JP2006327444A - 車両用情報提供装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 運転者が車両の安全走行に注力することが可能な車両用情報提供装置を提供する。
【解決手段】 複数種の車両状態を音波により各々出力する聴覚情報提供手段240と、この聴覚情報提供手段240を動作させる制御手段202とを備えた車両用情報提供装置であって、制御手段202は、車両情報端子212もしくは多重通信入出力手段213を介して前記各車両状態に対応する緊急度に関する情報を受信し、前記緊急度に応じて前記音波を構成する音圧、周波数並びに吹鳴時間のうち少なくとも1つを変化させるとともに、この変化した音波に所定の音声情報を付加した聴覚情報を聴覚情報提供手段240に出力する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数種の車両状態を音波(警報音)により各々出力する聴覚情報提供手段と、この聴覚情報提供手段を動作させる制御手段とを備えた車両用情報提供装置に関するものである。
従来、この種の警報音を用いた車両用情報提供装置にあっては、例えば下記特許文献1〜3に記載されているものが知られている。このうち、特許文献1に記載の車両用情報提供装置は、車両内外の環境や運転者の個人差に応じて警報音の音圧を自動調整するもので、また特許文献2に記載の車両用情報提供装置は、車両走行の危険度に応じて警報音の周波数を自動調整するもので、また特許文献3に記載の車両用情報提供装置は、乗員への警告レベルに応じて警報音の吹鳴時間を自動調整するものである。
特開平7−244787号公報 特開平8−118991号公報 特開2004−231118号公報
かかる特許文献1〜3に記載の車両用情報提供装置は、車両の各種状態に応じて警報音の音圧、周波数、吹鳴時間のいずれかを調整するものであり、運転者(乗員)に対して警報の度合い(程度)を調整された音(音波)で伝えることが可能である。しかしながら、車両においては、各種状態に対応する複数種類の警報音が存在しており、運転者は、調整された所定の前記警報音が吹鳴すると、メータ等の車両内の適宜箇所に配設される警告表示部(視覚情報)に一時的に視点を注いで、この視覚情報を見ながら前記警報音の内容(意味)を把握することになる。このことは、運転者は、前記警報音の吹鳴だけでは何の警報であるかを理解することができず、前記警告表示部に表示される表示を一旦見て、その時点で前記警報音が何の警報であるかを理解することができるということを意味しており、このように運転者の視点が一時的に車両前方からそれることで、運転者は車両の安全走行に注力できないという問題があり、この点で更なる改良の余地が残されていた。
そこで本発明は、前述の課題に対して対処するため、運転者が車両の安全走行に注力することが可能な車両用情報提供装置の提供を目的とするものである。
本発明は、複数種の車両状態を音波により各々出力する聴覚情報提供手段と、この聴覚情報提供手段を動作させる制御手段とを備えた車両用情報提供装置であって、前記制御手段は、車両情報端子もしくは多重通信入出力手段の少なくとも一方を介して前記各車両状態に対応する緊急度に関する情報を受信し、前記緊急度に応じて前記音波を構成する音圧、周波数並びに吹鳴時間のうち少なくとも1つを変化させるとともに、この変化した音波に所定の音声情報を付加した聴覚情報を前記聴覚情報提供手段に出力することを特徴とする。
また本発明は、前記制御手段は、車両の走行中であるか否か、前記車両の運転を自動的に制御する自動運転制御装置の動作解除中であるか否か、もしくは前記自動運転制御装置の動作中に前記車両の衝突あるいは車線逸脱のおそれがあるか否か、のいずれかの緊急情報に基づいて前記緊急度を判断してなることを特徴とする。
また本発明は、前記制御手段が前記聴覚情報提供手段の各種設定をカスタマイズするカスタマイズモードを実行するとともに、前記カスタマイズモードにおける前記各種設定の内容を定めるための入力手段と、前記各種設定の内容を登録するための記憶手段と、を備えてなることを特徴とする。
本発明によれば、初期の目的を達成でき、運転者が車両の安全走行に注力することが可能な車両用情報提供装置を提供できる。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。なお、図1は車両用情報提供装置の一例の概観図、図2は車両用情報提供装置のブロック図、図3(a)〜(e)は車両用情報提供装置の動作に応じて出力される警報音と音声情報の一例を示す図、図4は車両用情報提供装置のカスタマイズ内容を示す図である。
図1において、本実施形態における車両用情報提供装置100は、各種情報表示を行う視覚情報提供手段となる表示部101と、エンジン回転数をアナログ指示する回転計102と、タンク内燃料量をアナログ指示する燃料計103と、エンジン冷却水の温度をアナログ指示する温度計104とからなる。
表示部101は、例えばTFT等の液晶表示装置(LCD)からなる電子式表示パネルが用いられ、車速や走行距離等、図示しない各種センサからの検出情報や同じく図示しないスイッチから状態情報に応じて様々な内容の視覚情報を表示する。
図2において、車両用情報提供装置100は、車両用情報提供装置100をカスタマイズモードに移行させるための設定端子(カスタマイズ設定手段)210と、カスタマイズモードの実行時に各種設定内容を設定または選択するための入力端子(入力手段)211と、車両情報の入出力を行う車両情報端子212及び多重通信入出力端子(多重通信入出力手段)213と、車両インターフェース(I/F)手段201と、車両用情報提供装置100の制御を行う例えばマイクロコンピュータからなる制御手段202と、この制御手段202の処理プログラムが格納されたROM等からなる第1の記憶手段203と、入力手段211より設定される各種設定を乗員(運転者)毎に登録可能とするEEPROM等の不揮発性メモリからなる第2の記憶手段204と、各種情報を視覚的に表示する前述した表示部101と、この表示部101の表示制御と各種アナログ式(指針式)計器102,103,104の駆動制御を兼ねた駆動手段205と、各種情報を聴覚的に報知するための聴覚情報提供手段240とを有している。
この聴覚情報提供手段240は、音/音声を再生する音/音声合成手段241と、アンプ242と、出力端子243と、オーディオ(オーディオ装置)223と、このオーディオ223に搭載されたスピーカ224とで構成され、後述する各種警報に係わる情報を含む車両の各種状態を音波として出力する。なお、スピーカ224としては、オーディオ223に搭載されたものではなく、車両用情報提供装置100内に専用(個別)に設けられたものを適用してもよい。
また車両用情報提供装置100は、乗員識別手段であるキーレスエントリ装置220の送信機221及び受信機222と、オーディオ223と、オートクルーズ走行やレーンキープ走行等の自動運転制御を行う自動運転制御装置(走行制御装置)225とが多重通信ライン230を介して接続されている。
次に、本実施形態における車両用情報提供装置100の動作について説明する。制御手段202は、車両情報端子212を介して車両停止信号(例えばイグニションスイッチがオフされた状態の信号)を受信すると、この受信信号に基づき車両の状態が緊急度の低い状態(運転者の余裕が十分にある状態)であると判断し、かかる緊急度の低い状態に応じた後述する警報音(音a)及び音声情報(音声a)を聴覚情報提供手段240に出力するような制御を行う。なお、緊急度の低い状態としては、例えばイグニションキーをキーシリンダに差し込んだまま運転席のドアを開けた状態であるキー抜き忘れ状態やフロントライト点灯のまま車両のドア(開閉ドア)を開けた状態であるライト消し忘れ状態等がある。
また、制御手段202は、車両情報端子212を介して車両走行信号(例えばイグニションスイッチがオンされた状態の信号及び前記各種センサの1つである車速センサからの車速検出信号)を受信すると、この受信信号に基づき車両の状態が若干、緊急度の増した状態(前述した運転者の余裕が十分にある状態に比べて、運転者の余裕がいくらか少なくなった状態)であると判断し、かかる緊急度の若干、増した状態に応じた後述する警報音(音b)及び音声情報(音声b)を聴覚情報提供手段240に出力するような制御を行う。なお、緊急度の若干、増した状態としては、例えば乗員がシートベルトを着用していない状態であるシートベルト非着用状態やパーキングブレーキが解除されていない状態であるパーキングブレーキ未解除状態等がある。
さらに、制御手段202は、多重通信入出力手段213を介して自動運転制御装置225の解除信号を受信すると、この受信信号に基づき車両の状態が緊急度の高い状態(運転者の余裕があまりない状態)であると判断し、かかる緊急度の高い状態に応じた後述する警報音(音c)及び音声情報(音声c)を聴覚情報提供手段240に出力するような制御を行う。なお、緊急度の高い状態としては、例えばオートクルーズ走行(ACC)の解除状態やレーンキープ走行の解除状態等がある。
加えて、制御手段202は、自動運転制御装置225の動作中に多重通信入出力手段213を介して前方走行車両への追突(衝突)のおそれに関する信号、あるいは車両の車線逸脱のおそれに関する信号を受信すると、この受信信号に基づき車両の状態が緊急度の非常に高い状態(運転者の余裕がない状態)であると判断し、かかる緊急度の非常に高い状態に応じた後述する警報音(音d)及び音声情報(音声d)、あるいは後述する警報音(音e)を聴覚情報提供手段240に出力するような制御を行う。なお、緊急度の非常に高い状態としては、例えばオートクルーズ走行時において前方車両に追突しそうな状態やレーンキープ走行時において車線逸脱しそうな状態等がある。
次に、図3に基づき車両用情報提供装置100の各種動作(前述した制御手段202の各種制御)に応じて聴覚情報提供手段240から出力される警報音と音声情報との組み合わせ例を説明する。車両の状態が緊急度の低い状態である前記キー抜き忘れ状態や前記ライト消し忘れ状態等(図3(a))においては、音波である警報音(音a)は、音圧レベル(音圧)s1、周波数f1、波形(音色)w1、吹鳴時間(ピッチ)t1で吹鳴する減衰音(ポーン)であり、制御手段202が、前記キー抜き忘れ状態や前記ライト消し忘れ状態等を受信すると、聴覚情報提供手段240(スピーカ224)は、まず1回だけ警報音(音a)を吹鳴し、続けて音声情報(音声a)を発し、以降所定の期間、警報音(音a)を繰り返して吹鳴する。音声情報である音声aは、キー抜き忘れ状態(警報)の場合、「キーが差し込まれています」を発し、またライト消し忘れ状態(警報)の場合、「ライトが点灯しています」を発する。
なお、警報音(音a)は、その音圧レベルs1が、後述する音圧レベルs2よりも低い音圧レベル(例えば60dB前後)に設定され、その周波数f1が、後述する周波数f2よりも低い周波数(例えば1kHz前後)に設定され、その波形w1が、前記減衰音ポーンに対応する所定の減衰波形を有するように設定され、そのピッチt1が、後述するピッチt2よりも長い時間(例えば1秒前後)に設定され、比較的余裕のある運転者に対して、必要以上に緊迫感(緊急度)を高めることを避けている。
また、車両の状態が図3(a)の状態に比べて若干、緊急度の増した状態である前記シートベルト非着用状態や前記パーキングブレーキ未解除状態等(図3(b))においては、警報音(音b)は、音圧レベルs1、周波数f1、波形w2a、ピッチt2aで吹鳴する減衰音(ポン)と前述した減衰音(ポーン)からなる音aとを組み合わせた音(ポンポーン)であり、制御手段202が、前記シートベルト非着用状態や前記パーキングブレーキ未解除状態等を受信すると、聴覚情報提供手段240(スピーカ224)は、まず1回だけ警報音(音b)を吹鳴し、続けて音声情報(音声b)を発し、以降所定の期間、警報音(音b)を繰り返して吹鳴する。音声情報である音声bは、シートベルト非着用状態(警報)の場合、「シートベルトを着用してください」を発し、またパーキングブレーキ未解除状態(警報)の場合、「パーキングブレーキを解除してください」を発する。
なお、警報音(音b)は、その音圧レベル及び周波数が、音aの場合と同一に設定され、その波形及びピッチが音aの場合と異なるように設定されている。この場合、警報音(音b)の波形は、減衰音ポンに対応する所定の減衰波形w2aと、前記減衰音ポーンに対応する音aの波形w1とを組み合わせた波形w2からなり、この波形w2は、波形w2aに続けて波形w1が位置するように設定されている。また、警報音(音b)のピッチは、波形w2aに対応するピッチt2と、波形w1に対応するピッチt1とからなり、ピッチt2をピッチt1よりも短い時間(例えば0.5秒前後)に設定している。従って、警報音(音b)の吹鳴時には、ピッチt1に対応する前記減衰音ポーンの前に、これよりも吹鳴時間の短いピッチt2に対応する前記減衰音ポンが吹鳴するため、この減衰音ポンの吹鳴によって、運転者の心理状態にある程度の緊迫感を持たせるものである。言い換えると、警報音(音b)の吹鳴により、図3(a)の状態に比べて余裕の少なくなった運転者に対して、緊急度がいくらか増していることを容易に知らせることが可能となる。
また、車両の状態が緊急度の高い状態であるオートクルーズ走行の解除状態やレーンキープ走行の解除状態等(図3(c))においては、警報音(音c)は、音圧レベルs1、周波数f2、波形w3、ピッチt3で吹鳴する音(ピッピッ)であり、制御手段202が前記オートクルーズ走行の解除状態や前記レーンキープ走行の解除状態等を受信すると、聴覚情報提供手段240(スピーカ224)は、まず1回だけ警報音(音c)を吹鳴し、続けて音声情報(音声c)を発する。音声情報である音声cは、オートクルーズ走行(ACC)の解除状態(警報)の場合、「ACCを解除します」を発し、またレーンキープ走行の解除状態(警報)の場合、「レーンキープを解除します」を発する。
なお、警報音(音c)は、その音圧レベルのみが、音bの場合と同一に設定され、その他(周波数、波形及びピッチ)は音bの場合と異なるように設定されている。この場合、警報音(音c)の周波数f2は、周波数f1よりも高い周波数(例えば2kHz前後)に設定され、警報音(音c)の波形w3は、前記音(ピッピッ)に対応する2つの音圧一定波形からなり、警報音(音c)のピッチt3は、ピッチt1,t2よりも短い時間(例えば0.2秒前後)に設定され、このように周波数が高く(高い音で)、且つピッチの短い警報音を吹鳴することで、運転者に対して緊急度が高い情報であることを知らせるものである。
また、車両の状態が緊急度の非常に高い状態である、オートクルーズ走行時において前方車両に追突しそうな状態やレーンキープ走行時において車線逸脱しそうな状態等(図3(d))においては、警報音(音d)は、音圧レベルs2、周波数f2、波形w4、ピッチt3で吹鳴する音(ピッピッ)であり、制御手段202が前述した追突しそうな状態や車線逸脱しそうな状態等を受信すると、聴覚情報提供手段240(スピーカ224)は、まず1回だけ警報音(音d)を吹鳴し、続けて音声情報(音声d)を発する。音声情報である音声dは、オートクルーズ走行時において前方車両(先行車)に追突しそうな状態(追突警報)の場合、「先行車に近接しています」を発し、またレーンキープ走行時において車線逸脱しそうな状態(車線逸脱警報)の場合、「車線逸脱のおそれがあります」を発する。
なお、警報音(音d)は、その周波数及びピッチが、音cの場合と同一に設定され、その音圧レベルと波形が音cの場合と異なるように設定されている。この場合、警報音(音d)の音圧レベルs2は、音cの音圧レベルs1よりも高い音圧レベル(例えば75dB前後)に設定され、このように図3(c)の場合に比べて音圧レベルの高い警報音を吹鳴することで、運転者に対して緊急度が極めて高い情報であることを知らせ、衝突事故等の回避行動を促すものである。なお、この場合、音圧レベルの変動に応じて、音波の振幅が変化するので、波形が変化するのは自明である。
また、図3(e)は、車両の状態が緊急度の非常に高い状態である、オートクルーズ走行時において先行車に追突しそうな状態やレーンキープ走行時において車線逸脱しそうな状態等(図3(d))における警報音出力の一変形例を示している。具体的には、図3(e)の場合の警報音(音e)は、音圧レベルs2、周波数f2、波形w4、ピッチt3で吹鳴する連続音(ピッピッピッ・・・)であり、この場合、車両が衝突するまでの時間的余裕がほとんどないため音声情報での報知は行わずに、警報音(音e)のみを連続して吹鳴することで、運転者に対して緊急度が極めて高い情報であることを知らせ、衝突事故等の回避行動を促すものである。なお、かかる警報音(音e)は、音dに対して、音の吹鳴する回数のみを異ならせたものとなっている。
次に、本実施形態における車両用情報提供装置100のカスタマイズ機能について説明する。図2において、乗員がカスタマイズモード設定手段210を外部より操作すると、制御手段202が予め持っているカスタマイズモード(機能)に移行するように構成されている。具体的には、通常電位がハイ・レベルにある端子をスイッチ等によりロー・レベルに変更することで行われる。制御手段202は、カスタマイズモードヘ移行すると、駆動手段205を介して表示部101を通常表示からカスタマイズ設定モード初期画面へ切り替える。ここで乗員は、入力手段211を介して前述した各警報音に関する各種設定内容を登録する。カスタマイズ設定は、車両の乗員毎に設定することができ、また乗員毎に第2の記憶手段204に設定内容が記憶される。そして、乗員識別手段であるキーレスエントリ装置220からの特定情報に基づいて前記設定内容が自動的に読み出されることになる。
図4は、聴覚情報提供手段240の聴覚情報出力項目の具体的なカスタマイズ内容(画面)を示すものでものである。図4(a)は、音声情報出力を使用するか否かを選択することが可能な画面であり、図4(b)は、音圧レベルs1,s2の値を選択することが可能な画面であり、図4(c)は、周波数f1,f2の値を選択することが可能な画面であり、図4(d)は、ピッチt1〜t3の値を選択することが可能な画面である。なお、図4(a)〜図4(d)において、下線が初期の選択内容であり、カスタマイズモードにおいては入力手段211を通じての変更と、第2の記憶手段204を通じての登録が可能となっている。
以上のように、本実施形態によれば、複数種の車両状態を音波として出力する聴覚情報提供手段240と、この聴覚情報提供手段240を動作させる制御手段202とを備えた車両用情報提供装置であって、制御手段202は、車両情報端子212もしくは多重通信入出力手段213の一方を介して前記各車両状態に対応する緊急度に関する情報を受信し、前記緊急度に応じて前記音波を構成する音圧レベル、周波数並びに吹鳴時間のうち少なくとも1つを変化させるとともに、この変化した音波に所定の音声情報を付加した聴覚情報を聴覚情報提供手段240に提供させることにより、運転者は、聴覚情報提供手段から出力される所定の車両状態(緊急度)に応じた警報音の内容(意味)を、従来のようにメータ等に設けられる視覚情報である警告表示部に視点を注いで把握することが少なくなり、前記警報音に付加して(続けて)発音される前記音声情報により聴覚情報(音波)のみで瞬時に把握できるため、安全運転に注力することができ、安全性をより向上させることが可能な車両用情報提供装置を提供できる。
また本実施形態では、制御手段202は聴覚情報提供手段240の設定をカスタマイズするカスタマイズモードを実行するとともに、前記カスタマイズモードにおける前記各種設定の内容を定めるための入力手段211と、前記各種設定の内容を登録するための(第2の)記憶手段204と、を備えてなることにより、乗員の好みに応じた各種設定が可能となり利便性の向上を図ることができる。
また本実施形態では、緊急度の低い状態(図3(a))から緊急度のある程度高い状態(図3(b))になったときに、音波の主要部を構成する音圧レベル、周波数、吹鳴時間のうち吹鳴時間のみを変化させ、以下同様に、図3(a)の状態から図3(c)の状態になったときに周波数と吹鳴時間とを変化させ、図3(a)の状態から図3(d)の状態になったときに音圧レベルと周波数と吹鳴時間とを変化させ、図3(b)の状態から図3(c)の状態になったときに周波数と吹鳴時間とを変化させ、図3(b)の状態から図3(d)の状態になったときに音圧レベルと周波数と吹鳴時間とを変化させ、図3(c)の状態から図3(d)の状態になったときに音圧レベルのみを変化させる場合について説明したが、本発明は前記緊急度に応じて音圧レベル、周波数、吹鳴時間のうち少なくとも1つを変化させるものであれば任意の構成を採用することができ、例えば緊急度の低い状態から緊急度の高い状態になったときに、周波数のみを変化させるか、音圧レベルと周波数とを変化させるか、あるいは音圧レベルと吹鳴時間とを変化させるようにしてもよい。
また本実施形態では、前記緊急度に応じた各警報音(音a〜音e)は、その周波数が、単一の周波数f1(またはf2)を備えているものを採用したが、周波数として単一の周波数f1(またはf2)を備えているものに限らず、例えば互いに異なる複数の周波数を有する音を同時に吹鳴させた和音としてもよい。
なお本実施形態では、制御手段202が、車両情報端子212を介して車両走行信号または車両停止信号を受信し、多重通信入出力手段213を介して先行車への衝突のおそれや車線逸脱のおそれに関する信号または自動運転制御装置225の解除信号を受信するものであったが、例えば制御手段202は、多重通信入出力手段213を介して前記車両走行/停止信号を受信するようにしてもよいし、車両情報端子212を介して先行車への衝突のおそれや車線逸脱のおそれに関する信号または自動運転制御装置225の解除信号を受信するようにしてもよい。さらに、制御手段202は、これら各種信号を、車両情報端子212と多重通信入出力手段213の両者を介して受信することも可能である。
本発明の実施形態による車両用情報提供装置の概観図である。 同実施形態による車両用情報提供装置のブロック図である。 (a)〜(e)は、いずれも同実施形態による車両用情報提供装置の動作に応じて出力される警報音と音声情報の一例を示す図である。 同実施形態による車両用情報提供装置のカスタマイズ内容を示す図である。
符号の説明
100 車両用情報提供装置
101 表示部
202 制御手段
203 第1の記憶手段
204 第2の記憶手段
210 カスタマイズ設定手段
211 入力手段
212 車両情報端子
213 多重通信入出力端子(多重通信入出力手段)
220 キーレスエントリ装置
224 スピーカ
230 多重通信ライン
240 聴覚情報提供手段

Claims (3)

  1. 複数種の車両状態を音波により各々出力する聴覚情報提供手段と、この聴覚情報提供手段を動作させる制御手段とを備えた車両用情報提供装置であって、
    前記制御手段は、車両情報端子もしくは多重通信入出力手段の少なくとも一方を介して前記各車両状態に対応する緊急度に関する情報を受信し、
    前記緊急度に応じて前記音波を構成する音圧、周波数並びに吹鳴時間のうち少なくとも1つを変化させるとともに、この変化した音波に所定の音声情報を付加した聴覚情報を前記聴覚情報提供手段に出力することを特徴とする車両用情報提供装置。
  2. 前記制御手段は、車両の走行中であるか否か、前記車両の運転を自動的に制御する自動運転制御装置の動作解除中であるか否か、もしくは前記自動運転制御装置の動作中に前記車両の衝突あるいは車線逸脱のおそれがあるか否か、のいずれかの緊急情報に基づいて前記緊急度を判断してなることを特徴とする請求項1記載の車両用情報提供装置。
  3. 前記制御手段が前記聴覚情報提供手段の各種設定をカスタマイズするカスタマイズモードを実行するとともに、前記カスタマイズモードにおける前記各種設定の内容を定めるための入力手段と、前記各種設定の内容を登録するための記憶手段と、を備えてなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の車両用情報提供装置。
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