JP2006321439A - アンダシートブラケットの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタの差込作業の作業効率を向上させ、且つ製造コスト安となるアンダシートブラケットの製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】本体ブラケット10に対して複数のコネクタ支持ブラケット15、16、17(20、30、40、50、60、70)を車両前後方向のいずれか一方向のみへと突出するように配置した後、該複数のコネクタ支持ブラケット15、16、17(20、30、40、50、60、70)を前記本体ブラケット10に対して一括してカシメることによって接合する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両用シートに付帯したケーブルに接続されたコネクタを差込可能なコネクタ支持ブラケットを有するアンダシートブラケットの製造方法に関する。
車両用シート180には、シートクッション181に対するシートバック(図示しない)の傾動動作の電動化、シートクッション181の前後動作の電動化、シートヒータ、シートベルト検出、着座検出(いずれも、図示しない)などに用いるために多数のケーブル184が付帯されている。図7に示すように、これらのケーブル184は、車両用シート180を車両フレームに組み付けるときの作業効率性を向上させるために、車両内部に備えられている電源、制御BOX(いずれも、図示しない)などと直接接続されることなく、例えばシートクッション181と車床に形成された空間(以下、「シート下空間」と記す)においてコネクタ185、186、187を介して接続されている。
そのため、このシート下空間には、車床の上面に連結された2本のロアレール(いずれも図示しない)と摺動可能な車両用シート180のシートクッション181の下面に連結された2本のアッパレール182に対して車両車幅方向に橋渡す格好で形成された本体ブラケット110と、その本体ブラケット110に対して接合されており前記車両用シート180に付帯した複数のケーブル184に接続されたコネクタ185、186、187を差込可能な複数のコネクタ支持ブラケット120、140、160(以下、「左ブラケット120、中ブラケット140、右ブラケット160」と記す)とからなるアンダシートブラケット101が配設されている。また、ケーブル184は、本体ブラケット110に対しベルトクランプ(図示しない)によって締結されている。
なお、これら左ブラケット120、中ブラケット140、右ブラケット160は、図7に示すように、蛸足形状となっており本体ブラケット110に対してそれぞれスポット溶接によって接合されている。
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1、特許文献2が知られている。
特開2002−264710号公報 特開2003−170865号公報
しかしながら、上述したアンダシートブラケットの製造方法は、蛸足形状のブラケットを本体ブラケットに対してそれぞれスポット溶接することで製造する方法である。
そのため、コネクタを左ブラケット、中ブラケット、右ブラケットへ差し込む時の差し込み方向は、図7の矢印で示すように、様々な方向(図7において、右方向、下方向、左方向など)を向いているため、コネクタの差込作業の作業効率は著しく悪くなっていた。
さらに、スポット溶接によって製造しているため、この場合、溶接個所が3個所必要となり、その3個所を順番に溶接していくことになるため、生産スピードには限界があり、生産効率が悪くなっていた。また、スポット溶接を使用すると、部材の接合強度にバラツキが生じることもあり、製品としての信頼性が乏しく不良品となることがあった。これらの要因によってスポット溶接によって製造すると、製造コストを削減することが困難となり製造コスト高となっていた。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、コネクタの差込作業の作業効率を向上させ、且つ製造コスト安となるアンダシートブラケットの製造方法を提供することを課題とする。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、車床の上面に連結されたロアレールと摺動可能な車両用シートのシートクッションの下面に連結されたアッパレールに対して車両車幅方向に橋渡す格好で形成された、若しくは、前記シートクッションのクッションフレームに対して車両車幅方向に橋渡す格好で形成された本体ブラケットと、該本体ブラケットに対して接合されており前記車両用シートに付帯した複数のケーブルに接続されたコネクタを差込可能な複数のコネクタ支持ブラケットとからなるアンダシートブラケットの製造方法である。そして、前記本体ブラケットに対して前記複数のコネクタ支持ブラケットを車両前後方向のいずれか一方向のみへと突出するように配置した後、該複数のコネクタ支持ブラケットを前記本体ブラケットに対して一括してカシメることによって接合する構成となっている。
この構成によれば、複数のコネクタ支持ブラケットの向きが統一されるため、そのコネクタ支持ブラケットにコネクタを差し込む作業をする際、その差し込み方向が統一されることになる。したがって、コネクタの差込作業の作業効率を向上させることができる。また、この構成は、一括カシメ接合であるため、スポット溶接と比較した場合、部材の接合強度が安定するとともに生産効率が向上して製造コストを安価にすることができる。なお、この一括カシメ接合を実施する際に、公知技術である複数箇所を同時にカシメ接合可能な工具(図示しない)を用いて実施していることは言うまでもない。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のアンダシートブラケットの製造方法において、前記カシメ接合の際に、または、そのカシメ接合の前後に、前記本体ブラケットに対して前記コネクタ支持ブラケットが回動しないように回動防止加工が施されている構成である。
この構成によれば、コネクタ支持ブラケットを本体ブラケットに対して1点カシメ接合した場合でも、本体ブラケットに対してコネクタ支持ブラケットが回動することがない。したがって、コネクタ支持ブラケットによって、しっかりとコネクタは支持されることになる。
請求項3に記載の発明は、請求項1〜2のいずれか1項に記載のアンダシートブラケットの製造方法において、前記コネクタ支持ブラケットに対して車両高さ方向へ所定長の間隔を有するように該コネクタ支持ブラケットと異なる別のコネクタ支持ブラケットをカシメ接合によって積層段積みとなるように多段形成した後、該多段形成のコネクタ支持ブラケットを前記本体ブラケットに対して一括してカシメることによって接合する構成である。
この構成によれば、コネクタ支持ブラケットを多段形成することができるため、シート下空間に数多くのコネクタを配置させることができる。したがって、シート下空間を有効利用できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を用いて説明する。
(実施例1)
まず、図1〜3によって実施例1を説明する。
図1は、本発明に係るアンダシートブラケット1を車両用シート80のシートクッション81の下面に連結された2本のアッパレール82に対して車両車幅方向に橋渡す格好で接合させた状態を説明する全体斜視図である。図2(A)は、本発明に係るアンダシートブラケット1の全体斜視図である。図2(B)は、図2(A)のA−A断面図である。図3(A)は、図2(A)に記載の第1クランク型ブラケット20と第1L型ブラケット30とのカシメ接合前の斜視図、図3(B)は、図3(A)のカシメ接合後の斜視図である。
このアンダシートブラケット1は、車床の上面に連結された2本のロアレール(いずれも図示しない)と摺動可能な車両用シート80のシートクッション81の下面に連結された2本のアッパレール82に対して車両車幅方向に橋渡す格好で形成された本体ブラケット10と、その本体ブラケット10に対して接合されており車両用シート80に付帯した複数のケーブル84に接続されたコネクタ85、86、87を差込可能な複数のコネクタ支持ブラケット20、30、40、50、60、70とから構成されている。
以下に、本体ブラケット10と、コネクタ支持ブラケット20、30、40、50、60、70についてそれぞれ詳述する。
まず、本体ブラケット10について説明する。この本体ブラケット10は、図2(A)に示すように、薄板形状のブラケットである。本体ブラケット10の左部、中部、右部には、後述するコネクタ支持ブラケット20、40、60に形成の回り止め片23a、43a、63aを嵌め込み可能な回り止め防止孔12がそれぞれ形成されている。図2(B)は、コネクタ支持ブラケット20に形成の回り止め片23aを回り止め防止孔12に嵌め込んだ状態を表している。また、本体ブラケット10の両端部には、ウエルドナット11が溶接されており、このウエルドナット11にボルト(図示しない)を螺合させて、本体ブラケット10をアッパレール82へ接合させることができる。
次に、コネクタ支持ブラケット20、30、40、50、60、70についてそれぞれ詳述する。
まず、コネクタ支持ブラケット20について説明する。このコネクタ支持ブラケット20(以下、「第1クランク型ブラケット20」と記す)は、図2(A)に示すように、上横面21、縦面22、下横面23とからなるクランク形状のブラケットであり、上横面21の先端にコネクタ大85を差込可能となっている。また、この上横面21と縦面22との角部にビード24が形成されているため、上横面21と縦面22との曲がりが防止され、第1クランク型ブラケット20の剛性が向上している。
また、下横面23の端部には、車幅方向に互いに反するように回り止め片23a、23aが形成されている。そして、この回り止め片23aは、既に述べた本体ブラケット10に形成の回り止め防止孔12に嵌め込み可能となっており、嵌め込まれることで第1クランク型ブラケット20を本体ブラケット10に対して1点カシメ接合した場合でも、本体ブラケット10に対して第1クランク型ブラケット20が回動することがない。このことが、特許請求の範囲に記載の「本体ブラケットに対してコネクタ支持ブラケットが回動しないように回動防止加工が施されている」に相当する。
なお、コネクタ支持ブラケット40(以下、「第2クランク型ブラケット40」と記す)およびコネクタ支持ブラケット60(以下、「第3クランク型ブラケット60」と記す)も、第1クランク型ブラケット20と同様に構成されている。これら、各ブラケット20、40、60の相違点は、差し込むコネクタのサイズ(大or中or小)に対応可能に各上横面21、41、61の幅を異なるように形成していることである(各上横面21、41、61の先端の幅が、大、中、小となっている)。
次に、コネクタ支持ブラケット30について説明する。このコネクタ支持ブラケット30(以下、「第1L型ブラケット30」と記す)は、横面31、縦面32とからなるL字形状のブラケットであり、第1クランク型ブラケット20と同様に、横面31の先端にコネクタ大85を差込可能となっている。また、この横面31と縦面32との角部にビード34が形成されているため、横面31と縦面32との曲がりが防止され、第1L型ブラケット30の剛性が向上している。
なお、コネクタ支持ブラケット50(以下、「第2L型ブラケット50」と記す)およびコネクタ支持ブラケット70(以下、「第3L型ブラケット70」と記す)も、第1L型ブラケット30と同様に構成されている。これら、各ブラケット30、50、70の相違点は、上述した各ブラケット20、40、60の相違点と同様に、差し込むコネクタのサイズ(大or中or小)に対応可能に各横面31、51、71の幅を異なるように形成していることである(各横面31、51、71の先端の幅が、大、中、小となっている)。
ここで、上述したコネクタ85、86、87について各々詳述すると、コネクタ85は、例えば許容電流が大きなケーブル84に対応可能な大コネクタである(以下、「コネクタ大85」と記す)。また、同様に、コネクタ86は、許容電流が中程度のケーブル84に対応可能な中コネクタである(以下、「コネクタ中86」と記す)。また、同様に、コネクタ87は、許容電流が小さなケーブル84に対応可能な小コネクタである(以下、「コネクタ小87」と記す)。もちろん、これら各コネクタ85、86、87の大きさの違いは、ケーブル84の許容電流の違い(大、中、小)に限られることなく、端子極数の違い(多、中、少)であっても構わない。
続いて、上述した本体ブラケット10と、コネクタ支持ブラケット20、30、40、50、60、70とによって構成されるアンダシートブラケット1の製造方法について説明する。
まず、図3(A)に示すように、第1クランク型ブラケット20の上横面21と、第1L型ブラケット30の横面31とが車両高さ方向へ所定長の間隔を有するように、第1クランク型ブラケット20の縦面22と第1L型ブラケット30の縦面32を2点カシメ接合する。なお、この所定長の間隔とは、各コネクタ85、86、87の大きさ、または既に説明したシート下空間の大きさ、などによって予め決められるものであり設計的事項である。
そして、このように2点カシメされたものが図3(B)となり、以下、これを第1ブラケット15と記す。このように第1クランク型ブラケット20と第1L型ブラケット30を2段積みとなるように形成すると、コネクタ大85を2個差し込むことが可能となるため、多くのコネクタ差し込み口を必要とする場合であっても対応可能となる。また、この第1ブラケット15と同様に、第2クランク型ブラケット40と第2L型ブラケット50をカシメ接合して第2ブラケット16を形成する。これにより、第2ブラケット16には、コネクタ中86を2個差し込むことが可能となる。また、この第1ブラケット15と同様に、第3クランク型ブラケット60と第3L型ブラケット70をカシメ接合して第3ブラケット17を形成する。これにより、第3ブラケット17には、コネクタ小87を2個差し込むことが可能となる。
次に、これら第1ブラケット15、第2ブラケット16、第3ブラケット17に形成されている各回り止め片23a、43a、63aを本体ブラケット10の各回り止め防止孔12に嵌め込んで、各ブラケット15、16、17を本体ブラケット10の上面に配置する。なお、その際に、本体ブラケット10に対して各ブラケット15、16、17を車両後方向へと突出するように配置する。このように、各ブラケット15、16、17を配置すると、これら各ブラケット15、16、17に対して各コネクタ85、86、87を差し込む際の差し込み方向が同一方向となるため作業効率が向上する。また、これら各コネクタ85、86、87に対して差し込み相手となるコネクタ(図示しない)に対しても、差し込み方向が同一方向となるため作業効率が向上する。
このように本体ブラケット10に対して各ブラケット15、16、17を配置した後に、各ブラケット15、16、17の各下横面23、43、63を本体ブラケット10に対して一括してそれぞれ1点カシメ接合する。このようにしてアンダシートブラケット1を製造する。なお、このように一括してそれぞれ1点カシメ接合を実施する際に、公知技術である複数箇所を同時にカシメ接合可能な工具(図示しない)を用いて実施していることは言うまでもない。
このカシメ接合をスポット溶接と比較した場合、部材の接合強度が安定するとともに1度に3個所接合できるため生産効率が向上して製造コストを安価にすることができる。
(実施例2)
続いて、図4によって実施例2を説明する。
図4は、実施例2におけるアンダシートブラケット1の全体斜視図である。この実施例2を実施例1と比較すると、本体ブラケット10に対して各ブラケット15、16、17を配置した後に、各ブラケット15、16、17の各下横面23、43、63を本体ブラケット10に対して一括してそれぞれ2点カシメ接合する点が相違している。この2点カシメ接合が、特許請求の範囲に記載の「回動防止加工」に相当する。
このように2点カシメ接合すると、実施例1で説明した回動防止加工を施さなくても本体ブラケット10に対して各ブラケット15、16、17が回動することはない。そのため、各下横面23、43、63には回り止め片23a、43a、63aが不要となり、簡易な構成にすることができる。
(実施例3)
続いて、図5によって実施例3を説明する。
図5(A)は、実施例3におけるアンダシートブラケット1の全体斜視図である。図5(B)は、図5(A)のB−B断面図である。この実施例3を実施例1と比較すると、図5(B)からも明らかなように、各回り止め片23a、43a、63aが異なる構成となっている。具体的には、各回り止め片23a、43a、63aの端部に係止爪23b、43b、63bが形成されている点が実施例1と相違する。もちろん、本体ブラケット10には、これら係止爪23b、43b、63bを嵌め込み可能な係止孔12が予めそれぞれ形成されている。このように係止爪23b、43b、63bを嵌め込み可能な係止孔12を予めそれぞれ形成しておくことで、実施例1と比較すると、より強固な回動防止とすることができる。
(実施例4)
続いて、図6によって実施例4を説明する。
図6(A)は、実施例4におけるアンダシートブラケット1の全体斜視図である。図6(B)は、図6(A)のC−C断面図である。この実施例4を実施例1と比較すると、図6(B)からも明らかなように、各回り止め片23a、43a、63aが異なる構成となっている。具体的には、各回り止め片23a、43a、63aが同一方向(図6において、右方向)に向けて形成されている点が実施例1と相違する。なお、この実施例4も実施例1と同様な作用効果を有することになる。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
実施例1、3、4では、詳述はしなかったが、カシメ接合が円状の1点カシメ接合である場合を説明した。そのため、第1クランク型ブラケット20、第2クランク型ブラケット40、第3クランク型ブラケット60にそれぞれ回り止め片23a、43a、63aを設けることによって回動防止加工を施す構成を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、カシメ接合が楕円状の1点カシメ接合であっても構わない。その場合、楕円状のカシメ接合によって既に回動防止加工が施されていることになるため、回り止め片23a、43a、63aが不要となり簡易な構成で回動防止加工を実施できる。
また、各実施例では、本体ブラケット10に対して複数のコネクタ支持ブラケット20、30、40、50、60、70を「車両後方向」へと突出するように配置する構成を例に説明した。しかし、これに限定されるものでなく、「車両前方向」へと突出するように配置する構成でも構わない。車両前後方向にいずれか一方向に統一されていれば、コネクタ85、86、87の差し込み方向が統一されるため差込作業の作業効率を向上させることができる。
また、各実施例では、第1クランク型ブラケット20と第1L型ブラケット30を接合させて2段積みとした第1ブラケット15、第2クランク型ブラケット40と第2L型ブラケット50を接合させて2段積みとした第2ブラケット16、第3クランク型ブラケット60と第3L型ブラケット70を接合させて2段積みとした第3ブラケット17をそれぞれ本体ブラケット10に配置した後に、一括カシメ接合させる構成を例に説明した。すなわち、平面的には3つのブラケットを配置させ、立体的に2つのブラケットを配置(2段積み)させ、合計6個のブラケットを配置させる構成を例に説明した。しかし、これに限定されるものでなく、平面的には3つ以上のブラケットを配置させ、立体的に2つ以上のブラケットを配置させる構成でも構わない。その場合、例えば平面的には7つのブラケットを配置させ、立体的に4つのブラケットを配置(4段積み)させると、合計28個のブラケットを配置させることが可能となる。このように、これらブラケットの数の組み合わせは、任意に組み合わせることができるものであり、設計的事項であることは言うまでもない。
また、各実施例では、車床の上面には2本のロアレール(いずれも図示しない)が連結され、その2本のロアレールと摺動可能な2本のアッパレールが車両用シート80のシートクッション81の下面に連結され、その2本のアッパレール82に対して車両車幅方向に橋渡す格好で本体ブラケット10が形成されている構成を例に説明した。しかし、これに限定されるものでなく、シートクッション81のクッションフレーム(図示しない)に対して車両車幅方向に橋渡す格好で本体ブラケット10が形成されている構成でも構わない。また、ロアレール、アッパレール82の本数も2本に限定されることなく、単数(1本)もしくは複数(3本、4本、・・・)であっても構わない。
図1は、本発明に係るアンダシートブラケット1を車両用シート80のシートクッション81の下面に連結された2本のアッパレール82に対して車両車幅方向に橋渡す格好で接合させた状態を説明する全体斜視図である(実施例1)。 図2(A)は、実施例1におけるアンダシートブラケット1の全体斜視図である。図2(B)は、図2(A)のA−A断面図である。 図3(A)は、図2(A)に記載の第1クランク型ブラケット20と第1L型ブラケット30とのカシメ接合前の斜視図、図3(B)は、図3(A)のカシメ接合後の斜視図である。 図4は、実施例2におけるアンダシートブラケット1の全体斜視図である。 図5(A)は、実施例3におけるアンダシートブラケット1の全体斜視図である。図5(B)は、図5(A)のB−B断面図である。 図6(A)は、実施例4におけるアンダシートブラケット1の全体斜視図である。図6(B)は、図6(A)のC−C断面図である。 図7は、従来技術のアンダシートブラケット101を車両用シート180のシートクッション181の下面に連結された2本のアッパレール182に対して車両車幅方向に橋渡す格好で接合させた状態を説明する全体斜視図である。
符号の説明
1 アンダシートブラケット
10 本体ブラケット
20 第1クランク型ブラケット
30 第1L型ブラケット
40 第2クランク型ブラケット
50 第2L型ブラケット
60 第3クランク型ブラケット
70 第3L型ブラケット
80 車両用シート
81 シートクッション
82 アッパレール
84 ケーブル
85 コネクタ大
86 コネクタ中
87 コネクタ小

Claims (3)

  1. 車床の上面に連結されたロアレールと摺動可能な車両用シートのシートクッションの下面に連結されたアッパレールに対して車両車幅方向に橋渡す格好で形成された、若しくは、前記シートクッションのクッションフレームに対して車両車幅方向に橋渡す格好で形成された本体ブラケットと、該本体ブラケットに対して接合されており前記車両用シートに付帯した複数のケーブルに接続されたコネクタを差込可能な複数のコネクタ支持ブラケットとからなるアンダシートブラケットの製造方法において、
    前記本体ブラケットに対して前記複数のコネクタ支持ブラケットを車両前後方向のいずれか一方向のみへと突出するように配置した後、該複数のコネクタ支持ブラケットを前記本体ブラケットに対して一括してカシメることによって接合することを特徴とする、アンダシートブラケットの製造方法。
  2. 請求項1に記載のアンダシートブラケットの製造方法において、
    前記カシメ接合の際に、または、そのカシメ接合の前後に、前記本体ブラケットに対して前記コネクタ支持ブラケットが回動しないように回動防止加工が施されていることを特徴とする、アンダシートブラケットの製造方法。
  3. 請求項1〜2のいずれか1項に記載のアンダシートブラケットの製造方法において、
    前記コネクタ支持ブラケットに対して車両高さ方向へ所定長の間隔を有するように該コネクタ支持ブラケットと異なる別のコネクタ支持ブラケットをカシメ接合によって積層段積みとなるように多段形成した後、該多段形成のコネクタ支持ブラケットを前記本体ブラケットに対して一括してカシメることによって接合することを特徴とする、アンダシートブラケットの製造方法。






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