JP2006324355A - フレキシブル配線基板、電子部品搭載フレキシブル配線基板、および液晶表示装置 - Google Patents

フレキシブル配線基板、電子部品搭載フレキシブル配線基板、および液晶表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 コストアップすることなく、FPCに搭載する電子部品に対して応力が集中することを防止し、歩留まりおよび信頼性を向上させたフレキシブル配線基板を提供する。
【解決手段】 光源用FPC40は、FPCベースフィルム25上に配線パターン10が形成されてなる光源用FPC40であって、配線パターン10の一部をなす直線状の端部同士がその長手方向に距離を隔てて対峙して配されており、これら端部間に形成される未配線領域に対応する部位Z・Z’に、補強用のダミー配線パターン11が設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フレキシブル基材上に配線パターンが形成されてなるフレキシブル配線基板、このフレキシブル配線基板に電子部品が搭載された電子部品搭載フレキシブル配線基板、および、この電子部品搭載フレキシブル配線基板を備えた液晶表示装置に関するものである。
従来、携帯電話、テレビ、およびパソコンなどの電子機器には、液晶表示装置が搭載されている。この液晶表示装置には、照明光源(バックライト)を表示に利用する透過型の液晶表示装置と、周囲光を表示に利用する反射型の液晶表示装置とがある。透過型の液晶表示装置は、反射型の液晶表示装置とは異なり、暗所でも用いることができるとともに、反射型の液晶表示装置よりも表示性能が高い、という特性を有している。
透過型の液晶表示装置には、上記の通り、バックライトを設ける必要がある。このバックライトは、光源としてのLEDが設けられた、フレキシブルプリント回路基板(flexible printed circuit board;光源用電子部品搭載FPC;フレキシブル配線基板)を有している。
この光源用電子部品搭載FPCは、光源用電子部品搭載FPCの基材としてのFPCベースフィルムと、このFPCベースフィルム上にエッチングなどにて形成された配線パターンと、この配線パターンの上に半田付けにて取り付けられたLEDおよびツェナーダイオード(電子部品)と、を備えている(例えば、特許文献1参照)。
図9(a)は、従来の光源用電子部品搭載FPCを示す平面図である。また、図9(b)は、図9(a)のM領域(ツェナーダイオードが実装された領域)を約5倍に拡大した平面図である一方、図9(c)は、図9(a)のN領域(LEDが実装された領域)を約5倍に拡大した平面図である。なお、図9(b)(c)では、説明の便宜上、配線パターンにハッチングを付している。
光源用電子部品搭載FPC80を形成しているFPCベースフィルム81の表面には、図9(a)に示すように、光源用電子部品搭載FPC80の外形に沿って、配線パターン82が形成されている。この配線パターン82は、同図に示すように、リーク電流を防止するために、部分的に途切れている。具体的には、配線パターン82は、ツェナーダイオード83やLED84を実装する箇所において途切れている。
M領域における配線パターン82は、図9(b)に示すように、パターン部82−1、パターン部82−2、およびパターン部82−3からなっている。
そして、パターン部82−1とパターン部82−2とは、光源用電子部品搭載FPC80の長手方向に沿って、ほぼ同一直線上に配されている。また、パターン部82−1とパターン部82−2との光源用電子部品搭載FPC80の長手方向における端部同士が互いに対峙(対向)している。
すなわち、配線パターン82は、パターン部82−1とパターン部82−2との間で途切れおり、配線パターン82が切り分けられた未配線領域を有している。また、上記の未配線領域には、パターン部82−1側とパターン部82−2側に設けられた接続端子に接続された、ツェナーダイオード83が実装されている。そして、パターン部82−1およびパターン部82−2と光源用電子部品搭載FPC80の短手方向に離間して、パターン部82−1およびパターン部82−2と平行に、パターン部82−3が配されている。
また、N領域における配線パターン82は、図9(c)に示すように、パターン部82−2、パターン部82−4およびパターン部82−5からなっている。そして、パターン部82−2とパターン部82−4とは光源用電子部品搭載FPC80の長手方向に沿って、ほぼ同一直線上に配されている。また、パターン部82−5とパターン部82−4との光源用電子部品搭載FPC80の長手方向におけるの端部同士が互いに対峙(対向)している。
すなわち、配線パターン82は、パターン部82−5とパターン部82−4との間で途切れており、配線パターン82が切り分けられた未配線領域を有している。また、上記の未配線領域には、パターン部82−5側とパターン部82−4側に設けられた接続端子に接続された、LED84が実装されている。そして、この同一直線上に設けられたパターン部82−5およびパターン部82−4と光源用電子部品搭載FPC80の短手方向に離間してこれらのパターン部85−2・82−4に平行に、パターン部82−2が配されている。
特開2002−182205号公報(平成14年6月26日 公開)
しかしながら、上記通り、光源用電子部品搭載FPC80におけるツェナーダイオード83やLED84を実装する部分の配線パターン82は、途切れている。すなわち、光源用電子部品搭載FPC80におけるツェナーダイオード83やLED84を実装する部分の配線パターン82は、未配線領域を有している。このため、光源用電子部品搭載FPC80にかかる応力が、この光源用電子部品搭載FPC80に搭載されるツェナーダイオード83およびLED84に集中する、という問題が生じる。
この点について、図9(b)に示すM領域を用いて説明する。なお、図9(c)に示すN領域についても同様の問題が発生するため、その説明を省略する。
上記の通り、光源用電子部品搭載FPC80におけるツェナーダイオード83を実装する部分において配線パターン82は、パターン部82−1と、パターン部82−2とに途切れている。すなわち、配線パターン82は、未配線領域を有している。この未配線領域に、光源用電子部品搭載FPC80の短手方向に沿って光源用電子部品搭載FPC80を折り曲げるような応力がかかった場合、この応力を妨げる配線パターン82は、パターン部82−3のみであり、結果として、ツェナーダイオード83に応力が集中する。
そのため、ツェナーダイオード83の折れなどの破損が発生し、歩留まりおよび信頼性の低下という問題が生じていた。なお、このような問題に対して、ツェナーダイオード83を実装する部分における光源用電子部品搭載FPC80の強度を高める部材をFPCベースフィルム81に取り付けるという方法があるが、コストアップするという問題が生じる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、コストアップすることなく、光源用電子部品搭載FPCに搭載した電子部品に対する応力の集中を避け、歩留まりおよび信頼性を向上させたフレキシブル配線基板、このフレキシブル配線基板に電子部品を搭載させた電子部品搭載フレキシブル配線基板、および、この電子部品搭載フレキシブル配線基板を備えた液晶表示装置を提供することにある。
本発明のフレキシブル配線基板は、上記課題を解決するために、フレキシブル基材上に配線パターンが形成されてなるフレキシブル配線基板であって、配線パターンの一部をなす直線状の端部同士がその長手方向に距離を隔てて対峙して配されており、これら端部間に形成される未配線領域に対応する部位に、補強用のダミー配線パターンが設けられていることを特徴としている。
ここで、フレキシブル配線基板とは、LCD−FPC(メインFPC)と光源用のFPCとの両方を含む。
上記した通り、フレキシブル配線基板におけるフレキシブル基材上に設けられた配線パターンには、リーク電流の発生を防止するため、未配線領域が設けられている。つまり、配線パターンは、部分的に切り分けられている(途切れている)。
そのため、この未配線領域における従来のフレキシブル配線基板は、曲げ応力に対して強度が弱かった。従って、従来の配線パターンでは、この配線パターン上の未配線領域に設けられる電子部品に応力が集中していた。電子部品に応力が集中すると、電子部品が破壊され、歩留まりおよび信頼性が低下するという問題があった。
これに対して、上記構成によれば、配線パターンの一部をなす直線状の端部同士がその長手方向に距離を隔てて対峙して配されており、これら端部間に形成される未配線領域に対応する部位に、補強用のダミー配線パターンが設けられている。
つまり、未配線領域に対応する部位に、補強用のダミー配線パターンが設けられている。このため、ダミー配線パターンによってリーク電流を発生させることなく、未配線領域におけるフレキシブル配線基板を折り曲げるようにかかる応力をダミー配線パターンに分散させることができる。
そのため、未配線領域に設けられる電子部品に応力が集中することを防止することができる。従って、この電子部品の破壊を防止することができると共に、フレキシブル配線基板の歩留まりおよび信頼性を高めることができる。また、配線パターンを作り込む工程にて同時にダミー配線パターンを作り込むことができるため、コストアップを招くことも防止することができる。
また、本発明のフレキシブル配線基板では、上記ダミー配線パターンは、上記直線状端部を含む配線パターンより分岐されて形成されていることが好ましい。
上記構成によれば、ダミー配線パターンは、配線パターンより分岐されて形成されている。つまり、ダミー配線パターンの少なくとも一端がこの配線パターンに接続されている。そのため、ダミー配線パターンに電荷が帯電することを防止することができる。
また、本発明のフレキシブル配線基板では、上記ダミー配線パターンは、対峙する両端部から外側に向けて交互に形成されていることが好ましい。
上記構成によれば、対峙する両端部から外側に向けて交互にダミー配線パターンが形成されている。そのため、フレキシブル配線基板にかかる応力を効率的に分散させることができる。
また、本発明の電子部品搭載フレキシブル配線基板では、上記いずれかに記載のフレキシブル配線基板に電子部品が搭載された電子部品搭載フレキシブル配線基板であって、上記互いに対峙している各端部と上記電子部品の各端子とが互いに接続されていることが好ましい。
また、本発明の電子部品搭載フレキシブル配線基板では、光源用としての電子部品搭載フレキシブル配線基板であって、上記電子部品は、LEDまたはツェナーダイオードであり、これらの電子部品は、半田または異方性導電膜にて接続されていることが好ましい。
また、本発明の電子部品搭載フレキシブル配線基板では、上記補強用の配線パターンは、上記接続端子に対応する部位にまで延伸されていることが好ましい。
上記構成によれば、上記ダミー配線パターンは、接続端子に対応する部位にまで延伸されているため、電子部品と配線パターンと接続の強度を高めることができる。そのため、電子部品と配線パターンとの接続部位が破壊・損傷することを防止することができる。
また、本発明の液晶表示装置では、上記いずれかに記載の電子部品搭載フレキシブル配線基板を備えてなることが好ましい。
本発明のフレキシブル配線基板は、以上のように、フレキシブル基材上に配線パターンが形成されてなるフレキシブル配線基板であって、配線パターンの一部をなす直線状の端部同士がその長手方向に距離を隔てて対峙して配されており、これら端部間に形成される未配線領域に対応する部位に、補強用のダミー配線パターンが設けられている。
従って、コストアップすることなく、フレキシブル配線基板に搭載された電子部品に対する応力の集中を防止することができ、フレキシブル配線基板の歩留まりおよび信頼性を向上させることができる。
本発明の一実施形態について、図面を用いて説明する。
図2は、本実施の形態の液晶表示装置の概略構成を示す分解斜視図である。
この液晶表示装置は、液晶表示パネル1、LCD(liquid crystal display)用電子部品搭載FPC(Flexible printed circuit board;電子部品搭載フレキシブル配線基板;フレキシブルプリンティッドサーキット)2、プリズムシート(レンズシート)3・3、拡散シート4、導光板5、反射シート6、遮光シート7、および光源用電子部品搭載FPC(電子部品搭載フレキシブル配線基板;フレキシブルプリンティッドサーキット)8と、これらを収容する樹脂フレーム9とを有している。
そして、この液晶表示装置の表示面側から、液晶表示パネル1、プリズムシート3・3、拡散シート4、導光板5、反射シート6、および遮光シート7の順で設けられている。また、LCD用電子部品搭載FPC2は、液晶表示パネル1の側面部に設けられている一方、光源用電子部品搭載FPC8は、導光板5の側面部に設けられている。
LCD用電子部品搭載FPC2は、液晶表示パネル1内に挟持された液晶を駆動する役割を有している。導光板5は、光源用電子部品搭載FPC8からの光を液晶表示パネル1に導く役割を有している。反射シート6は、導光板5の下面や側面から漏れた光を再び導光板5内に反射する。遮光シート7は、光源用電子部品搭載FPC8からの光が液晶表示装置から漏れ出すのを防止する。そして、樹脂フレーム9は、筐体としての役割を有している。
次に、上記の光源用電子部品搭載FPC8に電子部品が搭載される前の光源用FPC(フレキシブル配線基板)40について、図3(a)〜図3(c)を用いて説明する。
光源用FPC40は、図3(a)〜図3(c)およびに示すように、FPCベースフィルム(フレキシブル基材)25と、このFPCベースフィルム25上に設けられた配線パターン10と、を有している。さらに、この配線パターン10上には、後に説明する図1(a)〜図1(c)に示すように、電子部品(ツェナーダイオード20およびLED21)が搭載可能となっている。
図3(a)は、電子部品が搭載される前の光源用FPC40を示す平面図である。また、図3(b)は、図3(a)におけるA領域を約5倍に拡大した平面図であり、図3(c)は、図3(a)におけるB領域を約5倍に拡大した平面図である。なお、図3(b)(c)では、説明の便宜上、各配線パターン10に、ハッチングを付している。
配線パターン10は、図3(a)に示すように、光源用FPC40の外形に沿うように、FPCベースフィルム25上に形成されている。そして、光源用FPC40の平面形状は、T字形状となっている。すなわち、光源用FPC40は、上方から見ると、2枚の平板を直角に突きあてた形状となっている。さらに、配線パターン10は、リーク電流を防止するために、電子部品(図1(a)〜図1(c)参照)を実装する箇所において部分的に途切れている(切り分けられている;未配線領域を有している)。
なお、上記FPCベースフィルム25の厚みは、例えば25μm、または12.5μmのものを用いることができる。また、上記配線パターン10の厚みは、36μ、18μm、または12μmのものを用いることができ、比較的小さな粒子が集まった電解銅箔にて作製してもよく、比較的大きな粒子が集まった圧延銅箔にて作製してもよい。
また、図3(b)に示すように、A領域における配線パターン10は、パターン部10−1と、パターン部10−2と、パターン部10−3とから成っている。パターン部10−1およびパターン部10−2は、光源用FPC40の長手方向に沿って、ほぼ同一直線上に配されている。すなわち、パターン部10−1とパターン部10−2とによって直線形状(直線状)を成している。
そして、パターン部10−1とパターン部10−2との光源用FPC40の長手方向における端部同士が、互いに対峙(対向)している。すなわち、配線パターン10は、パターン部10−1とパターン部10−2とに切り分けられている。
パターン部10−3は、上記のパターン部10−1およびパターン部10−2と光源用FPC40の短手方向に離間して、パターン部10−1およびパターン部10−2と平行に配されている。それゆえ、配線パターン10は、パターン部10−1およびパターン部10−2と、パターン部10−3との間に間隙部を有している。
特に、本実施の形態の光源用FPC40には、この間隙部に、補強用のダミー配線パターン(以下、単に「ダミー配線」という)11が設けられている。なお、説明の便宜上、ダミー配線11には、配線パターン10とは異なるハッチングを付している。また、補強用とは、曲げ応力に対して、光源用FPC40を補強する目的で、という意味である。また、ダミー配線11は、一端が、パターン部10−2に接続されている一方、他端が、パターン部10−1の方まで、パターン部10−1・10−2と平行に延びている。
また、図3(c)に示すように、B領域における配線パターン10は、パターン部10−2と、パターン部10−4と、パターン部10−5とから成っている。
パターン部10−2は、光源用FPC40の長手方向に延びており、光源用FPC8の端部において、光源用FPC40の短手方向に緩やかに折れ曲がっている。パターン部10−5は、この短手方向に折れ曲がったパターン部10−2の端部と接続されており、光源用FPC40の長手方向に延びた後、途切れている。パターン部10−2・10−5の形状は、B領域において、上方から見ると、略コ字状となっている。

また、パターン部10−4は、パターン部10−5と同一直線上に配されており、パターン部10−5とパターン部10−4との光源用FPC40の長手方向に沿った端部同士が互いに対峙(対向)している。すなわち、配線パターン10は、B領域において、パターン部10−5とパターン部10−4とに切り分けられている。
特に、本実施の形態の光源用FPC40には、補強用のダミー配線11が設けられている。このダミー配線11は、一端がパターン部10−5と接続されており、他端がパターン部10−4の方まで、光源用FPC40の長手方向に延びている。より詳細には、補強用のダミー配線11は、パターン部10−5よりもさらに光源用FPC40の外側に位置している。なお、補強用のダミー配線11の位置は、これに限らず、パターン部10−5よりも光源用FPC40の内側に位置していてもよい。
図1(a)〜図1(c)は、図3(a)〜図3(c)に示された上記の光源用FPC40に電子部品が搭載された光源用電子部品搭載FPC8を示す、平面図である。
図1(a)は、図3(a)に示す光源用FPC40に、ツェナーダイオード20および複数のLED21を搭載した光源用電子部品搭載FPC8を示す平面図である。図1(b)は、図3(b)の光源用FPC40にツェナーダイオード20を搭載した光源用電子部品搭載FPC8を示す平面図である。図1(c)は、図3(c)の光源用FPC40にLED21を搭載した光源用電子部品搭載FPC8を示す平面図である。
光源用電子部品搭載FPC8には、図1(a)に示すように、配線パターン10における配線パターン10が途切れた部分に、ツェナーダイオード20、または、LED21が搭載されている。なお、同図に示すツェナーダイオード20およびLED21の個数は、単なる一例にすぎずこれに限定されない。
ツェナーダイオード20は、図1(b)に示すように、切り分けられて互いに離れたパターン部10−1とパターン部10−2とを互いに繋ぐように、パターン部10−1およびパターン部10−2上に設けられている。
すなわち、ツェナーダイオード20の一方の端子は、パターン部10−1上に設けられた接続端子(端部)と接続されている一方、ツェナーダイオード20の他方の端子は、パターン部10−2上に設けられた接続端子(端部)と接続されている。具体的には、パターン部10−1およびパターン部10−2上には、接続端子を有するランドが設けられており、これらのランドに、例えば半田付けによってツェナーダイオード20の両端子が接続されている。
また、LED21は、図1(c)に示すように、切り分けられて互いに離れたパターン部10−5とパターン部10−4とを繋ぐように設けられている。すなわち、LED21の一方の端子は、パターン部10−5上に設けられた接続端子(端部)に接続されている一方、LED21の他方の端子は、パターン部10−4上に設けられた接続端子(端部)に接続されている。
具体的には、パターン部10−5およびパターン部10−4上にランドが設けられており、これらのランドに半田付けによってLED21の両端子が接続されている。なお、電子部品(ツェナーダイオード20、LED21)と配線パターン10との接続は、半田44(図6(b)参照)を用いたが、これに限らず、例えば、ACF(anisotropic conductive film connection)接続であってもよい。すなわち、電子部品(ツェナーダイオード20、LED21)と配線パターン10とを異方性導電膜にて接続してもよい。
また、上記ダミー配線11の作成方法は、配線パターン10を作成するときの銅箔のエッチング工程にて同時に作成することができる。そのため、補強用のダミー配線11を作成することによる新たな製造工程、および、コストアップを防止することができる。
ここで、特に、本実施の形態の光源用電子部品搭載FPC8および光源用FPC40には、図1(b)図3(b)に示すように、補強用のダミー配線11が設けられている。そして、この補強用のダミー配線11は、ツェナーダイオード20の端子間を結ぶ線分と直交し、かつ、パターン部10−1およびパターン部10−2の光源用電子部品搭載FPC8の長手方向に互いに対峙した端部を通る2本の線分X・Yにて挟まれた領域(端部間に形成される未配線領域に対応する部位)Zに設けられている。ただし、上記の通り、パターン部10−1の端部とパターン部10−2の端部との間の未配線領域に補強用のダミー配線11を設けると、リーク電流が発生するので、ダミー配線11は、この未配線領域を除いた部分に設けられる。つまり、上記のZ領域には、未配線領域そのものは除かれているものとする。
換言すれば、補強用のダミー配線11は、直線状をなすパターン部10−1とパターン部10−2の端部との端部間に形成された未配線領域に対応する部位(図1(b)中領域Z;例えば、図1(b)中領域Q)に形成されている。なお、図1(b)では、ダミー配線11の領域Qにおける形状は、矩形状となっているが、形状はこれに限らず、円形、楕円形などの形状でもよく、ダミー配線11の形状は特に問わない。
同様に、本実施の形態の光源用電子部品搭載FPC8にも、図1(c)に示すように、補強用のダミー配線11が設けられている(図3(c)参照)。この補強用のダミー配線11は、LED21の端子間を結ぶ線分と直交し、かつ、パターン部10−5およびパターン部10−4の光源用電子部品搭載FPC8の長手方向に互いに対峙した端部を通る2本の線分X’・Y’にて挟まれた領域(端部間に形成される未配線領域に対応する部位)Z’に設けられている。
ただし、上記の通り、パターン部10−5の端部とパターン部10−4の端部との間の未配線領域に補強用のダミー配線11を設けると、リーク電流が発生するので、ダミー配線11は、この未配線領域を除いた部分に設けられる。つまり、上記のZ’領域には、未配線領域そのものは除かれているものとする。
換言すれば、補強用のダミー配線11は、パターン部10−5の端部とパターン部10−4の端部との端部間に形成された未配線領域に対応する部位(図1(c)中Z’領域;例えば、図1(c)中領域Q’)に形成されている。
図1(b)図3(b)に示すように、光源用電子部品搭載FPC8および光源用FPC40のパターン部10−1とパターン部10−2との配線パターン間(配線パターン10が途切れた部分)に対応した上記のZ領域には、もともとパターン部10−3しかなく、折れ曲がろうとする応力(曲げ応力)に対する光源用電子部品搭載FPC8および光源用FPC40からの反力が弱かった。つまり、曲げ応力が分散される箇所が、パターン部10−3しかなかった。
そのため、パターン部10−1とパターン部10−2との間に設けられたツェナーダイオード20に対して応力が集中し、ツェナーダイオード20が破壊される、という問題があった。同様の理由から、LED21に対して応力が集中し、LED21が破壊される、という問題もあった。
これに対して、図1(b)(c)に示すように、Z領域およびZ’領域にダミー配線11を設けることによって、配線パターン10間(配線パターン10が途切れた部分)の曲げ応力を、ダミー配線11へ分散することができる。それゆえ、電子部品(ツェナーダイオード20およびLED21)に集中応力が発生することを防止することができる。従って、ツェナーダイオード20および/またはLED21が破壊されることを防止することができる。また、これに伴い、光源用電子部品搭載FPC8および光源用FPC40の歩留まりおよび信頼性を向上させることができる。
また、本実施の形態の光源用電子部品搭載FPC8のように、上記Z領域に設けられたダミー配線11が、ツェナーダイオード20とパターン部10−1・10−2との接続部(ツェナーダイオード20の端子;パターン部10−1・10−2の接続端子)の外側にまで達している(延伸している)ことが望ましい。
つまり、ツェナーダイオード20の端子間を結ぶ線分と直交し、かつ、配線パターン10に設けられた接続端子を通る、2本の線分V・Wにまで、ダミー配線11が延びていることが好ましい(図1(b)参照)。
上記構成によれば、ダミー配線11にて、ツェナーダイオード20の端子とパターン部10−1・10−2の接続端子とを接続している半田44(図6(b)参照)にかかる応力を妨げることができるため、半田44のクラックを防止することができる。
同様の理由から、上記Z’領域に設けられたダミー配線11が、LED21とパターン部10−2・10−4との接続部(LED21の端子;パターン部10−2・10−4の接続端子)の外側にまで達していることが望ましい。つまり、LED21の端子間を結ぶ線分と直交し、かつ、配線パターン10の接続端子を通る、2本の線分V’・W’まで、ダミー配線11が達していることが好ましい(図1(c)参照)。
図4は、図1(c)に示す光源用電子部品搭載FPC8のE−E’断面図である。同図に示すように、光源用電子部品搭載FPC8におけるLED21が搭載された周囲では、FPCベースフィルム25と、パターン部10−2・10−4およびダミー配線11と、LED21とがこの順で設けられている。なお、図示しないが、パターン部10−2・10−4およびダミー配線11を保護するために、カバーレイ接着材を介して、カバーレイフィルムを形成してもよい。このカバーレイフィルムは、パターン部10−2・10−4およびダミー配線11の剥離の防止などの役割を有している。なお、カバーレイ接着剤の厚みは、例えば15μmとすることができる一方、カバーレイフィルムの厚みは、例えば12.5μmとすることができる。なお、ここではカバーレイフィルムとしたが、フィルムに限定されるものではなく、レジスト印刷等によるカバーレイであってもよい。
図5は、図4に示す光源用電子部品搭載FPC8の側面図である。なお、同図では、光源用電子部品搭載FPC8と導光板5との位置関係を説明するため、光源用電子部品搭載FPC8だけでなく、導光板5も図示している。導光板5は、同図に示すように、LED21に対向して設けられている。これにより、LED21からの光を導光板5に効率良く送ることができるようになっている。なお、同図では、ダミー配線11は、LED21に対して導光板5とは反対側に設けられているが、LED21に対して導光板5と同一側に設けてもよい。なお、図5では、導光板5の下に光源用電子部品搭載FPC8が配されているが、導光板5の上に光源用部品搭載FPC8が設けられていてもよいし、導光板の横に光源用部品搭載FPC8が設けられていてもよい。
また、上記では、配線パターン10が全て、FPCベースフィルム25の同一側(表面側)に設けられている場合について説明した。しかしながらこの構成に限られず、配線パターン10の一部がFPCベースフィルム25の裏面側に設けられていてもよい。例えば、光源用電子部品搭載FPC8の外形、すなわち、光源用FPC40の外形が小さい(狭い)場合には、上記のように、FPCベースフィルム25の表面に光源用電子部品搭載FPC8の短手方向に、2本の配線パターン10を設けて、さらに、ダミー配線11を設けるスペースがない場合がある。
この場合には、図6(a)に示すように、FPCベースフィルム25の端部にスルーホール40を設けて、このスルーホール40から配線パターン10をFPCベースフィルム25の裏面側へまわすことが好ましい。つまり、同図に示すFPCベースフィルム25では、FPCベースフィルム25に対して、電子部品(ツェナーダイオード20、LED21)が設けられている側とは、反対側(裏面側)に裏側配線パターン35が設けられている。
図6(b)は、図6(a)に示す、LED21周辺の積層状態を示す断面図である。同図に示すように、LED21周辺では、裏側配線パターン35、FPCベースフィルム25、配線パターン10、およびLED21がこの順で積層されている。そして、LED21と配線パターン10とは半田44にて接続されている。また、この場合にも、上記と同様に、ダミー配線11が設けられている。この場合、ダミー配線は、FPCベースフィルム25の表面側に設けられていてもよいし、FPCベースフィルム25の裏面側に設けられていてもよい。
また、上記では、ダミー配線11は、1つの電子部品に対して1つだけ、すなわち1つの対峙した端部に1つだけ設けられていた。しかし、ダミー配線11の数は1つに限られず、複数設けられていてもよい。また、図1(b)図3(b)では、ダミー配線11は、端部同士が互いに対峙するパターン部10−1とパターン部10−2とのうち、パターン部10−2から延びている(延伸している;分岐されて形成されている)。しかし、パターン部10−2からの延伸に限らず、パターン部10−1から延伸していてもよく、パターン部10−2およびパターン部10−1の両方から延伸していてもよい。同様に、図1(c)図3(c)では、ダミー配線11は、端部同士が互いに対峙するパターン部10−5とパターン部10−4のうち、パターン部10−5から延びている(延伸している)。しかし、パターン部10−5からの延伸に限らず、パターン部10−4から延伸していてもよいし、パターン部10−5およびパターン部10−4の両方から延伸していてもよい。さらに言えば、図1(c)図3(c)において、パターン部10−2からダミー配線11を延伸させてもよい。
また、図1(b)図3(b)では、ダミー配線11は、パターン部10−1およびパターン部10−2とパターン部10−3との間隙部に設けられていた。しかしながら、この構成に限らず、Z領域におけるいずれかの領域であれば、例えば、パターン部10−3に対して、パターン部10−1およびパターン部10−2とは反対側に設けられていてもよい。また、ダミー配線11は、パターン部10−1およびパターン部10−2に対して、パターン部10−3とは反対側に設けられていてもよい。
同様に、図1(c)図3(c)における、ダミー配線11も図1(c)に示すZ’領域であれば、特にダミー配線11の配置位置は問わない。
さらに、上記では、ダミー配線11は、いずれかの配線パターン10に一端が接続されていた。このため、ダミー配線11の強度をより高めることができ、さらに、電気メッキにより作り込むことができる。また、電荷が溜まるのを防止することができる。つまり、ダミー配線11に溜まった電荷を配線パターン10にリークさせることができる。
しかしながら、この構成に限らず、ダミー配線11をいずれの配線パターン10とも接続せず、いわゆる浮きパターンとして作製してもよい。この場合には、無電解メッキにより作り込むことができる。
また、上記ではいずれも光源用FPC40および光源用電子部品搭載FPC40に補強用のダミー配線を設けた場合ついて説明したが、上記LCD用電子部品搭載FPC2、または、電子部品を搭載していないLCD−FPC(不図示)に補強用のダミー配線11を設けてもよい。この場合、搭載する電子部品の種類は異なるが、上記した光源用電子部品搭載FPC8と同様に、搭載する電子部品に応力が集中することを防止することができ、LCD用電子部品搭載FPC2またはLCD−FPCの歩留まりおよび信頼性を向上させることができるという効果を奏する。
図7(a)は、図1(a)に示した光源用FPC8とは異なるパターンの配線パターンおよびダミー配線を有する光源用FPCを示す平面図である。図7(b)は、図7(a)におけるG領域を約5倍に拡大した平面図であり、図7(c)は、図7(a)におけるH領域を約5倍に拡大した平面図である。なお、図7(a)〜図7(c)における光源用電子部品搭載FPC(電子部品搭載フレキシブル配線基板)45は、図1(a)〜図1(c)における光源用電子部品搭載FPC8よりもFPCベースフィルム表面に占める配線パターンおよびダミー配線の面積が大きくなっている。
G領域では、図7(b)に示すように、配線パターン30は、パターン部30−1とパターン部30−2とパターン部30−3とから成っている。
そして、互いに対向したパターン部30−1とパターン部30−2とのそれぞれの両端部から、外側にくしば状にダミー配線パターン(補強用のダミー配線パターン)31が延びている。すなわち、パターン部30−1からパターン部30−2へ向かって複数のダミー配線31が延びていると共に、パターン部30−2からパターン部30−1へ向かって、複数のダミー配線31が延びている。
上記くしば状とは、上方から配線パターン30を見たときに、パターン部30−1から延びるダミー配線31と、パターン部30−2から延びるダミー配線31とが互いに交互に配されている形状をいう。
これにより、ツェナーダイオード20の周囲であって、パターン部30−1とパターン部30−2とが途切れた部分(未配線領域)に対応する領域に設けられたダミー配線31の数が、上記の実施の形態よりも増えると共に、くしば状になっていることから、さらに強固にツェナーダイオード20に応力が集中することを妨げることができる。つまり、光源用電子部品搭載FPC45にかかる応力をより効率的にダミー配線31に分散させることができる。
また、H領域では、図7(c)に示すように、互いに対向したパターン部30−2とパターン部30−4とにおいて、パターン部30−4からパターン部30−2の方までダミー配線が延伸している。
この場合にも上記と同様に、従来途切れていたパターン部30−2とパターン部30−4とが途切れた部分(未配線領域)にダミー配線11が設けられているため、LED21に応力が集中することを防止することができる。
また、配線パターン30に対応する箇所の配線パターン30が途切れている箇所を除くほとんどの箇所において、ダミー配線31またはパターン部30−2が設けられているため、LED21にかかる応力をより一層低減することができる。
〔参考例〕
次に図7(a)〜図7(c)に示す光源用電子部品搭載FPCに対する参考例を図8(a)〜図8(c)に示す。図8(a)〜図8(c)に示す参考例の光源用FPC(以下、「参考光源用電子部品搭載FPC」と称する)には、ダミー配線31が設けられていない。なお、図8(a)〜図8(c)は参考例であるが、説明の便宜上、本実施の形態の光源用電子部品搭載FPCを示す図7(a)〜図7(c)と同一の参照符号を付している。
図8(a)は、参考光源用電子部品搭載FPCを示す平面図である。図8(b)は、図8(a)におけるI領域を約5倍に拡大した平面図であり、図8(c)は、図8(a)におけるJ領域を約5倍に拡大した平面図である。
I領域では、図8(b)に示すように、互いに対向しているパターン部30−1とパターン部30−2との間隙部に設けられるツェナーダイオード20の周囲には、パターン部30−3が設けられているのみで、本実施の形態のようにダミー配線31は設けられていない。
同様に、J領域では、図8(c)に示すように、互いに対向しているパターン部30−2とパターン部30−4との間隙部に設けられるLED21の周囲には、パターン部30−2が設けられているのみで、本実施の形態のように、パターン部30−4から延伸したダミー配線31は設けられていない。それゆえ、これらの参考例では、電子部品に応力が集中し、この電子部品が破損することを免れないという問題があった。
なお、電源及び信号等を接続する部品実装するフレキシブルプリンティッドサーキットにおいて、部品実装する接続端子間のパターンの無い部分を補う様に、少なくとも1面にパターンを設けて半田付けされている液晶表示装置でもよい。電源及び信号等を接続する部品実装するフレキシブルプリンティッドサーキットにおいて、部品実装する接続端子間のパターンの無い部分を補う様に、該部品実装しない側にパターンを設けて半田付けされている液晶表示装置でもよい。
電源及び信号等を接続する部品実装するフレキシブルプリンティッドサーキットにおいて、部品実装する接続端子間のパターンの無い部分を補う様に、少なくとも1面にパターンを設けてACF接続されている液晶表示装置でもよい。電源及び信号等を接続する部品実装するフレキシブルプリンティッドサーキットにおいて、部品実装する接続端子間のパターンの無い部分を補う様に、該部品実装しない側にパターンを設けてACF接続されている液晶表示装置でもよい。
また、フレキシブル配線基板は、上記未配線領域に対応する部位は、対峙して配された上記各直線状端部の長手方向に平行であって、少なくとも該両端部間に対応する部位の間であってもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明のフレキシブル配線基板、電子部品搭載フレキシブル配線基板、および、液晶表示装置は、携帯電話、テレビ、およびパソコンなどの電子機器に好適に用いることができる。
(a)は、本発明の一実施の形態の光源用光源用電子部品搭載FPCを示す平面図であり、(b)は、図1(a)におけるA領域を5倍に拡大した平面図であり、(c)は、図1(a)におけるB領域を5倍に拡大した平面図である。 本実施の形態の液晶表示装置の概略構成を示す分解斜視図である。 (a)は、図1(a)の光源用FPCに電子部品を実装する前の光源用FPCを示す平面図であり、(b)は、図3(a)におけるA領域を5倍に拡大した平面図であり、(c)は、図3(a)におけるB領域を5倍に拡大した平面図である。 図1(c)に示す光源用光源用電子部品搭載FPC8のE−E’断面図である。 図4に示す光源用光源用電子部品搭載FPC8の側面図である。 (a)は、図1(a)とは配線パターンの構成が異なる光源用電子部品搭載FPCを示す平面図であり、(b)は、図6(a)のLED周辺の積層状態を示す平面図である。 (a)は、図1(a)とは配線パターンおよびダミー配線の構成が異なる光源用電子部品搭載FPCを示す平面図であり、(b)は、図7(a)におけるG領域を5倍に拡大した平面図であり、(c)は、図7(a)におけるH領域を5倍に拡大した平面図である。 (a)は、図7(a)に対応した参考例であり、(b)は、図7(b)に対応した参考例であり、(c)は図7(c)に対応した参考例である。 (a)は、従来の光源用電子部品搭載FPCを示す平面図であり、(b)は、図9(a)におけるM領域を5倍に拡大した平面図であり、(c)は、図9(a)におけるN領域を5倍に拡大した平面図である。
符号の説明
2 LCD用電子部品搭載FPC(電子部品搭載フレキシブル配線基板)
8 光源用電子部品搭載FPC(電子部品搭載フレキシブル配線基板)
10 配線パターン
10−1,10−2,10−3,10−4,10−5 パターン部
11 ダミー配線(補強用のダミー配線パターン)
20 ツェナーダイオード(電子部品)
21 LED(電子部品)
25 FPCベースフィルム(フレキシブル基材)
30 配線パターン
30−1,30−2,30−3,30−4 パターン部
31 ダミー配線(補強用のダミー配線パターン)
40 光源用FPC(フレキシブル配線基板)
44 半田
45 光源用電子部品搭載FPC(電子部品搭載フレキシブル配線基板)
Z 未配線領域に対応する部位
Z’ 未配線領域に対応する部位

Claims (7)

  1. フレキシブル基材上に配線パターンが形成されてなるフレキシブル配線基板であって、
    配線パターンの一部をなす直線状の端部同士がその長手方向に距離を隔てて対峙して配されており、これら端部間に形成される未配線領域に対応する部位に、補強用のダミー配線パターンが設けられていることを特徴とするフレキシブル配線基板。
  2. 上記ダミー配線パターンは、上記直線状端部を含む配線パターンより分岐されて形成されていることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル配線基板。
  3. 上記ダミー配線パターンは、対峙する両端部から外側に向けて交互に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のフレキシブル配線基板。
  4. 上記請求項1ないし3のいずれか1項に記載のフレキシブル配線基板に電子部品が搭載された電子部品搭載フレキシブル配線基板であって、
    上記互いに対峙している各端部と上記電子部品の各端子とが互いに接続されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電子部品搭載フレキシブル配線基板。
  5. 光源用としての電子部品搭載フレキシブル配線基板であって、
    上記電子部品は、LEDまたはツェナーダイオードであり、これらの電子部品は、半田または異方性導電膜にて接続されていることを特徴とする請求項4に記載の電子部品搭載フレキシブル配線基板。
  6. 上記補強用の配線パターンは、上記接続端子に対応する部位にまで延伸されていることを特徴とする請求項4または5に記載の電子部品搭載フレキシブル配線基板。
  7. 上記請求項4ないし6のいずれか1項に記載の電子部品搭載フレキシブル配線基板を備えてなることを特徴とする液晶表示装置。
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