JP2006334565A - 板材の塗油方法及びその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】板材の表面の油膜を、板材の所望の速度に応じて、必要な膜厚で、且つムラ無く均一に仕上げる。
【解決手段】板材の塗油方法としては、上下一対のローラ5,7間に、所望の板厚からなる板材3を挟み込んで走行させて、所望の油を前記板材3の表面に塗布する際、前記板材3の所望の速度に応じて、板材3の表面に塗布される塗布厚を調整すべく、前記油の塗布量を、前記一対のローラ5,7の少なくとも一方のローラの表面に前記油を供給する定量ポンプ59を可変型回転駆動装置57で制御して、前記板材3の表面に前記油を塗布する。
【選択図】図1

Description

この発明は、板材の塗油方法及びその装置に関し、特にプレスコイル材などの板材の上、下面のいずれか、又は両面に潤滑油、離型油等のオイルを上下一対のローラで自動塗布する板材の塗油方法及びその装置に関する。
従来、プレスコイル材などの板材は、プレスやパンチング等のプレス成形が行われる前に、前記板材の上、下面のいずれか、又は両面に潤滑油、離型油等のオイルが塗布される必要がある。しかも、オイルを塗布する際には、板材の表面の油膜を必要な膜厚で、ムラ無く均一に仕上がることが求められる。それによって、オイルのコストを安価にし、プレス成形型の寿命を延ばし、プレス成形による製品の仕上りがきれいな上、ムラ(製品のバラツキ)を少なくし、板材や製品を運ぶ時にその表面のオイルが落ちないので環境保全を良くし、人件費も少なくできるからである。
図8を参照するに、従来のオイルコーティング装置201(塗油装置)においては、上記のニーズに応えて、上記の板材203の表面にオイルを経済的に自動塗油すべく開発されている。すなわち、プレスコイル材などの板材203の上、下面のいずれか、又は両面にオイルを塗布するための上下一対の上部、下部アプリケーションローラ205,207と、上下一対の上部、下部ワイパーローラ209,211とを備えた潤滑ヘッド213と、前記上部、下部アプリケーションローラ205,207の表面にオイルを供給するための図示しないポンプユニットと、から構成されている。
前記ポンプユニットより送り込まれるオイルは、潤滑ヘッド213のケーシング215内の上部、下部塗油管217,219から、前記板材203の上下面を図示しないスプリング力で締めつけられている2本の上部、下部アプリケーションローラ205,207の表面に平均的に吐出される。なお、上記の上部、下部塗油管217,219は、図8の紙面に対して垂直方向に延びており、直径φが約0.8〜1.0mmほどの噴射孔221が上部、下部塗油管217,219の延伸方向に適宜間隔で多数、設けられている。
さらに、板材203の表面にオイルを均一にコーティングするためには、上記の上部、下部アプリケーションローラ205,207だけでは十分とは云えないので、他の一対の上部、下部ワイパーローラ209,211が前記上部、下部アプリケーションローラ205,207より板材走行方向の前方側に配置され、上部、下部アプリケーションローラ205,207と同じ様に、図示しないスプリング力で締めつけられている。
したがって、上部、下部アプリケーションローラ205,207及び上部、下部ワイパーローラ209,211は、それぞれ密着した状態で、スムーズに上下にスライドできるので、板材203のパスラインPLは自由に採れる構造である。
また、上記の2対の上部、下部アプリケーションローラ205,207と上部、下部ワイパーローラ209,211はケーシング215で支持されており、ケーシング215の下部にはオイルパンのような油溜まり223が設けられており、ケーシング215の上部はカバー225により被蓋されている。また、前記ケーシング215の底部には油戻り管227が設けられており、ケーシング215の底部に溜まったオイルは油戻り管227を介して図示しないポンプユニットに戻るように構成されている。
したがって、板材203が上記の2本の上部、下部アプリケーションローラ205,207の間を通過するときに、上部、下部アプリケーションローラ205,207は板材203の走行速度に追従して矢印方向に回転し、オイルが上部、下部塗油管217,219の多数の吐出孔221から上部、下部アプリケーションローラ205,207の表面に向けて吐出される。図8ではオイルが上部、下部塗油管217,219から2本の上部、下部アプリケーションローラ205,207の表面に吐出されているが、上部あるいは下部の上部、下部アプリケーションローラ205,207のいずれかのみにも吐出できる。
上部、下部アプリケーションローラ205,207の表面のオイルは、板材203の両面にコーティングされる。このとき、板材203がスプリング力で締めつけられている上部、下部アプリケーションローラ205,207によってオイルが良く引き伸ばされながら塗油され、余分のオイルは油戻り管227を経て図示しないポンプユニットに戻される。なお、ポンプユニットに戻されたオイルは循環されており、上部、下部塗油管217,219から上部、下部アプリケーションローラ205,207へ吐出するために再利用される。
さらに、上記の板材203は前記上部、下部ワイパーローラ209,211の間を通る時に、板材203の表面の余分のオイルが更に除去されることになる。以上のようにして、上記の2対の上部、下部アプリケーションローラ205,207と上部、下部ワイパーローラ209,211による行程を経た板材203は、比較的良好なオイルコーティングが施される(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−121951号公報
ところで、図8に示されているような従来のオイルコーティング装置201においては、ポンプユニットによるオイルの供給量を少なくすると、上部、下部塗油管217,219の吐出孔221からオイルが垂れてしまうので、板材203の所望の走行速度に応じてオイルの塗布量をコントロールすることができず、均等なオイル膜厚に仕上げることが難しいという問題点があった。
例えば、板幅が1mである板材203の速度が10m/minであるとすれば、1分間でオイルコーティングされる面積は10mであり、コーティングすべきオイルの量が10cc/minであるとすれば、オイルコーティング量は1cc/mとなる。したがって、板材203表面のオイル膜厚は1μmほどになる。
一般的に、板材203の板厚が厚いときはオイルの塗布厚を厚くし、板厚が薄いときはオイルの塗布厚を薄くするが、従来のオイルコーティング装置201では、オイルの塗布量を調整して所望の塗布厚で均等にオイルコーティングすることが難しいために、板材203の走行速度に関係なく、大目のオイル量を供給し、且つ前述したように上部、下部アプリケーションローラ205,207でオイルをコーティングし、特に上部、下部ワイパーローラ209,211で板材203をスプリング力で加圧することにより、オイルをしごいて均等な膜厚となるようにしているのであるが、この方法では得られるオイル膜厚に限度があり、オイルコーティング量が大目になるので、無駄が生じるという問題点があった。
前述したように、板材203の表面の油膜を必要な膜厚で、ムラ無く均一に仕上げるというニーズに対しては、まだ十分に答え応じるまでに至っていないという問題点があった。
この発明は上述の課題を解決するためになされたものである。
この発明の板材の塗油方法は、上下一対のローラ間に、所望の板厚からなる板材を挟み込んで走行させて、所望の油を前記板材の表面に塗布する際、
前記板材の所望の速度に応じて、板材の表面に塗布される塗布厚を調整すべく、前記油の塗布量を、前記一対のローラの少なくとも一方のローラの表面に前記油を供給する定量ポンプを可変型回転駆動装置で制御して、前記板材の表面に前記油を塗布することを特徴とするものである。
この発明の板材の塗油装置は、所望の板材を上下から挟み込んで前記板材の表面に所望の油を塗布する上下一対のローラと、この一対のローラの少なくとも一方のローラの表面に向けて前記油を吐出する複数の吐出流路を備えたブレード型ノズルと、このブレード型ノズルの前記複数の吐出流路に前記油を供給する定量ポンプと、この定量ポンプを前記板材の所望の速度に応じて、板材の表面に塗布される塗布厚を調整すべく、前記油の塗布量を制御する可変型回転駆動装置と、からなることを特徴とするものである。
この発明の板材の塗油装置は、前記板材の塗油装置において、前記ブレード型ノズルが、互いに対向する一対の第1,第2ノズルブレードを備えたノズルヘッドと、前記第1,第2ノズルブレードに挟んで配置したシムと、このシムの少なくとも一方の面と前記第1又は第2ノズルブレードの表面との間に設けて前記板材に向けて油を吐出する複数の吐出流路と、この複数の吐出流路に連通する液体供給路と、を備えると共に、前記シムが前記第1,第2ノズルブレードの前方端縁より前方に突出した突出部を設けていることが好ましい。
この発明の板材の塗油装置は、所望の板材を上下から挟み込んで前記板材の表面に所望の油を塗布する上下一対のローラと、
この一対の各ローラの表面に向けて前記油を吐出する複数のノズル部と、前記各ノズル部に連結して当該ノズル部に流れる油に抵抗を与え且つこの抵抗を制御する複数のコントロールユニットと、この複数のコントロールユニットを連結して各コントロールユニットを介して前記各ノズル部に油を供給するために前記上下一対の各ローラにほぼ並行して配置した給油管路と、からなる油量制御型ノズルと、
この油量制御型ノズルの前記給油管路に前記油を供給する定量ポンプと、この定量ポンプを前記板材の所望の速度に応じて、板材の表面に塗布される塗布厚を調整すべく、前記油の塗布量を制御する可変型回転駆動装置と、からなることを特徴とするものである。
以上のごとき課題を解決するための手段から理解されるように、この発明の板材の塗油方法によれば、定量ポンプを可変型回転駆動装置で制御するので、板材の表面の塗布厚(油膜)は、板材の所望の速度に応じて、必要な塗布厚で、且つムラ無く均一に仕上げることができる。したがって、使用される油量が少なくて済み、板材には油膜が必要量しか付いていないので、板材や製品を運搬する時に、その表面の油が床などに落ちない。その結果、油のコストを安価にし、プレス成形型の寿命を延ばし、プレス成形による製品の仕上りがきれいな上、製品のバラツキを少なくし、油の清掃状態が良くなるので、環境保全も良くなるし、事故防止になる。
また、この発明の板材の塗油装置によれば、各吐出流路は断面積が小さいために細管抵抗として作用し、適度の抵抗力が生じるので、少量の油であっても垂れることなく適切な吐出状態でローラの表面に向けて確実に点滴できる。しかも、定量ポンプを可変型回転駆動装置で制御するので、板材の表面の油膜は、板材の所望の速度に応じて、必要な膜厚で、且つムラ無く均一に仕上げることができる。したがって、上述した塗油方法と同様の効果が得られる。
また、この発明の他の板材の塗油装置によれば、各ノズル部から吐出される油はコントロールユニットにより適度の抵抗力が生じるので、少量の油であっても垂れることなく適切な吐出状態でローラの表面に向けて確実に点滴できる。しかも、定量ポンプを可変型回転駆動装置で制御するので、板材の表面の塗布厚(油膜)は、板材の所望の速度に応じて、必要な塗布厚で、且つムラ無く均一に仕上げることができる。したがって、上述した塗油方法と同様の効果が得られる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1及び図2を参照するに、第1の実施の形態に係る板材の塗油装置としてのオイルコーティング装置1は、鉄鋼やアルミニウムなどの金属、あるいはその他の材質のプレスコイル材などの板材3の上、下面のいずれか、又は両面に潤滑油、離型油等の油系液体(以下、単に「オイル」又は「油」という)を塗布するための上下一対の上部、下部アプリケーションローラ5,7を備えた潤滑ヘッド9と、前記上部、下部アプリケーションローラ5,7の表面にオイルを供給するためのポンプユニット11と、から構成されている。
上記の潤滑ヘッド9は、板材3の走行方向に対して左右に位置して上下に立設する平板状の左右側部フレーム13L,13Rと、この左右側部フレーム13L,13Rの下部を連結する底部フレーム15と、でケーシング状の本体フレーム17が形成されている。なお、前記底部フレーム15にはオイル溜まりとなるオイルパン19が設けられており、このオイルパン19に溜まったオイルが油戻り管21を介してポンプユニット11に戻り、循環して再利用されるように構成されている。また、上記の本体フレーム17の上部はカバー23により被蓋されている。
また、左右側部フレーム13L,13Rには、それぞれ上下一対の上部、下部ローラ支持部材25,27が図1において左端側(板材走行方向の後方側)の支軸29を支点として上下に揺動自在に設けられている。なお、左右の下部ローラ支持部材27は、図1において右端側(板材走行方向の前方側)の下部が左右側部フレーム13L,13Rに設けたストッパ31に当接して下方向への揺動を停止するように構成されている。
また、上部アプリケーションローラ5は、左右の上部ローラ支持部材25の長手方向のほぼ中間に、左右方向に延伸するようにして取り付けたローラシャフト33に図示しない軸受を介して回転自在に設けられている。同様に、下部アプリケーションローラ7は左右の下部ローラ支持部材27の長手方向のほぼ中間に、左右方向に延伸するようにして取り付けたローラシャフト33に軸受35を介して回転自在に設けられている。上部、下部アプリケーションローラ5,7は、その間に板材3を上下から挟んで加圧できるように配置されている。
さらに、左右側部フレーム13L,13Rには、例えばエアにより上下動するシリンダシャフト37を備えた上下動シリンダ39が取り付けられており、左右の上部ローラ支持部材25は、図1において右端側(板材走行方向の前方側)が上記の各上下動シリンダ39のシリンダシャフト37の下部に設けた圧縮スプリング41により下方へ常時押圧される方向に付勢されている。なお、シリンダシャフト37の先端にはスプリング支持シャフト43が下方に向けて突出しており、スプリング支持シャフト43の先端部が左右の下部ローラ支持部材27の図1において右端側(板材走行方向の前方側)に設けたガイド穴部45に挿入されている。
また、上部、下部アプリケーションローラ5,7の図1において左方(板材走行方向の後方)には、上部アプリケーションローラ5にオイルを吐出するための上部ノズル47と、下部アプリケーションローラ7にオイルを吐出するための下部ノズル49が設けられている。なお、図2では下部ノズル49が図示省略されている。
上記の上部、下部ノズル47,49からオイルが上部、下部アプリケーションローラ5,7の表面に向けて吐出されて上部、下部アプリケーションローラ5,7に確実に点滴して塗油される。なお、前記上部、下部ノズル47,49はブレード型ノズルである。
上記の上部、下部ノズル47,49へオイルを供給するためのポンプユニット11は、上部、下部ノズル47,49へオイルを供給すべく連通する液体供給管路51と、この液体供給管路51を開閉すべく設けた開閉バルブとしての例えば電磁弁53,55と、から塗油用液圧回路が構成されている。
さらに、上記の塗油用液圧回路においては、オイルが可変型回転駆動装置としての例えばサーボモータからなる液体モータ57により回転駆動される定量ポンプとしての例えば液体ポンプ59により液体タンク61から液体供給管路51へ供給されるように構成されている。
次に、上部、下部ノズル47,49について詳しく説明する。
なお、上部、下部ノズル47,49及び前記上部、下部ノズル47,49からオイルを吐出する機構は同様であるので、上部ノズル47について説明し、下部ノズル49についての説明は省略する。
上記の上部ノズル47には、図3(A)、(B)を参照するに、上部アプリケーションローラ5に向けて吐出すべきオイルの吐出流路63(スロット)が複数個、備えられており、上記のポンプユニット11により前記複数の各吐出流路63に対応してオイルが供給される構成である。
より詳細には、上部ノズル47は、一対の第1,第2ノズルブレードとしての例えばノズルブレード65とノズルブレード67との間に形成されたスリット69内に多数枚のシム71が配置されたノズルヘッド73が備えられている。ノズルブレード65,67は例えば樹脂材からなり、全長が上部アプリケーションローラ5の長さとほぼ同じ長さで設けられている。シム71は厚さが例えば0.7mm程度のステンレス鋼シートなどからなり、この第1の実施の形態では長さが200mmほどである。したがって、この第1の実施の形態の板材3としては、板幅が100〜2000mmであるので、上部アプリケーションローラ5の長さが2000mmより長く設けられており、ノズルブレード65,67の全長も2000mmほどになる。したがって、10枚のシム71が横方向に並べられ、その全長がノズルブレード65,67の全長と同じ長さになるように配列される。
また、シム71の表面とノズルブレード65,67の隣接表面との間には、上部アプリケーションローラ5の表面に向けて吐出すべきオイルの吐出流路63が形成されている。この吐出流路63は、例えばシム71の片面〔この第1の実施の形態ではシム71の図3(B)において左側面〕に溝深さCでエッチング加工されている。なお、ノズルブレード65の内面側には、上記の複数の吐出流路63にオイルを供給するための油だめ75と液体供給口77が設けられている。なお、前記吐出流路63はシム71の両面に設けてもよい。
図4(A),(B)を併せて参照するに、例えばシム71としては、図4(B)において左側の表面には複数の吐出流路63A,63B,・・・・・,n(任意の数)が深さCでエッチング加工されており、前記各吐出流路63A,63B,・・・・・,nは、それぞれノズルブレード65に設けた油だめ75の位置から下流側に向けて1本の流路溝が配置されているもので、シム71には合計n本の流路溝が配置されている。
なお、この第1の実施の形態では前記各吐出流路63A,63B,・・・・・,nの最下流の両端に位置する流路溝の間隔は、例えば20mm程度とすることができ、シム71の長さが200mmであるので、10本の吐出流路63A,63B,・・・・・,63Jが設けられることになる。
また、この第1の実施の形態では、上記のように形成された吐出流路63A,63B,・・・・・,63Jの最終的な流路の吐出口79は、四角形状をなしている。
さらに、シム71は、各吐出流路63A,63B,・・・・・,63Jの先端部から後方に向けて三角形状の切欠き部が形成されており、換言すれば各吐出流路63A,63B,・・・・・,63Jの先端部付近は先端部に向けて山形状に突出している。
このシム71がノズルブレード65,67に組み立てられると、図3(A),(B)に示されているようにシム71の各吐出流路63A,63B,・・・・・,63Jの先端部はノズルブレード65,67の先端縁より図3(A)において下方向の先端側へ突出する突出部81が形成される。
上記の各吐出流路63A,63B,・・・・・,63Jの突出部81は、図1に示されているように、上部ノズル47が潤滑ヘッド9に組み立てられるときに、ノズルブレード65,67が上部アプリケーションローラ5に接触することなく、シム71の各吐出流路63A,63B,・・・・・,63Jの先端部を上部アプリケーションローラ5の表面付近に近づけることが可能となる。
図5(A),(B)を併せて参照するに、ノズルブレード65の内面側に設けた油だめ75は、ノズルブレード65の長手方向に細長い溝であり、各シム71毎に対応して設けられている。また、液体供給口77は、各油だめ75の長手方向のほぼ中央に連通している。なお、前述したように、前記各液体供給口77は、図1に示されているように電磁弁53、55並びに液体供給管路51を介して液体ポンプ59に接続されている。
なお、上記の各吐出流路63A,63B,・・・・・,63Jは細管抵抗として作用するものであり、その抵抗値は流路の長さに比例し、流量は長さの二乗に反比例する。また、この第1の実施の形態のシム71の10本の吐出流路63A,63B,・・・・・,63Jから吐出されるオイルの全体の塗油幅は200mmである。したがって、各シム71の吐出流路63A,63B,・・・・・,63Jの上流側の電磁弁53、55を開閉することにより、シム71の全体としての塗油幅は、通過する板材3の板幅に応じて電磁弁53、55を開放するシム71の数をnとすると、200×n(mm)へと変化させることが可能である。
上記のシム71の長手方向の両側に形成された比較的大きな円形開口部83は、装置全体の支持ブラケット等に対する固定ボルトを通すものである。また、各吐出流路63A,63B,・・・・・,63Jの隣接領域に配置された比較的小さい円形開口部85は、シム71と隣接するノズルブレード65,67との間の液密性を維持しつつ装置を組立てるための止めねじを通すものである。例えば、図2では、上部ノズル47は長手方向の両端が支持ブラケット47Aと図示せざる他の長尺の支持部材とにより左右側部フレーム13L,13Rに支持されている。
再び図1を参照するに、液体ポンプ59と液体供給口77との間の液体供給管路51には、この液体供給管路51と液体ポンプ59の流体圧力を一定に保つための流量制御弁87が介設されている。
また、上記の液体モータ57及び電磁弁53,55はそれぞれ制御装置89により制御されるように構成されている。
なお、上部、下部ノズル47,49は、特にシム71の先端部が、図1に示されているように、上部、下部アプリケーションローラ5,7の回転中心より上方に位置し、且つ上部、下部アプリケーションローラ5,7の頂点より下方に位置していることが、上部、下部アプリケーションローラ5,7の表面に均等に油を吐出するという点で好ましく、特に上部、下部アプリケーションローラ5,7の頂点に近いほど望ましい。すなわち、図1において、上部ノズル47は上部アプリケーションローラ5のAの範囲内に位置し、下部ノズル49は下部アプリケーションローラ7のBの範囲内に位置していることが望ましい。
次に、上記構成における作用を説明する。
図1及び図2を参照するに、上部、下部アプリケーションローラ5,7の間に板材3が挟まれるときは、左右の上下動シリンダ39へのエア供給は上昇側がONで、且つ下降側がOFFとなってシリンダシャフト37が上昇する。したがって、上部アプリケーションローラ5を下方へ加圧する圧縮スプリング41の付勢力が弱くなる。この状態で、プレスコイル材等の板材3が上部、下部アプリケーションローラ5,7の間に弱い力で上下から挟まれる。
この後、左右の上下動シリンダ39へのエア供給は下降側がONで、且つ上昇側がOFFとなってシリンダシャフト37が下降し、圧縮スプリング41を介して左右の上部ローラ支持部材25を下方へ押圧するので、板材3はパスラインPL上で、上部、下部アプリケーションローラ5,7の間に圧縮スプリング41の一定の付勢力で挟まれた状態となる。
したがって、上記の板材3が、図1の矢印で示されているように前方へ走行されると、上部、下部アプリケーションローラ5,7が板材3の走行速度に追従して図1の矢印に示されているように回転することになる。
一方、塗油すべきオイルは、定量ポンプである液体ポンプ59が可変型回転駆動装置である液体モータ57により制御して回転駆動されるので、板材5の所望の速度に応じて、液体ポンプ59により必要なオイルの塗布量が液体タンク61から液体供給管路51を経て上部、下部ノズル47,49の液体供給口77へ供給される。また、上部、下部ノズル47,49からオイルが吐出されるときは制御装置89により電磁弁53,55がONされて開放される。これにより、オイルが、液体供給口77を経て上部、下部ノズル47,49における複数個のシム71の各吐出流路63A,63B,・・・・・,63Jの最終的な流路の各吐出口79から上部、下部アプリケーションローラ5,7の表面に向けて吐出される。
さらに、図3(B)を参照して、上部、下部ノズル47,49からオイルが吐出されるときの作用を詳しく説明すると、制御装置89により電磁弁53,55をONせしめ、オイルが液体供給管路51を経て液体供給口77へ供給され、この液体供給口77から供給されるオイルは油だめ75からシム71の各吐出流路63A,63B,・・・・・,63J内を通過するのであるが、各吐出流路63A,63B,・・・・・,63Jは断面積が小さいために細管抵抗として作用し、その抵抗値は流路の長さに比例し、流量は長さの二乗に反比例するので、適度の抵抗力が生じることになる。したがって、少しのオイル量であっても、垂れることなく適切な吐出状態で上部、下部アプリケーションローラ5,7の表面に向けて確実に点滴できる。
しかも、オイルは、上述したように可変型回転駆動装置であるサーボモータからなる液体モータ57により回転駆動される定量ポンプである液体ポンプ59により液体タンク61から液体供給管路51へ供給されるので、オイル供給量を板材3の所望の速度に応じて制御することができる。
上部、下部アプリケーションローラ5,7の表面に吐出されたオイルは、図1の矢印のように回転する上部、下部アプリケーションローラ5,7の間で板材3の両面にコーティングされる。このとき、板材3が圧縮スプリング41のスプリング力で締めつけられている上部、下部アプリケーションローラ5,7によってオイルが良く引き伸ばされながら塗油される。しかも、板材3の所望の速度に応じてオイル供給量が制御されるので、必要量のオイルが板材3の表面に必要な塗布厚(膜厚)で、且つムラ無く均一に仕上げる作用をすることになる。
なお、上部、下部アプリケーションローラ5,7によってしごかれて生じた余分のオイルは、油戻り管21を経て図示しないポンプユニット11に戻される。なお、ポンプユニット11に戻されたオイルは循環されており、上部、下部ノズル47,49から上部、下部アプリケーションローラ5,7へ吐出するために再利用される。
一方、制御装置89により電磁弁53,55をOFFせしめると、上部、下部ノズル47,49の各吐出口79からのオイル吐出が停止して、液体供給管路51内のオイルが流量制御弁87を経て液体タンク61に戻っていく。
以上のことから、板材3の表面の塗布厚(油膜)は、板材3の所望の速度に応じて、必要な膜厚で、且つムラ無く均一に仕上げることができる。したがって、例えば、従来ではオイルの塗布量を100とすると、この第1の実施の形態では1/10〜1/100の塗布量で済むので、使用されるオイル量が少なくて済み、板材3には油膜が必要量しか付いていないので、板材3やプレス製品を運搬するときに、その表面のオイルが工場の床などに落ちない。
したがって、オイルのコストを安価にし、プレス成形型の寿命を延ばし、プレス成形による製品の仕上りがきれいな上、ムラ(製品のバラツキ)を少なくし、オイルの清掃状態が良くなるので、環境保全も良くなるし、事故防止にもなる。
次に、この発明の第2の実施の形態に係る板材の塗油装置としてのオイルコーティング装置91について図面を参照して説明する。なお、前述した第1の実施の形態のオイルコーティング装置1と同様の部材には同じ符号を付して詳しい説明は省略し、異なる部分について説明する。
図6及び図7を参照するに、オイルコーティング装置91は、オイルコーティング装置1の上部、下部ノズル47,49の換わりに、上部、下部給油管93,95と、各上部、下部給油管93,95の長手方向に適宜間隔を介して配設した多数のコントロールユニット97と、この各コントロールユニット97に連結したノズル部99と、からなる上部、下部油量制御型ノズル101,103が設けられたものである。なお、上記の各コントロールユニット97は、該当するノズル部99に流れるオイルに抵抗を与え且つこの抵抗を制御する抵抗体として機能するものであり、制御装置89に接続されている。
より詳しく説明すると、上部、下部油量制御型ノズル101,103及び前記上部、下部油量制御型ノズル101,103からオイルを吐出する機構は同様であるので、上部油量制御型ノズル101と、これに係る各部材について説明し、下部油量制御型ノズル103についての説明は省略する。
上記の上部油量制御型ノズル101としては、上部給油管93が上部アプリケーションローラ5より後方側(図6において左方側)に位置し、且つほぼ水平方向にして図7において左右方向に延伸するようにして配置されている。また、前記上部給油管93には、多数のコントロールユニット97が上部給油管93の長手方向に適宜間隔を介して配設されており、前記各コントロールユニット97には当該コントロールユニット97で制御されたオイルを上部アプリケーションローラ5の表面に向けて吐出するノズル部99が連結されている。
また、上記の上部油量制御型ノズル101を潤滑ヘッド9に取り付けるために、左右の上部ローラ支持部材25には、上部アプリケーションローラ5より後方側(図6において左方側)に位置して、上記の上部給油管93を上下方向に余裕を持って貫通させるための貫通穴105が設けられている。なお、左右の下部ローラ支持部材27にも、下部油量制御型ノズル103の下部給油管95を貫通させるための貫通穴105が設けられている。
上部給油管93は、図7に示されているように一端側が閉塞されており、他端側がポンプユニット11に連通されている。さらに、上部給油管93は、上記の左右の上部ローラ支持部材25の貫通穴105を挿通しており、その両端側が左右側部フレーム13L,13Rを貫通して左右側部フレーム13L,13Rに固定されている。なお、上部給油管93の他端側には手動型の開閉バルブ107が設けられている。なお、図7では下部油量制御型ノズル103が図示省略されている。
また、ポンプユニット11については、図6では液体モータ57と液体ポンプ59とを平面的に図示し、液体タンク61が省略されているが、基本的には図1と同様の構成であり、前述した第1の実施の形態のオイルコーティング装置1と同様である。すなわち、塗油用液圧回路はオイルが可変型回転駆動装置としての例えばサーボモータからなる液体モータ57により回転駆動される定量ポンプとしての例えばギアポンプからなる液体ポンプ59により液体タンク61から液体供給管路51へ供給されるように構成されている。
なお、上部給油管93に連通する液体供給管路51には電磁弁111を設けると共に、下部給油管95に連通する液体供給管路51には電磁弁113を設けることができる。この場合、前記各電磁弁111,113はそれぞれ制御装置89に接続される。
なお、図6では、液体モータ57は中継端子ボックス109を介して制御装置89と接続されており、液体供給管路51には、この液体供給管路51と液体ポンプ59の流体圧力を一定に保つためのリリーフ弁115が介設されている。
上記構成により、塗油すべきオイルは、定量ポンプである液体ポンプ59が可変型回転駆動装置である液体モータ57により制御して回転駆動されるので、板材5の所望の速度に応じて、液体ポンプ59により必要なオイルの塗布量が液体タンク61から液体供給管路51を経て上部油量制御型ノズル101の上部給油管93と、下部油量制御型ノズル103の下部給油管95へ供給される。上部、下部給油管93,95の多数のコントロールユニット97付きのノズル部99からオイルが吐出されるときは制御装置89により電磁弁111,113がONされて開放される。これにより、オイルが多数のコントロールユニット97付きのノズル部99から上部、下部アプリケーションローラ5,7の表面に向けて確実に点滴される。
このとき、オイルは各コントロールユニット97で適度の抵抗力を受けて各ノズル部99から吐出されるので、少しのオイル量であっても、垂れることなく適切な吐出状態で上部、下部アプリケーションローラ5,7の表面に向けて確実に点滴できる。
しかも、オイルは、上述したように可変型回転駆動装置であるサーボモータからなる液体モータ57により回転駆動される定量ポンプである液体ポンプ59により液体タンク61から液体供給管路51へ供給されるので、オイル供給量を板材3の所望の速度に応じて制御することができる。
したがって、前述した第1の実施の形態のオイルコーティング装置1と同様の効果が得られるので、この効果の詳細な説明は省略する。
この発明の第1の実施の形態の塗油装置の概略的な全体を示す側面図であり、一部は図2の矢視I−I線の断面図である。 この発明の第1の実施の形態の塗油装置の潤滑ヘッドの正面図である。 (A)は、図1及び図2で使用されるブレード型ノズルの平面図で、(B)は(A)の矢視IIIB−IIIB線の断面図ある。 (A)は、シムの平面図で、(B)は(A)の矢視IVB−IVB線の断面図である。 (A)は、ノズルブレードの平面図で、(B)は(A)の矢視VB−VB線の断面図である。 この発明の第2の実施の形態の塗油装置の概略的な全体を示す側面図であり、一部は図7の矢視VI−VI線の断面図である。 この発明の第2の実施の形態の塗油装置の潤滑ヘッドの正面図である。 従来の塗油装置の概略的な側面図である。
符号の説明
1 オイルコーティング装置(第1の実施の形態の塗油装置)
3 板材
5 上部アプリケーションローラ
7 下部アプリケーションローラ
9 潤滑ヘッド
11 ポンプユニット
13L,13R 左右側部フレーム
15 底部フレーム
17 本体フレーム
19 オイルパン
21 油戻り管
25 上部ローラ支持部材
27 下部ローラ支持部材
33 ローラシャフト
37 シリンダシャフト
39 上下動シリンダ
41 圧縮スプリング
47 上部ノズル(ブレード型ノズル)
49 下部ノズル(ブレード型ノズル)
51 液体供給管路
53、55 電磁弁
57 液体モータ(可変型回転駆動装置)
59 液体ポンプ(定量ポンプ)
61 液体タンク
63 吐出流路(スロット)
65 ノズルブレード(第1ノズルブレード)
67 ノズルブレード(第2ノズルブレード)
71 シム
73 ノズルヘッド
75 油だめ
77 液体供給口
79 吐出口
81 突出部
87 流量制御弁
89 制御装置
91 オイルコーティング装置(第2の実施の形態の塗油装置)
93 上部給油管
95 下部給油管
97 コントロールユニット
99 ノズル部
101 上部油量制御型ノズル
103 下部油量制御型ノズル

Claims (4)

  1. 上下一対のローラ間に、所望の板厚からなる板材を挟み込んで走行させて、所望の油を前記板材の表面に塗布する際、
    前記板材の所望の速度に応じて、板材の表面に塗布される塗布厚を調整すべく、前記油の塗布量を、前記一対のローラの少なくとも一方のローラの表面に前記油を供給する定量ポンプを可変型回転駆動装置で制御して、前記板材の表面に前記油を塗布することを特徴とする板材の塗油方法。
  2. 所望の板材を上下から挟み込んで前記板材の表面に所望の油を塗布する上下一対のローラと、この一対のローラの少なくとも一方のローラの表面に向けて前記油を吐出する複数の吐出流路を備えたブレード型ノズルと、このブレード型ノズルの前記複数の吐出流路に前記油を供給する定量ポンプと、この定量ポンプを前記板材の所望の速度に応じて、板材の表面に塗布される塗布厚を調整すべく、前記油の塗布量を制御する可変型回転駆動装置と、からなることを特徴とする板材の塗油装置。
  3. 前記ブレード型ノズルが、互いに対向する一対の第1,第2ノズルブレードを備えたノズルヘッドと、前記第1,第2ノズルブレードに挟んで配置したシムと、このシムの少なくとも一方の面と前記第1又は第2ノズルブレードの表面との間に設けて前記板材に向けて油を吐出する複数の吐出流路と、この複数の吐出流路に連通する液体供給路と、を備えると共に、前記シムが前記第1,第2ノズルブレードの前方端縁より前方に突出した突出部を設けていることを特徴とする請求項2記載の板材の塗油装置。
  4. 所望の板材を上下から挟み込んで前記板材の表面に所望の油を塗布する上下一対のローラと、
    この一対の各ローラの表面に向けて前記油を吐出する複数のノズル部と、前記各ノズル部に連結して当該ノズル部に流れる油に抵抗を与え且つこの抵抗を制御する複数のコントロールユニットと、この複数のコントロールユニットを連結して各コントロールユニットを介して前記各ノズル部に油を供給するために前記上下一対の各ローラにほぼ並行して配置した給油管路と、からなる油量制御型ノズルと、
    この油量制御型ノズルの前記給油管路に前記油を供給する定量ポンプと、この定量ポンプを前記板材の所望の速度に応じて、板材の表面に塗布される塗布厚を調整すべく、前記油の塗布量を制御する可変型回転駆動装置と、からなることを特徴とする板材の塗油装置。

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