JP2006327547A - 車両操作装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ステアリングホイールと車輪との間の電気的な接続が遮断した場合に、車輪の操舵を可能とする。
【解決手段】 第1の角度センサ19は、ステアリングホイール15の操舵角を検出する。転舵モータECU37は、通信回線57を介して受信した操舵角制御信号に基づいて車輪27,29を転舵する。ハンドル側ECU35は、第1の角度センサ19と転舵モータECU37との間の電気的な接続が遮断しているか否かを検出する。そして、転舵モータECU37は、ハンドル側ECU35を介して、第1の角度センサ19と転舵モータECU37との間の電気的な接続が遮断していることを識別すると、携帯端末13の端末側ECU59から送信される操舵角制御信号に基づいて、車輪27,29の実操舵角を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両操作装置に関する。
近年、車両において、バイワイヤ方式の操舵装置(ステアバイワイヤシステム)が開発されつつある(例えば、特許文献1参照)。このシステムは、ステアリングシャフトの回転角度(操舵角)をセンサにて検知し、操舵装置の制御装置がその検知結果に基づいて車輪の実操舵角を電気的に制御するものである。すなわち、ステアリングホイールと車輪とが機構的に分離されているシステムとなっている。この結果、ハンドル操作の違和感を減少させたり、衝突時におけるステアリングコラムからの突き上げを防いだりすることができる。
特開2004−314833号公報
ところで、特許文献1における操舵装置においては、ステアリングホイールと車輪とが機構的に分離されているため、ステアリングホイールと車輪との間の電気的な接続が、何らかの外的又は内的要因により遮断した場合に、車輪の操舵ができなくなるおそれがあった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、バイワイヤ方式の操舵装置を採用した車両において、ステアリングホイールと車輪との間の電気的な接続が遮断した場合に、車輪の操舵を可能とする車両操作装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ステアリングホイールと、同ステアリングホイールの操舵角を検出し、第1の操舵角信号を作成する舵角検出手段と、前記第1の操舵角信号に基づいて車輪の実操舵角を制御する第1の制御手段とを備えた車両操作装置において、さらに、前記舵角検出手段と前記第1の制御手段との間の電気的な接続の遮断を検出する検出手段と、操舵手段と、同操舵手段から入力される操作信号に基づいて第2の操舵角信号を作成する第2の制御手段とを備え、前記第1の制御手段は、前記検出手段によって、前記舵角検出手段と前記第1の制御手段との間の電気的な接続の遮断が検出されたときに、前記第2の操舵角信号に基づいて前記車輪の前記実操舵角を制御する手段であることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両操作装置において、前記検出手段は、前記ステアリングホイールの前記操舵角と前記車輪の前記実操舵角とを比較し、前記操舵角と前記実操舵角との関係が所定の関係でないと識別したときに、前記舵角検出手段と前記第1の制御手段との間の電気的な接続が遮断している状態であると検出する手段であることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の車両操作装置において、前記第2の制御手段は、同第2の制御手段を識別するための識別情報を記憶する識別情報記録手段が接続されており、前記第1の制御手段は、前記識別情報が、前記第1の制御手段に接続されている認証情報記録手段の認証情報と一致したと識別し、さらに、前記検出手段によって前記舵角検出手段と前記第1の制御手段との間の電気的な接続の遮断が検出されたと識別したときに、前記第2の操舵角信号に基づいて前記車輪の前記実操舵角を制御する手段
であることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1つに記載の車両操作装置において、さらに、前記第1の制御手段が、前記検出手段の検出結果に基づいて、前記舵角検出手段と前記第1の制御手段との間の電気的な接続が遮断している旨を、前記車両操作装置の操作者に対して報知するための報知手段を備えたことを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1つに記載の車両操作装置において、前記操舵手段は、車載操舵手段であることを要旨とする。
(作用)
従って、請求項1に記載の発明によれば、検出手段によって、舵角検出手段と第1の制御手段との間の電気的な接続の遮断が検出される。そして、第1の制御手段は、舵角検出手段と第1の制御手段との間の電気的な接続の遮断を識別すると、第2の制御手段から入力される第2の操舵角信号に基づいて車輪の実操舵角を制御する。
従って、請求項2に記載の発明によれば、検出手段によって、ステアリングホイールの操舵角と車輪の実操舵角とが比較される。そして、第1の制御手段は、検出手段の比較結果に基づいて、操舵角と実操舵角との関係が所定の関係でないと識別したときに、第2の操舵角信号に基づいて車輪の実操舵角を制御する。
従って、請求項3に記載の発明によれば、第1の制御手段は、識別情報記録手段に記録されている識別情報を、認証情報記録手段に記録されている認証情報と比較する。そして、識別情報と認証情報とが一致し、さらに、検出手段によって、舵角検出手段と第1の制御手段との間の電気的な接続の遮断が検出されたときに、第2の操舵角信号に基づいて車輪の実操舵角を制御する。
従って、請求項4に記載の発明によれば、第1の制御手段は、検出手段の検出結果に基づいて、舵角検出手段と第1の制御手段との間の電気的な接続が遮断している旨を、報知手段によって、車両操作装置の操作者に対して報知する。
従って、請求項5に記載の発明によれば、操舵手段が車載操舵手段となる。そして、第1の制御手段は、検出手段によって、舵角検出手段と第1の制御手段との間の電気的な接続が遮断していると検出されると、車載操舵手段を介して入力される第2の操舵角信号に基づいて車輪の実操舵角を制御する。
本発明の車両操作装置によれば、バイワイヤ方式の操舵装置を採用した車両において、ステアリングホイールと車輪との間の電気的な接続が遮断した場合に、車輪の操舵が可能となる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図1及び図2に従って説明する。図1は、本実施形態における車両操作装置11の概略図を示す。車両操作装置11は、車両本体12と携帯端末13とを備える。
車両本体12は、ステアリングホイール15、ステアリングシャフト17、舵角検出手段としての第1の角度センサ19、反力機構21、表示部23、転舵力伝達機構25、一対の車輪27,29、第2の角度センサ31、角度関係情報記録部33を備える。また車両本体12は、検出手段としてのハンドル側ECU(Electric Control
Unit)35、第1の制御手段としての転舵モータECU37、エンジンECU39
、スロットルECU41、変速機ECU43、ブレーキECU45を備える。なお、本実施形態においては、表示部23とハンドル側ECU35によって報知手段が構成されている。さらに、車両本体12は、エンジン47、スロットルモータ49、変速機用アクチュエータ51、ブレーキ用アクチュエータ53を備える。
図2に示すように、ステアリングホイール15は、車両本体12のインストルメントパネル55から突出するようにして設けられており、略円盤形状に形成されている。そして、ステアリングホイール15は、運転者によって回転操作される操作部となっている。また、図1に示すように、ステアリングシャフト17は、ステアリングホイール15に連結されており、ステアリングホイール15と一体回転する。第1の角度センサ19は、ステアリングシャフト17に対して組みつけられており、ステアリングシャフト17の基準位置からの回転角度(操舵角)を検出する。
反力機構21は、ステアリングシャフト17と反力モータ21aとに接続されており、反力モータ21aの駆動により、ステアリングシャフト17に対して反力を発生させる。そして、発生した反力は、ステアリングシャフト17を介してステアリングホイール15に伝達される。図2に示すように、表示部23は、車両本体12のインストルメントパネル55の面上に設けられており、例えば、「遮断中です」といった文字や、画像等を表示するようになっている。そして、表示された文字や画像等は、ステアリングホイール15に設けられている貫通口15a〜15c等を介して運転者が視認できるようになっている。
図1に示すように、転舵力伝達機構25は、転舵モータ25aと車輪27,29とに対して接続されており、転舵モータ25aの回転に応じて車輪27,29を左右に転舵する。第2の角度センサ31は、転舵力伝達機構25に対して組みつけられており、本実施形態においては、車輪27,29の基準位置からの回転角度(実操舵角)を検出する。
角度関係情報記録部33は、角度関係情報が記録されている。角度関係情報は、第1の角度センサ19によって検出されるステアリングシャフト17の操舵角と、第2の角度センサ31によって検出される車輪27の実操舵角との所定の関係を表すデータとなっている。すなわち、この角度関係情報は、ステアリングホイール15を回転操作したときに、ステアリングシャフト17の操舵角と、車輪27の実操舵角とが、それぞれどのような値になるべきか、ということを表すデータとなっている。従って、例えば、ステアリングシャフト17の操舵角と車輪27の実操舵角との関係が、この角度関係情報に表されているデータと異なる関係であった場合には、ステアリングホイール15の操舵角を検出する第1の角度センサ19と、車輪27,29を転舵するための転舵モータECU37との間の電気的な接続が、何らかの外的又は内的要因により遮断していることを表す。そして、この角度関係情報は、車両本体12の製造時等に予め決定され、角度関係情報記録部33に記録されている。
ハンドル側ECU35、転舵モータECU37、エンジンECU39、スロットルECU41、変速機ECU43、ブレーキECU45は、通信回線57を介して接続されており、いわゆる車内LANにより互いに通信可能に構成されている。そして、各ECU35,37,39,41,43,45は、それぞれ、CPU、ROM、RAM、EEPROMなどからなるマイクロコンピュータを備え、各種プログラムに従って動作する。
なお、ハンドル側ECU35は、第1の角度センサ19と接続されており、第1の角度センサ19から、ステアリングシャフト17の回転角度を表す第1の操舵角信号としての操舵角信号が入力される。また、ハンドル側ECU35は、反力モータ21aと接続されており、反力モータ21aに対して駆動制御信号を出力する。さらに、ハンドル側ECU
35は、表示部23と接続されており、表示部23に対して文字や画像を表示させるための文字データや画像データを出力する。また、ハンドル側ECU35は、角度関係情報記録部33と接続されており、角度関係情報記録部33に記録されている前記角度関係情報の読み込みを行う。さらに、ハンドル側ECU35は、不揮発性の認証情報記録手段としてのメモリ35aを備え、メモリ35aには、認証情報としてのID認証情報、認証フラグ、角度関係フラグ、その他各種情報が記録されている。
そして、ハンドル側ECU35は、端末認証プログラム、角度関係識別プログラム、報知プログラム、操舵信号送信プログラム、その他各種プログラムに従って動作する。端末認証プログラムは、ハンドル側ECU35が、通信回線57を介して識別情報としてのID番号情報を受信すると、受信したID番号情報と、ハンドル側ECU35の不揮発性のメモリ35aに予め記録されているID認証情報とが一致しているか否かを識別するためのプログラムである。そして、端末認証プログラムは、ハンドル側ECU35が、ID番号情報とID認証情報とが一致していると識別すると、メモリ35aに記録されている認証フラグを「1」として記録するためのプログラムである。なお、認証フラグは、ID番号情報とID認証情報とが一致しているか否かを表すためのデータとなっており、「1」である場合には、ID番号情報とID認証情報とが一致しており、「0」である場合には一致していない状態であることを表す。
角度関係識別プログラムは、ハンドル側ECU35が、第1の角度センサ19から操舵角信号が入力されると、入力された操舵角信号と、通信回線57を介して入力される実操舵角信号との関係が、前記角度関係情報記録部33の角度関係情報に表されている関係と一致するか否かを識別するためのプログラムである。そして、角度関係識別プログラムは、ハンドル側ECU35が、操舵角信号と実操舵角信号との関係が角度関係情報と一致していると識別すると、メモリ35aに記録されている角度関係フラグを「1」として記録し、一致していないと識別すると、角度関係フラグを「0」として記録するためのプログラムである。すなわち、角度関係フラグは、実際の操舵角信号と実操舵角信号との関係が、角度関係情報と一致しているか否かを表すためのデータとなっており、「1」である場合には一致しており、「0」である場合には一致していない情報であることを表す。なお、本実施形態においては、角度関係フラグの初期値は「1」として記録されているものとする。
報知プログラムは、ハンドル側ECU35が、メモリ35aの角度関係フラグが「0」であると識別すると、表示部23に対して、「遮断中です」という文字を表示するように駆動制御するためのプログラムである。また、報知プログラムは、ハンドル側ECU35が、角度関係フラグが「1」であると識別すると、表示部23に対して、何も表示させないように駆動制御するためのプログラムである。操舵信号送信プログラムは、ハンドル側ECU35が、転舵モータECU37に対し通信回線57を介して、第1の角度センサ19から入力される操舵角信号に基づく操舵角制御信号を送信するためのプログラムである。
転舵モータECU37は、転舵モータ25aと接続されており、通信回線57を介して受信した駆動制御信号を、転舵モータ25aに対して出力する。これにより、転舵モータ25aと転舵力伝達機構25とを介して車輪27,29の実操舵角が制御される。すなわち、本実施形態においては、車輪27,29は、通信回線57等を介してステアリングホイール15と接続された状態となっており、ステアリングホイール15とは機構的に分離された状態となっている。従って、車両本体12は、いわゆるバイワイヤ方式の操舵装置を採用したものとなっている。また、転舵モータECU37は、第2の角度センサ31と接続されており、第2の角度センサ31から、車輪27,29の実操舵角を表す実操舵角信号が入力される。そして、転舵モータECU37は、転舵モータ制御プログラム、実操
舵角送信プログラム、その他各種プログラムに従って動作する。
転舵モータ制御プログラムは、転舵モータECU37が、通信回線57を介して、ハンドル側ECU35のメモリ35aの角度関係フラグ及び認証フラグの値を識別するためのプログラムである。また、転舵モータ制御プログラムは、転舵モータECU37が、ハンドル側ECU35のメモリ35aの角度関係フラグの値を「1」であると識別すると、ハンドル側ECU35から受信した操舵角制御信号にのみ基づいて転舵モータ25aを駆動制御するためのプログラムである。さらに、転舵モータ制御プログラムは、転舵モータECU37が、角度関係フラグの値を「0」であると識別し、さらに、認証フラグの値を「1」であると識別した場合には、携帯端末13から受信した操舵角制御信号にのみ基づいて転舵モータ25aを駆動制御するためのプログラムである。
また、転舵モータ制御プログラムは、転舵モータECU37が、角度関係フラグの値と認証フラグの値をいずれも「0」であると識別した場合には、ハンドル側ECU35及び携帯端末13から操舵角制御信号を受信しても、これらの操舵角制御信号に基づいて転舵モータ25aを駆動制御しないようにするためのプログラムである。すなわち、転舵モータ制御プログラムは、転舵モータECU37が、角度関係フラグの値を「0」であると識別した場合には、ハンドル側ECU35から操舵角制御信号を受信しても、この操舵角制御信号に基づいて転舵モータ25aを駆動制御しないようなプログラムとなっている。また、実操舵角送信プログラムは、転舵モータECU37が、第2の角度センサ31から実操舵角信号が入力されると、実操舵角信号を、通信回線57を介してハンドル側ECU35に送信するためのプログラムである。
エンジンECU39は、エンジン47と接続されており、エンジン47に対して駆動制御信号を出力する。すなわち、エンジン47は、エンジンECU39によってセルモータ(図示しない)が駆動制御されることによって始動及び駆動停止が制御される。スロットルECU41は、スロットルモータ49と接続されており、スロットルモータ49に対して駆動制御信号を出力する。すなわち、スロットルモータ49は、スロットルECU41によってスロットルバルブ(図示しない)を開閉するように駆動制御され、前記エンジン47の回転数が制御されるようになっている。
変速機ECU43は、変速機用アクチュエータ51と接続されており、変速機用アクチュエータ51に対して駆動制御信号を出力する。すなわち、本実施形態においては、変速機用アクチュエータ51は油圧式となっており、変速機ECU43によって駆動制御され、車両本体12に搭載されている自動変速機(図示しない)の接続状態を切り換えることができるようになっている。そして、本実施形態においては、自動変速機は、変速機ECU43によって、前進(ドライブ)D、駐車(パーキング)P、後進(リバース)Rの各接続状態に切り換えられる。
ブレーキECU45は、ブレーキ用アクチュエータ53に接続されており、ブレーキ用アクチュエータ53に対して駆動制御信号を出力する。すなわち、ブレーキ用アクチュエータ53は、ブレーキECU45によって車両本体12に搭載されているブレーキ(図示しない)の制動力を調整するように駆動制御される。
図2に示すように、携帯端末13は、携帯型のパーソナルコンピュータとなっており、図1に示すように、第2の制御手段としての端末側ECU59、操舵手段としてのテンキー61、識別情報記録手段としてのID番号記録部63を備える。そして、端末側ECU59は、通信回線57に対して接続されており、図2に示すように、本実施形態においては、USBケーブル65を介して接続されている。従って、USBケーブル65のコネクタ65a,65bのいずれかの接続を外すことにより、携帯端末の端末側ECU59(図
1参照)と通信回線57(図1参照)との接続は遮断されるようになっている。
テンキー61は、携帯端末13のキーボード13a上に設けられており、「0」〜「9」の10個の押しボタンスイッチによって構成されている。そして、各押しボタンスイッチが押されたとき、すなわちテンキー61が操作されたときに、その操作信号が端末側ECU59に入力される。図1に示すように、ID番号記録部63は、前記ID番号情報を記録している。
そして、端末側ECU59は、CPU、ROM、RAM、EEPROMなどからなるマイクロコンピュータを備え、ID番号情報送信プログラム、フラグ識別プログラム、操作信号送信プログラム、その他各種プログラムに従って動作する。ID番号情報送信プログラムは、端末側ECU59が、USBケーブル65(図1参照)を介して車両本体12の通信回線57に接続されると、端末側ECU59が、ID番号記録部63からID番号情報を読み出し、通信回線57を介してハンドル側ECU35に送信するためのプログラムである。
フラグ識別プログラムは、端末側ECU59が、テンキー61から各種操作信号を受信すると、通信回線57を介してハンドル側ECU35のメモリ35aの角度関係フラグが「1」であるか「0」であるかを識別するためのプログラムである。そして、操作信号送信プログラムは、端末側ECU59が、前記フラグ識別プログラムに従って、角度関係フラグが「0」であると識別すると、テンキー61から受信した操作信号を、通信回線57を介して、転舵モータECU37、エンジンECU39、スロットルECU41、変速機ECU43、ブレーキECU45に送信するためのプログラムである。
詳しくは、端末側ECU59が、テンキー61から、「8」の押しボタンスイッチが操作されたときの操作信号を受信すると、転舵モータECU37に対して、車輪27,29が基準位置、すなわち、車両本体12が直進する方向に位置するような操舵角制御信号を送信する。さらに、端末側ECU59は、各ECU39,41,43,45に対して、各種駆動制御信号を送信し、車両本体12が前進するように制御する。
また、端末側ECU59が、テンキー61から、「4」及び「6」の押しボタンスイッチが操作されたときの操作信号を受信すると、転舵モータECU37に対して、車輪27,29の実操舵角を基準位置から「4」の場合は左方向に、また、「6」の場合は右方向に所定角度移動するような第2の操舵角信号としての操舵角制御信号を送信する。さらに、端末側ECU59は、各ECU39,41,43,45に対して、各種駆動制御信号を送信し、車両本体12が前進するようにする。
さらに、端末側ECU59が、テンキー61から、「2」の押しボタンスイッチが操作されたときの操作信号を受信すると、転舵モータECU37に対して、車輪27,29が基準位置、すなわち、車両本体12が後進する方向に位置するような操舵角制御信号を送信する。さらに、端末側ECU59は、各ECU39,41,43,45に対して、各種駆動制御信号を送信し、車両本体12が後進するようにする。また、端末側ECU59が、テンキー61から、「5」の押しボタンスイッチが操作されたときの操作信号を受信すると、各ECU39,41,43,45に対して、各種駆動制御信号を送信し、車両本体12が停車するようにする。
なお、各ECU39,41,43,45は、ハンドル側ECU35のメモリ35aに記録されている認証フラグが「1」であると識別したときにのみ、端末側ECU59から送信される各種操作信号に基づいて、エンジン47、スロットルモータ49、変速機用アクチュエータ51、ブレーキ用アクチュエータ53をそれぞれ駆動制御するものとする。ま
た、本実施形態においては、操作信号送信プログラムは、端末側ECU59から送信される各種操作信号が、車両本体12を前進及び後進させるときに、速度20km/以下となるように制御するようなプログラムであるものとする。
さらに、操作信号送信プログラムは、端末側ECU59が、前記フラグ識別プログラムに従って、角度関係フラグが「1」であると識別した場合には、テンキー61から各種操作信号を受信しても、受信した操作信号を、通信回線57を介して送信しないようにするためのプログラムである。
次に、以上のように構成された車両操作装置11の作用について説明する。
運転者が、車両本体12において、ステアリングホイール15を回転操作すると、第1の角度センサ19を介して操舵角信号がハンドル側ECU35に入力される。ハンドル側ECU35は、第1の角度センサ19から操舵角信号が入力されると、操舵信号送信プログラムに従って、転舵モータECU37に対して、入力された操舵角信号に基づく操舵角制御信号を送信する。転舵モータECU37においては、予め、転舵モータ制御プログラムに従って、ハンドル側ECU35のメモリ35aの角度関係フラグ及び認証フラグの値を識別している。そして、例えば、転舵モータECU37が、角度関係フラグの値を「1」であると識別している場合において、通信回線57を介して操舵角制御信号を受信すると、転舵モータECU37は、転舵モータ制御プログラムに従って、受信した操舵角制御信号に基づいて、転舵モータ25aを駆動制御する。これにより、車輪27,29は、前記ステアリングホイール15の回転角度に応じた実操舵角となるように左右に転舵される。
そして、車輪27,29が転舵されることにより、第2の角度センサ31から転舵モータECU37に対して実操舵角信号が入力される。すると、転舵モータECU37は、実操舵角送信プログラムに従って、実操舵角信号を、通信回線57を介してハンドル側ECU35に送信する。ハンドル側ECU35は、実操舵角信号を受信すると、角度関係識別プログラムに従って、第1の角度センサ19からの操舵角信号と、受信した実操舵角信号とを比較し、これらの関係が、角度関係情報記録部33の角度関係情報に表されている関係と一致するか否かを識別する。そして、ハンドル側ECU35が、操舵角信号と実操舵角信号との関係が角度関係情報と一致していると識別すると、メモリ35aに記録されている角度関係フラグを「1」の状態となるように維持する。また、ハンドル側ECU35は、報知プログラムに従って、表示部23に対して何も表示させないように駆動制御する。従って、この状態においては、運転者に対しては、表示部23を介して何も表示されない状態となっている。そして、運転者がステアリングホイール15を回転操作すると、その回転角度に応じた実操舵角で車輪27,29が転舵される。
一方、ハンドル側ECU35が、操舵角信号と実操舵角信号との関係が、角度関係情報と一致していないと識別すると、メモリ35aに記録されている角度関係フラグを「0」に変更する。すなわち、この状態においては、ステアリングホイール15の操舵角を検出する第1の角度センサ19と、車輪27,29を転舵するための転舵モータECU37との間の電気的な接続が、何らかの外的又は内的要因により遮断した状態となっている。そして、ハンドル側ECU35は、報知プログラムに従って、表示部23に対して、「遮断中です」という文字を表示するように駆動制御する。また、転舵モータECU37は、転舵モータ制御プログラムに従って、角度関係フラグが「0」であると識別し、ハンドル側ECU35から操舵角制御信号を受信しても、この操舵角制御信号に基づいて転舵モータ25aを駆動制御しないようにする。従って、この状態においては、運転者に対して、表示部23を介して「遮断中です」という文字が表示されている。また、運転者がステアリングホイール15を回転操作させても、車輪27,29が転舵されないようになっている。
そして、このような状態において、運転者により、携帯端末13が、USBケーブル65(図2参照)を介して車両本体12の通信回線57に対して接続されると、携帯端末13の端末側ECU59は、ID番号情報送信プログラムに従って、ID番号記録部63からID番号情報を読み出し、通信回線57を介してハンドル側ECU35に送信する。なお、携帯端末13と通信回線57との接続は、いつ行われてもよく、例えば、表示部23に「遮断中です」という表示が行われる前に行われていてもよい。そしてこのような場合にも、同様にして接続が行われたときに、ID番号情報がハンドル側ECU35に送信される。
そして、ハンドル側ECU35は、ID番号情報を受信すると、端末認証プログラムに従って、受信したID番号情報と、ハンドル側ECU35のメモリ35aに記録されているID認証情報とが一致しているか否かを識別する。なお、ハンドル側ECU35が、ID番号情報とID認証情報とが一致していると識別すると、メモリ35aに記録されている認証フラグを「1」として記録する。また、ハンドル側ECU35が、ID番号情報とID認証情報とが一致していないと識別すると、メモリ35aに記録されている認証フラグを「0」として記録する。
そして、この状態において、運転者によって、携帯端末13のテンキー61が操作されると、まず、端末側ECU59は、フラグ識別プログラムに従って、通信回線57を介してハンドル側ECU35のメモリ35aの角度関係フラグが、「1」であるか「0」であるかを識別する。そして、端末側ECU59が、角度関係フラグが「0」であると識別すると、操作信号送信プログラムに従って、テンキー61からの各種操作信号に基づいて、各ECU37,39,41,43,45に対して操舵角制御信号及び駆動制御信号を送信する。
各ECU37,39,41,43,45は、操舵角制御信号及び駆動制御信号を受信すると、メモリ35aの認証フラグの値が「1」であるか否かを識別し、「1」であると識別した場合には、受信した各種信号に基づいて転舵モータ25a、エンジン47、スロットルモータ49、各アクチュエータ51,53を駆動制御する。そして、これにより、車両本体12は、携帯端末13の操作によって、前進、後進、停車、右旋回、左旋回を行うようになる。一方、各ECU37,39,41,43,45が、認証フラグの値が「0」であると識別した場合には、端末側ECU59から各種信号を受信しても、転舵モータ25a、エンジン47、スロットルモータ49、各アクチュエータ51,53を駆動制御しない。すなわち、携帯端末13のID番号記録部63に記録されているID番号情報が、ハンドル側ECUのメモリ35aに予め記録されているID認証情報と一致していなければ、車両本体12は携帯端末13の操作によって前進、後進、右旋回、左旋回、停止等行わないようになっている。
また、端末側ECU59が、フラグ識別プログラムに従って、メモリ35aの角度関係フラグが「1」であると識別すると、操作信号送信プログラムに従って、テンキー61から各種操作信号を受信しても、受信した操作信号を、通信回線57を介して各ECU37,39,41,43,45に送信しないようにする。すなわち、角度関係フラグが「1」であり、車輪27.29がステアリングホイール15によって転舵されている状態においては、携帯端末13のテンキー61を操作しても、操作信号が車両本体12に対して送信されず、携帯端末13による車両本体12の前進、後進、右旋回、左旋回、停止等はできない状態に維持される。
従って、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
・ハンドル側ECU35によって、ステアリングホイール15の操舵角を検出する第1
の角度センサ19と、車輪27,29を転舵するための転舵モータECU37との間の電気的な接続が遮断しているか否かが検出されるようにした。そして、転舵モータECU37は、ハンドル側ECU35を介して、第1の角度センサ19と転舵モータECU37との間の電気的な接続の遮断を識別すると、携帯端末13の端末側ECU59から送信される操舵角制御信号に基づいて、車輪27,29の実操舵角を制御するようにした。従って、本実施形態のような、いわゆるバイワイヤ方式を採用した車両本体12においては、ステアリングホイール15と車輪27,29との間が機構的に分離されているが、第1の角度センサ19と転舵モータECU37との間、すなわち、ステアリングホイール15と車輪27,29との間の電気的な接続が何らかの要因により遮断しても、携帯端末13によって、車輪27,29を操舵することが可能である。
・ハンドル側ECU35は、第1の角度センサ19からの操舵角信号と、第2の角度センサ31からの実操舵角信号との関係が、角度関係情報記録部33に記録されている角度関係情報と一致しているか否かを識別することにより、第1の角度センサ19と転舵モータECU37との間の電気的な接続の遮断を識別するようにした。従って、電気的な接続の遮断を、より確実に識別することができる。
・ハンドル側ECU35は、携帯端末13が通信回線57に接続されると、携帯端末13のID番号記録部63に記録されているID番号情報と、メモリ35aに記録されているID認証情報とが一致しているか否か識別するようにした。そして、一致していない場合には、たとえ、第1の角度センサ19と転舵モータECU37との間の電気的な接続が遮断されていたとしても、携帯端末13によって車輪27,29が転舵されないようにした。そして、ID番号情報とID認証情報とが一致し、かつ、第1の角度センサ19と転舵モータECU37との間の電気的な接続が遮断されているときに、携帯端末13によって車輪27,29を転舵可能とするようにした。従って、特定の携帯端末13でのみ車輪27,29を転舵可能とするように制限することができ、車両本体12のセキュリティを向上させることができる。
・ハンドル側ECU35は、第1の角度センサ19と転舵モータECU37との間の電気的な接続が遮断されていると識別すると、表示部23に対して「遮断中です」という文字を表示させるようにした。従って、運転者は、表示部23を介して、ステアリングホイール15を使用して車輪27,29を操舵することができない状態である旨を知ることができ、端末側ECU59を使用しての車輪27,29の操舵へとスムーズに移行することができる。
なお、上記実施形態は、以下の態様に変更してもよい。
・上記実施形態では、第1の角度センサ19からの操舵角信号と、第2の角度センサ31からの実操舵角信号との関係が、角度関係情報記録部33に記録されている角度関係情報と一致しているか否かを識別することにより、第1の角度センサ19と転舵モータECU37との間の電気的な接続の遮断を識別するようにした。これを、その他の方法によって第1の角度センサ19と転舵モータECU37との間の電気的な接続の遮断を識別するようにしてもよい。
・上記実施形態では、携帯端末13のID番号情報とハンドル側ECU35のID認証情報とが一致し、かつ、第1の角度センサ19と転舵モータECU37との間の電気的な接続が遮断されているときに、携帯端末13によって車輪27,29を転舵可能とするようにした。これを、携帯端末13のID番号情報とハンドル側ECU35のID認証情報とが一致していなくても、携帯端末13によって車輪27,29を転舵可能とするようにしてもよい。そして、この場合には、携帯端末13にID番号記録部63を備えないようにしてもよく、どの携帯端末13を使用しても車輪27,29を転舵可能とするようにし
てもよい。
・上記実施形態では、ハンドル側ECU35は、第1の角度センサ19と転舵モータECU37との間の電気的な接続が遮断されていると識別すると、表示部23に対して「遮断中です」という文字を表示させ、運転者に報知するようにした。これを、その他の報知手段、例えば、その他の文字を表示させたり、警告音等によって運転者に報知させたりするようにしてもよい。また、報知手段を設けないようにしてもよい。
・上記実施形態では、操舵手段として、携帯端末13のテンキー61に具体化して説明するようにした。これを、その他の操舵手段に具体化してもよい。例えば、操舵手段として、携帯端末13のマウスやキーボードに具体化してもよい。また、操舵手段として、車載操舵手段に具体化してもよい。なお、車載操舵手段とは、車両本体12のドアミラー用スイッチやパワーウィンドウスイッチ等に該当する。そして、このような場合には、端末側ECU59やID番号記録部63は、車両本体12に対して内蔵されていてもよい。
・上記実施形態では、操舵手段と第2の制御手段とは、携帯型のパーソナルコンピュータである携帯端末13に具体化するようにした。これを、その他の操舵手段及び第2の制御手段に具体化するようにしてもよい。例えば、携帯電話、PDAに具体化するようにしてもよい。
・上記実施形態では、携帯端末13と車両本体12とは、USBケーブル65を介して接続するようにした。これを、その他の接続手段、例えば、シリアルケーブルやパラレルケーブル等の有線の接続手段や、ブルートゥースやワイヤレスLAN等の無線の接続手段によって接続するようにしてもよい。
・上記実施形態では、識別情報として、ID番号記録部63のID番号情報に具体化するようにした。これを、識別情報として、携帯端末13のシリアル番号に具体化するようにしてもよい。
・上記実施形態では、操作信号送信プログラムは、端末側ECU59が、車両本体12を速度20km/以下となるように制御するプログラムであるようにした。これを、その他の速度制限以下となるようにしてもよい。また、速度制限を設けないようにしてもよい。
・上記実施形態では、車両本体12は、認証フラグが「1」であり、角度関係フラグが「0」であるときには、いつでも、端末側ECU59から送信される各種操作信号に基づいて駆動制御されるものとした。これを、所定条件下でのみ駆動制御されるようにしてもよい。例えば、所定条件として、所定時間内にのみという条件のもとで駆動制御されるようにしてもよい。すなわち、最初に端末側ECU59から各種操作信号が送信されてから3分間のみ、車両本体12が、端末側ECU59から送信される各種操作信号に基づいて駆動制御されるようにしてもよい。
・上記実施形態では、端末側ECU59が、テンキー61から「4」及び「6」の押しボタンスイッチが操作されたときの操作信号を受信すると、車輪27,29の実操舵角を所定角度移動するような操舵角制御信号を送信するようにした。これを、車輪27,29の実操舵角を所定角度移動させるのではなく、テンキー61の押しボタンスイッチの操作された回数等に基づいて、車輪27,29の実操舵角の変化量を変化させることができるようにしてもよい。
次に、上記実施形態及びその態様の変更から把握できる技術的思想について以下に追記
する。
(イ)請求項1〜5のいずれか1つに記載の車両操作装置において、前記第1の制御手段は、所定条件下でのみ前記第2の操舵角信号に基づいて前記車輪の前記実操舵角を制御可能に構成されていることを特徴とする車両操作装置。
(ロ)上記(イ)に記載の車両操作装置において、前記所定条件は、前記第2の制御手段が前記第2の操舵角信号を前記第1の制御手段に送信してから所定時間内にという条件であることを特徴とするバイワイヤ方式操舵装置。
本実施形態における車両操作装置の概略図。 同じく、車両本体の運転席を示す概略図。
符号の説明
11…車両操作装置、15…ステアリングホイール、19…舵角検出手段としての第1の角度センサ、23…報知手段を構成する表示部、27,29…車輪、35…検出手段としてのハンドル側ECU、35a…認証情報記録手段としてのメモリ、37…第1の制御手段としての転舵モータECU、59…第2の制御手段としての端末側ECU、61…操舵手段としてのテンキー、63…識別情報記録手段としてのID番号記録部。

Claims (5)

  1. ステアリングホイールと、同ステアリングホイールの操舵角を検出し、第1の操舵角信号を作成する舵角検出手段と、前記第1の操舵角信号に基づいて車輪の実操舵角を制御する第1の制御手段とを備えた車両操作装置において、
    さらに、
    前記舵角検出手段と前記第1の制御手段との間の電気的な接続の遮断を検出する検出手段と、
    操舵手段と、
    同操舵手段から入力される操作信号に基づいて第2の操舵角信号を作成する第2の制御手段とを備え、
    前記第1の制御手段は、前記検出手段によって、前記舵角検出手段と前記第1の制御手段との間の電気的な接続の遮断が検出されたときに、前記第2の操舵角信号に基づいて前記車輪の前記実操舵角を制御する手段であることを特徴とする車両操作装置。
  2. 請求項1に記載の車両操作装置において、
    前記検出手段は、
    前記ステアリングホイールの前記操舵角と前記車輪の前記実操舵角とを比較し、前記操舵角と前記実操舵角との関係が所定の関係でないと識別したときに、前記舵角検出手段と前記第1の制御手段との間の電気的な接続が遮断している状態であると検出する手段であることを特徴とする車両操作装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両操作装置において、
    前記第2の制御手段は、
    同第2の制御手段を識別するための識別情報を記憶する識別情報記録手段が接続されており、
    前記第1の制御手段は、前記識別情報が、前記第1の制御手段に接続されている認証情報記録手段の認証情報と一致したと識別し、さらに、前記検出手段によって前記舵角検出手段と前記第1の制御手段との間の電気的な接続の遮断が検出されたと識別したときに、前記第2の操舵角信号に基づいて前記車輪の前記実操舵角を制御する手段であることを特徴とする車両操作装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1つに記載の車両操作装置において、
    さらに、前記第1の制御手段が、前記検出手段の検出結果に基づいて、前記舵角検出手段と前記第1の制御手段との間の電気的な接続が遮断している旨を、前記車両操作装置の操作者に対して報知するための報知手段を備えたことを特徴とする車両操作装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の車両操作装置において、
    前記操舵手段は、車載操舵手段であることを特徴とする車両操作装置。
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