JP2000146078A - 管体用補修カバー及び管体の補修方法 - Google Patents
管体用補修カバー及び管体の補修方法Info
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- JP2000146078A JP2000146078A JP10321074A JP32107498A JP2000146078A JP 2000146078 A JP2000146078 A JP 2000146078A JP 10321074 A JP10321074 A JP 10321074A JP 32107498 A JP32107498 A JP 32107498A JP 2000146078 A JP2000146078 A JP 2000146078A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ガス管等の管体の破損した箇所の補修が簡単に
でき、管体が破損した場合に必ずしも管体の交換作業を
行う必要がなく、少ない人員で補修に対処できる管体用
補修カバーを提供する。 【解決手段】管体用補修カバーＣはカバー本体１を備え
ている。カバー本体１は弾性を有する合成樹脂で形成さ
れている。カバー本体１は円筒体の周壁部の一部が長さ
方向に切欠された形状で、切欠部は装着口１０となって
いる。装着口１０の開口幅は装着対象の各種送気管や各
種送液管の管体の直径より小さく設定されている。カバ
ー本体１の内面部１１には気密性及び液密性を有するパ
テ２がほぼ全面にわたり所定の厚さに塗布されている。
パテ２の内径は管体に装着されたときに管体表面に十分
に密着するように管体の直径よりやや小さく設定されて
いる。パテ２の表面には離型シート３が貼付されてい
る。
でき、管体が破損した場合に必ずしも管体の交換作業を
行う必要がなく、少ない人員で補修に対処できる管体用
補修カバーを提供する。 【解決手段】管体用補修カバーＣはカバー本体１を備え
ている。カバー本体１は弾性を有する合成樹脂で形成さ
れている。カバー本体１は円筒体の周壁部の一部が長さ
方向に切欠された形状で、切欠部は装着口１０となって
いる。装着口１０の開口幅は装着対象の各種送気管や各
種送液管の管体の直径より小さく設定されている。カバ
ー本体１の内面部１１には気密性及び液密性を有するパ
テ２がほぼ全面にわたり所定の厚さに塗布されている。
パテ２の内径は管体に装着されたときに管体表面に十分
に密着するように管体の直径よりやや小さく設定されて
いる。パテ２の表面には離型シート３が貼付されてい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス管等の管体の
破損した箇所に装着して破損部を塞ぎ、ガス漏れまたは
液漏れを防止するための管体用補修カバー及び管体の補
修方法に関するものである。更に詳しくは、管体への装
着が簡単で、一旦装着すれば、ガスまたは液体の噴出圧
力程度では外れたり緩んだりすることがなく、ガス漏れ
または液漏れを確実に防止できる管体用補修カバー及び
管体の補修方法に関する。
破損した箇所に装着して破損部を塞ぎ、ガス漏れまたは
液漏れを防止するための管体用補修カバー及び管体の補
修方法に関するものである。更に詳しくは、管体への装
着が簡単で、一旦装着すれば、ガスまたは液体の噴出圧
力程度では外れたり緩んだりすることがなく、ガス漏れ
または液漏れを確実に防止できる管体用補修カバー及び
管体の補修方法に関する。
【０００２】
【従来技術】例えば、都市ガス等のガス管は、多くが地
中に配管されている。電線の埋設工事等、地面を掘り返
す各種工事の際には、すでに埋設されているガス管の埋
設箇所を確認するために、先端部が尖った金属棒を地中
に差し込み、その当たりをみるのが一般的であった。こ
の方法では、比較的簡単に埋設箇所を見つけることがで
きる反面、金属棒の先端部でガス管（通常はポリエチレ
ン管）を破損させてしまうことがあった。そして、その
破損が大きい場合は、ガス漏れまたは液漏れを生じ危険
であるため、ガス管を迅速に交換する必要があった。
中に配管されている。電線の埋設工事等、地面を掘り返
す各種工事の際には、すでに埋設されているガス管の埋
設箇所を確認するために、先端部が尖った金属棒を地中
に差し込み、その当たりをみるのが一般的であった。こ
の方法では、比較的簡単に埋設箇所を見つけることがで
きる反面、金属棒の先端部でガス管（通常はポリエチレ
ン管）を破損させてしまうことがあった。そして、その
破損が大きい場合は、ガス漏れまたは液漏れを生じ危険
であるため、ガス管を迅速に交換する必要があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な方法には、次のような課題があった。すなわち、ガス
管等の管体が破損した場合、管体を迅速に交換するため
には、必要な人員を工事現場付近に常時待機させておか
なければならず、特に人件費等のコスト面での負担が大
きかった。
な方法には、次のような課題があった。すなわち、ガス
管等の管体が破損した場合、管体を迅速に交換するため
には、必要な人員を工事現場付近に常時待機させておか
なければならず、特に人件費等のコスト面での負担が大
きかった。
【０００４】（目的）本発明は、上記課題を解消するも
ので、ガス管等の管体の破損した箇所の補修が簡単にで
き、管体が破損した場合に必ずしも管体の交換作業を行
う必要がなく、少ない人員で補修に対処できる管体用補
修カバー及び管体の補修方法を提供することを目的とす
る。
ので、ガス管等の管体の破損した箇所の補修が簡単にで
き、管体が破損した場合に必ずしも管体の交換作業を行
う必要がなく、少ない人員で補修に対処できる管体用補
修カバー及び管体の補修方法を提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第１の発明
にあっては、弾性体で形成されており、筒体の一部が全
長にわたって切欠された形状のカバー本体を有し、上記
切欠された箇所は管体への装着口となっており、上記カ
バー本体内側には気密性または／及び液密性を有する閉
塞材が設けられていることを特徴とする、管体用補修カ
バーである。
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第１の発明
にあっては、弾性体で形成されており、筒体の一部が全
長にわたって切欠された形状のカバー本体を有し、上記
切欠された箇所は管体への装着口となっており、上記カ
バー本体内側には気密性または／及び液密性を有する閉
塞材が設けられていることを特徴とする、管体用補修カ
バーである。
【０００６】第２の発明にあっては、閉塞材の表面が離
型シートで覆ってあることを特徴とする、第１の発明に
係る管体用補修カバーである。
型シートで覆ってあることを特徴とする、第１の発明に
係る管体用補修カバーである。
【０００７】第３の発明にあっては、管体を保持するよ
うにして装着体を装着し、装着体の内面に設けてあり気
密性または／及び液密性を有する閉塞材で管体の破損部
分を塞ぎ、ガス漏れまたは液漏れを防止するようにした
ことを特徴とする、管体の補修方法である。
うにして装着体を装着し、装着体の内面に設けてあり気
密性または／及び液密性を有する閉塞材で管体の破損部
分を塞ぎ、ガス漏れまたは液漏れを防止するようにした
ことを特徴とする、管体の補修方法である。
【０００８】カバー本体を形成する弾性体の材質は、例
えば、ポリエチレン等の合成樹脂であるが、装着を可能
にする十分な弾性を有するものであれば、金属或いはそ
の他の材料を採用することもできる。
えば、ポリエチレン等の合成樹脂であるが、装着を可能
にする十分な弾性を有するものであれば、金属或いはそ
の他の材料を採用することもできる。
【０００９】閉塞材の材質は、例えば、ブチルゴム等の
ゴム系の粘性体等であるが、気密性または／及び液密性
を有し、破損した箇所の回りの表面に十分に密着してガ
ス漏れまたは液漏れを確実に防止できれば、他の成分を
含む粘性体、接着材、粘着材或いはパテ等でもよく特に
限定するものではない。なお、カバー本体の各部寸法
（筒体の外径、内径、装着口の幅等）、閉塞材の内径や
厚み等は、装着対象となる管体の寸法に合わせて設定さ
れ、通常、複数種類のものが用意される。
ゴム系の粘性体等であるが、気密性または／及び液密性
を有し、破損した箇所の回りの表面に十分に密着してガ
ス漏れまたは液漏れを確実に防止できれば、他の成分を
含む粘性体、接着材、粘着材或いはパテ等でもよく特に
限定するものではない。なお、カバー本体の各部寸法
（筒体の外径、内径、装着口の幅等）、閉塞材の内径や
厚み等は、装着対象となる管体の寸法に合わせて設定さ
れ、通常、複数種類のものが用意される。
【００１０】（作用）本発明に係る管体用補修カバーは
次のように作用する。カバー本体は弾性体で形成されて
いるので、ガス管等の管体の直径より狭い幅の装着口を
管体の破損した箇所（例えば、配管位置を調べるための
金属棒の先端部が当たったことによる穴）を含む表面に
当て、そのまま押し込むと、装着口が管体の表面に案内
されて広がる。そして、装着口縁部が管体の最大径部分
を超えると、カバー本体は弾性により管体を抱き込みな
がら装着口の幅を元に戻して保持し、そのときの力で管
体に装着される。
次のように作用する。カバー本体は弾性体で形成されて
いるので、ガス管等の管体の直径より狭い幅の装着口を
管体の破損した箇所（例えば、配管位置を調べるための
金属棒の先端部が当たったことによる穴）を含む表面に
当て、そのまま押し込むと、装着口が管体の表面に案内
されて広がる。そして、装着口縁部が管体の最大径部分
を超えると、カバー本体は弾性により管体を抱き込みな
がら装着口の幅を元に戻して保持し、そのときの力で管
体に装着される。
【００１１】これにより、管体の破損した箇所及びその
周囲の表面に気密性または／及び液密性を有する閉塞材
が密着し、穴からガスや液体が噴出することはできず、
ガス漏れまたは液漏れが防止される。このように、管体
用補修カバーは、ガス管等の管体の破損した箇所への装
着が簡単にでき、カバー本体の装着口が管体の直径より
狭くなった状態で装着されているので、一旦装着される
とガスまたは液体の噴出圧力程度では外れたり緩んだり
することがなく、ガス漏れまたは液漏れを確実に防止で
きる。
周囲の表面に気密性または／及び液密性を有する閉塞材
が密着し、穴からガスや液体が噴出することはできず、
ガス漏れまたは液漏れが防止される。このように、管体
用補修カバーは、ガス管等の管体の破損した箇所への装
着が簡単にでき、カバー本体の装着口が管体の直径より
狭くなった状態で装着されているので、一旦装着される
とガスまたは液体の噴出圧力程度では外れたり緩んだり
することがなく、ガス漏れまたは液漏れを確実に防止で
きる。
【００１２】閉塞材の表面が離型シートで覆ってあるも
のでは、閉塞材表面に埃等が付着して管体表面と密着し
にくくなることを防止できる。また、例えば、閉塞材に
揮発成分が含まれる場合において、離型シートを気密性
シートで形成すれば、揮発成分の蒸散を抑え、密着性能
を長期にわたり維持することができる。
のでは、閉塞材表面に埃等が付着して管体表面と密着し
にくくなることを防止できる。また、例えば、閉塞材に
揮発成分が含まれる場合において、離型シートを気密性
シートで形成すれば、揮発成分の蒸散を抑え、密着性能
を長期にわたり維持することができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】本発明を図面に示した実施の形態
に基き、更に詳細に説明する。図１は本発明に係る管体
用補修カバーの斜視図である。符号Ｃは管体用補修カバ
ーで、カバー本体１を備えている。カバー本体１は合成
樹脂（本実施の形態ではポリエチレン）で形成されてお
り、弾性を有している。カバー本体１は、円筒体の周壁
部の一部が長さ方向に切欠された形状である。この切欠
部は、装着口１０となっており、その開口幅は装着対象
となるガス管等の各種送気管または水道管等の各種送液
管の管体の直径より小さく設定されている。
に基き、更に詳細に説明する。図１は本発明に係る管体
用補修カバーの斜視図である。符号Ｃは管体用補修カバ
ーで、カバー本体１を備えている。カバー本体１は合成
樹脂（本実施の形態ではポリエチレン）で形成されてお
り、弾性を有している。カバー本体１は、円筒体の周壁
部の一部が長さ方向に切欠された形状である。この切欠
部は、装着口１０となっており、その開口幅は装着対象
となるガス管等の各種送気管または水道管等の各種送液
管の管体の直径より小さく設定されている。
【００１４】カバー本体１の内面部１１には、気密性及
び液密性を有するブチルゴム製のパテ２がほぼ全面にわ
たり所定の厚さに塗布されている。パテ２の内径は、管
体に装着されたときに管体表面に十分に密着するよう
に、装着対象となる管体の直径よりやや小さく設定され
ている。また、パテ２の表面には離型シート３が貼付さ
れており、表面全体を覆っている。
び液密性を有するブチルゴム製のパテ２がほぼ全面にわ
たり所定の厚さに塗布されている。パテ２の内径は、管
体に装着されたときに管体表面に十分に密着するよう
に、装着対象となる管体の直径よりやや小さく設定され
ている。また、パテ２の表面には離型シート３が貼付さ
れており、表面全体を覆っている。
【００１５】（作 用）図２はガス管に管体用補修カバ
ーを取り付ける方法を示し、装着口をガス管表面に当て
た状態の断面説明図、図３はガス管に管体用補修カバー
を取り付ける方法を示し、ガス管に装着した状態の断面
説明図である。図１ないし図３を参照して、本発明に係
る管体用補修カバーＣをガス管の補修に使用する場合を
例にとり、その作用を説明する。
ーを取り付ける方法を示し、装着口をガス管表面に当て
た状態の断面説明図、図３はガス管に管体用補修カバー
を取り付ける方法を示し、ガス管に装着した状態の断面
説明図である。図１ないし図３を参照して、本発明に係
る管体用補修カバーＣをガス管の補修に使用する場合を
例にとり、その作用を説明する。
【００１６】ガス管Ｐには、配管位置を調べるための金
属棒の先端部が当たったことによる穴４が開いており、
ここからガス漏れが生じている。ガス管用補修カバーＣ
のガス管Ｐへの装着は次のように行う。まず、カバー本
体の装着口１０をガス管Ｐの穴４を含む表面に当てて
（図２参照）そのまま押し込む。これにより、装着口１
０がガス管Ｐの表面に案内されながら広がる。そして、
装着口１０縁部がガス管Ｐの最大径部分を超えると、カ
バー本体１は弾性によりガス管Ｐを抱き込みながら装着
口１０の幅を元に戻して保持し、そのときの力でガス管
Ｐに装着される（図３参照）。
属棒の先端部が当たったことによる穴４が開いており、
ここからガス漏れが生じている。ガス管用補修カバーＣ
のガス管Ｐへの装着は次のように行う。まず、カバー本
体の装着口１０をガス管Ｐの穴４を含む表面に当てて
（図２参照）そのまま押し込む。これにより、装着口１
０がガス管Ｐの表面に案内されながら広がる。そして、
装着口１０縁部がガス管Ｐの最大径部分を超えると、カ
バー本体１は弾性によりガス管Ｐを抱き込みながら装着
口１０の幅を元に戻して保持し、そのときの力でガス管
Ｐに装着される（図３参照）。
【００１７】これにより、ガス管Ｐの穴４及びその周囲
の表面に気密性及び液密性を有するパテ２が密着するの
で、穴４からガスが噴出することはできず、ガス漏れが
防止される。なお、管体用補修カバーＣを、例えば水道
管等の液管の補修に使用したときには水漏れ（液漏れ）
を防止できる。このように、ガス管用補修カバーＣは、
ガス管Ｐの破損した箇所である穴４近傍への装着が簡単
にできる。また、カバー本体１の装着口１０がガス管Ｐ
の直径より狭くなった状態で装着されているので、一旦
装着されるとガスまたは液体の噴出圧力程度では外れた
り緩んだりすることがなく、ガス漏れを確実に防止でき
る。
の表面に気密性及び液密性を有するパテ２が密着するの
で、穴４からガスが噴出することはできず、ガス漏れが
防止される。なお、管体用補修カバーＣを、例えば水道
管等の液管の補修に使用したときには水漏れ（液漏れ）
を防止できる。このように、ガス管用補修カバーＣは、
ガス管Ｐの破損した箇所である穴４近傍への装着が簡単
にできる。また、カバー本体１の装着口１０がガス管Ｐ
の直径より狭くなった状態で装着されているので、一旦
装着されるとガスまたは液体の噴出圧力程度では外れた
り緩んだりすることがなく、ガス漏れを確実に防止でき
る。
【００１８】更に、パテ２の表面が離型シート３で覆っ
てあるものでは、パテ２表面に埃等が付着してガス管Ｐ
の表面と密着しにくくなることを防止できる。また、例
えば、パテ２に揮発成分が含まれる場合において、離型
シート３を気密性シートで形成すれば、揮発成分の蒸散
を抑え、密着性能を長期にわたり維持することができ
る。
てあるものでは、パテ２表面に埃等が付着してガス管Ｐ
の表面と密着しにくくなることを防止できる。また、例
えば、パテ２に揮発成分が含まれる場合において、離型
シート３を気密性シートで形成すれば、揮発成分の蒸散
を抑え、密着性能を長期にわたり維持することができ
る。
【００１９】なお、本明細書で使用している用語と表現
はあくまで説明上のものであって、限定的なものではな
く、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するもの
ではない。また、本発明は図示の実施の形態に限定され
るものではなく、技術思想の範囲内において種々の変形
が可能である。
はあくまで説明上のものであって、限定的なものではな
く、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するもの
ではない。また、本発明は図示の実施の形態に限定され
るものではなく、技術思想の範囲内において種々の変形
が可能である。
【００２０】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 （ａ）本発明に係る管体用補修カバー及び管体の補修方
法によれば、管体の破損した箇所への装着が簡単にで
き、カバー本体の装着口が管体の直径より狭くなった状
態で管体を保持するようにして装着されるので、一旦装
着されるとガスまたは液体の噴出圧力程度では外れたり
緩んだりすることがなく、また、破損個所は気密性また
は／及び液密性を有する閉塞材で塞がれるので、ガス漏
れまたは液漏れを確実に防止できる。従って、管体が破
損したときに必ずしも手間のかかる交換作業をする必要
はなく、管体の補修を少ない人員で迅速に行うことがで
きる。
する。 （ａ）本発明に係る管体用補修カバー及び管体の補修方
法によれば、管体の破損した箇所への装着が簡単にで
き、カバー本体の装着口が管体の直径より狭くなった状
態で管体を保持するようにして装着されるので、一旦装
着されるとガスまたは液体の噴出圧力程度では外れたり
緩んだりすることがなく、また、破損個所は気密性また
は／及び液密性を有する閉塞材で塞がれるので、ガス漏
れまたは液漏れを確実に防止できる。従って、管体が破
損したときに必ずしも手間のかかる交換作業をする必要
はなく、管体の補修を少ない人員で迅速に行うことがで
きる。
【００２１】（ｂ）閉塞材の表面が離型シートで覆って
あるものでは、閉塞材表面に埃等が付着して管体表面と
密着しにくくなることを防止できる。また、例えば、閉
塞材に揮発成分が含まれる場合において、離型シートを
気密性シートで形成すれば、揮発成分の蒸散を抑え、密
着性能を長期にわたり維持することができる。
あるものでは、閉塞材表面に埃等が付着して管体表面と
密着しにくくなることを防止できる。また、例えば、閉
塞材に揮発成分が含まれる場合において、離型シートを
気密性シートで形成すれば、揮発成分の蒸散を抑え、密
着性能を長期にわたり維持することができる。
【図１】本発明に係る管体用補修カバーの斜視図。
【図２】ガス管に管体用補修カバーを取り付ける方法を
示し、装着口をガス管表面に当てた状態の断面説明図。
示し、装着口をガス管表面に当てた状態の断面説明図。
【図３】ガス管に管体用補修カバーを取り付ける方法を
示し、ガス管に装着した状態の断面説明図。
示し、ガス管に装着した状態の断面説明図。
Ｃ 管体用補修カバー １ カバー本体 １０ 装着口 １１ 内面部 ２ パテ ３ 離型シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 伸一 福岡県福岡市博多区千代１丁目17番１号 西部ガス株式会社内 (72)発明者 井上 勝之 福岡県福岡市博多区千代１丁目17番１号 西部ガス株式会社内 (72)発明者 森山 一繁 福岡県久留米市南町660番地 大電株式会 社内 (72)発明者 納冨 誠 福岡県久留米市南町660番地 大電株式会 社内 Ｆターム(参考） 3H025 EA01 EB01 EB25 EC01 ED01
Claims (3)
- 【請求項１】 弾性体で形成されており、筒体の一部が
全長にわたって切欠された形状のカバー本体(1) を有
し、上記切欠された箇所は管体への装着口となってお
り、上記カバー本体(1) 内側には気密性または／及び液
密性を有する閉塞材が設けられていることを特徴とす
る、 管体用補修カバー。 - 【請求項２】 閉塞材の表面が離型シート(3) で覆って
あることを特徴とする、 請求項１記載の管体用補修カバー。 - 【請求項３】 管体を保持するようにして装着体を装着
し、装着体の内面に設けてあり気密性または／及び液密
性を有する閉塞材で管体の破損部分を塞ぎ、ガス漏れま
たは液漏れを防止するようにしたことを特徴とする、 管体の補修方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10321074A JP2000146078A (ja) | 1998-11-11 | 1998-11-11 | 管体用補修カバー及び管体の補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10321074A JP2000146078A (ja) | 1998-11-11 | 1998-11-11 | 管体用補修カバー及び管体の補修方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000146078A true JP2000146078A (ja) | 2000-05-26 |
Family
ID=18128526
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10321074A Pending JP2000146078A (ja) | 1998-11-11 | 1998-11-11 | 管体用補修カバー及び管体の補修方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000146078A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010181026A (ja) * | 2009-01-09 | 2010-08-19 | Osaka Gas Co Ltd | ガス漏洩仮止め方法 |
| JP2010181062A (ja) * | 2009-02-04 | 2010-08-19 | Toyo Aluminum Ekco Products Kk | パネル保持具 |
| JP2011012396A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | Chiyoda Kogyo Co Ltd | 水道配管の再生構造及び再生工法 |
| JP2015121297A (ja) * | 2013-12-25 | 2015-07-02 | 株式会社長谷工コーポレーション | 配管穴塞ぎ構造 |
| JP2019210938A (ja) * | 2018-05-31 | 2019-12-12 | 日本特殊炉材株式会社 | 熱管のガス漏洩箇所の補修方法及び熱管補修用パッチ |
| JP2021143701A (ja) * | 2020-03-11 | 2021-09-24 | 富士古河Ｅ＆Ｃ株式会社 | 漏洩補修治具、漏洩補修方法 |
-
1998
- 1998-11-11 JP JP10321074A patent/JP2000146078A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010181026A (ja) * | 2009-01-09 | 2010-08-19 | Osaka Gas Co Ltd | ガス漏洩仮止め方法 |
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| JP2021143701A (ja) * | 2020-03-11 | 2021-09-24 | 富士古河Ｅ＆Ｃ株式会社 | 漏洩補修治具、漏洩補修方法 |
| JP7420599B2 (ja) | 2020-03-11 | 2024-01-23 | 富士古河Ｅ＆Ｃ株式会社 | 漏洩補修治具、漏洩補修方法 |
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