JP2006338887A - アルカリ蓄電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】 水素吸蔵合金間の電流密度を均一化することにより、高出力特性を有するアルカリ蓄電池を提供する。
【解決手段】 本発明のアルカリ蓄電池10は、水素吸蔵合金を負極活物質とする負極11と、正極12と、セパレータ13と、アルカリ電解液とを外装缶15内に備え、負極11の正極12との対向面積が電池容量当たり65cm2/Ah以上であるとともに、水素吸蔵合金の平均粒径(X)は50μmより小さく(X<50)、かつ平均粒径(X)と、体積累積頻度90%での平均粒径(d90)と体積累積頻度10%での平均粒径(d10)との粒径差(Y)との比(Y/X)が1.8より小さくなるように規制している。
【選択図】 図3

Description

本発明は、水素吸蔵合金を負極活物質とする負極と、正極と、セパレータと、アルカリ電解液とを外装缶内に備えたアルカリ蓄電池に係り、特に、HEV(ハイブリッド車)やPEV(電気自動車)等の大電流放電を要する用途に適したアルカリ蓄電池に関する。
近年、二次電池(蓄電池)の用途が拡大して、携帯電話、ノートパソコン、電動工具、電動自転車、ハイブリッド車(HEV)、電気自動車(PEV)など広範囲にわたって用いられるようになった。このうち、特に、電動工具、電動自転車、ハイブリッド車(HEV)、電気自動車(PEV)などの高出力が求められる機器の電源用としては、従来の範囲を遥かに超える高出力が求められており、限界電流(外部電源による強制放電での放電可能限界電流値)の向上が求められるようになった。
ところで、この種の高出力が求められる電源用にニッケル−水素蓄電池などのアルカリ蓄電池が用いられるが、このようなアルカリ蓄電池を高出力化する手法が、例えば、特許文献1(特開2000−82491号公報)や特許文献2(特開2001−135311号公報)にて提案されるようになった。ここで、特許文献1にて提案された高出力化手法においては、電極群を構成している正極において正極合剤を担持する部分の面積、すなわち電池反応に直接寄与する部分の面積(負極との対向面積)が、電池の理論容量(Ah)当たり30cm2以上(30cm2/Ah以上)になるようにしている。
これは、収容されている電極群における正極と負極の対向面積を大きくすれば、両極間を流れる電流の電流密度は小さくなるため、電池を高い放電率で作動させても電極群における内部抵抗の増大はおこらず、作動電圧が低下することなく大きな放電電流を取り出せるという着想に基づく処置である。その場合、上記の面積値が30cm2/Ahより小さくなると電極群における内部抵抗は小さくならず、作動電圧が不充分となって大電流放電の実現が困難になるからである。しかしながら、この面積値を大きくするということは、電極群の外径や高さが一定であれば、正極の厚みを薄くして巻回後の電極群における正極の層数を多くすればよいことになるが、そのような処置をとると、正極の強度低下を招いて巻回時にワレや亀裂などが発生するようになる。そのようなことを勘案して上限は60cm2/Ahにするようにしている。
また、特許文献2(特開2001−135311号公報)にて提案された高出力化手法においては、負極活物質となる水素吸蔵合金の比表面積を0.2〜5.0m2/gの範囲に制御することにより、高出力特性を得ることができるというものである。
特開2000−082491号公報 特開2001−135311号公報
ところで、出力特性(W)は、放電時にある電圧(V)に至るまで任意時間維持できる電流値(I)と、その電圧(V)との積(W=V×I)で表され、高出力化には任意時間維持できる電流値(I)を向上させる必要がある。しかしながら、HEVやPEVなどの用途においては、従来の範囲を遥かに超える大電流放電特性を要求される。このような用途においては、特許文献1にて提案された高出力化手法では不十分であった。
そこで、本発明者等は限界電流特性について詳細な検討を行った。その結果、限界電流は水素吸蔵合金の反応性が支配的であることが明らかになった。そして、水素吸蔵合金の反応性を向上させるためには、水素吸蔵合金間の電流密度を均一化することが重要であり、水素吸蔵合金粉末の比表面積だけでは電極反応の均一性を表すことができないという知見を得た。
本発明は上記知見に基づいてなされたものであって、水素吸蔵合金粉末間の電流密度を均一化することにより、高出力特性を有するアルカリ蓄電池を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明のアルカリ蓄電池は、水素吸蔵合金を負極活物質とする負極と、正極と、セパレータと、アルカリ電解液とを外装缶内に備え、負極は、正極との対向面積が電池容量当たり110cm2/Ah以上であるとともに、水素吸蔵合金の平均粒径(X)は50μmより小さく(X<50)、かつ平均粒径(X)に対する、体積累積頻度90%での平均粒径d90と体積累積頻度10%での平均粒径d10との粒径差(Y)の比(Y/X)が1.8より小さく(Y/X<1.8)なるようにしていることを特徴とする。
このように、正極との対向面積が電池容量当たり110cm2/Ah以上の負極において、水素吸蔵合金の平均粒径(X)を50μmより小さく(X<50)、かつ平均粒径(X)に対する、体積累積頻度90%での平均粒径(d90)と体積累積頻度10%での平均粒径(d10)との粒径差(Y)の比(Y/X)が、Y/X<1.8の関係を有するように水素吸蔵合金粉末の粒度の分布状態を調整すると、水素吸蔵合金粉末間の電流密度を均一化することが可能となる。これにより、限界電流が大幅に向上して、高出力化を達成することが可能となる。
ここで、出力に密接に関係する水素吸蔵合金の反応性は、水素吸蔵合金の反応表面積に関係している。水素吸蔵合金の反応表面積は、本来、水素吸蔵合金の比表面積で考えられる。とこが、水素吸蔵合金の比表面積は、任意のサンプル量に対応したひとつの離散データでしかないため、任意のサンプリング量に対応する複数の連続データとしては、粒度分布の方が情報も多く、真の反応表面積を特徴付けるものである。
つまり、BET比表面積が同等でも、粒度分布が広範囲で低粒度域から高粒度域までの粒度が存在すると、低粒度域は導電性に乏しい表面酸化物等を生成しやすく、生成した表面酸化物により失活する。一方、高粒度域は通電経路を阻害し反応過電圧の上昇を招く。また、限界電流に密接に関係する電流密度の均一性は、水素吸蔵合金粉末の均一分散性に関係しており、高出力化には粒径を均一化させた水素吸蔵合金粉末を電極内に均一配分する必要がある。
このことから、平均粒径(X)と、体積累積頻度90%での平均粒径(d90)と体積累積頻度10%での平均粒径(d10)の粒径差(Y)の比(Y/X)で水素吸蔵合金粉末の分布状態を定義する。そして、正極との対向面積が110cm2/Ah以上で、X<50かつY/X<1.8とすることで、水素吸蔵合金負極の作製時に水素吸蔵合金粉末のスラリー状態での分散性を良好にする。この結果、水素吸蔵合金粉末を負極内に均一に分布させることができ、電流密度の均一性を向上させることが可能となる。これにより、限界電流を大幅に増加させることが可能となり、高出力化を達成することが可能となる。上記の粒度分布規制は、正極との対向面積が110cm2/Ahが望ましく、抵抗の低減効果と限界電流の向上効果により、従来の範囲を遥かに超える高出力特性が可能となる。
なお、水素吸蔵合金粉末の平均粒径(X)が50μm以下が望ましく、50μm以上(X≧50μm)の場合、正極との対向面積が110cm2/Ah以上の負極においては、電極群の外径や高さが一定であれば、巻回数を多くする必要がある。このため、巻回時の負極強度の低下やセパレータの破れによる突発的ショート等の品質低下が発生するだけではなく、電流密度が大きくなって、高出力化を達成することができなくなる。また、Y/X≧1.8の場合は、水素吸蔵合金粉末の平均粒径が不均一な粒度分布となるため、スラリー作製時に水素吸蔵合金粉末の均一分散が困難になるだけではなく、電流密度の不均一化が促進されるため、限界電流を向上させることができなくなる。
この場合、負極の水素吸蔵合金粉末の充填密度は4.5〜6.0g/cm3であるのが望ましい。これは、水素吸蔵合金粉末の充填密度4.5g/cm3未満の場合は、電池内での電解液による合金腐食が大きくなり、酸素濃度が上昇し、結果として寿命低下を引き起こすためである。一方、水素吸蔵合金粉末の充填密度6.0g/cm3より大きい場合は、正極との対向面積が110cm2/Ah以上の負極において、スラリー塗布後の負極の圧延時に、波打ち等の品質低下が発生しやすくなって、負極の作製が困難になるためである。
さらに、アルカリ電解液量が水素吸蔵合金負極の容量当たり1.3〜3.3g/Ahとすることにより、均一配分された水素吸蔵合金粉末上に三相界面を有効に発現させることが可能となる。そして、三相界面反応を最大限に引き出すことで限界電流の向上が可能となる。この場合、アルカリ電解液量が負極の容量当たり3.3g/Ahより多くなると、電解液が水素吸蔵合金粉末を覆うことで界面抵抗を上昇させ、放電性を低下させるようになる。一方、アルカリ電解液量が負極の容量当たり1.3g/Ah未満であると、電解液不足により、水素吸蔵合金粉末上に三相界面を有効に発現させることができなくなって、放電性を低下させるようになる。
ついで、本発明の実施の形態を以下に詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものでなく、その要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施することができる。なお、図1は水素吸蔵合金粉末の粒子径(μm)に対する体積累積頻度(%)の関係を示す図である。図2は水素吸蔵合金粉末の粒子径(μm)に対する体積頻度(%)の関係を示す図である。図3は本発明のアルカリ蓄電池を模式的に示す断面図である。図4は放電レート(It)に対する電池電圧(V)の関係(V−I特性)を示す図である。図5は放電レート(It)に対する電池出力(W)の関係を示す図である。図6は水素吸蔵合金粉末の充填密度に対するV−I傾きの関係を示す図である。図7は電解液量に対するV−I傾きの関係を示す図である。
1.水素吸蔵合金負極
(1)水素吸蔵合金粉末
ミッシュメタル(Mm)、ニッケル(Ni)、コバルト(Co)、アルミニウム(Al)およびマンガン(Mn)をモル比で1.0:4.0:0.6:0.5:0.2の割合で混合した後、この混合物をアルゴンガス雰囲気の高周波誘導炉で1000℃で10時間の熱処理を行って合金溶湯とした。この合金溶湯を公知の方法で鋳型に流し込み、冷却して、組成式がMmNi4.0Co0.6Al0.5Mn0.2で表される水素吸蔵合金のインゴットを作製した。この水素吸蔵合金を機械的方法により粉砕し、分級により種々の粒度分布を有する水素吸蔵合金粉末α,β,γ,δ,ε,ζを得た。
この場合、平均粒径(X)が25μmで、平均粒径(X)と、体積累積頻度が90%での平均粒径(d90)と体積累積頻度が10%での平均粒径(d10)との差Y(Y=d90−d10:以下では、単に、粒径差Yという)との比(Y/X)が1.6で、比表面積(BET)が0.14m2/gのものを水素吸蔵合金粉末αとした。また、平均粒径(X)が25μmで、平均粒径(X)と粒径差Bとの比(Y/X)が1.8で、比表面積(BET)が0.14m2/gのものを水素吸蔵合金粉末βとした。また、平均粒径(X)が50μmで、平均粒径(X)と粒径差Yとの比(Y/X)が1.8のものを水素吸蔵合金粉末γとした。
また、平均粒径(X)が75μmで、平均粒径(X)と粒径差Yとの比(Y/X)が1.8のものを水素吸蔵合金粉末δとした。さらに、平均粒径(X)が30μmで、平均粒径(X)と粒径差Yとの比(Y/X)が1.6のものを水素吸蔵合金粉末εとし、平均粒径(X)が30μmで、平均粒径(X)と粒径差Yとの比(Y/X)が1.6のものを水素吸蔵合金粉末ζとした。
なお、粒径の測定はNIKKISO製マイクロトラックを用いて測定した値である。そして、水素吸蔵合金粉末α,βにおいて、体積累積頻度分布を求めると図1に示すような結果が得られ、体積頻度分布を求めると図2に示すような結果が得られた。
(2)水素吸蔵合金電極
得られた水素吸蔵合金粉末α,β,γ,δ,ε,ζをそれぞれ用いて、これらの各水素吸蔵合金粉末100質量部に対して、結着剤としてのSBR(スチレンブタジエンラテックス)の添加量が0.50質量%で、増粘済としてのCMC(カルボキシメチルセルロース)の添加量が0.30質量%となるように添加、混練してスラリーをそれぞれ作製した。ついで、これらの各スラリーをパンチングメタルからなる芯体11aの両面に塗布し、室温で乾燥させた後、所定の厚み(この場合は0.25mmとした)で、所定の充填密度(この場合は5g/cm3とした)になるように圧延し、所定の寸法に切断して水素吸蔵合金負極11(a,b,c,d,e,f,g)をそれぞれ作製した。
ここで、水素吸蔵合金粉末αを用い、正極との対向面積が700cm2(この場合、電池容量当りの対向面積は110cm2/Ahとなる)となるように作製したものを負極aとした。また、水素吸蔵合金粉末αを用い、正極との対向面積が900cm2(この場合、電池容量当りの対向面積は150cm2/Ahとなる)となるように作製したものを負極bとした。また、水素吸蔵合金粉末βを用い、正極との対向面積が700cm2(この場合、電池容量当りの対向面積は110cm2/Ahとなる)となるように作製したものを負極cとした。また、水素吸蔵合金粉末γを用い、正極との対向面積が700cm2(この場合、電池容量当りの対向面積は110cm2/Ahとなる)となるように作製したものを負極dとした。
また、水素吸蔵合金粉末δを用い、正極との対向面積が700cm2(この場合、電池容量当りの対向面積は110cm2/Ahとなる)となるように作製したものを負極eとした。また、水素吸蔵合金粉末εを用い、正極との対向面積が195cm2(この場合、電池容量当りの対向面積は65cm2/Ahとなる)となるように作製したものを負極fとした。さらに、水素吸蔵合金粉末ζを用い、正極との対向面積が195cm2(この場合、電池容量当りの対向面積は65cm2/Ahとなる)となるように作製したものを負極gとした。
2.ニッケル正極
パンチングメタルからなる極板芯体の表面にニッケル焼結多孔体を形成した後、この多孔性ニッケル焼結基板を硝酸ニッケルと硝酸コバルトと硝酸亜鉛の混合水溶液(含浸液)に浸漬した。これにより、多孔性ニッケル焼結基板の細孔内に硝酸ニッケル、硝酸コバルトおよび硝酸亜鉛を保持させた。この後、この多孔性ニッケル焼結基板を25wt%の水酸化ナトリウム(NaOH)水溶液中に浸漬して、硝酸ニッケル、硝酸コバルトおよび硝酸亜鉛をそれぞれ水酸化ニッケル、水酸化コバルトおよび水酸化亜鉛に転換させた。
ついで、充分に水洗してアルカリ溶液を除去した後、乾燥を行って、多孔性ニッケル焼結基板の細孔内に水酸化ニッケルを主成分とする活物質を充填した。このような活物質充填操作を所定回数(例えば6回)繰り返して、多孔性焼結基板の細孔内に水酸化ニッケルを主体とする活物質の充填密度が2.5g/cm3になるように充填した。この後、室温で乾燥させた後、所定の寸法に切断してニッケル正極板12を作製した。
3.ニッケル−水素蓄電池
ついで、ポリプロピレン製不織布からなるセパレータ13を用意した。この後、上述のようにして作製した水素吸蔵合金負極11(a,b,c,d,e,f,g)と、ニッケル正極12とを用い、これらの間にセパレータ13を介在させて、これらを渦巻状に巻回して渦巻状電極群を作製した。得られた渦巻状電極群の下部に負極集電体11bを抵抗溶接するとともに、渦巻状電極群の上部に正極集電体12aを抵抗溶接して渦巻状電極体をそれぞれ作製した。ついで、鉄にニッケルメッキを施した有底円筒形の金属外装缶15内に渦巻状電極体を挿入した後、負極集電体11bと金属外装缶15の底部をスポット溶接した。
一方、正極キャップ17bと蓋体17aとからなる封口体17を用意し、正極集電体12aに設けられた正極リード12bを蓋体17aの底部17cに接触させて、蓋体17aの底部17cと正極リード12bとを溶接した。この後、渦巻状電極体の上端面に防振リング14を挿入し、外装缶15の上部外周面に溝入れ加工を施して、防振リング14の上端部に環状溝部15aを形成した。この後、金属製外装缶15内にアルカリ電解液(水酸化リチウム(LiOH)と水酸化ナトリウム(NaOH)を含有した7Nの水酸化カリウム(KOH)水溶液でリチウム濃度が0.05mol/lのもの)を注液した。この場合、アルカリ電解液の注液量は14.9g(電池容量当たり2.5g/Ah)とした。
ついで、封口体17に装着された封口ガスケット16を外装缶15の環状溝部15aに載置するとともに、外装缶15の先端部を封口体側にカシメて封口して、ニッケル−水素蓄電池10(A〜E,F〜G)をそれぞれ作製した。この場合、公称容量が6000mAhのニッケル−水素蓄電池10をそれぞれ電池(A〜E)とし、公称容量が3000mAhのニッケル−水素蓄電池10をそれぞれ電池(F〜G)とした。
ここで、負極aを用い、公称容量が6000mAhのものを電池Aとし、負極bを用い、公称容量が6000mAhのものを電池Bとし、負極cを用い、公称容量が6000mAhのものを電池Cとし、負極dを用い、公称容量が6000mAhのものを電池Dとし、負極eを用い、公称容量が6000mAhのものを電池Eとした。また、負極fを用い、公称容量が3000mAhのものを電池Fとし、負極gを用い、公称容量が3000mAhのものを電池Gとした。この場合、電池A〜Eは、直径が32mmで、高さが60mmのDサイズとし、電池F〜Gは、直径が23mmで、高さが43mmのSCサイズとした。
これらの各電池A〜EおよびF〜Gにおいて、25℃で、1Itの充電電流でSOC(State Of Charge :充電深度)120%まで充電し、1時間休止した後、70℃で24時間放置(熟成)した。ついで、25℃で、1Itの放電電流で電池電圧が0.3Vになるまで放電させた。ついで、このような充電、休止、熟成、放電を3サイクル繰り返して、これらの各電池A〜EおよびF〜Gをそれぞれ活性化した。ここで電池容量は、25℃で、1Itの充電電流でSOC80%まで充電し、次いで、10分休止した後、放電切り離し電圧1.0Vまで1Itで放電した際の容量である。
4.限界電流値の測定
ついで、上述のように活性化した各電池A〜EおよびF〜Gにおいて、以下のようにして限界電流値の測定を行った。即ち、25℃で、1Itの充電電流でSOC50%まで充電し、1時間休止した後、以下のような放電レートで10秒間放電させた後、30分間休止した。ついで、放電レートに等しいレートで10秒間充電させた後、30分間休止した。この場合、放電レートは6.7It→13.3It→20.0It→26.7It→33.3It→37.5It→41.7It→45.8It→50.0It→58.3It→62.5Itと放電電流を増加させ、各放電レートで10秒経過時点における各電池A〜EおよびF〜Gの電池電圧(V)をそれぞれ測定した。
この後、各放電レート(It)を横軸(X軸)にプロットし、得られた電池電圧(V)を縦軸(Y軸)にプロットしてV−I特性を求めると図4に示すような結果が得られた。また、得られたV−I特性から電流値(I)とその電圧(V)との積である出力(W=I×V)を求めると図5に示すような結果が得られた。なお、図4および図5においては、電池Aと電池Cの結果のみを示している。そして、得られたV−I特性の直線から逸脱する直前の最大放電可能電流を限界電流として求めると、下記の表1に示すような結果が得られた。また、図5の出力特性から最大出力を求めると、下記の表1に示すような結果が得られた。
Figure 2006338887
上記表1の結果から明らかなように、電池容量当りの対向面積が65cm2/Ahとなる負極を用いた電池Fと電池Gを比較すると、どちらも限界電流値は41.7Itであって、平均粒径(X)と粒径差Yとの比(Y/X)が1.6であっても、1.8であっても限界電流値が向上していないことが分かる。
一方、電池容量当りの対向面積が110cm2/Ahとなり、かつ平均粒径(X)と粒径差Yとの比(Y/X)が1.8となる負極を用いた電池Cと電池Dと電池Eとを比較すると、電池Cの限界電流値,最大出力は54.2It,230Wで、電池Dの限界電流値,最大出力は41.7It,180Wで、電池Cの限界電流値が向上していることが分かる。また、電池Eの限界電流値,最大出力は26.7It,150Wで、電池Dの限界電流値および最大出力より低下していることが分かる。このことから、限界電流値および最大出力を向上させるためには、水素吸蔵合金粉末の平均粒径(X)を50μm未満にするのが望ましいことが分かる。
また、電池容量当りの対向面積が110cm2/Ahで、平均粒径(X)が25μmで、平均粒径(X)と粒径差Yとの比(Y/X)が1.6となる負極aを用いた電池Aと、平均粒径(X)と粒径差Yとの比(Y/X)が1.8となる負極cを用いた電池Cとを比較すると、電池Aの限界電流値は66.7It以上で、電池Cの限界電流値54.2Itより格段に向上していることが分かる。このことから、限界電流値を向上させるためには、平均粒径(X)と粒径差Yとの比(Y/X)が1.8未満、即ち、水素吸蔵合金粉末の大部分が平均粒径に近い粒径を有する粉末を負極内に分布させるのが望ましいことが分かる。これは、均一な粒径を有する水素吸蔵合金粉末を負極内に均一配分することで、大電流時に電流密度が均一化されるためと考えられるからである。
さらに、平均粒径(X)が25μmで、平均粒径(X)と粒径差Yとの比(Y/X)が1.6となる負極を用いた電池Aと電池Bを比較すると、電池Aの最大出力は248Wで、電池Bの最大出力260Wよりも低いことが分かる。これは、電池Bにおいては、正極との対向面積が電池容量当り150cm2/Ahで、電池Aの対向面積110cm2/Ahに比較して大きいからである。このことから、正極との対向面積が電池容量当り110cm2/Ahより大きく、望ましくは150cm2/Ah以上とするのが好ましいということができる。
5.水素吸蔵合金負極の充填密度の検討
ついで、水素吸蔵合金負極における充填密度について検討を行った。そこで、上述と同様にして、組成式がMmNi3.8Co0.6Al0.3Mn0.5で表される水素吸蔵合金のインゴットを作製した。この水素吸蔵合金を機械的方法により粉砕し、分級して、平均粒径(X)が25μmで、平均粒径(X)と粒径差Yとの比(Y/X)が1.6の水素吸蔵合金粉末ηを得た。そして、この水素吸蔵合金粉末ηを100質量部に対して、結着剤としてのSBR(スチレンブタジエンラテックス)の添加量が0.50質量%で、増粘済としてのCMC(カルボキシメチルセルロース)の添加量が0.30質量%となるように添加、混練してスラリーを作製した。このスラリーをパンチングメタルからなる芯体の両面に塗布し、室温で乾燥させた後、所定の厚み(この場合は0.25mmとした)で、所定の充填密度になるように圧延し、所定の寸法に切断して水素吸蔵合金負極11(h1,h2,h3,h4,h5,h6,h7)をそれぞれ作製した。
この場合、水素吸蔵合金粉末ηの充填密度が4.2g/cm3となるように作製したものを負極h1とした。同様に、水素吸蔵合金粉末ηの充填密度が、4.6g/cm3となるように作製したものを負極h2とし、4.7g/cm3となるように作製したものを負極h3とし、5.1g/cm3となるように作製したものを負極h4とし、5.2g/cm3となるように作製したものを負極h5とし、5.5g/cm3となるように作製したものを負極h6とし、5.7g/cm3となるように作製したものを負極h7とした。なお、これらの水素吸蔵合金負極h1,h2,h3,h4,h5,h6,h7は、正極との対向面積が700cm2(電池容量当りの対向面積は110cm2/Ah)となるように形成した。
ついで、得られた水素吸蔵合金負極h1,h2,h3,h4,h5,h6,h7をそれぞれ用いて、上述と同様にして公称容量が6000mAhのニッケル−水素蓄電池H1,H2,H3,H4,H5,H6,H7をそれぞれ作製した。この場合、負極h1を用いたものを電池H1とし、負極h2を用いたものを電池H2とし、負極h3を用いたものを電池H3とし、負極h4を用いたものを電池H4とし、負極h5を用いたものを電池H5とし、負極h6を用いたものを電池H6とし、負極h7を用いたものを電池H7とした。
ついで、これらの各電池H1,H2,H3,H4,H5,H6,H7を上述と同様にして活性化した。ついで、活性化した各電池H1,H2,H3,H4,H5,H6,H7を用いて、上述と同様の充放電を行って、各電池H1,H2,H3,H4,H5,H6,H7のV−I特性(図4参照)を求めた。この後、得られたV−I特性に基づいてV−I傾き(mΩ)を求めると、下記の表2に示すような結果が得られた。また、得られたV−I傾きを縦軸(Y軸)にプロットし、充填密度を横軸(X軸)にプロットすると、図6に示すような充填密度に対するV−I傾きが得られた。なお、このV−I傾きは放電性をあらわす指標となり、傾きが小さいほど放電性が良いことを示す。
Figure 2006338887
上記表2および図6の結果から明らかなように、充填密度が4.2g/cm3の負極a1を用いた電池A1はV−I傾きが2.20と大きいことが分かる。これは充填密度が4.2g/cm3の負極h1においては、電解液の浸透性が高すぎるために電解液での抵抗が増加したためと考えられる。一方、充填密度が4.6〜5.7g/cm3の負極h2〜h7を用いた電池H2〜H7はV−I傾きが2.10未満で小さいことが分かる。なお、充填密度が6.0g/cm3以上の場合、圧延時に波打ち等の品質低下が発生して作製が困難になるため、充填密度を6.0g/cm3未満にする必要がある。これらのことから、大電流時の電流密度の均一性の観点から、水素吸蔵合金負極の充填密度は4.5〜6.0g/cm3にするのが望ましいということができる。
6.電解液量の検討
ついで、外装缶内に注液する電解液量について検討を行った。そこで、上述と同様にして、組成式がMmNi4.2Co0.5Al0.3Mn0.4で表される水素吸蔵合金のインゴットを作製した。この水素吸蔵合金を機械的方法により粉砕し、分級して、平均粒径(X)が25μmで、平均粒径(X)と粒径差Yとの比(Y/X)が1.6の水素吸蔵合金粉末θを得た。そして、この水素吸蔵合金粉末θを100質量部に対して、結着剤としてのSBR(スチレンブタジエンラテックス)の添加量が0.50質量%で、増粘済としてのCMC(カルボキシメチルセルロース)の添加量が0.30質量%となるように添加、混練してスラリーを作製した。このスラリーをパンチングメタルからなる芯体の両面に塗布し、室温で乾燥させた後、所定の厚み(この場合は0.25mmとした)で、所定の充填密度(この場合は5g/cm3とした)になるように圧延し、所定の寸法に切断して水素吸蔵合金負極11(i)を作製した。なお、得られた水素吸蔵合金負極iは、正極との対向面積が700cm2(電池容量当りの対向面積は110cm2/Ah)となるように形成した。
この後、得られた水素吸蔵合金負極iを用いて、上述と同様にして公称容量が6000mAhのニッケル−水素蓄電池I1,I2,I3,I4,I5,I6をそれぞれ作製した。この場合、電解液の注液量を5.0g(電池容量当たり0.8g/Ah)としたものを電池I1とし、8.0g(電池容量当たり1.3g/Ah)としたものを電池I2とし、10.0g(電池容量当たり1.7g/Ah)としたものを電池I3とし、12.0g(電池容量当たり2.0g/Ah)としたものを電池I4とし、20.0g(電池容量当たり3.3g/Ah)としたものを電池I5とし、25.0g(電池容量当たり4.2g/Ah)としたものを電池I6とした。
ついで、これらの各電池I1,I2,I3,I4,I5,I6を上述と同様にして活性化した。ついで、活性化した各電池I1,I2,I3,I4,I5,I6を用いて、上述と同様の充放電を行って、各電池I1,I2,I3,I4,I5,I6のV−I特性(図4参照)を求めた。この後、得られたV−I特性に基づいてV−I傾きを求めると、下記の表3に示すような結果が得られた。また、得られたV−I傾きを縦軸(Y軸)にプロットし、電解液量を横軸(X軸)にプロットすると、図7に示すような電解液量に対するV−I傾きが得られた。なお、表3および図7には電池A(電解液の注液量14.9g(電池容量当たり2.5g/Ah)としたもの)の結果も併せて示している。
Figure 2006338887
上記表3および図7の結果から明らかなように、電解液量が0.8g/Ahの電池I1、および電解液量が4.2g/Ahの電池I6においては、V−I傾きが2.80mΩおよび2.60mΩと大きいことが分かる。これらは、反応抵抗が大きいことを示しており、電池I1においては液不足により、電池I6においては液過剰により、水素吸蔵合金粉末上に三相界面を有効に発現させることができないことに起因して生じたと考えられる。一方、電解液量が1.3〜3.3g/Ahとした電池I2,I3,I4,A,I5においては、V−I傾きが2.40mΩ以下と小さいことが分かる。これは、適量の電解液が存在するために、水素吸蔵合金粉末上に有効に三相界面を発現させることができたことに起因すると考えられる。このことから、アルカリ電解液量は電池容量当たり1.3〜3.3g/Ahとするのが望ましいということができる。
なお、上述した実施形態においては、組成式がMm−Ni−Co−Al−Mnで表される水素吸蔵合金を用いる例について説明したが、水素吸蔵合金としてはこれに限ることなく、合金主相の結晶構造がCe2Ni7構造であることを特徴とする三元系水素吸蔵合金を用いてもほぼ同等の効果が得られる。
水素吸蔵合金粉末の粒子径(μm)に対する体積累積頻度(%)の関係を示す図である。 水素吸蔵合金粉末の粒子径(μm)に対する体積頻度(%)の関係を示す図である。 本発明のアルカリ蓄電池を模式的に示す断面図である。 放電レート(It)に対する電池電圧(V)の関係(V−I特性)を示す図である。 放電レート(It)に対する電池出力(W)の関係を示す図である。 水素吸蔵合金粉末の充填密度に対するV−I傾きの関係を示す図である。 電解液量に対するV−I傾きの関係を示す図である。
符号の説明
10…ニッケル−水素蓄電池、11…水素吸蔵合金負極、11a…負極芯体(パンチングメタル)、11b…負極集電体、12…ニッケル正極、12a…正極集電体、12b…正極リード、13…セパレータ、14…防振リング、15…金属製外装缶、15a…環状溝部、16…封口ガスケット、17…封口体、17a…蓋体、17b…正極キャップ

Claims (3)

  1. 水素吸蔵合金を負極活物質とする負極と、正極と、セパレータと、アルカリ電解液とを外装缶内に備えたアルカリ蓄電池であって、
    前記負極は前記正極との対向面積が電池容量当たり110cm2/Ah以上であるとともに、
    前記水素吸蔵合金の平均粒径(X)は50μmより小さく(X<50)、かつ前記平均粒径(X)に対する、体積累積頻度90%での平均粒径(d90)と体積累積頻度10%での平均粒径(d10)との粒径差(Y)の比(Y/X)が1.8より小さく(Y/X<1.8)なるようにしていることを特徴とするアルカリ蓄電池。
  2. 前記負極の水素吸蔵合金粉末の充填密度が4.5〜6.0g/cm3であることを特徴とする請求項1に記載のアルカリ蓄電池。
  3. アルカリ電解液量が電池容量当たり1.3〜3.3g/Ahであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアルカリ蓄電池。
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