JP2006327151A - 樹脂用埋め込み部品 - Google Patents
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Abstract
【課題】 加熱して樹脂に埋め込んだ後に取付孔の周囲にバリなどの樹脂のはみ出しが無く、樹脂部材の肉厚が小さい場合でも、樹脂に埋め込んだ後の埋め込み部品に大きな保持力が得られるような樹脂用埋め込み部品を提供する。
【解決手段】 樹脂部材に設けられた取付孔3の直径よりも小さな直径を備えた案内フランジ11と、取付孔3の直径よりも大きな直径を備え、外形が多角形状で案内フランジ11に平行な回り止めフランジ13と、案内フランジ11と回り止めフランジ13との間に設けられ、直径がこれらのフランジの直径の中間である中間フランジ12とを備え、各フランジ11、12、13の間には、隣接するフランジの直径よりも小さな直径を備えた樹脂収容溝14、15を備え、各フランジに垂直な方向にねじ孔16が設けられた金属製の樹脂用埋め込み部品である。
【選択図】 図2
【解決手段】 樹脂部材に設けられた取付孔3の直径よりも小さな直径を備えた案内フランジ11と、取付孔3の直径よりも大きな直径を備え、外形が多角形状で案内フランジ11に平行な回り止めフランジ13と、案内フランジ11と回り止めフランジ13との間に設けられ、直径がこれらのフランジの直径の中間である中間フランジ12とを備え、各フランジ11、12、13の間には、隣接するフランジの直径よりも小さな直径を備えた樹脂収容溝14、15を備え、各フランジに垂直な方向にねじ孔16が設けられた金属製の樹脂用埋め込み部品である。
【選択図】 図2
Description
本発明は樹脂用埋め込み部品に関し、特に、成形された樹脂部材に設けられた取付孔に、加熱した状態で樹脂を溶かしながら押し込まれ、冷えた後に樹脂部材内に埋め込まれて固着される構造の樹脂用埋め込み部品に関する。
従来、通信機器や音響機器などの電子機器であって、その筐体が合成樹脂(以後単に樹脂という)で形成されているものにおいては、この筐体に内蔵する基板や部品を筐体の内部にねじ止め等の手段によって固定する必要がある。このような場合、筐体に内蔵する基板や部品を直接筐体を構成する樹脂にタッピングねじ等を用いてねじ止めすることも行われているが、衝撃などの外力が筐体に加わると樹脂のねじ止め部がゆるみ、または破損して基板や部品が筐体から外れる虞がある。そこで、筐体側に雄ねじを受け入れる雌ねじを備えた埋め込み部品を埋め込んでおき、雄ねじをこの埋め込み部品にねじ止めすることによって筐体内に基板や部品を固定する方法が広く採用されている。
樹脂で成形されたある程度の大きさを有する部材に金属製のナット等の埋め込み部品を埋め込む場合には、筐体を作るための金型に樹脂を射出する前に、金型の所望の部位に金属製の埋め込み部品を固定しておき、この状態で樹脂を射出する成形方法、所謂インサート成形が行われている。一方、携帯電話やICレコーダなどの小型の電子機器の筐体を樹脂で成形する場合には、筐体を成型する金型やインサート用の金属製の埋め込み部品の大きさが小さく、インサート成形を行うよりも、先に筐体を樹脂を用いて成形しておき、埋め込み品を取り付ける部位には予め取付孔を形成しておいて、この取付孔に加熱した状態の金属製の樹脂埋め込み部品を樹脂を溶かしながら押し込み、冷えた後に樹脂に埋め込み部品が埋め込まれるようにしている。
図1(a)、(b)は、従来の樹脂製の筐体に設けられた取付孔に埋め込む金属製の埋め込み部品1の形状を示すものであり、図1(c)から(e)は樹脂製の筐体2に設けられた取付孔3に金属製の埋め込み部品1を埋め込む工程を示すものである。図1(a)に示す一例の金属製の埋め込み部品1は円柱状をしており、中央部に設けられた貫通孔4には雌ねじが形成されており、外周部には縦溝で形成されたローレット5が加工形成されている。また、図1(b)に示す金属製の埋め込み部品1は、このローレット5が外周面に斜めに加工形成されている。
図1(c)に示すように、金属製の埋め込み品1を取り付ける樹脂製の筐体2の部位には取付孔3が形成されている。金属製の埋め込み部品1はこの取付孔3に挿入する前に、約250℃程度に加熱しておく。そして、図1(d)に示すように、加熱された金属製の埋め込み部品1を樹脂製の筐体2の取付孔3に押し込めば、筐体2の取付孔3の周囲の樹脂は金属製の埋め込み部品1の熱で溶かされて孔径が拡大する。よって、金属製の埋め込み部品1は、筐体2の取付孔3の周囲の樹脂を溶かしながら取付孔3に挿入される。この後、図1(e)に示すように樹脂製の筐体2と金属製の埋め込み品1の温度が低下すれば、樹脂が埋め込み部品1のローレット5の中に入り込んだ状態で固化するので、埋め込み部品1が筐体2に埋め込まれる。このような金属製の埋め込み部品1の樹脂製の筐体2への埋め込み方法は、自動化が可能であるので近年普及している。
しかしながら、図1を用いて説明した従来の金属製の埋め込み部品1の樹脂製の筐体2への埋め込み方法では、樹脂製の筐体2と金属製の埋め込み部品1との引っ掛かり量はローレット5の溝の深さに依存するので、それほど強くない。よって、埋め込み部品1が樹脂製の筐体2に埋め込まれた状態で、ローレット5の溝の加工方向によって埋め込み部品1の保持力を確保するためには、即ち、埋め込み部品1が樹脂製の筐体2に埋め込まれた状態で、埋め込み部品1の回転防止と引き抜き防止の両方を満足するためには、埋め込み部品1が樹脂製の筐体2にある程度の長さだけ埋め込まれている必要がある。これは、埋め込み部品1の筐体2に対する保持力は、埋め込み部品1の筐体2への埋め込み部分の長さに依存するためである。
ところが、近年、電子機器の小型化により、電子機器の筐体2の軽量化が進み、筐体2の厚さが薄くなって、従来の金属製の埋め込み部品1では十分な保持力が確保できなくなってきている。このため、樹脂製の筐体2に埋め込まれた金属製の埋め込み部品1に基板や部品をねじ止めする際に、過度の力を加えると埋め込み部品1が回転してねじ止めが不十分になったり、筐体2に加わる外力で埋め込み部品1が筐体2から外れたりする不具合があった。更に、図1(c)から(e)により説明した従来の埋め込み部品1の樹脂製の筐体2への埋め込み方法では、埋め込み部品1を埋め込んだ筐体2の取付孔3の周囲から、溶けた樹脂がバリとなってはみ出すことにより、外観が悪化したり、バリにより使用者が傷つくなどして電子機器の信頼性が低下する虞があった。
そこで、本発明は、前記従来の樹脂製の筐体のような樹脂部材に設けられた取付孔に、金属製の埋め込み部品を埋め込む際の課題を解消し、金属製の埋め込み部品の樹脂部材への埋め込み後に、取付孔の周囲にバリなどの樹脂のはみ出しが無く、また、埋め込み部品を埋め込む樹脂部材の肉厚が大きくない場合でも、樹脂に埋め込んだ後の埋め込み部品に大きな保持力が得られるような樹脂用埋め込み部品を提供することを目的としている。
本発明の樹脂用埋め込み部品には以下のような5つの態様が可能である。
第1の態様の樹脂用埋め込み部品は、樹脂部材に設けられた取付孔に加熱した状態で押し込まれ、冷却後に樹脂部材に固着される金属製の樹脂用埋め込み部品であって、取付孔の直径よりも小さな直径を備えた案内フランジと、取付孔の直径よりも大きな直径を備え、外形が多角形状で案内フランジに平行な回り止めフランジと、案内フランジと回り止めフランジとの間に設けられ、案内フランジの直径よりも小さな直径を備えた樹脂収容溝とを少なくとも備えると共に、フランジに垂直な方向に貫通孔又は所定の深さの穴が設けられていることを特徴としている。
第2の態様の樹脂用埋め込み部品は、第1の態様の樹脂用埋め込み部品において、樹脂収容溝の中に、案内フランジに平行で且つ案内フランジよりも直径が大きく、回り止めフランジよりも直径が小さい中間フランジが設けられていることを特徴としている。
第3の態様の樹脂用埋め込み部品は、第2の態様の樹脂用埋め込み部品において、案内フランジと中間フランジとの間の樹脂収容溝を第1の樹脂収容溝、中間フランジと回り止めフランジとの間の樹脂収容溝を第2の樹脂収容溝とした時に、第1の樹脂収容溝の直径よりも、第2の樹脂収容溝の直径の方が大きく形成されていることを特徴としている。
第4の態様の樹脂用埋め込み部品は、第3の態様の樹脂用埋め込み部品において、第2の樹脂収容溝がテーパ状に形成されていることを特徴としている。
第5の態様の樹脂用埋め込み部品は、第3の態様の樹脂用埋め込み部品において、少なくとも第2の樹脂収容溝の局部断面が、半円状、V字状、四角形状、台形状の何れかの形状であることを特徴としている。
本発明の樹脂用埋め込み部品によれば、金属製の埋め込み部品の樹脂部材への埋め込み後に、取付孔の周囲にバリなどの樹脂のはみ出しを無くすことができ、外観の向上、およびバリによる使用者への損傷が無く、電子機器の信頼性を向上させることができる。また、金属製の樹脂用埋め込み部品を埋め込む樹脂部材の肉厚が大きくない場合でも、樹脂に埋め込んだ後の埋め込み部品に大きな保持力が得られるので、電子機器に外力が加わった場合でも埋め込み部品が樹脂部材から外れることがなく、電子機器の信頼性が増すという効果がある。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の形態を、具体的な実施例を示す添付図面を用いて詳細に説明する。なお、本発明の樹脂用埋め込み部品は金属製であり、樹脂部材、例えば、電子機器の樹脂製の筐体に設けられた取付孔に加熱した状態で筐体を溶融させながら挿入され、冷却後に筐体に埋め込まれた状態で固着されるものである。
図2(a)は本発明の樹脂用埋め込み部品10の第1の形態の第1の実施例の構成を、樹脂製の筐体2に設けられた直径Hの取付孔3と対比して示すものであり、この図には、埋め込み部品10の側面図及び平面図と、この埋め込み部品10を挿入する取付孔3が設けられた樹脂製の筐体2が断面にて示されている。また、図2(b)は、図2(a)の樹脂用埋め込み部品10を、筐体2の取付孔3に挿入する側から見たものである。
図2(a)、(b)に示される本発明の第1の形態の第1の実施例の埋め込み部品10は、段階的に直径(又は幅)が大きくなる3枚の平行なフランジ11、12、13と、これらのフランジ11、12、13の間に設けられた溝14、15、及びねじ孔16を備えて構成される。
フランジ11の外形は円形であり、その直径Zは樹脂製の筐体2に設けられた取付孔3の直径Hよりも小さいので、本発明ではこの小さな直径Zを備えたフランジ11を案内フランジ11と称する。外形が多角形状で、その最小幅Xが他のフランジの直径よりも大きいフランジ13は、本発明では回り止めフランジ13と称する。第1の形態の第1の実施例の埋め込み部品10では、この多角形は六角形である。また、本発明では、案内フランジ11と回り止めフランジ13の間にあるフランジ12を中間フランジ12と称する。中間フランジ12の外形は円形であり、その直径Yは案内フランジ11の直径Z及び取付孔3の孔径Hよりも大きい。更に本発明では、案内フランジ11と中間フランジ12との間の溝14を第1の樹脂収容溝14、中間フランジ12と回り止めフランジ13との間の溝15を第2の樹脂収容溝15と称する。
第1の形態の第1の実施例の埋め込み部品10では、第1と第2の樹脂収容溝14、15の内周に垂直な方向の局部断面は四角形状であり、ねじ孔16は貫通孔である。また、第1の樹脂収容溝14の直径よりも、第2の樹脂収容溝15の直径の方が大きい。更に、第1の形態の第1の実施例の埋め込み部品10では、埋め込み部品10の高さT(案内フランジ11の外側の端面から回り止めフランジ13の外側の端面までの長さ)が、取付孔3の深さDに等しくなっている。また、中間フランジ12の外周部には、縦方向のローレット(縦目ローレット)を形成することができる。
図3(a)から(c)は、図2(a),(b)に示した第1の形態の第1の実施例の樹脂用埋め込み部品10を、樹脂製の筐体2に設けられた取付孔3に取り付ける工程を示すものである。埋め込み部品10は、予め樹脂を溶かす温度、例えば250℃程度に加熱されている。
図3(a)に示すように、埋め込み部品10を樹脂製の筐体2に設けられた取付孔3に挿入すると、案内フランジ11の直径は取付孔3の内径より小さいので、案内フランジ11は取付孔3の内周部分に触れることなくスムーズに取付孔3に進入する。ところが、中間フランジ12の直径は取付孔3の内径より大きいので、取付孔3の周囲の部分の樹脂は中間フランジ12の熱によって溶かされ、埋め込み部品10の取付孔3への挿入に従って中間フランジ12によって取付孔3内に押し出され、第1の樹脂収容溝14の中に入る。
埋め込み部品10が継続して取付孔3内に押し込まれると、図3(b)に示すように、中間フランジ12の熱によって溶かされた樹脂の外側の部分の樹脂が、今度は回り止めフランジ13の熱によって溶かされ、埋め込み部品10の取付孔3への挿入に従って回り止めフランジによって第2の樹脂収容溝15の中に押し出される。このとき、中間フランジ12による取付孔3の周囲の部分の溶融、及び溶融された部分の第1の樹脂収容溝14の中への侵入は続いている。
埋め込み部品10が更に継続して取付孔3内に押し込まれ、回り止めフランジ13の外側の端面が筐体2の一方の表面(実際には筐体の裏側)に一致した状態では、図3(c)に示すように、中間フランジ12によって溶融された取付孔3の周囲の部分は、全て第1の樹脂収容溝14の中に入り込み、回り止めフランジ13によって溶融された部分は、全て第2の樹脂収容溝15の中に入り込んでいる。そして、案内フランジ11の外側の端面が、筐体2の他方の表面(実際には筐体の表側)に一致している。図3(d)はこの図3(c)の状態を、回り止めフランジ13のある側から見たものである。
本発明では、図2(a)で説明した取付孔3の内径Hに対して、中間フランジ12の直径Yによって溶融される樹脂の体積、及び回り止めフランジ13によって溶融される樹脂の体積に応じて、第1と第2の樹脂収容溝14,15の容積を予め定めて第1の形態の第1の実施例の埋め込み部品10を構成してある。従って、図3(c)に示すように、埋め込み部品10が完全に取付孔3内に押し込まれた状態では、中間フランジ12によって溶融された取付孔3の周囲の部分は全て第1の樹脂収容溝14の中に入り込み、回り止めフランジ13によって溶かされた部分は全て第2の樹脂収容溝15の中に入り込むので、筐体2の案内フランジ11が位置する筐体2の表側には溶融された樹脂がはみ出ない。また、樹脂の中に埋め込まれた回り止めフランジ13が六角形であるので、ねじ孔16にねじが挿入されて埋め込み部品10に回転力が加わっても、埋め込み部品10が回転することはない。更に、前述のように中間フランジ12の外周部に縦目ローレットが形成されていれば、ローレット部分に溶融された樹脂が入り込むので、埋め込み部品10に回転力が加わった際の埋め込み部品10の回転抑止力が増大する。
図4(a)は本発明の第1の形態の第2の実施例の埋め込み部品10Aを示すものである。第2の実施例の埋め込み部品10Aが図2で説明した第1の実施例の埋め込み部品10と異なる点は、回り止めフランジ13Aの外形のみである。第1の実施例では回り止めフランジ13の外形は六角形であったが、第2の実施例では回り止めフランジ13Aの外形は八角形となっている。第2の実施例の埋め込み部品10Aのその他の部分は第1の実施例の埋め込み部品10と同じであるので、同じ構成部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
図4(b)は本発明の第1の形態の第3の実施例の埋め込み部品10Bを示すものである。第3の実施例の埋め込み部品10Bが図2で説明した第1の実施例の埋め込み部品10と異なる点は、第2の樹脂収容溝15Aの断面形状のみである。第1の実施例では第2の樹脂収容溝15の断面形状は四角形であったが、第3の実施例では第2の樹脂収容溝15Aの断面形状は三角形となっている。即ち、第3の実施例では第2の樹脂収容溝15Aの底面が、回り止めフランジ13に向かって傾斜するテーパ状をしており、全体的に見れば第2の樹脂収容溝15Aは円錐台形状である。この形状にすると、回り止めフランジ13によって溶融された樹脂が第2の樹脂収容溝15Aの奥まで入り易くなる。第3の実施例の埋め込み部品10Bのその他の部分は第1の実施例の埋め込み部品10と同じであるので、同じ構成部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
図4(c)は本発明の第1の形態の第4の実施例の埋め込み部品10Cを示すものである。第4の実施例の埋め込み部品10Cが図2で説明した第1の実施例の埋め込み部品10と異なる点は、第2の樹脂収容溝15Bの断面形状のみである。第1の実施例では第2の樹脂収容溝15の断面形状は四角形であったが、第4の実施例では第2の樹脂収容溝15Bの断面形状は三角形となっている。この三角形の向きは前述の第3の実施例における第2の樹脂収容溝15Aの断面形状と逆である。即ち、第4の実施例では第2の樹脂収容溝15Bの底面が中間フランジ12に向かって傾斜するテーパ状をしており、全体的に見れば第2の樹脂収容溝15Bは逆円錐台形状である。この形状にすると、回り止めフランジ13によって溶融された樹脂が第2の樹脂収容溝15Bの奥まで入り易くなる。第4の実施例の埋め込み部品10Cのその他の部分は第1の実施例の埋め込み部品10と同じであるので、同じ構成部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
図4(d)は本発明の第1の形態の第5の実施例の埋め込み部品10Dを示すものである。第5の実施例の埋め込み部品10Dが図2で説明した第1の実施例の埋め込み部品10と異なる点は、第2の樹脂収容溝15Cの断面形状のみである。第1の実施例では第2の樹脂収容溝15の断面形状は四角形であったが、第5の実施例では第2の樹脂収容溝15Cの断面形状は半円形となっている。第5の実施例の埋め込み部品10Dのその他の部分は第1の実施例の埋め込み部品10と同じであるので、同じ構成部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
図4(e)は本発明の第1の形態の第6の実施例の埋め込み部品10Eを示すものである。第6の実施例の埋め込み部品10Eが図2で説明した第1の実施例の埋め込み部品10と異なる点は、第2の樹脂収容溝15Dの断面形状のみである。第1の実施例では第2の樹脂収容溝15の断面形状は四角形であったが、第6の実施例では第2の樹脂収容溝15Dの断面形状はV字形となっている。第6の実施例の埋め込み部品10Eのその他の部分は第1の実施例の埋め込み部品10と同じであるので、同じ構成部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
図4(f)は本発明の第1の形態の第7の実施例の埋め込み部品10Fを示すものである。第7の実施例の埋め込み部品10Fが図2で説明した第1の実施例の埋め込み部品10と異なる点は、第2の樹脂収容溝15Eの断面形状のみである。第1の実施例では第2の樹脂収容溝15の断面形状は四角形であったが、第7の実施例では第2の樹脂収容溝15Eの断面形状は台形となっている。第7の実施例の埋め込み部品10Fのその他の部分は第1の実施例の埋め込み部品10と同じであるので、同じ構成部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
なお、以上説明した本発明の第1の形態の埋め込み部品10,10A〜10Fでは、回り止めフランジ13の外形、及び第2の樹脂収容溝15,15A〜15Eの断面形状が異なる実施例を説明したが、回り止めフランジ13の外形及び第2の樹脂収容溝15の断面形状はこれらの実施例に限定されるものではない。また、第1の樹脂収容溝14の断面形状を変えた実施例も勿論可能である。更に、中間フランジ12の外周部に縦目ローレットを形成することも可能である。
図5(a)は、本発明の第2の形態の第1の実施例の埋め込み部品20を示すものである。第1の形態では、1枚の中間フランジ12が設けられていたが、第2の形態では、2枚の中間フランジ12A,12Bが設けられている点が第1の形態と異なる。このため、第2の形態の埋め込み部品20では、中間フランジ12A,12Bの間に中間樹脂収容溝17が設けられている。中間樹脂収容溝17の直径は、第1の樹脂収容溝14の直径よりも大きく、第2の樹脂収容溝15の直径よりも小さい。第2の形態の第1の実施例の埋め込み部品20のその他の部分は、第1の形態の第1の実施例の埋め込み部品10と同じであるので、同じ構成部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
本発明の第2の形態は、図5(a)に示す第1の実施例の埋め込み部品20の構成を図示するに留めるが、第2の形態においても、第1の形態の第2〜第7の実施例と同様の実施例が可能である。また、中間フランジ12A,12Bに加えて更に中間フランジの数を増やすことも可能である。
図5(b)は、本発明の第3の形態の第1の実施例の埋め込み部品30を示すものである。第1の形態では、1枚の中間フランジ12が設けられていたが、第3の形態では、中間フランジが省略されている点が第1の形態と異なる。このため、第3の形態の埋め込み部品30では、第1の樹脂収容溝14のみが設けられている。第3の形態の第1の実施例の埋め込み部品30のその他の部分は、第1の形態の第1の実施例の埋め込み部品10と同じであるので、同じ構成部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
本発明の第3の形態は、図5(b)に示す第1の実施例の埋め込み部品30の構成を図示するに留めるが、第3の形態においても、第1の形態の第2〜第7の実施例と同様に、回り止めフランジ13の外形を変更した実施例、及び第1の樹脂収容溝14の断面形状を変更した実施例が可能である。
図5(c)は、本発明の第4の形態の第1の実施例の埋め込み部品40を示すものである。第1の形態では、中間フランジ12の外形は円形であったが、第4の形態では、中間フランジ12Cの円形の外形に、波状に凹凸が付されている点が第1の形態と異なる。このため、第4の形態の埋め込み部品40では、中間フランジ12Cも取付孔3に埋め込まれた状態で回り止めの機能を有する。第4の形態の第1の実施例の埋め込み部品40のその他の部分は、第1の形態の第1の実施例の埋め込み部品10と同じであるので、同じ構成部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
本発明の第4の形態は、図5(c)に示す第1の実施例の埋め込み部品40の構成を図示するに留めるが、第4の形態においても、第1の形態の第2〜第7の実施例と同様に、回り止めフランジ13の外形を変更した実施例、及び第2の樹脂収容溝15の断面形状を変更した実施例が可能である。
図6(a)は、本発明の第1の形態の第1の実施例の変形例の埋め込み部品10Hを、樹脂製の筐体2に取り付けた状態を示すものである。図2で説明した第1の形態の第1の実施例の埋め込み部品10では、埋め込み部品10の高さTが、取付孔3の深さDに等しくなっていた。一方、この変形例の埋め込み部品10Hでは、埋め込み部品10Hの高さTが、取付孔3の深さDよりも大きく形成されている。この場合は、埋め込み部品10Hはその案内フランジ11が筐体2の表面と面一になるまで筐体2に埋め込まれ、回り止めフランジ13が筐体2から突出した状態となるが、突出部分は筐体2の内側部分であるので、特に問題にはならない。この埋め込み部品10Hのように、埋め込み部品10Hの高さTを取付孔3の深さDに正確に一致させる必要はない。
図6(b)は本発明の第1の形態の第1の実施例の別の変形例の埋め込み部品10Jを示すものである。図2で説明した第1の形態の第1の実施例の埋め込み部品10ではねじ孔16が設けられていたが、この変形例の埋め込み部品10Jでは、ねじ孔16の代わりに単なる貫通孔16Aが設けられている。この実施例の埋め込み部品10Jは、筐体2にシャフト等を貫通させる場合に使用することができる。
図6(c)は本発明の第1の形態の第1の実施例の更に別の変形例の埋め込み部品10Kを示すものである。図2で説明した第1の形態の第1の実施例の埋め込み部品10ではねじ孔16が設けられていたが、この変形例の埋め込み部品10Kでは、ねじ孔16の代わりに底のある穴16Bが設けられている。この実施例の埋め込み部品10Kは、筐体2の中にあるシャフト等の軸受として使用することができる。
以上、本発明を特にその好ましい実施の形態を参照して詳細に説明した。本発明の容易な理解のために、本発明の具体的な形態を付記する。
(付記1)樹脂部材に設けられた取付孔に加熱した状態で埋め込まれ、冷却後に固着される金属製の樹脂用埋め込み部品であって、
前記取付孔の直径よりも小さな直径を備えた案内フランジと、
前記取付孔の直径よりも大きな直径を備え、外形が多角形状で前記案内フランジに平行な回り止めフランジと、
前記案内フランジと前記回り止めフランジとの間に設けられ、前記案内フランジの直径よりも小さな直径を備えた樹脂収容溝とを少なくとも備えると共に、
前記フランジに垂直な方向に貫通孔又は所定の深さの穴が設けられていることを特徴とする樹脂用埋め込み部品。
(付記2)付記1に記載の樹脂用埋め込み部品であって、
前記樹脂収容溝の中に、前記案内フランジに平行で且つ前記案内フランジよりも直径が大きく、前記回り止めフランジよりも直径が小さい中間フランジが設けられていることを特徴とする樹脂用埋め込み部品。
(付記3)付記2に記載の樹脂用埋め込み部品であって、
前記案内フランジと前記中間フランジとの間の樹脂収容溝を第1の樹脂収容溝、前記中間フランジと前記回り止めフランジとの間の樹脂収容溝を第2の樹脂収容溝とした時に、前記第1の樹脂収容溝の直径よりも、前記第2の樹脂収容溝の直径の方が大きく形成されていることを特徴とする樹脂用埋め込み部品。
(付記4)付記3に記載の樹脂用埋め込み部品であって、
前記第2の樹脂収容溝がテーパ状に形成されていることを特徴とする樹脂用埋め込み部品。
(付記5)付記3に記載の樹脂用埋め込み部品であって、
少なくとも前記第2の樹脂収容溝の局部断面が、半円状、V字状、四角形状、台形状の何れかの形状であることを特徴とする樹脂用埋め込み部品。
(付記6)付記2に記載の樹脂用埋め込み部品であって、
前記中間フランジが複数枚設けられており、前記案内フランジ側に位置する中間フランジの直径よりも、前記回り止めフランジ側に位置する中間フランジの直径の方が大きく形成されていることを特徴とする樹脂用埋め込み部品。
(付記7)付記2から6の何れかに記載の樹脂用埋め込み部品であって、
前記中間フランジの外周部に、縦方向のローレット又は凹凸が形成されていることを特徴とする樹脂用埋め込み部品。
(付記8)付記1から7の何れかに記載の樹脂用埋め込み部品であって、
前記案内フランジの端面から前記回り止めフランジの端面までの長さが、前記樹脂部材に設けられた取付孔の深さと同じであることを特徴とする樹脂用埋め込み部品。
(付記9)付記1から7の何れかに記載の樹脂用埋め込み部品であって、
前記案内フランジの端面から前記回り止めフランジの端面までの長さが、前記樹脂部材に設けられた取付孔の深さよりも長いことを特徴とする樹脂用埋め込み部品。
(付記10)付記1から9の何れかに記載の樹脂用埋め込み部品であって、
前記貫通孔又は所定の深さの穴の内周面に雌ねじが設けられていることを特徴とする樹脂用埋め込み部品。
前記取付孔の直径よりも小さな直径を備えた案内フランジと、
前記取付孔の直径よりも大きな直径を備え、外形が多角形状で前記案内フランジに平行な回り止めフランジと、
前記案内フランジと前記回り止めフランジとの間に設けられ、前記案内フランジの直径よりも小さな直径を備えた樹脂収容溝とを少なくとも備えると共に、
前記フランジに垂直な方向に貫通孔又は所定の深さの穴が設けられていることを特徴とする樹脂用埋め込み部品。
(付記2)付記1に記載の樹脂用埋め込み部品であって、
前記樹脂収容溝の中に、前記案内フランジに平行で且つ前記案内フランジよりも直径が大きく、前記回り止めフランジよりも直径が小さい中間フランジが設けられていることを特徴とする樹脂用埋め込み部品。
(付記3)付記2に記載の樹脂用埋め込み部品であって、
前記案内フランジと前記中間フランジとの間の樹脂収容溝を第1の樹脂収容溝、前記中間フランジと前記回り止めフランジとの間の樹脂収容溝を第2の樹脂収容溝とした時に、前記第1の樹脂収容溝の直径よりも、前記第2の樹脂収容溝の直径の方が大きく形成されていることを特徴とする樹脂用埋め込み部品。
(付記4)付記3に記載の樹脂用埋め込み部品であって、
前記第2の樹脂収容溝がテーパ状に形成されていることを特徴とする樹脂用埋め込み部品。
(付記5)付記3に記載の樹脂用埋め込み部品であって、
少なくとも前記第2の樹脂収容溝の局部断面が、半円状、V字状、四角形状、台形状の何れかの形状であることを特徴とする樹脂用埋め込み部品。
(付記6)付記2に記載の樹脂用埋め込み部品であって、
前記中間フランジが複数枚設けられており、前記案内フランジ側に位置する中間フランジの直径よりも、前記回り止めフランジ側に位置する中間フランジの直径の方が大きく形成されていることを特徴とする樹脂用埋め込み部品。
(付記7)付記2から6の何れかに記載の樹脂用埋め込み部品であって、
前記中間フランジの外周部に、縦方向のローレット又は凹凸が形成されていることを特徴とする樹脂用埋め込み部品。
(付記8)付記1から7の何れかに記載の樹脂用埋め込み部品であって、
前記案内フランジの端面から前記回り止めフランジの端面までの長さが、前記樹脂部材に設けられた取付孔の深さと同じであることを特徴とする樹脂用埋め込み部品。
(付記9)付記1から7の何れかに記載の樹脂用埋め込み部品であって、
前記案内フランジの端面から前記回り止めフランジの端面までの長さが、前記樹脂部材に設けられた取付孔の深さよりも長いことを特徴とする樹脂用埋め込み部品。
(付記10)付記1から9の何れかに記載の樹脂用埋め込み部品であって、
前記貫通孔又は所定の深さの穴の内周面に雌ねじが設けられていることを特徴とする樹脂用埋め込み部品。
1 従来の埋め込み部品
2 樹脂製の筐体
3 取付孔
4 貫通孔
5 ローレット
10,10A〜10F、10H,10J,10K 本発明の埋め込み部品
11 案内フランジ
12 中間フランジ
12A 第1の中間フランジ
12B 第2の中間フランジ
13 回り止めフランジ
14 第1の樹脂収容溝
15,15A〜15E 第2の樹脂収容溝
16 ねじ孔
16A 貫通孔
16B 穴
17 中間樹脂収容溝
2 樹脂製の筐体
3 取付孔
4 貫通孔
5 ローレット
10,10A〜10F、10H,10J,10K 本発明の埋め込み部品
11 案内フランジ
12 中間フランジ
12A 第1の中間フランジ
12B 第2の中間フランジ
13 回り止めフランジ
14 第1の樹脂収容溝
15,15A〜15E 第2の樹脂収容溝
16 ねじ孔
16A 貫通孔
16B 穴
17 中間樹脂収容溝
Claims (5)
- 樹脂部材に設けられた取付孔に加熱した状態で押し込まれ、冷却後に前記樹脂部材に固着される金属製の樹脂用埋め込み部品であって、
前記取付孔の直径よりも小さな直径を備えた案内フランジと、
前記取付孔の直径よりも大きな直径を備え、外形が多角形状で前記案内フランジに平行な回り止めフランジと、
前記案内フランジと前記回り止めフランジとの間に設けられ、前記案内フランジの直径よりも小さな直径を備えた樹脂収容溝とを少なくとも備えると共に、
前記フランジに垂直な方向に貫通孔又は所定の深さの穴が設けられていることを特徴とする樹脂用埋め込み部品。 - 請求項1に記載の樹脂用埋め込み部品であって、
前記樹脂収容溝の中に、前記案内フランジに平行で且つ前記案内フランジよりも直径が大きく、前記回り止めフランジよりも直径が小さい中間フランジが設けられていることを特徴とする樹脂用埋め込み部品。 - 請求項2に記載の樹脂用埋め込み部品であって、
前記案内フランジと前記中間フランジとの間の樹脂収容溝を第1の樹脂収容溝、前記中間フランジと前記回り止めフランジとの間の樹脂収容溝を第2の樹脂収容溝とした時に、前記第1の樹脂収容溝の直径よりも、前記第2の樹脂収容溝の直径の方が大きく形成されていることを特徴とする樹脂用埋め込み部品。 - 請求項3に記載の樹脂用埋め込み部品であって、
前記第2の樹脂収容溝がテーパ状に形成されていることを特徴とする樹脂用埋め込み部品。 - 請求項3に記載の樹脂用埋め込み部品であって、
少なくとも前記第2の樹脂収容溝の局部断面が、半円状、V字状、四角形状、台形状の何れかの形状であることを特徴とする樹脂用埋め込み部品。
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JP2005157536A JP2006327151A (ja) | 2005-05-30 | 2005-05-30 | 樹脂用埋め込み部品 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2005
- 2005-05-30 JP JP2005157536A patent/JP2006327151A/ja active Pending
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