JP2006328744A - 鉄筋組立用治具および鉄筋組立方法 - Google Patents

鉄筋組立用治具および鉄筋組立方法 Download PDF

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Abstract

【課題】特殊な技術を必要とすることなく、鉄筋組立体を容易にかつ短時間で製作することができ、また、機械等も必要最小限で済み、コンクリート製品工場での現地製作に適した鉄筋組立用治具および鉄筋組立方法を提供する。
【解決手段】床面上に所定間隔を隔ててX方向およびY方向にそれぞれ複数本設置する支柱11と、X方向の支柱11,11間およびY方向の支柱11,11間にそれぞれ架設する水平部材12と、各支柱11に上下方向に所定間隔を隔てて取付け、水平鉄筋を載置する複数箇所の鉄筋受け部13と、各鉄筋受け部13の上部に取付け、鉄筋受け部上の水平鉄筋を接合位置に位置決めする第1ストッパー14と、各水平部材12の前部に取付け、床面上に立てた垂直鉄筋を接合位置に位置決めする第2ストッパー16とを備える鉄筋組立用治具を使用する。
【選択図】図1

Description

本発明は、L型擁壁、L型水路又はL型コンクリート2次製品等のL型コンクリート製品の補強に用いる鉄筋組立体を製作する際に使用する鉄筋組立用治具および鉄筋組立方法に関する。
図8はシングル配筋タイプのL型擁壁の断面図を示す。図8に示すように、L型擁壁1は鉄筋組立体3によって補強される。この鉄筋組立体3は、L型擁壁1の底版1aから側壁1bにかけて内部に配置されるL型筋4と、ハンチ部1cに配置されるハンチ筋5と、L型筋4と交差する方向に配置される配力筋6によって構成される。
図9はダブル配筋タイプのL型擁壁の断面図を示す。図9に示すように、L型擁壁2は鉄筋組立体7によって補強される。この鉄筋組立体7は、L型擁壁2の底版2aから側壁2bからにかけて内部の外側寄りに配置されるL型筋4と、底版2aの内部の内側寄りに配置されるベース筋8と、側壁2bの内部の内側寄りに配置される立上り筋9と、ハンチ部2cに配置されるハンチ筋5と、L型筋4、ベース筋8、立上り筋9と交差する方向に配置される配力筋6とによって構成される。なお、符号9aは幅止め筋を示している。
図8、図9のそれぞれに示す鉄筋組立体3、7は、通常、鉄筋組立工場で先組みされる。例えば、図8に示す鉄筋組立体3の場合、(1)L型筋4と配力筋6となる鉄筋を格子状に並べて自動スポット溶接機、半自動機(複数点ずつ打つスポット溶接機)又は1点ずつ打つスポット溶接機で平網に製作した後、平網曲げ機でL字に曲げ、それにハンチ筋5をアーク溶接して組立てる方法、(2)L型筋4となる鉄筋を1本または複数本ずつ自動曲げ機で曲げて配力筋6を1本ずつアーク溶接して又は半自動溶接機を使って組立て、最後にハンチ筋5をアーク溶接する方法がある。
しかし、前述(1)の機械による平網製作後、組立てる方法は、工程が多く機械のセッティング、材料の移動等に時間がかかり、大量生産には向くが、少量多品種生産には向かない欠点がある。また、自動機や平網曲げ機など多くの機械設備が必要で、コンクリート製品工場での現場製作が難しく、鉄筋組立工場からコンクリート製品工場までの運送コストがかかる問題もある。後述(2)の1本ずつ組立てる方法は、製作時間が多くかかる問題がある。さらに、(1)(2)のいずれの方法も、経験の長い熟練技術者が上手く段取りして作業を効率よく進めるようにしており、経験の浅い技術者にとっては、難しい作業であった。
作業の改善を図った提案として、四角形の型枠内に複数の鉄筋受け部材を格子状に配置し、互いに直交する鉄筋受け部材の上方部には上下関係となる断面凹溝を形成して、鉄筋を凹溝にそれぞれ載置し、鉄筋の交点をそれぞれ溶接、ワイヤー等により緊結して鉄筋組立体を製作する鉄筋組立体用治具が知られている(特許文献1)。
特開平6−81474号公報
しかしながら、上記提案の鉄筋組立体用治具は、鉄筋を平網に製作するための治具に止まり、図8や図9に示す鉄筋組立体を製作しようとする場合には、前記(1)の方法で説明したような平網曲げ機で平網を曲げざるを得ず、機械のセッティング等に時間がかかってしまう問題や、コンクリート製品工場での現場製作が難しいといった課題は残されている。
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、特殊な技術を必要とすることなく、鉄筋組立体を容易にかつ短時間で製作することができ、また、機械等も必要最小限で済み、コンクリート製品工場での現地製作に適した鉄筋組立用治具および鉄筋組立方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る請求項1の鉄筋組立用治具は、床面上に所定間隔を隔ててX方向およびY方向にそれぞれ複数本設置する支柱と、X方向の支柱間およびY方向の支柱間にそれぞれ架設する水平部材と、各支柱に上下方向に所定間隔を隔てて取付け、水平鉄筋を載置する複数箇所の鉄筋受け部と、各鉄筋受け部の上部に取付け、鉄筋受け部上の水平鉄筋を接合位置に位置決めする第1ストッパーと、各水平部材の前部に取付け、床面上に立てた垂直鉄筋を接合位置に位置決めする第2ストッパーとを備えてなることを特徴とする。
ここでX方向およびY方向は、互いに直角をなす方向であって、それぞれの方向はいずれも床面と平行な方向で製作されるものである。
水平鉄筋(例えばL型筋)を各支柱の鉄筋受け部上に並べるとともに、垂直鉄筋(例えば配力筋)を支柱間の水平部材に当接して床面上に立てて並べることにより、溶接等の接合作業に必要な鉄筋を短時間で鉄筋組立用治具にセットすることができる。鉄筋受け部上の水平鉄筋は第1ストッパーにより接合位置に位置決めされ、水平部材に当接して床面上に立てた垂直鉄筋は第2ストッパーにより接合位置に位置決めされるため、その後の両鉄筋の溶接等の接合作業を極めて容易に行うことができる。
本発明に係る鉄筋組立用治具を用いることにより、特殊な技術を必要とせず、精度の高い鉄筋組立体を容易に製作することができる。また、L型筋の場合、予めベンダー曲げ機等で1本または複数本ずつ曲げておけばよく、機械等も最小限で済む。これにより、コンクリート製品工場での現地製作がしやすくなる。
本発明に係る請求項2の鉄筋組立用治具は、鉄筋受け部の上部に第1ストッパーよりも前方に位置する第3ストッパーを取付けてなることを特徴とする。
鉄筋受け部上の第1ストッパーにより水平鉄筋(例えばL型筋)を、第3ストッパーにより第2の水平鉄筋(例えば立上り筋、ベース筋)をそれぞれの接合位置に位置決めすることができる。また、水平部材の前部の第2ストッパーにより水平鉄筋と接合する垂直鉄筋(例えば配力筋)を、同じく第2ストッパーにより第2の水平鉄筋と接合する第2の垂直鉄筋(例えば配力筋)をそれぞれの接合位置に位置決めすることができる。これにより、水平鉄筋と垂直鉄筋どうし、第2の水平鉄筋と第2の垂直鉄筋どうしの各接合作業を容易に行うことができるようになり、図9に示すようなダブル配筋タイプの鉄筋組立体を容易に精度よく製作することができる。
本発明に係る請求項3の鉄筋組立方法は、請求項1記載の鉄筋組立用治具を用い、必要本数の水平鉄筋を各支柱の各鉄筋受け部に載置して第1ストッパーでそれぞれの接合位置に位置決めするとともに、必要本数の垂直鉄筋を床面上に立てて第2ストッパーでそれぞれの接合位置に位置決めしておき、その状態で、水平鉄筋と垂直鉄筋の各交点を接合するようにしたことを特徴とするものである。
本発明に係る請求項4の鉄筋組立方法は、請求項2記載の鉄筋組立用治具を用い、必要本数の水平鉄筋を各支柱の各鉄筋受け部に載置して第1ストッパーと第3ストッパーとでそれぞれの接合位置に位置決めするとともに、必要本数の垂直鉄筋を水平部材に当接して第2ストッパーでそれぞれの接合位置に位置決めしておき、その状態で、第1ストッパーで位置決めした水平鉄筋と第2ストッパーで位置決めした垂直鉄筋の各交点と、第3ストッパーで位置決めした水平鉄筋と第2ストッパーで位置決めした垂直鉄筋の各交点を接合するようにしたことを特徴とするものである。
以上説明したように、本発明に係る鉄筋組立用治具によると、特殊な技術を必要とすることなく、L型コンクリート製品の補強に使用される鉄筋組立体を含む鉄筋組立体を容易にかつ短時間で製作することができる効果を奏する。また、機械等も必要最小限で済み、コンクリート製品工場での現地製作がしやすく、少量多品種生産に適するという効果を奏する。
また、本発明に係る鉄筋組立方法によると、上記と同様の効果を奏する。
本発明を実施するための最良の形態として、第1の実施形態を図1ないし図3を参照して説明する。これらの図において、1はシングル配筋タイプのL型擁壁、1aは底版、1bは側壁、1cはハンチ部、3は鉄筋組立体、4はL型筋、5はハンチ筋、6は配力筋、10はL型擁壁1の鉄筋組立体3の製作に使用する鉄筋組立治具、11は支柱、12は水平部材である。
図1に示すように、支柱11は、床面上に図中X方向に所定間隔を隔てて複数本(図では2本のみ示す)設置されるとともに、図中X方向と直角をなすY方向に所定間隔を隔てて複数本(図では2本のみ示す)設置されており、平面視すると、複数本の支柱11がちょうどL字形に並んで設置されている。各支柱11,11…には、上下方向に所定間隔を隔てて多数の鉄筋受け部13が取付けられている。この鉄筋受け部13は水平鉄筋であるL型筋4を載せる役割をする。各鉄筋受け部13の上部には、鉄筋受け部13上のL型筋4を配力筋6との接合位置に位置決めする第1ストッパー14が取付けられている。
水平部材12は、上記X方向に並ぶ複数本の支柱11,11間、上記Y方向に並ぶ複数本の支柱11,11間にそれぞれ上下に複数本(図では3本のみ示す)架設されるとともに、上方、中間、下方の各位置で、それぞれX方向とY方向の水平部材12,12の端部どうしが連結されて、平面視すると、上方、中間、下方の各水平部材12,12どうしがちょうどL字形に屈曲された形となっている。水平部材12,12の連結部には斜めに補強部材15が取付けられている。また、各水平部材12の前部には垂直鉄筋である配力筋6をL型筋4との接合位置に位置決めする第2ストッパー16がX方向およびY方向に沿って所定間隔を隔てて複数箇所に取付けられている。この第2ストッパー16は途中に掛止部を設けて、垂直に立てた配力筋6を引っ掛けられるようになっている。
上記のように構成された鉄筋組立用治具10を用いて、図8に示す鉄筋組立体3を組立てる方法を図2および図3を参照して以下に説明する。
L型擁壁1のコンクリート製品工場において、まず、工場の敷地内の床面上に鉄筋組立用治具10を設置する。次ぎに、鉄筋組立用治具10の水平部材12に対し必要本数の配力筋6を所定間隔を隔てて垂直に立て掛ける。各配力筋6は第2ストッパー16によって所定の接合位置に位置決めする。次ぎに、L字状に並ぶ4本の支柱11,11…の各鉄筋受け部13に対し、L型筋4を水平に架け渡す。同じようにして、上から下にかけて必要本数のL型筋4,4…を配置する。各L型筋4は第1ストッパー14によってそれぞれの接合位置に位置決めする。
これにより必要本数の配力筋6とL型筋4を鉄筋組立用治具10にセットすることができる。このセット状態で配力筋6とL型筋4の各交点を溶接して接合する。次いで、鉄筋組立用治具10から接合済みの配力筋6とL型筋4の組立体を外して、図3に示すように、同組立体の各L型筋4の屈曲部分の上に跨るようにしてそれぞれにハンチ筋5を載せ、L型筋4、配力筋6に対しハンチ筋5を溶接して接合する。
このようにして出来上がった鉄筋組立体3は、同じ工場敷地内のL型擁壁1のコンクリート打設用の型枠内に配置して使用する。その結果、鉄筋組立工場からコンクリート製品工場へ運搬する費用が不要となる。型枠内にコンクリートを打設すれば、L型擁壁1が出来上がる。
多数の鉄筋受け部13を取付けた支柱11と水平部材12とからなる簡素な構造の鉄筋組立用治具10を用いることで、熟練者でない者(未経験や経験の浅い技術者)であっても、L型擁壁1に使用される鉄筋組立体3を極めて容易に、しかも精度よく製作することができる。
鉄筋受け部13上の第1ストッパー14と水平部材の第2ストッパー16によって、L型筋4と配力筋6をそれぞれの接合位置に正しく位置決めすることができるので、溶接による接合作業を容易かつ精度よく行える。
図4ないし図7は、本発明の第2の実施形態を示すもので、図9に示すダブル配筋タイプのL型擁壁2に使用される鉄筋組立体7を製作する例を示している。図中、第1の実施形態に示す部材と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
図4に示す鉄筋組立用治具17は、各支柱11の鉄筋受け部13の上部に第1ストッパー18と、第1ストッパー18よりも先端寄りの第3ストッパー19が取付けられている。第1ストッパー18はL型筋4を配力筋6との接合位置に位置決めする役割をもち、第3ストッパー19はベース筋8または立上り筋9を配力筋6との接合位置に位置決めする役割をもつ。
また、水平部材12の前部に第2ストッパー20が取り付けられている。第2ストッパー20は、L型筋4と接合する配力筋6を所定の接合位置に位置決めし、また、ベース筋8または立上り筋9と接合する配力筋6を所定の接合位置に位置決めする役割をもつ。
このような鉄筋組立用治具17を用いて、図9に示す鉄筋組立体7を製作する方法を図5ないし図7を参照して説明する。
第1の実施形態と同様にL型擁壁2のコンクリート製品工場の敷地内床面上に鉄筋組立用治具17を設置する。図5に示すように、まず、必要本数のL型筋4…を4本の支柱11…の各鉄筋受け部13に水平に架け渡す。各L型筋4は鉄筋受け部13上の第1ストッパー18によってそれぞれの接合位置に位置決めする。
次いで、L型筋4と接合する配力筋6を垂直に立て、第2ストッパー20によってそれぞれの接合位置に位置決めするとともに、後述するベース筋8等と接合する配力筋6を垂直に立て、同じく第2ストッパー20によってそれぞれの接合位置に位置決めした後、必要本数のベース筋8…をY方向を向く2本の支柱11,11の鉄筋受け部13に水平に架け渡す。
各ベース筋8は鉄筋受け部13の第3ストッパー19によってそれぞれの接合位置に位置決めする。同様に、必要本数の立上り筋9…をX方向を向く2本の支柱11,11の鉄筋受け部13に水平に架け渡す。各立上り筋9も鉄筋受け部13の第3ストッパー19によってそれぞれの接合位置に位置決めする。
これにより、第1ストッパー18、第2ストッパー20によってL型筋4と配力筋6が、同じく第3ストッパー19、第2ストッパー20によってベース筋8、立上り筋9と配力筋6が、それぞれの接合位置に正確にセットされる。
次ぎに、L型筋4と配力筋6の各交点、ベース筋8、立上り筋9と配力筋6の各交点のそれぞれを溶接して接合する。更に、L型筋4とベース筋8の間、L型筋4と立上り筋9の間に、それぞれ幅止め筋9aを溶接する。溶接後の組立体は、鉄筋組立用治具17から外す。図6は鉄筋組立用治具17から外した状態の組立体を示している。その後、図7に示すように、各L型筋4の屈曲部分の上に跨るようにして上からハンチ筋5を載せ、ハンチ筋5を配力筋6等に対し溶接して接合する。これにより鉄筋組立体7が完成する。
なお、上記第2の実施形態では、L型筋4と接合する配力筋6と、ベース筋8、立上り筋9と接合する配力筋6が図9に示すように同じ高さ位置にあり第2ストッパー20によりそれぞれの接合位置にセットするようにしたが、L型筋4と接合する配力筋6と、ベース筋8、立上り筋9と接合する配力筋6が同じ高さ位置になく、図9の上下方向にオフセットする場合には、第4ストッパーを第2ストッパーの先端からL字形に屈曲して設け、この第4ストッパーに後者のベース筋8、立上り筋9と接合する配力筋6をセットするようにすることもできる。
本発明に係る鉄筋組立用治具および鉄筋組立方法は、L型擁壁、L型水路等のL型コンクリート製品向けの鉄筋組立体の製作の他、平網形状の鉄筋組立体の製作にも利用することができる。
本発明に係る鉄筋組立用治具を示すもので、シングル配筋タイプのL型擁壁に適用される鉄筋組立体の組立に使用する鉄筋組立用治具の斜視図、 図1に示す鉄筋組立用治具にL型筋と配力筋をセットした状態を示す斜視図、 シングル配筋タイプのL型擁壁に適用される鉄筋組立体を完成させた状態を示す斜視図、 本発明に係る他の鉄筋組立用治具を示すもので、ダブル配筋タイプのL型擁壁に適用される鉄筋組立体の組立に使用する鉄筋組立用治具の斜視図、 図4に示す鉄筋組立用治具にL型筋と配力筋、ベース筋、立上り筋をセットする状態を示す斜視図、 図4に示す鉄筋組立用治具からL型筋と配力筋、ベース筋、立上り筋からなる組立体を外した状態を示す斜視図、 図6に示す組立体にハンチ筋を接合して、ダブル配筋タイプのL型擁壁に適用される鉄筋組立体を完成させた状態を示す斜視図、 シングル配筋タイプのL型擁壁の断面図、 ダブル配筋タイプのL型擁壁の断面図である。
符号の説明
1,2 L型擁壁
1a,2a 底版
1b,2b 側壁
1c,2c ハンチ部
3,7 鉄筋組立体
4 L型筋(水平鉄筋)
5 ハンチ筋
6 配力筋(垂直鉄筋)
8 ベース筋(水平鉄筋)
9 立上り筋(水平鉄筋)
9a 幅止め筋
10,17 鉄筋組立用治具
11 支柱
12 水平部材
13 鉄筋受け部
14,18 第1ストッパー
15 補強部材
16,20 第2ストッパー
19 第3ストッパー

Claims (4)

  1. 床面上に所定間隔を隔ててX方向およびY方向にそれぞれ複数本設置される支柱と、X方向の支柱間およびY方向の支柱間にそれぞれ架設される水平部材と、各支柱に上下方向に所定間隔を隔てて取付けられ、水平鉄筋を載置する複数箇所の鉄筋受け部と、各鉄筋受け部の上部に取付けられ、鉄筋受け部上の水平鉄筋を接合位置に位置決めする第1ストッパーと、各水平部材の前部に取付けられ、床面上に立てられた垂直鉄筋を接合位置に位置決めする第2ストッパーとを備えてなることを特徴とする鉄筋組立用治具。
  2. 鉄筋受け部の上部に第1ストッパーよりも前方に位置する第3ストッパーが取付けられていることを特徴とする請求項1記載の鉄筋組立用治具。
  3. 請求項1記載の鉄筋組立用治具を用い、必要本数の水平鉄筋を各支柱の各鉄筋受け部に載置して第1ストッパーでそれぞれの接合位置に位置決めするとともに、必要本数の垂直鉄筋を床面上に立てて第2ストッパーでそれぞれの接合位置に位置決めしておき、その状態で、水平鉄筋と垂直鉄筋の各交点を接合するようにしたことを特徴とする鉄筋組立方法。
  4. 請求項2記載の鉄筋組立用治具を用い、必要本数の水平鉄筋を各支柱の各鉄筋受け部に載置して第1ストッパーと第3ストッパーとでそれぞれの接合位置に位置決めするとともに、必要本数の垂直鉄筋を水平部材に当接して第2ストッパーでそれぞれの接合位置に位置決めしておき、その状態で、第1ストッパーで位置決めした水平鉄筋と第2ストッパーで位置決めした垂直鉄筋の各交点と、第3ストッパーで位置決めした水平鉄筋と第2ストッパーで位置決めした垂直鉄筋の各交点を接合するようにしたことを特徴とする鉄筋組立方法。
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