JP2006315478A - シフトペダル装置及び鞍乗型車両 - Google Patents

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章 柏木
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Abstract

【課題】 ライダーによるシフトペダルの操作性を阻害することなく、シフト軸の回動方向における取付角度が調整することができるシフトペダル装置及び鞍乗型車両を提供する。
【解決手段】 本発明に係るシフトペダル40は、鞍乗型車両の進行方向前側に位置する前ペダル部410と、前ペダル部410よりも鞍乗型車両の進行方向後側に位置する後ペダル部420と、前ペダル部410と後ペダル部420とを連結する連結部430とを備え、前ペダル部410及び後ペダル部420によって形成されるシフトペダル角度は、連結部430を中心として変更可能に構成されており、連結部430は、シフト軸を回動させるシフトペダル回動軸41とは異なる位置に設けられている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、変速機構のギヤをシフトするシフト軸に連結されたシフトペダルを含むシフトペダル装置及び当該シフトペダル装置を備える鞍乗型車両に関する。
従来、自動二輪車などの鞍乗型車両では、変速機構のギヤをシフトするシフト軸に連結されたシフトペダル装置(以下、シフトペダルと適宜省略する)が広く用いられている。
このようなシフトペダルは、ライダー(操縦者)の足で操作されるため、ライダーの体格や嗜好に合わせて、シフト軸の回動方向における取付角度が調整できることが好ましい。
そこで、例えば、シフトペダルをシフト軸に締着する“シフトペダル締着用ボルト”と、シフト軸の外周部分に形成された歯にかみ合うねじ部を有する“取付角度調整ねじ”とを用いて、シフト軸の回動方向におけるシフトペダルの取付角度を調整する方法が提案されている(特許文献1参照)。
特許第34012689公報(第2頁、第1−2図)
しかしながら、上述したシフトペダルの取付角度の調整方法では、シフトペダル締着用ボルト及び取付角度調整ねじの頭部が露出しているため、ライダーのスムーズなシフトペダルの操作を阻害するといった問題があった。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ライダーによるシフトペダルの操作性を阻害することなく、シフト軸の回動方向における取付角度が調整することができるシフトペダル装置及び鞍乗型車両を提供することを目的とする。
上述した問題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、鞍乗型車両(自動二輪車10)に具備された変速機構(トランスミッション60)のギヤをシフトするシフト軸(シフト軸61)に連結され、回動中心(シフトペダル回動軸41)を中心として回動するシフトペダル(シフトペダル40)を含むシフトペダル装置(シフトペダル40)であって、前記シフトペダルは、前記鞍乗型車両の進行方向前側に位置する前ペダル部(前ペダル部410)と、前記前ペダル部よりも前記鞍乗型車両の進行方向後側に位置する後ペダル部(後ペダル部420)と、前記前ペダル部と前記後ペダル部とを連結する連結部(連結部430)とを備え、前記前ペダル部及び前記後ペダル部によって形成されるシフトペダル角度(シフトペダル角度α)は、前記連結部を中心として変更可能に構成されており、前記連結部は、前記回動中心とは異なる位置に設けられていることを要旨とする。
このような特徴によれば、前ペダル部と後ペダル部との連結部が、シフト軸を回動させるシフトペダルの回動中心とは異なる位置に設けられるため、シフトペダルの回動中心(回動軸)部分の構造を簡素にすることができる。
つまり、このような特徴によれば、シフトペダルの回動中心部分において、シフトペダル角度の調整のためのボルトなどの頭部が車幅方向などに露出することが回避される。このため、ライダーによるシフトペダルの操作性を阻害することなく、シフトペダル角度を調整することができるシフトペダル装置を提供することができる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記回動中心は、前記前ペダル部に設けられており、前記連結部は、前記前ペダル部に対して、前記後ペダル部を着脱可能に連結することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記連結部は、前記前ペダル部及び前記後ペダル部よりも前記鞍乗型車両の車幅方向内側に設けられていることを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第3の特徴に係り、前記前ペダル部は、前記回動中心よりも前記進行方向後側に延びる前ペダル後側部分(後側部分410r)を有し、前記連結部は、前記前ペダル後側部分と、前記後ペダルとを連結することを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記前ペダル及び前記後ペダルの下方に配設され、操縦者の足が載置されるフットボード(フートボード50)をさらに備え、前記フートボードの後端部(後端部50r)は、前記鞍乗型車両の車幅方向の幅が前記フートボードの前端部(前端部50f)よりも狭いことを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、本発明の第5の特徴に係り、前記フートボードは、前記進行方向後側に傾斜していることを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記後ペダル部は、前記進行方向後側に位置する後ペダル後側部分(後側部分420r)と、前記連結部と前記後ペダル後側部分との間に位置する後ペダル前側部分(前側部分420f)とを有し、前記鞍乗型車両の車幅方向に沿った前記後ペダル前側部分の幅は、前記後ペダル後側部分よりも狭いことを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、本発明の第1乃至第7の特徴の何れかのシフトペダル装置を備える鞍乗型車両であることを要旨とする。
本発明の特徴によれば、ライダーによるシフトペダルの操作性を阻害することなく、シフト軸の回動方向における取付角度が調整することができるシフトペダル装置及び鞍乗型車両を提供することができる。
(本実施形態に係る鞍乗型車両の全体概略構成)
次に、本発明に係る鞍乗型車両の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
図1は、本実施形態に係る鞍乗型車両を構成する自動二輪車10の左側面図である。図1に示すように、自動二輪車10は、前輪20と後輪90とを備え、エンジン30によって後輪90を駆動する。
エンジン30の背後には、エンジン30のクランク軸(不図示)の回転速度を変速する複数のギヤ(不図示)などによって構成されるトランスミッション60(変速機構)が配置されている。
トランスミッション60には、トランスミッション60を構成するギヤをシフトするシフト軸61
が設けられている。具体的には、シフト軸61が時計回りまたは反時計回りに回動させられることによって、トランスミッション60を構成するギヤがシフトアップまたはシフトダウンされる。
シフトペダル40は、シフト軸61に連結されており、トランスミッション60を構成するギヤのシフトアップまたはシフトダウンを行うために、ライダー(操縦者)の足によって操作される。フートボード50は、シフトペダル40の下方に設けられており、フートボード50にはライダーの足が載置される。
また、自動二輪車10には、駐車時などに自動二輪車10が転倒しないように支持するサイドスタンド100が設けられている。
図2は、自動二輪車10の右側面図である。図2に示すように、自動二輪車10の右側面には、後輪90(及び前輪20)の回転を制動するブレーキ(不図示)を制御するために、ライダーの足によって操作されるブレーキペダル70が設けられている。
また、フートボード80は、ブレーキペダル70の下方に設けられており、フートボード80にはライダーの足が載置される。なお、フートボード80は、自動二輪車10の左側面に設けられているフートボード50と略同様の形状を有している。
また、図1及び図2に示すように、本実施形態に係る自動二輪車10は、両足を前方に投げ出すようなライディングポジションとなる、いわゆるアメリカンタイプの自動二輪車である。
特に、自動二輪車10では、路面Rと水平なイメージ(ストリームライン)を強調するため、フロントフェンダーステー21L,21R、ヘッドライト81の上面のライン、及びサイドガーニッシュ83L,83Rなどは、路面Rと略平行な直線状となっている。
さらに、自動二輪車10では、塊(マス)が前方に進行するイメージ(マスフロントフォワード)を強調するため、ヘッドライト81、フロント方向指示灯82L,82R、及びリヤ方向指示灯84L,84Rは、前部が大きく後部が小さい、いわゆるティアドロップ形となっている。また、自動二輪車10の後端部には、テール・ブレーキランプ85が設けられている。
(シフトペダルの構造)
次に、図3〜図6を参照して、シフトペダル40の構造について説明する。図3は、シフトペダル40及びフートボード50の上部斜め後方からの斜視図である。図4は、シフトペダル40及びフートボード50の正面図である。
また、図5は、シフトペダル40の側面図であり、図6は、シフトペダル40の上面図(図5に示すF6方向からの矢視図)である。
図3及び図5に示すように、シフトペダル40は、前ペダル部410と後ペダル部420とを備えている。
前ペダル部410は、自動二輪車10の進行方向前側(図5の矢印F側)に位置している。また、前ペダル部410は、弓状の形状を有しており、前ペダル部410の前側部分410fは、前ペダル部410の後側部分410rよりも車高方向上側(図5の矢印UP側)に位置している。後側部分410r(前ペダル後側部分)は、シフトペダル回動軸41(回動中心)よりも自動二輪車10の進行方向後側(図5の矢印R側)に延びている。
また、後ペダル部420は、前ペダル部410よりも自動二輪車10の進行方向後側(図5の矢印R側)に位置している。
前ペダル部410と後ペダル部420とを備えるシフトペダル40は、シフトペダル回動軸41によって、回動可能に支持されている。シフトペダル回動軸41は、ブラケット37によって支持されている。シフトペダル回動軸41にはアーム42が連結されており、アーム42にはリンク43が連結されている。
さらに、リンク43にはアーム44が連結されており、アーム44はシフト軸61に連結されている。つまり、ライダーの足によってシフトペダル40が操作されると、シフト軸61が回動し、トランスミッション60を構成するギヤのシフトアップまたはシフトダウンが行われる。なお、ライダーの足のつま先部分は、前ペダル部410の前側部分410fによって支持され、ライダーの足の踵部分は、後ペダル部420の後側部分420rによって支持される。
前ペダル部410と後ペダル部420とは、連結部430によって連結されている。連結部430は、シフト軸61を回動させるシフトペダル40を支持するシフトペダル回動軸41(回動中心)とは異なる位置に設けられている。具体的には、シフトペダル回動軸41は、前ペダル部410に設けられている。
また、連結部430は、シフトペダル回動軸41よりも進行方向後側(図5の矢印R側)に設けられている。さらに、具体的には、前ペダル部410の後側部分410rと、後ペダル部420の前側部分420fとが、連結部430によって連結されている。
さらに、図5に示すように、前ペダル部410及び後ペダル部420によって形成されるシフトペダル角度αは、連結部430を中心として変更可能に構成されている。
具体的には、連結部430に設けられているボルト431(図6参照)を緩めることによって、セレーションが設けられた連結軸432を中心として後ペダル部420がD1方向(図5参照)に回動する。このようにして、シフトペダル角度αは、ライダーの体格や嗜好に応じた値に変更することができる。また、ボルト431及び連結軸432を有する連結部430は、前ペダル部410に対して、後ペダル部420を着脱可能に連結することができる。すなわち、後ペダル部420は、前ペダル部410から容易に取り外すことができる。
さらに、図6に示すように、連結部430は、前ペダル部410及び後ペダル部420の車幅方向内側に設けられている。
また、後ペダル部420は、上述したように、自動二輪車10の進行方向後側に位置する後側部分420r(後ペダル後側部分)と、連結部430と後側部分420rとの間に位置する前側部分420f(後ペダル前側部分)とを有している。自動二輪車10の車幅方向に沿った前側部分420fの幅は、後側部分420rよりも狭くなっている。
(フートボードの構造)
次に、シフトペダル40の下方に配設され、ライダーの足が載置されるフートボード50の構造について説明する。
図3に示すように、フートボード50は、後端部50rがすぼまった形状を有している。すなわち、フートボード50の後端部50rは、自動二輪車10の車幅方向の幅が前端部50fよりも狭くなっている。
また、図1及び図4に示すように、フートボード50は、進行方向後側(図5に示す矢印R側)に傾斜している。さらに、図1及び図3に示すように、フートボード50の前後長は、シフトペダル40の前後長と概ね同じである。
図3及び図4に示すように、フートボード50には、自動二輪車10が所定角度バンクしていることをライダーに認識させるために、フートボード50などの機能部品よりも早く路面R(図1参照)に接触するバンクセンサー55が車高方向下側(図5に示す矢印DOWN側)に向けて突設されている。
また、図4に示すように、フートボード50は、車体フレーム(不図示)から延びるブラケット36によって支持されている。
さらに、ブラケット36には、自動二輪車10が所定角度バンクしていることをライダーに認識させるために、フートボード50などの機能部品よりも早く路面R(図1参照)に接触するバンクセンサー56が設けられている。
すなわち、自動二輪車10には、自動二輪車10が所定角度バンクしていることをライダーに認識させるバンクセンサー56と、バンクセンサー56が路面Rに接触する所定角度よりもさらに自動二輪車10がバンクしたことをライダーに認識させるバンクセンサー55とが設けられている。
(サイドスタンドの構造)
次に、図7及び図8を参照して、サイドスタンド100の構造について説明する。図7は、サイドスタンド100の正面図である。また、図8は、サイドスタンド100の側面図(図7に示したF8方向からの矢視図)である。
サイドスタンド100は、取付部110、首部115、えら状部120、足部130及びスプリング係止部140を備えている。
取付部110は、ボルト(不図示)によって、回動可能に車体フレーム(不図示)に取り付けられる。
えら状部120は、首部115よりも車幅方向外側に盛り上がっている。えら状部120には、サイドスタンド100の操作時にライダーの足が当接し、サイドスタンド100は、取付部110を中心として回動させられる。なお、サイドスタンド100は、えら状部120を含めて鍛造である。
足部130は、路面Rに接地する部分である。また、スプリング係止部140は、サイドスタンド100を車体フレーム側に付勢するスプリング(不図示)を係止する。
(ブレーキペダルの構造)
次に、図9及び図10を参照して、自動二輪車10の右側面に設けられているブレーキペダル70の構造について説明する。図9は、ブレーキペダル70及びフートボード80の右側面図である。また、図10は、図9に示したF10方向からの矢視図である。
ブレーキペダル70は、ブレーキペダル回動軸71によって回動可能に支持されている。ブレーキペダル70がライダーの足によって踏み込まれると、ブレーキペダル70はブレーキペダル回動軸71を中心として回動し、ブレーキペダル70に連結されているリンク72及びリンク73が連動する。
リンク72は、テール・ブレーキランプ85(図1及び図2参照)を点灯させるスイッチ(不図示)に連結されている。また、リンク73は、マスターシリンダー74に連結されている。
フートボード80は、車体フレームから延びるブラケット38によって支持されている。さらに、図10に示すように、ブレーキペダル回動軸71もブラケット38によって支持されている。ブラケット38は、ブレーキペダル70との干渉を迂回しつつブレーキペダル回動軸71を支持している。
また、ブラケット38には、自動二輪車10の左側面と同様に、バンクセンサー55及びバンクセンサー56が設けられている。
(作用・効果)
以上説明した本実施形態に係る自動二輪車10のシフトペダル40によれば、前ペダル部410と後ペダル部420との連結部430が、シフト軸61を回動させるシフトペダル回動軸41(回動中心)とは異なる位置に設けられるため、シフトペダル回動軸41の構造を簡素にすることができる。
つまり、シフトペダル40によれば、シフトペダル回動軸41において、シフトペダル角度αの調整のためのボルトなどの頭部が自動二輪車10の車幅方向などに露出することが回避される。このため、ライダーによるスムーズなシフトペダル40の操作性、特に、ライダーがフートボード80上において足を前後に移動させながらシフトペダル40を操作する際のシフトペダル40の操作性を阻害することを回避しつつ、シフトペダル角度αの調整機構を設けることができる。
また、ボルトなどの頭部が露出すると、シフトペダルの外観が損なわれるといった問題があるが、シフトペダル40によれば、当該ボルトなどの頭部が露出することが回避されるため、シフトペダル40の外観の品質が向上する。
シフトペダル40によれば、連結部430が、前ペダル部410に対して、後ペダル部420を着脱可能に連結するため、ライダーの体格や嗜好により後ペダル部420が不要な場合には、後ペダル部420を容易に取り外すことができる。
シフトペダル40によれば、連結部430は、前ペダル部410及び後ペダル部420の車幅方向内側に設けられる。また、連結部430は、前ペダル部410の後側部分410rと、後ペダル部420の前側部分420fとが連結される。
このため、連結部430を構成するボルト431や連結軸432が車幅方向外側に突出せず、ライダーによるスムーズなシフトペダル40の操作性を阻害しない。
また、連結部430は、シフトペダル回動軸41よりも自動二輪車10の進行方向後側に設けられている。このため、ライダーの足の踵部分と、シフトペダル回動軸41との位置関係を調整することができる。
シフトペダル40によれば、自動二輪車10の車幅方向に沿った前側部分420fの幅は、後側部分420rよりも狭いため、ライダーは、後側部分420rよりも幅の狭い前側部分420fに沿って、足を前後に移動させながらシフトペダル40をさらに容易に操作することができる。
また、自動二輪車10によれば、フートボード50(及びフートボード80)の後端部50rは、自動二輪車10の車幅方向の幅が前端部50fよりも狭い。また、フートボード50(及びフートボード80)は、自動二輪車10の進行方向後側に傾斜している。
このため、自動二輪車10をバンクさせたときでもフートボード50(及びフートボード80)が路面Rに接触し難くなり、自動二輪車10のバンク角を確保することが容易となる。
さらに、フートボード50(及びフートボード80)は、後端部50rがすぼまった形状であるため、自動二輪車10の特徴、すなわち、塊(マス)が前方に進行するイメージ(マスフロントフォワード)をさらに強調することができる。
また、フートボード50の前後長は、シフトペダル40の前後長と概ね同じである。すなわち、フートボード50は、従来の一般的なフートボードよりも前後長が長い。このため、ライダーは、足を前後に移動させながらシフトペダル40をより容易に操作することができるとともに、より自由な操作姿勢を取ることができる。
また、サイドスタンド100によれば、えら状部120が設けられているため、ライダーは、容易にサイドスタンド100の回動操作を行うことができる。さらに、サイドスタンド100は、えら状部120を含めて鍛造されているため、えら状部120を溶接によって形成する必要がない。
また、ブラケット38は、ブレーキペダル70との干渉を迂回しつつブレーキペダル回動軸71を支持している。このため、ブレーキペダル回動軸71の前後方向における位置決めの自由度が増大する。つまり、ブレーキペダル70の操作フィーリングを改善することが容易となる。
(その他の実施形態)
上述したように、本発明の一実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなろう。
例えば、上述した本発明の実施形態では、連結部430は、シフトペダル回動軸41よりも自動二輪車10の進行方向後側に設けられていたが、連結部430は、シフトペダル回動軸41よりも自動二輪車10の進行方向前側に設けてもよい。
上述した本発明の実施形態では、連結部430は、前ペダル部410及び後ペダル部420の車幅方向内側に設けられていたが、連結部430は、必ずしも前ペダル部410及び後ペダル部420の車幅方向内側に設けられていなくても構わない。また、後ペダル部420は、前ペダル部410に対して着脱可能に構成されていなくても構わない。
上述した本発明の実施形態では、自動二輪車10には、フートボード50及びフートボード80が設けられていたが、フートボード50及びフートボード80は設けなくても構わない。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。 本発明の実施形態に係る自動二輪車の右側面図である。 本発明の実施形態に係る自動二輪車のシフトペダル及びフートボードの上部斜め後方からの斜視図である。 本発明の実施形態に係る自動二輪車のシフトペダル及びフートボードの正面図である。 本発明の実施形態に係る自動二輪車のシフトペダルの側面図である。 本発明の実施形態に係る自動二輪車のシフトペダルの上面図である。 本発明の実施形態に係る自動二輪車のサイドスタンドの正面図である。 本発明の実施形態に係る自動二輪車のサイドスタンドの側面図である。 本発明の実施形態に係る自動二輪車のブレーキペダル及びフートボードの側面図である。 図9に示したF10方向からの矢視図である。
符号の説明
10…自動二輪車、20…前輪、21L,21R…フロントフェンダーステー、30…エンジン、36〜38…ブラケット、40…シフトペダル、41…シフトペダル回動軸、42…アーム、43…リンク、44…アーム、50…フートボード、50f…前端部、50r…後端部、55,56…バンクセンサー、60…トランスミッション、61…シフト軸、70…ブレーキペダル、71…ブレーキペダル回動軸、72,73…リンク、74…マスターシリンダー、80…フートボード、81…ヘッドライト、82L,82R…フロント方向指示灯、83L,83R…サイドガーニッシュ、84L,84R…リヤ方向指示灯、85…テール・ブレーキランプ、90…後輪、100…サイドスタンド、110…取付部、115…首部、120…えら状部、130…足部、140…スプリング係止部、410…前ペダル部、410f…前側部分、410r…後側部分、420…後ペダル部、420f…前側部分、420r…後側部分、430…連結部、431…ボルト、432…連結軸、R…路面

Claims (8)

  1. 鞍乗型車両に具備された変速機構のギヤをシフトするシフト軸に連結され、回動中心を中心として回動するシフトペダルを含むシフトペダル装置であって、
    前記シフトペダルは、
    前記鞍乗型車両の進行方向前側に位置する前ペダル部と、
    前記前ペダル部よりも前記鞍乗型車両の進行方向後側に位置する後ペダル部と、
    前記前ペダル部と前記後ペダル部とを連結する連結部と
    を備え、
    前記前ペダル部及び前記後ペダル部によって形成されるシフトペダル角度は、前記連結部を中心として変更可能に構成されており、
    前記連結部は、前記回動中心とは異なる位置に設けられているシフトペダル装置。
  2. 前記回動中心は、前記前ペダル部に設けられており、
    前記連結部は、前記前ペダル部に対して、前記後ペダル部を着脱可能に連結する請求項1に記載のシフトペダル装置。
  3. 前記連結部は、前記前ペダル部及び前記後ペダル部よりも前記鞍乗型車両の車幅方向内側に設けられている請求項1に記載のシフトペダル装置。
  4. 前記前ペダル部は、前記回動中心よりも前記進行方向後側に延びる前ペダル後側部分を有し、
    前記連結部は、前記前ペダル後側部分と、前記後ペダルとを連結する請求項3に記載のシフトペダル装置。
  5. 前記前ペダル及び前記後ペダルの下方に配設され、操縦者の足が載置されるフットボードをさらに備え、
    前記フートボードの後端部は、前記鞍乗型車両の車幅方向の幅が前記フートボードの前端部よりも狭い請求項1に記載のシフトペダル装置。
  6. 前記フートボードは、前記進行方向後側に傾斜している請求項5に記載のシフトペダル装置。
  7. 前記後ペダル部は、
    前記進行方向後側に位置する後ペダル後側部分と、
    前記連結部と前記後ペダル後側部分との間に位置する後ペダル前側部分と
    を有し、
    前記鞍乗型車両の車幅方向に沿った前記後ペダル前側部分の幅は、前記後ペダル後側部分よりも狭い請求項1に記載のシフトペダル装置。
  8. 請求項1乃至7の何れかのシフトペダル装置を備える鞍乗型車両。
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