JP2006319832A - 携帯端末装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】携帯電話装置21は、予約した施設を利用可能とするために当該施設側の読取端末25に読み取らせる予約IDを非接触IC処理部の内部メモリに設定しておくと共に、予約内容を当該予約IDに対応付けて予約リストテーブルに登録しておき、予約施設の利用時にその読取端末25と非接触IC処理部との間での無線通信によって予約IDを読み取らせることによって当該施設の利用が可能となった場合に、この予約IDに対応して登録されている予約内容を利用済み状態に更新する。
【選択図】 図2
Description
ところで、人気スポーツ・コンサートなどのイベントでは、発売直後にチケットが売り切れるほど入手が困難であり、イベント開催日の数週間前あるいは数ヶ月前にチケット予約を行うケースが多いが、チケット予約からそのイベント開催日までの期間が長くなればなる程、開催日時を忘れてしまったり、誤認する危険性が高くなる。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項8記載の発明)。
なお、予定内容とは、イベント入場券、指定席乗車券、航空搭乗券、回数券などの予約チケット、宿泊予約などのほか、有料、無料に拘らず、施設の利用予定を示した内容である。
前記予定識別情報とそれに対応する予定内容をネットワーク経由で受信取得する取得手段を設け、前記設定手段は、ネットワーク経由で受信取得した予定識別情報を前記非接触IC処理部内に設定し、前記登録手段は、ネットワーク経由で受信取得した予定内容を前記非接触IC処理部内に設定された予定識別情報に対応付けて登録する(請求項2記載の発明)。
なお、「日時」とは、年月日時分秒を示す情報であるが、例えば、「年月」、「年月日時」、「年月日時」などの情報であってもよい(以下、同様)。
この実施例は、携帯端末装置として携帯電話装置に適用した場合を例示したもので、図1は、携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
この携帯電話装置には、通話機能、電子メール機能、カメラ撮影機能、インターネット接続機能、 近距離通信機能(非接触通信機能)などのほか、スケジュール管理機能(スケジューラ)が装備されている。このスケジュール管理機能は、予め任意に登録されているスケジュール情報を記憶管理すると共に、ユーザ操作に応じてスケジュール情報を読み出して案内表示したり、スケジュール日時に到達した前に、その旨をメッセージ表示あるいはアラーム音によって報知するもので、この実施例のスケジュール管理機能は、インターネットを介して外部取得した予約情報をスケジュール情報として登録するようにしている。
携帯電話装置21は、移動体通信網を構成する基地局22を介してインターネット23に接続されており、アクセス対象として任意に指定した予約サイト24から予約情報(予約ID及び予約内容を含む情報)をダウンロードして登録すると共に、この予約施設の利用時に当該施設側の読取端末25に読み取らせるための予約IDを非接触IC部12の内部メモリに設定するようにしている。なお、予約サイト24は、交通機関、宿泊施設、イベント施設などの予約センタである。施設側の管理サーバ26は、読取端末25に接続されており、読取端末25によって読み取られた予約ID及びユーザIDに基づいて正規な顧客か否かを認証し、正規な予約客であれば、ゲート装置(図示せず)を開放して入場を許可するゲート制御装置である。
このスケジュール帳30は、記憶部2からメモリ4にセットされたもので、スケジュールテーブル30Aと予約リストテーブル30Bを有する構成となっている。このスケジュールテーブル30Aは、キー操作部6あるいは記録メディア3から予め任意に入力設定されたスケジュール情報を時系列的に記憶管理するもので、各スケジュール情報は、日時情報(実行予定日時)とそのテキスト情報(スケジュール内容)とを対応付けたレコード構成となっている。
このスケジュールテーブル30Aは、「日時」、「スケジュール項目」、「予約フラグ」、「完了フラグ」の各項目を有するスケジュールレコードを記憶管理するもので、「日時」は、スケジュール実行予定日時を示し、「スケジュール項目」は、スケジュール内容を示している。「予約フラグ」は、予約内容がスケジュール情報として登録された際にセットされるものであり、その値が“1”のときには、予約済みであることを示している。
この予約リストテーブル30Bは、「予約ID」、「日時」、「予約項目」、「完了フラグ」の各項目を有する予約レコードを記憶管理するもので、「予約ID」、「日時」、「予約項目」は、インターネット経由で予約サイト24から受信取得した情報であり、「予約ID」は、予約識別情報を示している。「日時」は、施設利用の予約時には、その利用予定日時がセットされるが、施設を利用した後は、実際に施設を利用した日時(実利用日時)がセットされる。「予約項目」は、予約内容を示し、「完了フラグ」は、上述したスケジュールテーブル30A側の「完了フラグ」と同様に、施設利用時にセットされるもので、その値が“1”のときには、利用済み(完了)であることを示している。
この非接触IC部12は、電子マネー支払い機能として利用されるほかに、入場券などのゲート通過用として利用されるもので、予約施設の利用時に当該施設側の読取端末25との間で微弱電波による近距離通信が行われる。この非接触IC部12の内部メモリには、電子マネーの種類を示す「電子マネーID」、「電子マネー残高」が記憶管理されているほか、図示の例では、2種類の予約IDとして「予約ID(1)」、「予約ID(2)」が設定されている。
先ず、CPU1は、予約アプリケーションが起動されると、インターネット経由で予約サイト24から初期メニュー項目をダウンロード受信して(ステップA1)、この予約メニュー項目を一覧表示させる(ステップA2)。この一覧画面の中から任意の項目が選択指定されると(ステップA3)、この選択メニュー項目の予約可能リスト(現時点で予約可能な選択候補)を予約サイト24に対して要求し、このリストをダウンロード受信して(ステップA4)、一覧表示させる(ステップA5)。
非接触IC部12は、コイルアンテナによって電磁誘導された起電力を電源として動作し、非接触IC部12と予約施設側の読取端末25あるいは電子マネー取扱店の読取端末(図示せず)とのコネクションが確立されると(ステップB1)、読取端末からID送信が要求されるまで待機状態となる(ステップB2)。ここで、ID送信の要求を受け取ると、非接触IC部12の内部メモリに設定されている各種のIDの中から該当種のIDを読み出して発信出力した後(ステップB3)、読取端末からの応答内容を調べる(ステップB4、B5)。
先ず、CPU1は、施設利用手続きの完了を示す完了通知であるかをチェックし(ステップC1)、完了通知以外であれば、その通知種に応じて他の処理に移るが、完了通知を受けた場合には、非接触IC部12から完了通知と共に送られて来た予約IDを取得し(ステップC2)、この予約IDに基づいて予約リストテーブル30Bを検索し、該当する予約レコード内の「完了フラグ」に“1”をセットすると共に(ステップC3)、この予約レコード内の「日時」を現在日時、つまり、施設の実利用日時に変更する(ステップC4)。図5(B)は、施設利用手続きが完了した予約レコードとしてその1レコード目が該当した場合を例示したもので、搭乗手続き完了後にそのレコード内の「完了フラグ」に“1”がセットされるほか、その「日時」が“6月10日9時00分”から“6月10日8時30分”に変更される。
先ず、CPU1は、表示対象期間として任意の日時範囲(例えば、6月10日)が指定されると(ステップD1)、スケジュールテーブル30Aを検索し、指定された日時範囲に該当する1レコード分のスケジュール情報を読み出し(ステップD2)、その「予約フラグ」の有無をチェックし(ステップD3)、「予約フラグ」が“0”であれば、つまり、ユーザが入力設定した一般的なスケジュール情報であれば、その「日時」、「スケジュール項目」を黒色で表示出力させる(ステップD4)。
2 記憶部
3 記録メディア
4 メモリ
5 表示部
6 キー操作部
7 通信部
12 非接触IC部
21 携帯電話装置
22 基地局
23 インターネット
24 予約サイト
25 施設側の読取端末
30 スケジュール帳
30A スケジュールテーブル
30B 予約リストテーブル
Claims (8)
- 外部機器との間で無線通信を行う非接触IC処理部を備えた携帯端末装置であって、
予定した施設を利用可能とするために当該施設側の読取端末に読み取らせる予定識別情報を前記非接触IC処理部内に設定する設定手段と、
予定内容を当該予定識別情報に対応付けて登録する登録手段と、
予定施設の利用時にその読取端末と前記非接触IC処理部との間での無線通信によって前記予定識別情報を読み取らせることによって当該施設の利用が可能となった場合に、この予定識別情報に対応して登録されている前記予定内容を利用済み状態に更新する更新手段と、
を具備したことを特徴とする携帯端末装置。 - 前記予定識別情報とそれに対応する予定情報をネットワーク経由で受信取得する取得手段を設け、
前記設定手段は、ネットワーク経由で受信取得した予定識別情報を前記非接触IC処理部内に設定し、
前記登録手段は、ネットワーク経由で受信取得した予定内容を前記非接触IC処理部内に設定された予定識別情報に対応付けて登録する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。 - 予め登録されたスケジュール情報を記憶管理すると共に、このスケジュール情報を案内出力するスケジュール管理機能付き携帯端末装置であって、
前記登録手段は、予定内容に含まれている利用予定日時がスケジュール情報の実行予定日時となるように当該予定内容をスケジュール情報として登録する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。 - 前記更新手段は、予定情報を利用済み状態に更新する際に、当該予定内容に対応して利用済みを示す情報を付加する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。 - 前記更新手段は、予定情報を利用済み状態に更新する際に、当該予定内容を利用済みであることを示す内容に更新する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。 - 複数の予定情報を一覧表示する表示欄は、予定内容毎に利用済み表示領域及び未利用表示領域を含む複数の表示領域を有し、
前記更新手段によって更新された利用済みの予定内容を前記表示欄に表示出力させる際に、この予定内容を利用済み表示領域に表示させる、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。 - 予定施設の利用時にその読取端末と前記非接触IC処理部との間での無線通信によって前記予定識別情報を読み取らせることによって当該施設の利用が可能となった場合に、この予定識別情報に対応して登録されている前記予定内容に対応して現在日時を実際の利用予定日時として付加する、
ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。 - コンピュータに対して、
予定した施設を利用可能とするために当該施設側の読取端末に読み取らせる予定識別情報を非接触IC処理部内に設定する機能と、
予定内容を当該予定識別情報に対応付けて登録する機能と、
予定施設の利用時にその読取端末と前記非接触IC処理部との間での無線通信によって前記予定識別情報を読み取らせることによって当該施設の利用が可能となった場合に、この予定識別情報に対応して登録されている前記予定内容を利用済み状態に更新する機能と、
を実現させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
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JP2005142269A JP2006319832A (ja) | 2005-05-16 | 2005-05-16 | 携帯端末装置及びプログラム |
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-
2005
- 2005-05-16 JP JP2005142269A patent/JP2006319832A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009230268A (ja) * | 2008-03-19 | 2009-10-08 | Sony Corp | 表示装置、表示方法、プログラムおよび表示システム |
JP4535152B2 (ja) * | 2008-03-19 | 2010-09-01 | ソニー株式会社 | 表示装置、表示方法、プログラムおよび表示システム |
US10255731B2 (en) | 2008-03-19 | 2019-04-09 | Sony Corporation | Display apparatus and display method |
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