JP2006333041A - 通信端末装置 - Google Patents

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JP2006333041A JP2005153394A JP2005153394A JP2006333041A JP 2006333041 A JP2006333041 A JP 2006333041A JP 2005153394 A JP2005153394 A JP 2005153394A JP 2005153394 A JP2005153394 A JP 2005153394A JP 2006333041 A JP2006333041 A JP 2006333041A
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啓一 中西
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Abstract

【課題】簡単な構成で送信先の指定の手間を削減することができるファクシミリ装置等の通信端末装置を提供する。
【解決手段】通信端末装置10は、一般公衆電話網を経由して送信原稿に係る送信原稿データ(画像データ)を送信データとして送信するG3ファクシミリ装置として機能するとともに、インターネット30を経由して送信原稿に係る送信原稿データを電子メールに添付して送信するインターネットファクシミリ装置としても機能する。この通信端末装置10の画像読取部109は、ガラス板122aに載置された読取対象物をFBS方式により読み取り、画像データを生成する。通信端末装置10では、ガラス板122aの送信先名刺読取エリア123に載置された名刺を画像読取部109が読み取ることにより生成した画像データに基づいて送信原稿データの送信先が決定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気通信回線を経由して送信原稿に係る送信原稿データを送信する通信端末装置に関する。
従来より、送信原稿に係る送信原稿データを一般公衆電話網を経由して送信するファクシミリ装置において、ワンタッチダイヤルや短縮ダイヤルに送信原稿データの送信先の電話番号を登録することにより、送信先の指定の手間を削減することが行われている。しかし、ワンタッチダイヤルや短縮ダイヤルに登録可能な電話番号の数は、通信端末装置の操作部材の数や電話番号の記憶のためのメモリの容量による制約を受けるので、所望の電話番号をワンタッチダイヤルや短縮ダイヤルに登録できないことも起こりうる。また、送信頻度が低い電話番号は、ワンタッチダイヤルや短縮ダイヤルに登録しないことが多い。
これらの事情により、ワンタッチダイヤルや短縮ダイヤルに登録されていない電話番号に送信を行う場合、操作者は、送信先の電話番号をテンキー等を用いて手作業で入力する必要があり、その手間が煩雑であった。
このような煩雑さを解消するため、カードリーダで名刺を読み取ることにより得られた画像データから送信先の電話番号を決定する技術も検討されている(特許文献1)。
特開平5−211597号公報
しかし、特許文献1の技術では、名刺の読み取りのために専用のカードリーダを設ける必要があり、ファクシミリ装置の構成が複雑となるという問題があった。
本発明はこの問題を解決するためになされたもので、簡単な構成で送信先の指定の手間を削減することができるファクシミリ装置等の通信端末装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、電気通信回線を経由して送信原稿に係る送信原稿データを送信する通信端末装置であって、読取面に載置された第1読取対象物を読み取り、第1画像データを生成する第1読取手段と、前記第1読取対象物が名刺である場合の前記第1画像データに基づいて前記送信原稿データの送信先を決定する決定手段とを備える。
請求項2の発明は、請求項1に記載の通信端末装置であって、前記第1読取対象物が前記送信原稿である場合の前記第1画像データを前記送信原稿データとして送信する第1送信処理を実行可能である。
請求項3の発明は、請求項2に記載の通信端末装置であって、所定場所に準備された第2読取対象物を1枚ずつ取り込んで読み取り、第2画像データを生成する第2読取手段をさらに備え、前記所定場所に前記第2読取対象物が準備されていない場合に、前記第1送信処理を実行する。
請求項4の発明は、請求項3に記載の通信端末装置において、前記第1読取対象物が前記名刺から前記送信原稿へ変更されたことを検出し、当該変更の検出後の操作者の所定の操作に応答して、前記第1読取手段が前記送信原稿を読み取る。
請求項5の発明は、請求項1に記載の通信端末装置において、所定場所に準備された第2読取対象物を1枚ずつ取り込んで読み取り、第2画像データを生成する第2読取手段をさらに備え、前記第2読取対象物が前記送信原稿である場合の前記第2画像データを前記送信原稿データとして送信する第2送信処理を実行可能である。
請求項6の発明は、請求項5に記載の通信端末装置において、前記第1読取手段の前記読取面に前記第1読取対象物として前記名刺が載置されており、前記第2読取手段の前記所定場所に前記第2読取対象物として前記送信原稿が準備されている状態において、操作者の所定の操作に応答して、前記決定手段により前記送信原稿データの送信先を決定する決定処理と、前記第2送信処理とを順次実行する。
請求項7の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の通信端末装置において、前記第1読取対象物として前記名刺が前記読取面に載置されたことを検出して前記第1読取手段による前記名刺の読み取りを可能にする。
請求項8の発明は、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の通信端末装置において、前記第1読取対象物が前記名刺である場合の前記第1画像データに基づいて、前記送信原稿データの送信先の情報及び送信元の情報の少なくともいずれかを含むカバーページを前記送信原稿データに付加する。
請求項9の発明は、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の通信端末装置において、前記送信原稿データの送信先の決定の基礎となる名刺を載置するための第1領域と、前記送信原稿データの送信元の決定の基礎となる名刺を載置するための第2領域とが、前記読取面の別々の位置に設定されている。
請求項10の発明は、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の通信端末装置において、前記送信原稿データの送信先の決定の基礎となる名刺を載置するための第1領域に複数枚の名刺を載置可能であり、前記第1領域に前記第1読取対象物として複数枚の名詞が載置された場合、前記決定手段により当該複数の名刺の各々について前記送信原稿データの送信先が決定され、決定された前記送信原稿データの送信先の各々に前記送信原稿データを送信する。
請求項1ないし請求項10の発明によれば、名刺の読み取りのために専用の読取手段を設ける必要がないので、簡単な構成で送信先の指定の手間を削減することができる。
請求項2の発明によれば、名刺の読み取りのための読取手段と、送信原稿の読み取りのための読取手段とが共通化されるので、通信端末装置の構成を簡単なものとすることができる。
請求項3の発明によれば、第2読取手段により読み取ることができない送信原稿も読み取ることができる。
請求項5の発明によれば、第2読取手段により読み取ることができる送信原稿については、読み取りの手間を削減することができる。
請求項6の発明によれば、第1読取手段の読取面に名刺を載置し、第2読取手段の所定場所に送信原稿を準備すれば、所定の操作を行うだけで自動的に送信先が決定されて送信原稿データも送信されるので、操作者の手間を削減可能である。
請求項7の発明によれば、第1読取対象物として名刺が読取面に載置されると第1読取手段による名刺の読み取りが可能となるので、名刺の読み取りを可能とするための操作が不要になり、通信端末装置の利便性が向上する。
請求項8の発明によれば、カバーページを自動的に付加することができるので、操作者の手間を削減することができる。
請求項9の発明によれば、読取面の適切な位置に名刺を載置すれば、送信先又は送信元の決定のいずれの基礎となる名刺であるのかを操作者が指定しなくても、通信端末装置に送信先及び送信元を決定させることができる。
請求項10の発明によれば、第1領域に複数枚の名刺を載置することにより同報送信が可能になるので、複数枚の名刺を第1読取手段に1枚ずつ読み取らせるという操作者の手間を削減可能である。
<1.全体構成>
図1は、本発明の実施形態に係る通信端末装置10の全体構成を示すブロック図である。通信端末装置10は、プリンタ機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能及びコピー機能を有するデジタル複合機(MFP;Multi Function Peripherals)であり、ファクシミリ機能を用いることにより、電気通信回線を経由して送信原稿に係る送信原稿データを送信することができる。
図1に示すように、通信端末装置10は、MPU(マイクロプロセッサ;MicroProcessor Unit)101、ROM102及びRAM103を備える。MPU101、ROM102及びRAM103によって実現されるコンピュータは、ROM102に格納されたプログラムを実行することにより、通信端末装置10の各構成を統括制御し、通信端末装置10の各種機能を実現している。また、ページメモリ104は、画像データの格納に用いられる。
通信端末装置10は、画像読取部109及び画像記録部110を備える。
画像読取部109は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等により用紙等の読取対象物を読み取り、当該読取対象物の画像データを生成する。画像読取部109が生成した画像データは、ページメモリ104に一時的に記憶させられる。画像読取部109は、ADF(Automatic Document Feeder)方式又はFBS(Flat Bed Scanner)方式により読取対象物を読み取ることができる。
画像記録部110は、電子写真方式により、画像データに基づく画像を、記録用紙等の記録媒体に視認可能に記録(プリント)して排出する。
通信端末装置10には、ユーザインターフェースとして、操作部111及び表示部112が設けられる。操作部111は、スタートボタン111a等の操作者の操作を検出可能な部材を含んで構成され、表示部112は、液晶ディスプレイ等の表示用の部材を含んで構成される。なお、表示部112を液晶タッチパネルディスプレイ等で構成して、表示部112が操作部111の一部又は全部の機能を兼ね備えるようにしてもよい。
NCU(網制御装置;Network Control Unit)107及びMODEM(モデム;MOdulator DEModulator)108は、一般公衆電話網を経由した画像データの送受信に用いられる。NCU107は、一般公衆電話網への接続を制御する。NCU107は、通信先の電話番号に対応したダイヤル信号を送出する機能及び着信を検出する機能を備える。MODEM108は、ITU(国際電気通信連合)−T勧告T.30にしたがったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、V.17,V.27ter,V.29等にしたがった送信データの変調及び受信データの復調を行う。又は、MODEM108は、これらに加えて、V.34にしたがった送信データの変調及び受信データの復調を行う。MODEM108によって変調された送信データは、NCU107を経由して一般公衆電話網へ送出される。また、MODEM108が復調を行う受信データは、NCU107を経由して一般公衆電話網から与えられる。
ネットワークインターフェース106は、例えば、イーサネット(登録商標)により、通信端末装置10をネットワーク30に接続する。これにより、通信端末装置10は、ネットワーク30に接続されたSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバ20を利用して、電子メールを送信することができる。
上述の構成により、通信端末装置10は、一般公衆電話網を経由して送信原稿に係る送信原稿データ(画像データ)を送信データとして送信するG3ファクシミリ装置として機能するとともに、インターネット30を経由して送信原稿に係る送信原稿データを電子メールに添付して送信するインターネットファクシミリ装置としても機能する。なお、送信原稿データの送信先は、通信端末装置10をG3ファクシミリ装置として機能させる場合は電話番号で指定し、通信端末装置10をインターネットファクシミリ装置として機能させる場合は電子メールアドレスで指定することになる。
<2.画像読取部の構成>
図2及び図3は、画像読取部109の構成を示す斜視図であり、図2がブックカバー121を閉じた状態の斜視図に相当し、図3がブックカバー121を開いた状態の斜視図に相当する。
図2及び図3を参照して、画像読取部109は、FBS方式による読取対象物の読取面となるガラス板122aと、ADF方式による読取対象物の読取面となるガラス板122bとが設けられる。ガラス板122a及び122bは、平坦な透明ガラス板であり、筐体HSの内部であってガラス板122a及び122bの下方に設けられた光源から、ガラス板122a及び122bの上の読取対象物への照射光を透過するとともに、ガラス板122a及び122bの上の読取対象物から、筐体HSの内部であってガラス板122a及び122bの下方に設けられたCCDイメージセンサへの反射光を透過する。画像読取部109は、FBS方式の場合、ガラス板122aに載置された読取対象物を読み取り、画像データを生成する。また、画像読取部109は、ADF方式の場合、ADF126の原稿トレイ127に準備された読取対象物を1枚ずつ取り込んでガラス板122bまで給送して読み取り、画像データを生成する。
ガラス板122aには、名刺を読取対象物として読み取る場合に適用される送信先名刺読取エリア123及び送信元名刺読取エリア124が別々に設定されており、ガラス板122aの縁部には、当該送信先名刺読取エリア123及び送信元名刺読取エリア124の設定位置の目安となるガイド125が設けられている。
<3.送信原稿データの送信>
図4及び図5は、電気通信回線である一般公衆電話網又はインターネットを経由した、送信原稿に係る送信原稿データの送信に関する処理フローを示すフローチャートである。図4及び図5に示す処理フローは、MPU101、ROM102及びRAM103によって実現されるコンピュータが、ROM102に格納されたプログラムを実行することにより実現される。
図4及び図5を参照して処理フローを説明すると、最初に、操作者が、ガラス板122aの送信先名刺セットエリア123及び送信元名刺セットエリア124に、読取対象物として名刺を載置し(ステップS101)、操作部111を用いて、画像読取部109による名刺の読み取りが可能になる名刺読取モードに通信端末装置10を設定すると(ステップS102)、通信端末装置10は、名刺の読み取りの待機状態となり、スタートボタン111aの押下の有無を検出する(ステップS103)。ステップS103において、スタートボタン111aの押下が検出された場合、通信端末装置10は、ステップS104以降の処理を順次実行する。一方、ステップS103において、スタートボタン111aの押下が検出されない場合、通信端末装置10は、スタートボタン111aの押下の有無の検出(ステップS103)を繰り返すことにより、名刺の読み取りの待機状態を保持する。
なお、操作部111を用いて通信端末装置10を名刺読取モードに設定するのではなく、送信先名刺読取エリア123及び送信元名刺読取エリア124に読取対象物として名刺が載置されたことを検出して、通信端末装置10を名刺読取モードに設定するようにすれば、通信端末装置10を名刺読取モードに設定するための操作が不要になり、通信端末装置10の利便性が向上する。
ステップS104以降では、送信先名刺読取エリア123に載置された名刺を画像読取部109が読み取ることにより生成した画像データに基づいて送信原稿データの送信先が決定される。より具体的には、まず、画像読取部109が、送信先名刺読取エリア123及び送信元名刺読取エリア124に載置された名刺をFBS方式により読み取って画像データを生成した後に(ステップS104)、当該画像データに対して2値化処理を含む画像処理が行われ(ステップS105)、当該画像データがページメモリ104に格納される(ステップS106)。
続いて、ページメモリ104に格納された画像データから、送信先名刺読取エリア123及び送信元名刺読取エリア124に対応する部分が抽出され(ステップS107)、抽出された各々の部分に対して、文字情報を抽出するためのOCR(Optical Character Reader)処理が行われる(ステップS108)。さらに、OCR処理により抽出された文字は、ひとまとまりの文字ごとに情報種類(属性)を判断される(ステップS109)。当該判断においては、例えば、「株式会社」「TEL」「FAX」「E-mail」等をキーワードとして、ひとまとまりの文字の情報種類が、企業名、通話用の電話番号、ファクシミリ用の電話番号及び電子メールアドレスのいずれに該当するのかが判断される。そして、情報種類が判断された文字は、情報種類(項目)ごとに表示部112に表示され(ステップS110)、操作者がその適否を確認可能な状態となる。この状態において、表示部112に表示された文字の修正の要否の問い合わせが行われ(ステップS111)、操作部111を用いて操作者から修正指示が与えられた場合(ステップS112で"YES")、当該修正指示にしたがった修正が行われた後に(ステップS113)、ステップS114へ移行し、操作者から修正指示が与えられない場合、そのままステップS114へ移行する。なお、ここでいう「修正」の例としては、項目の追加や削除がある。
このように、別々の位置に設定された送信先名刺セットエリア123及び送信元名刺セットエリア124の各々に対応する部分にステップS108〜S113の処理を施すことにより、通信端末装置10では、ガラス板122aの適切な位置に名刺を載置すれば、送信先又は送信元の決定のいずれの基礎となる名刺であるのかを操作者が指定しなくても、通信端末装置10に送信先及び送信元を決定させることができる。
また、通信端末装置10では、送信先名刺セットエリア123に複数枚の名刺を載置可能となっており、送信先名刺セットエリア123に複数枚の名刺が載置された場合、当該複数の名刺の各々についてステップS108〜S113の処理を施されて送信原稿データの送信先が決定され、決定された送信原稿データの送信先の各々に送信原稿データが同報送信される。これにより、複数の名刺を1枚づつ通信端末装置に読み取らせるという手間が不要になり、操作者の作業の煩雑さを低減することができる。
ステップS114では、送信原稿データに付加するカバーページ(表紙ページ)が作成される。このカバーページは、送信原稿データの各ページと同一のサイズを有しており、図7に示すように、送信原稿データの送信先の情報132及び送信元の情報133を含んでいる。カバーページ131は、通信端末装置10が保持しているテンプレートの、送信先の情報132の記載領域134に、ステップS107で抽出された送信先名刺読取エリア123に対応する部分の画像データに基づく情報を記載し、送信元の情報133の記載領域135に、送信元名刺読取エリア124に対応する部分の画像データに基づく情報を記載することにより作成される。なお、カバーページ131の作成にあたって、送信元の情報133として、通信端末装置10にあらかじめ格納されている情報を用いるようにしてもよい。
なお、図7で示す例では、送信先の情報132及び送信元の情報133は、名刺と同様の形態となっているが、OCR処理(ステップS108参照)により文字情報の抽出(認識)を行う場合には、情報132及び/又は情報133は、必ずしも名刺と同様の形態でなくてもよい。すなわち、OCR処理により抽出(認識)した文字情報を、所望の書体及び/又はサイズの文字画像として、記載領域134及び/又は記載領域135に記載することができる。
他の例としては、名刺を読み取って生成した画像データをそのままの形態で情報132及び/又は情報133として記載することができる。すなわち、カバーページを作成するためのOCR処理は実行せず、名刺を読み取って生成した画像データを、必要に応じて変倍処理を行った後、カバーページ131の記載領域134及び/又は記載領域135に貼り付けることができる。この場合、カバーページは、図7に示すような形態となる。
続いて、後述するサブルーチンの処理フローにしたがって送信原稿データが取得され(ステップS115)、送信先の情報が得られているか否かに応じた処理フローの分岐が行われる(ステップS116)。ここで、「送信先の情報」とは、通信端末装置10がファクシミリ装置として機能している場合には、ファクシミリ用の電話番号であり、通信端末装置10がインターネットファクシミリ装置として機能している場合には、電子メールアドレスである。ステップS116において、送信先の情報が得られている場合には、当該送信先の情報を用いて送信原稿データの送信が行われるが(ステップS119)、得られていない場合には、送信先の情報を操作者に手動入力させる処理が行われる(ステップS117〜S118)。
当該手動入力においては、まず、通信端末装置10が送信先の情報の入力受付けの待機状態となり(ステップS117)、送信先の情報が入力されると(ステップS118で"YES")、入力された送信先の情報を用いて送信原稿データの送信が行われ(ステップS119)、送信先の情報が入力されないと(ステップS118で"NO")、ステップS107へ戻り、入力受付けの待機状態が継続される。このような手動入力を可能にすることにより、送信先名刺読取エリアに載置された名刺の読み取りにより送信先を特定できない場合でも、送信原稿データを正常に送信することができるようになる。
<4.送信原稿データの取得>
図6は、送信原稿データの取得に関するサブルーチンの処理フローを示すフローチャートである。
図6に示すように、当該処理フローにおいては、最初に、ADF126の原稿トレイ127に読取対象物として送信原稿が準備(セット)されているか否かが判定され(ステップS201)、準備されている場合、ADF方式による送信原稿の読み取りが行われて送信原稿データが生成され(ステップS202)、送信原稿データの取得が完了する。これにより、ADF方式により読み取ることができる送信原稿については、FBS方式による読み取りの手間を削減することができる。
また、通信端末装置10は、送信先名刺読取エリア123に名刺が載置されており、原稿トレイ127に送信原稿が準備されている状態において、スタートボタン111aの押下に応答して、送信原稿データの送信先の決定と、当該送信原稿に係る送信原稿データの送信と順次実行し、操作者の手間の削減に寄与している。
一方、ADF126の原稿トレイ127に読取対象物として送信原稿が準備されていない場合、FBS方式による送信原稿の読み取りが行われて送信原稿データが生成され(ステップS205)、送信原稿データの取得が完了するが、それに先立って、ガラス板122aに読取対象物として送信原稿がセットされた否かの判定が行われる。すなわち、FBS方式による読取対象物が名刺から送信原稿に変更されたことが検出され(ステップS203)、当該変更の検出後のスタートボタン111aの押下操作に応答して(ステップS204)、FBS方式による送信原稿の読み取り及び送信原稿データの生成が行われる(ステップS205)。もちろん、ステップS204及びS205を繰り返し実行できるようにして、複数ページの送信原稿データを生成することも妨げられない。このような読み取りにより、冊子原稿(ブック原稿)等のADF方式で読み取ることができない送信原稿も読み取ることができる。
上述の構成及び処理フローによれば、名刺の読み取りのための読取手段と、送信原稿の読み取りのための読取手段とが共通化される、すなわち、名刺の読み取りのために専用の読取手段を設ける必要がないので、通信端末装置10の構成を簡単なものとすることができ、しかも、送信先の指定の手間を削減することができる。さらに、通信端末装置10では、カバーページを自動的に付加することができるので、カバーページを別途作成する手間を削減することができる。
<5.変形例>
上述の説明では、送信原稿データは、画像読取部109で送信原稿を読み取ることにより得られたが、通信端末装置10と通信可能に接続された外部装置又は通信端末装置10にあらかじめ記憶させておいてもよい。
本発明の実施形態に係る通信端末装置10の全体構成を示すブロック図である。 ブックカバー121を閉じた状態の画像読取部109の構成を示す斜視図である。 ブックカバー121を開いた状態の画像読取部109の構成を示す斜視図である。 電気通信回線である一般公衆電話網又はインターネットを経由した、送信原稿に係る送信原稿データの送信に関する処理フローを示すフローチャートである。 電気通信回線である一般公衆電話網又はインターネットを経由した、送信原稿に係る送信原稿データの送信に関する処理フローを示すフローチャートである。 送信原稿データの取得に関するサブルーチンの処理フローを示すフローチャートである。 送信原稿データに付加するカバーページ131の例を示す図である。
符号の説明
10 通信端末装置
20 SMTPサーバ
30 ネットワーク
106 ネットワークインターフェース
107 NCU
108 MODEM
109 画像読取部
126 ADF
127 原稿トレイ
122a,122b ガラス板
123 送信先名刺セットエリア
124 送信元名刺セットエリア

Claims (10)

  1. 電気通信回線を経由して送信原稿に係る送信原稿データを送信する通信端末装置であって、
    読取面に載置された第1読取対象物を読み取り、第1画像データを生成する第1読取手段と、
    前記第1読取対象物が名刺である場合の前記第1画像データに基づいて前記送信原稿データの送信先を決定する決定手段と、
    を備えることを特徴とする通信端末装置。
  2. 請求項1に記載の通信端末装置であって、
    前記第1読取対象物が前記送信原稿である場合の前記第1画像データを前記送信原稿データとして送信する第1送信処理を実行可能であることを特徴とする通信端末装置。
  3. 請求項2に記載の通信端末装置であって、
    所定場所に準備された第2読取対象物を1枚ずつ取り込んで読み取り、第2画像データを生成する第2読取手段をさらに備え、
    前記所定場所に前記第2読取対象物が準備されていない場合に、前記第1送信処理を実行することを特徴とする通信端末装置。
  4. 請求項3に記載の通信端末装置において、
    前記第1読取対象物が前記名刺から前記送信原稿へ変更されたことを検出し、当該変更の検出後の操作者の所定の操作に応答して、前記第1読取手段が前記送信原稿を読み取ることを特徴とする通信端末装置。
  5. 請求項1に記載の通信端末装置において、
    所定場所に準備された第2読取対象物を1枚ずつ取り込んで読み取り、第2画像データを生成する第2読取手段をさらに備え、
    前記第2読取対象物が前記送信原稿である場合の前記第2画像データを前記送信原稿データとして送信する第2送信処理を実行可能であることを特徴とする通信端末装置。
  6. 請求項5に記載の通信端末装置において、
    前記第1読取手段の前記読取面に前記第1読取対象物として前記名刺が載置されており、前記第2読取手段の前記所定場所に前記第2読取対象物として前記送信原稿が準備されている状態において、操作者の所定の操作に応答して、前記決定手段による前記送信原稿データの送信先の決定と、前記第2送信処理とを順次実行することを特徴とする通信端末装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の通信端末装置において、
    前記第1読取対象物として前記名刺が前記読取面に載置されたことを検出して前記第1読取手段による前記名刺の読み取りを可能にすることを特徴とする通信端末装置。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の通信端末装置において、
    前記第1読取対象物が前記名刺である場合の前記第1画像データに基づいて、前記送信原稿データの送信先の情報及び送信元の情報の少なくともいずれかを含むカバーページを前記送信原稿データに付加することを特徴とする通信端末装置。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の通信端末装置において、
    前記送信原稿データの送信先の決定の基礎となる名刺を載置するための第1領域と、前記送信原稿データの送信元の決定の基礎となる名刺を載置するための第2領域とが、前記読取面の別々の位置に設定されていることを特徴とする通信端末装置。
  10. 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の通信端末装置において、
    前記送信原稿データの送信先の決定の基礎となる名刺を載置するための第1領域に複数枚の名刺を載置可能であり、
    前記第1領域に前記第1読取対象物として複数枚の名詞が載置された場合、前記決定手段により当該複数の名刺の各々について前記送信原稿データの送信先が決定され、決定された前記送信原稿データの送信先の各々に前記送信原稿データを送信することを特徴とする通信端末装置。
JP2005153394A 2005-05-26 2005-05-26 通信端末装置 Pending JP2006333041A (ja)

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