JP2006333466A - 安定された遷移遅延特性を有する電圧レベル変換回路 - Google Patents

安定された遷移遅延特性を有する電圧レベル変換回路 Download PDF

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Abstract

【課題】安定された遷移遅延特性を有する電圧レベル変換回路を提供する。
【解決手段】電圧レベル変換回路は第1電圧の入力信号を第2電圧の出力信号に変換し、前記入力信号を入力するための入力端子と、前記出力端子を出力するための出力端子と、前記入力端子と前記出力端子との間に並列された第1及び第2レベルシフトユニットとを含む。特に、前記第1及び第2レベルシフトユニットは前記第1及び第2電圧が変化する時、前記出力信号の上昇及び下降遷移遅延が同一な比率で変化するように、互いに異なる遷移遅延特性を有する。
【選択図】図7

Description

本発明は集積回路装置に係り、さらに具体的には電圧レベル変換回路に関するものである。
モバイル市場の増大によって、多様な動作条件が要求されている。例えば、モバイル装置は制限された容量のバッテリを利用して動作性能が適正に長時間維持されるべきである。これを満足させるための多様なエネルギー節約技術が提案されている。
そのような技術の一つは、モバイル装置を構成する機能ブロックにブロック単位で異なる電圧を供給することである。この場合、高性能が要求される機能ブロックには高い電圧が印加される反面、低性能が要求されるブロックには低い電圧が印加される。互いに異なる電圧が機能ブロックに供給されるから、周知のように外部電圧と内部電圧との電圧差によって、各機能ブロックのインターフェイスでは漏れ電流が増加する。したがって、正常的な機能を保証することは難しい。
先に言及された問題点を解決するために、よく知られたように、機能ブロックのインターフェイスには図1に図示されたような電圧レベル変換回路(または、「レベルシフト回路」と呼ぶ)が適用される。
別のエネルギー節約技術として動的電圧スケーリング(dynamic voltage scaling DVS)技術が提案された。DVS技術は機能ブロックに供給される電圧を動作条件に応じて可変/調節することによって電力消耗を減らすものである。
例えば、正常状態では高い電圧が使われ、スタンバイ状態では低い電圧が使われる。これに対し、DVS技術が適用される場合、機能ブロックの動作電圧が周辺の機能ブロックの動作電圧より低くなったり高くなることができる。機能ブロックの動作電圧が周辺の機能ブロックの動作電圧より低くなったり高くなる時、回路特性に深刻な問題が招来される。これをさらに具体的に説明すれば、次のようである。
信号伝送の時に発生する遷移遅延は、一般的に、信号伝送経路を構成するトランジスタのゲート−ソース電圧によって決定される。例えば、図2(a)に図示されたように、インバータの入力信号IN1が接地電圧GNDのローレベルから第1電圧VDD1のハイレベルに遷移する時、NMOSトランジスタM12がターンオンされる。この時、インバータの出力OUT1は第1電圧VDD1のハイレベルから接地電圧GNDのローレベルに遷移し、出力信号OUT1のハイからローへの遷移はNMOSトランジスタM12のゲート−ソース電圧によって決定される。
同様に、図2(b)に図示されたように、インバータの入力信号IN2が接地電圧GNDのローレベルから第2電圧VDD2のハイレベルに遷移する時、NMOSトランジスタM14がターンオンされる。この時、インバータの出力OUT2は第1電圧VDD1のハイレベルから設置電圧GNDのローレベルに遷移し、出力信号OUT2のハイからローへの遷移はNMOSトランジスタM14のゲート−ソース電圧によって決定される。
ここで、第1電圧VDD1が第2電圧VDD2より高いと仮定すれば、出力信号OUT1のハイからローへの遷移は、NMOSトランジスタM12のゲート−ソース電圧がNMOSトランジスタM14のゲート−ソース電圧より大きいから、出力信号OUT2のハイからローへの遷移より速い。
以下、第1電圧VDD1が第2電圧VDD2より高い条件で、出力信号OUT1のハイからローへの遷移を高速遷移(fast transition)と呼び、出力信号OUT2のハイからローへの遷移を低速遷移(slow transition)と呼ぶ。高速遷移の時、信号遅延時間は低速遷移の時の信号遅延時間より短い。
これに対して、図2(c)に図示されたように、インバータの入力信号IN3が第1電圧VDD1のハイレベルから接地電圧GNDのローレベルに遷移する時、PMOSトランジスタM15がターンオンされる。この時、インバータの出力OUT3は接地電圧GNDのローレベルから第1電圧VDD1のハイレベルに遷移し、出力信号OUT3のローからハイへの遷移はPMOSトランジスタM15のゲート−ソース電圧によって決定される。
同様に、図2(d)に図示されたように、インバータの入力信号IN4が第2電圧VDD2のハイレベルから接地電圧GNDのローレベルに遷移する時、NMOSトランジスタM17がターンオンされる。この時、インバータの出力OUT4は接地電圧GNDのローレベルから第1電圧VDD1のハイレベルに遷移し、出力信号OUT4のローからハイへの遷移はNMOSトランジスタM17のゲート−ソース電圧によって決定される。
ここで、先の仮定VDD1>VDD2によれば、出力信号OUT3のローからハイへの遷移のみならず、出力信号OUT4のローからハイへの遷移は、PMOSトランジスタM15、M17の各々のゲート−ソース電圧が最大VDD1になるから、高速遷移になる。
先の説明からわかるように、第1電圧VDD1が第2電圧VDD2より低い場合、出力信号OUT1、OUT3、OUT4は各トランジスタのゲート−ソース電圧が最大VDD1になるから低速遷移を有する反面、出力信号OUT2はトランジスタのゲート−ソース電圧が最大VDD2になるから高速遷移を有する。
先に言及されたように、機能ブロックの動作電圧が周辺の機能ブロックの動作電圧より低くなったり高くなる時、伝送信号(特に、クロック信号)のデューティ比(duty ratio)が歪められる。上述の遷移特性を利用してデューティ比の変化を説明すれば、次のようである。
図1を参照すると、まず、第1電圧VDD1が第2電圧VDD2より高いと仮定すれば、入力端子T1に第1電圧VDD1のハイレベルから接地電圧GNDのローレベルに遷移する信号が印加される場合、PMOSトランジスタM1、NMOSトランジスタM5、PMOSトランジスタM4、及びNMOSトランジスタM10がターンオンされる。この時、M1、M5、M4及びM10トランジスタは各々高速遷移、高速遷移、低速遷移、及び低速遷移を有する。
入力端子T1に接地電圧GNDのローレベルから第1電圧VDD1のハイレベルに遷移する信号が印加される場合、NMOSトランジスタM2、PMOSトランジスタM7、NMOSトランジスタM6、及びPMOSトランジスタM9がターンオンされる。この時、M2、M7、M6及びM9トランジスタは各々高速遷移、高速遷移、高速遷移、及び低速遷移を有する。
第1電圧VDD1が第2電圧VDD2より低いと仮定すれば、入力端子T1に第1電圧VDD1のハイレベルから接地電圧GNDのローレベルに遷移する信号が印加される場合、PMOSトランジスタM1、NMOSトランジスタM5、PMOSトランジスタM4、及びNMOSトランジスタM10がターンオンされる。この時、M1、M5、M4及びM10トランジスタは各々低速遷移、低速遷移、高速遷移、及び高速遷移を有する。
入力端子T1に接地電圧GNDのローレベルから第1電圧VDD1のハイレベルに遷移する信号が印加される場合、NMOSトランジスタM2、PMOSトランジスタM7、NMOSトランジスタM6、及びPMOSトランジスタM9がターンオンされる。この時、M2、M7、M6、及びM9トランジスタは各々低速遷移、低速遷移、低速遷移、及び高速遷移を有する。
以下、高速遷移は「F」、低速遷移は「S」と表記する。先の遷移変化を要約すれば、下の表1のようである。
Figure 2006333466
表1から分かるように、第1及び第2電圧VDD1、VDD2が変化する時、上昇及び下降遷移遅延が変化する。下降遷移遅延パターンは「FFSS」から「SSFF」に変わったが、下降遷移遅延特性は変化しなかった。これに対して、上昇遷移遅延パターンは「FFFS」から「SSSF」に変わり、その結果、上昇遷移遅延特性は2F2S変化した。これは電圧レベル変換回路LSを通じて伝達される信号(例えば、クロック信号)のデューティ比が変化したことを意味する。
例えば、VDD1>VDD2である時、クロック信号OUT_CLKのデューティ比が50:50であると仮定すれば、図3に図示されたように、VDD1<VDD2である時、クロック信号OUT_CLKのデューティ比は50%を外れる。なぜなら、先に説明したように、第1及び第2電圧VDD1、VDD2が変化する時、下降遷移遅延の変化が上昇遷移遅延の変化と異なるからである。
よく知られたように、クロックデューティ比の歪みによってクロックスキューが誘発される。クロックスキューはセットアップマージン及びホールドマージンの減少を招来し、これはもっと多いマージンが要求されることを意味する。従って、クロックスキューによって速度及び機能の低下が引き起こされる。
本発明の目的は、動作電圧の変化とは無関係に、一定なデューティ比を維持できる電圧レベル変換回路を提供することにある。
上述の諸般の目的を解決するために本発明の一特徴によると、第1電圧の入力信号を第2電圧の出力信号に変換する電圧レベル変換回路が提供される。電圧レベル変換回路は前記入力信号を入力するための入力端子と、前記出力端子を出力するための出力端子と、前記入力端子と前記出力端子との間に並列連結された第1及び第2レベルシフトユニットとを含み、前記第1及び第2レベルシフトユニットは前記第1及び第2電圧が変換する時、前記出力信号の上昇及び下降遷移遅延が同一な比率で変化するように、互いに異なる遷移遅延特性を有する。
望ましい実施例において、前記第1及び第2レベルシフトユニットの各々は少なくとも三つの信号遷移ステージを含む。
望ましい実施例において、前記第1電圧が前記第2電圧より高く、前記入力信号がローレベルからハイレベルに遷移する時、前記第1レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“FFF”の遷移遅延特性を有し、前記第2レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“FSS”の遷移遅延特性を有し、前記“F”はゲート−ソース電圧によるMOSトランジスタの高速遷移遅延を示し、前記“S”はゲート−ソース電圧によるMOSトランジスタの低速遷移遅延を示す。
望ましい実施例において、前記第1電圧が前記第2電圧より高く、前記入力信号が前記ハイレベルから前記ローレベルに遷移する時、前記第1レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“FFS”の遷移遅延特性を有し、前記第2レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“FFS”の遷移遅延特性を有する。
望ましい実施例において、前記第1電圧が前記第2電圧より低く、前記入力信号が前記ローレベルからハイレベルに遷移する時、前記第1レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“SSS”の遷移遅延特性を有し、前記第2レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“SFF”の遷移遅延特性を有する。
望ましい実施例において、前記第1電圧が前記第2電圧電圧より低く、前記入力信号が前記ハイレベルから前記ローレベルに遷移する時、前記第1レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“SSF”の遷移遅延特性を有し、前記第2レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“SSF”の遷移遅延特性を有する。
望ましい実施例において、前記第1レベルシフトユニットは前記入力端子に連結された第1インバータと、前記第1インバータの出力に連結された第2インバータと、前記第1及び第2インバータの出力に応答して前記出力端子を前記第2電圧及び接地電圧のいずれかで駆動する第1差動増幅器とを含み、前記第1及び前記第2インバータに前記第1電圧が供給され、前記第1差動増幅器に前記第2電圧が供給される。
望ましい実施例において、前記第1レベルシフトユニットは、前記第1差動増幅器の第1交差接続ノードを前記出力端子から隔離させるように構成された隔離部がさらに提供される。
望ましい実施例において、前記隔離部は前記第2電圧と前記出力端子との間に連結され、前記第1差動増幅器の第2交差接続ノードに連結されたゲートを有するPMOSトランジスタと、前記出力端子と接地電圧との間に連結され、前記第2インバータの出力に連結されたゲートを有するNMOSトランジスタとを含む。
望ましい実施例において、前記第2レベルシフトユニットは前記入力端子に連結された第3インバータと、前記第3インバータの出力及び前記入力信号に応答して前記第2電圧及び接地電圧のいずれかを有する信号を出力する第2差動増幅器と、前記第2差動増幅器の出力と前記出力端子との間に連結された第4インバータとを含み、前記第3インバータに前記第1電圧が供給され、前記第2差動増幅器及び前記第4インバータに前記第2電圧が供給される。
望ましい実施例において、前記第2レベルシフトユニットは前記第1インバータの出力及び前記入力信号に応答して前記第2電圧及び接地電圧のいずれかを有する信号を出力する第2差動増幅器と、前記第2差動増幅器の出力と前記出力端子との間に連結された第3インバータとを含み、前記第2差動増幅器及び前記第3インバータに前記第2電圧が供給される。
望ましい実施例において、前記第2レベルシフトユニットは前記第2電圧と内部ノードとの間に連結され、前記第1差動増幅器の第1交差接続ノードに連結されたゲートを有する第1PMOSトランジスタと、前記内部ノードと接地電圧との間に連結され、前記入力端子に連結されたゲートを有する第1NMOSトランジスタと、前記第2電圧と前記第1交差接続ノードとの間に連結され、前記内部ノードに連結されたゲートを有する第2PMOSトランジスタと、前記出力端子と前記接地電圧との間に連結され、前記第1差動増幅器の第2交差接続ノードに連結されたゲートを有する第2NMOSトランジスタとを含む。
望ましい実施例において、前記第1差動増幅器の第1交差接続ノードは前記出力端子に連結される。
望ましい実施例において、前記出力端子に連結され、前記第2電圧が供給されるインバータがさらに提供される。
実施例において、前記第1及び第2レベルシフトユニットの各々は四つの信号遷移ステージを含む。前記第1電圧が前記第2電圧より高く、前記入力信号がローレベルからハイレベルに遷移する時、前記第1レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“FFFS”の遷移遅延特性を有し、前記第2レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“FSSS”の遷移遅延特性を有し、前記“F”はゲート−ソース電圧によるMOSトランジスタの高速遷移遅延を示し、前記第“S”はゲート−ソース電圧によるMOSトランジスタの低速遷移遅延を示す。これに対して、前記第1電圧が前記第2電圧より高く、前記入力信号が前記ハイレベルから前記ローレベルに遷移する時、前記第1レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“FFSS”の遷移遅延特性を有し、前記第2レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“FFSS”の遷移遅延特性を有する。
また、前記第1電圧が前記第2電圧より低く、前記入力信号が前記ローレベルから前記ハイレベルに遷移する時、前記第1レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“SSSF”の遷移遅延特性を有し、前記第2レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“SFFF”の遷移遅延特性を有する。前記第1電圧が前記第2電圧より低く、前記入力信号が前記ハイレベルから前記ローレベルに遷移する時、前記第1レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“SSFF”の遷移遅延特性を有し、前記第2レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“SSFF”の遷移遅延特性を有する。
実施例において、前記第1レベルシフトユニットは前記入力端子に連結された第1インバータと、前記第1インバータの出力に連結された第2インバータと、第1及び第2交差接続ノードを有し、前記第1及び第2インバータの出力に応答して動作する第1差動増幅器と、前記第1差動増幅器の第1交差接続ノードを前記出力端子から隔離させ、前記第2交差接続ノード及び前記第2インバータの出力に応答して前記出力端子を前記第2電圧及び接地電圧のいずれかで駆動する第1隔離部とを含み、前記第1及び第2インバータに前記第1電圧が供給され、前記第1差動増幅器及び前記第1隔離部に前記第2電圧が供給される。前記第1隔離部は前記第2電圧と前記出力端子との間に連結され、前記第1差動増幅器の第2交差接続ノードに連結されたゲートを有するPMOSトランジスタと、前記出力端子と接地電圧との間に連結され、前記第2インバータの出力に連結されたゲートを有するNMOSトランジスタとを含む。
実施例において、前記第2レベルシフトユニットは前記入力端子に連結された第3インバータと、第3及び第4交差接続ノードを有し、前記第3インバータの出力及び前記入力信号に応答して前記第2電圧及び接地電圧のいずれかを有する信号を出力する第2差動増幅器と、前記第4交差接続ノード及び前記第3インバータの出力に応答して前記第2電圧及び接地電圧のいずれかを有する信号を出力する第2隔離部と、前記第2隔離部の出力と前記出力端子との間に連結された第4インバータとを含み、前記第3インバータに前記第1電圧が供給され、前記第2差動増幅器、前記第2隔離部、及び前記第4インバータに前記第2電圧が供給される。前記第2隔離部は前記第2電圧と前記第4インバータの入力との間に連結され、前記第2差動増幅器の第4交差接続ノードに連結されたゲートを有するPMOSトランジスタと、前記第4インバータの入力と接地電圧との間に連結され、前記第3インバータの出力に連結されたゲートを有するNMOSトランジスタとを含む。
実施例において、前記第2レベルシフトユニットは第3及び第4交差接続ノードを有し、前記第1インバータの出力及び前記入力信号に応答して前記第2電圧及び接地電圧のいずれかを有する信号を出力する第2差動増幅器と、前記第4交差接続ノード及び前記第1インバータの出力に応答して前記第2電圧及び接地電圧のいずれかを有する信号を出力する第2隔離部と、前記第2隔離部の出力と前記出力端子との間に連結された第4インバータとを含み、前記第2差動増幅器、前記第2隔離部、及び前記第4インバータに前記第2電圧が供給される。前記第2隔離部は前記第2電圧と前記第4インバータの入力との間に連結され、前記第2差動増幅器の第4交差接続ノードに連結されたゲートを有するPMOSトランジスタと、前記第4インバータの入力と接地電圧との間に連結され、前記第1インバータの出力に連結されたゲートを有するNMOSトランジスタとを含む。
上述のように、電圧レベル変換回路の入力及び出力電圧が変換される時、同一な比率に出力信号の上昇及び下降遷移遅延が変化させることによって、伝送信号(例えば、クロック信号)のデューティ比を一定に維持できる。
本発明の望ましい実施例には参照符号が詳細に表示されており、その例が参照図面に表示されている。可能などんな場合にも、同一な参照番号が同一または類似な部分を参照するために説明及び図面に使われる。
以下、電圧レベル変換回路が本発明の特徴及び機能を説明するための一例として使われる。しかし、この技術分野で精通な者はここに記載された内容に従って本発明の他の利点及び性能を易しく理解できる。本発明は他の実施例を通じて実現されたり適用されることができる。また、詳細な説明は本発明の範囲、技術的な思想そして他の目的から逸脱せず、観点及び応用に従って修正されたり変更されることができる。
図4は本発明による電圧レベル変換回路を示すブロック図である。
図4を参照すると、本発明による電圧レベル変換回路100は第1及び第2レベルシフトユニット120、140を含む。第1レベルシフトユニット120は、入力信号INを入力するための入力端子101と出力信号OUTを出力するための出力端子102との間に連結されている。第2レベルシフトユニット140は、入力端子101と出力端子102との間に連結されている。即ち、第1及び第2レベルシフトユニット120、140は入力端子101と出力端子102との間に並列連結されている。
第1及び第2レベルシフトユニット120、140は互いに異なる遷移遅延特性を有する。特に、第1及び第2レベルシフトユニット120、140は、電圧変化による上昇遷移遅延及び下降遷移遅延が同一な比率で変化するように互いに異なる遷移遅延特性を有する。上昇遷移遅延及び下降遷移遅延が同一な比率で変化することによって、電圧レベル変換回路100の電圧が変化しても初期の設定されたデューティ比(例えば、50%)が維持されることができる。
第1電圧VDD1が第2電圧VDD2より低く、第1電圧VDD1の入力信号INを第2電圧VDD2の出力信号OUTに変化する場合、図5(a)に図示されたように、第1レベルシフトユニット120は入力信号INのハイからローへの遷移の時、“SSF”遷移遅延特性を有するように、そして入力信号INのローからハイへの遷移の時、“SSS”の遷移遅延特性を有するように構成される。また、第2レベルシフトユニット140は入力信号INのハイからローへの遷移の時、“SSF”の遷移遅延特性を有するように、そして入力信号INのローからハイへの遷移の時、“SFF”の遷移遅延特性を有するように構成される。
従って、図5(a)の出力端子102には二つの変換経路の遷移遅延特性の平均が現われる。即ち、下降遷移遅延は“SSF”と“SSF”との平均である“SSF”の遅延特性を有し、上昇遷移遅延は“SSS”と“SFF”との平均である“SSF”の遅延特性を有する。
第1電圧VDD1が第2電圧VDD2より高く、第1電圧VDD1の入力信号INを第2電圧VDD2の出力信号OUTに変換する場合、図5(b)に図示されたように、第1レベルシフトユニット120は入力信号INのハイからローへの遷移の時“FFS”の遷移遅延特性を有するように、そして入力信号INのローからハイへの遷移の時“FFF”の遷移遅延特性を有するように構成される。また、第2レベルシフトユニット140は入力信号INのハイからローへの遷移の時“FFS”の遷移遅延特性を有するように、そして入力信号INのローからハイへの遷移の時、“FSS”の遷移遅延特性を有するように構成される。
従って、図5(b)の出力端子102には二つの変換経路の遷移遅延特性の平均が現われる。即ち、下降遷移遅延は“FFS”と“FFS”との平均である“FFS”の遅延特性を有し、上昇遷移遅延は“FFF”と“FSS”との平均である“FFS”の遅延特性を有する。
下の表2は電圧変化による遷移遅延変化を示す。
Figure 2006333466
表2から分かるように、第1及び第2電圧VDD1、VDD2が変化する時、下降遷移遅延パターンが“FFS”から“SSF”に、またはその逆に変わり、上昇遷移遅延パターンが“FFS”から“SSF”に、またはその逆に変わる。即ち、下降遷移遅延パターン及び上昇遷移遅延パターンは同一な比率(例えば、1F1S)で変化する。これは第1及び第2電圧VDD1、VDD2が変化しても本発明の電圧レベル変換回路100を通じて伝達される信号(例えば、クロック信号)のデューティ比が一定に維持されることを意味する。
例えば、VDD1>VDD2である時、クロック信号OUT_CLKのデューティ比が50:50であると仮定すると、図6に図示されたように、VDD1<VDD2である時、クロック信号OUT_CLKのデューティ比は50:50に維持される。なぜなら、先に説明したように、第1及び第2電圧VDD1、VDD2が変化する時、下降遷移遅延の変化が上昇遷移遅延の変化と同一であるからである。
図7乃至図15は本発明の実施例による電圧レベル変換回路を示す回路図である。図7乃至図15において、同一な機能を有する構成要素は同一な参照番号で表記されるため、それに対する詳細な説明は省略する。
まず、図7を参照すると、本発明の第1の実施例による電圧レベル変換回路100は、入力端子101と出力端子102との間に並列連結された第1及び第2レベルシフトユニット120、140で構成される。
第1レベルシフトユニット120は、四つのPMOSトランジスタM31、M33、M34、M37と、四つのNMOSトランジスタM32、M35、M36、M38とを含む。ゲートが入力端子101に連結されたPMOSトランジスタM31は第1電圧VDD1とND1ノードとの間に連結され、ゲートが入力端子101に連結されたNMOSトランジスタM32はND1ノードと接地電圧VSSとの間に連結される。PMOSトランジスタM37はND1ノードに連結されたゲート、第1電圧VDD1に連結されたソース、及びND2ノードに連結されたドレインを有する。NMOSトランジスタM38はND1ノードに連結されたゲート、ND2ノードに連結されたドレイン、及び接地されたソースを有する。PMOSトランジスタM33は第2電圧VDD2とND3ノードとの間に連結され、PMOSトランジスタM34は第2電圧VDD2とND4ノードとの間に連結される。PMOSトランジスタM33、M34のゲートはND3及びND4ノードに各々の交差接続される。NMOSトランジスタM35はND3ノードと接地電圧VSSとの間に連結され、ND1ノードに連結されたゲートを有する。NMOSトランジスタM36はND2ノードに連結されたゲートを有し、ND4ノードと接地電圧VSSとの間に連結される。
第2レベルシフトユニット140は、四つのPMOSトランジスタM39、M40、M43、M45と、四つのNMOSトランジスタM41、M42、M44、M46とを含む。PMOSトランジスタM43は入力端子101に連結されたゲート、第1電圧VDD1に連結されたソース、及びND5ノードに連結されたドレインを有する。NMOSトランジスタM44は入力端子101に連結されたゲート、ND5ノードに連結されたドレイン、及び接地されたソースを有する。PMOSトランジスタM39は第2電圧VDD2とND6ノードとの間に連結され、PMOSトランジスタM40は第2電圧VDD2とND7ノードとの間に連結される。PMOSトランジスタM39、M40のゲートはND6及びND7ノードに各々交差接続される。NMOSトランジスタM41はND6ノードと接地電圧VSSとの間に連結され、入力端子101に連結されたゲートを有する。NMOSトランジスタM42はND5ノードに連結されたゲートを有し、ND7ノードと接地電圧VSSとの間に連結される。ゲートがND7ノードに連結されたPMOSトランジスタM45は第2電圧VDD2と出力端子102との間に連結され、ゲートがND7ノードに連結されたNMOSトランジスタM46は出力端子102と接地電圧VSSとの間に連結される。出力端子102にはPMOS及びNMOSトランジスタM47、M48で構成され、第2電圧VDD2を供給するインバータが連結されている。
第1レベルシフトユニット120のPMOS及びNMOSトランジスタM33、M34、M35、M36は差動増幅器として動作する。同様に、第2レベルシフトユニット140のPMOS及びNMOSトランジスタM39、M40、M41、M42は差動増幅器として動作する。図7で、各インバータステージは信号遷移ステージを構成する。
まず、第1電圧VDD1が第2電圧VDD2より低いと仮定すれば、MOSトランジスタはそのゲート−ソース電圧がVDD1である時、低速遷移遅延特性を有し、そのゲート−ソース電圧がVDD2である時、高速遷移遅延特性を有する。入力信号INが第1電圧VDD1のハイレベルから接地電圧のローレベルに遷移する時、第1レベルシフトユニット120のトランジスタM31、M35、M34がターンオンされ、第2レベルシフトユニット140のトランジスタM43、M42、M45がターンオンされる。これは第1レベルシフトユニット120が“SSF”の遷移遅延特性を有し、第2レベルシフトユニット140が“SSF”の遷移遅延特性を有することを意味する。従って、入力信号のハイからローへの遷移の時、“SSF”と“SSF”との平均である“SSF”の下降遷移遅延特性を有する信号が出力端子102から生成される。
入力信号INが接地電圧のローレベルから第1電圧VDD1のハイレベルに遷移する時、第1レベルシフトユニット120のトランジスタM32、M37、M36がターンオンされ、第2レベルシフトユニット140のトランジスタM41、M40、M46がターンオンされる。これは第1レベルシフトユニット120が“SSS”の遷移遅延特性を有し、第2レベルシフトユニット140の“SFF”の遷移遅延特性を有することを意味する。従って、“SSS”と“SFF”との平均である“SSF”の上昇遷移遅延特性を有する信号が出力端子102から生成される。
これに対して、第1電圧VDD1が第2電圧VDD2より高いと仮定すれば、入力信号INが第1電圧VDD1のハイレベルから接地電圧のローレベルに遷移する時、第1レベルシフトユニット120のトランジスタM31、M35、M34がターンオンされ、第2レベルシフトユニット140のトランジスタM43、M42、M45がターンオンされる。これは第1レベルシフトユニット120が“FFS”の遷移遅延特性を有し、第2レベルシフトユニット140が“FFS”の遷移遅延特性を有することを意味する。従って、入力信号のハイからローへの遷移の時、“FFS”と“FFS”との平均である“FFS”の下降遷移遅延特性を有する信号が出力端子102から生成される。
入力信号INが接地電圧のローレベルから第1電圧VDD1のハイレベルに遷移する時、第1レベルシフトユニット120のトランジスタM32、M37、M36がターンオンされ、第2レベルシフトユニット140のトランジスタM41、M40、M46がターンオンされる。これは第1レベルシフトユニット120が“FFF”の遷移遅延特性を有し、第2レベルシフトユニット140が“FSS”の遷移遅延特性を有することを意味する。従って“FFF”と“FSS”との平均である“FFS”の上昇遷移遅延特性を有する信号が出力端子102から生成される。
以上の説明から分かるように、本発明の実施例による電圧レベル変換回路100は表2に示されたような遷移遅延特性を有する。すなわち、第1及び第2電圧VDD1、VDD2が変化する時、下降遷移遅延特性が“FFS”から“SSF”に、またはその逆に変わり、上昇遷移遅延特性が“FFS”から“SSF”に、またはその逆に変わる。これは下降遷移遅延及び上昇遷移遅延が同一な比率(例えば、1F1S)で変化し、その結果、第1及び第2電圧VDD1、VDD2が変化しても、本発明の電圧レベル変換回路100を通じて伝達される信号(例えば、クロック信号)のデューティ比が一定に維持できる。
例えば、VDD1<VDD2である時、クロック信号OUTのデューティ比が50:50であると仮定する。もし、第1電圧VDD1が第2電圧VDD2より高くなれば、電圧レベル変換回路100の遷移遅延特性が変化する。上述のように、本発明の電圧レベル変換回路100の場合、VDD1>VDD2である時、上昇及び下降遷移遅延が“1F1S”の比率で変化する。図6に図示されたように、VDD1<VDD2の場合に比べると、VDD1>VDD2のクロック信号の上昇及び下降遷移遅延は同一の比率△TD(1F1S)で変化する。即ち、クロック信号OUTのデューティ比が50:50に維持される。従って、電圧レベル変換回路の入力及び出力電圧が変化してもクロックスキューを最小化させることができる。
本発明の第2の実施例による電圧レベル変換回路が図8に図示されている。図8に図示された電圧レベル変換回路100は、PMOS及びNMOSトランジスタM43、M44が除去され、NMOSトランジスタM42のゲートがND1ノードに連結されている点を除外すれば、図7に図示された電圧レベル変換回路と実質的に同一であるため、説明は省略する。図8に図示された回路100は図7に図示された回路と同一の遷移遅延特性を有するから、図7に図示された回路と同一の効果を有する。
図9は本発明の第3の実施例による電圧レベル変換回路を示す回路図である。
図9を参照すると、本実施例による電圧レベル変換回路100は、PMOS及びNMOSトランジスタM49、M50が追加された点を除外すれば、図7に図示された電圧レベル変換回路と同一であるため、説明は省略する。図9に図示された回路100は図7に図示された回路と同一な遷移遅延特性を有するから、図7に図示された回路と同一な効果を有する。
PMOSトランジスタM49はND3ノードに連結されたゲート、第2電圧VDD2に連結されたソース、及び出力端子102に連結されたドレインを有する。NMOSトランジスタM50は出力端子102に連結されたドレイン、接地されたソース、及びND2ノードに連結されたゲートを有する。PMOS及びNMOSトランジスタM49、M50は交差接続ノード即ち、ND4ノードを第2レベルシフトユニット140と隔離させるためのものである。また、PMOS及びNMOSトランジスタM49、M50はPMOS及びNMOSトランジスタM34、M36の機能、即ち、ND4ノード及びND1ノードのロジック状態に従って出力端子102をプルアップ/プルダウンする機能を実行する。
本発明の第4の実施例による電圧レベル変換回路が図10に図示されている。図10に図示された電圧レベル変換回路100は、PMOS及びNMOSトランジスタM43、M44が除去され、NMOSトランジスタM42のゲートがND1ノードに連結されている点を除外すれば、図9に図示された電圧レベル変換回路と実質的に同一であるため、説明は省略する。図10に図示された回路100は図7に図示された回路と同一な遷移遅延特性を有するから、図7に図示された回路と同一な効果を有する。
図11は本発明の第5の実施例による電圧レベル変換回路を示す図面である。
図11を参照すると、本発明の実施例による電圧レベル変換回路100は、PMOSトランジスタM51とNMOSトランジスタM52が第2レベルシフトユニット140に追加された点を除外すれば、図9に図示された電圧レベル変換回路と実質的に同一である。
PMOS及びNMOSトランジスタM51、M52は交差接続ノード即ち、ND7ノードをトランジスタM45、M46の共通ゲートノードと隔離させるためのものである。また、PMOS及びNMOSトランジスタM51、M52はPMOS及びNMOSトランジスタM40、M42の機能即ち、ND6ノード及びND5ノードのロジック状態に従ってトランジスタM45、M46の共通ゲートノードをプルアップ/プルダウンする機能を実行する。
図11に図示された回路100は、上述の内容を除外すれば、図9に図示された回路と同一であるため、詳細な説明は省略する。図11に図示された回路100は図7に図示された回路と同一な遷移遅延特性を有するから、図7に図示された回路と同一な効果を有する。
本発明の第6の実施例による電圧レベル変換回路が図12に図示されている。図12に図示された電圧レベル変換回路100は、PMOS及びNMOSトランジスタM43、M44が除去され、NMOSトランジスタM42、M52のゲートがND1ノードに電気的に連結されている点を除外すれば、図11に図示された電圧レベル変換回路と実質的に同一であるため、説明は省略する。図12に図示された回路100は図7に図示された回路と同一な遷移遅延特性を有するから、図7に図示された回路と同一な効果を有する。
図13は本発明の第7の実施例による電圧レベル変換回路を示す回路図である。
図13を参照すると、本発明の実施例による電圧レベル変換回路100は、六つのPMOSトランジスタM53、M55、M56、M59、M61、M63と六つのNMOSトランジスタM54、M57、M58、M60、M62、M64で構成される。トランジスタM53−M60は第1レベルシフトユニット120を構成し、トランジスタM61−M64は第2レベルシフトユニット140を構成する。第1シフトユニットを構成するトランジスタM53−M60は図7に図示された回路と同一な方式で連結されているため、説明は省略する。
PMOSトランジスタM61は第2電圧VDD2とND6ノードとの間に連結され、ND3ノードに連結されたゲートを有する。ゲートが入力端子101に連結されたNMOSトランジスタM62はND6ノードと接地電圧VSSとの間に連結される。PMOSトランジスタM63は第2電圧VDD2とND3ノードとの間に連結され、ND6ノードに連結されたゲートを有する。ゲートがND3ノードに連結されたNMOSトランジスタM64はND4ノード即ち、出力端子102に連結されたドレイン及び接地されたソースを有する。
図13に図示された回路構成によると、電圧レベル変換回路100は三つの信号伝送経路を有する。例えば、入力信号のローからハイへの遷移の時には、第1及び第2レベルシフトユニット120、140には各々一つの信号伝送経路ができる。これに対し、入力信号のハイからローへの遷移の時には、第1レベルシフトユニット120のみに一つの信号伝送経路ができる。
即ち、入力信号がロー−ハイ遷移を有する時には、第1レベルシフトユニット120のトランジスタM54、M59、M58で構成された信号経路が形成され、第2レベルシフトユニット140のトランジスタM62、M63、M64で構成された信号経路が形成される。一方、入力信号がハイからローへの遷移を有する時には、第1レベルシフトユニット120のトランジスタM53、M57、M56で構成された信号経路が形成される。この時、第2レベルシフトユニット140には信号経路が形成されない。
第1電圧VDD1が第2電圧VDD2より高いと仮定すれば、入力信号INが接地電圧のローレベルから第1電圧VDD1のハイレベルに遷移する時、第1レベルシフトユニット120は“FFF”の遷移遅延特性を有し、第2レベルシフトユニット140は“FSS”の遷移遅延特性を有することを意味する。従って、入力信号のハイからローへの遷移の時、“FFF”と“FSS”との平均である“FFS”の下降遷移遅延特性を有する信号が出力端子102から生成される。入力信号IN第1電圧VDD1のハイレベルから接地電圧のローレベルに遷移する時、第1レベルシフトユニット120は“FSS”の遷移遅延特性を有する。従って、入力信号のロー−ハイの遷移の時、“FSS”の下降遷移遅延特性を有する信号が出力端子102から生成される。
第1電圧VDD1が第2電圧VDD2より低いと仮定すれば、入力信号INが接地電圧のローレベルから第1電圧VDD1のハイレベルに遷移する時、第1レベルシフトユニット120は“SSS”の遷移遅延特性を有し、第2レベルシフトユニット140は“SFF”の遷移遅延特性を有することを意味する。従って、入力信号のハイ−ロー遷移の時、“SSS”と“SFF”との平均である“SSF”の下降遷移遅延特性を有する信号が出力端子102から生成される。入力信号INが第1電圧VDD1のハイレベルから接地電圧のローレベルに遷移する時、第1レベルシフトユニット120は“SFF”の遷移遅延特性を有する。従って、入力信号のローからハイへの遷移の時、“SFF”の下降遷移遅延特性を有する信号が出力端子102から生成される。従って、電圧条件がVDD<VDD2からVDD1>VDD2に変化する時、上昇及び下降遷移遅延が“1F1S”の比率で変化するから、クロック信号のデューティ比が一定に維持される。
図14は本発明の第8の実施例による電圧レベル変換回路を示す回路図である。
図14を参照すると、本発明による電圧レベル変換回路100は、入力端子101と出力端子102との間に並列連結された第1及び第2レベルシフトユニット120、140で構成される。
第1レベルシフトユニット120は、五つのPMOSトランジスタM31、M33、M34、M37、M67と、五つのNMOSトランジスタM32、M35、M36、M38、M68とを含む。ゲートが入力端子101に連結されたPMOSトランジスタM31は第1電圧VDD1とND1ノードとの間に連結され、ゲートが入力端子101に連結されたNMOSトランジスタM32はND1ノードと接地電圧との間に連結される。PMOSトランジスタM37はND1ノードに連結されたゲート、第1電圧VDD1に連結されたソース、そしてND2ノードに連結されたドレインを有する。NMOSトランジスタM38はND1ノードに連結されたゲート、ND2ノードに連結されたドレイン、及び接地されたソースを有する。PMOSトランジスタM33は第2電圧VDD2とND3ノードとの間に連結され、PMOSトランジスタM34は第2電圧VDD2とND4ノードとの間に連結される。PMOSトランジスタM33、M34のゲートはND3及びND4ノードに各々交差接続される。NMOSトランジスタM35はND3ノードと接地電圧VSSとの間に連結され、ND1ノードに連結されたゲートを有する。NMOSトランジスタM36はND2ノードに連結されたゲートを有し、ND4ノードと接地電圧VSSとの間に連結される。PMOSトランジスタM67はND4ノードに連結されたゲート、第2電圧VDD2に連結されたソース、及び出力端子102に連結されたドレインを有する。NMOSトランジスタM68はND4ノードに連結されたゲート、出力端子102に連結されたドレイン、及び接地電圧VSSに連結されたソースを有する。
第2レベルシフトユニット140は、五つのPMOSトランジスタM39、M40、M43、M45、M69と、五つのNMOSトランジスタM41、M42、M44、M46、M70とを含む。PMOSトランジスタM43は入力端子101に連結されたゲート、第1電圧VDD1に連結されたソース、及びND5ノードに連結されたドレインを有する。NMOSトランジスタM44は入力端子101に連結されたゲート、ND5ノードに連結されたドレイン、及び接地されたソースを有する。PMOSトランジスタM39は第2電圧VDD2とND6ノードとの間に連結され、PMOSトランジスタM40は第2電圧VDD2とND7ノードとの間に連結される。PMOSトランジスタM39、M40のゲートはND6及びND7ノードに各々交差接続される。NMOSトランジスタM41はND6ノードと接地電圧VSSとの間に連結され、入力端子101に連結されたゲートを有する。NMOSトランジスタM42はND5ノードに連結されたゲートを有し、ND7ノードと接地電圧VSSとの間に連結される。ゲートがND7ノードに連結されたPMOSトランジスタM45は第2電圧VDD2とND8ノードとの間に連結され、ゲートがND7ノードに連結されたNMOSトランジスタM46はND8ノードと接地電圧VSSとの間に連結される。PMOSトランジスタM69はND8ノードに連結されたゲート、第2電圧VDD2に連結されたソース、及び出力端子102に連結されたドレインを有する。NMOSトランジスタM70はND8ノードに連結されたゲート、出力端子102に連結されたドレイン、及び接地電圧VSSに連結されたソースを有する。
第1電圧VDD1が第2電圧VDD2より低いと仮定すれば、MOSトランジスタはそのゲート−ソース電圧がVDD1である時、低速遷移遅延特性を有し、そのゲート−ソース電圧がVDD2である時、高速遷移遅延特性を有する。入力信号INが第1電圧VDD1のハイレベルから接地電圧のローレベルに遷移する時、第1レベルシフトユニット120のトランジスタM31、M35、M34、M68がターンオンされ、第2レベルシフトユニット140のトランジスタM43、M42、M45、M70がターンオンされる。これは第1レベルシフトユニット120が“SSFF”の遷移遅延特性を有し、第2レベルシフトユニット140が“SSFF”の遷移遅延特性を有することを意味する。従って、入力信号のハイ−ロー遷移の時、“SSFF”と“SSFF”との平均である“SSFF”の下降遷移遅延特性を有する信号が出力端子102から生成される。
入力信号INが接地電圧のローレベルから第1電圧VDD1のハイレベルに遷移する時、第1レベルシフトユニット120のトランジスタM32、M37、M36、M67がターンオンされ、第2レベルシフトユニット140のトランジスタM41、M40、M46、M69がターンオンされる。これは第1レベルシフトユニット120が“SSSF”の遷移遅延特性を有し、第2レベルシフトユニット140が“SFFF”の遷移遅延特性を有することを意味する。従って、“SSSF”と“SFFF”との平均である“SSFF”の上昇遷移遅延特性を有する信号が出力端子102から生成される。
これに対して、第1電圧VDD1が第2電圧VDD2より高いと仮定すると、入力信号INが第1電圧VDD1のハイレベルから接地電圧のローレベルに遷移する時、第1レベルシフトユニット120のトランジスタM31、M35、M34、M68がターンオンされ、第2レベルシフトユニット140のトランジスタM43、M42、M45、M70がターンオンされる。これは第1レベルシフトユニット120が“FFSS”の遷移遅延特性を有し、第2レベルシフトユニット140が“FFSS”の遷移遅延特性を有することを意味する。従って、入力信号のハイ−ロー遷移の時、“FFSS”と“FFSS”との平均である“FFSS”の下降遷移遅延特性を有する信号が出力端子102から生成される。
入力信号INが接地電圧のローレベルから第1電圧VDD1のハイレベルに遷移する時、第1レベルシフトユニット120のトランジスタM32、M37、M36、M67がターンオンされ、第2レベルシフトユニット140のトランジスタM41、M40、M46、M69がターンオンされる。これは第1レベルシフトユニット120が“FFFS”の遷移遅延特性を有し、第2レベルシフトユニット140が“FSSS”の遷移遅延特性を有することを意味する。従って、“FFFS”と“FSSS”との平均である“FFSS”の上昇遷移遅延特性を有する信号が出力端子102から生成される。
上述から分かるように、第1及び第2電圧VDD1、VDD2が変化する時、下降遷移遅延特性が“FFSS”から“SSFF”に、またはその逆に変わり、上昇遷移遅延特性が“FFSS”から“SSFF”に、またはその逆に変わる。これは下降遷移遅延及び上昇遷移遅延が同一な比率で変化し、その結果、第1及び第2電圧VDD1、VDD2が変化しても本発明の電圧レベル変換回路100を通じて伝達される信号(例えば、クロック信号)のデューティ比が一定に維持されることができる。
本発明の第9の実施例による電圧レベル変換回路が図15に図示されている。図15に図示された電圧レベル変換回路100は、PMOS及びNMOSトランジスタM43、M44が除去され、NMOSトランジスタM42のゲートがND1ノードに連結されている点を除外すれば、図14に図示された電圧レベル変換回路と実質的に同一であるため、説明は省略する。
図示されていないが、本発明においては、MOSトランジスタのゲート−ソース電圧のみならず、ドレイン電圧を考慮することによってさらに精密に信号遷移遅延を決定できる。本発明の範囲または技術的の思想を逸脱せず、本発明の構造が多様に修正されたり変更されることができるのは当業者には自明である。上述の内容を考慮して見る時、もし、本発明の修正及び変更が請求項及び同等物の範疇に属すれば、本発明がこの発明の変更及び修正を含むと見なされる。
従来技術による電圧レベル変換回路を示す回路図である。 (a)はMOSトランジスタのゲート−ソース電圧による遷移遅延特性を説明するための図、(b)〜(d)はMOSトランジスタのゲート−ソース電圧による遷移遅延特性を説明するための図である。 入力及び出力電圧の変化による遷移遅延特性を示す図である。 本発明による電圧レベル変換回路を示すブロック図である。 (a)および(b)は図4に図示された電圧レベル変換回路の遷移遅延特性を示す図である。 入力及び出力電圧の変化による遷移遅延特性を示す図である。 本発明の第1の実施例による図4の電圧レベル変換回路を示す回路図である。 本発明の第2の実施例による図4の電圧レベル変換回路を示す回路図である。 本発明の第3の実施例による図4の電圧レベル変換回路を示す回路図である。 本発明の第4の実施例による図4の電圧レベル変換回路を示す回路図である。 本発明の第5の実施例による図4の電圧レベル変換回路を示す回路図である。 本発明の第6の実施例による図4の電圧レベル変換回路を示す回路図である。 本発明の第7の実施例による図4の電圧レベル変換回路を示す回路図である。 本発明の第8の実施例による図4の電圧レベル変換回路を示す回路図である。 本発明の第9の実施例による図4の電圧レベル変換回路を示す回路図である。
符号の説明
100 電圧レベル変換回路
120 第1レベルシフトユニット
140 第2レベルシフトユニット

Claims (28)

  1. 第1電圧の入力信号を第2電圧の出力信号に変換する電圧レベル変換回路において、
    前記入力信号を入力するための入力端子と、
    前記出力信号を出力するための出力端子と、
    前記入力端子と前記出力端子との間に並列連結された第1及び第2レベルシフトユニットと、を含み、
    前記第1及び第2レベルシフトユニットは、前記第1及び第2電圧が変化する時、前記出力信号の上昇及び下降遷移遅延が同一な比率で変化するように、互いに異なる遷移遅延特性を有することを特徴とする電圧レベル変換回路。
  2. 前記第1及び第2レベルシフトユニットの各々は少なくとも三つの信号遷移ステージを含むことを特徴とする請求項1に記載の電圧レベル変換回路。
  3. 前記第1電圧が前記第2電圧より高く、前記入力信号がローレベルからハイレベルに遷移する時、前記第1レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“FFF”の遷移遅延特性を有し、前記第2レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“FSS”の遷移遅延特性を有し、
    前記“F”はゲート−ソース電圧によるMOSトランジスタの高速遷移遅延を示し、前記“S”はゲート−ソース電圧によるMOSトランジスタの低速遷移遅延を示すことを特徴とする請求項2に記載の電圧レベル変換回路。
  4. 前記第1電圧が前記第2電圧より高く、前記入力信号が前記ハイレベルから前記ローレベルに遷移する時、前記第1レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“FFS”の遷移遅延特性を有し、前記第2レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“FFS”の遷移遅延特性を有することを特徴とする請求項3に記載の電圧レベル変換回路。
  5. 前記第1電圧が前記第2電圧より低く、前記入力信号が前記ローレベルから前記ハイレベルに遷移する時、前記第1レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“SSS”の遷移遅延特性を有し、前記第2レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“SFF”の遷移遅延特性を有することを特徴とする請求項4に記載の電圧レベル変換回路。
  6. 前記第1電圧が前記第2電圧より低く、前記入力信号が前記ハイレベルから前記ローレベルに遷移する時、前記第1レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“SSF”の遷移遅延特性を有し、前記第2レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“SSF”の遷移遅延特性を有することを特徴とする請求項5に記載の電圧レベル変換回路。
  7. 前記第1レベルシフトユニットは、
    前記入力端子に連結された第1インバータと、
    前記第1インバータの出力に連結された第2インバータと、
    前記第1及び第2インバータの出力に応答して前記出力端子を前記第2電圧及び接地電圧のいずれかで駆動する第1差動増幅器と、を含み、
    前記第1及び第2インバータに前記第1電圧が供給され、前記第1差動増幅器に前記第2電圧が供給されることを特徴とする請求項1に記載の電圧レベル変化回路。
  8. 前記第1レベルシフトユニットは、前記第1差動増幅器の第1交差接続ノードを前記出力端子から隔離させるように構成された隔離部をさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の電圧レベル変換回路。
  9. 前記隔離部は、
    前記第2電圧と前記出力端子との間に連結され、前記第1差動増幅器の第2交差接続ノードに連結されたゲートを有するPMOSトランジスタと、
    前記出力端子と接地電圧との間に連結され、前記第2インバータの出力に連結されるゲートを有するNMOSトランジスタとを含むことを特徴とする請求項8に記載の電圧レベル変換回路。
  10. 前記第2レベルシフトユニットは、
    前記入力端子に連結された第3インバータと、
    前記第3インバータの出力及び前記入力信号に応答して前記第2電圧及び接地電圧のいずれかを有する信号を出力する第2差動増幅器と、
    前記第2差動増幅器の出力と前記出力端子との間に連結された第4インバータと、を含み、
    前記第3インバータに前記第1電圧が供給され、前記第2差動増幅器及び前記第4インバータに前記第2電圧が供給されることを特徴とする請求項7に記載の電圧レベル変換回路。
  11. 前記第2レベルシフトユニットは、
    前記第1インバータの出力及び前記入力信号に応答して前記第2電圧及び接地電圧のいずれかを有する信号を出力する第2差動増幅器と、
    前記第2差動増幅器の出力と前記出力端子との間に連結された第3インバータと、を含み、
    前記第2差動増幅器及び前記第3インバータに前記第2電圧が供給されることを特徴とする請求項7に記載の電圧レベル変換回路。
  12. 前記第2レベルシフトユニットは、
    前記第2電圧と内部ノードとの間に連結され、前記第1差動増幅器の第1交差接続ノードに連結されたゲートを有する第1PMOSトランジスタと、
    前記内部ノードと接地電圧との間に連結され、前記入力端子に連結されたゲートを有する第1NMOSトランジスタと、
    前記第2電圧と前記第1交差接続ノードとの間に連結され、前記内部ノードに連結されたゲートを有する第2PMOSトランジスタと、
    前記出力端子と前記接地電圧との間に連結され、前記第1差動増幅器の第2交差接続ノードに連結されたゲートを有する第2NMOSトランジスタと、を含むことを特徴とする請求項7に記載の電圧レベル変換回路。
  13. 前記第1差動増幅器の第1交差接続ノードは前記出力端子に連結されることを特徴とする請求項12に記載の電圧レベル変換回路。
  14. 前記出力端子に連結され、前記第2電圧が供給されるインバータをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の電圧レベル変換回路。
  15. 前記第1及び第2レベルシフトユニットの各々は四つの信号遷移ステージを含むことを特徴とする請求項1に記載の電圧レベル変換回路。
  16. 前記第1電圧が前記第2電圧より高く、前記入力信号がローレベルからハイレベルに遷移する時、前記第1レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“FFFS”の遷移遅延特性を有し、前記第2レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“FSSS”の遷移遅延特性を有し、
    前記“F”はゲート−ソース電圧によるMOSトランジスタの高速遷移遅延を示し、前記“S”はゲート−ソース電圧によるMOSトランジスタの低速遷移遅延を示すことを特徴とする請求項15に記載の電圧レベル変換回路。
  17. 前記第1電圧が前記第2電圧より高く、前記入力信号が前記ハイレベルから前記ローレベルに遷移する時、前記第1レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“FFSS”の遷移遅延特性を有し、前記第2レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“FFSS”の遷移遅延特性を有することを特徴とする請求項16に記載の電圧レベル変換回路。
  18. 前記第1電圧が前記第2電圧より低く、前記入力信号が前記ローレベルから前記ハイレベルに遷移する時、前記第1レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“SSSF”の遷移遅延特性を有し、前記第2レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“SFFF”の遷移遅延特性を有することを特徴とする請求項17に記載の電圧レベル変換回路。
  19. 前記第1電圧が前記第2電圧より低く、前記入力信号が前記ハイレベルから前記ローレベルに遷移する時、前記第1レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“SSFF”の遷移遅延特性を有し、前記第2レベルシフトユニットの信号遷移ステージは“SSFF”の遷移遅延特性を有することを特徴とする請求項18に記載の電圧レベル変換回路。
  20. 前記第1レベルシフトユニットは、
    前記入力端子に連結された第1インバータと、
    前記第1インバータの出力に連結された第2インバータと、
    第1及び第2交差接続ノードを有し、前記第1及び第2インバータの出力に応答して動作する第1差動増幅器と、
    前記第1差動増幅器の第1交差接続ノードを前記出力端子から隔離させ、前記第2交差接続ノード及び前記第2インバータの出力に応答して前記出力端子を前記第2電圧及び接地電圧のいずれかで駆動する第1隔離部と、を含み、
    前記第1及び第2インバータに前記第1電圧が供給され、前記第1差動増幅器及び前記第1隔離部に前記第2電圧が供給されることを特徴とする請求項1に記載の電圧レベル変換回路。
  21. 前記第1隔離部は、
    前記第2電圧と前記出力端子との間に連結され、前記第1差動増幅器の第2交差接続ノードに連結されたゲートを有するPMOSトランジスタと、
    前記出力端子と接地電圧との間に連結され、前記第2インバータの出力に連結されるゲートを有するNMOSトランジスタとを含むことを特徴とする請求項20に記載の電圧レベル変換回路。
  22. 前記第2レベルシフトユニットは、
    前記入力端子に連結された第3インバータと、
    第3及び第4交差接続ノードを有し、前記第3インバータの出力及び前記入力信号に応答して前記第2電圧及び接地電圧のいずれかを有する信号を出力する第2差動増幅器と、
    前記第4交差接続ノード及び前記第3インバータの出力に応答して前記第2電圧及び接地電圧のいずれかを有する信号を出力する第2隔離部と、
    前記第2隔離部の出力と前記出力端子との間に連結された第4インバータと、を含み、
    前記第3インバータに前記第1電圧が供給され、前記第2差動増幅器、前記第2隔離部、及び前記第4インバータに前記第2電圧が供給されることを特徴とする請求項20に記載の電圧レベル変換回路。
  23. 前記第2隔離部は、
    前記第2電圧と前記第4インバータの入力との間に連結され、前記第2差動増幅器の第4交差接続ノードに連結されたゲートを有するPMOSトランジスタと、
    前記第4インバータの入力と接地電圧との間に連結され、前記第3インバータの出力に連結されたゲートを有するNMOSトランジスタと、を含むことを特徴とする請求項22に記載の電圧レベル変換回路。
  24. 前記第2レベルシフトユニットは、
    第3及び第4交差接続ノードを有し、前記第1インバータの出力及び前記入力信号に応答して前記第2電圧及び接地電圧のいずれかを有する信号を出力する第2差動増幅器と、
    前記第4交差接続ノード及び前記第1インバータの出力に応答して前記第2電圧及び接地電圧のいずれかを有する信号を出力する第2隔離部と、
    前記第2隔離部の出力と前記出力端子との間に連結された第4インバータと、を含み、
    前記第2差動増幅器、前記第2隔離部、及び前記第4インバータに前記第2電圧が供給されることを特徴とする請求項20に記載の電圧レベル変換回路。
  25. 前記第2隔離部は、
    前記第2電圧と前記第4インバータの入力との間に連結され、前記第2差動増幅器の第4交差接続ノードに連結されたゲートを有するPMOSトランジスタと、
    前記第4インバータの入力と接地電圧との間に連結され、前記第1インバータの出力に連結されたゲートを有するNMOSトランジスタと、を含むことを特徴とする請求項24に記載の電圧レベル変換回路。
  26. 前記第1レベルシフトユニットは前記第1差動増幅器の出力及び前記出力端子との間に連結された第3インバータをさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の電圧レベル変換回路。
  27. 前記第2レベルシフトユニットは前記第2インバータの出力及び前記出力端子との間に連結された第4インバータをさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の電圧レベル変換回路。
  28. 前記第2レベルシフトユニットは前記第4インバータの出力及び前記出力端子との間に連結された第5インバータをさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の電圧レベル変換回路。
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