JP2006329297A - 等速ジョイント - Google Patents

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Abstract

【課題】ブーツバンドを締め付けたときにブーツの固定部を外輪部材のブーツ取付部に対して確実に位置決めすることが可能な外輪部材の端部形状を有する等速ジョイントを提供することにある。
【解決手段】係合溝の溝底と傾斜角度θからなる傾斜面の立ち上がり部位との間で水平方向に沿って離間する所定距離をL2とし、環状凸部の頂部とブーツの端面との間で水平方向に沿って離間する所定距離をL1と、前記L2とL1との差をLとした場合(L=L2−L1)、前記L(mm)及びθ(度)は、下記(1)〜(5)の関係式を充足する許容範囲Mに設定されるとよい。
(1)L≦0.0833θ−3.4796
(2)L≦−0.0188θ+1.2353
(3)L≧0.0176θ−3.372
(4)θ≧20
(5)θ≦60
【選択図】図5

Description

本発明は、樹脂ブーツの固定部がブーツバンドによって固定される外輪部材のブーツ取付部が設けられた等速ジョイントに関する。
例えば、自動車等の車両において、駆動軸から従動軸に対して回転駆動力を伝達するために、継手としての等速ジョイントが一般的に使用されている。この等速ジョイントには、ジョイント内部に封入されたグリスの漏れ出し防止やジョイント内部への異物進入防止を目的として蛇腹形状のブーツが装着されている。
具体的には、ブーツの一端部が等速ジョイントを構成するアウタカップの開口部を閉塞するように装着され、ブーツの他端部がドリブン側のシャフトの外周部を囲繞するように嵌着され、前記ブーツの一端部及び他端部は、それぞれ、大径及び小径のブーツバンドで締め付けて固定される。
この等速ジョイント用のブーツとしては、ゴム材料からなるゴムブーツと、樹脂製材料からなる樹脂ブーツとが一般的に用いられており、近時では、耐回転膨張性や耐久性等の観点から樹脂ブーツが多用される傾向にある。
特に、樹脂ブーツは、ゴムブーツと比較して弾性が小さいため、相手部材への嵌め込み状態が不安定になり易く、相手部材との取付構造において特別な工夫が必要とされる。
従来技術に係るこの種の樹脂ブーツ取付構造に関し、例えば、特許文献1及び特許文献2には、図7に示されるように、外輪部材1のブーツ取付部の外周に環状の係合溝2と前記係合溝2の両側に配置された環状の突起部3a、3bとが一体的に形成され、ブーツ端部の固定部4に設けられた環状の凸部5を前記係合溝2に嵌め合わせて両者の位置決めをした後、前記固定部4をブーツバンド6で締め付けて固定することが開示されている。
特開平7−280092号公報 特開平11−166624号公報
例えば、特許文献1の段落[0005]には、ブーツの固定部の抜け止め強度とシール性を確保するために、ブーツの固定部の凸部の高さを比較的大きく設定する必要があるとし、一方、樹脂ブーツは一般に硬度がHD50程度と高く、ゴムブーツに比べて弾性変形しにくいので、凸部が高すぎると相手部材(等速ジョイントの外輪、軸)への嵌合作業が困難になるという問題点もあった、と記載されている。
前記特許文献1及び特許文献2に開示された樹脂ブーツの取付構造では、ブーツの固定部をブーツバンドで締め付けた際、前記ブーツの固定部の内壁に対して突起部が食い込むためにシール性が向上すると一応思われるが、樹脂ブーツの固定部を外輪部材の端部に対して装着する嵌合作業を容易に遂行するために前記凸部の高さを低く設定するとシール性を劣化させると共に、ブーツバンドを締め付けたときに係合溝に対して前記凸部がうまく嵌合せずにブーツの固定部が外輪部材の奥側又は手前側にずれてしまいブーツ取付部に対して確実な位置決めがしずらいという問題がある。
本発明は、前記の問題に鑑みてなされたものであり、ブーツバンドを締め付けたときにブーツの固定部を外輪部材のブーツ取付部に対して確実に位置決めすることが可能な外輪部材の端部形状を有する等速ジョイントを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、樹脂製のブーツの端部に設けられた筒状の固定部を外輪部材の端部に形成されたブーツ取付部に装着した後、前記ブーツ固定部をブーツバンドで緊締することにより、前記ブーツ固定部が外輪部材のブーツ取付部に固定される等速ジョイントにおいて、
前記外輪部材のブーツ取付部には、前記ブーツ固定部が装着される断面略平坦な環状面と、前記環状面に形成された係合溝と、前記環状面に対して傾斜する環状の傾斜面とが設けられ、前記係合溝の溝底と前記傾斜面の立ち上がり部位との間で水平方向に沿って離間する所定距離をL2とし、
前記ブーツの端部には、前記係合溝に係合する環状凸部が設けられ、前記環状凸部の頂部と前記ブーツの端面との間で水平方向に沿って離間する所定距離をL1とし、
前記所定距離L2と前記所定距離L1との差をLとし(L=L2−L1)、前記環状面に対する前記傾斜面の傾斜角度をθとした場合、前記L(mm)及びθ(度)は、下記(1)〜(5)の関係式を充足する範囲に設定されることを特徴とする。
(1)L≦0.0833θ−3.4796
(2)L≦−0.0188θ+1.2353
(3)L≧0.0176θ−3.372
(4)θ≧20
(5)θ≦60
本発明によれば、上記(1)〜(5)の関係式を充足する範囲に基づいて、係合溝の溝底と傾斜面の立ち上がり部位との間で離間する所定距離L2の値と、環状面に対する傾斜面の傾斜角度θの値とをそれぞれ設定することにより、ブーツバンドを締め付けたときに、ブーツ固定部が外輪部材のブーツ取付部に対してずれることがなく確実に位置決めされ、さらに、所定のシール性を確保することができると共に、加工性をも考慮した好適な外輪部材の端部形状を設定することができる。
この場合、傾斜角度θが20度未満であるとブーツ端部の傾斜面に対する乗り上げ量が増大してシール性及び位置決め性が劣化すると共に、前記傾斜角度θが60度を超えると前記傾斜面の機械加工が困難となる。
さらに、シール特性、位置決め性、及び加工性等を総合的に勘案された最適範囲として、前記L(mm)及びθ(度)は、下記(6)〜(8)の関係式を充足する範囲に設定されるとよい。
(6)L≦0.0833θ−3.4796
(7)L≧0.0833θ−4.796
(8)θ=45±1.5
ブーツバンドを締め付けたときにブーツの固定部が外輪部材のブーツ取付部に対して確実に位置決めされると共に、シール性を確保することができる。
本発明に係る等速ジョイントについて好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1において参照符号10は、本発明の実施の形態に係るトリポート型の等速ジョイントを示し、この等速ジョイント10は、図示しない第1軸の一端部に一体的に連結されて開口部11を有する有底円筒状の外輪部材12と、第2軸14の一端部に固着されて外輪部材12の孔部内に収納されるインナ部材16とを含む。
さらに前記等速ジョイント10は、大径な固定部18である一端部が前記外輪部材12の端部外周面(後述するブーツ取付部20)に嵌着され小径な固定部(図示せず)である他端部が前記第2軸14の外周部に嵌着される樹脂製のブーツ22と、前記ブーツ22の大径な固定部18を外輪部材12のブーツ取付部20に固定する大径なブーツバンド24と、前記ブーツ22の小径な固定部を第2軸の外周面に固定する小径なブーツバンド(図示せず)とを含む。
前記外輪部材12の内壁面には、軸線方向に沿って延在し、軸心の回りにそれぞれ120度の間隔をおいて3本の案内溝26a〜26cが形成される(但し、案内溝26b、26cは図示するのを省略している)。前記案内溝26a〜26cは、断面が曲線状に形成された天井部と、前記天井部の両側に相互に対向し断面円弧状に形成された摺動部とから構成される。
第2軸14にはリング状部分を含むスパイダ28がセレーション嵌合され、前記スパイダ28の外周面には、それぞれ案内溝26a〜26cに向かって膨出し軸心の回りに120度の間隔をおいて3本のトラニオン30a〜30cが一体的に形成される(但し、トラニオン30cは、図示するのを省略している)。前記各トラニオン30a(30b、30c)は、外径が一定の円柱状に形成される。
前記トラニオン30a(30b、30c)の外周部には、複数本の転動体32を介してリング状のローラ部材34が外嵌される。転動体32は、例えば、ニードル、ころ等を含む転がり軸受けであればよい。なお、前記移動体22を設けることがなく、ローラ部材(リング体)を前記トラニオン30a(30b、30c)の外周面に対して摺動自在に直接装着するようにしてもよい。
前記外輪部材12は、開口部11を有するカップ部12aと、前記カップ部12aと一体的に形成された軸部12bとから構成される。前記外輪部材12の開口部11側の端縁部近傍の外周面には、ブーツ22端部の大径な固定部18が装着されるブーツ取付部20が形成される。
このブーツ取付部20には、図2に示されるように、外輪部材12の開口部11の端縁部から軸部14b側に向かって所定幅だけ周方向に沿って切り欠いて形成された断面略平坦な環状面36と、外輪部材12の開口部11の端縁部から軸線方向に沿って所定長だけ離間する前記環状面36の所定位置に形成された断面略円弧状の環状の係合溝38と、前記係合溝38を間にしたその両側に近接して膨出形成された一対の環状突起部40a、40bと、前記平坦な環状面36に対して傾斜角度θだけ傾斜する環状の傾斜面44とが設けられる。
この場合、前記係合溝38の溝底42からなる起点と前記環状面36に連続して傾斜面44が立ち上がる起点との間であって、外輪部材12の軸線T1と平行な水平方向に沿った所定距離をL2とする。
なお、図3に示されるように、前記一対の環状突起部40a、40bを膨出させることがなく、環状面36と同一平面でフラットに形成された部位に所定の溝底42を有する係合溝38を設けるように構成してもよい。
ブーツ22は山部と谷部とが交互に連続する断面波状に形成された蛇腹部を有し、前記蛇腹部の一端部には、外輪部材12のブーツ取付部20の外径D2に対応する内径D1からなる固定部18が設けられ(図4参照)、前記蛇腹部26の他端部には、第2軸14の外径に対応して小径に形成された固定部(図示せず)が設けられる。なお、前記ブーツ22の固定部18の内径D1と前記外輪部材12の外径D2とは、D1≦D2の関係を充足するように設定される。なお、図4において、T2はブーツ22の軸線を示している。
外輪部材12のブーツ取付部20に装着される前記固定部18には、外輪部材12のブーツ取付部20の係合溝38に係合して位置決めされる環状凸部46が膨出形成される。前記環状凸部46の頂部46aとブーツ22の端面との間であって、水平方向に沿って離間した所定距離をL1とする。
本発明の実施の形態に係る等速ジョイント10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、外輪部材12に対してブーツ22の固定部18が装着される外輪部材12の端部形状(ブーツ取付部20の形状)の設定手法について説明する。
先ず、前述したように、前記ブーツ22の固定部18の内径D1と前記外輪部材12のブーツ取付部20の外径D2とは、D1≦D2の関係を充足するように設定されるとよい。
次に、係合溝38の溝底42と傾斜面44の立ち上がり部位との間で水平方向に沿って離間した所定距離L2と、環状凸部46の頂部46aとブーツ22の端面との間であって水平方向に沿って離間した所定距離L1との差をLとし(L=L2−L1)、環状面36に対する傾斜面44の傾斜角度θと前記L(L2−L1)との関係が図5に示される許容範囲M内(網線部分参照)に設定されるとよい。
この許容範囲Mは、前記L(mm)とθ(度)との間の下記(1)〜(5)の関係式によって囲繞される領域によって設定される。
(1)L≦0.0833θ−3.4796
(2)L≦−0.0188θ+1.2353
(3)L≧0.0176θ−3.372
(4)θ≧20
(5)θ≦60
なお、図5中において、直線(1)〜(5)は、それぞれ上記の関係式に対応する直線を示している。この場合、傾斜角度θが20度未満であるとブーツ22端部の傾斜面44に対する乗り上げ量が増大してシール性及び位置決め性が劣化すると共に、前記傾斜角度θが60度を超えると傾斜面44の機械加工が困難となるからである。
さらに、シール特性、位置決め性、及び加工性等を総合的に勘案すると最適範囲N(斜線部分参照)は、前記L(mm)とθ(度)との下記(6)〜(8)の関係式によって囲繞される領域によって設定されるとよい。
(6)L≦0.0833θ−3.4796
(7)L≧0.0833θ−4.796
(8)θ=45±1.5
なお、前記(1)〜(8)の関係式は、実験及びシミュレーションによって求められたものである。
本実施の形態では、以上のように設定された許容範囲Mに基づいて外輪部材12の端部形状(ブーツ取付部20の形状)を設定することにより、ブーツバンド24を締め付けたときにブーツ22の固定部18を外輪部材12のブーツ取付部20に対して確実に位置決めすることができる。
換言すると、図5に示される許容範囲Mにおいて係合溝38の溝底42と傾斜面44の立ち上がり部位との間で離間する所定距離L2の値と、環状面36に対する傾斜面44の傾斜角度θの値とをそれぞれ設定することにより、ブーツバンド24を締め付けたときに、該ブーツ22の固定部18が軸部12b側又は端縁部側にずれることがなくブーツ取付部20に対して確実に位置決めされ、さらに、所定のシール性を確保することができると共に、加工性をも考慮した好適な外輪部材12の端部形状を設定することができる。
なお、ブーツ22における環状凸部46の頂部46aと端面との間の離間間隔である所定距離L1は予め設定されているものとし、市販の汎用ブーツを利用することにより効率的に大量生産することができてコストダウンを図ることができる。
さらに、上記の実施の形態では、トリポート型等速ジョイント10を構成する外輪部材12の端部形状(ブーツ取付部20の形状)について説明しているが、これに限定されるものではなく、図6に示されるようなバーフィールド型の等速ジョイント100の外輪部材102の端部形状に対しても適用することが可能である。なお、同一の構成要素には同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
この等速ジョイント100は、図示しない第1軸に連結される軸部102bを有する外輪部材102と、第2軸104に連結されて前記外輪部材102の開口部106内に収容されるインナ部材108とから構成される。
前記外輪部材102の内壁には軸方向に沿って延在し、軸心の回りにそれぞれ60度の間隔をおいて6本の第1案内溝110が形成される。
インナ部材108は、外周面の周方向に沿って前記第1案内溝110に対応する複数の第2案内溝112が形成されたインナリング114と、前記外輪部材102の内壁面に形成された第1案内溝110と前記インナリング114の外径面に形成された第2案内溝112との間で転動可能に配設され、回転トルク伝達機能を営む複数(例えば、6個)のボール116と、前記ボール116を保持する複数の保持窓118が周方向に沿って形成され外輪部材102と前記インナリング114との間に介装されたリテーナ120とを備える。
なお、外輪部材102の端部に設けられる所定距離L2及び傾斜面44の傾斜角度θの設定等は、トリポート型の外輪部材12と同様に設定範囲M又は最適範囲Nに基づいてなされるため、その詳細な説明を省略する。
本発明の実施の形態に係るトリポート型の等速ジョイントの軸線方向に沿った縦断面図である。 図1の等速ジョイントを構成する外輪部材の部分拡大縦断面図である。 変形例に係る外輪部材の部分拡大縦断面図である。 図1の等速ジョイントを構成するブーツの部分拡大縦断面図である。 Lとθとの関係における許容範囲を示す説明図である。 本発明の他の実施の形態に係るバーフィールド型の等速ジョイントの軸線方向に沿った縦断面図である。 従来技術におけるブーツ取付構造を示す部分拡大縦断面図である。
符号の説明
10、100…等速ジョイント 12、102…外輪部材
18…固定部 20…ブーツ取付部
22…ブーツ 24…ブーツバンド
26a〜26c、110、112…案内溝 30a〜30c…トラニオン
34…ローラ部材 36…環状面
38…係合溝 40a、40b…環状突起部
42…溝底 44…傾斜面
46…環状凸部 46a…頂部

Claims (2)

  1. 樹脂製のブーツの端部に設けられた筒状の固定部を外輪部材の端部に形成されたブーツ取付部に装着した後、前記ブーツ固定部をブーツバンドで緊締することにより、前記ブーツ固定部が外輪部材のブーツ取付部に固定される等速ジョイントにおいて、
    前記外輪部材のブーツ取付部には、前記ブーツ固定部が装着される断面略平坦な環状面と、前記環状面に形成された係合溝と、前記環状面に対して傾斜する環状の傾斜面とが設けられ、前記係合溝の溝底と前記傾斜面の立ち上がり部位との間で水平方向に沿って離間する所定距離をL2とし、
    前記ブーツの端部には、前記係合溝に係合する環状凸部が設けられ、前記環状凸部の頂部と前記ブーツの端面との間で水平方向に沿って離間する所定距離をL1とし、
    前記所定距離L2と前記所定距離L1との差をLとし(L=L2−L1)、前記環状面に対する前記傾斜面の傾斜角度をθとした場合、前記L(mm)及びθ(度)は、下記(1)〜(5)の関係式を充足する範囲に設定されることを特徴とする等速ジョイント。
    (1)L≦0.0833θ−3.4796
    (2)L≦−0.0188θ+1.2353
    (3)L≧0.0176θ−3.372
    (4)θ≧20
    (5)θ≦60
  2. 請求項1記載の等速ジョイントにおいて、
    前記L(mm)及びθ(度)は、下記(6)〜(8)の関係式を充足する範囲に設定されることを特徴とする等速ジョイント。
    (6)L≦0.0833θ−3.4796
    (7)L≧0.0833θ−4.796
    (8)θ=45±1.5
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