JP2006325356A - 電気接続箱 - Google Patents
電気接続箱 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006325356A JP2006325356A JP2005147579A JP2005147579A JP2006325356A JP 2006325356 A JP2006325356 A JP 2006325356A JP 2005147579 A JP2005147579 A JP 2005147579A JP 2005147579 A JP2005147579 A JP 2005147579A JP 2006325356 A JP2006325356 A JP 2006325356A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bus bar
- case
- side bus
- board
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】 本発明は、高密度化された電気接続箱を提供する。
【解決手段】 回路基板28に基板側バスバー29を沿わせて配置してなる回路構成体11と、回路構成体11を収容するロアケース13と、ロアケース13に組み合わされてケーシング12を構成するアッパーケース14と、アッパーケース14に設けたピン47及びこのピン47の先端に設けたバスバー押さえ部48によってアッパーケース14の内面に固定される複数本のケース側バスバー42とを備える電気接続箱10である。これにより、アッパーケース14の内面にケース側バスバー42を配設することができるから、基板側バスバー29を増設することなく電気接続箱10内にケース側バスバー42を増設できる。これにより電気接続箱10を高密度化できる。
【選択図】 図1
Description
請求項1の発明によれば、ケーシングの内面にケース側バスバーを固定することにより、回路基板に配設された基板側バスバーを増設することなく電気接続箱内にバスバーを増設できる。これにより、基板側バスバーが配設された回路構成体を大型化することなくバスバーを増設でき、電気接続箱を高密度化できる。
基板側バスバーのうち回路基板から外方に延出された部分が長い場合には、接続部品の挿入時に、基板側バスバーを座屈させるような力が加わることが懸念される。すると、回路基板と基板側バスバーとが剥離することが懸念される。
従来より、電気接続箱の防水性を高めるために、回路基板を覆うように液状の封止材料を充填した後に硬化させる、いわゆるポッティングが行われることがある。このポッティングに際しては、例えば回路基板の周囲を取り囲むようにして枠を配置し、この枠内に液状の封止材料が充填される。
請求項4の発明によれば、回路構成体のうち基板側バスバー側が放熱部材に電気絶縁状態で接着されているから、回路構成体から発生する熱を効率よく電気接続箱の外部に放散できる。
請求項5の発明によれば、ケース側バスバーは、第2ケース部材の内面から一体に突出するピンと、このピンの先端に設けられたバスバー押さえ部とからなる保持部により第2ケース部材に固定される。上記ピンは第2ケース部材と一体に形成されているから、例えば、ケース側バスバーを第2ケース部材に取り付けるための取り付け用部材が第2ケース部材とは別体に構成される場合と比べて、部品点数を減少させることができる。また、上記バスバー押さえ部は、ピンの先端を溶融させて潰すという簡易な手法により形成されるから、ケース側バスバーの第2ケース部材への組付け作業を簡略化できる。
請求項6の発明によれば、作業者は、第2ケース部材側に形成されたピンを、ケース側バスバーのピン挿通孔に貫通させることにより、第2ケース部材の所定の位置にケース側バスバーを配置できる。これにより、ケース側バスバーの第2ケース部材への組付け作業中に、作業者が第2ケース部材に振動を与えた場合でも、ケース側バスバーが所定位置から外れてばらばらになることを防止できる。これにより、ケース側バスバーの組付け作業の効率を向上させることができる。
請求項7の発明によれば、本来、回路保護のために用いられるヒューズを、接続部品として用いることができる。これにより、電気接続箱の部品点数を削減することができる。
請求項8の発明によれば、本来、電気接続箱内部の回路と、電気接続箱外部の回路とを接続するためのコネクタを、接続部品として用いることができるから、電気接続箱の部品点数を削減できる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
11…回路構成体
12…ケーシング
13…ロアケース(第1ケース部材)
14…アッパーケース(第2ケース部材)
15…放熱部材
26…インナーフレーム(押さえ部材)
28…回路基板
29…基板側バスバー
34…ヒューズ(接続部品)
35A…ヒューズ端子(突出端部)
36…相手側コネクタ(接続部品)
37A…雄端子(突出端部)
42…ケース側バスバー
46…ピン挿通孔
47…ピン(保持部)
48…バスバー押さえ部(保持部)
50…延設部
Claims (8)
- ケーシング内に回路構成体を収容してなる電気接続箱であって、
前記回路構成体は電子部品を実装した回路基板に基板側バスバーを沿わせて配してなり、この基板側バスバーには前記基板側バスバーから前記回路基板の板面に沿う方向に一体に延出されて前記ケーシングから外方に突出する突出端部が設けられており、
前記ケーシングの内面にはそこに設けた保持部によりケース側バスバーが固定されており、このケース側バスバーには曲げ加工が施されることで、前記回路構成体側に向かって延びる延設部と、この延設部に連なって前記ケーシングから外方に突出する突出端部とが設けられており、
前記各バスバーの突出端部には、両バスバー間を電気的に接続するための接続部品が設けられていることを特徴とする電気接続箱。 - 前記ケーシングは、前記回路構成体が載置される第1ケース部材と、前記回路構成体を覆うように前記第1ケース部材に組み合わされる第2ケース部材とからなり、前記第2ケース部材には、前記基板側バスバーのうち前記回路基板から外方に延出する部分を前記第1ケース部材に押さえ付ける押さえ部材が設けられていることを特徴とする請求項1記載の電気接続箱。
- 前記押さえ部材は、前記回路基板の周囲を取り囲む枠状をなして前記第2ケース部材とは別部品にて形成されると共に前記第1ケース部材に固定可能となっており、前記第2ケース部材は前記押さえ部材の外側に固定可能であり、前記押さえ部材の内側にはこれを前記第1ケース部材に固定した状態で前記回路基板を覆うように充填された封止材料が配されていることを特徴とする請求項2記載の電気接続箱。
- 前記第1ケース部材は放熱部材により構成されており、前記回路構成体のうち前記基板側バスバーと、前記第1ケース部材とが電気絶縁状態で接着されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電気接続箱。
- 前記保持部は、前記第2ケース部材の内面から突出したピンと、このピンの先端を溶融して潰すことにより拡径したバスバー押さえ部とからなることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の電気接続箱。
- 前記ケース側バスバーには前記ピンを貫通させるためのピン挿通孔が形成されていることを特徴とする請求項5記載の電気接続箱。
- 前記接続部品がヒューズであることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の電気接続箱。
- 前記接続部品がコネクタであることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の電気接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005147579A JP2006325356A (ja) | 2005-05-20 | 2005-05-20 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005147579A JP2006325356A (ja) | 2005-05-20 | 2005-05-20 | 電気接続箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006325356A true JP2006325356A (ja) | 2006-11-30 |
Family
ID=37544599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005147579A Pending JP2006325356A (ja) | 2005-05-20 | 2005-05-20 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006325356A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009303405A (ja) * | 2008-06-13 | 2009-12-24 | Autonetworks Technologies Ltd | 回路構成体および電気接続箱 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH053619A (ja) * | 1991-06-25 | 1993-01-08 | Yazaki Corp | 電気接続箱 |
JPH06113428A (ja) * | 1992-09-25 | 1994-04-22 | Yazaki Corp | バスバーの固定方法 |
JP2000083311A (ja) * | 1998-09-04 | 2000-03-21 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 自動車用電気接続箱 |
JP2001008333A (ja) * | 1999-06-21 | 2001-01-12 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 電気接続箱、電気接続箱用ケース |
JP2002374607A (ja) * | 2001-06-14 | 2002-12-26 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 電気接続箱におけるバスバーの配線構造 |
JP2003324823A (ja) * | 2002-04-25 | 2003-11-14 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 車載用電源分配器 |
JP2004040873A (ja) * | 2002-07-01 | 2004-02-05 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 回路構成体及び回路ユニット |
JP2004248426A (ja) * | 2003-02-14 | 2004-09-02 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | パワーモジュール及びその製造方法 |
-
2005
- 2005-05-20 JP JP2005147579A patent/JP2006325356A/ja active Pending
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH053619A (ja) * | 1991-06-25 | 1993-01-08 | Yazaki Corp | 電気接続箱 |
JPH06113428A (ja) * | 1992-09-25 | 1994-04-22 | Yazaki Corp | バスバーの固定方法 |
JP2000083311A (ja) * | 1998-09-04 | 2000-03-21 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 自動車用電気接続箱 |
JP2001008333A (ja) * | 1999-06-21 | 2001-01-12 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 電気接続箱、電気接続箱用ケース |
JP2002374607A (ja) * | 2001-06-14 | 2002-12-26 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 電気接続箱におけるバスバーの配線構造 |
JP2003324823A (ja) * | 2002-04-25 | 2003-11-14 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 車載用電源分配器 |
JP2004040873A (ja) * | 2002-07-01 | 2004-02-05 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 回路構成体及び回路ユニット |
JP2004248426A (ja) * | 2003-02-14 | 2004-09-02 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | パワーモジュール及びその製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009303405A (ja) * | 2008-06-13 | 2009-12-24 | Autonetworks Technologies Ltd | 回路構成体および電気接続箱 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7632110B2 (en) | Electric junction box | |
JP3910497B2 (ja) | 電力回路部の防水方法及び電力回路部をもつパワーモジュール | |
JP4114497B2 (ja) | 回路構成体用ケース及び回路構成体の製造方法 | |
JP5333436B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP2006050753A (ja) | 電気接続箱 | |
JP2004072907A (ja) | 電気接続箱 | |
CN101340069B (zh) | 电接线盒及其制造方法 | |
JP2006074984A (ja) | 電気接続箱 | |
WO2012011395A1 (ja) | コネクタ、電気接続箱、及びコネクタの製造方法 | |
JP4291215B2 (ja) | 電子機器の密閉筐体 | |
JP4940017B2 (ja) | 電子ユニットの製造方法 | |
JP5068054B2 (ja) | 電気接続箱の取付構造 | |
JP2007335254A (ja) | 電子制御装置 | |
JP6575930B2 (ja) | 基板ユニット | |
JP2006325366A (ja) | 電気接続箱 | |
JP2006325356A (ja) | 電気接続箱 | |
JP2006005107A (ja) | 回路構成体 | |
JP5532825B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP3194466B2 (ja) | 電気接続箱に対するptc素子の装着構造 | |
JP2007089369A (ja) | 電気接続箱 | |
JP2006304517A (ja) | 電気接続箱 | |
US7763796B2 (en) | Electric connection box and manufacturing method of electric connection box | |
JP4745925B2 (ja) | 自動車用モータの制御用コネクタ一体型半導体モジュール | |
JP4764175B2 (ja) | 電気接続箱 | |
JP5384817B2 (ja) | 電気接続箱 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20070427 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080321 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20090909 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20090909 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100330 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100528 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110203 |