JP2006316941A - 排気弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】 入口、出口の差圧が小さい場合は開口面積の大きな弁口を開弁でき、入口、出口の差圧が大きい場合は開口面積の小さな弁口を開弁できるフロート弁を提供する。
【解決手段】 入口あるいは出口となる第1及び第2の開口2,3を有し両開口の間に弁室4が形成された弁ケーシング1と、第1開口と弁室の間を仕切る第1隔壁部材5と、第2開口と弁室の間を仕切る第2隔壁部材7と、第1隔壁部材に形成した第1流入口10及び第1弁口11と、第2の隔壁部材に形成した第2流入口14及び第1弁口11よりも開口面積の小さな第2弁口15と、第1流入口を通って第1開口から弁室への流体の流入を許し弁室から第1開口への流出を禁止する第1逆止弁体12と、第2流入口を通って第2開口から弁室への流体の流入を許し弁室から第2開口への流出を禁止する第2逆止弁体16と、弁室内に収容され第1あるいは第2弁口を開閉するフロート17とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明はフロートの浮上降下により弁口を開閉するフロート弁、例えば、各種蒸気使用機器や蒸気配管等から自動的に復水だけを排出するスチームトラップ、空気配管中から復水だけを排出するエアトラップ、あるいは、液体配管等から不凝縮ガスを排出するエアベント等に関する。
フロート弁の基本的構成は、例えば特公昭59−32718号公報に示されている。ここに開示されたフロート弁はフリーフロート式トラップであり、当該公報から理解されるように、内部に弁室を有する弁ケーシングに一組の出入口を形成し、弁室と出口の間の隔壁部材に両者を連通する弁口を設け、弁室内に収容したフロートで弁口を開閉するようにしたものである。
上記フロート弁における開弁力は、弁口面積と入口、出口の差圧から決定される。フロートの浮力による開弁力が同一の場合、入口、出口の差圧が小さい場合は、弁口面積が大きなものであっても開弁できるが、差圧が大きい場合には、開弁できないという問題点があった。
特公昭59−32718号公報
解決しようとする課題は、入口、出口の差圧が小さい場合は開口面積の大きな弁口を開弁でき、入口、出口の差圧が大きい場合は開口面積の小さな弁口を開弁できるフロート弁を提供することである。
本発明のフロート弁は、入口あるいは出口となる第1及び第2の開口を有し両開口の間に弁室が形成された弁ケーシングと、第1開口と弁室の間を仕切る第1隔壁部材と、第2開口と弁室の間を仕切る第2隔壁部材と、第1隔壁部材に形成した第1流入口及び第1弁口と、第2隔壁部材に形成した第2流入口及び第1弁口よりも開口面積の小さな第2弁口と、第1流入口を通って第1開口から弁室への流体の流入を許し弁室から第1開口への流出を禁止する第1逆止弁体と、第2流入口を通って第2開口から弁室への流体の流入を許し弁室から第2開口への流出を禁止する第2逆止弁体と、弁室内に収容され第1あるいは第2弁口を開閉するフロートとを具備したことを特徴とする。
本発明は、入口、出口の差圧に応じて入口と出口を逆に配管することにより、入口、出口の差圧が小さい場合は開口面積の大きな弁口を開弁でき、入口、出口の差圧が大きい場合は開口面積の小さな弁口を開弁できるという優れた効果を生じる。
本発明のフロート弁は、入口、出口の差圧が大きな場合、第1開口を入口として第2開口を出口として配管する。第1流入口は第1逆止弁体によって開口され、第2流入口は第2逆止弁体によって閉口される。第1流入口から流入する流体によってフロートが浮上降下して第1弁口よりも開口面積の小さな第2弁口を開閉する。そのため、入口、出口の差圧が大きな場合は開口面積の小さな第2弁口を開弁できる。これに対して、入口、出口の差圧が小さな場合、第2開口を入口として第1開口を出口として配管する。第2流入口は第2逆止弁体によって開口され、第1流入口は第1逆止弁体によって閉口される。第2流入口から流入する流体によってフロートが浮上降下して第2弁口よりも開口面積の大きな第1弁口を開閉する。そのため、入口、出口の差圧が小さな場合は開口面積の大きな第1弁口を開弁できる。
上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する(図1参照)。本実施例においてはフリーフロート式エアトラップに用いた具体例で説明する。弁ケーシング1の一端に入口あるいは出口となる第1開口2が形成され、他端に入口あるいは出口となる第2開口3が形成され、両開口2,3の間に弁室4が形成される。第1開口2の弁室4側端に第1隔壁部材5がスナップリング6で固定され、第1開口2と弁室4とが仕切られる。また第2開口3の弁室4側端に第2隔壁部材7がスナップリング8で固定され、弁室4と第2開口3とが仕切られる。
第1隔壁部材5の中心には貫通孔9が開けられ、貫通孔9の周囲には複数個の第1流入口10が開けられている。中心に第1弁口11が開けられ傘部で第1流入口10を開閉する第1逆止弁体12が貫通孔9に固定されている。第2隔壁部材7の中心には貫通孔13が開けられ、貫通孔13の周囲には複数個の第2流入口14が開けられている。中心に第2弁口15が開けられ傘部で第2流入口14を開閉する第2逆止弁体16が貫通孔13に固定されている。第2弁口15の開口面積は第1弁口11の開口面積よりも小さく形成する。弁室4内に球形のフロート17を自由状態で収容する。尚、参照番号18はフロート17を第1及び第2弁口11,15方向に案内するために本体1に形成された複数個のリブであり、参照番号19,20は、配管連結のために本体1に形成された雌ねじである。
入口、出口の差圧が大きな場合、第1開口2を入口として第2開口3を出口として配管する。第1流入口10は第1逆止弁体12によって開口され、第2流入口14は第2逆止弁体16によって閉口される。第1流入口10から流入するドレンによって弁室4内の液面が上昇すると、フロート17が浮上して開口面積の小さな第2弁口15を開弁してドレンを排出し、ドレンの排出によって弁室4内の液面が低下すると、フロート17が降下して第2弁口15を閉弁する。また第2開口3側から逆流が生じた場合は、第1逆止弁体12が第1流入口10を閉口すると共にフロート17が第1弁口11を閉弁することによって逆流を阻止する。
これに対して、入口、出口の差圧が小さな場合、弁ケーシング1を図示の状態から上下逆にして、第2開口3を入口として第1開口2を出口として配管する。第2流入口14は第2逆止弁体16によって開口され、第1流入口10は第1逆止弁体12によって閉口される。第2流入口14から流入するドレンによって弁室4内の液面が上昇すると、フロート17が浮上して開口面積の大きな第1弁口11を開弁してドレンを排出し、ドレンの排出によって弁室4内の液面が低下すると、フロート17が降下して第1弁口11を閉弁する。また第1開口2側から逆流が生じた場合は、第2逆止弁体16が第1流入口14を閉口すると共にフロート17が第2弁口15を閉口することによって逆流を阻止する。
本発明の実施例のフリーフロート式エアトラップの断面図。
符号の説明
1 弁ケーシング
2 第1開口
3 第2開口
4 弁室
5 第1隔壁部材
7 第2隔壁部材
10 第1流入口
11 第1弁口
12 第1逆止弁体
14 第2流入口
15 第2弁口
16 第2逆止弁体
17 フロート

Claims (1)

  1. 入口あるいは出口となる第1及び第2の開口を有し両開口の間に弁室が形成された弁ケーシングと、第1開口と弁室の間を仕切る第1隔壁部材と、第2開口と弁室の間を仕切る第2隔壁部材と、第1隔壁部材に形成した第1流入口及び第1弁口と、第2隔壁部材に形成した第2流入口及び第1弁口よりも開口面積の小さな第2弁口と、第1流入口を通って第1開口から弁室への流体の流入を許し弁室から第1開口への流出を禁止する第1逆止弁体と、第2流入口を通って第2開口から弁室への流体の流入を許し弁室から第2開口への流出を禁止する第2逆止弁体と、弁室内に収容され第1あるいは第2弁口を開閉するフロートとを具備したことを特徴とするフロート弁。
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