JP4550660B2 - バイワイヤ方式操舵装置 - Google Patents
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Description
従って、請求項1に記載の発明によれば、操舵用ワイヤレスユニットの無線用操舵手段を操作すると、無線用操舵量検出手段によってその操舵量が検出され、無線用操舵量信号が作成される。そして、無線用操舵量信号は、無線用送信手段を介して室内又は室外受信アンテナに送信される。制御手段は、室外受信アンテナを介して無線用操舵量信号を受信すると、無線用操舵量信号に基づいて車輪の実操舵角を制御する。また、制御手段は、室内受信アンテナを介して無線用操舵量信号を受信すると、無線用操舵量信号に基づく車輪の実操舵角の制御を行わない。
従って、操舵用ワイヤレスユニットが車内にある間は、その車内にある操舵用ワイヤレスユニットを使用して車輪の舵角操作はできない状態となる。すなわち、この場合には、車輪の舵角を操作するには、ステアリングホイールを操作する以外方法はなく、操舵用ワイヤレスユニットとステアリングホイールとの両方によって、同時にそれぞれ別個に転舵させるような現象が生じないようにすることができる。
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図3に従って説明する。図1は、本実施形態における車両11の概略図を示す。車両11は、ステアリングホイール12、ステアリングシャフト14、舵角検出手段としての第1の角度センサ15、制御手段としての本体側ECU(Electric Control Unit)17、反力機構19、転舵力伝達機構21、一対の車輪23,24を備える。また、車両11は、室内受信アンテナ25、室外受信アンテナ27、エンジン29、スロットルバルブ31、変速機用アクチュエータ33、ブレーキ用アクチュエータ35を備える。
まず、操舵用ワイヤレスユニット51が、車両11の車内にある状態で、運転者や運転者以外のユーザによって操作される場合について説明する。この場合において、例えば、操舵用ワイヤレスユニット51のON/OFFスイッチ59が操作され、ON信号がユニット側ECU57に入力されるものとする。すると、ユニット側ECU57は、前記コントロール情報送信プログラムに従って、前記前進後退スイッチ61から入力されている前進信号、駐車信号、後進信号のいずれかの信号を、送信アンテナ63を介して送信する。また、ユニット側ECU57は、コントロール情報送信プログラムに従って、前記第2の角度センサ55から入力される無線用操舵角信号を、送信アンテナ63を介して送信する。
(1)操舵用ワイヤレスユニット51の無線用ステアリングホイール53を回転操作させると、第2の角度センサ55によってその操舵角が検出され、無線用操舵角信号が作成されるようにした。そして、無線用操舵角信号は、送信アンテナ63を介して送信されるようにした。車両11の本体側ECU17は、この無線用操舵角信号を、室外受信アンテナ27を介して受信すると、無線用操舵角信号に基づいて車輪23,24の実操舵角を変化させるようにした。従って、車輪23,24の実操舵角を変化させたい場合に、車両11のステアリングホイール12を回転操作させるだけでなく、操舵用ワイヤレスユニット51の無線用ステアリングホイール53を回転操作させることでも変化させることができる。この結果、操舵用ワイヤレスユニット51を所持していれば、運転席以外の場所においても車両11を操作することができるようになり、運転席以外での運転を可能とする。そして、後進や車庫入れ、幅寄せといった車両11の運転をより容易なものとすることができる。さらに、操舵用ワイヤレスユニット51は車両11の各種装置に対して、有線的に接続されておらず、その設置位置を考慮する必要がない。この結果、車両11の車内デザインの自由度を増加させることができる。
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図4〜図6に従って説明する。なお、説明の便宜上、第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付してその説明を一部省略する。
(4)操舵用ワイヤレスユニット51の無線用ステアリングホイール53を回転操作させると、第2の角度センサ55によってその操舵角が検出され、無線用操舵角信号が作成されるようにした。そして、無線用操舵角信号は、送信アンテナ63を介して送信されるようにした。そして、車両71の本体側ECU17は、この無線用操舵角信号を、室内受信アンテナ25又は室外受信アンテナ27を介して受信すると、無線用操舵角信号に基づいて車輪23,24の実操舵角を変化させるように制御するようにした。従って、操舵用ワイヤレスユニット51を所持していれば、運転席や、運転席以外の車内、車外等のいずれの位置にいても、車両71を操作することができる。この結果、後進や車庫入れ、幅寄せといった車両71の運転をより容易なものとすることができる。さらに、車両71内において、操舵用ワイヤレスユニット51は、有線的に他の装置と接続されておらず、操舵用ワイヤレスユニット51の設置位置の自由度が増し、車両71の車内デザインの自由度を増加させることができる。
・上記各実施形態では、操舵用ワイヤレスユニット51からは、前進信号、駐車信号、後進信号、無線用操舵角信号が送信されるようにした。これを、IDコード信号が、各種信号とあわせて送信されるようにしてもよい。なお、このような場合には、IDコード信号の元となるIDコード情報が、あらかじめユニット側ECU57に記録されているものとする。そして、車両11の本体側ECU17は、操舵用ワイヤレスユニット51から受信したIDコード信号を、あらかじめ本体側ECU17に記録されている照合用IDコード情報と照合するようにしてもよい。そして、照合した結果、操舵用ワイヤレスユニット51が正規の装置であるか否かを識別し、正規の装置であると識別したときにのみ、車両11の前進、後進、及び車輪23,24の転舵を行うようにしてもよい。このようにすれば、車両11を、正規の所有者以外の人によって運転されることを防ぐことができる。
・上記第1実施形態では、リモートコントロール用プログラムは、本体側ECU17が、室内受信アンテナ25を介して各種信号を受信したときには、本体側ECU17が、それ以降、処理を行わないプログラムとなるようにした。これを、本体側ECU17が、室内受信アンテナ25を介して受信した信号に基づいて、車輪23,24やエンジン29等を制御するようにしてもよい。また、このような場合には、リモートコントロール用プログラムは、本体側ECU17が、室外受信アンテナ27を介して各種信号を受信したときには、本体側ECU17が、それ以降、処理を行わないプログラムとなるようにしてもよい。そして、このような場合には、室内受信アンテナ25が無線用受信手段に対応する。
(イ)請求項1〜3のいずれか1つに記載のバイワイヤ方式操舵装置において、前記操舵用ワイヤレスユニットは、IDコード情報を記憶する記憶手段を備え、前記無線用送信手段は、前記IDコード情報を前記無線用受信手段に無線的に送信する手段であり、前記制御手段は、前記無線用受信手段を介して前記IDコード情報を受信すると、あらかじめ記憶していた照合用IDコード情報と前記IDコード情報とを照合し、照合結果に基づいて前記車輪の前記実操舵角を制御することを特徴とするバイワイヤ方式操舵装置。
Claims (2)
- ステアリングホイールと、同ステアリングホイールの操舵角を検出し、操舵角信号を作成する舵角検出手段と、同舵角検出手段と有線的に接続され前記操舵角信号に基づいて車輪の実操舵角を制御する制御手段とを備えたバイワイヤ方式操舵装置において、
無線用操舵手段と、同無線用操舵手段の操舵量を検出し、無線用操舵量信号を作成する無線用操舵量検出手段と、前記無線用操舵量信号を無線的に送信する無線用送信手段とを有する操舵用ワイヤレスユニットと、
車外に存在する前記操舵用ワイヤレスユニットからの前記無線用操舵量信号を受信する室外受信アンテナと、
車内に存在する前記操舵用ワイヤレスユニットからの前記無線用操舵量信号を受信する室内受信アンテナと、を備え、
前記制御手段は、前記室外受信アンテナを介して前記無線用操舵量信号を受信した旨認識すると、前記無線用操舵量信号に基づいて前記車輪の前記実操舵角を制御し、
前記室内受信アンテナを介して前記無線用操舵量信号を受信した旨認識すると、前記無線用操舵量信号に基づいた前記車輪の前記実操舵角の制御を行わないことを特徴とするバイワイヤ方式操舵装置。 - 請求項1に記載のバイワイヤ方式操舵装置において、
前記制御手段は、前記室外受信アンテナを介して前記無線用操舵量信号を受信した旨認識すると、前記舵角検出手段からの前記操舵角信号に基づいて車輪の実操舵角の制御を行わないことを特徴とするバイワイヤ方式操舵装置。
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