JP2006327772A - ピッキングシステム - Google Patents

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JP2006327772A JP2005155297A JP2005155297A JP2006327772A JP 2006327772 A JP2006327772 A JP 2006327772A JP 2005155297 A JP2005155297 A JP 2005155297A JP 2005155297 A JP2005155297 A JP 2005155297A JP 2006327772 A JP2006327772 A JP 2006327772A
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Hiroshi Ishihara
博司 石原
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Abstract


【構成】 ベース棚18から準備装置20により準備棚22,23にバケット40を補充し、供給装置26により準備棚22,23からピッキング棚12,13へ複数バケットを一括して補充する。ピッキング棚12へバケットを補充中は、ピッキング棚13でピッキングし、ピッキング棚12,13へ交互に物品を補充し、補充が完了した棚から交互にピッキングする。
【効果】 段取り換えを待たずに、連続的にピッキング棚からピッキングできる。
【選択図】 図2

Description

この発明は背面補充方式のピッキングシステムに関し、特にピッキング棚への補充の効率化に関する。
特許文献1は背面補充ピッキングと呼ばれるピッキングシステムを開示している。このシステムではピッキング棚の背面にベース棚を設け、ベース棚とピッキング棚との間にスタッカークレーンなどの供給装置を配置し、ピッキング棚から空のバケットやケースを回収し、新たなバケットやケースを補充する。
空のバケットなどを回収し新たなバケットなどを補充する作業は段取り換えと呼ばれ、この間ピッキングができなくなる。そこで段取り換えを行わずに、ピッキング棚のバケットに個品単位で補充することが考えられるが、個々の物品をバケットからバケットへ補充するのは困難である。
特開平11−124205
この発明の基本的課題は、段取り換えの間もピッキングできるようにして、連続的にピッキングできるようにすることにある。
請求項2の発明での追加の課題は、短時間で複数の間口に物品を補充できるようにすることにある。
請求項3の発明での追加の課題は、物品の補充を更に効率的に行えるようにすることにある。
この発明のピッキングシステムは、物品保管用の棚から供給装置により、物品をピッキング棚へその背面から補充するようにしたシステムにおいて、前記供給装置から物品を補充自在な複数のエリアを前記ピッキング棚に設けると共に、作業者にピッキングを指示するための手段を設けて、一つのエリアにピッキング指示が出されている間に、ピッキング指示が出されていない他のエリアに物品を補充するように、前記供給装置を制御するための、制御部を設けたことを特徴とする。
好ましくは、前記供給装置に、エリアの複数の間口に一括して物品を補充するための手段を設ける。
また好ましくは、前記供給装置側へ物品保管用の棚から物品を予め補充する準備装置を設る。
ここでさらに好ましくは、準備装置と供給装置の間に準備棚を設けて、準備装置から準備棚へ物品を補充し、準備棚からピッキング装置のエリアへ供給装置で物品を補充する。
特に好ましくは、準備棚にはピッキング棚での物品の配列順序と同じ順序で物品を準備する。
この発明では、複数のピッキングエリアを設けて、1つのエリアで作業者がピッキングを行っている間に、他のピッキング指示が出されていないエリアに物品を補充する。このため常時いずれかのエリアをピッキング可能にできるので、連続的にピッキングできる。
請求項2の発明では、ピッキング棚に複数の物品を一括して補充できるので、短時間で多数の間口に物品を補充でき、段取り換えなどの時間を短縮できる。
請求項3の発明では、準備装置で予め物品を準備しておくので、さらに効率的に物品をピッキング棚のエリアに補充できる。
以下に本発明を実施するための最適実施例を示す。
図1〜図4に、実施例を示す。図において、2はピッキングシステムで、4は通路で、作業者6が例えばカート8を押しながらピッキングを行う。10は例えばカート8に設けた通信端末で、ピッキング作業を管理するための図示しないコントローラから、次にピッキングする物品の品番と個数、並びにピッキングを行うピッキングエリアのアドレスなどを指示される。
12,13はピッキング棚で、物理的にはこの2つの棚12,13で1つの棚を構成し、これを通路4に沿って2つのエリアに区分して、ピッキング棚12,13とする。ピッキング棚12,13に設けたパネル14には、バケットなどの物品の補充中か、あるいはピッキング可か、などの状態を表示し、ピッキング完了時に作業者6がタッチするための完了ボタンなどを設ける。16はコントローラで、ベース棚18からピッキング棚12,13までを管理し、ベース棚18には補充する物品を、バケットあるいはケースなどの単位で保管する。以下物品はバケットに収納されているものとし、バケット内の個々の物品をピースという。また1つのバケットを保管するための棚のスペースを間口という。
20は準備装置で、ここではスタッカークレーンを用いるが、昇降と走行とが自在なコンベヤなどでもよい。準備装置20は複数台設け、例えば各1つのピッキング棚12,13からなる合計2棚に対して、2台以上の準備装置20を設けることが好ましい。22,23は準備棚で、例えばピッキング棚12の背面側に準備棚22を、ピッキング棚13の背面側に準備棚23を設ける。
26は供給装置で、ここでは複数の移載手段を昇降台上に搭載して、複数個のバケットを一括して準備棚22,23からピッキング棚12,13へ補充できるスタッカークレーンとする。実施例ではスライドフォークを用いるが、移載手段の種類は任意である。例えばスライドフォークに代えて、スタッカークレーンの昇降台に複数のコンベヤを設置し、準備棚22,23やピッキング棚12,13には別途にコンベヤを設けて、これらのコンベヤで物品を補充しても良い。供給装置26の移載手段で一括して物品を補充できる範囲を一括補充範囲24と呼び、例えば準備棚22,23には各2つの一括補充範囲24,24を設ける。
準備棚22,23とピッキング棚12,13は1:1に対応するので、次のような変形が可能である。供給装置26を設ける代わりに、昇降自在で走行不能なコンベヤを2セット設け、このコンベヤを、準備棚22とピッキング棚12との間に1セット配置し、準備棚23とピッキング棚13との間に1セット、配置する。また準備棚22,23やピッキング棚12,13の各間口にも、コンベヤを配置する。そして供給装置26側のコンベヤを昇降させ、棚の高さレベル毎に複数の間口のバケットを一括して移載する。
図2に、ベース棚18からピッキング棚12への物品の補充を示す。28〜32はピッキング棚12に設けた5つの間口で、34は供給装置26の台車である。また36はその昇降台で、37はマストであり、5台のスライドフォーク38を並列に配置してある。そして各スライドフォーク38上にバケット40を載置して、準備棚22とピッキング棚12との間で、一括して移載できるようにする。準備装置20側では、44はその台車で、46は昇降台、47はマストであり、昇降台46のスライドフォーク38上に同様にバケット40を載置して移載する。
前記のように、準備棚22等での例えば5つの間口が一括補充範囲24で、ここから昇降台36の5台のスライドフォーク38により、ピッキング棚12などとの間で、5間口分のバケットを一括して移載する。これに対してベース棚18と準備棚22等との間では、準備装置20のスライドフォーク38により、例えば1バケットずつ移載する。41は供給装置26の走行レールで、42は準備装置20の走行レールである。そして通路4とピッキング棚12,13,準備棚22,23、ベース棚18並びに走行レール41,42は全て互いに平行である。
図3に示すように、ピッキング棚12などには例えば高さ方向に例えば1段あるいは2段に間口28等を配置し、準備棚22等では、高さ方向に例えば2段の間口50を、ピッキング棚12などへ補充するバケットのために割り当てる。また高さ方向に例えば2段の間口52を、ピッキング棚12などから回収するバケットのために割り当てる。ベース棚18では例えば高さ方向に3段の間口54を補充するバケットに割り当て、例えば1段の間口56を回収するバケットに割り当てる。
図4に、ピッキング棚12への補充を例に、実施例の動作を説明する。図1の作業者6がカート8を押し、通信端末10で指示されるピッキング棚へ移動する。そして通信端末10での指示に従い、ピッキング棚の間口28〜32等からピッキングを行い、ピッキングが終了すると、パネル14の完了スイッチを入力する。ピッキング棚12でのピッキングが完了すると、物品の補充のためにピッキングが不能になることがある。しかしそのような場合も、隣接したピッキング棚13はピッキング可能で、2つの隣接したピッキング棚12,13のうち少なくとも一方はピッキングできるようにしてある。
コントローラ16は、完了スイッチが入力された時点で、ピッキング棚12に対して物品を補充する必要があるかどうかを判別する。物品の補充が不要であれば、ピッキング棚12は相変わらずピッキング可能で、この場合ピッキング棚12,13が共にピッキング可能であることを、作業者6やカート8用のコントローラへ通信する。このようにコントローラ16はどのピッキング棚12,13がピッキング可能かを作業者側のコントローラに通知し、作業者側のコントローラはピッキング予定の物品のリストをコントローラ16へ通知する。
ピッキング棚12への補充が必要であるとする。補充はピッキング棚12内の一部のバケットに対してのみ必要な場合もあるが、ここでは全バケットに対して補充を行うものとする。一部のバケットのみの補充を行う場合、そのバケットについてのみ以下に示す作業を行えば良く、そのためには供給装置26の全スライドフォークを一斉に動作させるのではなく、必要なスライドフォークのみを動作させればよい。
供給装置26はピッキング棚12のバケットを回収し、棚空けを行う。棚空けにより回収されたバケットは準備棚22の例えば下段の間口に収容し、棚空けにより空になったピッキング棚12の間口に、準備棚22に予め準備されていたバケットを例えば5バケット一括して補充する。このようにすると、比較的少ない移載回数でピッキング棚12に対する棚空けとバケットの補充が終了する。バケットの補充が完了すると、ピッキング棚12は再度ピッキング可能になる。
準備棚22に対しては、予め準備装置20によりベース棚18から補充すべきバケットを補充すると共に、棚空けで回収したバケットをベース棚18側へ移し、あるいは図示しない補充ステーションへ搬送して物品のピースを補充する。そして供給装置26により例えば5バケット一括してピッキング棚12へ移した際に、正しい位置にバケットがセットされるように、準備棚22でのバケットの補充位置をピッキング棚12でのバケットの位置と対応させておく。図4ではピッキング棚12への補充を示したが、これが終了すると、ピッキング棚13への補充が必要になった時点で同様の処理を行う。
なお準備棚と準備装置を設けずに、高速の供給装置で複数のピッキング棚に交互に物品を補充することも考えられるが、ピッキング棚からピッキングできない時間が多くなる。ピッキングはカート8へのピッキングに限らず、例えばピースが扱い易い小ケースから成るような場合、図示しない搬出用のコンベヤへの自動的なピッキングでも良い。
実施例では以下の効果が得られる。
(1) 準備棚に対して準備装置により予め物品を補充しておくことにより、ピッキング棚への補充が容易になる。
(2) 供給装置は準備棚から複数の物品を一括してピッキング棚へ移載するので、ピッキング棚での段取り換えに必要な時間が短い。
(3) このことに対応して、準備棚ではピッキング棚で必要な物品の順序に揃えて物品を準備しておくので、効率的である。
(4) 複数のピッキング棚のうち少なくとも一方は常時ピッキング可能なので、連続してピッキングを行うことができる。
実施例のピッキングシステムのレイアウトを示す要部平面図 図1での、ピッキング棚と供給装置、準備棚、準備装置及びベース棚の関係を拡大して示す図 実施例での、ピッキング棚と供給装置、準備棚、準備装置及びベース棚を側面から見て示す図 実施例でのピッキング棚への補充作業のタイミングを棚や装置毎に示す図
符号の説明
2 ピッキングシステム
4 通路
6 作業者
8 カート
10 通信端末
12,13 ピッキング棚
14 パネル
16 コントローラ
18 ベース棚
20 準備装置
22,23 準備棚
24 一括補充範囲
26 供給装置
28〜32 間口
34,44 台車
36,46 昇降台
37,47 マスト
38 スライドフォーク
40 バケット
41,42 走行レール
50,54 間口
52,56 空バケット用の間口

Claims (3)

  1. 物品保管用の棚から供給装置により、物品をピッキング棚へその背面から補充するようにしたシステムにおいて、
    前記供給装置から物品を補充自在な複数のエリアを前記ピッキング棚に設けると共に、作業者にピッキングを指示するための手段を設けて、
    一つのエリアにピッキング指示が出されている間に、ピッキング指示が出されていない他のエリアに物品を補充するように、前記供給装置を制御するための、制御部を設けたことを特徴とする、ピッキングシステム。
  2. 前記供給装置に、エリアの複数の間口に一括して物品を補充するための手段を設けたことを特徴とする、請求項1のピッキングシステム。
  3. 前記供給装置側へ物品保管用の棚から物品を予め補充する準備装置を設けたことを特徴とする、請求項1または2のピッキングシステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009280294A (ja) * 2008-05-19 2009-12-03 Yamato Logistics Co Ltd 物品搬送システム
JPWO2015097736A1 (ja) * 2013-12-24 2017-03-23 株式会社日立製作所 ピッキングシステム
CN112101690A (zh) * 2019-06-18 2020-12-18 北京京东乾石科技有限公司 一种物品拣选方法和装置

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