JP2006329620A - 負圧破壊装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 注湯電磁弁52として、ブリード孔524cにより給湯回路及び流通口523からの給水圧をダイヤフラム室525に伝搬させ、浴槽側と連通されて大気圧が作用する内筒部522の先端の弁座521に対しダイヤフラム弁524をダイヤフラム室の給水圧により押し付けて閉弁状態に維持させる構造とする。ダイヤフラム室に圧縮コイルスプリングにより構成した閉付勢バネ529を配設し、ダイヤフラム室内が負圧になっても負圧破壊弁が吸気作動し始めるまではダイヤフラム弁を閉弁状態に維持させるように弾性付勢する。ブリード孔にチェックボールを内装し、負圧作用時にブリード孔を遮断する。
【選択図】 図3
Description
図1は、本発明の第1実施形態に係る負圧破壊装置を適用した給湯装置1としての給湯器付き風呂釜の全体概要を示している。つまり、本第1実施形態は浄水供給路としての給湯回路2から分岐する注湯路(分岐路)50を通して貯槽としての浴槽3に注湯・注水可能とした場合に本発明を適用したものである。
|負圧破壊弁の開作動圧力|<|注湯電磁弁の逆圧による開作動圧力|
図4は、本発明の第2実施形態の負圧破壊装置を適用した給湯装置1a(図1参照)において採用された注湯電磁弁(注水用開閉弁)52aを示している。この注湯電磁弁52aは、ダイヤフラム弁524を構成するゴムダイヤフラム524bの弁座521から離れる側への弾性抵抗機能を特定の特性まで増強することによって、負圧作用時に負圧破壊弁51の開弁し始めるタイミングが注湯電磁弁52aの開弁してしまうタイミングよりも必ず先になるように構成したものである。すなわち、ダイヤフラム弁524自体が有する上記弾性抵抗機能によって閉付勢バネを構成しかつこれにより閉弁保持手段を構成するものである。なお、この第2実施形態のその他の構成要素は第1実施形態のものと同様構成であるため、同一構成要素には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
第3実施形態の負圧破壊装置を適用した給湯装置1b(図1参照)において採用された注湯電磁弁(注水用開閉弁)52bは、図6に示すようにプランジャバネ528bとして従来のプランジャバネ528aのバネ荷重設定よりも特定の特性まで増大させたバネ荷重に設定したものを用いることによって、負圧作用時に負圧破壊弁51の開弁し始めるタイミングが注湯電磁弁52bの開弁してしまうタイミングよりも必ず先になるように構成したものである。すなわち、バネ荷重をより大きく設定したプランジャバネ528bによって閉付勢バネを構成しかつこれにより閉弁保持手段を構成するものである。なお、この第3実施形態のその他の構成要素の内容も第1実施形態のものと同様構成であるため、同一構成要素には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
図5は、本発明の第4実施形態の負圧破壊装置を適用した給湯装置1c(図1参照)において採用された注湯電磁弁(注水用開閉弁)52cを示している。この注湯電磁弁52cは、給湯回路2側から負圧が作用したときにその負圧がダイヤフラム室525に伝搬されるのを遮断するためのチェックボール530を追加することによって、給湯回路2側に負圧が発生してもダイヤフラム弁524が開弁してしまわないように構成したものである。上記チェックボール530がブリード孔524cを遮断する逆止要素を構成しかつこれを含んで遮断手段を構成するものである。なお、この第4実施形態のその他の構成要素は第1実施形態のものと同様構成であるため、同一構成要素には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
なお、本発明は上記第1〜第4実施形態に限定されるものではなく、その他種々の実施形態を包含するものである。すなわち、上記第1〜第4実施形態では、閉弁保持手段又は遮断手段として閉付勢バネ529(図3参照)、ゴムダイヤフラム524b(図4参照)、プランジャバネ528b(図6参照)、あるいは、チェックボール530(図5参照)を個別に用いているが、これに限らず、閉弁保持手段(閉付勢ばね)として上記の閉付勢バネ529、ゴムダイヤフラム524b、及び、プランジャバネ528bから選択した2種以上を組み合わせて構成してもよい。また、上記閉弁保持手段として上記の閉付勢バネ529、ゴムダイヤフラム524b、及び、プランジャバネ528bから選択した1又は2種以上の組み合わせに対し上記遮断手段としての上記チェックボール530をさらに組み合わせるようにしてもよい。
2 給湯回路(浄水供給路)
3 浴槽(貯槽)
22 熱交換器(加熱源)
23 燃焼バーナ(加熱源)
26a カラン(給湯栓)
26b シャワーカラン(給湯栓)
50 注湯路(分岐路)
51 負圧破壊弁
52,52a〜52c 注湯電磁弁(注水用開閉弁)
524 ダイヤフラム弁
524b ゴムダイヤフラム(図4において閉付勢バネ、閉弁保持手段)
524c ブリード孔
525 ダイヤフラム室
528b プランジャバネ(閉付勢バネ、閉弁保持手段)
529 閉付勢バネ(閉弁保持手段)
530 チェックボール(逆止要素、遮断手段)
Claims (9)
- 浄水が所定の給水圧を受けて供給される浄水供給路に対しこの浄水供給路から分岐する分岐路を通して大気開放の貯槽が注水可能に接続され、上記分岐路に対し負圧破壊弁を上流側に、注水用開閉弁を下流側にそれぞれ介装してなる負圧破壊装置において、
上記負圧破壊弁は所定の負圧を受けて開弁し外気を内部に吸い込むように構成されている一方、上記注水用開閉弁はその閉弁状態において注水方向とは逆向きの所定の圧力を受けたときには開弁が許容される構造を有しており、
上記負圧破壊弁が負圧を受けて開弁作動する開弁特性と、上記注水用開閉弁が逆向き圧力を受けて開弁作動する開弁特性とが、上記浄水供給路側から負圧を受けたとき負圧破壊弁の吸気開始タイミングの方が上記注水用開閉弁の開弁開始タイミングよりも先になるように関係付けられている
ことを特徴とする負圧破壊装置。 - 浄水が所定の給水圧を受けて供給される浄水供給路に対しこの浄水供給路から分岐する分岐路を通して大気開放の貯槽が注水可能に接続され、上記分岐路に対し負圧破壊弁を上流側に、注水用開閉弁を下流側にそれぞれ介装してなる負圧破壊装置において、
上記負圧破壊弁は所定の負圧を受けて開弁し外気を内部に吸い込むように構成されている一方、上記注水用開閉弁はその閉弁状態において注水方向とは逆向きの所定の圧力を受けたときには開弁が許容される構造を有しており、
上記注水用開閉弁は、逆向き圧力を受けて開弁し始めることになる開弁作動圧として、上記負圧破壊弁が負圧を受けて外気を吸い込み始めることになる設定吸気作動圧よりも絶対値において大きくなるように設定されている
ことを特徴とする負圧破壊装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の負圧破壊装置であって、
上記注水用開閉弁は、上記負圧破壊弁が外気を吸い込み始めることになる吸気作動圧と少なくとも同等の負圧を浄水供給路側から受けても開弁せずに閉弁状態に維持する閉弁保持手段を備えている、負圧破壊装置。 - 請求項3に記載の負圧破壊装置であって、
上記注水用開閉弁はパイロット式ダイヤフラム弁により構成され、浄水供給路からの給水圧をダイヤフラム室に導いて弁体である上記ダイヤフラム弁に対し閉弁維持圧として作用させるように構成され、
上記閉弁保持手段は、上記ダイヤフラム弁を閉止側に弾性付勢する閉付勢バネにより構成されている、負圧破壊装置。 - 請求項4に記載の負圧破壊装置であって、
上記閉付勢バネは、上記ダイヤフラム弁を弁座に対し押し付けるように直接に弾性付勢するように配設されている、負圧破壊装置。 - 請求項4に記載の負圧破壊装置であって、
上記閉付勢バネは、上記ダイヤフラム弁を開閉方向に弾性変位可能に支持しつつ閉弁状態に維持するダイヤフラム弁自体の弾性抵抗機能により構成されている、負圧破壊装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の負圧破壊装置であって、
上記注水用開閉弁は、その閉弁状態において浄水供給路側から負圧を受けたときその負圧が弁体に対し開弁作動側に作用することを遮断する遮断手段を備えている、負圧破壊装置。 - 請求項7に記載の負圧破壊装置であって、
上記注水用開閉弁はパイロット式ダイヤフラム弁により構成され、浄水供給路からの給水圧をブリード孔を通してダイヤフラム室に導いて弁体である上記ダイヤフラム弁に対し閉弁維持圧として作用させるように構成され、
上記遮断手段は、上記浄水供給路側から正圧である給水圧を受けて上記ブリード孔を連通させる一方、上記浄水供給路側から負圧を受けて上記ブリード孔を遮断する逆止要素により構成されている、負圧破壊装置。 - 請求項1〜請求項8のいずれかに記載の負圧破壊装置であって、
上記浄水供給路は、浄水の給水を受け加熱源により加熱して給湯栓側に給湯する給湯回路又は浄水の給水を受けて給水栓側に給水する給水回路であり、この給湯回路又は給水回路に対し大気開放の貯槽が分岐路を通して注湯又は注水可能に接続されている、負圧破壊装置。
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