JP2006328590A - 多色布帛 - Google Patents

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Abstract

【課題】
カーシート、椅子張り、タイルカーペット、壁装材等に使用できる、低コストで、多色な異色・色調差に富む意匠性の高い布帛を提供する。
【解決の手段】
少なくともポリトリメチレンテレフタレート繊維と原着または先染ポリエステル繊維を含む布帛を分散染料で追加染色する。
【選択図】なし

Description

本発明は、多色布帛に関し、特に高度な意匠性を有する多色な異色・色調差を発現する布帛に関するものであり、カーシート、椅子張り、タイルカーペット、壁装材等に使用できるものである。
従来、ポリエステル繊維からなる布帛は、衣料用、建装用等に広く用いられている。特にカーシート、椅子張り等の分野では、高級化が進み、単色布帛よりも多くの色がミックスされた布帛が好まれている。これらのニーズに対して、一般的には、通常のポリエステル糸とカチオン染料可染型ポリエステル糸及びポリアミド糸を用いた布帛を、分散染料、塩基性染料、酸性染料で染め分け、多色を表現することが行われている。
しかしながら、上記の方法では最大3色までしか色の表現が出来ないこと、ポリアミド糸を使用するため、色の耐光性及び耐候性が低くなり、カーシート用として不適当になること、またカーペット等でも直射日光が長期にあたる部分に使う場合は、柄、模様が褪色することなどの問題があった。これに対し、より多色を表現するため色々な色に染められた先染め糸(糸染め)を用いた布帛もあるが、先染め糸は、先染め工程(チーズ染め等)を必要とするため、著しいコスト高となり、利用範囲(適用範囲)が非常に狭くなるという問題があった。
また通常のポリエチレンテレフタレート繊維の中で、ブライト、セミダル、フルダルの各糸を組み合わせた布帛を染色した場合は、単なる濃淡差による染分け効果程度しか得られないという問題があった。
特許文献1には、多色シートの製造方法として、2種類以上の原着または先染めポリエステル繊維と通常のポリエステル繊維、カチオン染料可染ポリエステル糸を使用した布帛を、分散染料または/およびカチオン染料染色する方法が開示されている。
しかしこの方法では、特に分散染料で追加染色する場合には、原着または先染め糸への染料の上っかぶりが多く、先染め糸の本来のカラーを活かしきれず、追加染色カラーと同様の色に変色する懸念がある。また、逆に変色程度を抑え、もとのカラーの色調を活かすために、追加染色するカラーや、その濃度も極めて狭い範囲のものしか選択できず、結果として意匠性に富んだ多色性を発揮できないという問題があった。例えば、赤、青、オレンジ等の有彩色の原着糸を使用する場合には、追加染色カラーとしては、アイボリー、淡ベージュなど、染料濃度が低く、明るい色調のものしか使用できず、グレー系色の場合には、極々淡色範囲しか使用できなかった。
また、堅牢度的にも良好な異色及び多色効果を出すために、より多くのカラーの原着糸を組み合わせるという方法もあるが、基本的に原着糸は未原着糸に比較し風合不良、ボリューム感不良の傾向にあるため、カーシート、椅子張り等の商品では、見た目及び触感が不良となり、安物感が払拭できず、商品価値の低いものしかできなかった。
特開平4―316686号公報
本発明の課題は、多色性を発揮し、高度な意匠性を持ち、高尚で商品価値の高い多色布帛を低コストで提供することにある。
発明者らは前記課題を解決するために、鋭意検討した結果、本発明に到達した。すなわち、本願で特許請求される発明は下記のとおりである。
(1)少なくともポリトリメチレンテレフタレート繊維と先染めポリエステル繊維とを含む布帛を分散染料で追加染色されたことを特徴とする多色布帛。
(2)先染めポリエステル繊維が原着ポリエステル繊維である(1)記載の多色布帛。
(3)少なくともポリトリメチレンテレフタレート繊維、先染めポリエステル繊維、およびカチオン染料に可染性のポリエステル繊維を含む布帛を、分散染料および/またはカチオン染料で追加染色されたことを特徴とする多色布帛。
(4)先染めポリエステル繊維が原着ポリエステル繊維である(3)記載の多色性布帛。
本発明によれば、鮮明で、明確な異色・多色性を発揮し、高度な意匠性と、耐光性も良好な商品価値の高い多色布帛を低コストで実現することができる。
本発明について以下に具体的に説明する。
本発明において、ポリトリメチレンテレフタレート系繊維とは、トリメチレンテレフタレート単位を主たる繰り返し単位とするポリエステル繊維であって、トリメチレンテレフタレート単位を約50モル%以上、好ましくは70モル%以上、さらには80モル%以上、さらに好ましくは90モル%以上のものをいう。従って、第三成分として他の酸成分及び/またはグリコール成分の合計量が、約50モル%以下、好ましくは30モル%以下、さらには20モル%以下、さらに好ましくは10モル%以下の範囲で含有されたポリトリメチレンテレフタレートを包含する。
ポリトリメチレンテレフタレートは、テレフタル酸またはその機能的誘導体と、トリメチレングリコールまたはその機能的誘導体とを、触媒の存在下で、適当な反応条件下に結合せしめることにより合成される。この合成過程において、適当な一種または二種以上の第三成分を添加して共重合ポリエステルとしてもよいし、また、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリトリメチレンテレフタレート以外のポリエステル、ポリアミドとポリトリメチレンテレフタレートを別個に合成した後、ブレンドしてもよい。
添加する第三成分としては、脂肪族ジカルボン酸(シュウ酸、アジピン酸等)、脂環族ジカルボン酸(シクロヘキサンジカルボン酸等)、芳香族ジカルボン酸(イソフタル酸、ソジウムスルホイソフタル酸等)、脂肪族グリコール(エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、テトラメチレングリコール等)、脂環族グリコール(シクロヘキサンジメタノール等)、芳香族を含む脂肪族グリコール(1,4−ビス(β−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン等)、ポリエーテルグリコール(ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等)、脂肪族オキシカルボン酸(ω−オキシカプロン酸等)、芳香族オキシカルボン酸(P−オキシ安息香酸等)等があげられる。また、1個または3個以上のエステル形成性官能基を有する化合物(安息香酸等またはグリセリン等)も重合体が実質的に線状である範囲内で使用できる。
本発明におけるポリトリメチレンテレフタレート系繊維の紡糸については、例えば国際公開第99/27168号パンフレットに記載されているように、1500m/分程度の巻取り速度で未延伸糸を得た後、2〜3.5倍程度で延撚する方法、紡糸−延伸工程を直結した直接紡糸延伸法(スピンドロー法)、巻取り速度5000m/分以上の高速紡糸法(スピンテイクアップ法)の何れを採用してもよい。
ポリトリメチレンテレフタレート繊維の好ましい特性としては、強度は2〜5cN/dtex、好ましくは2.5〜4.5cN/dtex、さらには3〜4.5cN/dtexが好ましい。伸度は30〜60%、好ましくは35〜55%、さらには40〜55%が好ましい。弾性率は30cN/dtex以下、好ましくは10〜30cN/dtex、さらには12〜28cN/dtex、特に15〜25cN/dtexが好ましい。10%伸長時の弾性回復率は70%以上、好ましくは80%以上、さらには90%以上、最も好ましくは95%以上である。
また本発明のポリトリメチレンテレフタレート繊維として、少なくとも1成分がポリトリメチレンテレフタレートからなる潜在捲縮発現性ポリエステルを用いてもよい。これは、少なくとも二種のポリエステル成分で構成されているものであり(具体的にはサイドバイサイド型または偏芯芯鞘型に接合されたものが多い)、少なくとも一成分がポリトリメチレンテレフタレートで、熱処理によって捲縮を発現するものである。二種のポリエステル成分の複合比(一般的に質量%で70/30〜30/70の範囲内のものが多い)、接合面形状(直線または曲線形状のものがある)は特に限定されない。又、総繊度は20〜300dtex、単糸繊度は0.5〜20dtexが好ましいが、これらに限定されるものではない。
上記二種のポリエステルポリマーをサイドバイサイド型または偏芯芯鞘型に接合された複合繊維の場合、サイドバイサイド型では、二種のポリエステルポリマーの溶融粘度比が、1.00〜2.00が好ましく、偏芯芯鞘型では、鞘ポリマーと芯ポリマーのアルカリ減量速度比は、3倍以上鞘ポリマーが速いことが好ましい。具体的なポリマーの組み合わせとしては、ポリトリメチレンテレフタレートとポリエチレンテレフタレート、並びにポリトリメチレンテレフタレートとポリブチレンテレフタレートが好ましく、特に繊維断面形において捲縮の内側にポリトリメチレンテレフタレートが配置されるものが好ましい。上記ポリトリメチレンテレフタレートは、テレフタル酸を主たるジカルボン酸とし、1.3−プロパンジオールを主たるグリコール成分とするポリエステルであり、エチレングリコール、ブタンジオール等のグリコール類やイソフタル酸、2.6−ナフタレンジカルボン酸等のジカルボン酸等を共重合してもよい。またポリエチレンテレフタレートは、テレフタル酸を主たるジカルボン酸とし、エチレングリコールを主たるグリコール成分とするポリエステルであり、ブタンジオール等のグリコール類やイソフタル酸、2.6−ナフタレンジカルボン酸等のジカルボン酸等を共重合してもよい。さらにポリブチレンテレフタレートは、テレフタル酸を主たるジカルボン酸とし、1.4−ブタンジオールを主たるグリコール成分とするポリエステルであり、エチレングリコール等のグリコール類やイソフタル酸、2.6−ナフタレンジカルボン酸等のジカルボン酸等を共重合してもよい。なお、上記3種のテレフタレート類には、他ポリマー、艶消剤、難燃剤、帯電防止剤、顔料等の添加剤を含有してもよい。
このように少なくとも一成分がポリトリメチレンテレフタレートからなる潜在捲縮発現性ポリエステル繊維は、上記特開2001−40537号公報以外にも、特公昭43−19108号公報、特開平11−189923号公報、特開2000−239927号公報、特開2000−256918号公報、特開2000−328382号公報、特開2001−81640号公報等には、第一成分がポリトリメチレンテレフタレートであり、第二成分がポリトリメチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステルを並列的あるいは偏芯的に配置したサイドバイサイド型または偏芯鞘芯型に複合紡糸したものが開示されている。特にポリトリメチレンテレフタレートと共重合ポリトリメチレンテレフタレートまたはポリエチレンテレフタレートの組み合わせや、極限粘度の異なる二種類のポリトリメチレンテレフタレートの組み合わせが好ましい。
2種類のポリトリメチレンテレフタレートからなる組み合わせの場合は、その固有粘度差は0.05〜0.4(dl/g)であることが好ましく、特に0.1〜0.35(dl/g)、さらに0.15〜0.35(dl/g)がよい。例えば高粘度側の固有粘度を0.7〜1.3(dl/g)から選択した場合には、低粘度側の固有粘度は0.5〜1.1(dl/g)から選択されるのが好ましい。なお、低粘度側の固有粘度は0.8(dl/g)以上が好ましく、特に0.85〜1.0(dl/g)、さらに0.9〜1.0(dl/g)が好ましい。
また、このポリトリメチレンテレフタレート系複合繊維の平均固有粘度は、0.7〜1.2(dl/g)が好ましく、0.8〜1.2(dl/g)がより好ましい。特に0.85〜1.15(dl/g)、さらに0.9〜1.1(dl/g)が好ましい。
なお、本発明において潜在捲縮発現性ポリエステル繊維の紡糸は、前記のポリトリメチレンテレフタレート系繊維と同じ方法で紡糸することができる。
本発明の、少なくとも一成分がポリトリメチレンテレフタレートからなる潜在捲縮発現性ポリエステル繊維は、初期引張抵抗度が10〜30cN/dtexであることが好ましく、特に20〜30cN/dtexさらに20〜27cN/dtexが好ましい。なお、初期引張抵抗度が10cN/dtex未満のものは製造が困難である。また、顕在捲縮の伸縮伸長率は10〜100%であることが好ましく、特に10〜80%、より好ましくは10〜60%である。さらに、顕在捲縮の伸縮弾性率は80〜100%であることが好ましく、特に85〜100%、より好ましくは85〜97%である。
100℃における熱収縮応力は、布帛の精錬、染色工程において捲縮を発現させるための重要な要件であり、布帛の拘束力に打ち勝って捲縮が発現するためには、100℃における熱収縮応力が0.1cN/dtex以上であることが好ましい。すなわち、100℃における熱収縮応力が0.1〜0.5cN/dtexであることが好ましく、特に0.1〜0.4cN/dtexさらに0.1〜0.3cN/dtexが好ましい。
熱水処理後の伸縮伸長率は100〜250%であることが好ましく、特に150〜250%、より好ましくは180〜250%である。熱水処理後の伸縮弾性率は90〜100%が好ましく、より好ましくは95〜100%である。
なお、本発明でいう固有粘度の値は、使用するポリマーではなく、紡糸されている糸の粘度を指す。この理由は、ポリトリメチレンテレフタレート特有の欠点としてポリエチレンテレフタレート等と比較して熱分解が生じ易く、高い固有粘度のポリマーを使用しても熱分解によって固有粘度が著しく低下し、複合マルチフィラメントにおいては両者の固有粘度差を大きく維持することが困難であるためである。
本発明のポリトリメチレンテレフタレート系繊維は、長繊維でも短繊維でもよく、長さ方向に均一なものや太細のあるものでもよく、断面においても丸型、三角、L型、T型、Y型、W型、八葉型、偏平(扁平度1.3〜4程度のもので、W型、I型、ブ−メラン型、波型、串団子型、まゆ型、直方体型等がある)、ドッグボーン型等の多角形型、多葉型、中空型や不定形なものでもよい。
さらに糸条の形態としては、リング紡績糸、オープンエンド紡績糸等の紡績糸、単糸デニールが0.1〜5デニール程度のマルチフィラメント原糸(極細糸を含む)、甘撚糸〜強撚糸、仮撚加工糸(POYの延伸仮撚糸を含む)、空気噴射加工糸、押し込み加工糸、ニットデニット加工糸等であってもよい。
なお、本発明の目的を損なわない範囲内で通常30重量%以下の範囲内で天然繊維、合成繊維等他の繊維例えば、綿、羊毛、麻、絹等の天然繊維、キュプラ、ビスコース、ポリノジック、精製セルロース、アセテート、ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート等のポリエステル系繊維、さらにはこれらの共重合タイプや、同種または異種ポリマー使いの複合繊維(サイドバイサイド型、偏心鞘芯型等)を混紡(コアヤーン、サイロスパンやサイロフィル、ホロースピンドル等)、カバリング(シングル、ダブル)、例えば沸水収縮率3〜10%程度の低収縮糸または、例えば沸水収縮率15〜30%程度高収縮糸との混繊や交撚、仮撚(伸度差仮撚、POYの延伸仮撚における複合等)、2フィード空気噴射加工等の手段で混用してもよい。
本発明で用いられる先染めポリエステル繊維の先染めとは、練りこみ原着、またはチーズ染色、マフ染色など染色機を用いて染色されたもの等、方法に関わらず糸の状態で予め色のついた繊維である。練りこみ原着は、紡糸原液に着色顔料等を混練し、通常の製糸技術により得られる。ポリエステル繊維には、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、またはこれらの共重合タイプ、同種または異種ポリマー使いの複合繊維(サイドバイサイド型、偏心芯鞘繊維等)、さらにカチオン染料に可染性のこれらポリエステル繊維が含まれる。
本発明で用いるカチオン染料に可染性のポリエステルとしては、通常、公知の物でよく、例えばポリエチレンテレフタレートに5−ナトリウムスルホイソフタル酸成分を0.1〜1モル%共重合したものが挙げられる。染色速度により、高圧染色タイプ、常圧染色タイプのものがあり、特に限定されないが、分散染料の吸尽性を抑え、カチオン染料の発色性をより活かすという場合には、ポリトリメチレンテレフタレート繊維へより選択的に分散染料吸尽させるため、高圧染色タイプが好適である。
本発明において、先染めポリエステル繊維とポリトリメチレンテレフタレート繊維を分散染料で追加染色することで、異色に染め分けられた布帛を得ることができるのは、以下の理由による。即ちポリエチレンテレフタレート繊維等、通常のポリエステル繊維とポリトリメチレンテレフタレート繊維の分散染料染色挙動を比較すると、ポリトリメチレンテレフタレート繊維の方が平衡吸尽温度が低く、かつ、より低温における吸尽率も高いので、先染めポリエステル繊維への分散染料吸尽を抑制し、選択的にポリトリメチレンテレフタレート繊維へ分散染料を吸尽させることができる。従って、追加分散染料による汚染の少ない、もとの発色度の高い先染めポリエステル繊維と、目的とする追加染色カラーのポリトリメチレンテレフタレート繊維とに明確に染め分かれた、高級感ある布帛を得ることができる。一方、ポリエチレンテレフタレート繊維と先染めポリエステル繊維とを組み合わせた布帛を追加分散染料で染色した場合には、その昇温、トップ温度保持の段階において、分散染料は、未染着のポリエチレンテレフタレート繊維と先染めポリエステル繊維の両者にほぼ均等に染料分配される。従って、先染め糸への追加分散染料の吸尽が高く、先染めの元のカラーの色調変化が著しく、元のカラーが全く活かせない結果になる。また追加染色の色や、先染め糸の色によっては、異色性の殆どない同色調の色に染色される場合や、また先染め糸が殆ど黒色になってしまうという問題も発生する。
また、請求項3に記載したように、先染めポリエステル繊維とポリトリメチレンテレフタレート繊維に、カチオン染料可染ポリエステル繊維を含む布帛の場合は、分散染料およびカチオン染料の両染料を使用して追加染色することにより、カチオン染料によるカラーも表現することができる。
さらに請求項1〜4の布帛に、ポリエチレンテレフタレート等からなる通常のポリエステル繊維が含まれたる布帛の場合、分散染料染色に使用する染料の選択、例えば分子量、硬さ等や、トップ染色温度、また昇温コントロールによっては、ポリトリメチレンテレフタレート繊維と通常のポリエステル繊維を単なる濃淡違いではなく、色相の異なる異色に染め分けすることができ、より一層意匠性の高い布帛を得ることが可能となる。
なお、特開平1−306647にあるように、原着ポリエステル繊維とポリアルキレングリコールを1〜6重量%含む易染性ポリエステル繊維とを含むパイル布帛を分散染料で追加染色した場合は、本発明と類似効果は得られるが、一般に易染性ポリエステルは強度が低く、また昇華堅牢度等低い傾向があるので、カーシートや、椅子張りなどには不向きであり、用途制限されることとなる。
また従来よりあるポリエチレンテレフタレート繊維とカチオン可染性ポリエステルとを組み合わせたり、原着ポリエステル繊維と未染色ポリエステル繊維を組み合わせて追加染色する方法で、異色・多色表現を発現させた場合に較べて、本発明の先染めポリエステル繊維とポリトリメチレンテレフタレート繊維と組み合わせて追加染色した布帛の場合は、以上に述べた明確で鮮明な異色・多色発現効果が得られるだけでなく、風合面についても優位性あるものとなる。布帛を握った場合のソフト感に加え、パイルや、カット糸にこれが利用されている場合は、タッチ感、弾力感に特に顕著な相違が生まれる。
本発明の布帛形態としては、通常の織物、編物等や、電気植毛された布帛、シート等が含まれ、形態は特に限定されない。織物形態も特に限定されることはない。通常の平織り、綾織り、朱子織りの他、より意匠性の高いジャガード織り、更、ベルベット、モケット等の織組織において、グランドとパイル間、及びパイル間同士で本発明を利用すれば、ボリューム感、凹凸感が出るので、より見た目の意匠性の高い布帛と成り、さらに触感的にも良好なものとなる。なお、本発明において、使用する糸の太さや、織り密度等は特に限定されることなく、目的とする布帛の厚み、目付け、必要性能によって適宜選択すれば良い。
編物の場合も織物同様に、組織、密度、使用糸の太さは特に限定されることなく、目的とする布帛の厚み・目付けや、必要性能に応じて選定すればよい。例えば編組織としては、トリコット編み機の場合は、例えば、ハーフ組織、サテン組織、クインズコート組織、ダブルトリコット組織やこれらを組み合わせた変化組織、ラッセル編み機の場合は、パワーネット組織、サテンネット組織等、また丸編み機の場合は、ダブルのインターロック組織等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。因みにカーシート等を想定すると、ベロアや、Wラッセルのセンターカットのパイル部分に本発明を利用したり、またグランドとパイル間およびパイル同士で本発明を利用すると、織物の場合同様、より高い意匠性と良好触感性を有する布帛を得ることができる。
さらに通常の織・編物だけでなく、電気植毛品も利用することができる。植毛するパイルとして先染め糸ポリエステル糸とポリトリメチレンテレフタレート糸をミックスして植毛し、その後染色したり、ベース生地に先染めポリエステル繊維を利用し、ポリトリメチンテレフタレートパイルを植毛した後、染色すること等により、従来にない意匠性、表現力を持つ植毛品を得ることができる。さらにポリトリメチレンテレフタレート繊維のパイルは、触感がきわめて良好で、かつ圧縮特性も良好なことから、パイルがへたるなどの問題も少なく、植毛品として良好な性質を有するものとなる。なお、この時植毛方法として全面植毛だけでなく、柄植毛を利用したり、追加染色後に植毛部分に転写などプリントをすることにより、さらに色表現豊かで意匠性の高いシートを得ることができる。
本発明を利用した布帛の加工方法は特に限定されず、通常行われる精練、プレセットを行っても構わない。なお、精練、プレセットは常法に従って行えばよく、精練後にプレセットしてもよいし、プレセット後に精練してもよいし、プレセットを省略しても構わない。プレセットの温度は特に限定されるものではないが、ポリトリメチレンテレフタレート繊維は190℃を超えると風合いが硬くなる場合があり、120〜190℃で20〜300秒程度行えばよい。また、スチームセットを行っても構わない。
染色温度としては、ポリトリメチレンテレフタレート繊維、潜在捲縮発現性ポリエステル繊維共に90℃程度の低温でも染着する特性を有しており、90℃〜130℃程度が好ましく、本発明の異色差を明確に表現する点において、より好ましくは100℃〜120℃である。染色時間は15分〜60分程度にすればよい。但し、カチオン染料可染ポリエステル繊維が含まれる場合は、高圧染色による強力低下紡糸のため、浴中に硫酸ナトリウムを添加することが望ましい。
染色装置としても通常使われているものを使用すればよく、例えば、反物の場合、液流染色機、ウインス染色機、ビーム染色機、ジッカー染色機等、ピースの場合、パドル染色機、ロータリー染色機等が用いられる。
本発明では仕上げセットとして、本発明の目的を損なわない範囲で、通常、繊維加工に用いられている樹脂加工、吸水加工、制電加工、抗菌加工、撥水加工などの仕上げ加工は適用できる。仕上げセット温度としては、堅牢度の低下を抑えるために、130〜180℃、好ましくは140〜160℃程度で行えばよい。特に、風合を柔軟に仕上げたい場合は、アルキルポリシロキサン、アミノ変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン等からなるシリコーン系の柔軟剤で仕上げ加工を行えばよい。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
本発明に用いる評価方法は以下の通りである。
(1)固有粘度
固有粘度[η](dl/g)は、次式に基づいて求められる。
[η]=lim(ηr−1)/C
C→0
式中のηrは純度98%以上のo−クロロフェノール溶媒で溶解したポリトリメチレンテレフタレート糸またはポリエチレンテレフタレート糸の稀釈溶液の35℃での粘度を、同一温度で測定した上記溶媒の粘度で除した値であり、相対粘度と定義されているものである。Cはg/100mlで表されるポリマー濃度である。
なお、固有粘度の異なるポリマーを用いた複合マルチフィラメントは、マルチフィラメントを構成するそれぞれの固有粘度を測定することは困難であるので、複合マルチフィラメントの紡糸条件と同じ条件で、2種類のポリマーをそれぞれ単独で紡糸し、得られた糸を用いて測定した固有粘度を、複合マルチフィラメントを構成する固有粘度とした。
(2)伸縮伸長率、伸縮弾性率:JIS L 1090 合成繊維フィラメントかさ高加工糸試験方法 伸縮性試験方法 A法に準じて測定を行い、伸縮伸長率(%)、伸縮弾性率(%)を算出し、10回の平均値を求めた。顕在捲縮の伸縮伸長率および伸縮弾性率は、巻取りパッケージから解舒した試料を、温度20±2℃、湿度65±2%の環境下で24時間放置後に測定を行った。熱水処理後の伸縮伸長率および伸縮弾性率は、無荷重で98℃の熱水中に30分間浸漬した後、無荷重で24時間自然乾燥した試料を用いて測定を行った。
(3)各素材の発色性 :視覚判定で行なった。
原着色変色 変色程度 大 ××>×>△>○>◎ 小
未染糸発色性 染料に応じた発色性 高い ◎>○>△>×>×× 低い
〔実施例1〕
固有粘度[η]0.92のポリトリメチレンテレフタレートを紡糸温度265℃、紡糸速度1200m/分で未延伸糸を得、次いで、ホットロール温度60℃、ホットプレート温度140℃、延伸倍率3倍、延伸速度800m/分で延撚して、167dtex/72fの延伸糸を得た。延伸糸の強伸度、弾性率並びに10%伸長時の弾性回復率は、各々3.3cN/dtex、46%、20cN/dtex並びに98%であった。
このポリトリメチレンテレフタレート糸167dtex/72fの2ヒーター仮撚加工糸をパイルに、グランドに赤原着ポリエステル糸167dtex/72fの2ヒータ−加工糸を用いて20GGのメッシュ編地を作成した。
該編地を精練、プレセットした後、下記の染料にて110℃分散染料染色した後、常法に従い洗浄、乾燥後、仕上げ加工を行った。
ND SUPER AUTO BLACK S−LF 1.6%owf
得られた布帛は、黒、赤の明確な異色が表現された意匠性の高いものであった。
〔比較例1、2〕
実施例1において、ポリトリメチレンテレフタレート繊維の代わりにレギュラーポリエステル糸167dtex/72fの2ヒーター加工糸を用い、実施例1と同様に加工した後、布帛を得た。但し染色温度は比較例1は110℃、比較例2は130℃とした。
比較例1、2の布帛とも赤原着ポリエステル糸への黒分散染料の吸尽が高く、原着糸サイドの赤色は黒に変色し、原着色調が消失、また本来黒に染色したいレギュラーポリエステル糸サイドの色は緑〜グレーの発色性しか発現しておらず、狙いとする黒/赤系の異色、色調差表現が全くできないものであり、そのため異色・多色による意匠性が顕著に欠けるものであった。
〔実施例2〜5〕
グランドにレギュラーポリエステル糸110dtex/24f、パイルに実施例1に記載のポリトリメチレンテレフタレート糸167dtex/72fの2ヒーター仮撚加工糸、オレンジ原着ポリエステル糸167dtex/72fの2ヒーター仮撚加工糸、カチオン可染ポリエステルブライト糸167dtex/72f、レギュラーポリエステルセミダル糸167dtex/72fの2ヒーター仮撚加工糸、同じくレギュラーポリエステルフルダル糸167dtex/72fの2ヒーター加工糸を夫々約2cm巾ストライプとなるように配置した22Gのパイル編地、及びこのパイル部分をカットしたセミカットパイル編地を得た。
得られた編地を精練、170℃でプレセットした後、液流染色機中で、110℃で分散・カチオン同時染色を行い、常法に従い、洗浄、乾燥、仕上げ加工を行った。なお、染料の組み合わせは表1に記載した。なお、分散染料染色は、イエロー、レッド、ブルーの各染料による配合染色、カチオン染料染色は、イエロー、ブルーの各染料による配合染色を実施した。
得られた布帛は、各パイル素材ごとに単なる濃淡差ではく、色調差を有する色に染め分けられ、異色・多色効果の高いものであった。即ち、原着糸については、分散染料吸尽が抑制されて、もとのカラーの色調が活かされたものであった。またカチオン可染ポリエステルの発色性についても、分散染料分配が抑制されたことで、カチオン染料自体の発色性効果が高く、カチオン染料から発現する色調の青緑色を呈していた。また、ポリトリメチレンテレフタレート繊維、セミダル、フルダルポリエチレンテレフタレート糸は、分散染料による発色性を呈しているが、ポリトリメチレンテレフタレート繊維とセミダル、フルダルポリエチレンテレフタレート糸の2者間には、3つの各分散染料の分配速度の違いから、単なる濃淡差ではない色調差が発現しており、またセミダル、フルダルの両者間には濃淡差が発現していた。従って、原着ポリエステル、ポリトリメチレンテレフタレート繊維、カチオン可染ポリエステル糸、及びセミダル、フルダルポリエチレンテレフタレート糸の4者感で色調の異なる明確な異色差が発現、さらにセミダル糸とフルダル糸感で濃淡系の異色差も加わり、異色・多色感に富んだ、見た目にも意匠性の高い、高級感のあるものであった。
〔実施例6〜7〕
固有粘度の異なる二種類のポリトリメチレンテレフタレートを比率1:1でサイドバイサイド型に押出し、紡糸温度265℃、紡糸速度1500m/分で未延伸糸を得、次いでホットロール温度55℃、ホットプレート温度140℃、延伸速度400m/分、延伸倍率は延伸後の繊度が84dtexとなるように設定して延撚し、84dtex/24fのサイドバイサイド型複合マルチフィラメントの原糸を得た。得られた原糸の固有粘度は高粘度側が[η]=0.88、低粘度側が[η]=0.70であった。
得られた原糸を石川製作所(株)社製のピン仮撚機IVF338を用いて、糸速190m/分、仮撚数3400T/m、仮撚方向S及びZ、仮撚加工温度170℃、1stフィード0.0%、TUフィード4.1%の条件で仮撚加工を施し、SとZ仮撚糸を双糸で巻取りを行った。
実施例4〜5において、ポリトリメチレンテレフタレート糸を上記に記載のサイドバイサイド型のポリトリメチレンテレフタレート糸に変える以外は全て同じとして、セミカットパイルの実施例6,7の布帛を得た。なお、使用染料については表1に記載した。
得られた布帛は、実施例4,5同様、原着ポリエステル糸、ポリトリメチレンテレフタレート繊維、カチオン可染ポリエステル糸、及びセミダル、フルダルポリエチレンテレフタレート糸の4者感で色調の異なる明確な異色差が発現、さらにセミダル糸とフルダル糸感で濃淡系の異色差も加わり異色・多色感に富んだ見た目に意匠性の高い高級感あるものであった。
[比較例3、4]
グランドにレギュラーポリエステル糸110dtex/24f、パイルにオレンジ原着ポリエステル糸167dtex/72fの2ヒーター仮撚加工糸、カチオン可染ポリエステルブライト糸167dtex/72f、レギュラーポリエステルセミダル糸167dtex/72fの2ヒーター仮撚加工糸、同じくレギュラーポリエステルフルダル糸167dtex/72fの2ヒーター加工糸を夫々約2cm巾ストライプとなるように配置した22Gのパイル編地、及びこのパイル部分をカットしたセミカットパイル編地を得た。実施例4,5において、染色温度を110℃、130℃とする以外は全く同じ方法で加工し、比較例3,4の布帛を得た。
得られた布帛は、セミダル、フルダルポリエステル糸への分散染料の吸尽性が低いため、結果として原着糸への染料分配が多く、そのため、原着元カラーの発色性が損なわれたものであった。また、カチオン可染ポリエステル糸への分散染料分配が顕著なために、カチオン染料の発色カラーが活かしきれず、狙いとする色調が発現しないもであった。さらに、セミダル、フルダルのポリエチレンテレフタレート繊維自体の発色性も低く、結果として素材間に明確な色調差が発現せず、原着色、カチオン繊維色も活かしきれない、異色・色調差の極めて劣る布帛であった。
[実施例8]
ポリトリメチレンテレフタレート93dtex/72fの糸を0.8mmにカットし、精練した後、通常の電着処理を施し植毛用パイルを作成した。オレンジとイエローグリーンの原着ポリエチレンテレフタレート糸110dtex/24f2ヒーター加工糸と、非染セミダル及びフルダルポリエチレンテレフタレート84dtex/36fの4本の2ヒーター仮撚加工糸で、丸編地を作成し、精練後シリコーン系の弱撥水処理を行い、170℃でセットしてベース生地を作成した。ベース生地にロールスクリーンでアクリル接着剤を波型に塗布し、先に用意したパイルを電気植毛し、100℃で予備乾燥した後、160℃でキュアリングを実施した。液流染色機中で、植毛布帛を120℃でベージュに分散染料染色した後、通常の洗浄を行い、脱水した後、テンターで150℃セットし、植毛布帛を得た。
得られた植毛布帛は、ベース生地の原着カラーが損なわれることなく、かつベース生地とパイルが異色になった意匠性の高いものであった。さらにパイルの直毛性が良好でパイル倒れがないために、色深みが出ており、見た目の意匠性が高いだけでなく、極めてソフトタッチの風合良好のものであった。
[比較例5]
実施例8で、パイルとしてポリエチレンテレフタレート93dtex/72fを用い、染色温度を130℃とする以外は全て同じとして比較例5の植毛布帛を得た。
得られた植毛布帛は、ベース生地の原着カラーが追加染色用の分散染料汚染のため、著しく変色しており、さらに、パイル部分の発色が低く、結果的にベース生地とパイル部分の明確な異色・多色表現が不明確で、さらにパイル倒れが多いためか色の深みにも劣る、見た目の意匠性に極めて劣る布帛であった。さらに実施例8に比較し、パイル直毛性が低く、タッチも不良であった。
本発明は、高度な意匠性を有する多色な異色・色調差を発現する布帛の製造方法に関するものであり、カーシート、椅子張り、タイルカーペット、壁装材等に使用できるものである。

Claims (4)

  1. 少なくともポリトリメチレンテレフタレート繊維と先染めポリエステル繊維とを含む布帛を分散染料で追加染色されたことを特徴とする多色布帛。
  2. 先染めポリエステル繊維が原着ポリエステル繊維である請求項1記載の多色布帛。
  3. 少なくともポリトリメチレンテレフタレート繊維、先染めポリエステル繊維、およびカチオン染料に可染性のポリエステル繊維を含む布帛を、分散染料および/またはカチオン染料で追加染色されたことを特徴とする多色布帛。
  4. 先染めポリエステル繊維が原着ポリエステル繊維である請求項3記載の多色性布帛。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7456632B2 (ja) 2021-11-05 2024-03-27 スミノエ テイジン テクノ株式会社 自動車用内装布帛、及び自動車用内装布帛の製造方法

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