JP2006336602A - ファンクラッチ制御方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加速状態に入った時に急増する騒音を抑制して運転者に不快感を極力与えないようにする。
【解決手段】車両のエンジン1と冷却ファン3の間に介装したファンクラッチ2を制御する方法に関し、車両が加速状態に入った時に前記ファンクラッチ2を切り、冷却ファン3をエンジン1側から切り離して空転状態とし、加速時のエンジン音の増加に冷却ファン3の騒音が加わらないようにして、運転者が感じる騒音面での環境変化を小さく抑え、運転者に不快感を極力与えないようにする。
【選択図】図1

Description

本発明はファンクラッチ制御方法及び装置に関するものである。
車両用エンジンに付帯する冷却ファンは、ラジエータ越しに外気を強制的に吸引して冷却媒体であるクーラントの放熱を助け、ノッキングや潤滑不良の要因となるエンジンの過熱を防ぐ役割を果たしているが、十分な送風量が期待できる車両高速走行時等においては、冷却ファンを駆動する分だけエンジン出力の損失が生じ、これにより燃費の悪化を招いてしまっていた。
そこで、エンジンのクランクシャフトと冷却ファンとの間に電子制御のファンクラッチを介在させ、車両の運転状況に基づきファン冷却が不要となる度にファンクラッチを切ることで冷却ファンの回転消費エネルギーをできるだけ少なくする提案が成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−3131号公報
しかしながら、このようにファンクラッチの断続を車両の運転状況に基づいて細かく実行し、冷却ファンの累計作動時間を極力短くすることで燃費の向上を図るようにするだけでは、冷却ファンの必要時に運転者がアクセルを大きく踏み込んで車両が加速状態に入ってしまった場合に、エンジン回転数の急激な上昇に伴い冷却ファンの回転数も急激に上昇して騒音が大きくなり、車両の運転室内における快適性が損なわれて運転者に不快感を与える虞れがあった。
即ち、加速前の車速や負荷が低い運転状態にあっては、エンジン音や風切り音等がそれほど気にならない比較的静かな室内環境となっているので、加速時にエンジンと冷却ファンの騒音が一斉に増加すると、運転者にとって騒音面での環境変化が大きく感じられて不快感を覚え易かった。
本発明は斯かる実情に鑑みてなしたもので、加速状態に入った時に急増する騒音を抑制して運転者に不快感を極力与えないようにすることを目的としている。
本発明は、車両のエンジンと冷却ファンの間に介装した電子制御のファンクラッチを制御する方法であって、車両が加速状態に入った時に前記ファンクラッチを切ることを特徴とするものである。
而して、このようにすれば、走行中に運転者がアクセルを大きく踏み込んで車両が加速状態に入った時にファンクラッチが切られ、これにより冷却ファンがエンジン側から切り離されて空転状態となるので、エンジンの回転数が急激に上昇しても冷却ファンの回転数は追従せずに低いまま保たれ、エンジン音の増加に冷却ファンの騒音が加わらなくなって、運転者が感じる騒音面での環境変化が小さくなる。
しかも、加速時にファンクラッチが切れて冷却ファンがエンジン側から切り離され、該エンジンにとっての負荷が軽減されることになるので、車両の加速性が向上されると共に、更なる燃費向上が図られることになる。
尚、車両の加速が完了して定速走行に移行した段階でファンクラッチが繋がり、冷却ファンがエンジンの回転数に応じた回転数で駆動されることになるが、この段階でのエンジン音や風切り音はある程度大きくなってしまっているので、この段階で冷却ファンの騒音が新たに加わっても、運転者にとって騒音面での環境変化は殆ど認識されることがなく、不快感を覚えるような事態にならなくて済む。
また、本発明の方法をより具体的に実施するにあたっては、例えば、車両のエンジンと冷却ファンの間に電子制御のファンクラッチを介装すると共に、車両が加速状態に入ったことを判定し且つその加速判定時に前記ファンクラッチを切るコントローラを備えるようにすれば良い。
更に、本発明のファンクラッチ制御装置では、アクセル開度を検出するアクセルセンサと、車速を検出する車速センサとを備え、これらアクセルセンサ及び車速センサからの検出信号に基づき単位時間当りのアクセル開度の変化量が所定の閾値以上で且つ車速が所定の閾値以上である場合に車両が加速状態に入ったものと判定するようにコントローラを構成することが可能である。
また、トランスミッションの段数を検出するトランスミッション段数センサを備え、該トランスミッション段数センサからの検出信号に基づきシフトダウンが検知された場合に車両が加速状態に入ったものと判定するようにコントローラを構成することも可能である。
更に、車両が燃料噴射装置を採用している場合には、その燃料噴射制御系から燃料噴射量信号を入力し且つ該燃料噴射量信号に基づき単位時間当りの燃料噴射量の変化量が所定の閾値以上である場合に車両が加速状態に入ったものと判定するようにコントローラを構成することも可能である。
また、車両の加速度を検出する加速度計を備え、該加速度計からの検出信号に基づき車両の加速度が所定の閾値以上である場合に車両が加速状態に入ったものと判定するようにコントローラを構成することも可能である。
更に、車両がキャブレタ方式を採用している場合には、スロットルバルブの開度を検出するスロットルバルブ開度センサを備え、該スロットルバルブ開度センサからの検出信号に基づき単位時間当りのスロットルバルブの開度の変化量が所定の閾値以上である場合に車両が加速状態に入ったものと判定するようにコントローラを構成することも可能である。
また、車両が自動変速装置を採用している場合には、その自動変速制御系からキックダウン信号を入力し且つ該キックダウン信号を検知した場合に車両が加速状態に入ったものと判定するようにコントローラを構成することも可能である。
本発明のファンクラッチ制御方法及び装置によれば、走行中に運転者がアクセルを大きく踏み込んで車両が加速状態に入った時にファンクラッチを切ることにより、冷却ファンをエンジン側から切り離して空転状態とすることができるので、加速時におけるエンジン音の増加に冷却ファンの騒音が加わらないようにして、運転者が感じる騒音面での環境変化を小さく抑え、運転者に不快感を極力与えないようにすることができ、しかも、加速時に冷却ファンがエンジン側から切り離されることで該エンジンにとっての負荷を大幅に軽減することができ、車両の加速性や燃費を従来より向上することができる等種々の優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は本発明を実施するための第一の形態例を示すもので、エンジン1に対し電子制御のファンクラッチ2を介して冷却ファン3が装備されており、該ファンクラッチ2は、コントローラ4からの制御信号4aに基づいて断続制御されるようになっている。
ここで、前記コントローラ4には、サーモケース等に装備されてクーラントの温度を検出する温度センサ5からの検出信号5aが入力されるようになっており、該温度センサ5からの検出信号5aに基づき現在のクーラントの温度が所定の許容範囲を上回った際に、ファンクラッチ2を繋ぐ制御信号4aが出力され、現在のクーラントの温度が所定の許容範囲を下回った際には、ファンクラッチ2を切る制御信号4aが出力されるようになっている。
尚、冷却ファン3の前面には、クーラントを空冷するためのラジエータ以外に、ターボチャージャにより過給されて昇温した吸気を空冷するためのインタークーラや、エアコンの気相の冷却媒体を空冷して液相に復元するためのエアコンコンデンサが配置されることもあるので、このような場合には、現在のクーラントの温度が所定の許容範囲を下回っていても、吸気温度が所定の許容範囲を上回っている場合やエアコン稼働時にファンクラッチ2を繋ぐ制御信号4aが出力されるようにしても良い。
そして、本形態例においては、このようなファンクラッチ2を不要時に切ることで燃費向上を図るようにした通常の断続制御に加え、アクセルの踏み込み角をアクセル開度として検出するアクセルセンサ6からの検出信号6aと、車速を検出する車速センサ7からの検出信号7aと、トランスミッションの段数を検出するトランスミッション段数センサ8からの検出信号8aも入力されるようになっており、これらのアクセルセンサ6、車速センサ7、トランスミッション段数センサ8からの検出信号6a,7a,8aに基づき車両が加速状態に入ったものと判定された時には、前述した通常の燃費向上を図る断続制御に優先して前記ファンクラッチ2を切る制御信号4aが出力されるようにしてある。
即ち、前記コントローラ4で車両が加速状態に入ったことを判定するにあたっては、アクセルセンサ6及び車速センサ7からの検出信号6a,7aに基づき単位時間当りのアクセル開度の変化量が所定の閾値以上(踏み込んだアクセルを戻した場合のアクセル開度の変化量は負の変化量として扱われる)で且つ車速が所定の閾値以上である場合に車両が加速状態に入ったものと判定するようになっており、また、単位時間当りのアクセル開度の変化量が所定の閾値を下回っていても、トランスミッション段数センサ8からの検出信号8aに基づきシフトダウンが検知された場合に車両が加速状態に入ったものと判定するようになっている。
図2は前述したファンクラッチ2の断続制御をフローチャートにまとめたものであり、最初にステップS1で単位時間当りのアクセル開度の変化量が所定の閾値以上であるか否かが判定されるが、単位時間当りのアクセル開度の変化量が所定の閾値以上であれば、ステップS2に進んで車速が閾値以上であるか否かが更に判定され、車速が閾値以上であれば、ステップS3に進んでファンクラッチ2が切られることになる。
他方、先のステップS1で単位時間当りのアクセル開度の変化量が所定の閾値を下回っていると判定された場合にはステップS4に進み、ここでシフトダウンが検知されない限りそのままステップS5に進んで前述の燃費向上を図るための通常の断続制御に復帰するようになっているが、ステップS4でシフトダウンが検知された場合には、単位時間当りのアクセル開度の変化量が所定の閾値を下回っていても、ステップS3に進んでファンクラッチ2が切られるようにしてある。
ただし、先のステップS2で車速が所定の閾値を下回っていると判定された場合には、単位時間当りのアクセル開度の変化量が所定の閾値以上であっても、ステップS5に進んで前述の燃費向上を図るための通常の断続制御に復帰するようになっている。
而して、このようにすれば、走行中に運転者がアクセルを大きく踏み込んで車両が加速状態に入った時に、アクセルセンサ6、車速センサ7、トランスミッション段数センサ8からの検出信号6a,7a,8aに基づきコントローラ4にて車両が加速状態に入ったものと判定され、通常の燃費向上を図る断続制御に優先してファンクラッチ2を切る制御信号4aが出力されることでファンクラッチ2が切られ、これにより冷却ファン3がエンジン1側から切り離されて空転状態となるので、エンジン1の回転数が急激に上昇しても冷却ファン3の回転数は追従せずに低いまま保たれ、エンジン音の増加に冷却ファン3の騒音が加わらなくなって、運転者が感じる騒音面での環境変化が小さくなる。
しかも、加速時にファンクラッチ2が切れて冷却ファン3がエンジン1側から切り離され、該エンジン1にとっての負荷が軽減されることになるので、車両の加速性が向上されると共に、更なる燃費向上が図られることになる。
尚、車両の加速が完了して定速走行に移行した段階で単位時間当りのアクセル開度の変化量が所定の閾値を下回ることでファンクラッチ2が繋がり、冷却ファン3がエンジン1の回転数に応じた回転数で駆動されることになるが、この段階でのエンジン音や風切り音はある程度大きくなってしまっているので、この段階で冷却ファン3の騒音が新たに加わっても、運転者にとって騒音面での環境変化は殆ど認識されることがなく、不快感を覚えるような事態にならなくて済む。
従って、上記形態例によれば、走行中に運転者がアクセルを大きく踏み込んで車両が加速状態に入った時に、通常の燃費向上を図る断続制御に優先してファンクラッチ2を切ることにより、冷却ファン3をエンジン1側から切り離して空転状態とすることができるので、加速時におけるエンジン音の増加に冷却ファン3の騒音が加わらないようにして、運転者が感じる騒音面での環境変化を小さく抑え、運転者に不快感を極力与えないようにすることができ、しかも、加速時に冷却ファン3がエンジン1側から切り離されることで該エンジン1にとっての負荷を大幅に軽減することができ、車両の加速性や燃費を従来より向上することができる。
図3は本発明の第二の形態例を示すもので、車両が燃料噴射装置を採用している場合に、その燃料噴射制御系9から燃料噴射量信号9aを入力し且つ該燃料噴射量信号9aに基づき単位時間当りの燃料噴射量の変化量が所定の閾値以上である場合に車両が加速状態に入ったものと判定するようにコントローラ4を構成したものである。
ここで、コントローラ4自体がエンジン制御コンピュータ(ECU:Electronic Control Unit)と一体的に構成されている場合には、このエンジン制御コンピュータ内でエンジン1の燃料噴射制御を掌る制御系から燃料噴射量信号9aを流用すれば良い。
図4は図3のコントローラ4における制御をフローチャートにまとめたものであり、最初にステップS11で単位時間当りの燃料噴射量の変化量が所定の閾値以上であるか否かが判定され、単位時間当りの燃料噴射量の変化量が所定の閾値以上であれば、ステップS12に進んでファンクラッチ2が切られるようになっており、先のステップS11で単位時間当りの燃料噴射量の変化量が所定の閾値を下回っていると判定された場合には、ステップS13に進んで前述の燃費向上を図るための通常の断続制御に復帰するようになっている。
従って、このようにした場合においても、単位時間当りの燃料噴射量の変化量に基づいて車両が加速状態に入ったことを判定することができ、通常の燃費向上を図る断続制御に優先してファンクラッチ2を切ることができる。
また、図5は本発明の第三の形態例を示すもので、車両の加速度を検出する加速度計10を備え、該加速度計10からの検出信号10aに基づき車両の加速度が所定の閾値以上である場合に車両が加速状態に入ったものと判定するようにコントローラ4を構成したものである。
図6は図5のコントローラ4における制御をフローチャートにまとめたものであり、最初にステップS21で車両の加速度が所定の閾値以上であるか否かが判定され、車両の加速度が所定の閾値以上であれば、ステップS22に進んでファンクラッチ2が切られるようになっており、先のステップS21で車両の加速度が所定の閾値を下回っていると判定された場合には、ステップS23に進んで前述の燃費向上を図るための通常の断続制御に復帰するようになっている。
従って、このようにした場合においても、加速度計10により検出される加速度に基づいて車両が加速状態に入ったことを判定することができ、通常の燃費向上を図る断続制御に優先してファンクラッチ2を切ることができる。
更に、図7は本発明の第四の形態例を示すもので、車両がキャブレタ方式を採用している場合に、スロットルバルブの開度を検出するスロットルバルブ開度センサ11を備え、該スロットルバルブ開度センサ11からの検出信号11aに基づき単位時間当りのスロットルバルブの開度の変化量が所定の閾値以上である場合に車両が加速状態に入ったものと判定するようにコントローラ4を構成したものである。
図8は図7のコントローラ4における制御をフローチャートにまとめたものであり、最初にステップS31で単位時間当りのスロットルバルブの開度の変化量が所定の閾値以上であるか否かが判定され、単位時間当りのスロットルバルブの開度の変化量が所定の閾値以上であれば、ステップS32に進んでファンクラッチ2が切られるようになっており、先のステップS31で単位時間当りのスロットルバルブの開度の変化量が所定の閾値を下回っていると判定された場合には、ステップS33に進んで前述の燃費向上を図るための通常の断続制御に復帰するようになっている。
従って、このようにした場合においても、単位時間当りのスロットルバルブの開度の変化量に基づいて車両が加速状態に入ったことを判定することができ、通常の燃費向上を図る断続制御に優先してファンクラッチ2を切ることができる。
図9は本発明の第五の形態例を示すもので、車両が自動変速装置を採用している場合に、その自動変速制御系12からキックダウン信号12a(アクセルが深く踏み込まれてエンジン1の負荷が大きくなった時に加速性を高めるべく自動的にシフトダウンを行わせる信号)を入力し且つ該キックダウン信号12aを検知した場合に車両が加速状態に入ったものと判定するようにコントローラ4を構成したものである。
ここで、コントローラ4自体がエンジン制御コンピュータ(ECU:Electronic Control Unit)と一体的に構成されている場合には、このエンジン制御コンピュータ内で自動変速制御を掌る制御系からキックダウン信号12aを流用すれば良い。
図10は図9のコントローラ4における制御をフローチャートにまとめたものであり、最初にステップS41でキックダウン信号12aが検知されたか否かが判定され、キックダウン信号12aが検知されていれば、ステップS42に進んでファンクラッチ2が切られるようになっており、先のステップS41でキックダウン信号12aが検知されなかった場合には、ステップS43に進んで前述の燃費向上を図るための通常の断続制御に復帰するようになっている。
従って、このようにした場合においても、自動変速制御系12からのキックダウン信号12aに基づいて車両が加速状態に入ったことを判定することができ、通常の燃費向上を図る断続制御に優先してファンクラッチ2を切ることができる。
尚、本発明のファンクラッチ制御方法及び装置は、上述の実施の形態のみに特に限定されるものではなく、第一の形態例におけるトランスミッション段数センサは加速を判定する手段として単独で用いても良いこと、また、ファンクラッチを不要時に切ることで燃費向上を図るようにした通常の断続制御に関する制御形式には各種の形式を採用して良いこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変更を加え得ることは勿論である。
本発明を実施するための第一の形態例を示す概略図である。 図1のコントローラの制御手順を示すフローチャートである。 本発明を実施するための第二の形態例を示す概略図である。 図3のコントローラの制御手順を示すフローチャートである。 本発明を実施するための第三の形態例を示す概略図である。 図5のコントローラの制御手順を示すフローチャートである。 本発明を実施するための第四の形態例を示す概略図である。 図7のコントローラの制御手順を示すフローチャートである。 本発明を実施するための第五の形態例を示す概略図である。 図9のコントローラの制御手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 エンジン
2 ファンクラッチ
3 冷却ファン
4 コントローラ
4a 制御信号
5 温度センサ
5a 検出信号
6 アクセルセンサ
6a 検出信号
7 車速センサ
7a 検出信号
8 トランスミッション段数センサ
8a 検出信号
9 燃料噴射制御系
9a 燃料噴射量信号
10 加速度計
10a 検出信号
11 スロットルバルブ開度センサ
11a 検出信号
12 自動変速制御系
12a キックダウン信号

Claims (8)

  1. 車両のエンジンと冷却ファンの間に介装した電子制御のファンクラッチを制御する方法であって、車両が加速状態に入った時に前記ファンクラッチを切ることを特徴とするファンクラッチ制御方法。
  2. 車両のエンジンと冷却ファンの間に電子制御のファンクラッチを介装すると共に、車両が加速状態に入ったことを判定し且つその加速判定時に前記ファンクラッチを切るコントローラを備えたことを特徴とするファンクラッチ制御装置。
  3. アクセル開度を検出するアクセルセンサと、車速を検出する車速センサとを備え、これらアクセルセンサ及び車速センサからの検出信号に基づき単位時間当りのアクセル開度の変化量が所定の閾値以上で且つ車速が所定の閾値以上である場合に車両が加速状態に入ったものと判定するようにコントローラを構成したことを特徴とする請求項2に記載のファンクラッチ制御装置。
  4. トランスミッションの段数を検出するトランスミッション段数センサを備え、該トランスミッション段数センサからの検出信号に基づきシフトダウンが検知された場合に車両が加速状態に入ったものと判定するようにコントローラを構成したことを特徴とする請求項2に記載のファンクラッチ制御装置。
  5. 車両が燃料噴射装置を採用している場合に、その燃料噴射制御系から燃料噴射量信号を入力し且つ該燃料噴射量信号に基づき単位時間当りの燃料噴射量の変化量が所定の閾値以上である場合に車両が加速状態に入ったものと判定するようにコントローラを構成したことを特徴とする請求項2に記載のファンクラッチ制御装置。
  6. 車両の加速度を検出する加速度計を備え、該加速度計からの検出信号に基づき車両の加速度が所定の閾値以上である場合に車両が加速状態に入ったものと判定するようにコントローラを構成したことを特徴とする請求項2に記載のファンクラッチ制御装置。
  7. 車両がキャブレタ方式を採用している場合に、スロットルバルブの開度を検出するスロットルバルブ開度センサを備え、該スロットルバルブ開度センサからの検出信号に基づき単位時間当りのスロットルバルブの開度の変化量が所定の閾値以上である場合に車両が加速状態に入ったものと判定するようにコントローラを構成したことを特徴とする請求項2に記載のファンクラッチ制御装置。
  8. 車両が自動変速装置を採用している場合に、その自動変速制御系からキックダウン信号を入力し且つ該キックダウン信号を検知した場合に車両が加速状態に入ったものと判定するようにコントローラを構成したことを特徴とする請求項2に記載のファンクラッチ制御装置。
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