JP2006328608A - 気相法炭素繊維の解砕方法、解砕された気相法炭素繊維の製造方法、解砕された気相法炭素繊維およびそれを含有する樹脂組成物ならびにその用途 - Google Patents

気相法炭素繊維の解砕方法、解砕された気相法炭素繊維の製造方法、解砕された気相法炭素繊維およびそれを含有する樹脂組成物ならびにその用途 Download PDF

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【課題】 樹脂との複合材とした場合に導電性に優れかつその表面に突起がほとんど存在しない複合材とできる気相法炭素繊維を提供する。
【解決手段】 出発原料である凝集している黒鉛化させた気相法炭素繊維を含塵濃度が0.1g/m3〜10g/m3になるように、ジェットミルに供給し、ローターの回転数を7000〜11000rpmの範囲にして、剪断力または圧縮力をかけることなく凝集体同士を衝突させ、直径5μm以上の凝集体がその投影面積の割合で5面積%以下である気相法炭素繊維を製造する。
【選択図】 なし

Description

本発明は、導電性に優れかつ凝集径の小さい気相法炭素繊維の製造方法に関する。また、本発明は、前記方法により得られた気相法炭素繊維及びその用途に関する。
黒鉛化した気相法炭素繊維は、径の大きな凝集体を形成している。そのため、樹脂マトリックスに配合して使用する場合には、分散性及び導電性を向上させるために解砕により凝集径を小さくすることが行われている。解砕は、剪断力または圧縮力を利用して行われ、得られる凝集体の直径は5〜500μmまで小さくされる(特許文献1)。
しかし、上記により解砕された凝集体を用いて樹脂との複合材料を製造すると、その表面に凝集体に起因する突起が生じるという問題があった。
特許公報第3502490号
本発明の目的は、樹脂との複合材とした場合に導電性に優れかつその表面に突起がほとんど存在しないものとすることのできる気相法炭素繊維を提供することにある。
本発明の他の目的は、前記の気相法炭素繊維をフィラーとして用いた、導電性に優れかつその表面に突起がほとんど存在しないフィルムおよびシートを提供することにある。
本発明は、以下に示す気相法炭素繊維の製造方法、その方法により得られた気相法炭素繊維及びその用途に関する。
[1](1)出発原料である凝集している黒鉛化させた気相法炭素繊維を含塵濃度が0.1g/m3〜10g/m3になるように、ジェットミルに供給し、
(2)ローターの回転数を7000〜11000rpmの範囲にして、
(3)剪断力または圧縮力をかけることなく凝集体同士を衝突させることを特徴とする、直径5μm以上の凝集体がその投影面積の割合で5面積%以下である気相法炭素繊維の製造方法。
[2]出発原料である気相法炭素繊維が、平均繊維径50〜200nmの気相法炭素繊維である前記1に記載の製造方法。
[3]出発原料である気相法炭素繊維が、アスペクト比70〜200の気相法炭素繊維である前記1に記載の製造方法。
[4]出発原料である気相法炭素繊維が、平均繊維径50〜200nmで、かつアスペクト比70〜200の気相法炭素繊維である前記1に記載の製造方法。
[5]前記1〜4のいずれかに記載の製造方法により得られる、直径5μm以上の凝集体がその投影面積の割合で5面積%以下である気相法炭素繊維。
[6]粉体抵抗が0.01Ωcm以下であり、嵩密度が0.02g/cm3以上であり、直径5μm以上の凝集体がその投影面積の割合で5面積%以下である気相法炭素繊維。
[7]平均繊維径が50〜200nmである前記6に記載の気相法炭素繊維。
[8]前記5〜7のいずれかに記載の気相法炭素繊維を含有する樹脂組成物。
[9]前記8に記載の樹脂組成物を成形加工して得られるフィルム。
[10]前記8に記載の樹脂組成物を成形加工して得られるシート。
[11]
(1)出発原料である凝集している黒鉛化させた気相法炭素繊維を含塵濃度が0.1g/m3〜10g/m3になるように、ジェットミルに供給し、
(2)ローターの回転数を7000〜11000rpmの範囲にして、
(3)剪断力または圧縮力をかけることなく凝集体同士を衝突させることにより直径5μm以上の凝集体をその投影面積の割合で5面積%以下とする気相法炭素繊維の解砕方法。
本発明の方法によれば、小さな凝集径を有する気相法炭素繊維を簡便に製造することができ、この気相法炭素繊維をフィラーとして用いた樹脂組成物を成形してなる本発明のフィルムまたはシートは導電性に優れかつその表面に突起がほとんど存在しない(1cm2当たり1個以下)という利点を有する。
[出発原料]
出発原料に使用する黒鉛化させた気相法炭素繊維は、特に限定されるものではないが、好ましくは、平均繊維径が50〜200nm、アスペクト比が70〜200のものである。より好ましくは、平均繊維径が60〜120nm、アスペクト比が90〜150のものである。これらは、フェロセン等の遷移金属化合物を液体有機化合物に分散または溶融させて熱分解炉中にスプレーして製造する方法(特開昭58−180615号公報)等で製造することができる。また、昭和電工株式会社から製造販売されているVGCF(登録商標)シリーズを利用することもできる。
[解砕方法]
出発原料に使用する黒鉛化させた気相法炭素繊維は、一般に凝集体を形成している。この凝集体は、樹脂との混錬でも破壊されない強固なものもあり、その大きさは直径として約5〜約500μmである。
気相法炭素繊維の解砕方法は、(1)出発原料である凝集している黒鉛化させた気相法炭素繊維を含塵濃度が0.1g/m3〜10g/m3になるように、ジェットミルに供給し、(2)ローターの回転数を7000〜11000rpmの範囲にして、(3)剪断力または圧縮力をかけることなく凝集体同士を衝突させることで、黒鉛化された気相法炭素繊維の直径5μm以上の凝集体の量をその投影面積の割合で5面積%以下、好ましくは3面積%以下に解砕するものである。
直径5μm以上の凝集体の投影面積の割合は、顕微鏡写真を用いて以下の式により算出する。
Figure 2006328608
使用するジェットミルは、繊維や粒子同士の衝突力により凝集粒子を解砕するものであれば特に制限されない。ジェットミルの一例としては、回転するローターと壁との隙間に、気流に同伴させた出発原料を供給するものが挙げられる。
ジェットミルへの原料供給は、黒鉛化させた気相法炭素繊維の含塵濃度が0.1g/m3〜10g/m3の範囲内になるように行う。好ましい含塵濃度は0.3g/m3〜8g/m3である。含塵濃度が0.1g/m3より少なくなると、解砕が十分に行われず大きな径の凝集塊が残ってしまうことがある。一方10g/m3を超えると繊維の切断が生じて複合材としたときに十分な導電性が得られない場合がある。
そのためには、黒鉛化させた気相法炭素繊維を100〜1000g/1時間の割合で供給すればよい。より好ましくは200〜500g/1時間の割合で供給すればよい。上記割合の範囲内で、電磁フィーダー単位時間に一定量を供給できるものがさらに好ましい。
ジェットミルのローターの回転数は、解砕された気相法炭素繊維の直径5μm以上の凝集体の量をその投影面積の割合で5面積%以下にできる範囲であれば特に制限されるものではなく、他の条件により適宜調整されるものである。その回転数は、7000〜11000rpmの範囲であることが好ましく、より好ましくは8000〜10000rpmの範囲である。
[気相法炭素繊維]
本発明の黒鉛化された気相法炭素繊維は、直径5μm以上の凝集体の量がその投影面積の割合で5面積%以下である。その平均繊維径は50〜200nmの範囲内であることが好ましく、60〜120nmの範囲内であることがより好ましい。
また本発明の黒鉛化された気相法炭素繊維のアスペクト比は70〜200の範囲内であることが好ましく、さらに好ましくは80〜150の範囲内である。
本発明の気相法炭素繊維は、上記平均繊維径及びアスペクト比の両条件を満たすものであることが好ましい。例えば、平均繊維径が50〜200nmの範囲内であり、かつそのアスペクト比が70〜200の範囲内であるものである。好ましくは、平均繊維径が50〜200nmの範囲内であり、かつそのアスペクト比が80〜150の範囲内であるものである。より好ましくは、平均繊維径が60〜120nmの範囲内であり、かつそのアスペクト比が70〜200の範囲内であるものである。さらに好ましくは、平均繊維径が60〜120nmの範囲内であり、かつそのアスペクト比が80〜150の範囲内であるものである。
本発明の気相法炭素繊維は、その粉体抵抗が0.01Ωcm以下であり、嵩密度が0.02g/cm3以上である。粉体抵抗の値は、気相法炭素繊維を0.8g/cm3の密度に圧縮して、四探針法で測定したときの値である。嵩密度の値は、気相法炭素繊維をメスシリンダーに入れ、振動機(ヤマト製試験管タッチミキサーMT−31)で1分間振動させた後に測定したものである。
粉体抵抗が0.01Ωcm以下、嵩密度が0.02g/cm3以上、直径5μm以上の凝集体の量がその投影面積の割合で5面積%以下である黒鉛化された気相法炭素繊維は、例えば上記の方法により製造することができる。
[樹脂組成物]
本発明の樹脂組成物は、上記した直径5μm以上の凝集体の量がその投影面積の割合で5面積%以下である黒鉛化された気相法炭素繊維を含有するものである。
本発明において用いられる樹脂としては、熱硬化性樹脂および熱可塑性樹脂のどちらも使用することができ、特に制限はない。
熱可塑性樹脂としては、成形分野で使用される樹脂であれば特に制限はなく、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、液晶ポリエステル(LCP)等のポリエステルや、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリブテンー1(PB−1)、ポリブチレン等のポリオレフィンや、スチレン系樹脂の他、ポリオキシメチレン(POM)、ポリアミド(PA)、ポリカーボネート(PC),ポリメチレメタクリレート(PMMA)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリフェニレンエーテル(PPE)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリイミド(PI)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリスルフォン(PSU)、ポリエーテルスルフォン、ポリケトン(PK)、ポリエーテルケトン(PEK)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルケトンケトン(PEKK)、ポリアリレート(PAR)、ポリエーテルニトリル(PEN)、フェノール(ノボラック型など)フェノキシ樹脂、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)などのフッ素系樹脂、更にポリスチレン系、ポリオレフィン系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリブタジエン系、ポリイソプレン系、フッ素系等の熱可塑性エラストマー等やこれらの共重合体、変性体、および2種類以上ブレンドした樹脂でもよい。
また、耐衝撃性を更に向上させるために、上記熱可塑性樹脂にその他のエラストマーもしくはゴム成分を添加してもよい。エラストマーとしては、EPRやEPDMのようなオレフィン系エラストマー、スチレンとブタジエンの共重合体から成るSBR等のスチレン系エラストマー、シリコーン系エラストマー、ニトリル系エラストマー、ブタジエン系エラストマー、ウレタン系エラストマー、ナイロン系エラストマー、エステル系エラストマー、フッ素系エラストマー、天然ゴムおよびそれらのエラストマーに反応部位(二重結合、無水カルボキシル基等)を導入した変性物のようなものが挙げられる。
熱硬化性樹脂としては、成形分野で使用される樹脂であれば特に制限はなく、例えば、不飽和ポリエステル、ビニルエステル、エポキシ、フェノール(レゾール型)、ユリア・メラミン、ポリイミド等や、これらの共重合体、変性体、及び2種類以上ブレンドした樹脂などを使用することができる。また、耐衝撃性を更に向上させるために、上記熱硬化性樹脂にエラストマーもしくはゴム成分を添加してもよい。
気相法炭素繊維の含有量は、樹脂100質量部に対して1〜20質量部であることが好ましい。より好ましくは、樹脂100質量部に対して3〜15質量部であり、さらに好ましくは、5〜10質量部である。
なお、本発明の樹脂組成物には、本発明の効果を妨げない範囲で各種添加物を加えることができる。
[フィルムおよびシート]
本発明のフィルムまたはシートは、上記樹脂組成物を成形加工して得られる。
樹脂が熱可塑性樹脂の場合には、次の方法により成形加工することができる。熱可塑性樹脂と気相法炭素繊維を2軸押出し機やラボプラストミルなどの混錬機で混錬させて樹脂中に炭素繊維を分散させる。その後、押出し成形機でフィルム成形ダイスを使用して、成形を行う。
樹脂が熱硬化性樹脂の場合には、次の方法により成形加工することができる。熱硬化性樹脂の原料液と気相法炭素繊維を混合分散させ、成形し、加熱処理することで、硬化させる。成形時には、キャストや押出し成形、遠心注入法などを用いることができる。
以下、本発明を実施例により詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例
繊維径70nm、嵩密度0.02g/cm3の黒鉛化させた気相法炭素繊維を、躍進機械工業製ミクロジェットにて解砕処理を行った。解砕処理の条件は、回転数9000rpm、原料供給速度200g/hr、風量3m3/min、含塵濃度1.1g/m3であった。
得られた気相法炭素繊維の物性は嵩密度0.03g/cm3、繊維径70nm、粉体抵抗0.009Ωcmであった。
凝集体の測定は、電子顕微鏡にて行った。具体的には、真ちゅう製の試料台に導電性両面テープを張り、その上に観察する気相法炭素繊維をまぶし、金を蒸着させ、観察試料を作製した。1000倍の倍率で電子顕微鏡にて試料を観察し、100μm×100μmの任意の5視野で写真撮影を行った。写真をコンピュータにより画像解析を行い、画面上の全粒子の投影面積に対する直径5μm以上の粒子の投影面積の割合を計測すると1面積%であった。なお、解砕前の粒子の前記割合は20面積%以上であった。
熱可塑性樹脂として、テトラフルオロエチレンとエチレンとのコポリマー(ETFE;旭硝子(株)製、アフロン・品種COP−55AXT、融点260℃)を使用し、樹脂とジェットミル処理済み気相法炭素繊維5質量%をラボプラストミルで混錬した後、単軸押出機でフィルム成形ダイスを使用して、成形を行った。得られたフィルムの厚さは50μmであった。複合材フィルムの抵抗は、四探針法による測定で3.4×106Ωcmであった。
フィルム表面の突起の測定は、蛍光灯の光をかざし、目視で確認できる突起の数を測定した。測定結果は、0.2個/cm2であった。
比較例
ジェットミル処理しない(解砕工程なし)こと以外は、実施例1と同様の操作を行いフィルムを調製したところ、そのフィルム表面の突起数は30個/cm2であった。

Claims (11)

  1. (1)出発原料である凝集している黒鉛化させた気相法炭素繊維を含塵濃度が0.1g/m3〜10g/m3になるように、ジェットミルに供給し、
    (2)ローターの回転数を7000〜11000rpmの範囲にして、
    (3)剪断力または圧縮力をかけることなく凝集体同士を衝突させることを特徴とする、直径5μm以上の凝集体がその投影面積の割合で5面積%以下である気相法炭素繊維の製造方法。
  2. 出発原料である気相法炭素繊維が、平均繊維径50〜200nmの気相法炭素繊維である請求項1に記載の製造方法。
  3. 出発原料である気相法炭素繊維が、アスペクト比70〜200の気相法炭素繊維である請求項1に記載の製造方法。
  4. 出発原料である気相法炭素繊維が、平均繊維径50〜200nmで、かつアスペクト比70〜200の気相法炭素繊維である請求項1に記載の製造方法。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の製造方法により得られる、直径5μm以上の凝集体がその投影面積の割合で5面積%以下である気相法炭素繊維。
  6. 粉体抵抗が0.01Ωcm以下であり、嵩密度が0.02g/cm3以上であり、直径5μm以上の凝集体がその投影面積の割合で5面積%以下である気相法炭素繊維。
  7. 平均繊維径が50〜200nmである請求項6に記載の気相法炭素繊維。
  8. 請求項5〜7のいずれかに記載の気相法炭素繊維を含有する樹脂組成物。
  9. 請求項8に記載の樹脂組成物を成形加工して得られるフィルム。
  10. 請求項8に記載の樹脂組成物を成形加工して得られるシート。
  11. (1)出発原料である凝集している黒鉛化させた気相法炭素繊維を含塵濃度が0.1g/m3〜10g/m3になるように、ジェットミルに供給し、
    (2)ローターの回転数を7000〜11000rpmの範囲にして、
    (3)剪断力または圧縮力をかけることなく凝集体同士を衝突させることにより直径5μm以上の凝集体をその投影面積の割合で5面積%以下とする気相法炭素繊維の解砕方法。
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