JP2006322263A - コンクリート締固め機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 列状に配設された複数本の振動筒11を有する振動部10と、この振動部10と平行になるように着脱可能に取り付けられた挿入板21を有する目地切部20とからなるコンクリート締固め機1であって、振動筒11の先端が、挿入板21の先端よりも突出しており、目地材30の挿入時に、先にコンクリートに挿入されて該コンクリートを流動化する。
【選択図】 図1
Description
ここで、図1は、本実施形態に係るコンクリート締固め機を示す側面図であって、ベースマシンのアーム部に設置された状態を示す。また、図2は、本実施形態に係るコンクリート締固め機の詳細を示す図であって、(a)は正面図、(b)は側面図である。さらに、図3は、コンクリート締固め機の分解斜視図である。
ここで、本明細書において、前後は、図1に示すように、バックホウBの進行方向に対して決定するものとする。
挿入板21の寸法は限定されるものではないが、本実施形態では幅100×高さ75cmの鋼板を使用するものとする。また、挿入版21の構成は前記のものに限定されるものではなく、例えば、矩形状の枠材に、補強板材24が格子状、または列状に配置されていてもよい。また、補強材として補強板材24を格子状に配置するものとしたが、補強材として、網状の部材を使用してもよいことはいうまでもない。
具体的には、挿入板21の上部に、正方形と三角形が組み合わさってなる略台形状に形成された鋼板からなる縦材26が4枚所定の間隔を有して固定されている。なお、縦材26の正方形部分は、挿入板21の上端から突出するように固定されている。そして、縦材26は、左右の2枚ずつがそれぞれ1組として、上端の上横材27と挿入板21の上端に対応する位置の下横材28(図2(b)参照)とにより接合されている。そして、この2枚の縦材26,26と、上横材27および下横材28とにより、後記する振動部10の凸部13が挿入可能な矩形状の枠(挿入部)が形成されている。なお、上横材27と下横材28の中央にはそれぞれ互いに対応する位置にピン挿入孔26aが形成されている。
なお、凸部13の外殻12への固定方法は限定されるものではなく、例えばボルト接合等により行ってもよい。また、図中の符号13bは、凸部13の固定を強固に行うための補強部材である。
振動筒11の先端は、挿入板21の先端よりも20cm以上、突出した状態に吊持されており、コンクリートへの挿入時に、常に挿入板21よりも先にコンクリートに当接し、振動エネルギーを付与する構成となっている。ここで、本実施形態では、振動筒11の突出長を20cm以上としたが、振動筒11が挿入板21によりも先にコンクリートに挿入されることで、挿入板21のコンクリート挿入時にコンクリートが流動化されていて挿入板21のコンクリートへの挿入を容易にすることが可能な構成であれば、その長さは限定されるものではない。
なお、目地切部20の振動部10への固定方法は、前記の方法に限定されるものではなく、例えばボルトを介して螺合するなど、公知の方法から適宜選定して行えばよい。
堤体の目地切は、コンクリート締固め機1の挿入板21を介して、亜鉛の薄板からなる目地材Mを堤体に挿入することにより行う。なお、目地材Mは亜鉛の薄板に限定されるものではなく、公知の材料から適宜選定して使用すればよいことはいうまでもない。
これにより、目地材Mの挿入時には、目地材Mが挿入板21により補強された状態で押し込まれるため、変形することなく挿入される。
例えば、前記実施形態では、3本1列の振動筒11を有する振動部10に目地切部20を取り付けたコンクリート締固め機1としたが、振動部10の構成は前記のものに限定されるものではなく、例えば、図4に示すコンクリート締固め機1’のように、3本の振動筒11,11,11の列が2列配置された振動部10’の列と列の間に、目地切部20’を取り付ける構成としてもよい。この構成により、目地材Mの挿入箇所に対して、前後から振動力が付与されるため、目地切部20’(目地材M)のコンクリートへの挿入をより容易に行うことが可能となる。
また、前記実施形態では、振動部として筒状の振動筒を3本有したものを使用するものとしたが、振動筒の形状や本数などは限定されるものではない。
10 振動部
11 振動筒
20 目地切部
21 挿入板
22 取付部材
23 開口部
B バックホウ
Ba アーム部
Claims (4)
- 列状に配設された複数本の振動筒を有する振動部と、
前記振動部と平行になるように配置された挿入板を有する目地切部と、からなるコンクリート締固め機であって、
前記振動筒の先端が、前記挿入板の先端よりも突出していることを特徴とする、コンクリート締固め機。 - 列状に配設された複数本の振動筒の列を複数列有する振動部と、
前記振動筒の列と列との間に配置された挿入板を有する目地切部と、からなるコンクリート締固め機であって、
前記振動筒の先端が、前記挿入板の先端よりも突出していることを特徴とする、コンクリート締固め機。 - 前記目地切部が、前記振動部に着脱可能に取り付けられていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のコンクリート締固め機。
- 前記挿入板に開口部が形成されていることを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のコンクリート締固め機。
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