JP2006328754A - 坑口止水構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 間隙が大きい場合又は高水圧が作用する場合でも確実に止水することが可能な坑口止水構造を提供する。
【解決手段】 シールド掘削機4又は覆工部5と坑口縁部2aとの間に発生する間隙を遮蔽するために設けられた止水部10によって坑口内側2bへの浸水を防止する坑口止水構造である。
そして、止水部10は、ワイヤブラシ11と坑口内外方向に撓むようにワイヤブラシに沿って配置される弾性板12A,12Bとを有し、坑口内外方向に単段又は複数段の止水部10が設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シールド掘削機や先導掘進機などのトンネル掘削機が、立坑などから発進したり、立坑などに到達したりする際に通過する坑口止水構造に関するものである。
従来、図6に示すように、シールド掘削機4が発進する立坑1の坑口2には、坑口縁部2aにシールド掘削機4又は覆工部5と坑口縁部2aとの間の間隙を遮蔽するシール材3が設けられる(特許文献1,2など参照)。
この特許文献1,2に開示されたシール材3は、ゴムシートなどからなる弾性パッキンによって主に構成されており、可撓性のシール材3の先端がシールド掘削機4又は覆工部5の外周面に当接して、坑口内側2bへの浸水を防止する。
特開平9−49390号公報 特開2001−207776号公報
しかしながら前記したシール材3は、坑口縁部2aとシールド掘削機4又は覆工部5との間隙が比較的小さい場合に使用されるものである。
一方、図6に示すように、立坑1から分岐するトンネルが曲線トンネルになるようにシールド掘削機4を発進させる場合は、坑口縁部2aに対して斜めに交わることになるので、直進発進させる場合に比べて坑口2を大きく開口して坑口縁部2aとシールド掘削機4又は覆工部5との間隙が大きくなるようにしておく必要がある。
このような場合にゴムシートを使用してシール材3を構成すると、曲線部の外周側は間隙が小さいのでシール材3を覆工部5に密着させることができるが、内周側は間隙が大きくなってシール材3を密着させることができない。
また、大きな間隙に対応させるためにシール材3を大きくすれば、下縁側に配置されたゴムシートは自重によって撓んでしまい、覆工部5に密着させることができないおそれもある。
さらに、近年、大深度地下の利用が増加する中で、高水圧が作用する場所でのトンネル工事も増加する傾向にあり、高水圧に耐え得る坑口止水構造が望まれている。
そこで、本発明は、間隙が大きい場合又は高水圧が作用する場合でも確実に止水することが可能な坑口止水構造を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明は、トンネル掘削機又は覆工部と坑口縁部との間に発生する間隙を遮蔽するために設けられた止水部によって坑口内側への浸水を防止する坑口止水構造であって、前記止水部はワイヤブラシと坑口内外方向に撓むように前記ワイヤブラシに沿って配置される弾性板とを有し、前記坑口内外方向に単段又は複数段の前記止水部が設けられている坑口止水構造であることを特徴とする。
ここで、前記弾性板は、前記ワイヤブラシの坑口内側面と坑口外側面の少なくとも一方に配設することができる。また、前記ワイヤブラシの内部にも前記弾性板を配設することができる。
さらに、前記ワイヤブラシの内部に、前記坑口内外方向に撓むように前記ワイヤブラシに沿ってアラミド繊維布が配設されるようにしても良い。
また、前記止水部の坑口外側方向の坑口縁部に、前記止水部が前記坑口外側に撓んだ際に当接する弾性反発材を設けることもできる。
そして、前記止水部の坑口内側面にはヒンジ部で支持されることにより揺動可能に構成された当て板が固定され、前記当て板の揺動角度を所定角度範囲内に制限することもできる。
また、この前記当て板には、坑口内側より操作されることによって所定の角度に固定可能な制御部を設けてもよい。
このように構成された本発明の坑口止水構造は、ワイヤブラシと坑口内外方向に撓む弾性板とによって、トンネル掘削機又は覆工部と坑口縁部との間に発生する間隙を遮蔽する止水部を構成する。
ワイヤブラシは間隙の大きさに合わせて長さの調整が簡単におこなえる上に、弾性板と組み合わせることで止水部の長さが長くなっても自立性及び可撓性を確保することができるため、間隙が大きい場合や高水圧が作用する場合でも確実に止水することができる。
また、前記弾性板は、ワイヤブラシをトンネル掘削機又は覆工部に押し付ける機能を有するもので、前記ワイヤブラシの坑口内側面と坑口外側面に弾性板を配設することで押し付け力を調整することができる。
さらに、前記弾性板又はアラミド繊維布を前記坑口内外方向に撓むように前記ワイヤブラシに沿って配設することで、坑口内外の遮蔽性を高めることもできるので、高水圧下であっても所望する止水性を確保することができる。
また、止水部の坑口外側方向の坑口縁部に止水部を支持する弾性反発材を設けることで、前記止水部が撓みすぎてトンネル掘削機又は覆工部の外周面から離間するような状態の発生を防ぐことができる。
さらに、当て板によって止水部の揺動範囲を制限又は制御することによって、止水部が坑口内側に倒れこむことを防止したり、所定の角度で固定したりすることができる。
以下、本発明の最良の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
図2は、トンネル掘削機としての先導掘進機6が立坑1に設けられた坑口2から発進し、先導掘進機6の後方には覆工部としての推進函体7が接続されている状態での本実施の形態の坑口止水構造の構成を示したものである。
また、本実施の形態の坑口止水構造の一部拡大断面図を図1に示す。
この坑口止水構造を形成する止水部10は、先導掘進機6が坑口2を通過するときは先導掘進機6と坑口縁部2aとの間隙を遮蔽し、推進函体7が坑口2を通過するときは推進函体7と坑口縁部2aとの間隙を遮蔽するように取り付けられる。
図2は、円筒状の推進函体7の外周に先端が当接するように、坑口縁部2aに円環状の止水部10が坑口内外方向に間隔を置いて2段設けられて、地盤の地下水が坑口内側2bに浸水するのを防いでいる状態を示している。なお、この坑口縁部2aは、立坑1の壁に設けられた開口部及び張出部2cの内周面によって形成されている。
この止水部10は複数本のワイヤ線材11c,・・・を束ねたワイヤブラシ11と、その坑口内側面と坑口外側面に配設された弾性板としての内側弾性板12Aと外側弾性板12Bとによって主に構成されている。
このワイヤブラシ11は、図1に示すようにワイヤ線材11c,・・・を複数束ねた小束11a,11aと、小束の中で長さが最も長い最長束11bとによって主に構成され、この最長束11bは小束11a,11aに挟まれて坑口内外方向(図1及び図3の矢印参照)の略中央に配置される。
このワイヤブラシ11の隙間には、グリスなどが充填されて遮水性が高められている。このグリスなどの充填は、先導掘進機6の発進前に手詰めでおこなったり、止水、水圧の状況に応じてパテグリスなどを給脂したりしておこなう。
また、ワイヤブラシ11の表面に配設される内側弾性板12A及び外側弾性板12Bは、板バネなどに使用される弾性金属板などによって形成されており、その先端は先導掘進機6又は推進函体7の外周面を傷つけないようにワイヤブラシ11の小束11a,11aの先端より後退した位置に配置されている。
この内側弾性板12Aは、図1に示すように坑口縁部2aの取付部付近に鈍角の屈曲部12aが設けられ、この屈曲部12aを支点に坑口内外方向に撓むように形成されている。
さらに外側弾性板12Bは、坑口縁部2aの取付部付近に鋭角の屈曲部12bが設けられ、この屈曲部12bを支点に坑口内外方向に撓むように形成されている。
また、内側弾性板12A及び外側弾性板12Bは、坑口縁部2aに周状に連続して設けることもできるが、分割して断続的に設けることもできる。
このように構成された止水部10は、坑口縁部2aにボルト14や溶接などの固定手段によって固定される。
また、止水部10の坑口外側方向の坑口縁部2aには、ゴムチューブ13aとその内部に充填する水、油、グリスや空気等の流体状の充填材13bとによって主に構成される弾性反発材13を設ける。
この弾性反発材13はボルト14や接着剤などの固定手段によって固定され、充填材13bの充填量によって大きさを変えられるように構成されている。また、ゴムチューブ13aは周方向に内部を遮断する仕切りを設けるか、あるいは周方向に複数のゴムチューブ13aを配置して構成することで、周方向の位置によって弾性反発材13の大きさを変えられるようにしておくことが好ましい。
この弾性反発材13は、止水部10の復元力が低下した場合に坑口外側方向に倒れることを防ぐもので、弾性反発材13の膨張量によって止水部10の支持位置を調整し、所定の角度以上に止水部10が倒れることを制限することができる。
次に、本実施の形態の坑口止水構造の作用について説明する。
このように構成された本実施の形態の坑口止水構造は、止水部10を長さ調節の容易なワイヤブラシ11によって主に構成するので、先導掘進機6又は推進函体7と坑口縁部2aとの間隙が大きく確保されているような場合であっても簡単にその間隙の大きさに合わせた止水部10を製作することができる。
また、坑口内外方向に撓む複数の弾性板12A,12Bとワイヤブラシ11とが組み合わされることによって、先導掘進機6や推進函体7の推進によって一時的に坑口外側に倒れ込む止水部10を元の位置に戻すような復元性能を持たせることができ、その結果、止水部10の先端を先導掘進機6等の外周面に密着させることができる。
さらに、ワイヤブラシ11によって止水部10を構成すれば先端が撓み易くなって先導掘進機6等の外周面との密着の度合いを高めることができる。
また、ワイヤブラシ11の坑口内外側面を内側弾性板12Aと外側弾性板12Bとによって覆うことで、ワイヤブラシ11が流入した掘削土砂などによって傷つけられることも防ぐことができる。
また、図6に示したような曲線トンネルを構築するために先導推進機6を発進させた場合に、坑口縁部2aとの間隙が狭くなる曲線部の外周側は弾性反発材13の充填材13bの充填量を減らして止水部10を充分に撓ませて対応させ、坑口縁部2aとの間隙が広くなる曲線部の内周側は充填材13bの充填量を多くして止水部10を起立させることで間隙を塞ぐことができる。
特に曲線トンネルの施工時には、推進函体7の推進を続けるうちに、曲線部の内周側に徐々に推進函体7が移動して内周側が坑口縁部2aに近づき、外周側が坑口縁部2aから遠ざかる現象が起きる場合があるが、これに対して内周側の充填材13bの充填量を増加させ、外周側の充填材13bの充填量を低減させることで容易に対応することができる。このような曲線施工に対する対応は、推進函体7の推進毎におこなうことができる。
さらに、図示しないが、坑口縁部2aには止水部10に付着する土砂などを洗浄する噴射ノズルを設け、止水部10の撓み性能の低下を抑えることができる。また、この噴射ノズルは、推進函体7の推進が終了した後に坑口2周辺をグラウトなどによって固める充填工事をおこなう際のグラウト注入管として転用することもできる。
以下、前記した実施の形態の実施例1について説明する。なお、前記実施の形態で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
この実施例1では、図3に示すように前記実施の形態で適用した弾性反発材13に代えて断面ユ字型のリップシール材15を弾性反発材として使用する。
このリップシール材15はゴム等によって成形し、止水部10が先導掘進機6の移動等によって撓むと変形し、作用する力が弱くなると復元力によって反発して止水部10を起立させる。
このようにリップシール材15を使用することで、弾性反発材の構成を簡素化することができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態と略同様であるので説明を省略する。
以下、前記した実施の形態の実施例2について説明する。なお、前記実施の形態で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
この実施例2では、前記実施の形態で適用した止水部10とは異なる構成の止水部20について説明する。
この止水部20を構成するワイヤブラシ21は、図4に示すようにワイヤ線材21c,・・・を複数束ねた小束21a,21aと、小束の中で長さが最も長い最長束21bとによって主に構成され、この最長束21bは小束21a,21aに挟まれて坑口内外方向の略中央に配置される。
そして、この小束21a,21a及び最長束21bのそれぞれの内部には、坑口内外方向に撓むようにワイヤブラシ21に沿って弾性板としての内部弾性板22を配置する。
また、最長束21bと小束21a,21aとの間には、坑口内外方向に撓むようにワイヤブラシ21に沿ってアラミド繊維布23を配置する。このアラミド繊維布23によって小束間が仕切られることで、坑口内外方向の遮蔽性を高めることができる。
また、内部弾性板22,・・・を適用することによって、止水部20に配設される弾性板の枚数を調節して、止水部20の撓み易さや復元力の大きさなどの弾性性能を調整することができる。
さらに、図4では図示していないが、ワイヤブラシ21の坑口内側面や坑口外側面にも、前記実施の形態で配設した内側弾性板12Aや外側弾性板12Bを配設することができる。
また、必要に応じて前記実施の形態あるいは実施例1で示した弾性反発材13,15を、止水部20の坑口外側方向の坑口縁部2aに設けることができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態又は実施例1と略同様であるので説明を省略する。
以下、前記した実施の形態の実施例3について説明する。なお、前記実施の形態で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
この実施例3の止水部30は、図5に示すようにワイヤブラシ31と、その坑口内側面と坑口外側面に配設された弾性板としての内側弾性板32Aと外側弾性板32Bと、接着剤33又は溶接などによって内側弾性板32Aに固定された当て板34とによって主に構成される。
この当て板34は、内側弾性板32Aの屈曲部32a近傍に設けられたヒンジ部34aによって支持され、止水部30が所定の角度以上坑口内側方向に傾くとストッパ部34bに接触して、それ以上は坑口内側に倒れこまないように止水部30の揺動範囲が制限される。
また、当て板34の坑口内側面には、制御部としての引上げワイヤ35を係留する挿通孔34cを設け、止水部30が坑口外側に倒れこんで起立しない場合や先導掘進機6又は推進函体7の外周面に対する止水部30先端の押し付け力が不足する場合などに、引上げワイヤ35によって坑口内側方向へ引っ張ることで止水部30を所望する位置まで起立させて所定の角度に固定することができる。
この当て板34は、坑口縁部2aに沿って連続して設けることも出来るが、分割して設けて引上げワイヤ35による引き寄せが必要な箇所だけ止水部30を引き寄せるように構成することができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態又は実施例と略同様であるので説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明の最良の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態又は実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記した実施の形態又は実施例では、止水部10,20,30を坑口縁部2aに周状に設ける形態について説明したが、これに限定されるものではなく、分割して設けて個々に独立して撓むように構成することもできる。
また、前記実施の形態では、図2に示したように止水部10を坑口内外方向に間隔を置いて2段配置した例について説明したが、これに限定されるものではなく、1段でも3段以上であってもよい。
さらに、トンネル掘削機として先導掘進機6を使用して説明したが、これに限定されるものではなく、トンネル掘削機としてシールド掘削機4を使用し、セグメントなどの覆工部5を使用する場合にも本発明の坑口止水構造を適用することができる。また、立坑1からトンネル掘削機が発進する場合だけでなく、立坑1に到達する場合にも適用できる。
さらに、前記実施の形態及び実施例1で示した弾性反発材13,15は必要に応じて設ければよく、弾性板12A,12B,22及びアラミド繊維布23の組み合わせについても自由に選択できる。
本発明の最良の実施の形態の坑口止水構造の構成を説明する断面図である。 本発明の最良の実施の形態の坑口周辺の概略構成を説明する断面図である。 実施例1の坑口止水構造の構成を説明する断面図である。 実施例2の坑口止水構造の構成を説明する断面図である。 実施例3の坑口止水構造の構成を説明する断面図である。 曲線トンネルを構築する際に坑口に従来のシール材を配置した状態を説明する説明図である。
符号の説明
2 坑口
2a 坑口縁部
2b 坑口内側
4 シールド掘削機(トンネル掘削機)
5 覆工部
6 先導掘進機(トンネル掘削機)
7 推進函体(覆工部)
10,20,30 止水部
11,21,31 ワイヤブラシ
11a,21a,31a 小束
11b,21b,31b 最長束(小束)
11c,21c,31c ワイヤ線材
12A,32A 内側弾性板(弾性板)
12B,32B 外側弾性板(弾性板)
13 弾性反発材
15 リップシール材(弾性反発材)
22 内部弾性板(弾性板)
23 アラミド繊維布
34 当て板
34a ヒンジ部
35 引上げワイヤ(制御部)

Claims (7)

  1. トンネル掘削機又は覆工部と坑口縁部との間に発生する間隙を遮蔽するために設けられた止水部によって坑口内側への浸水を防止する坑口止水構造であって、前記止水部はワイヤブラシと坑口内外方向に撓むように前記ワイヤブラシに沿って配置される弾性板とを有し、前記坑口内外方向に単段又は複数段の前記止水部が設けられていることを特徴とする坑口止水構造。
  2. 前記弾性板は、前記ワイヤブラシの坑口内側面と坑口外側面の少なくとも一方に配設されることを特徴とする請求項1に記載の坑口止水構造。
  3. 前記弾性板は、前記ワイヤブラシの内部に配設されることを特徴とする請求項1又は2に記載の坑口止水構造。
  4. 前記ワイヤブラシの内部に、前記坑口内外方向に撓むように前記ワイヤブラシに沿ってアラミド繊維布が配設されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の坑口止水構造。
  5. 前記止水部の坑口外側方向の坑口縁部に、前記止水部が前記坑口外側に撓んだ際に当接する弾性反発材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の坑口止水構造。
  6. 前記止水部の坑口内側面にはヒンジ部で支持されることにより揺動可能に構成された当て板が固定され、前記当て板の揺動角度が所定角度範囲内に制限されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の坑口止水構造。
  7. 前記当て板には、坑口内側より操作されることによって所定の角度に固定可能な制御部が備えられていることを特徴とする請求項6に記載の坑口止水構造。
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