JP2008069935A - パイロット式スチームトラップ - Google Patents
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Abstract
【課題】 パイロット弁孔を確実に開閉でき、蒸気を漏洩することのないパイロット式スチームトラップを提供する
【解決手段】 入口通路4と出口通路5および両通路を連通する弁口7を形成する本体1、入口通路4側から弁口7に対向して配され圧力変動に応じて湾曲して弁口7を開閉する金属ダイヤフラム8、内蓋12壁と金属ダイヤフラム8によって形成された圧力室14、入口通路4と圧力室14とを連通する様に内蓋12壁に貫通して設けられたパイロット弁孔15、パイロット弁孔15を低温時に閉口し高温時に開口するバイメタル弁16、圧力室14と出口通路5とを連通する様に金属ダイヤフラム8に貫通して設けられパイロット弁孔15よりも小径の連通小孔18から成る。
【選択図】 図1
【解決手段】 入口通路4と出口通路5および両通路を連通する弁口7を形成する本体1、入口通路4側から弁口7に対向して配され圧力変動に応じて湾曲して弁口7を開閉する金属ダイヤフラム8、内蓋12壁と金属ダイヤフラム8によって形成された圧力室14、入口通路4と圧力室14とを連通する様に内蓋12壁に貫通して設けられたパイロット弁孔15、パイロット弁孔15を低温時に閉口し高温時に開口するバイメタル弁16、圧力室14と出口通路5とを連通する様に金属ダイヤフラム8に貫通して設けられパイロット弁孔15よりも小径の連通小孔18から成る。
【選択図】 図1
Description
本発明は蒸気配管系に発生する復水を排出するスチームトラップに関し、特に、入口通路側の温度をバイメタル弁で検出して圧力応動弁としての金属ダイヤフラムを駆動するパイロット式スチームトラップに関する。
この種のパイロット式スチームトラップは、入口通路と出口通路および両通路を連通する弁口を形成するトラップ筐体、入口通路側から弁口に対向して配され圧力変動に応じて湾曲して弁口を開閉する金属ダイヤフラム、トラップ筐体壁と金属ダイヤフラムによって形成された圧力室、入口通路と圧力室とを連通する様にトラップ筐体壁に貫通して設けられた連通小孔、圧力室と出口通路とを連通する様に金属ダイヤフラムに貫通して設けられ連通小孔よりも大径のパイロット弁孔、パイロット弁孔を低温時に開口し高温時に閉口するバイメタル弁から成るものである。
上記従来のパイロット式スチームトラップは、バイメタル弁により開閉するパイロット弁孔が圧力室の圧力変動に応じて湾曲する金属ダイヤフラムに設けられたものであるので、バイメタル弁によるパイロット弁孔の開閉が不確実なものとなり、バイメタル弁がパイロット弁孔を閉口できないと金属ダイヤフラムが弁口を閉口できなくなり、蒸気を漏洩してしまう問題点があった。
特公昭57−8355号公報
従って、本発明の技術的課題は、パイロット弁孔を確実に開閉でき、蒸気を漏洩することのないパイロット式スチームトラップを提供することである。
上記の技術的課題を解決するために講じた本発明の技術的手段は、入口通路と出口通路および両通路を連通する弁口を形成するトラップ筐体、入口通路側から弁口に対向して配され圧力変動に応じて湾曲して弁口を開閉する金属ダイヤフラム、トラップ筐体壁と金属ダイヤフラムによって形成された圧力室、入口通路と圧力室とを連通する様にトラップ筐体壁に貫通して設けられたパイロット弁孔、パイロット弁孔を低温時に閉口し高温時に開口するバイメタル弁、圧力室と出口通路とを連通する様に金属ダイヤフラムに貫通して設けられパイロット弁孔よりも小径の連通小孔から成ることを特徴とするものである。
本発明は、バイメタル弁により開閉するパイロット弁孔が不動のトラップ筐体壁に設けられたものであるので、バイメタル弁によるパイロット弁孔の開閉が確実なものとなり、蒸気を漏洩することがないという優れた効果を生じる。
本発明は、入口通路と圧力室とを連通する様にトラップ筐体壁に貫通してパイロット弁孔を設け、パイロット弁孔をバイメタルで低温時に閉口し高温時に開口するものである。すなわち、バイメタル弁により開閉するパイロット弁孔が不動のトラップ筐体壁に設けられたものである。そのため、バイメタル弁によるパイロット弁孔の開閉が確実なものとなる。そのため、金属ダイヤフラムが弁口を確実に閉口でき、蒸気を漏洩することがない。
上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明する(図1参照)。本体1に蓋2を締結して内部に空室3を有するトラップ筐体を形成する。空室3には入口通路4と出口通路5が開口する。出口通路5の空室3側端に環状に突出する弁座6を形成し、弁座6により弁口7を形成する。空室3側より弁座6に対向して金属製ダイヤフラム8を配置する。金属製ダイヤフラム8には周辺部に上下2枚の環状引張り板9,10を溶接している。金属製ダイヤフラム8は弁座6と同心円上に突出して設けられた突部11上に載置し、突部11に締結する内蓋12との間に挟持する。金属製ダイヤフラム8により2分された空室4を連通する通孔13を突部11に形成する。
金属製ダイヤフラム8と内蓋12の間に圧力室14を形成し、入口通路4と圧力室14を連通するパイロット弁孔15を不動の内蓋8に貫通して形成する。パイロット弁孔15を開閉するパイメタル弁16をビス17で内蓋8に取り付ける。バイメタル弁16は短冊状のバイメタル板16aとバイメタル板16aに固着した弁体16bとから成り、高温時に図示のように湾曲してパイロット弁孔15を開口し、低温時に湾曲度合いが小さくなって弁体16bでパイロット弁孔15を閉口する。金属製ダイヤフラム8の中央に圧力室14と出口通路5を連通する連通小孔18を有する短管19を溶接している。連通小孔18はパイロット弁孔15よりも小径に形成する。
高温時、バイメタル弁16は図示のように湾曲してパイロット弁孔15を開口する。圧力室14が入口通路4側圧力に近い高圧となり、金属製ダイヤフラム8は下方に湾曲し、弁座6に着座して弁口7を閉口する。低温時、バイメタル弁16は湾曲度合いが小さくなって弁体16bでパイロット弁孔15を閉口する。圧力室14が出口通路5側圧力に近い低圧となり、金属製ダイヤフラム8は上方に湾曲し、弁座6から離座して弁口7を開口する。
1 本体
2 蓋
3 空室
4 入口通路
5 出口通路
6 弁座
7 弁口
8 金属製ダイヤフラム
12 内蓋
14 圧力室
15 パイロット弁孔
16 バイメタル弁
18 連通小孔
2 蓋
3 空室
4 入口通路
5 出口通路
6 弁座
7 弁口
8 金属製ダイヤフラム
12 内蓋
14 圧力室
15 パイロット弁孔
16 バイメタル弁
18 連通小孔
Claims (1)
- 入口通路と出口通路および両通路を連通する弁口を形成するトラップ筐体、入口通路側から弁口に対向して配され圧力変動に応じて湾曲して弁口を開閉する金属ダイヤフラム、トラップ筐体壁と金属ダイヤフラムによって形成された圧力室、入口通路と圧力室とを連通する様にトラップ筐体壁に貫通して設けられたパイロット弁孔、パイロット弁孔を低温時に閉口し高温時に開口するバイメタル弁、圧力室と出口通路とを連通する様に金属ダイヤフラムに貫通して設けられパイロット弁孔よりも小径の連通小孔から成ることを特徴とするパイロット式スチームトラップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006251424A JP2008069935A (ja) | 2006-09-15 | 2006-09-15 | パイロット式スチームトラップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006251424A JP2008069935A (ja) | 2006-09-15 | 2006-09-15 | パイロット式スチームトラップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008069935A true JP2008069935A (ja) | 2008-03-27 |
Family
ID=39291690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006251424A Pending JP2008069935A (ja) | 2006-09-15 | 2006-09-15 | パイロット式スチームトラップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008069935A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009192012A (ja) * | 2008-02-15 | 2009-08-27 | Tlv Co Ltd | パイロット式スチームトラップ |
WO2010045946A1 (en) * | 2008-10-21 | 2010-04-29 | Danfoss A/S | A servo valve |
JP2010216538A (ja) * | 2009-03-16 | 2010-09-30 | Tlv Co Ltd | 熱応動式スチームトラップ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49114535A (ja) * | 1973-03-07 | 1974-11-01 | ||
JPS578355B2 (ja) * | 1977-09-12 | 1982-02-16 |
-
2006
- 2006-09-15 JP JP2006251424A patent/JP2008069935A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49114535A (ja) * | 1973-03-07 | 1974-11-01 | ||
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Cited By (3)
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WO2010045946A1 (en) * | 2008-10-21 | 2010-04-29 | Danfoss A/S | A servo valve |
JP2010216538A (ja) * | 2009-03-16 | 2010-09-30 | Tlv Co Ltd | 熱応動式スチームトラップ |
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