JP2006314572A - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006314572A JP2006314572A JP2005140627A JP2005140627A JP2006314572A JP 2006314572 A JP2006314572 A JP 2006314572A JP 2005140627 A JP2005140627 A JP 2005140627A JP 2005140627 A JP2005140627 A JP 2005140627A JP 2006314572 A JP2006314572 A JP 2006314572A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- pulse signal
- output
- light emitting
- emitting diode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
Abstract
【課題】 劣化などによってLEDの明るさが低下した場合でも一定の光度を維持することができる遊技機を提供する。
【解決手投】 照明用に用いられる発光ダイオードを備えた遊技機において、発光ダイオードによって照明される領域の明るさを検出するための光センサと、前記領域において所望する明るさとなったときに前記光センサから出力される電圧値と等しい電圧値を、基準電圧として発生する基準電圧発生部と、該基準電圧と前記光センサの出力電圧とを比較し、両者の電圧値の差分に応じた値の電圧を出力する比較部と、前記光センサの出力電圧が前記基準電圧の値よりも低下した場合、前記比較部から出力された電圧値に応じて発生するパルス信号のデューティ比を増大させるパルス信号発生部と、該パルス信号に従って発光ダイオードに流れる電流をオン/オフ制御する電流制御部とを備える。
【選択図】 図3
【解決手投】 照明用に用いられる発光ダイオードを備えた遊技機において、発光ダイオードによって照明される領域の明るさを検出するための光センサと、前記領域において所望する明るさとなったときに前記光センサから出力される電圧値と等しい電圧値を、基準電圧として発生する基準電圧発生部と、該基準電圧と前記光センサの出力電圧とを比較し、両者の電圧値の差分に応じた値の電圧を出力する比較部と、前記光センサの出力電圧が前記基準電圧の値よりも低下した場合、前記比較部から出力された電圧値に応じて発生するパルス信号のデューティ比を増大させるパルス信号発生部と、該パルス信号に従って発光ダイオードに流れる電流をオン/オフ制御する電流制御部とを備える。
【選択図】 図3
Description
本発明は、照明用に使用される発光ダイオードの駆動回路を備えた遊技機に関する。
従来より、複数種類の図柄を周面上に複数個配置したリールを複数個備え、これらリールを回転させたのち停止させ、停止時に表示された各リール上の図柄組み合わせに応じて遊技者に特典を与える遊技機として、スロットマシンや弾球遊技機が広く知られている。また、これらの遊技機の中には、リールを遊技結果の表示装置として用いるだけではなく、遊技に対する興趣を向上させるための演出装置として使用するものもある。
上述した遊技機においては、一般に、リールの周面上に描かれた図柄の視認性を向上させるため、リールの内側に光源を設けて表示窓に表示される図柄を背後から照らしている。この光源としては、電球または特許文献1に示されているように白色LED(発光ダイオード)が用いられており、特にLEDは、電球に比べ、低消費電力・長寿命・低発熱という特長を有している。
特開2003−62152
ところで、一般に、白色LEDの寿命は、たとえば青色LEDの寿命よりも短く、青色LEDが1万〜3万時間で輝度が50%に低下するのに対して、白色LEDは、約3千時間で輝度が50%に低下しまうという特徴がある。また、従来は、LEDは本来劣化しないものとみなして駆動回路を設計していたため、劣化や周囲温度の影響などにより、白色LEDの輝度が低下した場合、それを補う手段を持っていなかった。
そこで本発明は、照明として用いられた発光ダイオードの劣化などにより、その明るさが低下した場合でも、上記発光ダイオードによって照明される領域の明るさを一定に保つことができる遊技機を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明は、照明用に用いられる発光ダイオードを備えた遊技機において、前記発光ダイオードによって照明される領域の明るさを検出するための光センサと、前記領域において所望する明るさとなったときに前記光センサから出力される電圧値と等しい電圧値を、基準電圧として発生する基準電圧発生部と、該基準電圧発生部が発生する基準電圧と前記光センサの出力電圧とを比較し、両者の電圧値の差分に応じた値の電圧を出力する比較部と、パルス信号を発生するとともに、前記光センサの出力電圧が前記基準電圧の値よりも低下したときに前記比較部から出力される電圧値に応じて該パルス信号のデューティ比を増大させるパルス信号発生部と、該パルス信号発生部から出力されるパルス信号に従って前記発光ダイオードを流れる電流をオン/オフ制御する電流制御部とを備えている。
この構成によれば、発光ダイオードによって照明される領域の明るさが低下した場合、発光ダイオードを流れる電流波形のデューティ比が増大し、これにより平均電流値が増加するので、発光ダイオードの劣化または周囲温度の上昇によって、発光ダイオードの明るさが低下した場合でも、上記領域の明るさを一定に保つことができる。
本発明によれば、照明として用いられた発光ダイオードの劣化などにより、当該発光ダイオードにより照明される領域の明るさが低下した場合、当該発光ダイオードを流れる平均電流値を増加させるので、上記領域の明るさを維持することができる
以下、本発明の好適な実施の形態について、スロットマシンを例に上げ、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施の形態に係る遊技機1の概観を示す斜視図である。遊技機1には、左リール3L,中リール3C,右リール3Rおよび主制御回路(図示せず)等を収容する本体部1aと、その前面に開閉可能に取り付けられる前面扉1bとが設けられている。
本体部1aの内部には、3個のリール3L,3C,3Rが回転自在に横一列に設けられている。3個のリール3L,3C,3Rの外周面には、それぞれ、複数種類の図柄によって構成される図柄列が描かれている。これらのリールは、前面扉1bの正面略中央に位置するパネル表示部2に設けられた表示窓4L,4C,4Rを通して視認可能な位置に配置されており、遊技開始前および停止後のリール停止状態において、各々の表示窓から、上段・中段・下段に各1つずつ、計3個の図柄が視認可能に構成されている。
各リール3L,3C,3Rは、前述した主制御回路によりその回転開始、定速回転、及び回転停止が制御されており(制御については後述する)、遊技者は表示窓4L,4C,4Rを通してリール外周面に描かれた図柄を視認することができる。
また、遊技機1には、リール3L,3C,3Rの回転が停止した際に、表示窓4L,4C,4R内に表示された図柄に基づいて、入賞などの成否を判定する基準となる入賞ラインが設けられている。入賞ラインとしては、右上がりライン5a、上段ライン5b、中段ライン5c、下段ライン5d及び右下がりライン5eが設けられている。
有効化される入賞ラインは、投入されるメダルの枚数に応じて変化する(以下、有効化された入賞ラインを有効ラインという)。メダルの投入は、後述するメダル投入口10にメダルを投入することにより行なわれ、投入されるメダルの枚数に応じて、例えば1枚の場合1本(中段ライン5c)、2枚の場合3本(加えて上段ライン5b及び下段ライン5d)、3枚の場合5本(更に加えて右上がりライン5a及び右下がりライン5e)の入賞ラインが有効化される。どの入賞ラインが有効化されたかは、後述するBETランプ6a,6b,6cの点灯で表示される。
パネル表示部2は、透過視認性を有する液晶ディスプレイ2a、および、後述する各種BETランプ6a,6b,6cおよび情報表示器7のための表示領域2bを含む複数層の構造からなり、通常時(演出非発生時)は、液晶ディスプレイ2aに、内部の3つのリール3L,3C,3Rに応じた表示窓4L,4C,4Rが表示され、遊技者はこれらの表示窓から内部のリールを臨むことができる。また演出発生時においては、副制御回路(図示せず)によって制御される所定の演出画像が液晶ディスプレイ2a上に表示される。
表示窓4L、4C、4Rの左側には、1−BETランプ6a、2−BETランプ6b及びMAX−BETランプ6cが設けられる。これらのBETランプは、単位遊技即ち1回のゲームを行なうために遊技機1へ投入されたメダル枚数(以下「BET数」という。)に応じて点灯する。
BETランプ6a,6b,6cの下方には、情報表示部7が設けられる。情報表示部7は、7セグメントLEDから成り、入賞時のメダルの払出枚数、いわゆるビッグボーナス(以下、BBという)またはレギュラーボーナス(以下、RBという)の遊技状態において行われた遊技の回数、および、当該遊技状態において入賞した回数などを表示する。
パネル表示部2の下方には、台座部8が形成されている。台座部8の上部水平面には、メダル投入口9が設けられており、メダル投入口9に投入されたメダルの枚数に応じて、前述の入賞ラインが有効化される。また、メダルが3枚投入された後、続けてメダルが投入されると、4枚目以降に投入されたメダルは遊技機1内に貯留される。本実施の形態における遊技機では、最大50枚のメダルが貯留可能となっている。
台座部8の上部水平面の左側には、遊技機1に貯留されたメダルからメダルを投入するための各種BETスイッチ10,11,12が設けられている。遊技機1にメダルが貯留されている状態で、1−BETスイッチ10が操作されると、1回操作されるごとに、貯留されているメダルから1枚ずつメダルが遊技機1に投入される。同様に、2−BETスイッチ11が押下されると、貯留されているメダルから2枚のメダルが遊技機1に投入される。また、MAX−BETスイッチ12が1回操作され場合、通常遊技時には貯留されているメダルのうち3枚のメダルが遊技機1に投入され、RB遊技時には1枚のメダルが投入される。
このように、各種BETスイッチ10〜12を操作することで、メダル投入口9にメダルが投入された場合と同様に、遊技機1へメダルが投入されるとともに、投入されたメダルの枚数に応じて前述の入賞ラインが有効化される。
台座部8の垂直面には、各表示窓4L,4C,4Rの下方に各々対応する形で、ストップスイッチ13L,13C,13Rが配置されている。これらのストップスイッチ13L,13C,13Rは、リール3L、3C、3Rに各々対応している。即ち遊技者がストップスイッチを押下することで、前述した主制御回路により、対応するリールの停止制御が行なわれる。
また、ストップスイッチ13L,13C,13Rの左側には、遊技者による傾動操作により、リール3L,3C,3Rを回転させ、表示窓4L,4C,4Rに表示された図柄の変動を開始させるためのスタートレバー14が設けられている。さらに、スタートレバー14の左側には遊技機1に貯留されたメダルを排出するためのメダル排出スイッチ15が設けられている。このメダル排出スイッチ15を押下することにより、前面扉1bの下部に設けられたメダル払出口16から、遊技機1内に貯留されていたメダルが排出される。
また、遊技機1において遊技が行われた結果、入賞した場合も、その入賞の種類に応じた枚数のメダルが、メダル払出口16から排出される。そして、メダル払出口16から排出されたメダルは、前面扉1bの下部に設けられたメダル受け部17に貯留される。
メダル受け部17の上方の左右には、スピーカ18L,18Rが設けられている。スピーカ18L,18Rからは、遊技の状況に応じた操作音や演出音、報知音などが出力される。スピーカ18L,18Rと、台座部8との間には、遊技機1の機種名およびリールの図柄に用いられたモチーフなどが描かれた腰パネル19が配設されている。また、前面扉1bの上部には、遊技の状況に応じた発光パターンで発光し、演出や報知が行なわれるランプ20が設けられている。
次に、前述したリール3L,3C,3Rの構成およびこれらリールを回転自在に支持するリールユニットの構成について図2を参照して説明する。なお、図2では左リール3Lのリールユニット30について図示しているが、中リール3Cおよび右リール3Rのリールユニットについても同様の構成である。
図2において、左リール3Lは、略筒状のリール本体31と、複数種類(たとえば10種類)の図柄が、等間隔で複数個(たとえば21個)描かれたリール帯32とからなり、リール帯32は、リール本体31の外周面に巻きつけられた状態で固定されている。また、左リール3Lは、リール本体31の周縁部から中心に向かって延設された4本のアーム33が交差する位置(すなわちリールの中心)に形成された取付部34の取付穴34aを通して、ステッピングモータ35の回転軸にネジ止めされている。
また、4本のアーム33のうち1本にはインデックス36が形成されており、左リール3Lの回転によりインデックス36がフォトカプラ37を通過すると、図示せぬ主制御回路がこれを検出して、左リール3Lが基準位置に達したことを認識する。
そして主制御回路は、認識した基準位置から、ステッピングモータ35を駆動するための駆動パルスの数をカウントすることによって、現在の左リール3Lの回転位置、すなわち、リール上のどの図柄がリール表示窓4Lに表示されているのかを判断し、リールの停止制御および入賞判定を行う。
リール帯32の背後には、リール表示窓4Lに表示される図柄の照明を行うためのバックライト38が設けられている。このバックライト38は、リール表示窓4Lに対向して設けられ、リール円周方向における長さはリール帯32に描かれた図柄3個分となっている。また、バックライト38の内部は、仕切壁39a,39bによって3つの区画40a,40b,40cに分割されており、これらの区画は、リール表示窓4Lに表示される上段・中段・下段の図柄位置に対応している。
また、各区画40a,40b,40c内にはそれぞれ6つの白色LED41が設置されており、リール表示窓4Lに表示される上段・中段・下段の図柄を、個別に照明することが可能な構成になっている。すなわち、区画40a,40b,40cは、それぞれ、6つの発光ダイオードによって照明される領域であるといえる。さらに、各区画毎に、白色LED41の光度に応じた電圧値を出力する光センサ42が設けられている。
ここで、上述した白色LED41は、青色LEDと、青色光を黄色光に変換する蛍光体とを組み合わせたものである。この白色LEDを遊技機内に設置した場合、遊技機内に発生する熱の影響により上述した蛍光体が劣化しやすくなり、蛍光体を持たない単なる青色LEDに比べて短時間で輝度が低下する。
上述した構造を有する遊技機1において、遊技者が、メダル投入口9または各種BETスイッチ10〜12からメダルを投入した後、スタートレバー14を操作すると1回の遊技が開始され、主制御回路は、リール3L,3C,3Rを回転させるとともに乱数抽選を行い、当該遊技における役を決定する。
ここで、上記内部抽選で決定される役の種類には、入賞役、リプレイ役、はずれの3種類ある。入賞役は、遊技者に特典を付与する役であり、付与する特典の内容に応じてさらに複数種類の入賞役が存在する。たとえば、小役は、予め定められた枚数のメダルが遊技者へ払いだされる入賞役であり、BB役またはRB役は、次の遊技からBB遊技またはRB遊技が開始されることとなる役である。また、リプレイ役は、次の遊技が再遊技となる役であり、はずれは入賞役およびリプレイ役以外の、遊技者になんら特典が付与されない役である。
また、入賞役およびリプレイ役には、予めそれぞれの役に対応する図柄組み合わせが定められており、はずれには、入賞役およびリプレイ役に対応する図柄組み合わせ以外の図柄組み合わせが対応付けられている。
そして、遊技者がストップスイッチ13L,13C,13Rを押下すると、主制御回路は、押下されたストップスイッチに対応するリールについて、上述した内部抽選の結果に応じた停止制御を行う。
すなわち、内部抽選の結果、リプレイ役または何らかの入賞役に当選したときは、その時点でリール表示窓の下段に表示されている図柄から、リール表示窓内の上段に位置する図柄よりも4図柄分上側に位置する図柄までの、連続する7つの図柄の中に、リプレイ役または当選した入賞役の種類に対応する図柄組み合わせを構成する図柄がある場合、その図柄を有効ライン上に停止させる。また、内部抽選の結果、はずれた場合は有効ライン上に何らかの入賞役に対応する図柄組み合わせが表示されないようにリールの停止制御を行う。
そして、すべてのリールが停止すると、有効ライン上に停止表示されている図柄組み合わせを判断し、リプレイ役または入賞役に対応する図柄組み合わせがあった場合はそれらの役に応じた処理(たとえば、メダルの払出処理など)を行った後、はずれた場合はそのまま、1回の遊技が終了する。
また、上述した遊技機1では、通常時は全リールのバックライト38の区画40a,40b,40cをすべて点灯させて図柄の照明を行っているが、スタートレバー14が操作されてからストップスイッチ13R,13C,13Rの操作が可能となるまでの間、ストップスイッチ13R,13C,13Rが操作される毎、または、全リールが停止した後に、バックライト38を所定のパターンで点滅または消灯することで、内部抽選の結果を遊技者へ報知する。また、全リール停止後に、有効ライン上に入賞役に対応する図柄組み合わせが揃った場合、当該有効ラインに対応する区画の白色LED41を点滅させることで、入賞したことを遊技者へ報知する。
次に図3および図4を参照して、バックライト38の白色LED41を駆動するLED駆動回路の構成について説明する。ここで、図3は、本実施の形態におけるLED駆動回路の回路構成図、図4は、当該LED駆動回路の機能ブロック図である。また、当該LED駆動回路は、図2に示した1つの区画毎に設けられ、1区画内に設けられた6つの白色LED41を駆動するものであるが、図3および図4においては図示を簡略化するため、1つの白色LED41のみ図示している。
図3において、本実施の形態におけるLED駆動回路は、フォトセンサ増幅回路50とLED電流駆動回路60とからなっている。フォトセンサ増幅回路50は、光センサ42から出力された電圧と、基準電圧(後述する)とを比較し、その差分に応じた大きさの電圧を出力する。LED電流駆動回路60は、前述した主制御回路から出力されるLED駆動信号に従って白色LED41をダイナミック駆動するとともに、白色LED41に流れる順電流の平均電流値をフォトセンサ増幅回路50から出力された電圧値に応じて制御する。
また、図4に示すとおり、フォトセンサ増幅回路50は、基準電圧発生部51と比較部52とからなり、基準電圧発生部51は、白色LED41の光度が1000カンデラのときに、光センサ42から出力される電圧値と等しい電圧(以下、基準電圧という)を発生する。すなわち、本実施の形態では、白色LED41の光度が1000カンデラになったとき、バックライト38の一区画の明るさが所望する明るさになるものとしている。
また、比較部52は、基準電圧発生部51が出力する電圧値と、光センサ42から出力される電圧値とを比較し、両者の差分に応じた電圧値を出力する。ここでは、光センサ42の出力電圧が基準電圧と等しくなったとき、比較部52の出力電圧は0Vとなり、光センサ42の出力電圧が基準電圧を上回った場合はその差分に応じたマイナス電圧に、光センサ42の出力電圧が基準電圧を下回った場合はその差分に応じたプラス電圧になるものとする。
LED電流駆動回路60は、パルス信号発生部61と電流制御部62とからなる。パルス信号発生部61は、図示せぬ主制御回路からLED駆動信号が出力されたときに、繰返し周波数が200ヘルツのパルス信号を発生し、主制御回路からLED駆動信号の出力が停止すると、上記パルス信号の発生を停止する。
また、パルス信号発生部61は、前述した比較部52から出力される電圧値が0Vとなるように、出力するパルス信号のパルス幅を制御して、デューティ比を増減させる。すなわち、比較部52から出力される電圧が、マイナスだった場合は、比較部52から出力される電圧値が0Vとなるまでパルス幅を狭くしてデューティ比を小さくする。一方、プラスだった場合は、比較部52から出力される電圧値が0Vとなるまでパルス幅を広くしてデューティ比を大きくする。なお、パルス信号発生部61におけるデューティ比の制御範囲は、30%〜100%とする。
電流制御部62は、パルス信号発生部61から出力されたパルス信号がハイレベルのとき白色LED41に順電流が流れ、ローレベルのとき順電流が流れないようにオン/オフ制御を行う。ここで、上記パルス信号がハイレベルのときに、電流制御部62によって白色LED41に流される電流量は、劣化などによる白色LED41の輝度の低下が生じていない状態において、比較部52から出力されるパルス信号のデューティ比が50%のとき、白色LED41の光度が1000カンデラとなる平均電流が流れるような値に設定されている。
上述したLED駆動回路を有する遊技機1においては、図2に示すバックライト38を点灯させる場合、主制御回路から図3に示すLED駆動回路へLED駆動信号が出力される。これにより、図4に示すパルス信号発生部61は前述したパルス信号を出力し、このパルス信号に従って電流制御部62が白色LED41をダイナミック駆動する。
また、白色LED41の劣化または周囲温度の上昇などによりその光度が1000カンデラを下回った場合は、比較部52の出力電圧がプラス電圧となる。これにより、パルス信号発生部61から出力されるパルス信号のデューティ比が、当該プラス電圧の大きさに応じて大きくなり、その結果、白色LED41に流れる平均電流(駆動電流)が増加させられる。そして、比較部52から出力される電圧が0Vとなるまで、すなわち、白色LED41の光度が1000カンデラとなるまで、パルス信号発生部61から出力されるパルス信号のデューティ比を増大させる。これにより、比較部52の出力電圧が0Vとなるように、パルス波形を成した電流波形のデューティ比を制御することで、白色LED41の光度が1000カンデラを維持するように制御している。
このように、本実施の形態におけるLED駆動回路は、白色LED41の光度が所望する値を下回った場合、より多くの駆動電流が白色LED41に流れるように制御するため、比較的短期間で輝度が低下してしまう白色LEDを照明として用いた場合であっても、従来に比べて長時間、所望する明るさを維持することができる。
なお、本実施の形態におけるLED駆動回路は、リール図柄のバックライトに用いられた白色LEDを駆動するものであったが、これに限らず、照明用に用いられる白色LEDに対してであれば適用可能であり、たとえば、図1に示した液晶ディスプレイ2aのバックライト、腰パネル19の照明、または、ランプ20の代わりとして白色LEDを用いた場合、その駆動回路に適用することができる。
また、本実施の形態では、発光ダイオードによって照明される領域の明るさを検出するために、白色LED41(発光ダイオード)の光度を感知する光センサ42を用いたが、この代わりに、上記照明される領域の照度を感知する照度センサを用いて、当該領域における明るさを維持するように制御してもよい。
また、本実施の形態では、パルスの繰返し周波数を一定にし、パルス幅を変えることでデューティ比を変化させていたが、パルス幅を一定にして繰返し周波数を変えることで、デューティ比を変化させてもよい。
また、遊技機の一例として、メダルを遊技媒体として用いるスロットマシンを例に挙げて説明したが、弾球遊技機およびパチンコ球を遊技媒体として用いるスロットマシンに対しても適用可能である。
さらに、図3のLED電流駆動回路60によって6つの白色LED41を駆動するようにしたが、個々の白色LED41に1つのLED電流駆動回路60を設け、個別に駆動するようにしてもよい。この場合、単一の光センサから出力される電圧に基づいて各LED電流駆動回路が駆動電流の制御を行ってもよいし、複数の光センサを設けて各光センサに対応して白色LEDをグループ分けし、それぞれの光センサから出力される電圧値に基づいて、各グループ毎の白色LEDを駆動制御するようにしてもよい。
遊技機としては、メダルを遊技媒体として用いるスロットマシンの他、パチンコ球を遊技媒体として用いるスロットマシン、および、弾球遊技機にも適用可能である。
41 白色LED(発光ダイオード)
42 光センサ
50 フォトセンサ増幅回路
51 基準電圧発生部
52 比較部
60 LED電流駆動回路
61 パルス信号発生部
62 電流制御部
42 光センサ
50 フォトセンサ増幅回路
51 基準電圧発生部
52 比較部
60 LED電流駆動回路
61 パルス信号発生部
62 電流制御部
Claims (1)
- 照明用に用いられる発光ダイオードを備えた遊技機において、
前記発光ダイオードによって照明される領域の明るさを検出するための光センサと、
前記領域において所望する明るさとなったときに前記光センサから出力される電圧値と等しい電圧値を、基準電圧として発生する基準電圧発生部と、
該基準電圧発生部が発生する基準電圧と前記光センサの出力電圧とを比較し、両者の電圧値の差分に応じた値の電圧を出力する比較部と、
パルス信号を発生するとともに、前記光センサの出力電圧が前記基準電圧の値よりも低下したときに前記比較部から出力される電圧値に応じて該パルス信号のデューティ比を増大させるパルス信号発生部と、
該パルス信号発生部から出力されるパルス信号に従って前記発光ダイオードを流れる電流をオン/オフ制御する電流制御部と
を備えたことを特徴とする遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005140627A JP2006314572A (ja) | 2005-05-13 | 2005-05-13 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005140627A JP2006314572A (ja) | 2005-05-13 | 2005-05-13 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006314572A true JP2006314572A (ja) | 2006-11-24 |
Family
ID=37535772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005140627A Withdrawn JP2006314572A (ja) | 2005-05-13 | 2005-05-13 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006314572A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008136138A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Matsushita Electric Works Ltd | 可視光通信用照明器具及び可視光通信照明システム |
JP2010220682A (ja) * | 2009-03-19 | 2010-10-07 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
-
2005
- 2005-05-13 JP JP2005140627A patent/JP2006314572A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008136138A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Matsushita Electric Works Ltd | 可視光通信用照明器具及び可視光通信照明システム |
JP4661771B2 (ja) * | 2006-11-29 | 2011-03-30 | パナソニック電工株式会社 | 可視光通信用照明器具及び可視光通信照明システム |
JP2010220682A (ja) * | 2009-03-19 | 2010-10-07 | Daito Giken:Kk | 遊技台 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5908159B1 (ja) | 遊技機 | |
JP2900312B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2007185302A (ja) | 遊技機の電飾装置 | |
JP2007215924A (ja) | 遊技機 | |
JP2007282925A (ja) | 遊技機 | |
JP4913367B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4845435B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2004057714A (ja) | 遊技機 | |
JP4175797B2 (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2000157711A (ja) | 遊技機 | |
JP5004439B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2004024407A (ja) | 遊技機 | |
JP2005152138A (ja) | 遊技機 | |
JP4073053B2 (ja) | 遊技機の回転リールユニット | |
JP4908789B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2007014388A (ja) | 遊技機 | |
JP2006314572A (ja) | 遊技機 | |
JP2006314571A (ja) | 遊技機 | |
JP2008049052A (ja) | 遊技機 | |
JP2009195430A (ja) | 遊技機のリールユニット及び遊技機 | |
JP5004440B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2004057713A (ja) | 遊技機 | |
JP2003205142A (ja) | 遊技機 | |
JP4253758B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2012213548A (ja) | 画像表示装置及び遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080428 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20100115 |