JP2006315696A - ダネッジ - Google Patents

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Abstract

【解決手段】本体D1を、底部1と周状側壁部2と上端周状フランジ部3と前記周状側壁部の相対する側部を架橋する本体側区画壁部4とから構成するとともに、蓋体D2を、天部10と周状側壁部11と下端周状フランジ部12と前記周状側壁部の相対する側部を架橋する蓋側区画壁部13とから構成し、前記本体を前記蓋体で被蓋した際には、前記本体側区画壁部と前記蓋側区画壁部が当接するように構成したダネッジに関するものである。
【効果】本体を蓋体で被蓋した際には、前記本体側区画壁部と前記蓋側区画壁部とにより、物品が収容される物品収容空間が、略完全に区画されるので、ダネッジの運搬時や搬送時に、隣り合う物品収容空間に収容された物品同士が、当接し合って、物品が損傷するようなことを防止することができる。
【選択図】図10

Description

本発明は、物品の形状に応じた複数の収容空間を有する、合成樹脂で一体成形された本体と蓋体とからなるダネッジに関するものである。
物品の形状に応じた複数の収容空間を有する本体に、複数の物品を収容し、その後、物品が収容された本体に、蓋体を被せることにより構成されたダネッジが、一例として、特許文献1に開示されている。
特開平5−254542号公報
上述したダネッジにおいては、物品の形状に応じた複数の収容空間が、隣接する物品同士が接触しないように分離されていないために、ダネッジの運搬や搬送等際に、物品同士が接触し損傷するという問題があった。
また、ダネッジを段積みした際に、ダネッジを構成する本体や蓋体の強度や剛性が低いために、下に位置するダネッジを構成する本体や蓋体が変形したり、座屈を起こして、下に位置するダネッジに収容された物品が損傷したり、或いは、ダネッジを、安定した状態で段積みすることができないという問題があった。
本発明の目的は、上述した従来のダネッジが有する課題を解決することにある。
本発明は、上述した目的を達成するために、本体と該本体に被蓋される蓋体とからなるダネッジにおいて、第1には、前記本体を、底部と周状側壁部と上端周状フランジ部と前記周状側壁部の相対する側部を架橋する本体側区画壁部とから構成するとともに、前記蓋体を、天部と周状側壁部と下端周状フランジ部と前記周状側壁部の相対する側部を架橋する蓋側区画壁部とから構成し、前記本体を前記蓋体で被蓋した際には、前記本体側区画壁部と前記蓋側区画壁部が当接するように構成したものであり、第2には、前記本体を構成する前記本体側区画壁部に、凹状溝部を形成するとともに、前記蓋体を構成する前記蓋体蓋側区画壁部に、突条部を形成し、前記本体が前記蓋体で被蓋された際には、前記本体を構成する前記本体側区画壁部に形成された凹状溝部に、前記蓋体を構成する前記蓋体蓋側区画壁部に形成された突条部が嵌合するように構成したものであり、第3には、前記本体を構成する本体側区画壁部に、本体側傾斜当接面を形成するとともに、前記蓋体を構成する蓋側区画壁部に、前記本体側傾斜当接面に載置される蓋側傾斜当接面を形成したものである。
本体を蓋体で被蓋した際には、前記本体に形成された本体側区画壁部と前記蓋体に形成された蓋側区画壁部が当接するように構成されているので、前記本体側区画壁部と前記蓋側区画壁部とにより、物品が収容される物品収容空間が、略完全に区画されるので、ダネッジの運搬時や搬送時に、隣り合う物品収容空間に収容された物品同士が、当接し合って、物品が損傷するようなことを防止することができる。
また、本体が蓋体で被蓋された際には、前記本体に形成された本体側区画壁部と前記蓋体に形成された蓋側区画壁部が当接するように構成されているので、下に位置するダネッジに、他のダネッジを段積みした際に、下に位置するダネッジの前記本体側区画壁部と前記蓋側区画壁部とが、上下方向に連結された一種の支持柱として機能するので、下に位置するダネッジが、上に位置するダネッジの重量により、変形したり座屈するようなことを防止することができる。
本体を構成する本体側区画壁部に形成された凹状溝部に、蓋体を構成する蓋体蓋側区画壁部に形成された突条部が嵌合するように構成されているので、前記蓋体に対する前記本体の水平移動を抑制することができる。
また、本体を構成する本体側区画壁部に形成された凹状溝部に、蓋体を構成する蓋体蓋側区画壁部に形成された突条部が嵌合するように構成されているので、ダネッジに、他のダネッジを段積みした際には、上に位置するダネッジの重量により、前記突条部が、より深く、前記凹状溝部に嵌合することになるので、ダネッジを段積みした際に、上に位置するダネッジが、下に位置するダネッジに対して、水平移動するようなことを、より確実に防止することができるとともに、下に位置するダネッジの本体に対する蓋体の横方向のずれを、確実に防止することができる。
本体を構成する本体側区画壁部に、本体側傾斜当接面を形成するとともに、蓋体を構成する蓋側区画壁部に、前記本体側傾斜当接面に載置される蓋側傾斜当接面を形成したので、前記蓋体が、前記本体に対して、ずれていても、前記蓋側傾斜当接面が、前記本体側傾斜当接面に沿って、スライド移動することになるので、適正位置に、前記蓋体を、前記本体に被蓋することができ、従って、本体への蓋体の被蓋作業の作業性が向上する。
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り、何ら、本実施例に限定されるものではない。
先ず最初に、図1〜図3を用いて、ダネッジを構成する本体D1について説明する。
上方に開口部を有する箱型の本体D1は、底部1と、底部1を囲むように形成されているとともに外側に傾斜している周状側壁部2と、周状側壁部2の上端から外側に向かって略水平に延在する上端周状フランジ部3とを有している。本実施例においては、周状側壁部2は、相対する長側部2aと相対する短側部2bとから形成されている。なお、3aは、上端周状フランジ部3の周縁から下方に延在する折り返し部であり、このような折り返し部3aを垂設することにより、上端周状フランジ部3の強度や剛性、ひいては、本体D1自体の強度や剛性を高めることができる。
本体D1には、周状側壁部2の相対する長側部2aを架橋する本体側区画壁部4を形成することにより、物品の略下半分が収容される複数の物品収容下部空間A1が形成されている。本実施例には、一例として、4個の本体側区画壁部4を形成することにより、本体D1に、5室の物品収容下部空間A1が形成されている例が示されている。
図3や図8に示されているように、本体側区画壁部4は、周状側壁部2を形成する相対する長側部2aを架橋する相対する側壁4aと同じく相対する長側部2aを架橋する天部4bとを有している。本体側区画壁部4の一方の長側部2a側に位置する天部4bには、上端周状フランジ部3より一段低い嵌合凹部4cが形成されており、嵌合凹部4cは、略平坦な上面4c1と、上面4c1の本体側区画壁部4の長手方向に沿った相対する縁部に突設された一対の突条4c2とから形成されている。
また、本体側区画壁部4の天部4bの中央領域には、上端周状フランジ部3と略面一な本体側水平当接面4dが形成されており、本体側水平当接面4dには、本体側区画壁部4の長手方向に沿って、凹状溝部4d1が形成されている。更に、本体側水平当接面4dと、嵌合凹部4cから遠い方のもう一方の長側部2aとの間に位置する本体側区画壁部4の天部4bには、もう一方の長側部2aに向かうに従って、下方に傾斜した本体側傾斜当接面4eが形成されており、本体側傾斜当接面4eにも、本体側区画壁部4の長手方向に沿って、凹状溝部4e1が形成されており、本体側傾斜当接面4eに形成された凹状溝部4e1は、本体側水平当接面4dに形成された凹状溝部4d1に連続して形成されている。
本実施例には、本体側区画壁部4に形成された嵌合凹部4cと本体側水平当接面4dとの間に、嵌合凹部4c及び本体側水平当接面4dより一段下がった落込み部5が形成されている例が示されているが、このような落込み部5は、適宜、省略することができ、この場合には、本体側水平当接面4dが、嵌合凹部4cまで延長されることになる。例えば、物品収容下部空間A1に収容される物品の一部に、環状部が形成されている場合には、落込み部5の上面に突部を形成し、物品の環状部に、突部を嵌合させるとにより、物品の移動を抑制することができる。なお、6は、もう一方の長側部2aの内面と本体側傾斜当接面4eの上面とにより形成される隅部に形成された隅突部であり、隅突部6の上面は、上端周状フランジ部3と略面一に形成されている。
本体D1の上端周状フランジ部3の四隅には、上端周状フランジ部3の四隅を、下方に凹ますことにより、嵌合凹部7が形成されている。なお、嵌合凹部7の物品収容下部空間A1側には、切り欠き部7aが形成されているが、嵌合凹部7を、全周に側壁を有する窪み状に形成することもできる。
8は、物品収容下部空間A1を形成する周状側壁部2の短側部2bと底部1とにより形成される隅部及び本体側区画壁部4の側壁4aと底部1とにより形成される隅部に形成された、側面形状が三角形状のずれ止めリブであり、物品収容下部空間A1を形成する相対する短側部2bと本体側区画壁部4の側壁4a及び物品収容下部空間A1を形成する相対する本体側区画壁部4の側壁4aには、相対するように、ずれ止めリブ8が形成されている。ずれ止めリブ8の傾斜面8aに、物品の一部が当接することにより、物品の横方向へのずれを抑制することができる。なお、9は、底部1を、裏面側から上方に膨出することにより形成された内側膨出部であり、このような内側膨出部9を、底部1の物品が接触する部分に形成することにより、底部1の裏面には、段積み用嵌合凹部9’が形成されることになる。また、内側膨出部9、換言すれば、段積み用嵌合凹部9’を形成することにより、底部1の下方への変形を防止することができるとともに、底部1の強度や剛性、ひいては、本体D1全体の強度や剛性を高めることができる。
上述した構成を有する本体D1は、熱可塑性シートを、真空成形や圧空成形により成形することにより、一体的に形成されている。
次に、図4〜図6を用いて、ダネッジを構成する蓋体D2について説明する。
下方に開口部を有する箱型の蓋体D2は、天部10と、天部10を囲むように形成されているとともに外側に傾斜している周状側壁部11と、周状側壁部11の下端から外側に向かって略水平に延在する下端周状フランジ部12とを有している。本実施例においては、周状側壁部11は、相対する長側部11aと相対する短側部11bとから形成されている。蓋体D2の下方開口部は、本体D1の上方開口部と略同じ大きさに形成されているとともに、本体D1に、蓋体D2を被せた際には、本体D1の上端周状フランジ部3に、蓋体D2の下端周状フランジ部12が、略重なるように載置されるように構成されている。なお、12aは、下端周状フランジ部12の周縁から上方に延在する折り返し部であり、このような折り返し部12aを立設することにより、下端周状フランジ部12の強度や剛性、ひいては、蓋体D2自体の強度や剛性を高めることができる。
蓋体D2には、周状側壁部11の相対する長側部11aを架橋する蓋側区画壁部13を形成することにより、物品の略上半分が収容される複数の物品収容上部空間A2が形成されている。本実施例には、一例として、4個の蓋側区画壁部13を形成することにより、蓋体D2に、5室の物品収容上部空間A2が形成されている例が示されている。上述したように、本体D1に、蓋体D2を被せた際には、本体D1の本体側区画壁部4と蓋体D2の蓋側区画壁部13とが、平面的に見て、略一致するように構成されている。
図6や図8に示されているように、蓋側区画壁部13は、周状側壁部11を形成する相対する長側部11aを架橋する相対する側壁13aと同じく相対する長側部11aを架橋する下面部13bとを有している。蓋側区画壁部13の一方の長側部11a側に位置する下面部11bには、下端周状フランジ部12を越えて下方に突出した嵌合突部13cは形成されており、嵌合突部13cの下面13c1は、略平坦に形成されている。本体D1に、蓋体D2を被せた際には、嵌合突部13cは、本体側区画壁部4に形成された嵌合凹部4cに嵌合され、嵌合突部13cの下面13c1は、本体側区画壁部4に形成された嵌合凹部4cの上面4c1に載置されるように構成されている。蓋体D2が、本体D1に対して、本体D1の周状側壁部2を形成する長側部2aに沿って水平移動しようとした際には、蓋体D2に形成された嵌合突部13cの下端部が、本体D1に形成された嵌合凹部4cの突条4c2に当接し、蓋体D2の本体D1の周状側壁部2を形成する長側部2aに沿った水平移動が抑制されることになる。
また、蓋側区画壁部13の下面部13bの中央領域には、下端周状フランジ部12と略面一な蓋側水平当接面13dが形成されており、蓋側水平当接面13dには、蓋側区画壁部13の長手方向に沿って、突条部13d1が形成されている。更に、蓋側水平当接面13dと、嵌合突部13cから遠い方のもう一方の長側部11aとの間に位置する蓋側区画壁部13の下面部13bには、もう一方の長側部11aに向かうに従って、下方に傾斜した蓋側傾斜当接面13eが形成されており、蓋側傾斜当接面13eにも、蓋側区画壁部13の長手方向に沿って、突条部13e1が形成されており、蓋側傾斜当接面13eに形成された突条部13e1は、蓋側水平当接面13dに形成された突条部13d1に連続して形成されている。蓋側傾斜当接面13eは、下端周状フランジ部12を越えて下方に下方に突出している。
本実施例には、蓋側区画壁部13に形成された嵌合突部13cと蓋側水平当接面13dとの間に、凹部14が形成されている例が示されているが、このような凹部14は、適宜、省略することができ、この場合には、蓋側水平当接面13dが、嵌合突部13cまで延長されることになる。なお、15は、蓋側傾斜当接面13eの垂直端面13e2と、下端周状フランジ部12と面一な蓋側区画壁部13の端部下面部13b1とにより形成された切欠き部である。
蓋体D2の下端周状フランジ部12の四隅には、下方に延在する嵌合凸部16が形成されており、嵌合凸部16は、本体D1に、蓋体D2を被せた際に、本体D1の上端周状フランジ部3の四隅に形成された嵌合凹部7に嵌合されるようにように構成されている。このように構成することにより、本体D1に対して、蓋体D2が水平移動するようなことを抑制することができる。
17は、蓋体D2の天部10を、内面側から上方に膨出することにより形成された段積み用外側膨出部であり、このような段積み用外側膨出部17を形成することにより、天部10の強度や剛性、ひいては、蓋体D2自体の強度や剛性を高めることができる。18は、天部10を、外面側から下方に膨出することにより形成された内側膨出部であり、このような内側膨出部18を、天部10の物品が接触する部分に形成することにより、天部10の上方への変形を防止することができる。また、本体D1の物品収容下部空間A1と蓋体D2の物品収容上部空間A2とにより形成される物品収容空間Aに、物品を収容した際に、内側膨出部18の底面18aが、物品に接触或いは物品に接近して位置するように構成することにより、物品収容空間Aに収容された物品の垂直方向への跳ね上がりを抑制することができる。
上述した構成を有する蓋体D2は、上述した本体D1と同様に、熱可塑性シートを、真空成形や圧空成形により成形することにより、一体的に形成されている。
次に、図7〜図11を用いて、本体D1への蓋体D2の被蓋状態等について説明する。
本体D1の物品収容下部空間A1に、図示されていない物品の略下半分を収容した後、図7や図8に示されているように、本体D1の上方に、本体D1の物品収容下部空間A1と対応する物品収容上部空間A2が位置するように、蓋体D2を配置し、その後、本体D1の上端周状フランジ部3に、蓋体D2の下端周状フランジ部12が、略重なるように載置することにより、図9や図10に示されているように、本体D1に、蓋体D2を被せる。
本体D1が蓋体D2で被蓋された際には、図10に示されているように、本体D1の本体側区画壁部4に形成された本体側水平当接面4dが、蓋体D2の蓋側区画壁部13に形成された蓋側水平当接面13dに当接し、また、本体D1の本体側区画壁部4に形成された本体側傾斜当接面4eが、蓋体D2の蓋側区画壁部13に形成された蓋側傾斜当接面13eに当接するように構成されている。従って、本体D1が蓋体D2で被蓋された際には、本体D1の物品収容下部空間A1と蓋体D2の物品収容上部空間A2とにより形成される物品収容空間Aが、本体D1の本体側区画壁部4と蓋体D2の蓋側区画壁部13とにより、略完全に区画されるので、ダネッジの運搬時や搬送時に、隣り合う物品収容空間Aに収容された物品同士が、当接し合って、物品が損傷するようなことを防止することができる。
また、本体D1が蓋体D2で被蓋された際には、図10に示されているように、本体D1の本体側区画壁部4に形成された本体側水平当接面4dが、蓋体D2の蓋側区画壁部13に形成された蓋側水平当接面13dに当接し、また、本体D1の本体側区画壁部4に形成された本体側傾斜当接面4eが、蓋体D2の蓋側区画壁部13に形成された蓋側傾斜当接面13eに当接するように構成されているので、下に位置するダネッジに、他のダネッジを段積みした際に、下に位置するダネッジの本体側区画壁部4と蓋側区画壁部13とが、上下方向に連結した一種の支持柱として機能するので、下に位置するダネッジが、上に位置するダネッジの重量により、変形したり座屈するようなことを防止することができる。
更に、本体D1が蓋体D2で被蓋された際には、図11に示されているように、本体D1の本体側水平当接面4dに形成された凹状溝部4d1に、蓋体D2の蓋側水平当接面13dに形成された突条部13d1が嵌合するように構成されており、同様に、本体D1の本体側傾斜当接面4eに形成された凹状溝部4e1に、蓋体D2の蓋側傾斜当接面13eに形成された突条部13e1が嵌合するように構成されている。このように、凹状溝部4d1、4e1に、突条部13d1、13e1が嵌合しているので、蓋体D2が、本体D1に対して、本体D1の周状側壁部2を形成する長側部2aに沿って水平移動しようとした際に、蓋体D2の長側部2aに沿った水平移動が抑制されることになる。また、凹状溝部4d1、4e1に、突条部13d1、13e1が嵌合しているので、ダネッジに、他のダネッジを段積みした際には、上に位置するダネッジの重量により、突条部13d1、13e1が、より深く、凹状溝部4d1、4e1に嵌合することになるので、ダネッジを段積みした際に、上に位置するダネッジが、下に位置するダネッジに対して、本体D1の周状側壁部2を構成する長側部2a方向に沿って移動するようなことを、より確実に防止することができるとともに、下に位置するダネッジの本体D1に対する蓋体D2の横方向のずれを、確実に防止することができる。
更にまた、本体D1が蓋体D2で被蓋された際には、図10に示されているように、蓋体D2に形成された嵌合突部13cが、本体D1に形成された嵌合凹部4cに嵌合されているとともに、本体D1に形成された隅突部6が、蓋体D2に形成された切欠き部15に嵌合されるように構成されている。そして、この状態においては、蓋体D2に形成された嵌合突部13cと、本体D1に形成された嵌合凹部4c付近の周状側壁部2の長側部2aとが接近して位置するとともに、本体D1に形成された隅突部6と、蓋体D2に形成された切欠き部15を形成する蓋側傾斜当接面13eの垂直端面13e2とが接近して位置するように構成されているので、蓋体D2が、本体D1に対して、本体D1の周状側壁部2を形成する短側壁2bに沿って水平移動しようとした際に、蓋体D2の上記の短側部2bに沿った水平移動が抑制されることになる。
なお更に、本体D1の本体側区画壁部4には、本体側傾斜当接面4eが形成されており、また、蓋体D2の蓋側区画壁部13には、蓋側傾斜当接面13eが形成されているので、本体D1への蓋体D2の被蓋作業の際に、蓋体D2が、本体D1に対して、本体D1の周状側壁部2を形成する短側壁2b方向に、ずれていても、蓋体D2の蓋側区画壁部13に形成された蓋側傾斜当接面13eが、本体D1の本体側区画壁部4に形成された本体側傾斜当接面4eが載置されることになるので、従って、蓋体D2の蓋側区画壁部13に形成された蓋側傾斜当接面13eが、本体D1の本体側区画壁部4に形成された本体側傾斜当接面4eに沿って、本体D1の隅突部6方向にスライド移動するとともに、蓋体D2に形成された切欠き部15を形成する蓋側傾斜当接面13eの垂直端面13e2が、本体D1の隅突部6に当接し、本体D1の上端周状フランジ部3に、蓋体D2の下端周状フランジ部12が、略重なるように載置された適正な状態に、蓋体D2が、本体D1に被蓋されることになる。
従来より、物品収容空間Aに物品が収容された本体D1と蓋体D2とからなるダネッジを構成する蓋体D2に、他のダネッジを構成する本体D1を載置することにより、ダネッジを上下方向に段積みすることが行われているが、本発明のダネッジを段積みした際には、下に位置するダネッジの蓋体D2に形成されている段積み用外側膨出部17が、上に位置するダネッジの本体D1に形成されている段積み用嵌合凹部9’に嵌合するように構成されているので、上に位置するダネッジが、下に位置するダネッジに対して、水平方向にずれるようなことが抑制され、従って、安定した状態で、ダネッジを段積みすることができる。
本発明は、本体D1と本体D1に被蓋される蓋体D2とからなるダネッジにおいて、本体D1を、底部1と周状側壁部2と上端周状フランジ部3と周状側壁部2の相対する長側部2aを架橋する本体側区画壁部4とから構成するとともに、蓋体D2を、天部10と周状側壁部11と下端周状フランジ部12と周状側壁部11の相対する長側部11aを架橋する蓋側区画壁部13とから構成し、本体D1を蓋体D2で被蓋した際には、本体D1の本体側区画壁部4と蓋体D2の蓋側区画壁部13が当接するこうに構成したものである。このように、本体D1を蓋体D2で被蓋した際に、本体D1の本体側区画壁部4と蓋体D2の蓋側区画壁部13が当接するように構成されているので、本体側区画壁部4と蓋側区画壁部13とにより、物品が収容される物品収容空間Aが、略完全に区画されるので、ダネッジの運搬時や搬送時に、隣り合う物品収容空間Aに収容された物品同士が、当接し合って、物品が損傷するようなことを防止することができる。
また、本体D1を蓋体D2で被蓋した際に、本体D1の本体側区画壁部4と蓋体D2の蓋側区画壁部13が当接するように構成されているので、下に位置するダネッジに、他のダネッジを段積みした際に、下に位置するダネッジの本体側区画壁部4と蓋側区画壁部13とが、上下方向に連結された一種の支持柱として機能するので、下に位置するダネッジが、上に位置するダネッジの重量により、変形したり座屈するようなことを防止することができる。
更に、本体D1が蓋体D2で被蓋された際には、本体D1の本体側水平当接面4dに形成された凹状溝部4d1に、蓋体D2の蓋側水平当接面13dに形成された突条部13d1が嵌合するように構成されており、同様に、本体D1の本体側傾斜当接面4eに形成された凹状溝部4e1に、蓋体D2の蓋側傾斜当接面13eに形成された突条部13e1が嵌合するように構成されているので、蓋体D2が、本体D1に対して、本体D1の周状側壁部2を形成する長側部2aに沿って水平移動しようとした際に、蓋体D2の長側部2aに沿った水平移動が抑制されることになる。
更にまた、本体D1が蓋体D2で被蓋された際には、本体D1の本体側水平当接面4dに形成された凹状溝部4d1に、蓋体D2の蓋側水平当接面13dに形成された突条部13d1が嵌合するとともに、本体D1の本体側傾斜当接面4eに形成された凹状溝部4e1に、蓋体D2の蓋側傾斜当接面13eに形成された突条部13e1が嵌合するように構成されているので、ダネッジに、他のダネッジを段積みした際には、上に位置するダネッジの重量により、突条部13d1、13e1が、より深く、凹状溝部4d1、4e1に嵌合することになるので、ダネッジを段積みした際に、上に位置するダネッジが、下に位置するダネッジに対して、本体D1の周状側壁部2を構成する長側部2a方向に沿って移動するようなことを、より確実に防止することができるとともに、下に位置するダネッジの本体D1に対する蓋体D2の横方向のずれを、確実に防止することができる。
なお更に、本体D1への蓋体D2の被蓋作業の際に、蓋体D2の蓋側区画壁部13に形成された蓋側傾斜当接面13eが、本体D1の本体側区画壁部4に形成された本体側傾斜当接面4eが載置されるように構成されているので、蓋体D2が、本体D1に対して、本体D1の周状側壁部2を形成する短側壁2b方向に、ずれていても、蓋体D2の蓋側区画壁部13に形成された蓋側傾斜当接面13eが、本体D1の本体側区画壁部4に形成された本体側傾斜当接面4eに沿って、本体D1の隅突部6方向にスライド移動することになるので、確実に、本体D1の上端周状フランジ部3に、蓋体D2の下端周状フランジ部12が、略重なるような適正な状態に、本体D1に、蓋体D2を被せることができ、従って、本体D1への蓋体D2の被蓋作業の作業性が向上する。
図1は、本発明のダネッジを構成する本体の上方からの斜視図である。 図2は、本発明のダネッジを構成する本体の下方からの斜視図である。 図3は、本発明のダネッジを構成する本体の部分拡大斜視図である。 図4は、本発明のダネッジを構成する蓋体の下方からの斜視図である。 図5は、本発明のダネッジを構成する蓋体の上方からの斜視図である。 図6は、本発明のダネッジを構成する蓋体の部分拡大斜視図である。 図7は、本発明のダネッジを構成する本体が蓋体で被蓋されていない状態の長側部に沿った垂直断面図である。 図8は、本発明のダネッジを構成する本体が蓋体で被蓋されていない状態と蓋体の短側部に沿った垂直断面図である。 図9は、本発明のダネッジを構成する本体が蓋体で被蓋された状態の長側部に沿った垂直断面図である。 図10は、本発明のダネッジを構成する本体が蓋体で被蓋された状態と蓋体の短側部に沿った垂直断面図である。 図11は、図9の部分拡大斜視図である。
符号の説明
A・・・・・・・・・・・・物品収容空間
A1・・・・・・・・・・・物品収容下部空間
A2・・・・・・・・・・・物品収容上部空間
D1・・・・・・・・・・・本体
D2・・・・・・・・・・・蓋体
1・・・・・・・・・・・・底部
2・・・・・・・・・・・・周状側壁部
3・・・・・・・・・・・・上端周状フランジ部
4・・・・・・・・・・・・本体側区画壁部
4d・・・・・・・・・・・本体側水平当接面
4e・・・・・・・・・・・本体側傾斜当接面
10・・・・・・・・・・・天部
11・・・・・・・・・・・周状側壁部
12・・・・・・・・・・・下端周状フランジ部
13・・・・・・・・・・・蓋体側区画壁部
13d・・・・・・・・・・蓋体側水平当接面
13e・・・・・・・・・・蓋体側傾斜当接面

Claims (3)

  1. 本体と該本体に被蓋される蓋体とからなるダネッジにおいて、前記本体が、底部と周状側壁部と上端周状フランジ部と前記周状側壁部の相対する側部を架橋する本体側区画壁部とから構成されているとともに、前記蓋体が、天部と周状側壁部と下端周状フランジ部と前記周状側壁部の相対する側部を架橋する蓋側区画壁部とから構成されており、前記本体を前記蓋体で被蓋した際には、前記本体側区画壁部と前記蓋側区画壁部が当接するように構成されていることを特徴とするダネッジ。
  2. 前記本体を構成する前記本体側区画壁部に、凹状溝部が形成されているとともに、前記蓋体を構成する前記蓋体蓋側区画壁部に、突条部が形成されており、前記本体が前記蓋体で被蓋された際には、前記本体側区画壁部に形成された凹状溝部に、前記蓋体蓋側区画壁部に形成された突条部が嵌合されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のダネッジ。
  3. 前記本体を構成する本体側区画壁部に、本体側傾斜当接面が形成されているとともに、前記蓋体を構成する蓋側区画壁部に、前記本体側傾斜当接面に載置される蓋側傾斜当接面が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のダネッジ。
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