JP2006314606A - 遊技機 - Google Patents

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捷右 吉川
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Abstract

【課題】 受皿から遊技機内への球の取り込みを円滑に行うことができ、球を取り込む際の余計な負荷や騒音の発生が抑えられ、かつ、回転ディスクの表面の磨耗が抑えられ、かつ、不正行為やいたずら等の防止が図れる遊技機を提供する。
【解決手段】 遊技機10は、受皿35と、受皿35内部に貯留されている球14を遊技機10内に取り込むためのホッパー100とを備え、ホッパー100は、受皿35内の球14を遊技機10内部へ移送可能に形成されている回転ディスク140と、回転ディスク140の上面を覆うカバー130とを備え、カバー130には、受皿35内の球14の回転ディスク140への取り込みを可能とする露出開口部134と、受皿35内の球14の回転ディスク140への接触を阻止する接触阻止部132とを備えた。
【選択図】 図5

Description

本発明は、球を遊技媒体として用いる遊技機に関し、更に詳しくは、受皿から遊技機内への球の取り込みが円滑に行われ、かつ、球を取り込む際の異音の発生が抑えられ、かつ、部品の磨耗が抑えられ、かつ、ゴトなどと呼ばれる不正行為やいたずら等の防止が図れる遊技機に関する。
従来より、パチンコ等の、球を遊技媒体として用いる遊技機では、遊技者が球を受皿に投入する際、多くの球が、乱雑かつ一度に投入される場合が多い。このようにして多数の球が、受皿に乱雑かつ一度に投入された場合には、球を遊技機内に取り込む際に、取込口に球が集中し、球が詰まってしまう場合があった。
そこで、このような問題点を解決するために、受皿内の球を1球ずつ遊技機内に取り込むホッパーを有する遊技機が提案されている。上記ホッパーは、回転ディスクと、遊技機内に連通する取込孔とを有し、回転ディスクには、受皿内の球を取り込んで取込孔へ移送する移送孔が設けられている(特許文献1参照)。
特開平8−238372号公報
しかし、特許文献1に開示されている遊技機では、受皿に多数の球が貯留されている場合には、移送孔に入りきらない球が、回転ディスクの表面に接触した状態で、回転ディスクが回転することになる。そうすると、回転ディスクの回転に伴って受皿内の球が大きく攪拌され、受皿内の球が回転ディスクの表面に次々と衝突して、比較的大きな騒音が発生したり、回転ディスクの表面が磨耗したり、あるいは回転ディスクの円滑な回転が阻害されるという問題が生じてしまう。
また、特許文献1に開示されている遊技機では、回転ディスクの回転停止時に、移送孔と取込孔とが一致していると、移送孔を介して取込孔に棒や針金等が挿入されて、ゴトなどと呼ばれる不正行為が行われたり、遊技機の内部にいたずらされてしまうおそれがある。
また、近年、遊技機として、パチンコに用いる球を遊技媒体として賭けて遊技を行うスロットマシン(以下「パロット」という。)が提案されている。ここで、メダル式スロットマシンでは、通常は、1回の遊技につき最大で3枚のメダルを賭けて遊技が行われる。また、遊技場においては、通常は、球の貸し出しレートが1個につき4円に設定されているのに対し、メダルの貸し出しレートが1枚につき20円に設定されている。このような理由から、パロットでは、5個の球を1単位とし、1回の遊技につき最大で3単位の球を賭けて、つまり、1回の遊技につき最大で15個の球を賭けて、遊技を行うようになっている。またここで、多くの遊技者から、1回の遊技が終了したら速やかに次回の遊技を開始できるようにして欲しいという要望があり、また、多くの遊技場経営者からは、単位時間当たりに1回でも多くの遊技を実行可能にして欲しいという要望がある。
そこで、本発明は、上記状況に鑑みてなされたものであり、以下の点を目的とする。
(請求項1)
すなわち、請求項1記載の発明は、遊技機の受皿に貯留されている球を遊技機内部に取り込むためのホッパーを備え、ホッパーは、受皿内の球を遊技機内部へ移送可能に形成されている回転ディスクと、回転ディスクの上面を覆うカバーとを備え、カバーには、受皿内の球の回転ディスクへの取り込みを可能とする露出開口部と、受皿内の球の回転ディスクへの接触を阻止するための接触阻止部とを設けることにより、受皿から遊技機内への球の取り込みが円滑に行われ、かつ、球を取り込む際の余計な負荷や騒音の発生が抑えられ、かつ、回転ディスクの表面の磨耗が抑えられ、かつ、不正行為やいたずら等の防止が図れる遊技機を提供することを目的とする。
(請求項2)
すなわち、請求項2記載の発明は、取込孔を上から覆うような位置に、カバーの接触阻止部を設けることにより、取込孔の前方にカバーの接触阻止部が立ちはだかるようにして、取込孔の真正面から取込孔内に棒や針金等を挿入されにくくし、不正行為やいたずら等を防ぐことができる遊技機を提供することを目的とする。
(請求項3)
すなわち、請求項3記載の発明は、凹部の底部における、各移送孔内の球の転動軌跡から外れた位置に、凹部の内部と外部とを連通させる排出孔を設けたことにより、ホッパーの凹部内に入り込んだゴミ等の異物や、コーヒー、ジュース等の液体を凹部の外部に排出できるようにするとともに、移送孔に収納されている球が、凹部の底部上を転動するときに、排出孔に嵌ったり落ちたり、あるいは排出孔の縁に当たらないようにして、回転ディスクの円滑な回転を阻害せず、かつ、騒音が発生しない遊技機を提供することを目的とする。
(請求項4)
すなわち、請求項4記載の発明は、凹部の底部を、その高さが前方へ向かうにしたがって次第に低くなるように傾斜させ、回転ディスク及び回転ディスクの回転軸を、凹部の底部の傾斜に合わせて配置することにより、駆動部を遊技機の前面部よりも奥側に収納することができるようにして、遊技機をコンパクトにし、加えて、受皿の底面におけるホッパーの占有面積を小さくして、受皿の前方向への突出距離を比較的短くすること目的とする。
(請求項5)
すなわち、請求項5記載の発明は、異物や液体等が最も溜まりやすい、凹部の底部の最も低い位置に、排出孔を設けることにより、異物や液体等を効率良く排出することができる遊技機を提供することを目的とする。
各請求項にそれぞれ記載された発明は、前述の目的を達成するためになされたものである。なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
(特徴点)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1記載の発明は、球14を遊技媒体として用いる遊技機10であって、遊技機10は、遊技機10の前面を構成する前面部30と、前面部30の前面から前方へ向けて突出し且つその内部に球14を貯留可能に形成されている受皿35と、受皿35の底面72に連設され且つ受皿35の内部に貯留されている球14を遊技機10内部に取り込むためのホッパー100とを備え、受皿35の底面72は、その高さがホッパー100方向へ向かうにしたがって次第に低くなるように滑らかに下り傾斜し、ホッパー100は、受皿35の底面72に連設されているハウジング110と、ハウジング110の上面に形成され且つ受皿35の内部と連通する凹部108と、凹部108内部に収納されている回転ディスク140と、回転ディスク140を回転させるための駆動部150と、回転ディスク140の上面を覆うカバー130とを有し、凹部108には、凹部108の内部と遊技機10の内部と連通させる取込孔116が設けられ、回転ディスク140には、受皿35の内部に貯留されている球14を取り込んで取込孔116へ移送可能に形成されている複数の移送孔142が設けられ、カバー130は、複数ある移送孔142のうち一部の移送孔142を塞ぐように各移送孔142の回転軌跡の上方に位置して受皿35の内部に貯留されている球14の回転ディスク140への接触を阻止するための接触阻止部132と、複数ある移送孔142のうち一部の移送孔142を露出させるように各移送孔142の回転軌跡の上方に開口して受皿35の内部に貯留されている球の移送孔142への取り込みを可能とするための露出開口部134とを有していることを特徴とする。
ここで、「球14を遊技媒体として用いる遊技機10」としては、例えば、パチンコ12や、球14を用いて遊技を行うスロットマシンであるパロット11などがある。
また、「前面部30」とは、遊技機10の前面を構成するものである。遊技機10がパロット11であれば、前扉31の前面が遊技機10の前面を構成している。したがって、「前面部30」とは、パロット11であれば、前扉31の前面を意味する。また、遊技機10がパチンコ12であれば、前枠32及び遊技盤40が遊技機10の前面を構成している。したがって、「前面部30」とは、パチンコ12であれば、前枠32及び遊技盤40を意味する。
また、「受皿35」は、前面部30の前面から前方向へ向けて突出し、かつ、その内部に球14を貯留可能に形成されているものである。また、「受皿35」は、例えば、上方向へ向けて開口している凹形状に形成することができる。また、「受皿35」は、遊技者が遊技を行うにあたり球14を所定の個数使用することから、遊技の内容に応じた個数の球14が貯留可能なように、その内部容量を適宜決めて形成することができる。
また、「ホッパー100」は、受皿35の底面72に連設され、かつ、受皿35の内部に貯留されている球14を遊技機10内部に取り込むためのものである。遊技機10内部に取り込まれた球14は、遊技に用いられる。ここで、遊技機10がパロット11であれば、短時間に多数の球14が遊技に使用されるため、「ホッパー100」には、短時間に多数の球14を遊技機10内に取り込むことが要求される。より具体的には、パロット11では、1回の遊技につき最大で15個の球14を賭けることが可能である。また、パロット11では、遊技の間隔は、最短で4.1秒となっていることから、1分間に最大で14回の遊技を実行可能である。このため、パロット11では、1分間に最大で210個の球14が遊技に使用される。したがって、パロット11では、ホッパー100は、1分間に最大で210個の球14を取り込むことが要求される。
また、受皿35の底面72は、その高さがホッパー100方向へ向かうにしたがって次第に低くなるように滑らかに下り傾斜している。したがって、受皿35に貯留された球14は、ホッパー100へ向かって流下し、ホッパー100により順次遊技機10内部に取り込まれる。また、受皿35におけるホッパー100の位置は、受皿35の左側や右側の端部付近でもよいし、受皿35の中央でもよい。ただし、受皿35の底面72は、その高さがホッパー100方向へ向かうにしたがって次第に低くなるように形成されていなければならない。
また、「ハウジング110」は、受皿35の底面72に連設されている。また、「ハウジング110」は、受皿35の底面72と一体で形成してもよく、また、受皿35の底面72とは別体として形成したのち、受皿35の底面72に取り付けてもよい。
また、「凹部108」は、ハウジング110の上面に設けられている。また、「凹部108」は、受皿35の内部と連通している。
また、「凹部108」には、「取込孔116」が設けられている。「取込孔116」は、凹部108の内部と遊技機10の内部とを連通させている。したがって、「取込孔116」内に入った球は、遊技機10内部に取り込まれ、遊技に使用される。したがって、「取込孔116」の大きさは、球14が通過可能な大きさとされる。例えば、「取込孔116」は、球14の直径より大きい内径を有する円孔状に形成することができる。
また、「回転ディスク140」は、「凹部108」の内部に収納されている。また、「回転ディスク140」には、複数の「移送孔142」が設けられている。「移送孔142」は、受皿35の内部に貯留されている球14を取り込んで取込孔116へ移送可能に形成されている。すなわち、「移送孔142」は、受皿35からその内部に球14を取り込み、回転ディスク140の回転によって取込孔116の上方に相当する位置まで移動したところで、その内部にある球14を取込孔116に落とすものである。
したがって、各移送孔142は、回転ディスク140の中心から等距離の位置に設けられる。つまり、各移送孔142は、回転ディスクの140の円周方向に沿って設けられる。また、移送孔142の大きさは、球14が入り込むことが可能な大きさとされる。例えば、移送孔142は、球14の直径より大きい内径を有する円孔状に形成することができる。また、取込孔116が回転ディスク140を挟んで受皿35の反対側にある場合、より具体的には、受皿35が回転ディスク140の表面側にあり、取込孔116が回転ディスク140の裏面側にある場合には、各移送孔142は、回転ディスク140の表面から裏面まで貫通するように形成される。
また、「駆動部150」は、回転ディスク140を回転させるためのものである。「駆動部150」は、例えば、モータ150等を用いることにより、回転ディスク140を回転させることができる。また、回転ディスク140の回転数を増加させれば、遊技機10内部に取り込む球14数を増加させることができる。したがって、遊技機10の遊技内容に合わせて駆動部150を制御することによって、回転ディスク140の回転数を調整することができる。
また、「カバー130」は、回転ディスク140の上面を覆うように設けられている。また、「カバー130」は、「露出開口部134」と「接触阻止部132」とを有している。
「接触阻止部132」は、複数ある移送孔142のうち一部の移送孔142を塞ぐように、各移送孔142の回転軌跡の上方に位置するように設けられる。これにより、「接触阻止部132」は、受皿35の内部に貯留されている球14の回転ディスク140への接触を阻止する。
「露出開口部134」は、複数ある移送孔142のうち一部の移送孔142を露出させるように、各移送孔142の回転軌跡の上方に位置するように設けられる。これにより、「露出開口部134」は、受皿35の内部に貯留されている球14の移送孔142への取り込みを可能とする。
「カバー130」は、例えば、回転ディスク140の上面を覆うことができる板状の部材により形成することができる。このとき、板状の部材の一部に、表面から裏面まで貫通する貫通孔を設ける。この貫通孔は、少なくとも1個の球14が通過することができる大きさに形成する。また、この貫通孔は、各移送孔142の回転軌跡の上方に位置するように設ける。そうすると、受皿35に貯留されている球14は、この貫通孔を通過し、移送孔142に取り込まれる。そして、この貫通孔を「露出開口部134」とすることができる。この貫通孔の形状は、各移送孔142の回転軌跡に沿って円弧状に湾曲した長孔形状でよいが、上記機能を果たせば長孔等に限定されない。例えば、半円状に形成した貫通孔でもよい。また、板状の部材における貫通孔以外の部分には、孔を設けないか、孔を設けたとしても、その孔は球14が通過不可能なものとする。そうすると、板状の部材における貫通孔以外の部分を、「接触阻止部132」とすることができる。
(請求項2)
(特徴点)
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明を限定したものであって、次の点を特徴とする。
すなわち、カバー130の接触阻止部132は、取込孔116の上方に相当する位置に設けられ、取込孔116を覆うように形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、取込孔116の前方にカバー130の接触阻止部132が立ちはだかることとなり、取込孔116の真正面から取込孔116内に棒や針金等を挿入しにくくなる。
(請求項3)
(特徴点)
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明を限定したものであって、次の点を特徴とする。
すなわち、凹部108の底部111であって、各移送孔142内の球の転動軌跡から外れた位置には、凹部108の内部と外部とを連通させる排出孔118が設けられていることを特徴とする。
ここで、回転ディスク140が回転すると、回転ディスク140の各移送孔142内の球14は、凹部108の底部111上を転がる。そして、「転動軌跡」とは、回転ディスク140が回転したときに、各移送孔142内の球14が転がる、凹部108の底部111上の軌跡をいう。つまり、回転ディスク140が回転したときには、各移送孔142内の球14は、転動軌跡に沿って転がる。凹部108の底部111は、転動軌跡においてのみ、各移送孔142内の球14と接触する。
また、「排出孔118」は、凹部108の底部111であって、各移送孔142内の球の転動軌跡から外れた位置に設けられている。したがって、各移送孔142内の球は、凹部108の底部111上を転がる際に、排出孔118に嵌ったり落ちたりせず、また、排出孔118の縁に当たることもない。また、「排出孔118」は、凹部108の内部と外部とを連通させるように形成される。また、「排出孔118」は、凹部108内に入ったゴミ等の異物を凹部108の外部に排出するために設けられる。したがって、「排出孔118」は、凹部108内に入ったゴミ等の異物を凹部108の外部に排出できれば、その形状及び個数は限定されない。
(請求項4)
(特徴点)
請求項3記載の発明は、請求項1ないし請求項3記載の発明を限定したものであって、次の点を特徴とする。
すなわち、凹部108の底部111は、その高さが前方へ向かうにしたがって次第に低くなるように滑らかに下り傾斜し、回転ディスク140は、凹部108の底部111の傾斜に合わせて傾斜して配置され、回転ディスク140の回転軸は、凹部108の底部111の傾斜に合わせて傾斜していることを特徴とする。
ここで、凹部108の底部111は、その高さが前方へ向かうにしたがって次第に低くなるように滑らかに下り傾斜している。つまり、凹部108の底部111の高さは、奥側が最も高く、前方へ向かうにしたがって次第に低くなり、手前側が最も低くなっている。
また、回転ディスク140は、凹部108の底部111の傾斜に合わせて傾斜して配置されている。つまり、回転ディスク140は、その裏面と凹部108の底部111との距離が一定になるように、凹部108内に配置されている。
また、「回転軸」とは、回転ディスク140の回転中心をいう。この「回転軸」は、凹部108の底部111の傾斜に合わせて傾斜している。つまり、回転ディスク140の回転軸は、凹部108の底部111に対して垂直になるようにしてある。
(請求項5)
(特徴点)
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明を限定したものであって、次の点を特徴とする。
すなわち、排出孔118は、凹部108の底部111うち、最も低い位置に設けられていることを特徴とする。
ここで、凹部108の底部111の高さが前方へ向かうにしたがって次第に低くなる場合には、底部111の最も前方が、「最も低い位置」となる。
また、凹部108の底部111に複数の排出孔118が設けられる場合にあっては、複数の排出孔118のうちの1つが、凹部108の底部111の最も低い位置に設けられればよい。
(請求項1)
請求項1記載の発明によれば、受皿の内部に貯留されている球を遊技機内部に取り込むためのホッパーを備え、ホッパーは、受皿内の球を遊技機内部へ移送可能に形成されている回転ディスクと、回転ディスクの上面を覆うカバーと備え、カバーには、受皿内の球の回転ディスクへの取り込みを可能とする露出開口部と、受皿内の球の回転ディスクへの接触を阻止するための接触阻止部とを設けたので、受皿から遊技機内への球の取り込みを円滑に行うことができ、かつ、球を取り込む際の余計な負荷や騒音の発生を抑えることができ、かつ、回転ディスクの表面の磨耗を抑えることができ、かつ、不正行為やいたずら等の防止を図ることができる。
(請求項2)
請求項2記載の発明によれば、上記した請求項1記載の発明の効果に加えて、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項2記載の発明によれば、カバーの接触阻止部を、取込孔を上から覆うような位置に設けたので、取込孔の前方にカバーの接触阻止部が立ちはだかることになる。したがって、取込孔の真正面から取込孔内に棒や針金等を挿入しにくくなり、不正行為やいたずら等を防ぐことができる。
(請求項3)
請求項3記載の発明によれば、上記した請求項1及び2記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項3記載の発明によれば、凹部の底部に凹部の内部と外部とを連通させる排出孔を設けたので、凹部内に入り込んだゴミ等の異物や、コーヒー、ジュース等の液体を凹部の外部に排出することができる。また、排出孔は、凹部の底部における、各移送孔内の球の転動軌跡から外れた位置に設けられている。このため、移送孔内の球は、凹部の底部上を転がる際に、排出孔に嵌ったり落ちたりせず、また、排出孔の縁に当たることもない。したがって、回転ディスクに余計な負荷をかけずにスムーズに回転させることができるとともに、余計な負荷や騒音をなくすことができる。
(請求項4)
請求項4記載の発明によれば、上記した請求項1ないし3記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項4記載の発明によれば、凹部の底部を、その高さが前方へ向かうにしたがって次第に低くなるように傾斜させ、回転ディスク及び回転ディスクの回転軸を、凹部の底部の傾斜に合わせて配置した。これにより、駆動部を遊技機の前面部の奥側に収納することができるようになり、遊技機をコンパクトにすることができる。また、受皿の底面におけるホッパーの占有面積を小さくして、受皿の前方向への突出距離を短くすることができる。これにより、遊技者に対する圧迫感がなくなり、遊技しやすくなる。
(請求項5)
請求項5記載の発明によれば、上記した請求項4記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項5記載の発明によれば、異物や液体等が最も溜まりやすい、凹部の底部の最も低い位置に、排出孔を設けた。これにより、異物や液体等を効率良く排出することができる。
(第1の実施の形態)
(図面の説明)
以下、第1の実施の形態にかかる遊技機10(パロット11)について図面を用いて説明する。
図1は本実施の形態にかかる遊技機10としてのパロット11の外観斜視図である。図2は本実施の形態にかかるパロット11の内部斜視図である。図3は本実施の形態にかかるホッパー100の全体斜視図である。図4は本実施の形態にかかるホッパー100の部品展開図である。図5は本実施の形態にかかるホッパー100の取り付け時の側面断面図である。
また、本実施の形態では、「前面」とは、遊技機10において遊技を行う際に遊技者が向き合う面をいう。「右側」とは、遊技機10の前面に向き合って遊技をい行う遊技者から見て右側をいう。「左側」とは、遊技機10の前面に向き合って遊技を行う遊技者から見て左側をいう。
(遊技機10・パロット11)
図1に示すように、本実施の形態に係る遊技機10は、パロット11である。
また、パロット11は、遊技媒体として球14を用いて遊技を行うスロットマシンである。
また、図1及び図2に示すように、本実施の形態にかかる遊技機10としてのパロット11は、遊技場の島に固定される裏枠20と、裏枠20にヒンジ25を介して開閉可能に取り付けられる前扉31とを備えている。そして、前扉31の前面が、遊技機10としてのパロット11の前面を構成する前面部30となっている。そして、図2に示すように、本実施の形態にかかる遊技機10としてのパロット11は、内部に払出装置80を備えている。
(裏枠20)
裏枠20は、島に固定されるものである。
図1及び図2に示すように、裏枠20は、四角枠型の木枠から構成されている。
またここで、島とは、遊技機10を並べて設置するための構造物であって、パチンコホールなどの遊技場に設置されるものである。
また、裏枠20は、例えば、釘で打ちつけるなどして、島に固定される。
(前扉31)
前扉31は、裏枠20にヒンジ25を介して開閉可能に取り付けられるものである。
また、図2に示すように、前扉31の裏側には、3個の回転リール61を横並びに設けたリールユニット60が備えられ、また、各回転リール61の周囲には、複数種類の図柄が所定の配列で付されている。
また、図1に示すように、前扉31の中央には、前パネル62が嵌め込まれ、また、前パネル62の中央には、各回転リール61の周囲に付されている図柄を透視可能な透視窓33が設けられている。また、透視窓33は、各回転リール61の前方に設けられており、3個すべての回転リール61の回転が停止した際には、縦3列横3行に配列した合計9個の図柄が透視可能となる。
また、本実施の形態では、左側の回転リール61の回転が停止した際に透視窓33を通して透視可能となる3個の図柄を上から順にそれぞれ「左リール上図柄」「左リール中図柄」「左リール下図柄」とし、また、中央の回転リール61の回転が停止した際に透視窓33を通して透視可能となる3個の図柄を上から順にそれぞれ「中リール上図柄」「中リール中図柄」「中リール下図柄」とし、また、右側の回転リール61の回転が停止した際に透視窓33を通して透視可能となる3個の図柄を上から順にそれぞれ「右リール上図柄」「右リール中図柄」「右リール下図柄」としている。
また、本実施の形態では、第1から第5までの5本の入賞ラインを設けている。具体的には、左リール中図柄と中リール中図柄と右リール中図柄とを通るのが「第1入賞ライン」であり、また、左リール上図柄と中リール上図柄と右リール上図柄とを通るのが「第2入賞ライン」であり、また、左リール下図柄と中リール下図柄と右リール下図柄とを通るのが「第3入賞ライン」であり、また、左リール下図柄と中リール中図柄と右リール上図柄とを通るのが「第4入賞ライン」であり、また、左リール上図柄と中リール中図柄と右リール下図柄とを通るのが「第5入賞ライン」である。
また、図1及び図2に示すように、前扉31における前パネル62の下方に相当する位置には、入賞時等に球14が払い出される払出口34が設けられ、また、前扉31の前面における払出口34の下方に相当する位置には、払出口34から払い出された球14を受け止めて貯留するための受皿35が設けられ、また、前扉31の前面における受皿35の下方に相当する位置には、受皿35に貯留しきれない球14を貯留するための下皿36が設けられている。
また、図1に示すように、受皿35の前面には、球14を賭けるためのベットスイッチ55や、各回転リール61の回転を開始させるためのスタートスイッチ56や、各回転リール61の回転を停止させるためのものであり各回転リール61にそれぞれ対応して設けられている3個のストップスイッチ57が設けられている。
また、図1に示すように、本実施の形態では、受皿35の右端付近に、受皿35に貯留された球14を1球ずつパロット11内部に取り込むためのホッパー100が設けられている。また、受皿35の底面72は、右側方向へ向かうにしたがって高さが次第に低くなるように滑らかに下り傾斜している。つまり、受皿35の底面72は、その高さがホッパー100方向へ向かうにしたがって次第に低くなるように滑らかに下り傾斜している。
また、図5に示すように、ホッパー100の奥側上部には、ホッパー100から取り込まれた球をパロット11内部に取り込むための取込通路154が連設されている。そして、受皿35に貯留されている球14は、ホッパー100から取込通路154を介してパロット11内部に取り込まれるようになっている。
(投入球通路53)
図2に示すように、前扉31の裏面下部には、パロット11内部に取り込まれた球14を下方へ誘導するための投入球通路53が設けられている。
また、図示しないが、取込通路154と投入球通路53との間には、投入装置が設けられている。また、投入装置は、パロット11内部に取り込まれた球14を貯留するとともに、ベットスイッチ55の操作に応じた数だけ、その貯留している球14を投入球通路53へ排出するためのものである。つまり、本実施の形態では、受皿35に貯留されている球14は、ホッパー100及び取込通路154を介して、パロット11内部に取り込まれる。また、パロット11内部に取り込まれた球14は、まず投入装置に貯留される。また、ベットスイッチ55が操作されると、投入装置は、ベットスイッチ55の操作に応じた数だけ、その貯留している球14を排出する。このとき、ベットスイッチ55の操作に応じた数の球14が賭けられたものとされる。また、投入装置から排出された球14は、投入球通路53を介して払出装置80へ至る。
(制御基板90)
図2に示すように、前扉31の裏面には、遊技を制御するための制御基板90が設けられている。以下、本実施の形態にかかるパロット11における遊技について説明する。
上述したように、受皿35に貯留されている球14は、ホッパー100及び取込通路154を介してパロット11内部に取り込まれて、投入装置に貯留される。ベットスイッチ55が操作されると、投入装置は、ベットスイッチ55の操作に応じた数だけ、その貯留している球14を排出する。このとき、ベットスイッチ55の操作に応じた数の球14が賭けられたものとされる。そして、球14の賭け数に応じた本数の入賞ラインが有効になる。具体的には、球14の賭け数は、5個、10個、又は15個のいずれかとされ、球14の賭け数が5個のときには、第1入賞ラインのみが有効になり、また、球14の賭け数が10個のときには、第1から第3までの入賞ラインが有効になり、また、球14の賭け数が15個のときには、第1から第5までの5本すべての入賞ラインが有効になる。また、球14が賭けられたことを条件に、スタートスイッチ56を操作すると、複数の役のいずれかに当選したか又はハズレかの抽選(役抽選)が行われる。また、役抽選とほぼ同時に、3個すべての回転リール61の回転が開始する。その後に、3個のストップスイッチ57のうち1個を操作すると、当該ストップスイッチ57に対応した回転リール61の回転が停止する。そして、3個すべてのストップスイッチ57の操作を終えると、3個すべての回転リール61の回転が停止する。このとき、いずれかの有効な入賞ライン上に同一種類の図柄が3個揃うと、当該図柄に対応した役の入賞となり、入賞態様に応じた個数の球14が払い出される。
(払出装置80)
図2に示すように、パロット11は、その内部であって前扉31下部後方に、払出装置80を備えている。払出装置80は、パロット11の内部に取り込まれた球14を貯留する球タンク84と、球タンク84内に貯留されている球14を送り出す送球装置82と、送り出された球14を払出口34まで誘導する上方送球通路86と、送球装置82の動作を制御する払出制御装置95とを備えている。
図2に示すように、球タンク84は、パロット11内部であって前扉31下部後方に設けられ、かつ、投入球通路53の下方に位置し、かつ、投入球通路53の下端から排出された球14を受け止めて貯留するためのものである。図2に示すように球タンク84は、上側が開口する箱型に形成されている。
また、図2に示すように、送球装置82は、パロット11内部であって前扉31下部後方に設けられ、かつ、球タンク84に連設され、かつ、球タンク84に貯留されている球14球を送り出すためのものである。本実施の形態では、送球装置82は、その内部に回転するディスクを有しており、ディスクが回転することにより、球タンク84内に貯留されている球14を上方送球通路86へ送り出すようにしているものである。
また、図2に示すように、上方送球通路86は、送球装置82から前面部30としての前扉31の上端と下端との間の所定位置まで上方へ向けて延びるように形成され、かつ、送球装置82から送り出された球14を上方へ誘導するためのものである。
本実施の形態では、上方送球通路86は、途中が屈曲したパイプを用いて構成されている。また、上方送球通路86の内径は、球14の直径よりもわずかに大きく形成されている。また、上方送球通路86の上端には、球14の払い出しを検出するための払出検出機構87が設けられている。また、図2に示すように、払出検出機構87は、四角箱型のケースを備えている。
また、図2に示すように、前扉31の裏面左側には、払出制御装置95が設けられている。払出制御装置95は、入賞等に基づいて送球装置82の動作を制御するためのものである。
本実施の形態では、遊技に使用された球14は、投入球通路53によって下方へ誘導され、球タンク84に貯留される。球タンク84に貯留されている球14は、入賞等があると、払出制御装置95により制御された送球装置82によって送り出され、上方送球通路86を通って、払出口から払い出される。払出口34から払い出された球14は、受皿35に一旦貯留され、その後再び後述するホッパー100によりパロット11内に取り込まれて、遊技に使用される。これにより、球14は、パロット11内を循環するようになり、遊技に使用された球14は、島に戻されることなく再度遊技に使用されることになる。
(受皿35)
受皿35は、図1に示すように、前扉31の前面であって、前パネル62の下方に相当する位置に設けられている。受皿35は、前扉31の前面から前方向へ向けて突出している。受皿35は、上方へ向けて開口している凹形状に形成されている。受皿35は、凹形状に形成されていることにより、その内部に球14を貯留することができるようになっている。
受皿35は、底面72と、底面72の外周部から上方へ向けて略垂直に立設している側面とを有している。また、受皿35の側面のうち、前扉31側の面は、前扉側側面71とされ、前扉側側面71以外の面は、外側側面73とされている。
また、受皿35の右端付近には、ホッパー取付部74が設けられている。ホッパー取付部74は、底面72から前扉側側面71にまたがって設けられている。ホッパー取付部74は、円筒形状に形成され、上面から下面まで貫通している。また、ホッパー取付部74の上面は、上斜め前方へ向かって開口しており、同下面は、下斜め後方へ向かって開口している。また、ホッパー取付部74は、上端が受皿35の底面72及び前扉側側面71と連設されており、ホッパー取付部74の内周面が受皿35の底面72及び前扉側側面71と連続して形成されている。また、ホッパー取付部74の内径は、後述するハウジング110の凹部108の内径と、ほぼ同一に形成されている。
また、ホッパー取付部74には、図示はしないが、ホッパー100を取り付けるためのビス孔が設けられている。このビス孔は、ホッパー100を取り付けるのに適した所定の位置に設けられている。所定の位置とは、後述するハウジング110のハウジング取付片122、およびカバー130のカバー取付部139に設けられた貫通孔に合致する位置である。
また、前扉側側面71における左端付近には、払出口34が設けられている。
また、底面72は、払出口34が設けられている左側の端部から、ホッパー100が取り付けられている右側の端部へかけてその高さが次第に低くなるように傾斜している。
(ホッパー100)
ホッパー100は、受皿35の内部に貯留されている球14をパロット11内部に取り込むためのものであって、受皿35の底面72に連設されている。具体的には、本実施の形態では、ホッパー100は、図5に示すように、受皿35のホッパー取付部74に取り付けられている。ホッパー100は、図3ないし図5に示すように、受皿35のホッパー取付部74に取り付けられるハウジング110と、ハウジング110内部に収納される回転ディスク140と、回転ディスク140を回転させる駆動部150と、回転ディスク140の上面を覆うカバー130とを有している。
(ハウジング110)
ハウジング110は、図5に示すように、受皿35のホッパー取付部74の下端に取り付けられている。このようにして、本実施の形態では、ハウジング110は、受皿35の底面72に連設されている。
また、ハウジング110は、図3ないし図5に示すように、円板形状に形成されている底部111と、底部111の外周部から底部111に対して直角に立設している側部112と、側部112の外周面から外方向へ向けて突出しているハウジング取付片122とを有している。また、ハウジング110は、底部111の内側の面と側部112の内側の面とで囲まれる凹部108を有している。このようにして、本実施の形態では、凹部108は、ハウジング110の上面に形成されており、かつ、受皿35の内部と連通するようにしている。
また、底部111は、その高さが前方へ向かうにしたがって次第に低くなるように滑らかに下り傾斜している。つまり、底部111の高さは、奥側が最も高く、前方へ向かうにしたがって次第に低くなり、手前側が最も低くなっている。
また、凹部108の内径は、後述する回転ディスク140が収納されるように、回転ディスク140の直径よりも若干大きく形成されている。また、側部112の上端から底部111の内側の面までの距離、つまり凹部108の深さは、球14の直径よりも大きく形成されている。
また、ハウジング取付片122のほぼ中心には、ハウジング取付片122の上面から下面まで貫通する円孔状の貫通孔が設けられている。
また、図4及び図5に示すように、底部111の所定の位置には、取込孔116が設けられている。また、取込孔116は、凹部108の内部と遊技機10の内部とを連通させるものであって、底部111の上面から下面まで貫通している。また、取込孔116は、円孔状に形成されており、その内径は、球14の直径より若干大きく形成されている。また、取込孔116が設けられている所定の位置とは、ハウジング110をホッパー取付部74に取り付けたとき、底部111の最も高い位置となる位置である。つまり、取込孔116は、凹部108の底部111のうち、最も高い位置に設けられている。また、取込孔116は、後述する取込通路154に連通するように形成されている。
また、図4及び図5に示すように、底部111の所定の位置には、3つの排出孔118が設けられている。また、3つの排出孔118は、横並びに設けられている。3つの排出孔118のうち、右側に設けられているのが右排出孔118aであり、中央に設けられているのが中排出孔118bであり、左側に設けられているのが左排出孔118cである。また、右排出孔118aも、中排出孔118bも、左排出孔118cも、いずれも、底部111の上面から下面まで貫通しており、凹部108の内部と外部とを連通させている。また、図4に示すように、中排出孔118bは、底部111の中心からみて、取込孔116とは反対側の位置に設けられている。つまり、中排出孔118bは、凹部108の底部111のうち、最も低い位置に設けられている。また、中排出孔118bは、底部111の外周部から底部111の中心方向へ向かって所定の位置まで延びる長孔状に形成されている。ここで、中排出孔118bの周縁部のうち、右側に位置する部分を右縁部とし、左側に位置する部分を左縁部とし、底部111の中心側に位置する部分を内縁部とし、底部111の外周部側に位置する部分を外縁部とする。右縁部は、底部111の径方向に延びる直線状に形成されている。また、左縁部も、右縁部と同様に、底部111の径方向に延びる直線状に形成されている。また、内縁部は、底部111の中心方向が凸になる円弧状に形成されている。また、外縁部は、底部111の外周部に沿った円弧状に形成されている。また、右排出孔118aも、左排出孔118cも、中排出孔118bとほぼ同一形状に形成されている。
また、各排出孔118は、各移送孔内の球の「転動軌跡」から外れた位置に設けられている。つまり、各排出孔118が設けられている位置は、各移送孔142内の球14の「転動軌跡」から外れた位置である。
ここで、回転ディスク140が回転すると、回転ディスク140の各移送孔142内の球14は、凹部108の底部111上を転がる。そして、「転動軌跡」とは、回転ディスク140が回転したときに、各移送孔142内の球14が転がる、凹部108の底部111上の軌跡をいう。つまり、回転ディスク140が回転したときには、各移送孔142内の球14は、「転動軌跡」に沿って転がる。凹部108の底部111は、「転動軌跡」においてのみ、各移送孔142内の球14と接触する。そして、各排出孔118は、凹部108の底部111であって、各移送孔142内の球の「転動軌跡」から外れた位置に設けられている。したがって、各移送孔142内の球は、凹部108の底部111上を転がる際に、各排出孔118に嵌ったり落ちたりせず、また、各排出孔118の縁に当たることもない。
また、ハウジング110の底部111の中心には、軸用孔120が設けられている。軸用孔120は、底部111の上面から下面まで貫通する円孔状に形成されている。軸用孔120には、後述する駆動部150の回転軸152が挿通される。したがって、軸用孔120は、その内径が回転軸152の直径よりも大きく形成されている。
なお、本実施の形態では、ハウジング110は、受皿35とは別体として形成したのちに、受皿35に取り付けているが、ハウジング110は、受皿35と別体に形成される場合に限られず、受皿35と一体的に形成してもよい。
(回転ディスク140)
回転ディスク140は、凹部108の内部に収納されるものであって、受皿35の内部に貯留されている球14を取り込んで取込孔116へ移送するためのものである。
回転ディスク140は、図3ないし図5に示すように、円板状に形成されている。回転ディスク140の厚さは、球14の直径とほぼ同一に形成されている。また、回転ディスク140には、6個の移送孔142が設けられている。各移送孔142は、受皿35の内部に貯留されている球14を取り込んで取込孔116へ移送可能に形成されている。すなわち、各移送孔142は、受皿35からその内部に球14を取り込み、回転ディスク140の回転によって取込孔116の上方に相当する位置まで移動したところで、その内部にある球14を取込孔116に落とすものである。また、各移送孔142は、回転ディスク140の上面から下面まで貫通している。また、各移送孔142は、回転ディスク140の中心から等距離の位置に設けられている。つまり、各移送孔142は、回転ディスクの140の円周方向に沿って等間隔に設けられている。また、移送孔142の大きさは、球14が入り込むことが可能な大きさとされている。具体的には、各移送孔142は、球14の直径よりも内径が大きい円孔状に形成されている。また、回転ディスク140が回転すると、各移送孔142は、凹部108の底部111に設けられている取込孔116の上を次々と通過する。つまり、取込孔116は、各移送孔142の回転軌跡上に設けられている。
また、回転ディスク140は、凹部108の底部111の傾斜に合わせて傾斜して配置されている。つまり、回転ディスク140は、その裏面と凹部108の底部111との距離が一定になるように、凹部108内に配置されている。
また、回転ディスク140の裏面の中心には、後述する駆動部150の回転軸152の先端が固定されている。
(駆動部150)
駆動部150は、回転ディスク140を回転させるためのものである。
駆動部150には、モータ150を用いている。モータ150は、ほぼ円柱形状に形成されている。モータ150は、上面のほぼ中心から上方向へ向けて垂直に突出した回転軸152を有している。回転軸152は、断面が円形の棒形状に形成されている。
また、モータ150は、ハウジング110の底部111の裏面に、適宜の支持手段により固定されている。また、モータ150が底部111の裏面に固定された状態では、回転軸152は、底部111の中心に設けた軸用孔120に挿通され、また、回転軸152の先端付近は、凹部108内に位置している。そして、回転軸152の先端は、回転ディスク140の裏面の中心に固定されている。これにより、モータ150が駆動すると、ハウジング110の凹部108内部で、回転ディスク140が回転するようにしてある。
また、回転軸152は、凹部108の底部111の傾斜に合わせて傾斜している。つまり、回転軸152は、凹部108の底部111に対して垂直になるようにしてある。
(カバー130)
カバー130は、回転ディスク140の上面を覆うためのものである。
カバー130は、図4及び図5に示すように、薄い円板形状をしている。
また、カバー130は、円形のカバー本体131と、カバー本体131の外周から外方へ向けて突出する4つのカバー取付片139とを有している。
また、カバー本体113は、露出開口部134と接触阻止部132とを有している。
また、露出開口部134は、6個ある移送孔142のうち一部の移送孔142を露出させるように、各移送孔142の回転軌跡の上方に位置するように設けられている。これにより、露出開口部134は、受皿35の内部に貯留されている球14の移送孔142への取り込みを可能としている。本実施の形態における露出開口部134は、各移送孔142の回転軌跡に沿って円弧状に湾曲した長孔136である。また、長孔136は、カバー130の上面から下面まで貫通している。また、長孔136は、最大で3個の移送孔142を完全に露出させる大きさに形成されている。
また、接触阻止部132は、6個ある移送孔142のうち一部の移送孔142を塞ぐように、各移送孔142の回転軌跡の上方に位置するように設けられている。これにより、接触阻止部132は、受皿35の内部に貯留されている球14の回転ディスク140への接触を阻止している。本実施の形態では、カバー本体131における、長孔136以外の部分を、接触阻止部132としている。また、接触阻止部132は、取込孔116の上方に相当する位置に設けられており、取込孔116を覆うように形成されている。本実施の形態では、接触阻止部132には、孔等を一切設けていない。このようにして、本実施の形態では、接触阻止部132は、取込孔116を上方から覆うようにしている。
また、カバー130には、図3及び図4に示すように、4つのカバー取付片139が設けられている。また、各カバー取付片139は、カバー本体131の外周から外方へ向けて突出している。また、4つのカバー取付片139は、カバー130の中心から見て放射状に設けられている。また、4つのカバー取付片139は、等間隔で設けられている。また、各カバー取付片139のほぼ中心には、それぞれ、各カバー取付片139の上面から下面まで貫通する貫通孔が設けられている。
カバー130は、図3ないし図5に示すように、長孔136の中心が最も低い位置に位置するように、ホッパー取付部74に取り付けられている。
(取込通路154)
ハウジング110の底部111に設けられている取込孔116には、底部111の裏面外側に取込通路154が連設されている。取込通路154は円筒形状をしている。取込通路154の内径は、球14が通過できるように、球14の直径よりも若干大きめに形成されている。取込通路154の内径は、取込孔116の内径とほぼ同じに形成されている。
(パロットの作動及び作用・効果)
本実施の形態にかかる遊技機10であるパロット11で遊技を行う場合には、遊技者は、まず、多数の球14を受皿35内に投入して貯留させる。そうすると、上記駆動部150が駆動し、上記回転ディスク140が回転する。
上記受皿35内に貯留されている多数の球14は、ホッパー100へ向かって下り傾斜している底面72上を流下し、ホッパー100へ至る。ホッパー100へ至った球14は、カバー130に設けられた露出開口部134(長孔136)を通り、回転ディスク140に設けられた移送孔142内に収納される。そして、移送孔142内に収納された球14は、回転ディスク140の回転に伴い、移送孔142内において転がりながら、ハウジング110の凹部108の底部111上を、回転ディスク140の中心を回転中心として円弧状に移送され、順次、凹部108の底部111の最も高い位置に開設された取込孔116の上方に相当する位置に至る。
移送孔142内に収納された球14は、取込孔116の上方に相当する位置まで至ると、取込孔116に落ち、取込通路154を介して、パロット11内部に取り込まれる。また、パロット11内部に取り込まれた球14は、まず投入装置に貯留される。ここで、ベットスイッチ55を操作すると、ベットスイッチ55の操作に応じた数だけ、投入装置に貯留されている球14が排出される。このとき、ベットスイッチ55の操作に応じた数の球14が賭けられたものとされる。そして、スタートスイッチ56を操作すると、3個すべての回転リール61の回転が開始する。その後に、ストップスイッチ57を操作すると、3個のストップスイッチ57のうちの1個を操作すると、当該ストップスイッチ57に対応した回転リール61の回転が停止する。そして、3個すべてのストップスイッチ57の操作を終えると、3個すべての回転リール61の回転が停止する。このとき、いずれかの有効な入賞ライン上に同一種類の図柄が3個揃うと、当該図柄に対応した役の入賞となり、入賞態様に応じた個数の球14が払い出される。
そして、本実施の形態では、受皿35の底面72は、ホッパー100方向へ向かうにしたがって、高さが次第に低くなるような滑らかな下り傾斜を有している。また、ホッパー100は、回転ディスク140の回転に伴い、球14を1個ずつ取込孔116へ移送し、パロット11内に球14を取り込ませる。したがって、本実施の形態によれば、多数の球14が取込孔116に集中することによる球詰まりが発生せず、受皿35からパロット11内部への球14の取り込みが円滑に行われる。
また、本実施の形態では、カバー130が、回転ディスク140の上面を覆っている。また、カバー130は、接触阻止部132と、露出開口部134とを有している。また、接触阻止部132は、6個ある移送孔142のうちのおおむね3個の移送孔142を塞ぐように、各移送孔142の回転軌跡の上方に位置するように設けられている。また、露出開口部134は、6個ある移送孔142のうちのおおむね3個の移送孔142を露出させるように、各移送孔142の回転軌跡の上方に位置するように設けられている。これにより、接触阻止部132は、受皿35内に貯留されている球14の回転ディスク140への接触を阻止し、また、露出開口部134は、受皿35内に貯留されている球14の移送孔142への取り込みを可能としている。したがって、受皿35内の球14の移送孔142への円滑な取り込みを阻害しないようにしつつ、受皿35内の球14を取り込む際の余計な負荷や騒音の発生を抑えることができ、かつ、回転ディスク140の表面の磨耗を抑えることができる。
また、本実施の形態では、カバー130の接触阻止部132は、取込孔116を上方から覆うような位置に設けられている。このため、取込孔116の前方にカバー130の接触阻止部132が立ちはだかることになる。したがって、取込孔116の真正面から取込孔116内に棒や針金等を挿入しにくくなり、不正行為やいたずらを防止することができる。
また、本実施の形態では、凹部108の底部111を、その高さが前方へ向かうにしたがって次第に低くなるように斜めに傾斜させ、回転ディスク140及び回転軸152を、凹部108の傾斜に合わせて配置した。したがって、駆動部150を前面部30の奥側に収納することができ、パロット11をコンパクトにすることができる。また、ホッパー100を斜めに傾斜させて設置することにより、受皿35の底面72におけるホッパー100の占有面積を小さくすることができ、これにより、受皿35の前方への突出を比較的短くすることができ、ひいては、遊技者に対する圧迫感をなくすことができる。したがって、遊技者にとって遊技しやすいパロット11とすることができる。
また、本実施の形態では、凹部108の底部111であって、各移送孔142内の球の転動軌跡から外れた位置に、凹部108の内部と外部とを連通させる排出孔118を設けている。このため、凹部108内に入り込んだゴミ等の異物や、コーヒー、ジュース等の液体を凹部108の外部に排出することができる。また、排出孔118の位置を、凹部108の底部111における、各移送孔142内の球14の転動軌跡から外れた位置としたことから、移送孔142内の球14は、凹部108の底部111上を転がる際に、排出孔118に嵌ったり落ちたりせず、また、排出孔118の縁に当たることもない。したがって、回転ディスク140に余計な負荷をかけずにスムーズに回転させることができるとともに、余計な負荷や騒音をなくすことができる。
また、本実施の形態では、凹部108の底部111を、その高さが前方へ向かうにしたがって次第に低くなるように斜めに傾斜させている。したがって、凹部108の最も低い位置にゴミ等が集中しやすい。そして、本実施の形態では、凹部108の底部111うち、最も低い位置に、排出孔118を設けているので、凹部108内に入り込んだゴミ等を凹部108の外部に効率良く排出することができる。
(第2の実施の形態)
(図面の説明)
以下、本発明にかかる第2の実施の形態について図面を用いて説明する。
図6は、第2の実施の形態にかかるホッパーの全体斜視図である。
本実施の形態は、図6に示すように、カバー130におけるカバー本体131の形状を半円状に形成したものである。
また、本実施の形態は、カバー130以外の形状等は、第1の実施の形態と同様である。したがって、本実施の形態では、カバー130を中心に説明する。
(カバー130)
カバー130は、回転ディスク140の上面を覆うためのものである。
カバー130は、図6に示すように、薄い半円板形状している。
また、カバー130は、半円形のカバー本体131と、カバー本体131の外周から外方向へ向けて突出する2つのカバー取付片139とを有している。
2つのカバー取付片139は、カバー本体131の中心から見て放射状に設けられている。また、各カバー取付片139のほぼ中心には、それぞれ、各カバー取付片の上面から下面まで貫通する貫通孔が設けられている。
本実施の形態にかかるカバー130は、図6に示すように、ハウジング110に取り付けられるとき、回転ディスク140の上面の上半分を覆うように取り付けられる。このとき、回転ディスク140の上面の下半分は、カバー130に覆われず、露出した状態になっている。
そして、本実施の形態では、回転ディスク140の上面の上半分を覆っているカバー本体131が、接触阻止部132となっており、カバー本体131で覆われていない部分が、露出開口部134となっている。
すなわち、本実施の形態では、回転ディスク140の上面の上半分は、カバー本体131によって覆われており、また、カバー本体131は、回転ディスク140の上半分の位置において、6個ある移送孔142のうちのおおむね3個の移送孔142を塞ぐようにしている。また、接触阻止部132としてのカバー本体131には、孔等を一切設けていない。したがって、回転ディスク140の上面の上半分については、接触阻止部132としてのカバー本体131により、受皿35の内部に貯留されている球14の接触が阻止されている。
また、カバー本体131は、回転ディスク140の上面の下半分については覆っておらず、このため、回転ディスク140の下半分については、露出された状態なっている。したがって、回転ディスク140の下半分の位置においては、6個ある移送孔142のうちのおおむね3個の移送孔142は、露出された状態になっている。したがって、回転ディスク140の下半分の位置においては、受皿35の内部に貯留されている球14の移送孔142への取り込みが可能になっている。
つまり、本実施の形態では、カバー130は、接触阻止部132と露出開口部134とを有しており、回転ディスク140の上面の上半分を覆うカバー本体131を、接触阻止部132とし、回転ディスク140の上面の下半分の上方に相当する部分を、露出開口部134としているのである。
(作用・効果)
以上説明したように、本実施の形態では、カバー130は、接触阻止部132と露出開口部134とを有している。また、接触阻止部132は、6個ある移送孔142のうちのおおむね3個の移送孔142を塞ぐように、各移送孔142の回転軌跡の上方に位置するように設けられている。また、露出開口部134は、6個ある移送孔142のうちのおおむね3個の移送孔142を露出させるように、各移送孔142の回転軌跡の上方に位置するように設けられている。これにより、接触阻止部132は、受皿35内に貯留されている球14の回転ディスク140への接触を阻止し、また、露出開口部134は、受皿35内に貯留されている球14の移送孔142への取り込みを可能としている。したがって、受皿35内の球14の移送孔142への円滑な取り込みを阻害しないようにしつつ、受皿35内の球14を取り込む際の余計な負荷や騒音の発生を抑えることができ、かつ、回転ディスク140の表面の磨耗を抑えることができる。
また、本実施の形態では、カバー130の接触阻止部132は、取込孔116を上方から覆うような位置に設けられている。このため、取込孔116の前方にカバー130の接触阻止部132が立ちはだかることになる。したがって、取込孔116の真正面から取込孔116内に棒や針金等を挿入しにくくなり、不正行為やいたずらを防止することができる。
(その他の実施の形態)
(図面の説明)
以下、本発明にかかるその他の実施の形態である遊技機10(パチンコ12)について図面を用いて説明する。
図7及び図8は、本発明にかかるその他の実施の形態を示すものである。
図7は本実施の形態にかかる遊技機10としてのパチンコ12の外観斜視図である。図8は本実施の形態にかかる遊技機10としてのパチンコ12の内部斜視図である。
(遊技機10・パチンコ12)
図7及び図8に示すように、本実施の形態にかかる遊技機10は、パチンコ12である。
また、パチンコ12は、遊技媒体として球14を用いて遊技を行う遊技機10である。
図7及び図8に示すように、本実施の形態に係る遊技機10としてのパチンコ12は、遊技場の島に固定される裏枠20と、裏枠20にヒンジ25を介して開閉可能に取り付けられる前枠32と、前枠32に着脱可能に取り付けられる遊技盤40とを備えている。そして、前枠32及び遊技盤40が、遊技機10としてのパチンコ12の前面を構成する前面部30となっている。そして、図8に示すように、本実施の形態にかかる遊技機10としてのパチンコ12は、内部に払出装置80を備えている。
(裏枠20)
裏枠20は、島に固定されるものであって、第1の実施の形態で示したパロット11の裏枠20とほぼ同様である。また、裏枠20は、例えば、釘で打ちつけるなどして、島に固定されものである。
(前枠32)
前枠32は、裏枠20にヒンジ25を介して開閉可能に取り付けられるものである。
本実施の形態では、前枠32の左上端付近と裏枠20の左上端付近とが、ヒンジ25を介して取り付けられるとともに、前枠32の左下端付近と裏枠20の左下端付近とが、ヒンジ25を介して取り付けられている。これにより、前枠32は、裏枠20に対して開閉可能とされている。つまり、前枠32は、ヒンジ25を中心に回動する。
また、図7に示すように、前枠32の中央には、遊技盤40を臨む透視窓33が大きく開口している。
また、図7及び図8に示すように、前枠32の前面における遊技盤40の下方に相当する位置には、入賞時等に球14が払い出される払出口34と、払出口34から払い出された球14を受け止めて貯留するための受皿35とが設けられている。また、受皿35は、前枠32の前面における払出口34の下方に相当する位置に設けられている。つまり、払出口34及び受皿35は、前面部30として前枠32の上端と下端との間の所定位置に設けられる。
また、払出口34は、前枠32を貫通しており、後述する上方送球通路86の上端から排出された球14を前面部30としての前枠32の前側へ誘導するように形成されている。
また、図7に示すように、本実施の形態では、受皿35の右端付近に、受皿35に貯留された球14を1球ずつパチンコ12内部に取り込むためのホッパー100が設けられている。また、受皿35の底面72は、右側方向へ向かうにしたがって高さが次第に低くなるように滑らかに下り傾斜している。つまり、受皿35の底面72は、その高さがホッパー100方向へ向かうにしたがって次第に低くなるように滑らかに下り傾斜している。
また、第1の実施の形態と同様に、ホッパー100の奥側上部には、ホッパー100から取り込まれた球14をパチンコ12内部に取り込むための取込通路154が連設されている。そして、受皿35に貯留されている球14は、ホッパー100から取込通路154を介してパチンコ12内部に取り込まれ、発射装置39に供給されるようになっている。
また、前枠32の前面における受皿35の下方に相当する位置には、受皿35に貯留しきれない球14を貯留するための下皿36が設けられている。また、下皿36の右方には、発射装置39を作動させるための操作ハンドル38が設けられている。
(遊技盤40)
図7に示すように、遊技盤40は、ほぼ四角形状に形成されているベニヤから構成されている。また、遊技盤40の前面には、円弧形状のガイドレール41が設けられ、このガイドレール41の内側が、遊技領域42とされている。また、遊技領域42の中央には、図柄表示装置43が設けられているとともに、遊技領域42における図柄表示装置43の周囲には、複数の入賞口44が設けられている。また、入賞口44としては、所定個数の球14の払い出しにかかる一般入賞口45や、図柄表示装置43の作動に係る始動入賞口46や、図柄表示装置43に特定の図柄の組み合わせが表示されると作動する大入賞口47などがある。また、遊技領域42の中央最下部には、入賞口44に入らなかった球14を受け入れるためのアウト口48が設けられている。
また、入賞口44やアウト口48が設けられている位置には、遊技盤40を貫通する貫通孔が設けられている。そして、入賞口44や、アウト口48に入った球14は、遊技盤40の裏側に導かれるようになっている。
(入賞球通路51・アウト球通路52)
遊技盤40の裏面には、入賞口44に入って遊技盤40の裏面に導かれた遊技球14を下方に誘導するための入賞球通路51と、アウト口48に入って遊技盤40の裏側へ導かれた遊技球14を下方へ誘導するためのアウト球通路52とが設けられている。また、入賞球通路51とアウト球通路52とは、途中で合流して、前枠32の裏面下部にまで達している。また、入賞球通路51の途中には、球14の通過を検出するための入賞検出センサーが設けられている。また、入賞球通路51及びアウト球通路52は、遊技盤40の裏側においては、遊技盤40の裏面に固定された集合カバーによって形成され、また、前枠32の裏側においては、前枠32の裏面下部に固定された通路形成部材によって形成されている。つまり、集合カバーは、遊技盤40の裏側に入賞球通路51とアウト球通路52とを形成する部材であり、また、通路形成部材は、前枠32の裏側に入賞球通路51とアウト球通路52とを形成する部材である。また、集合カバーは、遊技盤40の裏面にビスで固定され、また、通路形成部材は、前枠32の裏面にビスで固定されている。
また、本実施の形態では、受皿35に貯留されている球14は、ホッパー100によってパチンコ12内部に取り込まれ、発射装置39及び遊技領域42を経由して、入賞球通路51やアウト球通路52へ誘導されるようになっている。
また、本実施の形態では、入賞球通路51及びアウト球通路52は、前面部30としての前枠32及び遊技盤40の裏面下部に設けられており、遊技機10としてのパチンコ12に投入された遊技球14を下方へ誘導するものとなっている。
(発射装置39)
図8に示すように、前枠32の裏面下部であって操作ハンドル38の裏側に相当する位置には、球14を発射するための発射装置39が設けられている。そして、操作ハンドル38を時計回りに所定角度回すと、発射装置39が作動して、球14が遊技領域42へ向けて打ち出されるようになっている。
(制御基板90)
図8に示すように、遊技盤40の裏面には、遊技を制御するための制御基板90が固定されている。また、制御基板90としては、遊技を制御するためのメイン基板91や、メイン基板91での遊技にあわせた効果音を発生するためのサウンド基板92や、メイン基板91での遊技にあわせた図柄を図柄表示装置43に表示させるための表示制御基板93などがある。
始動入賞口46に球が入ると、メイン基板91は、乱数を用いた抽選を行う。そして、メイン基板91は、この抽選により、図柄表示装置43にいずれの図柄の組み合わせを表示させるかを決定して、その図柄の組み合わせを図柄表示装置43に表示させるように、表示制御基板93に命令したり、また、いずれの効果音を発生させるかを決定して、その効果音を発生させるように、サウンド基板92に命令したり、また、装飾用又は演出用の発光体の点灯、消灯あるいは点滅を制御する。また、図柄表示装置43に所定の図柄を組み合わせが表示されると、メイン基板91は、大入賞口47を所定時間作動させる。
また、メイン基板91、サウンド基板92、及び表示制御基板93は、集合カバーの裏面にビスで固定されている。つまり、メイン基板91、サウンド基板92、及び表示制御基板93は、集合カバーを介して、遊技盤40の裏面に間接的に固定されている。
(払出装置80)
図8に示すように、パチンコ12は、その内部であって前枠32の下部後方に、払出装置80を備えている。払出装置80は、パチンコ12の内部に取り込まれた球14を貯留する球タンク84と、球タンク84内に貯留されている球14を送り出す送球装置82と、送り出された球14を払出口34にまで誘導する上方送球通路86と、送球装置82の動作を制御する払出制御装置95とを備えている。
払出装置80の構成、構造等は、第1の実施の形態の遊技機10としてのパロット11の払出装置80と同様である。したがって、本実施の形態においても、遊技に使用された球14は、入賞球通路51又はアウト球通路52によって下方へ誘導され、球タンク84に貯留される。球タンク84に貯留されている球14は、入賞等があると、払出制御装置95により制御された送球装置82によって送り出され、上方送球通路86を通って、払出口から払い出される。払出口34から払い出された球14は、受皿35に一旦貯留され、その後再び後述するホッパー100によりパチンコ12内に取り込まれて、遊技に使用される。これにより、球14は、パチンコ12内を循環するようになり、遊技に使用された球14は、島に戻されることなく再度遊技に使用されることになる。
(受皿35)
受皿35は、図7に示すように、前枠32の前面であって、遊技領域42の下方に相当する位置に設けられている。受皿35は、前枠32の前面から前方向へ向けて突出している。受皿35は、上方へ向けて開口している凹形状に形成されている。受皿35は、凹形状に形成されていることにより、その内部に球14を貯留することができるようになっている。
また、受皿35の構成、構造等は、第1の実施の形態の遊技機10としてのパロット11の受皿35と同様である。
したがって、本実施の形態においても、受皿35の右端付近には、ホッパー取付部74が設けられている。ホッパー取付部74は、底面72から前扉側側面71にまたがって設けられている。また、前扉側側面71における左端付近には、払出口34が設けられている。また、底面72は、払出口34が設けられている左側の端部からホッパー100が取り付けられている右側の端部へかけてその高さが次第に低くなるように傾斜している。
(ホッパー100)
ホッパー100は、受皿35の内部に貯留されている球14をパチンコ12内部に取り込むためのものであって、受皿35の底面72に連設されている。また、ホッパー100の構成、構造等は、第1の実施の形態又は第2の実施の形態のホッパー100と同様である。具体的には、ホッパー100は、図7に示すように、受皿35のホッパー取付部74に取り付けられている。また、ホッパー100は、受皿35のホッパー取付部74に取り付けられるハウジング110と、ハウジング110内部に収納される回転ディスク140と、回転ディスク140を回転させる駆動部150と、回転ディスク140の上面を覆うカバー130とを有している。また、カバー130は、第1の実施の形態のように薄い円板状のものに貫通した長孔136をあけたものでもよいし、または、第2の実施の形態のように薄い半円板状のものでもよい。
また、カバー130は、円形のカバー本体131と、カバー本体131の外周から外方へ向けて突出する4つ(第1の実施の形態)又は2つ(第2の実施の形態)のカバー取付片139とを有している。
また、カバー本体113は、露出開口部134と接触阻止部132とを有している。
また、露出開口部134は、6個ある移送孔142のうち一部の移送孔142を露出させるように、各移送孔142の回転軌跡の上方に位置するように設けられている。これにより、露出開口部134は、受皿35の内部に貯留されている球14の移送孔142への取り込みを可能としている。
また、接触阻止部132は、6個ある移送孔142のうち一部の移送孔142を塞ぐように、各移送孔142の回転軌跡の上方に位置するように設けられている。これにより、接触阻止部132は、受皿35の内部に貯留されている球14の回転ディスク140への接触を阻止している。接触阻止部132は、取込孔116の上方に相当する位置に設けられており、取込孔116を覆うように形成されている。本実施の形態では、接触阻止部132には、孔等を一切設けていない。このようにして、本実施の形態では、接触阻止部132は、取込孔116を上方から覆うようにしている。
本実施の形態においても、ホッパー100により受皿35に貯留された球14は1球ずつパチンコ11内部に取り込まれる。
(取込通路154)
ハウジング110の底部111に設けられている取込孔116には、底部111の裏面外側に取込通路154が連設されている。取込通路154の構成、構造等は、第1の実施の形態の取込通路154と同様である。
(作用・効果)
本実施の形態にかかる遊技機10であるパチンコ12で遊技を行う場合には、遊技者は、まず、多数の球14を受皿35内に投入して貯留させる。その後、操作ハンドル38を時計回りに所定角度回す。そうすると、操作ハンドル38の動きに連動して上記駆動部150が駆動し、上記回転ディスク140が回転する。
上記受皿35内に貯留されている多数の球14は、ホッパー100へ向かって下り傾斜している底面72上を流下し、ホッパー100へ至る。ホッパー100へ至った球14は、ホッパー100が備えるカバー130に設けられた露出開口部134を通り、回転ディスク140に設けられた移送孔142内に収納される。そして、移送孔142内に収納された球14は、回転ディスク140の回転に伴い、移送孔142内において転がりながら、ハウジング110の凹部108の底部111上を、回転ディスク140の中心を回転中心として円弧状に移送され、順次、凹部108の底部111の最も高い位置に開設された取込孔116の上方に相当する位置に至る。
移送孔142内に収納された球14は、取込孔116の上方に相当する位置まで至ると、取込孔116に落ち、取込通路154を介して、パチンコ12内部に取り込まれる。その後、パチンコ12内部に取り込まれた球14は、発射装置39に供給される。また、発射装置39は、操作ハンドル38が所定角度回されることにより作動している。そして、発射装置39に供給された球14は、発射装置39により遊技領域42へ向けて打ち出される。
発射装置39から遊技領域42へ向けて打ち出された球14は、遊技領域42内に設けられている複数の入賞口44又は、アウト口48に入る。そして、遊技領域42に打ち出された球14が入賞口44に入った場合は、入賞態様に応じた個数の球14が払い出される。また、入賞口44又は、アウト口48に入った球14は、球タンク84に貯留される。
そして、本実施の形態では、受皿35の底面72は、ホッパー100方向へ向かうにしたがって、高さが次第に低くなるような滑らかな下り傾斜を有している。また、ホッパー100は、回転ディスク140の回転に伴い、球14を1個ずつ取込孔116へ移送し、パチンコ12内に球14を取り込ませる。したがって、本実施の形態によれば、多数の球14が取込孔116に集中することによる球詰まりが発生せず、受皿35からパチンコ12内部への球14の取り込みが円滑に行われる。
また、本実施の形態では、ホッパー100によりパチンコ12内に球14を取り込むため、従来のパチンコのように、受皿35の形状を球詰まりが発生しないような複雑な形状にする必要がない。したがって、受皿35を簡易な形状にすることができる。
また、本実施の形態では、カバー130が、回転ディスク140の上面を覆っている。また、カバー130は、接触阻止部132と、露出開口部134とを有している。また、接触阻止部132は、6個ある移送孔142のうちのおおむね3個の移送孔142を塞ぐように、各移送孔142の回転軌跡の上方に位置するように設けられている。また、露出開口部134は、6個ある移送孔142のうちのおおむね3個の移送孔142を露出させるように、各移送孔142の回転軌跡の上方に位置するように設けられている。これにより、接触阻止部132は、受皿35内に貯留されている球14の回転ディスク140への接触を阻止し、また、露出開口部134は、受皿35内に貯留されている球14の移送孔142への取り込みを可能としている。したがって、受皿35内の球14の移送孔142への円滑な取り込みを阻害しないようにしつつ、受皿35内の球14を取り込む際の余計な負荷や騒音の発生を抑えることができ、かつ、回転ディスク140の表面の磨耗を抑えることができる。
また、本実施の形態では、カバー130の接触阻止部132は、取込孔116を上方から覆うような位置に設けられている。このため、取込孔116の前方にカバー130の接触阻止部132が立ちはだかることになる。したがって、取込孔116の真正面から取込孔116内に棒や針金等を挿入しにくくなり、不正行為やいたずらを防止することができる。
また、本実施の形態では、凹部108の底部111を、その高さが前方へ向かうにしたがって次第に低くなるように斜めに傾斜させ、回転ディスク140及び回転軸152を、凹部108の傾斜に合わせて配置した。したがって、駆動部150を前面部30の奥側に収納することができ、パチンコ12をコンパクトにすることができる。また、ホッパー100を斜めに傾斜させて設置することにより、受皿35の底面72におけるホッパー100の占有面積を小さくすることができ、これにより、受皿35の前方への突出を短くすることができ、ひいては、遊技者に対する圧迫感をなくすことができる。したがって、遊技者にとって遊技しやすいパチンコ12とすることができる。
また、本実施の形態では、凹部108の底部111であって、各移送孔142内の球の転動軌跡から外れた位置に、凹部108の内部と外部とを連通させる排出孔118を設けている。このため、凹部108内に入り込んだゴミ等の異物や、コーヒー、ジュース等の液体を凹部108の外部に排出することができる。また、排出孔118の位置を、凹部108の底部111における、各移送孔142内の球14の転動軌跡から外れた位置としたことから、移送孔142内の球14は、凹部108の底部111上を転がる際に、排出孔118に嵌ったり落ちたりせず、また、排出孔118の縁に当たることもない。したがって、回転ディスク140に余計な負荷をかけずにスムーズに回転させることができるとともに、余計な負荷や騒音をなくすことができる。
また、本実施の形態では、凹部108の底部111を、その高さが前方へ向かうにしたがって次第に低くなるように斜めに傾斜させている。したがって、凹部108の最も低い位置にゴミ等が集中しやすい。そして、本実施の形態では、凹部108の底部111うち、最も低い位置に、排出孔118を設けているので、凹部108内に入り込んだゴミ等を凹部108の外部に効率良く排出することができる。
第1の実施の形態にかかる遊技機としてのパロットの外観斜視図。 第1の実施の形態にかかる遊技機としてのパロットの内部斜視図。 第1の実施の形態にかかるホッパーの全体斜視図。 第1の実施の形態にかかるホッパーの部品展開図。 第1の実施の形態にかかるホッパー取り付け時の側面断面図。 第2の実施の形態にかかるホッパーの全体斜視図。 その他の実施の形態にかかる遊技機としてのパチンコの外観斜視図。 その他の実施の形態にかかる遊技機としてのパチンコの内部斜視図。
符号の説明
10 遊技機 11 パロット
12 パチンコ 14 球
20 裏枠 25 ヒンジ
30 前面部 31 前扉
32 前枠 33 透視窓
34 払出口 35 受皿
36 下皿 38 操作ハンドル
39 発射装置 40 遊技盤
41 ガイドレール 42 遊技領域
43 図柄表示装置 44 入賞口
45 一般入賞口 46 始動入賞口
47 大入賞口 48 アウト口
51 入賞球通路 52 アウト球通路
53 投入球通路 55 ベットスイッチ
56 スタートスイッチ 57 ストップスイッチ
60 リールユニット 61 回転リール
62 前パネル
71 前扉側側面 72 底面
73 外側側面 74 ホッパー取付部
80 払出装置 82 送球装置
84 球タンク 86 上方送球通路
87 払出検出機構
90 制御基板 91 メイン基板
92 サウンド基板 93 表示制御基板
95 払出制御装置
100 ホッパー 108 凹部
110 ハウジング 111 底部
112 側部
116 取込孔 118 排出孔
118a 右排出孔 118b 中排出孔
118c 左排出孔 120 軸用孔
122 ハウジング取付片 130 カバー
131 カバー本体 132 接触阻止部
134 露出開口部 136 長孔
139 カバー取付片 140 回転ディスク
142 移送孔 150 駆動部(モータ)
152 回転軸 154 取込通路

Claims (5)

  1. 球を遊技媒体として用いる遊技機であって、
    遊技機は、
    遊技機の前面を構成する前面部と、
    前面部の前面から前方へ向けて突出し且つその内部に球を貯留可能に形成されている受皿と、
    受皿の底面に連設され且つ受皿の内部に貯留されている球を遊技機内部に取り込むためのホッパーとを備え、
    受皿の底面は、その高さがホッパー方向へ向かうにしたがって次第に低くなるように滑らかに下り傾斜し、
    ホッパーは、
    受皿の底面に連設されているハウジングと、
    ハウジングの上面に形成され且つ受皿の内部と連通する凹部と、
    凹部内部に収納されている回転ディスクと、
    回転ディスクを回転させるための駆動部と、
    回転ディスクの上面を覆うカバーとを有し、
    凹部には、凹部の内部と遊技機の内部と連通させる取込孔が設けられ、
    回転ディスクには、受皿の内部に貯留されている球を取り込んで取込孔へ移送可能に形成されている複数の移送孔が設けられ、
    カバーは、複数ある移送孔のうち一部の移送孔を塞ぐように各移送孔の回転軌跡の上方に位置して受皿の内部に貯留されている球の回転ディスクへの接触を阻止するための接触阻止部と、複数ある移送孔のうち一部の移送孔を露出させるように各移送孔の回転軌跡の上方に開口して受皿の内部に貯留されている球の移送孔への取り込みを可能とするための露出開口部とを有していることを特徴とする遊技機。
  2. カバーの接触阻止部は、取込孔の上方に相当する位置に設けられ、取込孔を覆うように形成されていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 凹部の底部であって、各移送孔内の球の転動軌跡から外れた位置には、凹部の内部と外部とを連通させる排出孔が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
  4. 凹部の底部は、その高さが前方へ向かうにしたがって次第に低くなるように滑らかに下り傾斜し、
    回転ディスクは、凹部の底部の傾斜に合わせて傾斜して配置され、
    回転ディスクの回転軸は、凹部の底部の傾斜に合わせて傾斜していることを特徴とする請求項1、2又は3記載の遊技機。
  5. 排出孔は、凹部の底部うち、最も低い位置に設けられていることを特徴とする請求項4記載の遊技機。
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