JP2006329344A - 車両用計器の部材固定構造 - Google Patents

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Wataru Kondo
渉 近藤
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Abstract

【課題】
この発明は、係止爪と被係止部とを外れにくくすると共に、寸法公差のばらつきを吸収しつつ部材の大型化を抑制することが可能な車両用計器の部材固定構造を提供する。
【解決手段】
導光部材(第一部材)10の係止爪15をリング部材(第二部材)の被係止部22内に挿入係止することで、導光部材10とリング部材20とを固定する車両用計器の部材固定構造であって、係止爪15は、被係止部22の被係止面23aに当接する当接面15aを有し、この当接面15aは、被係止面23aに対してほぼ水平方向に延在されると共に、基端部15cがR状に湾曲している。
【選択図】図2

Description

本発明は、係止爪と被係止部とを互いに噛み合わせて係止することで第一部材と第二部材とを固定する車両用計器の部材固定構造に関するものである。
従来から、車両用計器の第一部材1を第二部材2に固定するための車両用計器の部材固定構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この部材固定構造では、図3(a)に示すように、第一部材1に当接面3aを有する係止爪3を設け、第二部材2に係止爪3が挿入されると共に当接面3aが当接する被係止面4aを有する被係止部4を設けている。
そして、係止爪3を被係止部4に形成された挿入開口4b内に挿入し、当接面3aと被係止面4aとを互いに当接させることで固定する。
また、図3(b)に示すように、第一部材5に設けられた係止爪6の当接面6aが、第二部材7の被係止部8の被係止面8aに対して傾斜した方向に延在している部材固定構造も考えられている。
特開2001−153687号公報
ところで、上述の部材固定構造では、係止爪3と被係止部4との寸法公差のばらつきを吸収するために、それぞれを大型化する必要があるという問題が生じていた。
また、係止爪6の当接面6aを被係止部8の被係止面8aに対して傾斜させると、係止爪6が被係止部8から外れやすくなるという問題が生じていた。
そこで、この発明は、係止爪と被係止部とを外れにくくすると共に、寸法公差のばらつきを吸収しつつ部材の大型化を抑制することが可能な車両用計器の部材固定構造を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、この発明は、第一部材の係止爪を第二部材の被係止部内に挿入係止することで、前記第一部材と前記第二部材とを固定する車両用計器の部材固定構造であって、前記係止爪は、前記被係止部の被係止面に当接する当接面を有し、該当接面は、前記被係止面に対して水平方向に延在されると共に、基端部がR状に湾曲していることを特徴としている。
この発明によれば、当接面が被係止面に対して水平方向に延在されたので、この当接面と被係止面との当接面積を十分に確保することができ、係止爪と被係止部とが確実に係合することができる。これにより、係止爪と被係止部とを外れにくくすることができる。
また、当接面の基端部がR状に湾曲しているので、係止爪と被係止部との寸法公差のばらつきを十分に吸収することができる。
そのため、寸法公差のばらつきを吸収しつつ、係止爪や被係止部等の大型化を抑制することが可能となる。
次に、本発明に関わる車両用計器の部材固定構造を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
車室内に配置される車両用計器は、図1に示すように、計器ケース(図示せず)の表側(車両後方側)に配設される第一部材である導光部材10と、この導光部材10に固定される第二部材であるリング部材20とを備えている。
また、導光部材10とリング部材20との間には、図示しない表面側に文字が記載された文字板30が挟持されている。
導光部材10は、ほぼ円盤状の部材本体11と、この部材本体11の裏面側から突出して計器ケース(図示せず)に係合する複数の脚部12と、この部材本体11の側面から表面側に突出してリング部材20と係合する爪部13とを備えている。
なお、この導光部材10は、透明樹脂等の透光性を有する材質によって形成されている。
爪部13は、ここでは図示していないが複数設けられており、図2(a)に示すように、それぞれ部材本体11と共に文字板30に当接する支持部14と、この支持部14の側面14aから突出した係止爪15とを有している。
係止爪15は、リング部材20の後述する被係止部22の被係止面23aに対してほぼ水平方向に延在された当接面15aと、この被係止面23aに対して傾斜したテーパ面15bとを有している。
当接面15aは、係止爪15と被係止部22とが噛み合った際に被係止面23aと互いに当接し、リング部材20を支持する面である。また、この当接面15aの基端部15cは、図2(b)に示すように、R状に湾曲している。
テーパ面15bは、当接面15aの先端に向うにしたがって次第に傾斜しており、ここでは先端部が当接面15aと直交するように屈曲されている。
リング部材20は、導光部材10の周縁部に沿う環状のリング本体21と、このリング本体21から導光部材10側に突出した被係止部22とを備えている。
被係止部22は、図1に示すように、薄板形状の被係止片22aと、この被係止片22aの中間部に形成された挿入開口23とを有している。
挿入開口23は、図2(a)に示すように、被係止片22aを貫通すると共に、係止爪15が挿入可能な大きさになっている。また、この挿入開口23の先端部側の内面には、係止爪15の引き抜き方向X(図2(a)参照)に対して直交する方向に沿う被係止面23aが形成されている。
文字板30は、導光部材10の部材本体11及び支持部14とリング部材10のリング本体21との間に挟持され、導光部材10に支持されると共に、リング部材10に囲まれた状態で目視可能となっている。
次に、この発明にかかる車両用計器の部材固定構造の作用について説明する。
第一部材である導光部材10と、第二部材であるリング部材20とを互いに固定するには、まず、導光部材10の表面側に文字板30を載置する。このとき、文字板30は図2(a)に示すように、爪部13の支持部14によっても支持されるので、安定した状態で支持されることとなる。また、例えば接着材等の固定手段によって文字板30を導光部材10に仮止めしてもよい。
次に、導光部材10の爪部13と、リング部材20の被係止部22とが、互いに対向するように位置決めする。
そして、導光部材10の爪部13をリング部材20の被係止部22の内側に沿わせながら、導光部材10とリング部材20とを互いに近接させる。
このとき、爪部13の係止爪15のテーパ面15bに沿って被係止部22の被係止片22aが滑動することで、爪部13が次第に部材本体11側に向かって撓む。そして、係止爪15の当接面15aと被係止部22の被係止面23aとがすれ違った時点で、爪部13は自らの弾性力により復元し、係止爪15が被係止部22の挿入開口23内に入り込むと共に、当接面15aと被係止面23aとが互いに当接する。
ここで、当接面15aが被係止面23aに対してほぼ水平方向に延在されているので、当接面15aと被係止面23aとの当接面積を十分に確保することができ、係止爪15と被係止部22とが確実に係合することができる。これにより、係止爪15と被係止部22とを外れにくくすることができ、保持力の向上を図ることができる。
また、当接面15aと被係止面23aとがすれ違うと同時に、係止爪15が挿入開口23内に入り込むことができるので、係止爪15と被係止部22とが係止する際の節度感を向上させることができる。
これにより、係止状態を感覚的に認識することができて、組み付け不良の低減を図ることが可能となる。
さらに、ここでは、挿入開口23が被係止片22bを貫通しているので、被係止片22bの外側から挿入開口23内に入り込んだ係止爪15を押し出すことができ、容易に分解することができる。
一方、挿入開口23内に入り込んだ係止爪15の当接面15aの基端部15cは、挿入開口23の開口端縁23bに当接する(図2(b)参照)。
ここで、当接面15aの基端部15cがR状に湾曲しているので、この基端部15cが挿入開口23の開口端縁23bと密着せず、間隙Sが生じることとなる。
そのため、この間隙Sによって係止爪15と被係止部22との寸法公差のばらつきを十分に吸収することができる。これにより、公差によるがたつきや引っ掛かり等の発生を抑制することが可能となる。
そして、このように間隙Sによって寸法公差のばらつきを吸収できるので、係止爪15や被係止部22等を大型化する必要がなくなり、係止爪15等の小型化を図ることが可能となる。
また、導光部材10とリング部材20との間に挟持された文字板30に寸法公差が生じても、この間隙Sによって公差のばらつきを吸収でき、がたつき等の発生を抑制することができる。
以上、この発明にかかる実施の形態を図面により詳述してきたが、具体的な構成は上述の実施の形態に限らない。この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等はこの発明に含まれる。
例えば、第一部材がリング部材20であり、第二部材が導光部材10であってもよいし、第一部材が導光部材10であり、第二部材が図示しない計器ケース等であってもよい。
この場合であっても、係止爪と被係止部とを外れにくくすることができると共に、寸法公差のばらつきを吸収しつつ部材の大型化を抑制することが可能となる。
この発明にかかる車両用計器の部材固定構造を備えた車両用計器の要部を示す斜視図である。 (a)は図1におけるA―A断面図であり、(b)は図2(a)におけるB部の拡大図である。 (a)は従来の部材固定構造を示す要部を拡大した断面図であり、(b)は従来の部材固定構造の他の例を示す要部を拡大した断面図である。
符号の説明
10 導光部材(第一部材)
15 係止爪
15a 当接面
15c 基端部
20 リング部材(第二部材)
22 被係止部
23a 被係止面

Claims (1)

  1. 第一部材の係止爪を第二部材の被係止部内に挿入係止することで、前記第一部材と前記第二部材とを固定する車両用計器の部材固定構造であって、
    前記係止爪は、前記被係止部の被係止面に当接する当接面を有し、
    該当接面は、前記被係止面に対してほぼ水平方向に延在されると共に、基端部がR状に湾曲していることを特徴する車両用計器の部材固定構造。


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