JP2006328551A - アイロン仕上げ剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】 アイロンがけ時に好ましい香りが得られ、しかも衣類に残香性を付与できるアイロン仕上げ剤の提供。
【解決手段】 (a)シクロデキストリン、(b)ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコールモノアルキル(C1-4)エーテル、ジプロピレングリコールモノアルキル(C1-4)エーテル、ポリオキシアルキレン(オキシアルキレン(C2-3)基の平均付加モル数1〜5)モノフェニルエーテル、芳香族カルボン酸と炭素数1〜5のアルコールとのエステルから選ばれる少なくとも1種の化合物、(c)(b)成分以外の香料成分、及び(d)水を含有し、(b)/(c)(質量比)=50/50〜99/1であるアイロン仕上げ剤、この仕上げ剤を衣類のアイロンがけ時に対象衣類に噴霧する、衣類に好ましい香りを付与する方法、並びにトリガー式スプレーヤーを具備した容器に、この仕上げ剤を充填した、衣類に好ましい香りを付与する旨を表示した製品。
【選択図】 なし

Description

本発明は、アイロン仕上げ剤に関する。
アイロンがけ時に衣類に好ましい香りを付与する技術は知られており、例えば特許文献1などを参考にすることができる。また、シクロデキストリンを含有するアイロン補助剤の技術は特許文献2及び特許文献3などを参考にすることができる。
特表2004−505183号公報 特表2002−531712号公報 特表2004−500493号公報
近年、香りに対する意識の高まりから、衣類などの繊維製品に香りを付与することが行われている。その方法の一つとして、特許文献1に記載されているように、アイロン時に香料を含む組成物を噴霧する技術が知られている。特許文献1には水溶性香料を用いることで界面活性剤のような可溶化剤を低減できる技術が開示されている。しかしながら、このような組成物を衣料に噴霧してアイロンがけをすると、アイロンがけ時には好ましい香りが得られるものの、加熱により香料成分が揮発するため、衣料に香りを残すことができず、アイロンがけを終了した段階ではほとんど匂いを感じることができない。残香性を付与する手段として、香料の含有量を増加させる方法や、残香性のある香料成分を用いる方法が考えられるが、前者はアイロンがけ時に強い匂いがするため好ましくなく、後者においてもアイロンがけの加熱処理により香料成分が揮散するため、効果的に衣類に香りを残すことができない。したがって、アイロンがけ時に衣類に好ましい香りを付与し、アイロン終了後においても好ましい香りが持続するアイロン仕上げ剤が求められている。
一方、特許文献1にはジプロピレングリコールなどの溶剤を用いることも示唆されているが、ただ単に香料の可溶化剤として認識するものである。このため特許文献1の段落番号0016に記載の通り、溶剤が少ない方が良好であることが示唆されており、香料成分に対して特定比率の溶剤を含有し、しかもシクロデキストリンを併用することで、従来の課題を解決し得る点については何ら示唆するものではない。また、特許文献2,3には任意成分としてシクロデキストリンを含有する皺除去剤の技術が開示されており、処理後にアイロンを施すことも示唆されている。しかしながら、アイロンがけは、皺除去剤で処理した衣料の後工程の一手段として記載されているに過ぎず、また、シクロデキストリンは臭気抑制手段として任意に含有できる成分として認識するものである。従って特定の溶剤と香料、並びにシクロデキストリンを含有する組成物をアイロンがけ時に衣類に接触させることで、好ましい香りを衣類に持続的に付与することができる点については何ら示唆するものではなく、同業者といえど想起しえるものではない。
従って本発明の課題は、アイロンがけ時に好ましい香りが得られ、しかも衣類に残香性を付与できるアイロン仕上げ剤を提供することにある。
本発明は、(a)シクロデキストリン、(b)ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコールモノアルキル(アルキル基の炭素数1〜4)エーテル、ジプロピレングリコールモノアルキル(アルキル基の炭素数1〜4)エーテル、ポリオキシアルキレン(アルキレン基の炭素数2〜3、オキシアルキレン基の平均付加モル数1〜5)モノフェニルエーテル、芳香族カルボン酸と炭素数1〜5のアルコールとのエステルから選ばれる少なくとも1種の化合物、(c)(b)成分以外の香料成分、及び(d)水を含有し、(b)成分と(c)成分の質量比が、(b)/(c)=50/50〜99/1であるアイロン仕上げ剤を提供する。
また、本発明は、衣類のアイロンがけ時に、本発明に係わるアイロン仕上げ剤を対象衣類に噴霧する、衣類に好ましい香りを付与する方法、並びにトリガー式スプレーヤーを具備した容器に、本発明に係わるアイロン仕上げ剤を充填した製品であって、衣類に好ましい香りを付与する旨を表示した製品を提供する。
本発明のアイロン仕上げ剤によると、アイロンがけ時に好ましい香りが得られ、しかもアイロン終了後においても好ましい香りが持続し、衣類に残香性を付与することができる。
[(a)成分]
本発明の(a)成分はシクロデキストリンである。シクロデキストリンは、d−グルコースがα−1,4結合により環状に結合したものであり、6個結合したものがα−シクロデキストリン、7個のものがβ−シクロデキストリン、8個のものがγ−シクロデキストリンである。本発明では、α型、β型、γ型−シクロデキストリンのいずれも使用することができる。
また、シクロデキストリンの水への溶解性を向上させるために誘導体化したものも用いることができる。このような誘導体の具体例としては、ヒドロキシメチルシクロデキストリン、ヒドロキシエチルシクロデキストリン、ヒドロキシプロピルシクロデキストリン、ヒドロキシブチルシクロデキストリン、ジメチルシクロデキストリン、トリメチルシクロデキストリン、ジエチルシクロデキストリン、トリエチルシクロデキストリン、カルボキシメチルシクロデキストリン、グルコシルシクロデキストリン、マルトシルシクロデキストリン、ジマルトシルシクロデキストリン、シクロデキストリンエピクロルヒドリンポリマー等が挙げられるが、中でもヒドロキシアルキルシクロデキストリンに属するものが好ましく、ヒドロキシプロピル−β−シクロデキストリンが更に好ましい。
本発明では、経済性の面及び消臭効果持続性の点からβ−シクロデキストリンが最も好ましい。
[(b)成分]
本発明の(b)成分は、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコールモノアルキル(アルキル基の炭素数1〜4、好ましくは2〜4)エーテル、ジプロピレングリコールモノアルキル(アルキル基の炭素数1〜4、好ましくは2〜4)エーテル、ポリオキシアルキレン(アルキレン基の炭素数2〜3、オキシアルキレン基の平均付加モル数1〜5)モノフェニルエーテル、芳香族カルボン酸と炭素数1〜5のアルコールとのエステルから選ばれる少なくとも1種である。
ジエチレングリコールモノアルキルエーテルとしては、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル等が挙げられ、ジプロピレングリコールモノアルキルエーテルとしては、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチルエーテルが挙げられる。
またポリオキシアルキレンモノフェニルエーテルとしては、オキシアルキレン基の平均付加モル数1〜5のポリオキシエチレンモノフェニルエーテル、ポリオキシプロピレンモノフェニルエーテル等が挙げられる。芳香族カルボン酸と炭素数1〜5のアルコールとのエステルとしては安息香酸アルキル(アルキル基の炭素数は1〜5)等が挙げられる。
本発明の(b)成分としてはジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリオキシアルキレン(アルキレン基の炭素数2〜3、オキシアルキレン基の平均付加モル数1〜5)モノフェニルエーテルが好ましく、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコールが特に好ましい。(b)成分としては上記化合物の混合物を用いることが好適であり、混合物の場合には、ジエチレングリコールの割合が、(b)成分中に50〜100質量%のものが好ましく、60〜90質量%のものがより好ましい。
(b)成分は香料成分の溶剤として用いられる化合物であり、一般的には香料組成物中に50質量%未満程度含まれているが、本発明のアイロン仕上げ剤中の(b)成分と(c)成分の質量比は、(b)/(c)=50/50〜99/1であり、このようなアイロン仕上げ剤が、消臭効果の即効性と持続性を同時に満足することができる。
[(c)成分]
本発明の(c)成分は(b)成分以外の香料成分であり、目的の香調に応じて公知の香料成分を組み合わせることが可能である。香料成分としては、「香料の化学」(赤星亮一著、日本化学会編、産業化学シリーズ、昭和58年9月16日発行)や「合成香料 化学と商品知識」(印藤元一著、化学工業日報社、1996年3月6日発行)や「香料と調香の実際知識」(中島基貴著、産業図書(株)、1995年6月21日発行)に記載のものを用いることができる。
本発明の(c)成分は、残香性並びにアイロン仕上げ剤に(c)成分を安定に含有させる目的から、20℃における蒸気圧が0.03mmHg以下であり、且つlogPが1〜3、好ましくは1.5〜3の香料成分(以下(c1)成分という)を(c)成分中に25質量%以上、好ましくは30質量%以上含有することが好適である。ここでlogPとは、有機化合物の水と1−オクタノールに対する親和性を示す係数である。1−オクタノール/水分配係数Pは、1−オクタノールと水の2液相の溶媒に微量の化合物が溶質として溶け込んだときの分配平衡で、それぞれの溶媒中における化合物の平衡濃度の比であり、底10に対するそれらの対数logPの形で示すのが一般的である。多くの化合物のlogP値が報告され、Daylight Chemical Information Systems, Inc. (Daylight CIS)などから入手しうるデータベースには多くの値が掲載されているので参照できる。実測のlogP値がない場合には、Daylight CISから入手できるプログラム“CLOGP”で計算すると最も便利である。このプログラムは、実測のlogP値がある場合にはそれと伴に、Hansch, Leoのフラグメントアプローチにより算出される“計算logP(ClogP)”の値を出力する。フラグメントアプローチは化合物の化学構造に基づいており、原子の数及び化学結合のタイプを考慮している(cf. A. Leo, Comprehensive Medicinal Chemistry, Vol.4, C. Hansch, P.G. Sammens, J.B. Taylor and C.A. Ramsden, Eds., p.295, Pergamon Press, 1990)。このClogP値は現在最も汎用的で信頼できる推定値であるので、化合物の選択に際して実測のlogP値の代わりに用いることができる。本発明では、logPの実測値があればそれを、無い場合はプログラムCLOGP v4.01により計算したClogP値を用いた。
20℃における蒸気圧が0.03mmHg以下であり、且つlogPが1〜3である香料成分を以下に例示する。尚、( )内がlogP値である。
アルデヒドC−18ココナッツ(2.772)、アニスアルデヒド(1.779)、シンナミックアルデヒド(1.899)、シンナミルフォルメート(1.908)、シトラールDMA(2.879)、クミニルアルコール(2.5311)、ジヒドロクマリン(1.476)、ゲラニオール(2.769)、ヒドラトロピックアルコール(1.582)、イソブチルベンジルカルビノール(2.949)、イソプレゴール(2.749)、メチルシンナメート(2.465)、メチルイソオイゲノール(2.963)、アルデヒドC−16ストロベリー(2.714)、アニシルアセテート(1.879)、シス−ジャスモン(2.642)、DMBCアセテート(2.877)、ジメチルアンスラニレート(2.791)、エチルシンナメート(2.994)、リナロールオキシド(1.5)、メチルアンスラニレート(2.024)、メチルオイゲノール(2.783)、オクタノイックアシッド(2.94)、フェニルエチルイソブチレート(2.967)、シンナミルニトリル(2.519)、オイゲノール(2.397)、ヒドロキシシトロネラールDMA(1.64)、PEDカルビノール(2.42)、シンナミルアセテート(2.354)、インドール(2.132)、トリシクロデセニルプロピオネート(2.886)、アセチルオイゲノール(2.843)、カントキサール(1.951)、フェノキシエチルアルコール(1.188)、エチルフェニルグリシデート(2.195)、ゲラノキシアセトアルデヒド(2.832)、ラクトンC−9デルタ(2.802)、トリエチルシトレート(1.173)、フェノキシエチルイソブチレート(2.923)、フェニルアセチックアシッド(H&R)(1.414)、アセタニソール(1.801)、アニシルアセトン(1.658)、シンナミルプロピオネート(2.883)、ヘリオトロピン(1.138)、ヒドロキシシトロネロール(1.53)、イソオイゲノール(TPC)(2.577)、リリアール(3.858)、ラスプベリーケトン(1.072)、エチルアンスラニレート(2.553)、ヘリオナール(1.387)、ノポール(2.724)、フェニルプロピオニックアシッド(TPC)(1.713)、スカトール(2.631)、アニスアルコール(1.023)、ベンゾイックアシッド(1.885)、ベンゾフェノン(2.18)、シンナミックアシッド(2.089)、シンナミックアルコール(1.408)、クマリン(1.412)、エチルバニリン(1.804)、ジヒドロジャスモン酸メチル(2.419)、ヒドロキシシトロネラール(1.541)、リラール(2.15)、メチルβ−ナフチルケトン(2.755)、ジャスモン酸メチル(1.935)、モスシンス(2.938)、オシロール(1.886)、p−メンタン−8−チオール−3−オン(2.51)、ルボフィクス(2.94)、t−デカヒドロ β−ナフトール(2.699)、テトラヒドロ p−メチルキノリン(2.684)、バニリン(L)(1.275)、トリメチルピラジン(1.135)、アセタニリド(1.161)、フェニルエチルアルコールスペシャル(1.183)、2−アセチル−5−メチルフラン(1.256)、フェニルアセトアルデヒドDMA(1.293)、ヘリオトロピルアセテート(1.315)、インドフロールクリスタル(1.331)、メチルバニリン(1.35)、n−アミルアルコール(1.352)、フライストン(1.365)、ジャスモニル(2.379)、ジャスモピラン(2.379)、ジャスミンラクトン(2.847)、ジャスモラクトン(2.847)、ジャスモラクトンエクストラC(2.847)。
本発明の(c)成分は、残香性、及び消臭効果も併せ持つ点から、ジヒドロジャスモン、シス−ジャスモン、ジャスモン酸メチル、ジヒドロジャスモン酸メチルから選ばれるジャスモン誘導体を含有することが好ましく、ジャスモン誘導体を(c)成分中に10〜80質量%含有するものが好ましく、20〜60質量%含有するものが更に好ましく、30〜60質量%含有するものが特に好ましい。
[(d)成分]
本発明の(d)成分は水であり、水中に微量に存在するカルシウム、マグネシウムなどの硬度成分や鉄などの重金属を除去した水が好ましく、イオン交換水又は蒸留水を用いることができる。また、水を殺菌あるいは滅菌する目的から少量の塩素を含有しても差し支えない。
[その他の成分]
本発明のアイロン仕上げ剤には、アイロンすべり性を付与する目的から(e)成分として水溶性高分子化合物を含有することが好適である。水溶性高分子化合物としては下記(i)〜(vi)の化合物を挙げることができる。
(i)化工澱粉
(ii)セルロース誘導体
(iii)少なくともビニル基及び/又は芳香族環を有する1種又は2種以上のモノマーを重合して得られ、かつスルホン酸基を含有するポリマーもしくはその塩
(iv)アクリル酸もしくはメタクリル酸のホモポリマー及び/又はアクリル酸もしくはメタクリル酸と、他のビニル系モノマーから選ばれる1種又は2種以上とのコポリマーもしくはその塩
(v)アクリル酸及び/又はメタクリル酸と、それらのアルキルエステルから選ばれる1種又は2種以上とを重合して得られるコポリマーもしくはその塩
(vi)N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー及び/又はN−ビニル−2−ピロリドンと、他のビニル系モノマーから選ばれる1種又は2種以上とのコポリマーもしくはその塩
(i)の化工澱粉としては、ヒドロキシエチル化澱粉、ヒドロキシプロピル化澱粉等のヒドロキシアルキル化澱粉、カルボキシメチル化澱粉等のカルボキシアルキル化澱粉、カチオン化澱粉及びこれらを過酸化水素、次亜塩素酸ナトリウム等の酸化剤又は酵素により低粘度化したもの等が挙げられる。
(ii)のセロルース誘導体としては、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等のヒドロキシアルキルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース等のアルキルセルロース、カルボキシメチルセルロース、第4級アンモニウム基を有するカチオン化セルロース等が使用される。
(iii)のポリマーもしくはその塩は、例えば以下の(イ)、(ロ)の方法等によりホモポリマー又はコポリマーとして得られる。
(イ)ビニル基及び/又は芳香族環を有し、且つスルホン酸基を有する1種又は2種以上のモノマー(A)を重合するか、又は該モノマー(A)と共重合可能な他のモノマー(B)とを共重合する。
(ロ)ビニル基及び/又は芳香族環を有し、スルホン酸基を有しない1種又は2種以上のモノマー(A’)を重合した後スルホン化するか、又は該モノマー(A’)と共重合可能な他のモノマー(C)とを共重合した後スルホン化する。
上記方法(イ)において使用されるモノマー(A)としては、例えばスチレンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、アリルスルホン酸、ビニルスルホン酸、メタリルスルホン酸、スルホプロピルメタクリレート、α−メチルスチレンスルホン酸、ビニルトルエンスルホン酸、ビニルナフタレンスルホン酸、インデンスルホン酸等、及びこれらの塩が挙げられる。
また、モノマー(B)としては、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、ヒドロキシエチルアクリル酸、ヒドロキシエチルメタクリル酸、エチレン、プロピレン、n−ブテン、イソブテン、ペンテン、イソプレン、2−メチル−1−ブテン、n−ヘキセン、2−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、2−エチル−1−ブテン、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、ビニルナフタレン、インデン、ブタジエン、シクロペンタジエン、ジシクロペンタジエン等が挙げられる。これらの中でもアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、ヒドロキシエチルアクリル酸、ヒドロキシエチルメタクリル酸等の水溶性モノマー及びこれらのモノマーの塩、並びにスチレンが好ましい。特にアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸及びそれらの塩、並びにスチレンが好ましい。
(イ)の方法においてポリマー(iii)をコポリマーとして得る場合には、スルホン酸基を有している上記モノマー(A)の割合は、重合に供する全モノマー中の30モル%以上が好ましく、50モル%以上が更に好ましい。
上記モノマー(A)と(B)とを組合せてポリマー(iii)(コポリマー)を得る場合には、上記(A)及び(B)中、特にスチレンスルホン酸とアクリル酸ナトリウム、スチレンスルホン酸とスチレンの組合せが好ましい。
一方(ロ)の方法により、ポリマー(iii)をコポリマーとして得る場合には、スルホン酸基を有しない上記モノマー(A’)は、重合に供する全モノマー中の60〜100モル%、特に85〜100モル%の配合量とすることが好ましい。
上記(ロ)の方法に於いて使用するモノマー(A’)としては、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、ビニルナフタレン、インデン等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を重合することができる。これらの中でも特にスチレンが好ましい。
また(ロ)の方法においては、モノマー(A’)の1種又は2種以上と、該モノマー(A’)と共重合し得る他のモノマー(C)とを重合することもできる。この場合、モノマー(C)としては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、ヒドロキシエチルアクリル酸、ヒドロキシエチルメタクリル酸、エチレン、プロピレン、ブテン、ジイソブチレン、ペンテン、イソプレン、2−メチル−1−ブテン、n−ヘキセン、2−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、2−エチル−1−ブテン、ブタジエン、シクロペンタジエン、ジシクロペンタジエン等が挙げられる。
上記(ロ)の方法では、例えばポリスチレン、スチレン・エチレンコポリマー、スチレン・ジイソブチレンコポリマー、スチレン・ジシクロペンタジエンコポリマー、スチレン・ビニルトルエン・α−メチルスチレン・インデンコポリマーのようなポリマー(これらの中でもポリスチレンが最も好ましい。)を得た後、得られたポリマーを更にスルホン化する。スルホン化は、無水硫酸、クロルスルホン酸、無水硫酸・ルイス塩基錯体等のスルホン化剤を用い、任意のスルホン化方法を適用することにより行うことができる。
スルホン化に際して、ポリマー(iii)のスルホン化率(ビニル基及び/又は芳香族環を有するモノマーに起因する骨格1個に対して、スルホン酸基が1個ついている場合をスルホン化率100%とする。)は、一層水溶性を向上させて、洗濯の際に容易に除去可能とすることに鑑みれば60%以上とすることが好ましく、更に好ましくは85%以上である。
このようにして得られたスルホン酸基を含有するポリマー(iii)は、そのまま本発明の仕上げ剤中に含有することができるが、更に塩として用いることもできる。このような塩としては、1価の塩としてリチウム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩、アンモニウム塩、又はモノ、ジもしくはトリエタノールアミン、モルホリン、エチルアミン、ブチルアミン等の有機アミン塩が挙げられ、2価の塩としてカルシウム、マグネシウム、バリウム等のアルカリ土類金属塩、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン等の有機アミン塩があり、3価の塩としてはアルミニウム塩、ジエチレントリアミン等の有機アミン塩、又はポリエチレンイミン等の多価有機アミン塩等が挙げられる。塩としては特にナトリウム塩が好ましい。
本発明に使用されるポリマー(iii)の分子量は、衣類の風合いをより向上させる為に1000以上であることが望ましく、また粘度を適度なものとして、より使用勝手の良いものとするためには600万以下であることが望ましい。かかる観点から、該ポリマー(iii)の分子量は1000〜600万が好ましく、更に好ましくは5000〜100万、特に好ましくは1万〜50万である。なお、分子量はゲルパーミエーションクロマトグラフィーにより、ポリエチレングリコールを標準とした重量平均分子量である。
(iv)のポリマーもしくはその塩は、アクリル酸もしくはメタクリル酸のホモポリマー及び/又はアクリル酸もしくはメタクリル酸と、他のビニル系モノマーから選ばれる1種又は2種以上とのコポリマーもしくはその塩である。その他のビニル系モノマーとしては、ポリマー(iii)のモノマー(B)として例示したもののうち、アクリル酸、メタクリル酸以外のモノマーが使用できる。ポリマー(iv)の分子量は100〜100万が好ましく、500〜50万が更に好ましく、1000〜10万が特に好ましい。また、コポリマーの場合における他のビニル系モノマーの含有比率はポリマー(iii)のモノマー(B)と同様であり、使用できる塩もポリマー(iii)で例示したものと同様である。
(v)のコポリマーもしくはその塩は、アクリル酸及び/又はメタクリル酸と、それらのアルキルエステルから選ばれる1種又は2種以上とを重合して得られるコポリマーもしくはその塩であり、アルキルエステルのアルキル基の炭素数は1〜20、好ましくは2〜18である。コポリマー(v)の分子量は、100〜100万が好ましく、500〜50万が更に好ましく、1000〜10万が特に好ましい。また、アクリル酸及び/又はメタクリル酸モノマーの含有比率はポリマー(iii)のモノマー(A)と同様であり、使用できる塩もポリマー(iii)で例示したものと同様である。
(vi)のポリマーもしくはその塩は、N−ビニル−2−ピロリドンのホモポリマー及び/又はN−ビニル−2−ピロリドンと、他のビニル系モノマーから選ばれる1種又は2種以上のコポリマーもしくはその塩である。その他のビニル系モノマーとしては、ポリマー(iii)のモノマー(B)として例示したものと同じモノマーが使用できる。ポリマー(vi)の分子量は100〜100万が好ましく、500〜50万が更に好ましく、1000〜10万が特に好ましい。また、他のビニル系モノマーの含有比率はポリマー(iii)のモノマー(B)と同様であり、使用できる塩もポリマー(iii)で例示したものと同様である。
本発明では(e)成分として、特に(iii)のポリマー及び(iv)のポリマーが好適であり、特に重量平均分子量が1万〜50万のポリスチレンスルホン酸(塩)、スチレンスルホン酸と(メタ)アクリル酸のモル比1/5〜5/1の共重合体、重量平均分子量1000〜10万のアクリル酸又はメタクリル酸のホモポリマー、もしくはコポリマーが好適である。
[アイロン仕上げ剤]
本発明のアイロン仕上げ剤中の(a)成分の含有量は、0.1〜10質量%が好ましく、0.2〜5質量%が更に好ましく、0.4〜1.0質量%が特に好ましい。また、(b)成分の含有量は、0.01〜10質量%が好ましく、0.05〜1.0質量%が更に好ましく、0.1〜0.5質量%が特に好ましい。さらに(c)成分の含有量は、0.001〜10質量%が好ましく、0.001〜1.0質量%が更に好ましく、0.004〜0.1質量%が特に好ましい。
また、本発明のアイロン仕上げ剤中の(b)成分と(c)成分の質量比は、(b)/(c)=50/50〜99/1であり、80/20〜98/2が好ましく、90/10〜96/4が特に好ましい。
任意ではあるが(e)成分はアイロンがけ時のすべり性を付与する目的から含有することが好ましく、本発明のアイロン仕上げ剤中の(e)成分の含有量は、好ましくは0.1〜5.0質量%、より好ましくは0.2〜3.0質量%、特に好ましくは0.5〜2.0質量%である。
本発明のアイロン仕上げ剤は上記成分を(d)成分である水に溶解させた水溶液の形態であり、25℃におけるpHは、好ましくは4.0〜9.0、より好ましくは5.0〜8.0、特に好ましくは6.0〜8.0である。なお、pHは、(株)堀場製作所製pHメータD−52S、pH電極6367−10Dを用いて測定したものである。
[衣類に好ましい香りを付与する方法]
本発明における衣類に好ましい香りを付与する方法は、衣類のアイロンがけ時に、本発明に係わるアイロン仕上げ剤を対象衣類に噴霧する方法である。
アイロン仕上げ剤を対象衣類に噴霧する時期は、衣類のアイロンがけ時であればいずれでも良いが、本発明のアイロン仕上げ剤を衣類に噴霧後、アイロンをかける方法が好ましい。
本発明のアイロン仕上げ剤は、衣類1m2当たり0.5〜300g、好ましくは1.0〜200g、特に好ましくは5.0〜100gになるように均一に噴霧する方法が好適である。噴霧する方法としては、トリガー式スプレーヤーを用いることが簡便性の点から好適であり、特に噴射口から噴射方向に10cm離れた地点において、噴霧液滴の粒径が10〜200μmであることが好ましく、粒径が200μmを越える液滴が噴霧液滴の総数に対して1%以下、粒径が10μmに満たない液滴が噴霧液滴の総数に対して1%以下になるスプレーヤーを用いることが更に好ましい。なお、このような粒子径分布は、例えば、レーザー回折式粒度分布計(日本電子製)により測定することができる。
このような噴霧粒径を制御する方法としては、噴霧口径が1mm以下、好ましくは0.5mm以下の吐出孔を有しているものを用いることで容易に達成することができる。また、吐出孔の形状、材質等は特に限定されるものではない。また、アイロン仕上げ剤の20℃における粘度を15mPa・s以下、好ましくは1〜10mPa・sに調整することが、目的の噴霧粒径に調製する目的から好ましい。
本発明でいう粘度は、以下のようにして測定する。まず、TOKIMEC.INC製B型粘度計モデルBMに、ローター番号No.1のローターを備え付けたものを準備する。試料をトールビーカーに充填し、20℃の恒温槽内にて20℃に調整する。恒温に調整された試料を粘度計にセットする。ローターの回転数を60r/minに設定し、回転を始めてから60秒後の粘度を本発明の粘度とする。
[衣類に好ましい香りを付与する旨を表示した製品]
本発明の衣類に好ましい香りを付与する旨を表示した製品は、トリガー式スプレーヤーを具備した容器に、本発明に係わるアイロン仕上げ剤を充填した製品である。
トリガー式スプレーヤーを具備した容器は、上記のような特性を有するスプレーヤーが好ましい。該製品には、アイロンがけ終了後に、衣類に好ましい香りを付与することができる旨を表示することができる。
実施例1〜7及び比較例1〜3
下記成分を用い、表2に示す組成のアイロン仕上げ剤を調製した。これら仕上げ剤を表3に示すスプレーヤーを具備する400mlのプラスティック製容器A又はBに充填した製品を用い、下記の方法に従って匂い(残香性)の評価を行った。結果を表2に示す。
<配合成分>
・(a)成分
(a)−1:β−シクロデキストリン
・(b)成分
(b)−1:ジエチレングリコール
(b)−2:ジプロピレングリコール
(b)−3:ジエチレングリコールモノエチルエーテル
(b)−4:ジエチレングリコールモノブチルエーテル
(b)−5:ジプロピレングリコールモノエチルエーテル
(b)−6:ジプロピレングリコールモノブチルエーテル
(b)−7:トリエチレングリコールモノフェニルエーテル
・(c)成分
(c)−1:表1に示す組成を有する香料A
(c)−2:表1に示す組成を有する香料B
Figure 2006328551
・(e)成分
(e)−1:ポリスチレンスルホン酸(東ソ(株)製 PS−15)
<匂い(残香性)評価法>
花王(株)製アタックを用いて2回洗浄/濯ぎ/乾燥を繰り返した1m×1mの5枚の綿100%ブロード#60に、仕上げ剤を容器A又はBに充填した製品から、仕上げ剤を布1枚あたり200g均一に噴霧し、アイロン(松下電器(株)製アイロン(NI−A551))の温度目盛りを綿設定にして5人のパネラーによりアイロンがけを行った。
アイロンがけした布帛を気温20℃/湿度60%の環境制御室に1時間放置した後の香りを下記の基準で評価し、5人のパネラーの平均を求めた。平均点が2.5を超え3以下を合格とし、2を超え2.5以下を準合格とし、それ以外は不合格とした。
・評価基準
3;良好な香りがする
2;香りがするが弱い
1;ほとんど香りがしない
Figure 2006328551
Figure 2006328551
*1:日本電子製のレーザー回折式粒度分布計を用いて測定し噴射口から噴射方向に10cm離れた地点において、噴霧粒径が10〜200μmであり、粒径200μmを越える液滴が噴霧液滴の総数に対して1%以下、粒径10μmに満たない液滴が噴霧液滴の総数に対して1%以下になれば合格とし、その他を不合格とする。

Claims (4)

  1. (a)シクロデキストリン、(b)ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコールモノアルキル(アルキル基の炭素数1〜4)エーテル、ジプロピレングリコールモノアルキル(アルキル基の炭素数1〜4)エーテル、ポリオキシアルキレン(アルキレン基の炭素数2〜3、オキシアルキレン基の平均付加モル数1〜5)モノフェニルエーテル、芳香族カルボン酸と炭素数1〜5のアルコールとのエステルから選ばれる少なくとも1種の化合物、(c)(b)成分以外の香料成分、及び(d)水を含有し、(b)成分と(c)成分の質量比が、(b)/(c)=50/50〜99/1であるアイロン仕上げ剤。
  2. (a)成分の含有量が0.1〜10質量%である請求項1記載のアイロン仕上げ剤。
  3. 衣類のアイロンがけ時に、請求項1又は2記載のアイロン仕上げ剤を対象衣類に噴霧する、衣類に好ましい香りを付与する方法。
  4. トリガー式スプレーヤーを具備した容器に請求項1又は2記載のアイロン仕上げ剤を充填した製品であって、衣類に好ましい香りを付与する旨を表示した製品。
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