JP2006329019A - ディーゼルエンジンの排気管 - Google Patents

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Abstract

【課題】インジェクタから噴射された液体還元剤を排ガスに有効に混合する。
【解決手段】排気管16aは、ディーゼルエンジンの排ガスを流通可能に少なくとも一部が湾曲して形成されエンジンの排気経路を構成する管本体31と、管本体31の湾曲した外側に形成され排気経路下流側に向かって液体還元剤21bを噴射するようにインジェクタ21aを取付けるインジェクタ取付部32とを備える。インジェクタ21aの噴射口に一端が臨み他端が排気経路の横断面中央に開口しインジェクタ21aが噴射した液体還元剤21bを排気経路の横断面中央の下流側に案内する真直ぐな案内管34が管本体31に設けられる。管本体31とインジェクタ取付部32と案内管34が鋳造により一体的に形成される。案内管34の他端は管本体31の下流側端縁から突出することが好ましい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、排気経路下流側に向かって液体還元剤を噴射するインジェクタを取付け可能な排気管に関するものである。
従来、ディーゼルエンジンにおいて生じるNOx(窒素酸化物)が大気に放出されることを防止するために、エンジンの排気経路にはエンジンで生じたNOxを除去するNOx触媒が備えられる。代表的なNOx触媒としては、NOx吸蔵還元触媒や選択還元型NOx触媒が知られている。
ここで、吸蔵型NOx触媒は、排ガス中の酸素濃度が高い条件下ではNOxを吸収し、排ガス中の酸素濃度が低い条件下ではNOxを放出する特性を有する。ちなみに排ガス中に放出されたNOxは、排ガス中に炭化水素(HC)や一酸化炭素(CO)等の還元成分が存在していれば、それら還元成分と速やかに反応して窒素(N2)に還元される。また、NOx吸蔵還元触媒は、所定の限界量のNOxを吸収し、その状態を保持(吸蔵)している場合、排ガス中の酸素濃度が高い条件下にあってもそれ以上NOxを吸収しなくなる。そこで、このようなNOx吸蔵還元触媒を排気経路に備えたディーゼルエンジンでは、同触媒のNOx吸蔵量が限界量に達する前に、排気経路内に還元剤を添加して同触媒に吸蔵されているNOxを放出および還元浄化し、同触媒のNOx吸収能力を回復させるといった制御を所定のインターバルで繰り返すのが一般的である。
一方、選択還元型NOx触媒は、排ガス中の酸素濃度が高く且つ、炭化水素(HC)等の還元成分が存在する条件下で、排ガス中に存在するこれら還元成分とNOxとを互いに反応させ、窒素(N2)、水(H2O)及び二酸化炭素(CO2)の形態に浄化する特性を有する。このため、このような選択還元型NOx触媒を排気経路に備えたディーゼルエンジンでは、そのエンジンの運転中の排気経路内への還元剤の添加を継続的に行い、排ガス中に存在するNOxを浄化するのが一般的である。
従って、NOx触媒を採用して排ガス中のNOxの還元浄化を図るディーゼルエンジンでは、上記NOx吸蔵還元触媒、或いは選択還元型NOx触媒の何れを採用する場合であれ、所望量の還元剤を所望のタイミングで排気経路のNOx触媒上流に供給する必要がある。
このため、このようなNOx触媒を備えるディーゼルエンジンに用いる排気管として、図4に示すように排気経路下流側に向かって液体還元剤を噴射するインジェクタを取付け可能に構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。この図4に示す排気管1は、ディーゼルエンジンの排ガスを流通可能に少なくとも一部が湾曲して形成されエンジンの排気経路を構成する管本体2と、その管本体2の湾曲した外側に形成され排気経路下流側に向かって液体還元剤6を噴射するようにインジェクタ3を取付けるインジェクタ取付部4とを備える。そして、このようにインジェクタ3を取付ける排気管1にあっては、そのインジェクタ3が高温の排ガスに晒されることによる焼損や液体還元剤の流路内での焼付きを確実に回避し得るようにするため、そのインジェクタ3の周囲に略同心状に筒形のウォータジャケット4aを形成し、そのウォータジャケット4aに冷却水を流通させてその焼損や液体還元剤の焼付きを回避するようにしている。
特開2003−184551号公報(特許請求の範囲、図1)
しかし、上記従来の排気管1では、その焼損や液体還元剤の焼付きを回避することができたとしても、インジェクタ3から噴射された液体還元剤を排ガスに有効に混合することができないという未だ解決すべき課題が残存していた。即ち、上記従来の排気管1では、インジェクタ取付部4に取付けられたインジェクタ3により液体還元剤を下流側の断面経路の中央に向けて噴射しても、管本体2の中を上流側から下流側に向かって実線で示すように流れる排ガスの圧力により、その噴射した液体還元剤6は一点鎖線で示す矢印のように湾曲して外側方向に押しやられ、その管本体2の湾曲した部分における内壁の外側に付着してしまい、その噴射された液体還元剤6の全てが排ガスに混合されないという未だ解決すべき課題が残存していた。
本発明の目的は、インジェクタから噴射された液体還元剤を排ガスに有効に混合し得るディーゼルエンジンの排気管を提供することにある。
請求項1に係る発明は、図1及び図3に示すように、ディーゼルエンジン11の排ガスを流通可能に少なくとも一部が湾曲して形成されエンジン11の排気経路を構成する管本体31と、管本体31の湾曲した外側に形成され排気経路下流側に向かって液体還元剤21bを噴射するようにインジェクタ21aを取付けるインジェクタ取付部32とを備えた排気管の改良である。
その特徴ある構成は、図1に詳しく示すように、インジェクタ21aの噴射口に一端が臨み他端が排気経路の横断面中央に開口しインジェクタ21aが噴射した液体還元剤21bを排気経路の横断面中央の下流側に案内する真直ぐな案内管34が管本体31に設けられたところにある。
この請求項1に記載されたディーゼルエンジンの排気管では、インジェクタ21aが噴射した液体還元剤21bを案内管34が排気経路の横断面中央の下流側に案内するので、管本体31中を上流側から下流具泡に向かって流れる排ガスによりその噴射した液体還元剤が湾曲した外側方向に押しやられるようなことはなく、その噴射した液体還元剤が管本体31の湾曲した部分における内壁の外側に付着するような事態を有効に回避することができ、この結果インジェクタ21aから噴射された液体還元剤の全てを排ガスに有効に混合することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明であって、案内管34の内径をd、案内管34の長さをL、インジェクタ21aが噴射する液体還元剤21bの拡がり角をθとするとき、以下の(1)式を満たすことを特徴とする。
d≧tan(θ/2)×L ………(1)
この請求項2に記載されたディーゼルエンジンの排気管では、インジェクタ21aが噴射する液体還元剤がその案内管34の内壁に付着することを回避して排ガスに有効に混合させることができる。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明であって、管本体31の下流側端部が湾曲して形成され、インジェクタ取付部32が管本体31の下流側端部における湾曲した外側に形成され、案内管34の他端が管本体31の下流側端縁から突出するように形成されたことを特徴とする。
この請求項3に記載されたディーゼルエンジンの排気管では、インジェクタ21aが噴射した液体還元剤21bを案内管34が管本体31の下流側端縁における横断面中央を越えて案内するので、管本体31の下流側端縁に連続して設けられるその後の排気管に、排ガスとともにその液体還元剤21bを案内することができ、その噴射した液体還元剤が管本体31における内壁に付着するような事態を確実に回避して、インジェクタ21aから噴射された液体還元剤の全てを排ガスに有効に混合することができる。
本発明のディーゼルエンジンの排気管では、インジェクタの噴射口に一端が臨み他端が排気経路の横断面中央に開口しインジェクタが噴射した液体還元剤を排気経路の横断面中央の下流側に案内する真直ぐな案内管を管本体に設けたので、インジェクタが噴射した液体還元剤を案内管が排気経路の横断面中央の下流側に案内し、管本体中を上流側から下流具泡に向かって流れる排ガスによりその噴射した液体還元剤が湾曲した外側方向に押しやられるようなことを防止することができる。この結果、インジェクタから噴射された液体還元剤が管本体の湾曲した部分における内壁の外側に付着するような事態を回避することができ、噴射された液体還元剤の全てを排ガスに有効に混合することができる。
この場合、案内管の内径をd、案内管の長さをL、インジェクタが噴射する液体還元剤の拡がり角をθとするとき、その内径dが{tan(θ/2)×L}と等しいか或いはそれ以上であれば、インジェクタが噴射する液体還元剤がその案内管の内壁に付着することを回避して排ガスに有効に混合させることができる。更に、案内管の他端が管本体の下流側端縁から突出するように形成すれば、インジェクタが噴射した液体還元剤を管本体の下流側端縁における横断面中央を越えて案内することができ、インジェクタから噴射された液体還元剤の全てを排ガスに有効に混合することができる。
次に本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図3に示すように、ディーゼルエンジン11の吸気ポートには吸気マニホルド12を介して吸気管13が接続され、排ガスポートには排ガスマニホルド15を介して排気管16が接続される。吸気管13には、ターボ過給機14のコンプレッサケース14aと、ターボ過給機14により圧縮された吸気を冷却するインタクーラ17とがそれぞれ設けられ、排ガスマニホルド15に近い排気管16にはターボ過給機14のタービンケース14bが設けられる。図示しないがコンプレッサケース14a内にはコンプレッサホイールが回転可能に設けられ、タービンケース14bにはタービンホイールが回転可能に設けられ、これらのホイールはシャフトにより連結される。エンジン11から排出される排ガスのエネルギによりタービンホイール及びシャフトを介してコンプレッサホイールが回転し、このコンプレッサホイールの回転により吸気管13内の吸入空気が圧縮されるように構成される。
タービンケース14bより排ガス下流側の排気管16は、上流側排気管16aと下流側排気管16bとにより構成され、下流側排気管16bにはNOx吸蔵還元触媒18が設けられる。この実施の形態におけるNOx吸蔵還元触媒18は、下流側排気管16bの直径より大径の筒状のコンバータ19に収容されてその下流側排気管16bに設けられる。一方、上流側排気管16aには、液体還元剤供給手段21のインジェクタ21aが設けられる。液体還元剤供給手段21は、NOx吸蔵還元触媒18に向って還元剤である炭化水素系液体21bを噴射する上記インジェクタ21aと、炭化水素系液体21bを貯留する液体タンク21cと、液体タンク21c及びインジェクタ21aを連通接続する液体供給管21dと、この液体供給管21dに設けられインジェクタ21aへの炭化水素系液体21bの流量を調整する液体調整弁21eと、液体調整弁21e及び液体タンク21c間の液体供給管21dに設けられ液体タンク21c内の炭化水素系液体21bをインジェクタ21aに圧送する液体ポンプ21fとを有する。この実施の形態における上記炭化水素系液体21bとしては、ディーゼルエンジン11の燃料である軽油が用いられる。
液体調整弁21e及び液体ポンプ21fには、マイクロコンピュータからなるコントローラ26の制御出力がそれぞれ接続される。コントローラ26にはメモリ27が設けられ、このメモリ27には、排ガス温度、エンジン回転及びエンジン負荷に応じた液体調整弁21eの開度と液体ポンプ21fの作動又は不作動が予めマップとして記憶される。そして、コントローラ26はエンジン11の運転状況からメモリ27に記憶された条件に従って液体調整弁21e及び液体ポンプ21fを制御し、その運転状況に応じて所定の時期に最適な量の炭化水素系液体21bをインジェクタ21aから噴射するように構成される。そして、インジェクタ21aから炭化水素系液体21bが噴射されると、NOx吸蔵還元触媒18入口の排ガス中の炭化水素濃度が増加し、排ガスの空気過剰率が低下するとともに、HC,CO又はH2が還元剤として増加する。これにより、NOx吸蔵還元触媒18に吸蔵されたNOxが上記HC等と反応しN2,CO2,H2Oとなって触媒から放出される。これにより、大気に排出される排ガス中のNOxを効率良く低減できるようになっている。
図1及び図2に示すように、インジェクタ21aが取付けられる上流側排気管16aは、ディーゼルエンジン11の排ガスを流通可能に少なくとも一部が湾曲して形成されエンジン11の排気経路を構成する管本体31と、管本体31の湾曲した外側に形成されたインジェクタ取付部32とを備える。この実施の形態における管本体31はその下流側端部が湾曲して形成され、インジェクタ取付部32はそのような管本体31の下流側端部における湾曲した外側に形成される。図2に詳しく示すように、管本体31の下流側端部には、その下流側端縁を下流側排気管16bの上流側端縁と接続するためのフランジ33がその周囲に形成され、そのフランジ33の四隅にはねじ孔33aが形成される。このフランジ33を下流側排気管16bの上流側端縁に形成された図示しないフランジに当接させ、その状態でねじ孔33aを用いてねじ手段によりこの上流側排気管16aの下流側端縁を下流側排気管16bの上流側端縁に接続できるように構成される。
図1に詳しく示すように、管本体31の湾曲した外側に形成されたインジェクタ取付部32には、インジェクタ21aが液体還元剤を排気経路下流側に向かって噴射可能に取付けられる。そのインジェクタ取付部32の内部には、そのインジェクタ21aと同心円筒状を成すウォータジャケット32aが穿設される。ここで、このインジェクタ21aは、排気管の内部を流れる排ガスの圧力に抗して還元剤を噴射可能なものであって、例えば、ガソリンエンジン11の気筒内噴射に用いられているインジェクタ21aをそのまま流用することも可能である。また、図示しないが、インジェクタ取付部32にはウォータジャケット32aに連通する給水口と排水口が設けられ、給水口に対しディーゼルエンジン11の冷却水を供給し且つ排水口から抜き出した冷却水をラジエータへ戻すように接続される。そして、インジェクタ21aの周囲におけるウォータジャケット32aに冷却水を流通させることによりインジェクタ21aを常に冷却することが可能になり、高温の排ガスに晒されることによる焼損や添加燃料の流路内での焼付きを回避することができるように構成される。
本発明の特徴ある構成は、インジェクタ21aの噴射口に一端が臨み他端が排気経路の横断面中央に開口しインジェクタ21aが噴射した液体還元剤を排気経路の横断面中央の下流側に案内する真直ぐな案内管34が管本体31に設けられたところにある。この本発明に係る排気管16aは、鋳型を用いて鋳造することにより製造され、その管本体31とインジェクタ取付部32と前述したウォータジャケット32aが一体的に形成される。案内管34はこの鋳造時に同時にその管本体31に一体となるように形成しても良く、予め鋳造された管本体31に別に作られた案内管34を後に溶接により接続しても良い。そして、案内管34は、その内径をd、その長さをL、インジェクタ21aが噴射する液体還元剤21bの拡がり角をθとするとき、以下の(1)式を満たすように作られ、案内管34の他端は管本体31の下流側端縁から突出するように形成される。
d≧tan(θ/2)×L ………(1)
このように構成されたディーゼルエンジンの排気管では、インジェクタ21aが噴射した液体還元剤21bを排気経路の横断面中央の下流側に案内する真直ぐな案内管34を管本体31に設けたので、インジェクタ21aが噴射した液体還元剤21bを案内管34が排気経路の横断面中央の下流側に案内する。このため、管本体31の中を上流側から下流具泡に向かって流れる排ガスによりその噴射した液体還元剤21bが湾曲した外側方向に押しやられるようなことはなく、その噴射した液体還元剤21bが管本体31の湾曲した部分における内壁の外側に付着するような事態を有効に回避することができる。この結果、インジェクタ21aから噴射された液体還元剤21bの全てを排ガスに有効に混合することができる。
また、案内管34の内径をd、案内管34の長さをL、インジェクタ21aが噴射する液体還元剤21bの拡がり角をθとするとき、前述した(1)式を満たすので、インジェクタ21aが噴射する液体還元剤21bがその案内管34の内壁に付着することを回避して排ガスに有効に混合させることができる。そして、案内管34の他端が管本体31の下流側端縁から突出するように形成しているので、インジェクタ21aが噴射した液体還元剤21bを案内管34が管本体31の下流側端縁における横断面中央を越えて案内する。このため、管本体31の下流側端縁に連続して設けられる下流側の排気管に、排ガスとともにその液体還元剤21bを案内することができ、その噴射した液体還元剤21bが管本体31における内壁に付着するような事態を確実に回避して、インジェクタ21aから噴射された液体還元剤21bの全てを排ガスに有効に混合することができる。
なお、この実施の形態では、エンジン11としてターボ過給機付ディーゼルエンジン11を挙げたが、自然吸気型ディーゼルエンジン11に本発明の排ガス浄化システムを用いてもよい。
また、この実施の形態では、下流側排気管16bにNOx吸蔵還元触媒を設ける例を示したが、NOx触媒は、NOx吸蔵還元触媒以外にも、尿素選択還元型NOx触媒や軽油選択還元型NOx触媒、又は触媒化ディーゼルパティキュレートフィルタ等でも使用できる。
本発明実施形態の排気管を示す図2のA−A線断面図である。 その排気管の下流側端部の拡大斜視図である。 その排気管を有する排ガス浄化装置の構成図である。 従来の排気管を示す図1に対応する断面図である。
符号の説明
11 ディーゼルエンジン
16a 上流側排気管(排気管)
21b 液体還元剤
21a インジェクタ
31 管本体
32 インジェクタ取付部
34 案内管
d 案内管の内径
L 案内管の長さ
θ インジェクタが噴射する液体還元剤の拡がり角

Claims (3)

  1. ディーゼルエンジン(11)の排ガスを流通可能に少なくとも一部が湾曲して形成され前記エンジン(11)の排気経路を構成する管本体(31)と、前記管本体(31)の湾曲した外側に形成され排気経路下流側に向かって液体還元剤(21b)を噴射するようにインジェクタ(21a)を取付けるインジェクタ取付部(32)とを備えた排気管において、
    前記インジェクタ(21a)の噴射口に一端が臨み他端が前記排気経路の横断面中央に開口し前記インジェクタ(21a)が噴射した液体還元剤(21b)を前記排気経路の横断面中央の下流側に案内する真直ぐな案内管(34)が前記管本体(31)に設けられた
    ことを特徴とするディーゼルエンジンの排気管。
  2. 案内管(34)の内径をd、前記案内管(34)の長さをL、インジェクタ(21a)が噴射する液体還元剤(21b)の拡がり角をθとするとき、以下の(1)式を満たす請求項1記載のディーゼルエンジンの排気管。
    d≧tan(θ/2)×L ………(1)
  3. 管本体(31)の下流側端部が湾曲して形成され、インジェクタ取付部(32)が前記管本体(31)の下流側端部における湾曲した外側に形成され、案内管(34)の他端が前記管本体(31)の下流側端縁から突出するように形成された請求項1又は2記載のディーゼルエンジンの排気管。
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