本発明は、ソースとドレインの各セルが格子状に配置された、小型で低オン抵抗の横型MOSトランジスタからなる半導体装置であって、ソース−ドレイン間におけるリーク不良が抑制され、製品歩留りが高い半導体装置およびその製造方法を提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、絶縁分離トレンチに取り囲まれ、当該絶縁分離トレンチ上に形成されたLOCOSの端部を外周とする、半導体基板のトランジスタ形成領域内に、横型MOSトランジスタのソースとドレインの各セルが、格子状に配置されてなる半導体装置であって、前記トランジスタ形成領域内の前記LOCOSの端部から離れた中央部に配置される前記ソースもしくはドレインの少なくとも一方のセルが、最大幅10μm以下であることを特徴としている。
当該半導体装置においては、中央部に配置された最大幅10μm以下のセル部分により、従来に較べて小型化できると共に、当該横型MOSトランジスタのオン抵抗を低減することができる。
一方、ソースからドレインに渡る結晶欠陥があると、この結晶欠陥によって、ソース−ドレイン間にリーク不良が発生する。従って、最大幅10μm以下の小さなセルでは、大きなセルに較べて、小さな結晶欠陥があってもリーク不良となり易い。しかしながら、上記半導体装置においては、最大幅10μm以下の小さなセル部分が、絶縁分離トレンチ上に形成されたLOCOSの端部から離れた、トランジスタ形成領域内の中央部に配置されるため、絶縁分離トレンチやLOCOSの形成に伴う結晶欠陥の影響を受け難い。従って、結晶欠陥に起因するソース−ドレイン間のリーク不良も抑制することができる。
請求項2に記載の発明は、前記トランジスタ形成領域内に配置されるソースとドレインの全てのセルが、最大幅10μm以下であることを特徴としている。
当該半導体装置においては、トランジスタ形成領域内に配置される全てのセルが最大幅10μm以下となっているため、前述した小型化とオン抵抗の低減効果を、最大限に発揮させることができる。
請求項3に記載のように、前記トランジスタ形成領域の面積は、1.0×10μm以下であってよい。請求項4に記載のように、前記トランジスタ形成領域の面積が、2.8×10μm以下であってもよい。また、請求項5に記載のように、前記トランジスタ形成領域の面積が、5.8×10μm以下であってもよい。
トランジスタ形成領域の面積が1.0×10μm程度の比較的大きな半導体装置では、例えば6μm角のセルを用いた場合、165×165セルを格子状に配置することができる。当該半導体装置は、許容電流が大きい反面、前述した絶縁分離トレンチやLOCOSの形成に伴う結晶欠陥の影響が相対的に小さい。
トランジスタ形成領域の面積が2.8×10μm程度になると、前述した絶縁分離トレンチやLOCOSの形成に伴う結晶欠陥の影響が次第に重要になる。当該半導体装置では、例えば6μm角のセルを用いた場合、28×28セルを格子状に配置することができる。
トランジスタ形成領域の面積が5.8×10μm程度の小さな半導体装置では、例えば6μm角のセルを用いた場合、4×4セルを格子状に配置することができる。当該半導体装置は、小型である反面、前述した絶縁分離トレンチやLOCOSの形成に伴う結晶欠陥の影響が大きい。
請求項6に記載の発明は、上記半導体装置において、前記絶縁分離トレンチの前記トランジスタ形成領域側の端面から、前記LOCOSの端部までの距離が、25μm以上であることを特徴としている。
当該半導体装置におけるトランジスタ形成領域は、絶縁分離トレンチの端面から25μm以上離れるため、絶縁分離トレンチからの応力も低減して、結晶欠陥の発生が抑制される。従って、結晶欠陥に起因するソース−ドレイン間のリーク不良も抑制することができ、製品歩留りが向上する。
請求項7に記載のように、上記半導体装置において、前記ソースセルは、前記横型MOSトランジスタのチャネルとなる第1p型領域内に形成され、p型不純物を前記第1p型領域より高濃度に含有する第2p型領域と、前記第1p型領域および第2p型領域内に形成され、前記横型MOSトランジスタのソースとなる高濃度n型領域とを有してなるように構成することができる。
この場合には、請求項8に記載のように、前記LOCOSの端部に隣接するセルが、ソースセルのみからなり、前記LOCOSの端部に隣接するソースセルにおいて、前記第2p型領域が取り除かれてなるように構成することができる。
当該半導体装置では、LOCOSの端部に隣接するセルをソースセルのみとすることで、ドレインからサージが入った場合に、LOCOSの端部から離れた中央部に配置されるセルで分散させることができ、サージ耐量を大きくすることができる。
尚、ボロン(B)等のp型不純物が導入された領域では、イオン注入ダメージや応力によって結晶欠陥が発生し易いが、当該半導体装置では、LOCOSの端部に隣接するソースセルで第2p型領域が取り除かれている。このため、絶縁分離トレンチやLOCOSからの応力が大きなLOCOSの端部に隣接するセルであっても、結晶欠陥の発生が抑制される。従って、結晶欠陥に起因するソース−ドレイン間のリーク不良も抑制することができ、製品歩留りが向上する。
また、請求項9に記載のように、上記半導体装置では、前記LOCOSの端部に隣接するソースセルにおいて、前記高濃度n型領域も同時に取り除かれてなるように構成してもよい。
この場合には、LOCOSの端部に隣接するソースセルにおいて、チャネルが形成されない。このため、絶縁分離トレンチやLOCOSからの応力が大きなLOCOSの端部に隣接するセルであってもリーク不良が発生せず、製品歩留りを向上することができる。
請求項10に記載のように、上記半導体装置においては、前記第2p型領域を、ドーズ量2×1014/cm以下のイオン注入により形成してもよい。
この場合には第2p型領域のp型不純物濃度が低いため、結晶欠陥の発生を抑制することができる。従って、結晶欠陥に起因するソース−ドレイン間のリーク不良も抑制することができ、製品歩留りが向上する。
また、前記半導体基板がSOI構造の半導体基板である場合には、請求項11に記載のように、SOI層の厚さを14μm以上とすることが好ましい。
これによれば、LOCOSの端部に隣接するセルであっても、SOI層が厚いために絶縁分離トレンチやLOCOSからの応力が緩和されて、結晶欠陥の発生を抑制することができる。従って、結晶欠陥に起因するソース−ドレイン間のリーク不良も抑制することができ、製品歩留りが向上する。
請求項12と13に記載の発明は、上記半導体装置の製造方法に関する発明である。
請求項12に記載の発明は、絶縁分離トレンチに取り囲まれ、当該絶縁分離トレンチ上に形成されたLOCOSの端部を外周とする、半導体基板のトランジスタ形成領域内に、横型MOSトランジスタのソースとドレインの各セルが、配置されてなり、前記トランジスタ形成領域内に形成されるソースセルもしくはドレインセルの少なくとも一方が、最大幅10μm以下のセルを含む半導体装置の製造方法であって、前記ソースセルが、前記横型MOSトランジスタのチャネルとなる第1p型領域内に形成され、p型不純物を前記第1p型領域より高濃度に含有する第2p型領域を有してなり、前記第2p型領域を、ドーズ量2×1014/cm以下のイオン注入により形成することを特徴としている。
これにより、請求項10に記載の半導体装置が製造される。尚、当該半導体装置により得られる効果は前述したとおりであり、その説明は省略する。
請求項13に記載の発明は、絶縁分離トレンチに取り囲まれ、当該絶縁分離トレンチ上に形成されたLOCOSの端部を外周とする、半導体基板のトランジスタ形成領域内に、横型MOSトランジスタのソースとドレインの各セルが、配置されてなり、前記トランジスタ形成領域内に形成されるソースセルもしくはドレインセルの少なくとも一方が、最大幅10μm以下のセルを含む半導体装置の製造方法であって、前記ソースセルが、前記横型MOSトランジスタのチャネルとなる第1p型領域内に形成され、p型不純物を前記第1p型領域より高濃度に含有する第2p型領域を有してなり、前記第2p型領域をイオン注入により形成した後、1100℃以上で熱処理することを特徴としている。
前述したように、ボロン(B)等のp型不純物を高ドーズ量でイオン注入すると、イオン注入ダメージや応力によって、結晶欠陥が発生しやすい。しかしながら、上記製造方法においては、イオン注入後の1100℃以上の高温熱処理によって、イオン注入ダメージを回復することができ、イオン注入による応力も低減することができる。従って、これにより、第2p型領域における結晶欠陥の発生を抑制することができ、ソース−ドレイン間のリーク不良も低減されて、製品歩留りを向上することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図に基づいて説明する。
最初に、図10(a),(b)に示す半導体装置90のソースセルSとドレインセルDの大きさを小さくした場合において、ソース−ドレイン間でリーク不良が多発する原因に関する調査結果を示す。
図1は、ソースセルSとドレインセルDの大きさを6μm角に設定し、それぞれ、165×165セル,28×28セルおよび4×4セルからなる半導体装置について、トランジスタ形成領域TRの中心点Cでの応力を測定し、トランジスタ形成領域TRの面積に対してプロットした図である。応力測定には、ラマン分光測定を用いている。
165×165セルは、トランジスタ形成領域TRの面積が約1.0×10μmである。28×28セルは、トランジスタ形成領域TRの面積が約2.8×10μmである。また、4×4セルは、トランジスタ形成領域TRの面積が約5.8×10μmである。
図1に示すように、トランジスタ形成領域TRの面積が約2.8×10μm以下の28×28セルより小さな半導体装置では、中心点Cでの応力が、約50MPaから150MPaまで急激に増大している。
図2(a),(b)は、それぞれ、図1の28×28セルと4×4セルからなる半導体装置について、絶縁分離トレンチ端面からの距離に対する応力分布を測定した結果である。尚、絶縁分離トレンチの端面からLOCOSの端部までの距離は、図10(a),(b)の半導体装置90と同様に、7μmに設定している。各グラフの横軸の矢印で示したC点は、それぞれ、28×28セルと4×4セルが配置されるトランジスタ形成領域TRの中心点である。また、図2(a),(b)の応力分布の測定も、ラマン分光測定を用いている。
図2(a)に示すように、28×28セルからなる半導体装置では、絶縁分離トレンチ端面からの距離が25μm以下になると、絶縁分離トレンチに近づくに従って、応力が70MPaから150MPaまで急激に増大している。また、図2(b)に示すように、4×4セルからなる半導体装置では、トランジスタ形成領域TRの全域に渡って、約150MPaの大きな応力が発生している。
トランジスタ形成領域の面積が1.0×10μm程度の比較的大きな半導体装置では、上記のように、例えば6μm角のセルを用いた場合、165×165セルを格子状に配置することができる。当該半導体装置は、許容電流が大きい反面、前述した絶縁分離トレンチやLOCOSの形成に伴う結晶欠陥の影響が相対的に小さい。
トランジスタ形成領域の面積が2.8×10μm程度になると、前述した絶縁分離トレンチやLOCOSの形成に伴う結晶欠陥の影響が次第に重要になる。当該半導体装置では、例えば6μm角のセルを用いた場合、28×28セルを格子状に配置することができる。
トランジスタ形成領域の面積が5.8×10μm程度の小さな半導体装置では、例えば6μm角のセルを用いた場合、4×4セルを格子状に配置することができる。当該半導体装置は、小型である反面、前述した絶縁分離トレンチやLOCOSの形成に伴う結晶欠陥の影響が大きい。
図1と図2(a),(b)に示す結果より、絶縁分離トレンチ端面からの距離が25μm以下になると絶縁分離トレンチに近づくに従って応力が急激に増大するため、このように大きな応力発生領域では、結晶欠陥が発生し易いと考えられる。従って、大きな応力発生領域において結晶欠陥が多発すると、小さな結晶欠陥があってもセルサイズを小さく設定しているため、リーク不良となってしまう。
上記問題を解決するために、本発明の半導体装置は、以下に示す実施形態の半導体装置とする。
図3は、本発明の半導体装置を説明するための図で、図3(a)は、半導体装置100の模式的な上面図であり、図3(b)は、図3(a)における一点鎖線B−Bでの模式的な断面図である。尚、図3(a),(b)の半導体装置100において、図10(a),(b)の半導体装置90と同様の部分については、同じ符号を付した。
図3(a),(b)に示す半導体装置100は、図10(a),(b)に示す半導体装置90と同様に、絶縁分離トレンチ2に取り囲まれた領域内に、横型MOSトランジスタのソース(S)とドレイン(D)の各セルが配置されてなる半導体装置である。図3(a)に示すように、半導体装置100のソースとドレインの各セルは、実線で示した絶縁分離トレンチ2上に形成されたLOCOS(Local Oxidation of Silicon)3の端部を外周とする、トランジスタ形成領域TR内に、格子状に配置されている。図3(a)に示す半導体装置100は4×4のセルで構成され、内側のソースセルSとドレインセルDは交互に配置されているが、サージ耐量を大きくするために、LOCOS3の端部に隣接するセルはソースセルSのみで構成されている。尚、図中の点Cは、トランジスタ形成領域TRの中心点を示している。
また、半導体装置100は、図3(b)に示すように、埋め込み絶縁膜1aを有するSOI(Silicon On Insulator)構造の半導体基板10に形成されている。半導体装置100の横型MOSトランジスタは、横型2重拡散MOSトランジスタ(LDMOS、Lateral Double-diffused MOS)で、図3(b)に示すように、ソースセルSのチャネルとなる第1p型領域(チャネルP)4内には、第2p型領域(ADBase)5が形成されている。また、第1p型領域4および第2p型領域5内に、横型MOSトランジスタのソースとなる高濃度n型領域6が形成されている。
以上のように、図3(a),(b)に示す半導体装置100は、図10(a),(b)に示す半導体装置90と同様の構造を有しているが、以下に示す各パラメータが、従来と異なる値に設定される。
最初に、本発明の半導体装置においては、トランジスタ形成領域TR内のLOCOS3の端部から離れた中央部に配置されるソース(S)もしくはドレイン(D)の少なくとも一方のセルを、最大幅L0が10μm以下のセルとする。図3(a),(b)の半導体装置100では、トランジスタ形成領域TR内に配置される4×4の全てのセルを、最大幅(一辺の長さ)L0が6μmの正方形セルとしている。これによって、図3(a),(b)の半導体装置100は、図10(a),(b)の半導体装置90と較べて、トランジスタ形成領域TRの面積が小さくなると共に、トランジスタ形成領域TR内に形成されている横型MOSトランジスタのオン抵抗を低減することができる。
次に、最大幅10μm以下のセルを用いると、前述したように、ソース−ドレイン間でリーク不良が多発して、製品歩留りが低下してしまう。これを防止する第1の方法として、図3(a),(b)の半導体装置100における絶縁分離トレンチ2のトランジスタ形成領域TR側の端面からLOCOSの端部までの距離L1を、25μm以上とする。これによって、図3(a),(b)の半導体装置100におけるトランジスタ形成領域TRは、絶縁分離トレンチ2の端面から25μm以上離れるため、図2(b)に示したように絶縁分離トレンチ2からの応力も低減して、結晶欠陥の発生が抑制される。従って、結晶欠陥に起因するソース−ドレイン間のリーク不良も抑制することができ、製品歩留りが向上する。
図4は、図3(a),(b)に示す半導体装置100について、絶縁分離トレンチ2の端面からLOCOSの端部までの距離L1を変えた場合の製品歩留りを調べた結果である。尚、図中のn数は、リーク試験に供したサンプルの数である。
図4に示すように、絶縁分離トレンチ2の端面からLOCOSの端部までの距離L1を25μm以上に設定することで、100%の製品歩留りを得ることができる。
ソース−ドレイン間のリーク不良を防止する第2の方法として、図3(a),(b)の半導体装置100において、第2p型領域5を、ドーズ量2×1014/cm以下のイオン注入により形成してもよい。
ボロン(B)等のp型不純物が導入された領域では、イオン注入ダメージや応力によって結晶欠陥が発生し易い。しかしながら、ドーズ量2×1014/cm以下のイオン注入により形成した第2p型領域5では、p型不純物濃度が低いため、結晶欠陥の発生を抑制することができる。従って、これによっても、結晶欠陥に起因するソース−ドレイン間のリーク不良も抑制することができ、製品歩留りが向上する。
図5は、図3(a),(b)に示す半導体装置100について、絶縁分離トレンチ2の端面からLOCOSの端部までの距離L1は従来の7μmに設定し、ドーズ量を変えて、第2p型領域5をイオン注入により形成した場合の製品歩留りを調べた結果である。
図5に示すように、従来の5×1015/cm程度の高ドーズ量で第2p型領域5を形成すると、歩留りが98%以下に低下するが、2×1014/cmのドーズ量で第2p型領域5を形成すると、100%の製品歩留りを得ることができる。
また、イオン注入により形成した第2p型領域5を、従来より高温の1100℃以上で熱処理しても効果的である。
前述したように、ボロン(B)等のp型不純物を高ドーズ量でイオン注入すると、イオン注入ダメージや応力によって、結晶欠陥が発生しやすい。しかしながら、イオン注入後に1100℃以上の高温で熱処理することによって、イオン注入ダメージを回復することができ、イオン注入による応力も低減することができる。従って、これによっても、第2p型領域5における結晶欠陥の発生を抑制することができ、ソース−ドレイン間のリーク不良も低減されて、製品歩留りを向上することができる。
図6は、トランジスタ形成領域TRの面積(セル数)が異なる各半導体装置について、5×1015/cmの高ドーズ量で第2p型領域5を形成した後、熱処理温度を変えて、製品歩留りを調べた結果である。
図6に示すように、従来の1050℃の熱処理においてトランジスタ形成領域TRの面積の小さな(セル数の少ない)半導体装置で発生していた歩留り低下が、1100℃の熱処理によって回復していることがわかる。
また、図3(a),(b)に示す半導体装置100において、絶縁分離トレンチ2の端面からLOCOSの端部までの距離L1は従来の7μmに設定し、LOCOS3の端部に隣接するソースセルSの第2p型領域5を取り除いてもよい。
図7は、上記第2p型領域5を取り除いた半導体装置の例で、図7(a)は、半導体装置101の模式的な上面図であり、図7(b)は、図7(a)における一点鎖線D−Dでの模式的な断面図である。
図7に示す半導体装置101は、図3の半導体装置100と同様に、LOCOS3の端部に隣接するセルがソースセルSのみからなる。これにより、ドレインDからサージが入った場合に、LOCOS3の端部から離れた中央部に配置されるセルで分散させることができ、サージ耐量を大きくすることができる。
また、半導体装置101では、図7(b)に示すように、LOCOS3の端部に隣接するソースセルSにおいて、図3(b)に示す第2p型領域5が取り除かれている。このため、絶縁分離トレンチ2やLOCOS3からの応力が大きなLOCOS3の端部に隣接するセルであっても、結晶欠陥の発生が抑制される。従って、結晶欠陥に起因するソース−ドレイン間のリーク不良も抑制することができ、この場合にも100%の製品歩留りを得ることができる。
さらに、図7(a),(b)に示す半導体装置101において、LOCOS3の端部に隣接するソースセルSの高濃度n型領域6を取り除いてもよい。
図8は、上記高濃度n型領域6を取り除いた半導体装置の例で、図8(a)は、半導体装置102の模式的な上面図であり、図8(b)は、図8(a)における一点鎖線E−Eでの模式的な断面図である。
図8(a),(b)に示す半導体装置102では、LOCOS3の端部に隣接するセルは、高濃度n型領域6が取り除かれているため、ソースとして機能せず、第1p型領域4ではチャネルが形成されない。このため、絶縁分離トレンチ2やLOCOS3からの応力が大きなLOCOS3の端部に隣接するセルであっても、リーク不良が発生せず、この場合にも100%の製品歩留りを得ることができる。
尚、図3および図7,8に示した半導体装置100〜102においては、トランジスタ形成領域TR内に配置された全てのセルが、最大幅10μm以下の6μmに設定されていた。しかしながら、本発明の半導体装置はこれに限らず、トランジスタ形成領域TR内のLOCOS3の端部から離れた中央部に配置されるソース(S)もしくはドレイン(D)の少なくとも一方のセルが、最大幅10μm以下となるようにして、LOCOS3の端部に隣接するセルは、従来のように、最大幅が10μmより大きなセルとしてもよい。
上記半導体装置においては、中央部に配置された最大幅10μm以下のセル部分により、従来に較べて小型化できると共に、当該横型MOSトランジスタのオン抵抗を低減することができる。一方、ソースからドレインに渡る結晶欠陥があると、この結晶欠陥によって、ソース−ドレイン間にリーク不良が発生する。従って、最大幅10μm以下の小さなセルでは、大きなセルに較べて、小さな結晶欠陥があってもリーク不良となり易い。しかしながら、上記半導体装置においては、最大幅10μm以下の小さなセル部分が、絶縁分離トレンチ上に形成されたLOCOSの端部から離れた、トランジスタ形成領域内の中央部に配置されるため、絶縁分離トレンチやLOCOSの形成に伴う結晶欠陥の影響を受け難い。従って、上記半導体装置においても、結晶欠陥に起因するソース−ドレイン間のリーク不良も抑制することができる。尚、トランジスタ形成領域TR内に配置される全てのセルを最大幅10μm以下した場合には、上記した小型化とオン抵抗の低減効果を最大限に発揮させることができる。
ソース−ドレイン間のリーク不良を防止する第3の方法として、図3(a),(b)の半導体装置100において、SOI層1bの厚さtを14μm以上としてもよい。
これにより、LOCOS3の端部に隣接するセルであっても、SOI層1bが厚いために絶縁分離トレンチ2やLOCOS3からの応力が緩和されて、結晶欠陥の発生を抑制することができる。従って、結晶欠陥に起因するソース−ドレイン間のリーク不良も抑制することができ、製品歩留りが向上する。
図9は、4×4セルおよび165×165セルからなる各半導体装置について、SOI層1bの厚さを変えて、製品歩留りを調べた結果である。尚、試験に供した4×4セルおよび165×165セルからなる各半導体装置において、従来と同様に、絶縁分離トレンチ2の端面からLOCOSの端部までの距離L1は7μmnに設定し、第2p型領域5は5×1015/cmのドーズ量でイオン注入により形成した後、1050℃で熱処理している。
図9に示すように、4×4セルおよび165×165セルからなるいずれの半導体装置においても、SOI層1bの厚さtを従来の10μmから14μm以上に厚く設定することで、100%の製品歩留りを得ることができる。
以上のようにして、上記した本発明の半導体装置およびその製造方法は、ソースとドレインの各セルが格子状に配置された、小型で低オン抵抗の横型MOSトランジスタからなる半導体装置であって、ソース−ドレイン間におけるリーク不良が抑制され、製品歩留りが高い半導体装置およびその製造方法となっている。
165×165セル,28×28セルおよび4×4セルからなる半導体装置について、トランジスタ形成領域の中心点での応力を測定し、トランジスタ形成領域の面積に対してプロットした図である。 (a),(b)は、それぞれ、図1の28×28セルと4×4セルからなる半導体装置について、絶縁分離トレンチ端面からの距離に対する応力分布を測定した結果である。 本発明の半導体装置を説明するための図で、(a)は、半導体装置100の模式的な上面図であり、(b)は、(a)における一点鎖線B−Bでの模式的な断面図である。 図3(a),(b)に示す半導体装置100について、絶縁分離トレンチ2の端面からLOCOSの端部までの距離L1を変えた場合の製品歩留りを調べた結果である。 図3(a),(b)に示す半導体装置100について、ドーズ量を変えて、第2p型領域5をイオン注入により形成した場合の製品歩留りを調べた結果である。 トランジスタ形成領域TRの面積(セル数)が異なる各半導体装置について、熱処理温度を変えて、製品歩留りを調べた結果である。 第2p型領域を取り除いた半導体装置の例で、(a)は、半導体装置101の模式的な上面図であり、(b)は、(a)における一点鎖線D−Dでの模式的な断面図である。 高濃度n型領域を取り除いた半導体装置の例で、(a)は、半導体装置102の模式的な上面図であり、(b)は、(a)における一点鎖線E−Eでの模式的な断面図である。 4×4セルおよび165×165セルからなる各半導体装置について、SOI層の厚さを変えて、製品歩留りを調べた結果である。 従来の半導体装置の代表例で、(a)は、半導体装置90の模式的な上面図であり、(b)は、(a)における一点鎖線A−Aでの模式的な断面図である。
符号の説明
90,100〜102 半導体装置
TR トランジスタ形成領域
S ソース(セル)
D ドレイン(セル)
L0 セルの最大幅
L1 絶縁分離トレンチの端面からLOCOSの端部までの距離
10 (SOI構造)半導体基板
1a 埋め込み絶縁膜
2 絶縁分離トレンチ
3 LOCOS
4 第1p型領域(チャネルP)
5 第2p型領域(ADBase)
6 高濃度n型領域
t SOI層の厚さ

Claims (13)

  1. 絶縁分離トレンチに取り囲まれ、当該絶縁分離トレンチ上に形成されたLOCOSの端部を外周とする、半導体基板のトランジスタ形成領域内に、
    横型MOSトランジスタのソースとドレインの各セルが、格子状に配置されてなる半導体装置であって、
    前記トランジスタ形成領域内の前記LOCOSの端部から離れた中央部に配置される前記ソースもしくはドレインの少なくとも一方のセルが、最大幅10μm以下であることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記トランジスタ形成領域内に配置されるソースとドレインの全てのセルが、最大幅10μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記トランジスタ形成領域の面積が、1.0×10μm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記トランジスタ形成領域の面積が、2.8×10μm以下であることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記トランジスタ形成領域の面積が、5.8×10μm以下であることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記絶縁分離トレンチの前記トランジスタ形成領域側の端面から、前記LOCOSの端部までの距離が、25μm以上であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の半導体装置。
  7. 前記ソースセルが、
    前記横型MOSトランジスタのチャネルとなる第1p型領域内に形成され、p型不純物を前記第1p型領域より高濃度に含有する第2p型領域と、
    前記第1p型領域および第2p型領域内に形成され、前記横型MOSトランジスタのソースとなる高濃度n型領域とを有してなることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の半導体装置。
  8. 前記LOCOSの端部に隣接するセルが、ソースセルのみからなり、
    前記LOCOSの端部に隣接するソースセルにおいて、前記第2p型領域が取り除かれてなることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
  9. 前記LOCOSの端部に隣接するソースセルにおいて、前記高濃度n型領域が取り除かれてなることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  10. 前記第2p型領域が、ドーズ量2×1014/cm以下のイオン注入により形成されてなることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか一項に記載の半導体装置。
  11. 前記半導体基板が、SOI構造の半導体基板であり、
    SOI層の厚さが、14μm以上であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の半導体装置。
  12. 絶縁分離トレンチに取り囲まれ、当該絶縁分離トレンチ上に形成されたLOCOSの端部を外周とする、半導体基板のトランジスタ形成領域内に、
    横型MOSトランジスタのソースとドレインの各セルが、配置されてなり、
    前記トランジスタ形成領域内に形成されるソースセルもしくはドレインセルの少なくとも一方が、最大幅10μm以下のセルを含む半導体装置の製造方法であって、
    前記ソースセルが、
    前記横型MOSトランジスタのチャネルとなる第1p型領域内に形成され、p型不純物を前記第1p型領域より高濃度に含有する第2p型領域を有してなり、
    前記第2p型領域を、ドーズ量2×1014/cm以下のイオン注入により形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  13. 絶縁分離トレンチに取り囲まれ、当該絶縁分離トレンチ上に形成されたLOCOSの端部を外周とする、半導体基板のトランジスタ形成領域内に、
    横型MOSトランジスタのソースとドレインの各セルが、配置されてなり、
    前記トランジスタ形成領域内に形成されるソースセルもしくはドレインセルの少なくとも一方が、最大幅10μm以下のセルを含む半導体装置の製造方法であって、
    前記ソースセルが、
    前記横型MOSトランジスタのチャネルとなる第1p型領域内に形成され、p型不純物を前記第1p型領域より高濃度に含有する第2p型領域を有してなり、
    前記第2p型領域をイオン注入により形成した後、1100℃以上で熱処理することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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