JP2006328897A - 挟み込み検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 車両ドアによる物体の挟み込みが発生しているか否かの判定制御を効率良く且つ正確に実行できる挟み込み検出装置を提供する。
【解決手段】 車両ドア30の駆動制御を行う駆動制御手段Aおよび動作規制制御を行う動作規制制御手段Bを備えた車両ドア装置40において、物体の挟み込みが発生すると挟み込み信号を出力する感圧手段6の出力結果に基づいて、車両ドア30による物体の挟み込みが発生しているか否かの判定制御を行う挟み込み判定手段5を備えた挟み込み検出装置であって、挟み込み判定手段5は、駆動制御手段Aの動作開始に同期して判定制御を開始する。
【選択図】 図2
【解決手段】 車両ドア30の駆動制御を行う駆動制御手段Aおよび動作規制制御を行う動作規制制御手段Bを備えた車両ドア装置40において、物体の挟み込みが発生すると挟み込み信号を出力する感圧手段6の出力結果に基づいて、車両ドア30による物体の挟み込みが発生しているか否かの判定制御を行う挟み込み判定手段5を備えた挟み込み検出装置であって、挟み込み判定手段5は、駆動制御手段Aの動作開始に同期して判定制御を開始する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、車両ドアの駆動制御を行う駆動制御手段および動作規制制御を行う動作規制制御部手段を備えた車両ドア装置において、物体の挟み込みが発生すると挟み込み信号を出力する感圧手段の出力結果に基づいて、前記車両ドアによる物体の挟み込みが発生しているか否かの判定制御を行う挟み込み判定手段を備えた挟み込み検出装置に関する。
車両の側部に設けられた電動式のスライドドアや、車両の後部に設けられた電動式のバックドアなどの車両ドアでは、物体の挟み込みが発生する可能性がある。そして、物体の挟み込みが発生した場合には、車両ドアの動作を少なくとも停止させ、好ましくは反転動作させる必要がある。そのため、車両ドアによる物体の挟み込みを検出するための挟み込み検出装置が設けられている。このような挟み込み検出装置は、車両ドアによる物体の挟み込みが発生すると挟み込み信号を出力する感圧手段の出力結果に基づいて、車両ドアによる物体の挟み込みが発生しているか否かの判定制御を実行する挟み込み判定手段を備えたものである。
従来の挟み込み検出装置では、挟み込み判定手段は、感圧手段からの挟み込み信号を常時監視しており、何時挟み込みが発生しても検出可能になっている。例えば、特許文献1に記載の挟み込み検出装置では、挟み込み判定手段は、感圧手段からの出力信号を常時監視しており、出力信号の変化量が設定閾値以上になると、挟み込みが発生したと判定する。
車両ドアによる物体の挟み込みは、車両ドアが全閉位置及び全開位置で動作規制されているときには発生せず、それ以外のときに発生し得る。しかしながら、従来の挟み込み検出装置では、挟み込み判定手段は、感圧手段からの挟み込み信号を常時監視している。そのため、車両ドアによる物体の挟み込みが発生し得ないときにも、車両ドアによる物体の挟み込みが発生しているか否かの判定制御を実行していることになる。例えば、車両ドアが、ドアロックなどの動作規制制御を行う動作規制制御手段によって全閉位置及び全開位置で動作規制されて動作不能となっている間であっても、車両ドアによる物体の挟み込みが発生しているか否かの判定制御を実行している。そのため、ノイズが挟み込み判定手段に入ったとき、例えば、車両ドアが全閉状態で動作規制されて車両ドアによる物体の挟み込みが発生し得ない状況であっても、ノイズを挟み込みと判定する可能性もある。つまり、従来の挟み込み検出装置は、不必要なときにも挟み込みの判定を行っていたが故に、不正確な結果を出力してしまう可能性がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両ドアによる物体の挟み込みが発生しているか否かの判定制御を効率良く且つ正確に実行できる挟み込み検出装置を提供する点にある。
上記目的を達成するための本発明に係る挟み込み検出装置の特徴構成は、車両ドアの駆動制御を行う駆動制御手段および動作規制制御を行う動作規制制御手段を備えた車両ドア装置において、物体の挟み込みが発生すると挟み込み信号を出力する感圧手段の出力結果に基づいて、前記車両ドアによる物体の挟み込みが発生しているか否かの判定制御を行う挟み込み判定手段を備えた挟み込み検出装置であって、前記挟み込み判定手段は、前記駆動制御手段の動作開始に同期して前記判定制御を開始する点にある。
上記特徴構成によれば、挟み込み判定手段が駆動制御手段の動作開始に同期して上記判定制御を実行する、つまり、車両ドアによる物体の挟み込みが発生し得る状況と同期して上記判定制御を開始することで、物体の挟み込みが発生しているか否かの検出が確実に行われることになる。また、車両ドアの開動作が行われるとき、駆動制御手段の動作開始に先立って動作する動作規制制御手段は、動作開始したときに回路中にノイズを発生させ得るのだが、挟み込み判定手段が、動作規制制御手段の動作開始後の、駆動制御手段の動作開始に同期して上記判定制御を実行することで、上記ノイズが無視されることになる。つまり、車両ドアによる物体の挟み込みが発生し得ない状況下でノイズが発生したとしても、そのノイズが挟み込み信号と判定されないようにして、挟み込みの発生をより誤検出無く検出できるようにしている。
従って、車両ドアによる物体の挟み込みが発生しているか否かの判定制御を効率良く且つ正確に実行できる挟み込み検出装置を提供できる。
また、挟み込みが発生し得る状況においてのみ挟み込み判定手段に電力を供給すればよいので、上記判定制御を行っていない非検出時の暗電流を抑制できる。その結果、挟み込み検出装置の消費電力を抑制できる。
従って、車両ドアによる物体の挟み込みが発生しているか否かの判定制御を効率良く且つ正確に実行できる挟み込み検出装置を提供できる。
また、挟み込みが発生し得る状況においてのみ挟み込み判定手段に電力を供給すればよいので、上記判定制御を行っていない非検出時の暗電流を抑制できる。その結果、挟み込み検出装置の消費電力を抑制できる。
本発明に係る挟み込み検出装置の特徴構成は、前記感圧手段は、前記車両ドアであるスライドドアの端部に設けられる点にある。
上記特徴構成によれば、スライドドアの端部に感圧手段が設けられているので、スライドドアが閉じる方向に動いているときにスライドドアの先端部に位置している感圧手段によって、スライドドアの端部(先端部)で物体が挟まれることを素早く検出できる。その結果、スライドドアによる物体の挟み込みが発生したとしても、即座に挟み込みの状況を避けるような対策が可能となる。
本発明に係る挟み込み検出装置の特徴構成は、前記感圧手段は圧電体であり、印加される加速度に応じて出力電圧を発生する点にある。
上記特徴構成によれば、物体が圧電体に当接することにより印加される加速度、つまり、当接する強さに応じて出力電圧を発生するので、物体の挟み込みが発生した状況と、物体が単に触れた程度の状況とを出力電圧の大きさで区別できる。その結果、車両ドアによる物体の挟み込みが発生しているか否かの判定制御を正確に実行できる。
本発明に係る挟み込み検出装置の特徴構成は、前記挟み込み判定手段は、前記駆動制御手段の駆動用モータの動作開始に同期して前記判定制御を開始する点にある。
上記特徴構成によれば、駆動用モータが動作開始するのと同期して車両ドアによる物体の挟み込みが発生し得ることになるので、車両ドアによる物体の挟み込みが発生し得る状況と同期して上記判定制御を開始することで、物体の挟み込みが発生しているか否かの検出が確実に行われることになる。また、挟み込みが発生し得る状況においてのみ挟み込み判定手段に電力を供給すればよいので、上記判定制御を行っていない非検出時の暗電流を抑制して消費電力を抑制できる。
本発明に係る挟み込み検出装置は、車両の側部に設けられた左右開閉式のスライドドアや後部に設けられた上下開閉式のバックドアなどの車両ドアによって、物体の挟み込みが発生しているか否かを検出するための装置である。以下の実施形態では、車両ドアとして車両の側部に設けられたスライドドアを例示して本発明の挟み込み検出装置の説明を行う。
図1に示すのは、車両の側部に設けられた車両ドアとしてのスライドドア30を車両の外側から見た図である。また、図2に示すのは、車両に設けられた挟み込み検出装置の機能ブロック図である。図1に示すように、スライドドア30の端部(ドア開口部に面した部分)には、物体の挟み込みが発生すると挟み込み信号を出力する感圧手段6が設けられている。
また、図1に示すように、車両外部からスライドドア30の作動を指令するスイッチ部9としてのドアハンドルが設けられている。他にも、スライドドア30の作動を指令するスイッチ部9として、スライドドア30の車両内側に設けられたインサイドドアハンドル、運転席などに設けられた開閉指令スイッチ、リモコン装置に設けられた開閉指令スイッチなどがある。
また、図1に示すように、車両外部からスライドドア30の作動を指令するスイッチ部9としてのドアハンドルが設けられている。他にも、スライドドア30の作動を指令するスイッチ部9として、スライドドア30の車両内側に設けられたインサイドドアハンドル、運転席などに設けられた開閉指令スイッチ、リモコン装置に設けられた開閉指令スイッチなどがある。
図2に示すように、車両ドア装置40に設けられた電子制御装置(ECU)1は、取り扱う各種情報を記憶可能なメモリ3を備え、情報の収集と制御命令の送出とを行う。
ECU1が収集する情報としては、挟み込み判定手段5により実行される、スライドドア30による物体の挟み込みが発生しているか否かの判定制御の実行結果情報、スイッチ部9によって受け付けられるスライドドア30の開閉指令情報、スライドドア30を開閉駆動する駆動用モータ12のモータ駆動情報、ポジションセンサ13によって検出されるスライドドア30の位置情報、速度センサ14によって検出されるスライドドア30の速度情報、スライドドア30に設けられ、スライドドア30が全閉状態より開いているか否か(つまり、フルラッチ状態であるか否か)を、クローザモータ21によって駆動されるラッチ(図示せず)の状態から検出するフルラッチスイッチ23によるフルラッチ情報、ポールがラッチと係合しているか否かを検出するポールスイッチ22のポールスイッチ情報、スライドドア30が半ドア状態より開いているか否か(つまり、ハーフラッチ状態であるか否か)をラッチの状態から検出する検出するハーフラッチスイッチ24によるハーフラッチ情報などがある。
ECU1が収集する情報としては、挟み込み判定手段5により実行される、スライドドア30による物体の挟み込みが発生しているか否かの判定制御の実行結果情報、スイッチ部9によって受け付けられるスライドドア30の開閉指令情報、スライドドア30を開閉駆動する駆動用モータ12のモータ駆動情報、ポジションセンサ13によって検出されるスライドドア30の位置情報、速度センサ14によって検出されるスライドドア30の速度情報、スライドドア30に設けられ、スライドドア30が全閉状態より開いているか否か(つまり、フルラッチ状態であるか否か)を、クローザモータ21によって駆動されるラッチ(図示せず)の状態から検出するフルラッチスイッチ23によるフルラッチ情報、ポールがラッチと係合しているか否かを検出するポールスイッチ22のポールスイッチ情報、スライドドア30が半ドア状態より開いているか否か(つまり、ハーフラッチ状態であるか否か)をラッチの状態から検出する検出するハーフラッチスイッチ24によるハーフラッチ情報などがある。
従って、フルラッチスイッチ23は、ラッチがフルラッチ状態より開いているときにオン状態を出力する。ハーフラッチスイッチ24は、ラッチがハーフラッチ状態より開いているときにオン状態を出力する。ポールスイッチ22は、ポールがラッチと係合しているときにオン(ON)状態を出力する。
つまり、フルラッチスイッチ23及びハーフラッチスイッチ24が共にオン状態のとき、ラッチはアンラッチ状態である。また、フルラッチスイッチ23がオン状態であり、ハーフラッチスイッチ24がオフ状態であるとき、ラッチはハーフラッチ状態である。また更に、フルラッチスイッチ23及びハーフラッチスイッチ24が共にオフ(OFF)状態であるとき、ラッチはフルラッチ状態である。
つまり、フルラッチスイッチ23及びハーフラッチスイッチ24が共にオン状態のとき、ラッチはアンラッチ状態である。また、フルラッチスイッチ23がオン状態であり、ハーフラッチスイッチ24がオフ状態であるとき、ラッチはハーフラッチ状態である。また更に、フルラッチスイッチ23及びハーフラッチスイッチ24が共にオフ(OFF)状態であるとき、ラッチはフルラッチ状態である。
また、ECU1が送出する制御命令としては、スライドドア30の全開位置及び全閉位置でのロック状態を解除させるリリースアクチュエータ(リリースACT)4への制御命令、駆動ユニット10に設けられた駆動用モータ12への制御命令、駆動用モータ12からスライドドア30への開閉駆動力を伝達状態と非伝達状態との間で切り換える電磁クラッチ11への制御命令、クローザユニット20に設けられたクローザモータ21への制御命令などがある。
従って、駆動ユニット10は、本発明において車両ドアとしてのスライドドア30の駆動制御を行う駆動制御手段Aとして機能し、クローザユニット20(上述したラッチ及びポールを含む)、及び、リリースACT4は、本発明において車両ドアとしてのスライドドア30の動作規制制御を行う動作規制制御手段Bとして機能する。図2に示すように、駆動制御手段A及び動作規制制御手段Bは車両ドア装置40に設けられている。
従って、駆動ユニット10は、本発明において車両ドアとしてのスライドドア30の駆動制御を行う駆動制御手段Aとして機能し、クローザユニット20(上述したラッチ及びポールを含む)、及び、リリースACT4は、本発明において車両ドアとしてのスライドドア30の動作規制制御を行う動作規制制御手段Bとして機能する。図2に示すように、駆動制御手段A及び動作規制制御手段Bは車両ドア装置40に設けられている。
本発明の挟み込み検出装置は、スライドドア30による物体の挟み込みが発生すると挟み込み信号を出力する感圧手段6の出力結果に基づいて、スライドドア30による物体の挟み込みが発生しているか否かの判定制御を行う挟み込み判定手段5を備える。また、挟み込み検出装置は、駆動制御手段A及び動作規制制御手段Bの作動状態に基づいて、挟み込み判定手段5を、上記判定制御を行う判定実行状態及び上記判定制御を行わない判定非実行状態の間で切り換える状態切換制御手段2を備える。
感圧手段6は、他の物体に当接して外力が印加されたとき、圧電効果により分極現象を示して電荷を生じさせる圧電体をスライドドア30の端部に装着して構成される。従って、ドア開口部に物体が存在している状態でスライドドア30が閉動作すると、感圧手段6と物体とが当接して感圧手段6に外力が加わり、その結果、圧電体で生じた電荷が感圧手段6の外部に出力されることになる。このとき、圧電体の受けた外力(加速度)が大きいほど、圧電体の分極により生じる電荷量は大きくなる。従って、スライドドア30による物体の挟み込みが発生すると、圧電体に対する外力(加速度)も必然的に大きくなるため、圧電体の分極により生じる電荷量(出力電圧)も大きくなる。他方で、例えば、圧電体に対して外力が加えられていない状態や、圧電体に対して非常に小さい外力が加えられた状態では、圧電体の分極により生じる電荷量は小さくなる。つまり、圧電体を用いた感圧手段6は、印加される加速度に応じて出力電圧を発生する。
従って、圧電体の分極により生じる電荷量が設定値以上であったときに感圧手段6から出力されるのが、挟み込み信号であると言える。
従って、圧電体の分極により生じる電荷量が設定値以上であったときに感圧手段6から出力されるのが、挟み込み信号であると言える。
上記挟み込み判定手段5は、感圧手段6の出力結果に基づいて、スライドドア30による物体の挟み込みが発生しているか否かの判定制御を行う回路で構成される。そして、挟み込み検出手段5は、挟み込みが発生したことをECU1に伝達する。その結果、ECU1は、スライドドア30の動作停止や動作反転などの対処を行うことができる。
上述のように、挟み込み判定手段5は、感圧手段6から出力された信号レベル(圧電体の分極により生じる電荷量(出力電圧)に相当)が設定閾値以上であるとき、それがスライドドア30による物体の挟み込みが発生しているときに出力される挟み込み信号であると判定する。他方で、感圧手段6から出力された信号レベルが上記設定閾値未満であるときには、スライドドア30による物体の挟み込みは発生していないと判定する。
但し、スライドドア30による物体の挟み込みが実際に発生したときに感圧手段6から出力される信号が上記設定閾値を確実に上回るように、この設定閾値が設定される。従って、スライドドア30による物体の挟み込みが実際に発生すると、感圧手段6から出力される信号は上記設定閾値以上となり、挟み込み判定手段5は、スライドドア30による物体の挟み込みが発生しているという判定を下す。他方で、圧電体に対して外力が加えられていない状態や、圧電体に対して非常に小さい外力が加えられた状態では、感圧手段6から出力された信号は設定閾値未満となり、挟み込み判定手段5は、スライドドア30による物体の挟み込みは発生していないという判定を下す。
但し、スライドドア30による物体の挟み込みが実際に発生したときに感圧手段6から出力される信号が上記設定閾値を確実に上回るように、この設定閾値が設定される。従って、スライドドア30による物体の挟み込みが実際に発生すると、感圧手段6から出力される信号は上記設定閾値以上となり、挟み込み判定手段5は、スライドドア30による物体の挟み込みが発生しているという判定を下す。他方で、圧電体に対して外力が加えられていない状態や、圧電体に対して非常に小さい外力が加えられた状態では、感圧手段6から出力された信号は設定閾値未満となり、挟み込み判定手段5は、スライドドア30による物体の挟み込みは発生していないという判定を下す。
スライドドア30が移動し得ない状態及び移動し得る状態を検知可能なものとして、上記リリースACT4、上記ポールスイッチ22、上記フルラッチスイッチ23などがある。例えば、リリースACT4へのECU1からの制御命令に基づけば、スライドドア30が全開位置でロックされている状態において、リリースACT4をオン状態にさせると、スライドドア30が移動し得る状態になることが分かる。また、ポールスイッチ22のポールスイッチ情報と上記フルラッチ情報とを併せると、スライドドア30のラッチをフルラッチ状態にさせるときの両者の係合が行われた状態、つまり、スライドドア30がラッチによって動作規制されて移動し得ない状態(つまり、スライドドア30の動作停止)を検知可能である。また更に、フルラッチスイッチ23によるフルラッチ情報に基づけば、スライドドア30のラッチがフルラッチ状態にはない状態であること、つまり、スライドドア30が動作解放(つまり、スライドドア30の動作開始)されて移動し得る状態を検知可能である。
そして、状態切換制御手段2は、挟み込み判定手段5が駆動制御手段Aの動作開始に同期して上記判定制御を実行する判定実行状態になるようにする。具体的には、駆動制御手段Aの駆動用モータ12の動作開始に同期して上記判定制御を実行する判定実行状態になるようにする。
また、状態切換制御手段2は、スライドドア30の動作停止が検知され、後述する状態切換条件が充足されると、挟み込み判定手段5を、上記判定制御を行わない判定非実行状態に切り換える。状態切換制御手段2が、この判定非実行状態への状態切換条件が充足されたと判定するのは、スライドドア30が全閉位置或いは全開位置に向けて動作している状態において、スライドドア30の動作規制、及び、スライドドア30を開閉駆動する駆動用モータ12の動作停止のうち何れか一方が検知されたときである。
このとき、スライドドア30が全閉位置或いは全開位置に向けて動作していることは、駆動用モータ12、ポジションセンサ13、又は、速度センサ14などで検知可能である。また、スライドドア30が動作規制されること(「スライドドア30の動作停止」とも見なせる)は、上述のようにポールスイッチ22及びフルラッチスイッチ23のうちの少なくともフルラッチスイッチ23で検出可能である。
このとき、スライドドア30が全閉位置或いは全開位置に向けて動作していることは、駆動用モータ12、ポジションセンサ13、又は、速度センサ14などで検知可能である。また、スライドドア30が動作規制されること(「スライドドア30の動作停止」とも見なせる)は、上述のようにポールスイッチ22及びフルラッチスイッチ23のうちの少なくともフルラッチスイッチ23で検出可能である。
状態切換制御手段2による、挟み込み判定手段5の上記判定実行状態及び上記判定非実行状態の切り換えは、挟み込み判定手段5への通電状態の切り換えによって実行できる。例えば、状態切換制御手段2は、挟み込み判定手段5を判定実行状態に切り換えるときには、挟み込み判定手段5への電源電力の供給を行い、挟み込み判定手段5を判定非実行状態に切り換えるときには、挟み込み判定手段5への電源電力の供給を停止する。その結果、判定非実行状態では、挟み込み検出装置の消費電力を低減できる。
次に、車両ドアとしてのスライドドア30の動作と挟み込み検出装置の構成部材の動作について、図3及び図4のタイミングチャートを参照して説明する。図3に示すのは、スライドドア30が全開位置から全閉位置に移動するときのタイミングチャートであり、図4に示すのは、スライドドア30が全閉位置から全開位置に移動するときのタイミングチャートである。
スライドドア30が全開位置から全閉位置に移動するとき、図3に示す時刻t1以前では、スライドドア30は、動作規制制御手段Bにより全開位置でロック(動作規制)されている状態である。また、ラッチはアンラッチ状態である。時刻t1においてスイッチ部9でスライドドア30の動作(つまり、閉動作)が受け付けられると、ECU1は、警報手段8による例えば音情報などによってスライドドア30の動作を乗員に報知する。そして、時刻t2においてECU1は、リリースACT4をオン状態にしてスライドドア30の全開位置でのロック状態を解除することで、スライドドア30の全開位置での動作規制を解除する。また、時刻t2においてECU1は、電磁クラッチ11をオン状態にして、駆動用モータ12からスライドドア30への開閉駆動力を伝達可能な状態にする。このとき、挟み込み判定手段5にとってノイズと成り得る電気信号が発生する。
その後、時刻t3においてECU1は、駆動用モータ12の閉動作をオン状態にする。従って、時刻t3において状態切換制御手段2は、駆動制御手段Bの駆動用モータ12が動作開始したという判定に基づいて、これに同期して挟み込み判定手段5が上記判定制御を実行する上記判定実行状態(オン状態)に切り換える。言い換えると、状態切換制御手段2は、時刻t3以後は、スライドドア30による物体の挟み込みが発生し得ると判定して、挟み込み判定手段5を判定実行状態に切り換え、感圧手段6の出力結果を挟み込み判定手段5に監視させる。
また、速度センサ14をオン状態にして定期的にスライドドア30の移動速度を監視する。
また、速度センサ14をオン状態にして定期的にスライドドア30の移動速度を監視する。
その後、ポジションセンサ13による位置情報に基づいて、スライドドア30が全閉位置近傍に近づくと、ポールとラッチとが係合し、ラッチはハーフラッチ状態より閉じた状態(つまり、半ドア状態)になる。その結果、ハーフラッチスイッチはオフ状態となり、その後、ポールスイッチ22がオフ状態になる時刻t4においてECU1は、駆動用モータ12及び電磁クラッチ11をオフ状態にする。また、時刻t4においてECU1は、ラッチをハーフラッチ状態からフルラッチ状態にするべく、クローザモータ21をオン状態にする。
その後、時刻t5においてフルラッチスイッチ23がオフ状態になり(つまり、ラッチがフルラッチ状態になり)、時刻t6においてポールスイッチ22がオフ状態になることで、スライドドア30が動作規制される。その結果、状態切換制御手段2は、スライドドア30が全閉位置に向けて動作している状態において、スライドドア30の動作規制を検知したと判定し(状態切換条件が充足されたと判定し)、挟み込み判定手段5を上記判定制御を実行しない上記判定非実行状態(オフ状態)に切り換える。言い換えると、状態切換制御手段2は、時刻t6以後は、スライドドア30による物体の挟み込みが発生し得ないと判定して挟み込み判定手段5を判定非実行状態に切り換え、感圧手段6の出力結果を挟み込み判定手段5に監視させない。従って、この後は、物体の挟み込みが発生し得ない時間帯であり、ノイズが挟み込み判定手段5に入力されたとしても、そのノイズが挟み込み信号と判定されないようにできる。
次に、図4を参照して、スライドドア30が全閉位置から全開位置に移動するときのタイミングチャートについて説明する。
スライドドア30が全閉位置から全開位置に移動するとき、図4の時刻t10以前では、ラッチはフルラッチ状態であり、スライドドア30は動作規制制御手段Bによって全閉位置でロック(動作規制)されている状態である。時刻t10においてスイッチ部9でスライドドア30の動作(つまり、開動作)が受け付けられると、ECU1は、警報手段8による例えば音情報などによってスライドドア30の動作を乗員に報知する。そして、時刻t11においてECU1は、リリースACT4をオン状態にして全閉位置でのスライドドア30のロック状態を解除させ、電磁クラッチ11をオン状態にする。そして、ポールスイッチ22がオン状態になった後、時刻t12においてフルラッチスイッチ23がオン状態(動作解放)となる(つまり、半ドア状態となる)。また、時刻t12においてECU1は、駆動用モータ12の開動作をオン状態にして、スライドドア30を全閉位置から全開位置に向けて動作させる。
スライドドア30が全閉位置から全開位置に移動するとき、図4の時刻t10以前では、ラッチはフルラッチ状態であり、スライドドア30は動作規制制御手段Bによって全閉位置でロック(動作規制)されている状態である。時刻t10においてスイッチ部9でスライドドア30の動作(つまり、開動作)が受け付けられると、ECU1は、警報手段8による例えば音情報などによってスライドドア30の動作を乗員に報知する。そして、時刻t11においてECU1は、リリースACT4をオン状態にして全閉位置でのスライドドア30のロック状態を解除させ、電磁クラッチ11をオン状態にする。そして、ポールスイッチ22がオン状態になった後、時刻t12においてフルラッチスイッチ23がオン状態(動作解放)となる(つまり、半ドア状態となる)。また、時刻t12においてECU1は、駆動用モータ12の開動作をオン状態にして、スライドドア30を全閉位置から全開位置に向けて動作させる。
時刻t12以後、スライドドア30は動作解放されて移動し得る状態であるので、スライドドア30による物体の挟み込みが発生し得る状態となる。そこで、状態切換制御手段2は、スライドドア30を開閉駆動する駆動用モータ12の動作開始を検知したと判定し、これに同期して挟み込み判定手段5が上記判定制御を実行する上記判定実行状態(オン状態)に切り換える。従って、時刻t12以後、挟み込み判定手段5は、感圧手段6の出力結果を監視して、スライドドア30による物体の挟み込みが発生しているか否かの判定制御を実行する。また、ECU1は、速度センサ14をオン状態にして定期的にスライドドア30の移動速度を監視する。
その後、ハーフラッチスイッチ24がオン状態(ラッチはアンラッチ状態)となり、リリースACT4もオフ状態となる。そして、ポールとラッチとの係合も解除される(ポールスイッチがオフ状態)。これ以後、ECU1は、駆動用モータ12の閉動作を継続してスライドドア30を全開位置から全閉位置に向けて動作させると共に、速度センサ14を用いて定期的にスライドドア30の移動速度を監視する。
時刻t14においてECU1は、ポジションセンサ13による位置情報に基づいて、スライドドア30が全開位置に到達した判定すると、駆動用モータ12をオフ状態にする。状態切換制御手段2は、スライドドア30を開作動させるとき、スライドドア30が全開位置に到達し、且つ、駆動用モータ12がオフ状態になると、スライドドア30の動作規制が行われたと見なす。従って、状態切換制御手段2は、スライドドア30が全開位置に向けて動作している状態において、スライドドア30の動作規制及び駆動用モータ12の動作停止を検知したと判定し(状態切換条件が充足されたと判定し)、挟み込み判定手段5を上記判定制御を実行しない上記判定非実行状態(オフ状態)に切り換える。言い換えると、状態切換制御手段2は、時刻t14以後は、スライドドア30による物体の挟み込みが発生し得ないと判定して挟み込み判定手段5を判定非実行状態に切り換え、感圧手段6の出力結果を挟み込み判定手段5に監視させない。従って、物体の挟み込みが発生し得ない時間帯にノイズが挟み込み判定手段5に入力されたとしても、そのノイズが挟み込み信号と判定されないようにできる。
<別実施形態>
<1>
上記実施形態では、状態切換制御手段2は、駆動用モータ12が動作開始するのと同期して上記判定制御を実行する判定実行状態への切り換え、及び、上記状態切換条件が充足されるのと同期して上記判定制御を実行しない上記判定非実行状態への切り換えを行う場合について説明したが、それらの切り換えタイミングは駆動用モータ12が動作開始するタイミング及び上記状態切換条件が充足されるタイミングと厳密に同時でなくてもよい。例えば、図5に例示するタイミングチャートは、図4を参照して説明したスライドドア30を全開位置から全閉位置まで移動させるときのタイミングチャートの改変例である。
図5に例示するタイミングチャートのように、挟み込み判定手段5をオフ状態からオン状態へ切り換えるタイミングを、駆動用モータ12が動作開始した時刻t12から設定時間(例えば、数ミリ秒など)が経過したのちの時刻t13にずらしてもよい。同様に、挟み込み判定手段5をオン状態からオフ状態へ切り換えるタイミングを、状態切換条件が充足された時刻t14から設定時間(例えば、数ミリ秒など)が経過したのちの時刻t15にずらしてもよい。
また図示はしないが、図3を参照して説明したスライドドア30を全開位置から全閉位置まで移動させるときも、挟み込み判定手段5をオフ状態からオン状態へ切り換えるタイミングを、駆動用モータ12が動作開始した時刻t3から設定時間(例えば、数ミリ秒など)が経過したのちの時刻にずらしてもよい。同様に、挟み込み判定手段5をオン状態からオフ状態へ切り換えるタイミングを、状態切換条件が充足された時刻t6から設定時間(例えば、数ミリ秒など)が経過したのちの時刻にずらしてもよい。
<1>
上記実施形態では、状態切換制御手段2は、駆動用モータ12が動作開始するのと同期して上記判定制御を実行する判定実行状態への切り換え、及び、上記状態切換条件が充足されるのと同期して上記判定制御を実行しない上記判定非実行状態への切り換えを行う場合について説明したが、それらの切り換えタイミングは駆動用モータ12が動作開始するタイミング及び上記状態切換条件が充足されるタイミングと厳密に同時でなくてもよい。例えば、図5に例示するタイミングチャートは、図4を参照して説明したスライドドア30を全開位置から全閉位置まで移動させるときのタイミングチャートの改変例である。
図5に例示するタイミングチャートのように、挟み込み判定手段5をオフ状態からオン状態へ切り換えるタイミングを、駆動用モータ12が動作開始した時刻t12から設定時間(例えば、数ミリ秒など)が経過したのちの時刻t13にずらしてもよい。同様に、挟み込み判定手段5をオン状態からオフ状態へ切り換えるタイミングを、状態切換条件が充足された時刻t14から設定時間(例えば、数ミリ秒など)が経過したのちの時刻t15にずらしてもよい。
また図示はしないが、図3を参照して説明したスライドドア30を全開位置から全閉位置まで移動させるときも、挟み込み判定手段5をオフ状態からオン状態へ切り換えるタイミングを、駆動用モータ12が動作開始した時刻t3から設定時間(例えば、数ミリ秒など)が経過したのちの時刻にずらしてもよい。同様に、挟み込み判定手段5をオン状態からオフ状態へ切り換えるタイミングを、状態切換条件が充足された時刻t6から設定時間(例えば、数ミリ秒など)が経過したのちの時刻にずらしてもよい。
<2>
上記実施形態では、上記状態切換条件が充足されているか否かを判定するに当たってリリースACT4、ポールスイッチ22、フルラッチスイッチ23の動作状態を参照して、スライドドア30が動作規制されたと見なすタイミングについて具体例を挙げて説明したが、そのタイミングは上述したものに限定されず、適宜変更してもよい。
上記実施形態では、上記状態切換条件が充足されているか否かを判定するに当たってリリースACT4、ポールスイッチ22、フルラッチスイッチ23の動作状態を参照して、スライドドア30が動作規制されたと見なすタイミングについて具体例を挙げて説明したが、そのタイミングは上述したものに限定されず、適宜変更してもよい。
<3>
上記実施形態では、感圧手段6として圧電体を備えた装置を例示したが、他の感圧手段を用いてもよい。例えば、外力が加わったことを、通常は互いに離間している複数の金属体が接触したこと、つまり、高抵抗状態から導通状態(低抵抗状態)へ切り換わったことで検知するような感圧手段を用いてもよい。
上記実施形態では、感圧手段6として圧電体を備えた装置を例示したが、他の感圧手段を用いてもよい。例えば、外力が加わったことを、通常は互いに離間している複数の金属体が接触したこと、つまり、高抵抗状態から導通状態(低抵抗状態)へ切り換わったことで検知するような感圧手段を用いてもよい。
<4>
上記実施形態では、挟み込み判定手段5の上記判定実行状態及び上記判定非実行状態の切り換えを、挟み込み判定手段5への通電状態の切り換えによって実行する例について説明したが、他の手法によって上記判定実行状態及び上記判定非実行状態の切り換えを行ってもよい。例えば、上記判定非実行状態に切り換えるとき、挟み込み判定手段5への通電を停止するのではなく、通電量を上記判定実行状態の通電量よりも低くすることでもよい。これにより、判定非実行状態では、挟み込み検出装置の消費電力を低減できると共に感度を低下させて、ノイズが挟み込み信号と判定される可能性を低くできる。或いは、挟み込み判定手段5へは常時通電を行っておき、挟み込み検出手段5が、上記判定非実行状態に対応するときに検出した挟み込みの発生を無視する(ECU1には伝達しない)ように改変してもよい。
上記実施形態では、挟み込み判定手段5の上記判定実行状態及び上記判定非実行状態の切り換えを、挟み込み判定手段5への通電状態の切り換えによって実行する例について説明したが、他の手法によって上記判定実行状態及び上記判定非実行状態の切り換えを行ってもよい。例えば、上記判定非実行状態に切り換えるとき、挟み込み判定手段5への通電を停止するのではなく、通電量を上記判定実行状態の通電量よりも低くすることでもよい。これにより、判定非実行状態では、挟み込み検出装置の消費電力を低減できると共に感度を低下させて、ノイズが挟み込み信号と判定される可能性を低くできる。或いは、挟み込み判定手段5へは常時通電を行っておき、挟み込み検出手段5が、上記判定非実行状態に対応するときに検出した挟み込みの発生を無視する(ECU1には伝達しない)ように改変してもよい。
<5>
上記実施形態では、車両ドアとして、車両側部に設けられたスライドドア30を例示したが、車両の後部に設けられたバックドアなど、様々な車両ドアに対して、本発明の挟み込み検出装置を利用可能である。
上記実施形態では、車両ドアとして、車両側部に設けられたスライドドア30を例示したが、車両の後部に設けられたバックドアなど、様々な車両ドアに対して、本発明の挟み込み検出装置を利用可能である。
5 挟み込み判定手段
6 感圧手段
30 スライドドア(車両ドア)
40 車両ドア装置
A 駆動制御手段
B 動作規制制御手段
6 感圧手段
30 スライドドア(車両ドア)
40 車両ドア装置
A 駆動制御手段
B 動作規制制御手段
Claims (4)
- 車両ドアの駆動制御を行う駆動制御手段および動作規制制御を行う動作規制制御手段を備えた車両ドア装置において、
物体の挟み込みが発生すると挟み込み信号を出力する感圧手段の出力結果に基づいて、前記車両ドアによる物体の挟み込みが発生しているか否かの判定制御を行う挟み込み判定手段を備えた挟み込み検出装置であって、
前記挟み込み判定手段は、前記駆動制御手段の動作開始に同期して前記判定制御を開始する挟み込み検出装置。 - 前記感圧手段は、前記車両ドアであるスライドドアの端部に設けられる請求項1記載の挟み込み検出装置。
- 前記感圧手段は圧電体であり、印加される加速度に応じて出力電圧を発生する請求項1又は2記載の挟み込み検出装置。
- 前記挟み込み判定手段は、前記駆動制御手段の駆動用モータの動作開始に同期して前記判定制御を開始する請求項1〜3の何れか一項に記載の挟み込み検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005157434A JP2006328897A (ja) | 2005-05-30 | 2005-05-30 | 挟み込み検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005157434A JP2006328897A (ja) | 2005-05-30 | 2005-05-30 | 挟み込み検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006328897A true JP2006328897A (ja) | 2006-12-07 |
Family
ID=37550858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005157434A Withdrawn JP2006328897A (ja) | 2005-05-30 | 2005-05-30 | 挟み込み検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006328897A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011132771A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用ドア開閉装置 |
-
2005
- 2005-05-30 JP JP2005157434A patent/JP2006328897A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011132771A (ja) * | 2009-12-25 | 2011-07-07 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用ドア開閉装置 |
US8613160B2 (en) | 2009-12-25 | 2013-12-24 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Door opening and closing apparatus for vehicle |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080421 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20090617 |