JP2006335525A - シート搬送装置および原稿読み取り装置 - Google Patents

シート搬送装置および原稿読み取り装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 画像読み取り装置で搬送される原稿の斜行発生を正確に検出して、原稿の破損や読み取り画像の欠落を防止する。
【解決手段】 画像読み取りで搬送される原稿の主走査方向端部位置を原稿搬送中に複数回検出する主走査方向端部検出手段(読み取り素子360、読み取り制御部28、端部位置検知部281)、検出端部位置に基づいて原稿斜行量を検出する斜行量検出手段(斜行量検知部282、読み取り制御部28)、検出斜行量に基づいて斜行判定を行う斜行判定手段(斜行量検知部282)、斜行の判定の場合に原稿の搬送を停止する搬送停止手段(読み取り制御部28、自動送り装置駆動制御部280)を備える。原稿斜行量を正確に検出でき、斜行量に基づき搬送停止を的確に行える。長尺原稿においても斜行量検出を円滑かつ正確に行え、斜行搬送による原稿破損、画像欠落を搬送停止により防止する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、転写紙などを搬送するシート搬送装置および原稿を搬送して原稿の画像を読み取る原稿読み取り装置に関する。
複写機、ファクシミリ、スキャナおよびこれら機能を複数備える複合機などの画像形成装置では、画像読み取り素子で原稿の画像を読み取って画像データを取得する原稿読み取り装置を備えており、該原稿読み取り装置の多くでは、自動原稿送り装置を有している。
該自動原稿送り装置では、原稿の副走査方向の端部を検知することで原稿のサイズを検知したり、原稿の搬送不良の有無を検知している。原稿読み取り装置の搬送不良検知(JAM検知)は、搬送経路上に配置されるフォトセンサを使用し、所定の時間内に原稿がセンサに到達したか、或いは原稿が所定時間内でセンサを通過したかを検知し、その所定時間を超えた場合にJAMと判断して原稿読み取り動作を停止している。
ところで、原稿が斜行して前記検知箇所を通過した場合、所定の時間内に原稿がセンサに到達したり、通過したりすればJAMとは判断しないで搬送を継続して原稿読み取り動作を行ってしまう。しかし斜行が大きい場合には、搬送経路外の機器部材などに原稿端面が接触することで原稿の破損を起こしたり、読み取り領域外を原稿が移動することで読み取り画像の一部欠落を起こしたりする問題が発生する。
また、大サイズ原稿の場合(特に長尺原稿の場合)、搬送される原稿によって搬送経路上に配置されている複数のセンサをすべてON(検知状態)にしてしまうことがあり、所定の時間内に原稿がセンサに到達した否かによる検知方法では、搬送状態を正確に検知できず、正常な搬送状態においてもJAM判定をしてしまう場合がある。このような場合には、特許文献1に示すように長尺な原稿を搬送する際に、上記検知方法によるJAM判定(エラー検知)を無効にしてしまう方法がある。搬送状態の検出について、原稿が各センサを所定時間内に通過したかどうかで正常な搬送を行ったかどうかを判定することができるが、特に長尺原稿の場合は通過時間の規定を大きくする必要があり、その時間内に搬送不良による原稿破損、画像不良を発生してしまう可能性がある。
このため、従来、搬送路に主走査方向に沿って複数の斜行センサを配置して、該斜行センサによって斜行量を検出し、該斜行量に基づいて、主走査方向に配置した2つの搬送ローラの回転速度に差を設けて斜行を矯正する画像形成装置も提案されている(特許文献2参照)。
特開平5−208752号公報 特開2001−31293号公報
しかし、上記した斜行矯正機能を有する画像形成装置では、複数の斜行センサによる前端面検知となるため、原稿にゆがみがあったり、斜行量が変化する場合に搬送不良を正確に検知することができず、したがって、矯正が十分になされないままに搬送が継続されて、原稿の破損を招いたり、画像の読み取り不良が生じてしまうことがある。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、搬送される原稿などの斜行量を複数のセンサを用いることなく正確に検知することができるシート搬送装置および原稿読み取り装置を提供することを主な目的とする。また、他の目的として、原稿などの破損を未然に防止するために斜行量に従って原稿などの搬送を停止可能とするシート搬送装置および原稿読み取り装置を提供する。
すなわち、本発明のシート搬送装置のうち請求項1記載の発明は、搬送されるシートの主走査方向の端部位置を該シートの搬送中に複数回に亘って検出する主走査方向端部検出手段と、前記主走査方向端部検出手段によって複数回に亘って検出された前記端部位置に基づいて該シートの斜行量を検出する斜行量検出手段とを備えることを特徴とする。
請求項2記載のシート搬送装置の発明は、請求項1記載の発明において、前記斜行量検出手段は、主走査方向における検出端部位置に基づいて斜行量を求めるものであることを特徴とする。
請求項3記載のシート搬送装置の発明は、請求項1記載の発明において、前記斜行量検出手段は、搬送される前記シートの副走査方向における検出間移動量と主走査方向における検出時端部位置の変化量とに基づいて斜行量を求めるものであることを特徴とする。
請求項4記載のシート搬送装置の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、前記斜行量検出手段により得られた前記シートの斜行量に基づいて斜行判定を行う斜行判定手段を備えることを特徴とする。
請求項5記載のシート搬送装置の発明は、請求項4記載の発明において、前記斜行判定手段は、前記シートの斜行量が所定の斜行量を超える場合に斜行しているとの判定を行うことを特徴とする。
請求項6記載のシート搬送装置の発明は、請求項4または5に記載の発明において、前記斜行判定手段は、前記シートの搬送に伴って複数回検出される前記シートの斜行量が連続性を有しない場合に、斜行しているとの判定を行うことを特徴とする。
請求項7記載のシート搬送装置の発明は、請求項4〜6のいずれかに記載の発明において、前記斜行判定手段によって前記シートが斜行していると判定される場合に、前記シートの搬送を停止する搬送停止手段を備えることを特徴とする。
請求項8記載の原稿読み取り装置の発明は、画像読み取りに備えて搬送される原稿の主走査方向の端部位置を該原稿の搬送中に複数回に亘って検出する主走査方向端部検出手段と、該主走査方向端部検出手段によって複数回に亘って検出された前記端部位置に基づいて該原稿の斜行量を検出する斜行量検出手段を備えることを特徴とする。
請求項9記載の原稿読み取り装置の発明は、請求項8記載の発明において、前記主走査方向端部検出手段は、画像読み取り素子によって読み取った画像データを用いて前記原稿の端部位置を検出するものであることを特徴とする。
請求項10記載の原稿読み取り装置の発明は、請求項8記載の発明において、前記斜行量検出手段は、主走査方向における検出端部位置に基づいて斜行量を求めるものであることを特徴とする。
請求項11記載の原稿読み取り装置の発明は、請求項8記載の発明において、前記斜行量検出手段は、搬送される前記原稿の副走査方向における検出間移動量と主走査方向における検出時端部位置の変化量とに基づいて斜行量を求めるものであることを特徴とする。
請求項12記載の原稿読み取り装置の発明は、請求項8〜11のいずれかに記載の発明において、前記斜行量検出手段により得られた前記原稿の斜行量に基づいて斜行判定を行う斜行判定手段を備えることを特徴とする。
請求項13記載の原稿読み取り装置の発明は、請求項12記載の発明において、前記斜行判定手段は、前記原稿の斜行量が所定の斜行量を超える場合に斜行しているとの判定を行うことを特徴とする。
請求項14記載の原稿読み取り装置の発明は、請求項12または13に記載の発明において、前記斜行判定手段は、前記原稿の搬送に伴って複数回検出される前記原稿の斜行量が連続性を有しない場合に、斜行しているとの判定を行うことを特徴とする。
請求項15記載の原稿読み取り装置の発明は、請求項12〜14のいずれかに記載の発明において、前記斜行判定手段によって前記原稿が斜行していると判定される場合に、前記原稿の搬送を停止する搬送停止手段を備えることを特徴とする。
請求項16記載の原稿読み取り装置の発明は、請求項15記載の発明において、前記搬送停止手段による前記停止の動作を有効とするか無効とするかを設定可能な停止有効/無効設定手段を備えることを特徴とする。
請求項17記載の原稿読み取り装置の発明は、請求項15または16に記載の発明において、前記搬送停止手段による前記停止の動作を、搬送される原稿サイズに応じて有効とするか無効とするかを切替えるサイズ対応有効/無効切替手段を備えることを特徴とする。
請求項18記載の原稿読み取り装置の発明は、請求項15〜17のいずれかに記載の発明において、搬送される原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知手段を備え、前記サイズ対応有効/無効切替手段は、前記原稿サイズ検知手段の検知結果に基づいて前記停止の動作の有効、無効を切り替えることを特徴とする。
すなわち、本発明のシート搬送装置によれば、搬送中のシートの主走査方向の端部位置が主走査方向端部検出手段によって複数回に亘って検出される。この検出結果は斜行量検出手段に与えられ、該斜行量検出手段では、複数回検出された端部位置の情報によって斜行量が検出される。該斜行量は、例えば複数回検出によって得られた検出端部位置や、これに加えて検出間におけるシートの副走査方向移動量に基づいて求めることができる。そして、斜行量としては、例えば、検出端部位置や、副走査方向距離に対する端部位置変化量で表現することができ、また、シートの搬送方向に沿う端辺と搬送方向との角度差によって表現することができる。ただし、本発明としては特定の表現方法には限定されず、斜行の程度が量的に表現されるものであればよい。
上記斜行量は、複数のセンサを要することなく正確に検出することが可能であり、検出された斜行量を基に種々の制御をおこなうことができる。制御内容としては、搬送の停止、斜行の矯正、次搬送のシートの搬送調整、搬送不良の報知、読み取った画像の補正などに用いることができる。主走査方向端部検出手段は、主走査方向のシート端部を複数回に亘って検出可能なものであればよく、例えばライン状に配した透過型、反射型のフォトセンサなどによって構成することができる。また、原稿読み取り装置の読み取り素子を利用して上記検出を行うことも可能である。斜行量検出手段は、検出された端部位置のデータに基づいて斜行量を検出するものであり、例えば、CPUとこれを動作させるプログラムによって構成し、前記斜行量を算出することができる。
上記で検出された斜行量は、斜行判定手段によって斜行判定を行うことができる。斜行判定は、斜行の有無や斜行量の許容範囲の内外の判定でもよく、斜行の程度を段階的に判定するものであってもよい。該判定に際しては、例えば予め定めた斜行量との大小比較によって行うことができる。また、斜行量がシートの搬送に伴って連続性を有しない場合、斜行状態であるとの判定を行うこともできる。斜行量が連続性を有しないものとしては、例えば、正規位置からずれた端部位置が検出されて斜行が検知された後、端部位置が変化しなくなって斜行が検知されなくなった場合や、斜行の程度が大きく変化する場合などが挙げられる。変化が大きいか否かの程度は、予め適宜設定しておくことができる。同程度の斜行が継続すれば、斜行量は複数回の検出において連続性を有することになる。
斜行量に基づいて前記した種々の制御を行う場合、上記斜行判定手段による判定結果に基づいて制御内容を定めることができる。また、斜行程度を段階的に判定する場合には、各段階において制御内容を変えることも可能である。
上記斜行判定に基づいてシートの搬送を停止する場合、搬送停止手段によってシートの搬送を停止することで、シートの破損等が防止される。搬送の停止は、搬送駆動力を発生させるモータなどの駆動部を停止させるものであってもよく、また、駆動力を搬送ローラなどの搬送部に伝達するクラッチなどの駆動力伝達機構を断にすることで搬送を停止するものであってもよく、結果的にシートの搬送が停止されるものであればよい。
上記シート搬送装置としては、 複写機、ファクシミリ、スキャナおよびこれら機能を複数備える複合機などの画像形成装置に備える画像読み取り装置が挙げられる。該画像読み取り装置では、上記シートとして原稿が搬送されてイメージセンサによって画像の読み取りが行われる。該画像読み取り装置においても上記シート搬送装置と同様に、搬送中の原稿の主走査方向の端部位置が主走査方向端部検出手段によって複数回に亘って検出される。この検出結果は斜行量検出手段に与えられ、該斜行量検出手段では、複数回検出された端部位置の情報によって斜行量が検出される。該斜行量は、例えば複数回検出によって得られた端部位置変化量と、検出間における原稿の副走査方向移動量とに基づいて求めることができる。そして、原稿の斜行量は、前記シート搬送装置と同様の表現で行うことができる。また、原稿に対し検出された斜行量についても、前記シート搬送装置と同様に該斜行量に基づいて種々の制御をおこなうことができる。なお、原稿読み取り装置では、原稿の破損を防止するという観点から、斜行状態であると判定される場合には、搬送停止を制御内容とするものが好ましい。
原稿読み取り装置においても、主走査方向端部検出手段として、例えばライン状に配した透過型、反射型のフォトセンサなどを備えることもできるが、画像読み取りに用いられる読み取り素子を利用して上記検出を行うことが可能である。画像読み取り用の読み取り素子を利用することで、斜行検出用のセンサを別途備える必要がなく、装置コストを低減できる。
斜行量検出手段、斜行判定手段、搬送停止手段も前記シート搬送装置と同様に構成することができ、原稿の斜行を正確に検出、判定を行って、搬送停止等の制御を的確に行うことができる。
以上説明したように本発明のシート搬送装置または画像読み取り装置によれば、搬送されるシートまたは原稿の主走査方向の端部位置を該シートの搬送中に複数回に亘って検出する主走査方向端部検出手段と、該主走査方向端部検出手段によって複数回にわたって検出された前記端部位置に基づいて該シートまたは原稿の斜行量を検出する斜行量検出手段とを備えるので、複数のセンサを要することなくシートまたは原稿の斜行量を正確に検出することができ、該斜行量に基づいて搬送停止等の制御を的確に行うことができる。特に長尺なシートや原稿においても斜行量の検出を円滑かつ正確に行うことができ、従来のJAM検知方法では検知が困難であるために招いていた斜行搬送によるシートや原稿の破損を、搬送の停止によって未然に防止することができ、また画像読み取りの際の画像欠落を防止することが可能になる。
以下に、本発明の一実施形態を説明する。
図1は、画像読み取り装置10の概略を示す図であり、画像形成装置1に備えられている。該画像読み取り装置10は、本発明の画像読み取り装置の一実施形態であり、また、本発明のシート搬送装置に相当するものでもある。
画像読み取り装置10は、画像形成装置1の上方側に設けられ、該画像読み取り装置10には自動原稿送り装置11が備えられている。該自動原稿送り装置11は、画像形成装置1の上面側に一端を回転可能に軸止することにより上昇下降可能に設置されている。
自動原稿送り装置11は、原稿100を載置する給紙トレイ12を備えており、該給紙トレイ12に原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知手段である複数の原稿サイズ検知センサ13a、13b、13cが設けられている。該原稿サイズ検知センサ13a、13b、13cは、フォトセンサなどにより構成することができる。
自動原稿送り装置11には、後述する複数のローラを備えており、これらローラは従動ローラを除いて図示しない駆動モータによって回転駆動される。給紙トレイ12の送り出し方向には送り出しローラ14が備えられ、さらに下流側に給紙ローラ15aと重送防止ローラ15bとが対になって設けられている。重送防止ローラ15bは、給紙目的以外の原稿が巻き込まれて給紙されるのを防止するために設けられている。
上記給紙ローラ15a、重送防止ローラ15bの下流側には原稿の通過時間を検知する搬送センサ16が設けられており、その下流側近傍に対となるレジストローラ17が配置されている。搬送センサ16は、例えば、フォトセンサ、タイマなどによって構成することができる。搬送センサ16は、従来と同様に搬送される原稿の原稿長検出やジャム検出に用いることができる。
さらに、レジストローラ17の下流側には、反転ゲート18が配置されており、該反転ゲート18は、レジストローラ17側から搬送される原稿を、後述する反転ローラ25側に案内するか(両面印刷の場合)、第1搬送ローラ20側に案内するか(片面印刷の場合)を切り替える。また、反転ゲート18は、両面印刷の場合、反転ローラ25側で反転された原稿を第1搬送ローラ20側に案内する。
反転ゲート18で案内される一方向側には、上記のように対となる第1搬送ローラ20、20が配置され、該第1搬送ローラ20、20間を通過する原稿は、画像形成装置1側のプラテン3の一部に割り当てた原稿読み取り部30に臨ませて画像読み取りに供される。なお、第1搬送ローラ20、20の下流側には、搬送センサ21が配置され、前記搬送センサ16と同様に原稿の原稿長検出やジャム検出に用いられている。
原稿読み取り部30の下方側には、原稿読み取り部30に照射方向を向けた光源31と、該光源31から照射されて、プラテンガラス3を通して原稿で反射される光を偏向させるミラー32、33、34を有しており、ミラー34の偏向方向側には、縮小系の結像レンズ35と、読み取り素子としてCCDからなるリニアイメージセンサ36が順次配置されており、結像レンズ35を通して該リニアイメージセンサ36に読み取り画像が結像される。なお、上記光源31およびミラ−32は、図示左右方向に移動してプラテンガラス3上に配置した原稿の読み取りが可能になっており、この際には、ミラー33、34は、ミラー32から結像レンズ35に至る光路長を一定に保つように図示左右方向に移動する。
また、自動給紙装置10では上記原稿読み取り部30の下流側に、対となる第2搬送ローラ22、22が配置されており、前記第1搬送ローラ20、20と協働して原稿を搬送しつつ原稿読み取り部30での原稿読み取りを可能にしている。
上記第2搬送ローラ22、22の下流側には、排紙ゲート23が配置されている。該排紙ゲート23は、第2搬送ローラ22側から搬送される原稿を、後述する排紙ローラ24側に案内するか(片面又は両面の読み取り完了の場合)、反転出口ローラ26側に案内するか(他面側読み取りの場合)を切り替えることができる。なお、排紙ローラ24の送り方向側には、自動原稿給紙装置10に含まれる排紙トレイ27が設けられている。
原稿読み取り装置10は、原稿読み取り部30の制御や読み取りデータの処理などを行って原稿読み取り装置10全体の制御を行う読み取り制御部28を備えており、該読み取り制御部28は、画像形成装置全体を制御する中央制御部2とシリアル通信可能に接続されており、中央制御部2と読み取り制御部28との間では、動作指令と動作情報の授受が可能になっている。上記読み取り制御部28および中央制御部2は、図示しないCPUおよび該CPUを動作させるプログラムとを主にして構成することができる。
次に上記原稿読み取り装置10における制御ラインの一部を図2に示す。
前記したリニアイメージセンサ36で構成される読み取り素子360は、原稿読み取り装置全体を制御する読み取り制御部28に接続されており、該読み取り制御部28から読み取り素子360に素子駆動信号が与えられるとともに、読み取り素子360で読み取られた画像データが読み取り制御部28に入力されている。
また、上記した自動原稿給紙装置11は、自動送り装置駆動制御部280に接続されて前記した各ローラおよびゲート18、23等の制御がなされており、また搬送センサ16、21の検知信号が自動送り装置駆動制御部280に入力されている。
自動送り装置駆動制御部280には読み取り制御部28から動作指令(搬送開始、搬送停止等)が与えられており、前記自動送り装置駆動制御部280からは、前記読み取り制御部28に対し、自動原稿送り装置10の動作情報(搬送センサ信号等)が送られている。
なお、自動送り装置駆動制御部280は、前記読み取り制御部28の一部によって構成されているものであってもよい。
読み取り制御部28で得られた画像データは、デジタル化などの信号処理がなされた後、主走査方向端部検出手段の一部を構成する端部位置検知部281に入力されている。読み取り制御部28からは、画像データとともに端部位置検知部281に検知許可信号が出力されるように構成されている。なお、この実施形態では、画像を読み取る読み取り素子360および読み取り制御部28は、上記端部位置検知部281とともに、本発明の主走査方向端部検出手段を構成している。
端部位置検知部281によって検知された端部位置情報は、斜行量検知部282に出力されている。斜行量検知部282には、前記読み取り制御部28から検知許可信号が出力され、前記自動送り装置駆動制御部280から搬送中の原稿の移動量が通知されている。斜行量検知部282では、上記端部位置情報と移動量とによって斜行量が検出される。該斜行量検知部282では、図示しないメモリなどの記憶手段を備え、検知された複数の斜行量を記憶して斜行変化量も合わせて検知する。
斜行量検知部282では、予め許容斜行量が設定されており、前記で検出された斜行量と許容量とを比較して斜行判定を行い、斜行しているとの判定がなされた場合に前記読み取り制御部28に斜行NG信号を出力するように構成されている。したがって、上記斜行量検知部282は、斜行量検出部および斜行判定部として機能する。
なお、上記端部位置検知部281および斜行量検知部282は、前記読み取り制御部28の一部によって構成することができる。
自動原稿送り装置11では、給紙トレイ12に原稿100が載置されると、原稿サイズ検知センサ13a〜13cの検知によって長さ方向の原稿サイズが検知される。該検知結果は、読み取り制御部28に送出される。
読み取り制御部28では、原稿サイズによって斜行の検出を行うか否かを定めておき、斜行の検出を行う原稿サイズの場合にのみ、上記検知許可信号を発行する。すなわち、原稿読み取り制御部28で、斜行検出を行う決定がなされると、端部位置検知部281および斜行量検知部282に検知許可信号が与えられる。例えば、原稿サイズが予め設定されているサイズよりも長尺な場合、該原稿読み取り制御部28では、斜行検知許可信号を端部位置検知部281および斜行量検知部282に検知許可信号を発行しないように構成することができる。したがって、この場合、以降の斜行量の検出がなされず、搬送停止手段による搬送停止動作もなされない。したがって、読み取り制御部28は、搬送される原稿サイズに応じて搬送停止手段による停止動作を有効とするか無効とするかを切り替えるサイズ対応有効/無効切換手段としても機能する。
また、上記のように原稿サイズの検出によって斜行検出の有効/無効を定める他、操作者によって斜行検出の有効/無効の設定を行えるものとしてもよい。例えば、前記操作部4に斜行検出の有効/無効を選択する機能を与え、メニュー選択などによって斜行検出の有効/無効の選択操作を行う。この場合、上記操作部4は、停止有効/無効設定手段としての機能を有している。
読み取り制御部28では、前記した斜行NG信号が得られる場合に、自動送り装置駆動制御部280に対し、搬送停止指令を行うように構成されており、自動送り装置駆動制御部280では、該指令に従って自動原稿送り装置10に対し停止信号を出力する(または駆動信号をオフにする)。したがって、読み取り制御部28および自動送り装置駆動制御部280は、搬送停止手段としての機能も有している。
なお、上記実施形態では、読み取り素子360としてリニアイメージセンサ36を用い、図3(a)に示すように、原稿読み取り走査ラインを縮小光学系でリニアイメージセンサ36に投影し原稿を読み取るものとして説明したが、該読み取り素子360として、密着イメージセンサ36aを使用して素子に搭載される光学系で等倍の画像を読み取るものとしてもよい。どちらのセンサも原稿の最大サイズに対し読み取り可能範囲は広く設定される。また、搬送方向の原稿中心線は、読み取り素子のセンターになるように配置されている。
次に、上記読み取り装置10の動作について図4〜図6に基づいて説明する。
読み取り制御部28、自動原稿送り装置制御部280、読み取り素子360は当初は待機状態(ステップR1、RC1、SC1)にあり、操作部4でのオペレータによる操作などによって中央制御部2を通して読み取り制御部28に対し動作開始指令がなされることで、動作が開始する。すなわち、読み取り制御部28で動作スタートをすると、該読み取り制御部28から自動送り装置駆動制御部280に動作指令がなされ、読み取り素子360に対し、素子駆動信号が送出される。
自動原稿送り装置11では、給紙トレイ12に原稿100が載置されると、原稿サイズ検知センサ13a〜13cの検知によって長さ方向の原稿サイズが検知される。該検知結果は、読み取り制御部28に送出される。
また、読み取り制御部28では、原稿サイズによって斜行の検出を行うか否かを定めておき、斜行の検出を行う原稿サイズの場合にのみ、上記検知許可信号を発行し、例えば原稿サイズが予め設定されているサイズよりも長尺な場合、該原稿読み取り制御部28では、斜行検知許可信号を端部位置検知部281および斜行量検知部282に発行しない。原稿読み取り制御部28で、斜行検出を行う決定がなされると、端部位置検知部281および斜行量検知部282に検知許可信号が与えられる。
次に、自動原稿送り装置11では、図示しない搬送モータが自動送り装置駆動制御部280からの駆動信号によって駆動され(ステップSC2)、送り出しローラ14にて給紙トレイ12に載置された原稿100が一枚ずつ送り出され、その下流側で給紙ローラ15a、重送防止ローラ15bを経てレジストローラ17、17で先端位置合わせがなされる。このときのモータ駆動量(若しくは原稿の移動量)nは、読み取り制御部28に与えられており、読み取り制御部28では、所定時間tでのモータ駆動量n(t)として記憶されている(ステップRC2)。
なお、搬送センサ16では、原稿の通過時間の検出がなされ、その検出結果が自動送り装置駆動制御部280に送出されている。該搬送センサ16で所定の時間内に原稿がセンサーに到達したか、或いは原稿が所定時間内のセンサーを通過したかが検知され、その結果が、自動送り装置駆動制御部280を通して読み取り制御部28に送られている。読み取り制御部28では、上記検知時間が所定時間を超えた場合にJAMと判断して、自動送り装置駆動制御部280に対し、従来と同様に停止指令を行う。自動送り装置駆動制御部280では、停止指令を受けて、自動原稿送り装置10に対する駆動信号を停止する。
上記レジストローラ17、17を正常に移動した原稿は、反転ゲート18の作動位置に従って第1搬送ローラ20側(片面読み取り時)または反転ローラ25側(両面読み取り時)に搬送される。なお、読み取り制御部28に対し、中央制御部2を通して片面読み取り又は両面読み取りの指令がなされており、その指令に従って、読み取り制御部28では、反転ゲート18の作動を制御する。なお、反転ローラ25側に送られた原稿は、反転出口ローラ26を経て逆送され、反転ゲート18を経て第1搬送ローラ20側に搬送される。第1搬送ローラ20を通過した原稿は、その上流側にある搬送センサ21で前記搬送センサ16と同様に原稿の通過時間が検出され、ジャム発生時の搬送停止などが上記と同様になされる。搬送センサ21を通過した原稿は、読み取り部30に至り、読み取り素子360によって画像の読み取りがなされる(ステップR2)。
該読み取りに際しては、図5に示すように、読み取り制御部28から読み取り素子360に対し、素子駆動信号が送出されており、読み取り制御部28では、該素子駆動信号に対応して光信号蓄積時間(Enable状態)が設定される。該蓄積時間内では、リニアイメージセンサ36を用いたものでは、主走査方向両端に形式読み込みを行う空送り分が設定され、原稿サイズに従って定められる中央の原稿領域を有している。なお、リニアイメージセンサ36のセンターは搬送される原稿100のセンターと一致しているため原稿領域の両側には原稿外の読み取り部分が存在する。また、密着イメージセンサ36aを用いた場合にも、光信号蓄積時間内に、原稿サイズに従って定められる中央の原稿領域とその両側の原稿外読み取り部分が存在している。したがって、読み取り素子360によって得られる画像は、原稿領域と両側の原稿外読み取り部分とを含めて読み取り部30から読み取り制御部28に送出されている。
読み取り制御部28では、原稿外読み取り部分の画像データを取得しているが、斜行が生じていない場合には、原稿外読み取り部分の画像データからは、原稿無しが検出される。しかし、図6に示すように原稿が斜行して搬送されると、画素群360aのうち、例えば画素Gでは、原稿100がある時間t1の時に位置Aにあると、原稿有りが検出され、t2の時に位置Bにまで原稿が搬送されると、画素Gでは原稿無しが検出されることになり、さらに時間経過(原稿搬送)とともに紙無しを検知する画素は多くなっていく。すなわち、原稿が斜行するときには、原稿外の読み取り部分の画素数が時系列的に変化するので、原稿の位置情報と原稿端面の画素数(端面位置)を経時的に検知することで原稿の斜行状態を検知することが可能となる。なお、図5の画像データでは、画像の斜行によって原稿外読み取り部分において一部の画素では原稿有りが検知されている。
したがって、端部位置検知部281では、上記画像データの原稿外の読み取り部分の検知画素の変化に基づいて原稿の主走査方向での端部位置を検知し、この端部位置情報を斜行量検知部282に送出する。斜行量検知部282では、この端部位置情報と、自動送り装置駆動制御部280から送られる原稿の移動量情報とを関連付けて斜行量を求める。表1、2は、斜行量検知部282で得た端部位置情報(左欄:ドット数、右欄:mm)と移動量情報(mm)とを関連付けて示したものであり、該斜行量検知部282でデータとして記録されている。表1では、A3原稿を例に原稿移動量と原稿端部位置をメモリーした例で、420mm搬送したときに画素数で162画素、原稿端部の位置としては6.9mm斜行したことを示している。また、表2の場合には、斜行量が大きく、420mm搬送で848ドット、35.9mm斜行したことを示している。
Figure 2006335525
Figure 2006335525
読み取り制御部28では、予め規定斜行量(例えば、端部位置や端部位置の変化量/移動量)を定めておき、上記検出結果が表1に示すように斜行量が小さくて規定内の場合には、斜行状態でないものとして、原稿サイズ分の原稿の搬送、読み取りを続行する。一方、上記検出結果が、例えば表2に示すように斜行量が大きく規定外の斜行量の場合には、斜行状態であるとの判定を行い、斜行NG信号を読み取り制御部28に送る(ステップRC3)。また、原稿端部位置が所定値からずれている上に、端部位置の変化が無くなった場合は斜行量に連続性が泣く、原稿が詰まって搬送がなされていない可能性があるため、搬送の不具合として同じく搬送を停止するように斜行NG信号を読み取り制御部28に送出する。読み取り制御部28では、斜行NG信号を受けた場合(ステップSC3)、自動送り装置駆動制御部280に対し、搬送停止を指令する。自動送り装置駆動制御部280では、この指令を受けて自動原稿送り装置10に対する駆動信号の送出を停止することで搬送モータの駆動を中止して搬送を停止し(ステップSC5)、また読み取り素子360に対する素子駆動信号の送出を停止して(ステップR4)、待機状態に移行する(ステップSC6、R5)。一方、読み取り制御部28では、斜行状態が検出されない場合(ステップSC3)には、原稿サイズ分の動作を継続するように自動送り装置駆動制御部280に対し動作指令、読み取り素子360に駆動素子信号を発して画像読み取りを継続し(ステップSC4、ステップR4)、読み取り終了後は、自動送り装置駆動制御部280に対し、搬送停止を指令し(ステップSC5)、読み取り素子360に対する素子駆動信号の送出を停止して(ステップR4)、待機状態に移行する(ステップSC6、R5)。
画像の読み取りが行われた原稿は、第2搬送ローラ22で搬送され、片面読み取りの場合には、反転ゲート23を経て排紙ローラ24で排紙トレイ27へと排出される。読み取る原稿が複数ある場合には、上記動作が繰り返される。また、原稿の両面読み取りを行う場合には、上記反転ゲート23を経て反転出口ローラ26へと送出され、ここで逆送されて、反転ローラ25、第1搬送ローラ20を経て上記と同様に画像の読み取り、斜行検出がなされる。この際に、斜行状態の判定がなされた場合には、上記と同様に搬送の停止がなされ、一方、斜行状態になることなく画像読み取りが終了すると、第2搬送ローラ22で搬送され、反転ゲート23を経て排紙ローラ24で排紙トレイ27へと排出され、読み取る原稿が複数ある場合には、上記動作が繰り返される。
以上のように、読み取り素子360によって原稿の斜行を搬送中に複数回検出することで、斜行状態を正確に検出することができ、斜行状態に至った場合には、直ちに原稿の搬送を停止して原稿の破損や読み取り画像の欠落を防止する。また、読み取り制御部28では、上記搬送停止の他に、または搬送停止とともに、他の制御、例えば斜行の警告表示や斜行矯正装置を設けて斜行の矯正を行うようにしてもよい。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は、本発明の範囲を逸脱しない範囲において変更可能である。
本発明の一実施形態の原稿読み取り装置を示す概略断面図である。 同じく、制御ラインを示すブロック図である。 同じく、読み取り素子の概要を示す図である。 同じく、斜行検出を伴う読み取り動作を示すフローチャートである。 同じく、読み取り素子に対する原稿の斜行状態を示す説明図である。 同じく、リニアイメージセンサまたは密着イメージセンサによる画像読み取り波形を示す図である。
符号の説明
1 画像形成装置
2 中央制御部
4 操作部
10 原稿読み取り装置
11 自動原稿送り装置
13a 原稿サイズ検知センサ
13b 原稿サイズ検知センサ
13c 原稿サイズ検知センサ
16、21 搬送センサ
28 読み取り制御部
280 自動送り装置駆動制御部
281 端部位置検知部
282 斜行量検知部
36 リニアイメージセンサ
36a 密着イメージセンサ
360 読み取り素子
30 原稿読み取り部
100 原稿

Claims (18)

  1. 搬送されるシートの主走査方向の端部位置を該シートの搬送中に複数回に亘って検出する主走査方向端部検出手段と、前記主走査方向端部検出手段によって複数回に亘って検出された前記端部位置に基づいて該シートの斜行量を検出する斜行量検出手段とを備えることを特徴とするシート搬送装置。
  2. 前記斜行量検出手段は、主走査方向における検出端部位置に基づいて斜行量を求めるものであることを特徴とする請求項1記載のシート搬送装置。
  3. 前記斜行量検出手段は、搬送される前記シートの副走査方向における検出間移動量と主走査方向における検出時端部位置の変化量とに基づいて斜行量を求めるものであることを特徴とする請求項1記載のシート搬送装置。
  4. 前記斜行量検出手段により得られた前記シートの斜行量に基づいて斜行判定を行う斜行判定手段を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のシート搬送装置。
  5. 前記斜行判定手段は、前記シートの斜行量が所定の斜行量を超える場合に斜行しているとの判定を行うことを特徴とする請求項4記載のシート搬送装置。
  6. 前記斜行判定手段は、前記シートの搬送に伴って複数回検出される前記シートの斜行量が連続性を有しない場合に、斜行しているとの判定を行うことを特徴とする請求項4または5に記載のシート搬送装置。
  7. 前記斜行判定手段によって前記シートが斜行していると判定される場合に、前記シートの搬送を停止する搬送停止手段を備えることを特徴とする請求項4〜6のいずれかに記載のシート搬送装置。
  8. 画像読み取りに備えて搬送される原稿の主走査方向の端部位置を該原稿の搬送中に複数回に亘って検出する主走査方向端部検出手段と、該主走査方向端部検出手段によって複数回に亘って検出された前記端部位置に基づいて該原稿の斜行量を検出する斜行量検出手段を備えることを特徴とする原稿読み取り装置。
  9. 前記主走査方向端部検出手段は、画像読み取り素子によって読み取った画像データを用いて前記原稿の端部位置を検出するものであることを特徴とする請求項8記載の画像読み取り装置。
  10. 前記斜行量検出手段は、主走査方向における検出端部位置に基づいて斜行量を求めるものであることを特徴とする請求項8記載の原稿読み取り装置。
  11. 前記斜行量検出手段は、搬送される前記原稿の副走査方向における検出間移動量と主走査方向における検出時端部位置の変化量とに基づいて斜行量を求めるものであることを特徴とする請求項8記載の原稿読み取り装置。
  12. 前記斜行量検出手段により得られた前記原稿の斜行量に基づいて斜行判定を行う斜行判定手段を備えることを特徴とする請求項8〜11のいずれかに記載の原稿読み取り装置。
  13. 前記斜行判定手段は、前記原稿の斜行量が所定の斜行量を超える場合に斜行しているとの判定を行うことを特徴とする請求項12記載の原稿読み取り装置。
  14. 前記斜行判定手段は、前記原稿の搬送に伴って複数回検出される前記原稿の斜行量が連続性を有しない場合に、斜行しているとの判定を行うことを特徴とする請求項12または13に記載の原稿読み取り装置。
  15. 前記斜行判定手段によって前記原稿が斜行していると判定される場合に、前記原稿の搬送を停止する搬送停止手段を備えることを特徴とする請求項12〜14のいずれかに記載の原稿読み取り装置。
  16. 前記搬送停止手段による前記停止の動作を有効とするか無効とするかを設定可能な停止有効/無効設定手段を備えることを特徴とする請求項15記載の原稿読み取り装置。
  17. 前記搬送停止手段による前記停止の動作を、搬送される原稿サイズに応じて有効とするか無効とするかを切替えるサイズ対応有効/無効切替手段を備えることを特徴とする請求項15または16に記載の原稿読み取り装置。
  18. 搬送される原稿のサイズを検知する原稿サイズ検知手段を備え、前記サイズ対応有効/無効切替手段は、前記原稿サイズ検知手段の検知結果に基づいて前記停止の動作の有効、無効を切り替えることを特徴とする請求項15〜17のいずれかに記載の原稿読み取り装置。
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