JP2006321581A - 包装用プラスチックフィルム片の集積装置及び集積方法 - Google Patents

包装用プラスチックフィルム片の集積装置及び集積方法 Download PDF

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【課題】包装用プラスチックフィルム片を集積するための装置及び方法を提供すること。
【解決手段】矩形状の包装用プラスチックフィルム片を集積するための集積装置に係り、集積装置は、プラスチックフィルム片の供給を受ける傾斜面を有する受け台と、受け台に設けられた、プラスチックフィルム片をその相互に隣接する二つの縁において案内するための2つのガイドと、受け台を振動可能に支持する支持手段と、受け台に振動を付与するための振動手段とを備える。受け台の傾斜面は、両ガイドに沿ってそれぞれ伸びる2つの仮想直線であってこれらの仮想直線の交点が仮想直線上の他のいずれの点よりも下位に位置する2つの仮想直線を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、化粧品、薬品等の商品の包装箱を包装するために用いられるプラチックフィルム片を揃えて積み重ねるための、すなわち集積するための装置及びその方法に関する。
包装箱の包装に用いられる矩形状のプラスチックフィルム片は、プラスチックフィルムのロールから該プラスチックフィルムを引き出してこれを所要の長さに切断して得られ、得られたプラスチックフィルム片は直ちに前記包装箱の包装の用に供される。
ところで、このような包装工程は少種多量の商品の包装に適用され、大型の機械設備を用いて行われる。このため、前記プラスチックフィルム片による包装を施された後の商品の運搬や、その後の取り扱いの際等に生じることがある包装の破損のために行われる多種少量の商品についての再包装には、前記包装工程は馴染まず、再包装は手作業で行われている。
この再包装には、多数枚、例えば500枚程度のプラスチックフィルム片が必要とされるところ、従来においては、多数枚のプラスチックフィルム片を提供するためにこれを揃えて積み重ねる(集積する)ための手段がなかった。
したがって、本発明の目的は、包装用プラスチックフィルム片を集積するための装置及び方法を提供することにある。
本発明は、矩形状の包装用プラスチックフィルム片を集積するための集積装置に係り、前記プラスチックフィルム片の供給を受ける傾斜面を有する受け台と、該受け台に設けられた、前記プラスチックフィルム片をその相互に隣接する二つの縁において案内するための2つのガイドと、前記受け台を振動可能に支持する支持手段と、前記受け台に振動を付与するための振動手段とを含み、
前記受け台の傾斜面は、両ガイドに沿ってそれぞれ伸びる2つの仮想直線であってこれらの仮想直線の交点が該仮想直線上の他のいずれの点よりも下位に位置する2つの仮想直線を含む。
一例において、前記プラスチックフィルム片は前記受け台の傾斜面の上方からその1つの縁が前記ガイドの一方に沿うように送り力を受けて又は自由落下により供給され、また前記振動手段は、モータと該モータの回転軸に取り付けられた偏心重錘とからなり、前記モータの回転軸の軸線が前記一方のガイドに沿って伸びる仮想直線と直交するように前記受け台に取り付けられている。
この例において、前記受け台の傾斜面は前記プラスチックフィルム片の送り方向に関して上り勾配であり、また前記モータの回転軸は、前記2つの仮想直線の交点を左に見て、反時計方向に回転され、あるいは前記受け台の傾斜面は前記プラスチックフィルムの送り方向に関して下り勾配であり、また前記モータの回転軸は、前記2つの仮想直線の交点を右に見て、時計方向に回転されるように設定することができる。
また、他の例において、前記プラスチックフィルム片は前記受け台の傾斜面上においてその1つの縁が前記ガイドの一方に沿うように供給され、また前記振動手段は、モータと該モータの回転軸に取り付けられた偏心重錘とからなり、前記モータの回転軸の軸線が前記一方のガイドに沿って伸びる仮想直線と直交するように前記受け台に取り付けられている。
この例において、前記2つの仮想直線の交点を左に見て、前記モータの回転軸は反時計方向に、又は前記2つの仮想直線の交点を右に見て、前記モータの回転軸は時計方向に回転されるように設定することができる。
本発明は、また前記集積装置を用いて包装用プラスチックフィルム片を集積する方法に係り、前記集積装置の振動手段を作動させる間に前記受け台の傾斜面上に前記プラスチックフィルム片を1枚ずつ積み重ねるように供給することを含む。
本発明は、さらに前記集積装置と、該集積装置の受け台の傾斜面上にその上方から前記プラスチックフィルム片を1枚ずつ積み重なるように供給するための供給装置との組み合わせに係る。
本発明において、「プラスチックフィルム片」又は「プラスチックフィルム」とは、その厚さ寸法が25〜40μmの範囲内にあるものをいい、その材質は問わない。
本発明によれば、包装用のプラスチックフィルム片の供給を受ける傾斜面を有する受け台に前記プラスチックフィルム片をその相互に隣接する2つの縁において案内する2つのガイドを設け、かつ、前記受け台の傾斜面について、前記2つのガイドに沿って伸びる2つの仮想直線であってこれらの交点が前記仮想直線上の他のいずれの点よりも下位に位置する2つの仮想直線を含むものとしたことから、前記振動手段を作動させて前記受け台に振動を生じさせると、その振動により、前記傾斜面上に積み重なるように供給された複数又は多数のプラスチックフィルム片が瞬間的な浮遊を繰り返し、前記両ガイドによる案内作用の下で前記傾斜面上を前記仮想直線の交点に向けて滑り落ちる。その結果、複数又は多数のプラスチックフィルム片がこれらの縁を揃えて積み重ねられる。
前記プラスチックフィルム片は前記受け台の傾斜面の上方位置からその1つの縁が前記ガイドの一方に沿うように送給し又は自由落下により供給することができる。また、前記振動手段は、モータと該モータの回転軸に取り付けられた偏心重錘とからなるものとし、前記モータの回転軸の軸線が前記一方のガイドに沿って伸びる仮想直線と直交するように前記受け台に取り付けることができる。前記モータを作動させ、前記偏心重錘を回転させることにより、前記受け台及びその傾斜面に振動を生じさせることができる。
前記受け台の傾斜面を前記プラスチックフィルム片の送り方向に関して上り勾配とし、かつ前記偏心重錘が、前記2つの仮想線の交点を左に見て、反時計方向に回転されるように設定すると、前記傾斜面がこの上に到達する前記プラスチックフィルム片に対するストッパとなり、また前記受け台の傾斜面の上り勾配が大きくなるような振動を生じさせることができるため、前記プラスチックフィルム片がその送り出し又は自由落下によりもたらされる該プラスチックフィルム片が有する慣性力を効果的に打ち消し、また前記傾斜面に沿っての滑り落ちをより円滑にすることができる。
反対に、前記受け台の傾斜面を前記プラスチックフィルム片の送り方向に関して下り勾配とし、前記モータの回転軸を、前記2つの仮想線の交点を右に見て、時計方向に回転されるように設定するときは、逆に前記プラスチックフィルム片の慣性力の利用することができ、同様に前記傾斜面に沿っての前記プラスチックフィルム片の滑り落ちをより円滑にすることができる。
前記プラスチックフィルム片が前記送り出しや自由落下によらず、前記傾斜面上において供給される場合、例えば不揃いに積み重ねられた前記プラスチックフィルム片が前記受け台の傾斜面上に置かれる場合についても、前記2つの仮想線の交点を左に見て、前記モータの回転軸の回転方向を反時計方向に、又は前記2つの仮想線の交点を右に見て、前記モータの回転軸の回転方向を時計方向に設定することができる。
前記プラスチックフィルム片の集積は、例えば、前記集積装置の振動手段を作動させる間に前記受け台の傾斜面上に前記プラスチックフィルム片を1枚ずつ積み重ねるように供給することにより行うことができる。
前記集積装置とプラスチックフィルム供給装置との組み合わせによれば、前記集積装置の受け台の傾斜面上に、前記プラスチックフィルム片を1枚ずつ積み重なるように連続して供給し、これらを集積することができる。
図1及び図2を参照すると、矩形状の包装用プラスチックフィルム片F(図4参照)を集積するための集積装置10と、該集積装置に前記プラスチックフィルム片を供給するための供給装置12との組み合わせが全体に符号14で示されている。
集積装置10は、プラスチックフィルム片Fを受けるための受け台16と、受け台16上のプラスチックフィルム片Fに対する案内作用をなす2つのガイド18,20と、受け台16を振動可能に支持する支持手段22と、受け台16に振動を付与するための振動手段24とを備える。
受け台16は、図示の例では、プラスチックフィルム片Fより大きい矩形状のプレートからなる。受け台16は、図示の例に代えて、例えば円形状、他の多角形状等のプレートからなるもの、あるいは前記プレートに代えて、例えばブロックからなるものとすることができる。
図3に詳細を示すように、受け台16は、プラスチックフィルム片Fの供給を受ける傾斜面26を有する。図示の例では、傾斜面26は前記プレートの表面により規定されているが、これに代えて、前記ブロックの一部を削り取ることによって形成することができる。
傾斜面26上へのプラスチックフィルム片Fの供給は、後に詳述する供給装置12から行うことができる。供給装置12からの供給に代えて、例えばプラスチックフィルム片Fを一枚ずつ積み重ね又は不揃いに積み重ねられた多数枚を一時に傾斜面26上に手で置くことにより供給することもできる。
プラスチックフィルム片Fに案内作用を及ぼすための2つのガイド18,20は、図示の例では、それぞれ、2つのプレートからなる。両プレートは、受け台16を構成する前記プレートの互いに隣接する2つの縁から立ち上がり、また互いに直交している。両ガイド18,20は、傾斜面26上に供給されたプラスチックフィルム片Fの相互に隣接する2つの縁がこれらに接して移動することとなるようにプラスチックフィルム片Fに案内作用を及ぼす。
両ガイド18,20は、これらを受け台16の前記両縁に沿って配置する図示の例に代えて、受け台の傾斜面26上の任意の位置に設けることができる。また、各ガイド18,20をプレートで構成することに代えて、図5に示すように、互いに間隔を置いて配置された複数のピン28からなるものとすることができる。各ピン28はその下端において、受け台の傾斜面26に固定されている。
受け台の傾斜面26は、両ガイド18,20に沿ってそれぞれ伸びる2つの仮想直線L1,L2を含む。両仮想直線L1,L2の交点Pはこれらの仮想直線L1,L2上の他のいずれの点よりも下位に位置する。換言すると、傾斜面26は、水平状態にあるプレート26を一方の仮想直線L1の回りに回転させ、次いで他方の仮想直線L2の回りに回転させることにより得られる面からなる。このため、傾斜面26上に供給されたプラスチックフィルム片Fは、その自重のために交点Pに向けて滑り落ちようとする傾向を有する。滑り落ちは、振動装置24の作動に伴う受け台16の振動を契機として生じる。
受け台16を振動可能に支持する図示の支持手段20は4つのコイルスプリング30からなる。4つのコイルスプリング30はそれぞれ受け台16の4つのコーナ部近傍に配置され、これらの一端部(上端部)においてプレートからなる受け台16の裏面に固定されている。コイルスプリング30の数量は図示の例に代えて任意に定めることができる。
図示の例(図3)では、プレートからなる受け台16の表面が傾斜面26を規定することとなるように受け台16を傾いた状態に支持すべく、4つのコイルスプリング30の下方に、長さ寸法の異なる2対の筒部材32と、高さの異なる2つの架台34とが配置され、各架台34は傾斜面26と平行な斜面36を有する。
より詳細には、4つのコイルスプリング30はそれぞれこれらの他端部(下端部)において2対の筒部材32の上端部に固定されている。また、長寸法の1対の筒部材32は、これらの下端部において、高い高さの架台34の斜面36に固定されている。また、短寸法の一対の筒部材32は、これらの下端部において、低い高さの架台34の斜面36に固定されている。
図3に示す例に代えて、図1及び図2に示すように、両架台34の高さ寸法を等しいものに設定し、2対の筒部材32の寸法差をより大きいものに設定することができる。
4つのコイルスプリング30に支持された受け台16の振動は、前記コイルスプリングがこれらの軸線方向に伸縮し、又はこれらが撓むことにより生じる。
受け台16に振動を付与するための振動手段24は、例えば、モータ38とその回転軸40に取り付けられた偏心重錘42とからなるものとすることができる。
モータ38は受け台16である前記プレートの裏面に固定され、その回転軸40が一方の仮想直線L1と直交する方向へ向けられている。図示の例に代えて、モータ38をその回転軸40と平行な直線が、互いに交差する両仮想直線L1,L2がなす角の二等分線上にあるように、配置することができる。
モータ38を作動し、回転軸40を介して偏心重錘42を回転させると、コイルスプリング30が伸縮し、撓み、これにより受け台16が上下に振動し、また受け台の傾斜面26の傾きの大きさが変化する。
モータ38を作動させることにより振動する受け台16の傾斜面26上にプラスチックフィルム片Fを1枚ずつ積み重ねるように供給し、あるいは揃えられていない多数枚のプラスチックフィルム片Fを供給すると、プラスチックフィルム片Fが瞬間的な浮遊と、図示の例では最下点P(図3)に向けての滑り落ちとが生じる。滑り落ちるプラスチックフィルム片Fは、その隣接する2つの縁において2つのガイド18,20に接することとなるように両ガイドからガイド作用を受ける。その結果、プラスチックフィルム片Fはこれらの2つの隣接縁の交点が点Pに至り、揃えられる。不揃いの多数枚のプラスチックフィルムFを供給するときは、その供給後に、受け台16を振動させてもよい。
供給装置14は、プラスチックフィルム片16を一枚ずつ連続して供給することができる。
図1及び図2に示すように、供給装置14は、本体44と、該本体にそれぞれ支持された包装用プラスチックフィルムfのロール46と、ティアテープtのロール48と、ロール46から引き出されたプラスチックフィルムfに重ね合わされた、ロール48から引き出されたティアテープtに塗布された接着剤を熱溶融するための加熱手段50と、プラスチックフィルムf及びこれに接着されたティアテープtを切断するための回転刃54と、切断により生じたプラスチックフィルム片Fを受け台16に向けて送るための一対の送りローラ52とを備える。
ロール46,48からそれぞれ引き出されたプラスチックフィルムf及びティアテープtは、複数のローラ(符号を付していない)により支持され、送られる。ティアテープtは、移動の間、これらのローラのうちの一つ54上において移動中のプラスチックフィルムf上に重ね合わされる。ティアテープtに塗布された前記接着剤は、ローラ54に向けてティアテープtに押し付けられた加熱手段50により溶融され、前記接着剤を介して、プラスチックフィルムf上にティアテープtが接着される。ティアテープtを有するプラスチックフィルム片Fは、回転刃54により間欠的に切断された後、送りローラ52により矢印56の方向へ送り出される。なお、プラスチックフィルムFは、必要に応じて、ティアテープtが接着されていないものが用いられる。
集積装置10は、その受け台14が供給装置の送りローラ56の下方に位置するように、供給装置の本体44に据え付けられている。このため、送りローラ52により送り出されたプラスチックフィルム片Fが、一枚ずつ、受け台14の傾斜面26の上方から該傾斜面上に積み重なるように供給される。
図示の例では、プラスチックフィルム片Fの互いに隣接する2つの縁e1,e2(図4参照)のうちの一方e1が集積装置10における一方のガイド18に沿って、プラスチックフィルムFが供給されるように、一方のガイド18がプラスチックフィルムFの送り方向(矢印56の方向)に向けて伸びるように、受け台14が配置されている。
また、受け台14は、その傾斜面26がプラスチックフィルム片Fの送り方向に関して上り勾配であるように配置されている。さらに、モータの回転軸40したがって偏心重錘42の軸線が2つの仮想線の交点P(図4)を左に見て(図1参照)、反時計方向(図4の矢印58の方向)に回転されるように設定されている。
これによれば、傾斜面26はこの上に到達するプラスチックフィルム片Fに対向することとなるために該プラスチックフィルム片に対するストッパの作用をなす。このため、プラスチックフィルム片Fが傾斜面に到達したとき、これに付与された送り力(慣性力)が打ち消される。
また、反時計方向への偏心重錘42の回転は、コイルスプリング30により支持された受け台14をその一端部(点Pと反対側の端部)60(図4)が上方に向けて変位し、その他端部(点Pの側の端部)62が下方に向けて変位するように、したがって傾斜面26の勾配がより大きくなるように振動させる。受け台14のこのような振動により、前記プラスチックフィルム片Fに対するストッパ作用をより大きくすることができ、他方、傾斜面26上のプラスチックフィルム片Fの滑り落ちをより促進することができる。また、このためには、供給装置14によるプラスチックフィルム片Fの送り出しがあったとき、偏心重錘42の偏心部64(図4)が受け台の一端部60の下方に位置するように偏心重錘42の回転のタイミングを調整することが望ましい。
集積装置10は、図1及び図2に示す配置位置と対称となるように配置することができる。すなわち、図1で見て、受け台16の一端部60及び他端部62が右方及び左方に位置するように配置することができる。その結果、受け台の傾斜面26がプラスチックフィルム片Fの送り方向(矢印56の方向)に関して下り勾配となる。このとき、モータの回転軸40及び偏心重錘42は、2つの仮想直線の交点Pを右に見て、時計方向に回転されるように設定される。
この例によれば、傾斜面26によるストッパ作用は生じないが、傾斜面26上に到達したプラスチックフィルムFの送り力と、偏心重錘42の時計方向への回転による傾斜面26の振動とを利用して、傾斜面26上に到達したプラスチックフィルム片Fの滑り落ちをより促進することができる。
集積装置10を図1に示すように配置する例及びこれと対称に配置する例のいずれも、送り力を付与されないで傾斜面26上に配置されるプラスチックフィルム片F、例えば不揃いの重ね合わされた多数のプラスチックフィルム片Fを集積するのに適用することができる。
供給装置14は、さらに、切断によって生じたプラスチックフィルム片Fをロ送りローラ52の下方位置で受けて、前記送り力を受けるプラスチックフィルム片Fを受け台の傾斜面26の上方位置まで案内するための案内バー(図示せず)を有するものとすることができる。
この案内バーは、図1に示す例において、本体44に取り付けられ送りローラ52の下方位置を水平に伸びる第1の水平部と、該第1の水平部から一対の送りローラ52のうちの下方のローラから間隔をおいてこれに沿って上方へ湾曲してほぼ1/4円を伸びる湾曲部と、該湾曲部からプラスチックフィルム片Fの送り方向56に向けて水平に伸びる第2の水平部とを有する。これによれば、送りローラ52から送り出されたプラスチックフィルム片Fは、その幅方向におけるほぼ中央部において前記案内バーの湾曲部に落下し、次いで該湾曲部上をこれに跨った状態で移動し、さらに前記第2の水平部上をこれに沿って移動し、最後に前記第2の水平部の自由端から受け台の傾斜面26上に落下する。ロール46から引き出されたために巻き癖を有するプラスチックフィルム片F、特に長さ寸法が大きいプラスチックフィルム片Fは、前記第2の水平部においてこれに跨って伸ばされた状態で移動するため、傾斜面26上に丸まって落下することが防止される。
プラスチックフィルム片の集積装置及び供給装置の組み合わせを示す概略的な正面図である。 前記組み合わせの側面図である。 集積装置の拡大斜視図である。 集積装置の受け台上に多数のプラスチックフィルム片が集積された状態を示す斜視図である。 集積装置のガイドの他の例を示す斜視図である。
符号の説明
10 集積装置
12 供給装置
14 集積装置と供給装置との組み合わせ
16 受け台
18,20 ガイド
22 支持手段(コイルスプリング)
24 振動手段
26 傾斜面
L1,L2 仮想直線
P 仮想直線の交点

Claims (9)

  1. 矩形状の包装用プラスチックフィルム片を集積するための集積装置であって、前記プラスチックフィルム片の供給を受ける傾斜面を有する受け台と、該受け台に設けられた、前記プラスチックフィルム片をその相互に隣接する二つの縁において案内するための2つのガイドと、前記受け台を振動可能に支持する支持手段と、前記受け台に振動を付与するための振動手段とを含み、
    前記受け台の傾斜面は、両ガイドに沿ってそれぞれ伸びる2つの仮想直線であってこれらの仮想直線の交点が該仮想直線上の他のいずれの点よりも下位に位置する2つの仮想直線を含む、集積装置。
  2. 前記プラスチックフィルム片は前記受け台の傾斜面の上方からその1つの縁が前記ガイドの一方に沿うように送り力を受けて又は自由落下により供給され、また前記振動手段は、モータと該モータの回転軸に取り付けられた偏心重錘とからなり、前記モータの回転軸の軸線が前記一方のガイドに沿って伸びる仮想直線と直交するように前記受け台に取り付けられている、請求項1に記載の集積装置。
  3. 前記受け台の傾斜面は前記プラスチックフィルム片の送り方向に関して上り勾配であり、また前記モータの回転軸は、前記2つの仮想直線の交点を左に見て、反時計方向に回転される、請求項2に記載の集積装置。
  4. 前記受け台の傾斜面は前記プラスチックフィルム片の送り方向に関して下り勾配であり、また前記モータの回転軸は、前記2つの仮想直線の交点を右に見て、時計方向に回転される、請求項2に記載の集積装置。
  5. 前記プラスチックフィルム片は前記受け台の傾斜面上においてその1つの縁が前記ガイドの一方に沿うように供給され、また前記振動手段は、モータと該モータの回転軸に取り付けられた偏心重錘とからなり、前記モータの回転軸の軸線が前記一方のガイドに沿って伸びる仮想直線と直交するように前記受け台に取り付けられている、請求項1に記載の集積装置。
  6. 前記2つの仮想線の交点を左に見て、前記モータの回転軸は反時計方向に回転される、請求項5に記載の集積装置。
  7. 前記2つの仮想線の交点を右に見て、前記モータの回転軸は時計方向に回転される、請求項5に記載の集積装置。
  8. 請求項1に記載の集積装置を用いて包装用プラスチックフィルム片を集積する方法であって、前記集積装置の振動手段を作動させる間に前記受け台の傾斜面上に前記プラスチックフィルム片を1枚ずつ積み重ねるように供給することを含む、集積方法。
  9. 請求項1に記載の集積装置と、該集積装置の受け台の傾斜面上にその上方から前記プラスチックフィルム片を1枚ずつ積み重なるように供給するための供給装置との組み合わせ。
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