JP2006314383A - 棚板および収納棚 - Google Patents

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Abstract

【課題】水分を含んだ物品や転がり易い物品を載置した際の不都合を解消し得る棚板を提供する。
【解決手段】収納棚に配設された状態で物品を載置可能に構成されると共に、物品を載置する載置板71が板材によって形成され、載置板71は、板材を折り曲げることによって収納棚の前面側に位置する縁部(斜面部71b)が上向きの斜面に形成されている。この場合、載置板71における前面側の縁部から下向きに連接する前板72を板材を折り曲げることによって載置板71と一体に形成することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、物品を載置可能に構成されると共に物品を載置する載置板が板材によって形成された棚板、およびその棚板を備えた収納棚に関するものである。
この種の収納棚として、実開平7−24145号公報に開示されたロッカーが知られている。このロッカーは、ロッカー本体、仕切板および棚板などを備えて構成され、仕切板や棚板によって仕切られたロッカー本体内部の収納スペースに衣類等を収納可能に構成されている。
実開平7−24145号公報(第5頁、第3図)
ところが、従来のロッカーには、以下の問題点がある。すなわち、このロッカーを初めとするこの種のロッカーでは、一般的に、棚板の載置面が平板状に形成されている。このため、この種のロッカーでは、例えば、雨に濡れた衣類などを棚板上に載置したときには、付着している水滴が棚板の手前側から滴下して他の収納物に付着して、その収納物が汚れるおそれがあるという問題点が存在する。また、この棚板を備えたロッカーに扉がないときには、ボールなどの転がり易い物品を載置した際に、その物品が転動して棚板の手前側から落下するおそれがあるという問題点も存在する。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、水分を含んだ物品や転がり易い物品を載置した際の不都合を解消し得る棚板および収納棚を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の棚板は、収納棚に配設された状態で物品を載置可能に構成されると共に、前記物品を載置する載置板が板材によって形成された棚板であって、前記載置板は、前記板材を折り曲げることによって前記収納棚の前面側に位置する縁部が上向きの斜面に形成されている。
請求項2記載の棚板は、請求項1記載の棚板において、前記載置板における前記前面側の縁部から下向きに連接する前板を備え、前記前板は、前記板材を折り曲げることによって前記載置板と一体に形成されている。
請求項3記載の棚板は、請求項2記載の棚板において、前記前板の下側の縁部から前記収納棚の背面側に向けて連接する下板を備え、前記下板は、前記板材を折り曲げることによって前記前板と一体に形成されている。
請求項4記載の収納棚は、請求項1から3のいずれかに記載の棚板と、前記棚板の両側部を支持する少なくとも一対の壁板とを備えている。
請求項5記載の収納棚は、請求項4記載の収納棚において、前記壁板は、板材によって形成されて前記前面に直交する方向に沿って配設された本体部と、前記板材を折り曲げることによって前記本体部における前記前面側の縁部から当該本体部に対して直交する方向に沿って当該本体部に一体形成された前面部と、前記板材を折り曲げることによって前記前面部における縁部から当該前面部に対して直交しかつその先端部が前記前面に対向する背面側に向かうように当該前面部に一体形成されると共に当該背面側の縁部にV字状の第1切り欠き部が形成された折り返し部とを備えて構成され、前記棚板は、前記載置板、前記前板および前記下板の一部を切り欠くことによって前記両側部の少なくとも一方における前記前面側の角部に第2切り欠き部が形成されて構成されると共に、当該棚板における前記第2切り欠き部を構成する縁部と前記壁板における前記第1切り欠き部を構成する縁部とが係合することによって当該壁板に支持されている。
請求項6記載の収納棚は、請求項5記載の収納棚において、前記折り返し部は、前記第1切り欠き部を構成する上側の縁部の傾斜角度が前記載置板における斜面の傾斜角度と同一またはほぼ同一の角度となるように形成されている。
請求項1記載の棚板によれば、板材を折り曲げることによって載置板における前面側の縁部を上向きに傾斜する斜面に形成したことにより、例えば、水分を含んだ靴などを載置して水が流れ出たとしても、その水を斜面によって確実にせき止めることができる。このため、流れ出た水が棚板の前面側から滴下して他の物品に付着するような不都合を確実に防止することができる。また、ボールなどの転がり易い物品を載置したとしても、斜面によってその転がりを防止することができるため、このような物品が棚板から落下するような不都合を確実に防止することができる。また、板材を折り曲げて斜面を形成することにより、その傾斜角度を任意に規定した斜面を確実かつ容易に形成することができる。
また、請求項2記載の棚板によれば、載置板における前面側の縁部から下向きに連接する前板を備えたことにより、棚板の強度を向上させることができる。また、板材を折り曲げることによって前板を載置板と一体に形成したことにより、鋭利な縁部が前面側に露出しないため、物品を載置する際の安全性を十分に確保することができる。
また、請求項3記載の棚板によれば、前板の下側の縁部から収納棚の背面側に向けて連接する下板を備えたとにより、棚板の強度をさらに向上させることができる。また、板材を折り曲げることによって下板を前板と一体に形成したことにより、鋭利な縁部が前板の下側にも露出しないため、物品を載置する際の安全性をさらに向上させることができる。
また、請求項4記載の収納棚によれば、棚板の両側部を支持する少なくとも一対の壁板を備えたことにより、棚板を確実に固定することができるため、棚板への物品の載置能力を十分に向上させることができる。
また、請求項5記載の収納棚によれば、本体部、前面部および折り返し部を備えて壁板を構成したことにより、壁板の強度を向上させることができる。したがって、収納棚の強度を十分に向上させることができる。また、板材を折り曲げることによって前面部を本体部と一体に形成すると共に、板材を折り曲げることによって折り返し部を前面部と一体に形成したことにより、鋭利な縁部が前面側に露出しないため、収納棚に物品を出し入れする際の安全性を十分に確保することができる。また、棚板における第2切り欠き部を構成する縁部と壁板における第1切り欠き部を構成する縁部とを係合することによって棚板を壁板に支持させることにより、棚板を確実かつ容易に配設することができる。また、棚板をより確実に固定することができるため、棚板への物品の載置能力をさらに向上させることができる。
また、請求項6記載の収納棚によれば、第1切り欠き部を構成する上側の縁部の傾斜角度が載置板における斜面の傾斜角度と同一またはほぼ同一の角度となるように折り返し部を形成したことにより、折り返し部における第1切り欠き部を構成する上側の縁部と斜面との間に隙間のない状態で棚板を配設することができる。したがって、その部位の外観が良好な収納棚を構成することができる。
以下、本発明に係る棚板および収納棚の最良の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、下駄箱1の構成について説明する。
図1に示す下駄箱1は、本発明に係る収納棚の一例であって、天板2、背板3、側板4,5、仕切板6,6、複数(例えば8枚)の棚板7,7・・、および複数(例えば4枚)の棚板8,8・・を備えて構成されている。また、下駄箱1は、各板2〜8を互いに連結することにより、例えば、横3列で縦4段の収納空間を有する縦長の箱状に構成されている。この場合、側板4,5、仕切板6,6が本発明における壁板に相当する。
天板2は、図1に示すように、下駄箱1の天井部分を構成する部材であって、スチール製の板材(以下、単に「板材」ともいう)を折り曲げることにより、全体として矩形の平板状に形成されている。背板3は、下駄箱1の背面部分を構成する部材であって板材によって矩形の薄板状に形成されている。また、背板3には、図2に示すように、棚板7を支持するための複数の支持部3a,3a・・が形成されている。
側板4は、図1に示すように、下駄箱1の左側の面を構成する部材であって、全体として矩形の平板状に形成されている。また、側板4は、図3に示すように、本体部41、前面部42および折り返し部43を備えて構成され、本体部41が下駄箱1の前面1aに対して直交する方向に沿うようにして配設されている。この場合、各部41〜43は、1枚の矩形の板材における1辺の縁部を、それぞれ所定幅分だけ右側に向けて直角(またはほぼ直角)に2回折り曲げることによって形成されている。つまり、前面部42は、同図に示すように、本体部41における前面1a側の縁部から本体部41に対して直角をなすようにして本体部41に一体形成されている。また、折り返し部43は、前面部42における右側の縁部から前面部42に対して直角をなし、かつその先端部が背面1b側に向かうようにして前面部42に一体形成されている。また、本体部41には、図2に示すように、棚板7,7・・の縁部を支持するための支持部11,11・・がその内側の面に形成されている。また、折り返し部43における背面1b側の縁部には、同図に示すように、棚板7の前面側を支持するためのV字状の切り欠き部13(本発明における第1切り欠き部に相当する)が形成されている。この場合、折り返し部43は、切り欠き部13を構成する上側の縁部の傾斜角度が後述する棚板7の載置板71における斜面71bの傾斜角度と同一またはほぼ同一の角度となるように形成されている。
側板5は、図1に示すように、下駄箱1の右側の面を構成する部材であって、全体として矩形の平板状に形成されている。なお、側板4の構成要素と同一の構成要素については、同一の符号を付して、重複した説明を以下省略する。また、側板5は、図3に示すように、本体部51、前面部52および折り返し部53を備えて構成され、本体部51が下駄箱1の前面1aに対して直交する方向に沿うように配設されている。この場合、各部51〜53は、1枚の矩形の板材における1辺の縁部を、それぞれ所定幅分だけ左側に向けて直角(またはほぼ直角)に2回折り曲げることによって形成されている。つまり、前面部52は、同図に示すように、本体部51における前面1a側の縁部から本体部51に対して直角をなすようにして本体部51に一体形成されている。また、折り返し部53は、前面部52における左側の縁部から前面部52に対して直角をなし、かつその先端部が背面1b側に向かうようにして前面部52に一体形成されている。また、本体部51には、上記した支持部11,11・・がその内側の面に形成されている。また、折り返し部53における背面1b側の縁部には、上記した切り欠き部13が形成されている。
仕切板6は、図1に示すように、下駄箱1の内部空間を左右方向に仕切るための部材であって、全体として矩形の平板状に形成されている。また、仕切板6は、図3に示すように、本体部61、前面部62および折り返し部63を備えて構成され、本体部61が下駄箱1の前面1aに対して直交する方向に沿うように配設されている。この場合、各部61〜63は、上記した側板4の本体部41、前面部42および折り返し部43と同様にして、1枚の矩形の板材を折り曲げることによって形成されている。つまり、前面部62は、同図に示すように、本体部61における前面1a側の縁部から本体部61に対して直角をなすようにして本体部61に一体形成され、折り返し部63は、前面部62における右側の縁部から前面部62に対して直角をなし、かつその先端部が背面1b側に向かうようにして前面部62に一体形成されている。また、本体部61には、図5に示すように、上記した支持部11,11・・がその両側の面に形成されると共に、棚板7,7・・の縁部における前面1a側を支持する支持孔12が形成されている。また、折り返し部63における背面1b側の縁部には、図示しないが、上記した切り欠き部13が形成されている。
棚板7は、図1に示すように、仕切板6によって仕切られた内部空間1c,1d(図3参照)に配設されている。また、棚板7は、配設された状態で靴等の物品を載置可能な全体として矩形の平板状に形成されている。また、棚板7は、図6に示すように、載置板71、前板72、下板73および係合板74a,74b,74c(以下、区別しないときには「係合板74」ともいう)を備えて構成されている。載置板71は、配設状態において天板2に対して平行(またはほぼ平行)となるように形成された平面部71aと、配設状態において前面1a側(手前側)に位置して上向きに傾斜している斜面部71bとで構成されている。この場合、斜面部71bは、1枚の矩形の板材における1辺側(同図における手前側)を、上向きに折り曲げることによって形成されている。ここで、斜面部71bの傾斜角度は、例えば水に濡れた物品が載置板71(平面部71a)に載置されて水が流れ出たとしても、その水を斜面部71bによってせき止める程度の角度であって、かつ物品を収納(載置)したり取り出したりする際の支障とならない角度(一例として10度以上30度以下の範囲内)に規定されている。
前板72および下板73は、上記の板材における1辺側(図6における手前側)の縁部を、それぞれ所定幅分だけ下側に向けて直角(またはほぼ直角)に2回折り曲げることによって形成されている。つまり、前板72は、同図に示すように、載置板71の斜面部71bにおける前面1a側の縁部から下向きに連接するようにして載置板71に一体形成されている。また、下板73は、前板72における下側の縁部から背面1b側に向けて連接するようにして前板72に一体形成されている。係合板74a,74b,74cは、上記の板材の3辺(同図における左側、奥側および右側)の縁部をそれぞれ下側に向けて直角(またはほぼ直角)に折り曲げることによって形成されている。また、棚板7には、同図に示すように、載置板71、前板72および下板73の各一部を切り欠くことにより、左側部(本発明における両側部の一方)における前面1a側の角部に切り欠き部7a(本発明における第2の切り欠き部に相当する)が形成されている。また、棚板7には、前板72の右側端部を突出させることにより、右側部における前面1a側の角部に突起部7bが形成されている。この場合、棚板7は、図2に示すように、係合板74bが背板3の支持部3aに係合されることにより、背面1b側の縁部が背板3によって支持されている。また、棚板7は、係合板74a,74cが側板4(または仕切板6)の支持部11に係合されることにより、左右の縁部が側板4および仕切板6(または仕切板6,6)によって支持される。さらに、棚板7は、図4に示すように、突起部7bが仕切板6における本体部61の支持孔12に差し込まれることにより、右側部における前面1a側が仕切板6によって支持される。また、棚板7は、側板4(または仕切板6)における切り欠き部13を構成する縁部と棚板7における切り欠き部7aを構成する縁部とが互いに係合(以下、単に、「切り欠き部13と切り欠き部7aとの係合」ともいう)することにより、左側部における前面1a側が側板4(または仕切板6)によって支持される。この場合、切り欠き部13における上側の縁部の傾斜角度が棚板7における載置板71の斜面部71bの傾斜角度と同一またはほぼ同一の角度のため、切り欠き部13の上側の縁部と斜面部71bとの間に隙間のない状態で切り欠き部13と切り欠き部7aとが係合する。
棚板8は、図1に示すように、仕切板6によって仕切られた内部空間1e(図3参照)に配設されている。この場合、棚板8は、図7に示すように、棚板7の突起部7bに代えて、切り欠き部7aとは左右対称の形状の切り欠き部8b(本発明における第2の切り欠き部に相当する)が右側部(本発明における両側部の他方)における前面1a側(同図における手前側)の角部に形成され、それ以外は棚板7と同じ構成要素を備えて構成されている。なお、棚板7の構成要素と同一の構成要素については同一の符号を付して重複した説明を省略する。また、棚板8は、係合板74a,74b,74cが仕切板6の支持部11、背板3の支持部3a、および側板5の支持部11にそれぞれ係合することにより、左右および背面1b側の縁部が各板6,5,3によって支持されている。また、棚板8は、仕切板6における切り欠き部13を構成する縁部と棚板8における切り欠き部8aを構成する縁部とが互いに係合すると共に側板5における切り欠き部13を構成する縁部と棚板8における切り欠き部8aを構成する縁部とが互いに係合することにより、左右の側部における前面1a側が仕切板6および側板5によって支持されている。
次に、下駄箱1の組み立て方法の一例について、図面を参照して説明する。
まず、背板3における左側の縁部と側板4における背面側の縁部とを互いに当接させた状態で、例えば溶接機を用いて両縁部を接合する。次いで、背板3における右側の縁部と側板5における背面側の縁部とを互いに当接させた状態で、両縁部を接合する。続いて、背板3の内側の面に仕切板6,6における背面側の縁部を当接させた状態で、各当接部を接合する。次いで、背板3、側板4、側板5および仕切板6,6の各々の上側の縁部に天板2における内側の面を当接させた状態で、各当接部を接合する。これにより、天板2、背板3、側板4、側板5および仕切板6,6によって前面1a側が開口した3つの内部空間1c,1d,1e(図3参照)が形成される。続いて、前面1a側から内部空間1cに3枚の棚板7を挿入し、各棚板7,7,7を背板3、側板4および仕切板6に支持させて、各支持部位を接合する。次いで、前面1a側から内部空間1dに3枚の棚板7を挿入し、各棚板7,7,7を背板3および仕切板6,6に支持させて、各支持部位を接合する。続いて、前面1a側から内部空間1eに3枚の棚板8,8,8挿入し、各棚板8,8,8を背板3、側板5および仕切板6に支持させて、各支持部位を接合する。これにより12個の収納空間を有する下駄箱1が完成する。この場合、この下駄箱1では、載置板71に斜面部71bが形成されているため、水分を含んだ靴などを載置して水が流れ出たとしても、その水を斜面部71bによって確実にせき止めることが可能となっている。また、ボールなどの転がり易い物品を載置したとしても、斜面部71bによってその転がりを防止することが可能となっている。
このように、この下駄箱1および棚板7によれば、板材で構成された載置板71における前面1a側の縁部を上向きに傾斜する斜面に形成したことにより、例えば、水分を含んだ靴などを載置して水が流れ出たとしても、その水を斜面部71bによって確実にせき止めることができる。このため、流れ出た水が棚板7の前面1a側から滴下して他の物品に付着するような不都合を確実に防止することができる。また、ボールなどの転がり易い物品を載置したとしても、斜面部71bによってその転がりを防止することができるため、このような物品が棚板7から落下するような不都合を確実に防止することができる。また、板材で形成された載置板71を折り曲げて斜面部71bを形成することにより、その傾斜角度を任意に規定した斜面部71bを確実かつ容易に形成することができる。
また、この下駄箱1および棚板7によれば、載置板71における前面1a側の縁部から下向きに連接する前板72を備えたことにより、棚板7の強度を向上させることができる。また、板材を折り曲げることによって前板72を載置板71と一体に形成したことにより、鋭利な縁部が前面1a側に露出しないため、下駄箱1に物品を出し入れする際の安全性を十分に確保することができる。
さらに、この下駄箱1および棚板7によれば、前板72の下側の縁部から背面1b側に向けて連接する下板73を備えたとにより、棚板7の強度をさらに向上させることができる。また、板材を折り曲げることによって下板73を前板72と一体に形成したことにより、鋭利な縁部が前板72の下側にも露出しないため、下駄箱1に物品を出し入れする際の安全性をさらに向上させることができる。
また、この下駄箱1によれば、側板4、側板5、仕切板6が棚板7の両側部を支持することにより、棚板7を確実に固定することができるため、棚板7への物品の載置能力を十分に向上させることができる。
また、この下駄箱1によれば、本体部41、前面部42および折り返し部43を備えて側板4を構成し、支持部51a、前面部52および折り返し部53を備えて側板5を構成し、本体部61、前面部62および折り返し部63を備えて仕切板6を構成したことにより、側板4,5、仕切板6の強度を向上させることができる。したがって、下駄箱1の強度を十分に向上させることができる。また、板材を折り曲げることによって前面部42,52,62を本体部41,51,61とそれぞれ一体に形成すると共に、板材を折り曲げることによって折り返し部43,53,63を前面部42,52,62とそれぞれ一体に形成したことにより、鋭利な縁部が前面1a側に露出しないため、下駄箱1に物品を出し入れする際の安全性を十分に確保することができる。また、側板4,5および仕切板6における切り欠き部13を構成する縁部と棚板7,8における切り欠き部7a(または切り欠き部8b)を構成する縁部とを互いに係合させて棚板7の前面1a側を各板4,5,6に支持させることにより、棚板7を確実かつ容易に配設することができる。また、棚板7をより確実に固定することができるため、棚板7への物品の載置能力をさらに向上させることができる。
また、この下駄箱1によれば、切り欠き部13を構成する上側の縁部の傾斜角度が載置板71における斜面部71bの傾斜角度と同一またはほぼ同一の角度となるように折り返し部43,53,63を形成したことにより、折り返し部43,53,63における切り欠き部13を構成する上側の縁部と斜面部71bとの間に隙間のない状態で棚板7を配設することができる。したがって、その部位の外観が良好な下駄箱1を構成することができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、下駄箱1に本発明を適用した例について上記したが、これに限定されず、書庫やロッカーなどの各種の収納棚に適用することができる。また、下駄箱1の前側に扉を備えた構成を採用することもできる。また、下駄箱1を構成する各板をスチール製の板材で形成した例について上記したが、アルミニウム等のスチール以外の金属や各種の合金で構成された板材で各板を形成することができる。さらに、棚板7の下板73の奥側の端部をさらに折り曲げた構成を採用することもできる。また、棚板の取り付け位置を任意に変更可能な自在棚に本発明を適用することもできる。また、上記の各構成を適宜組み合わせることが可能なのは勿論である。
下駄箱1の斜視図である。 図1におけるA面断面図である。 図2におけるB−B線断面図である。 仕切板6の構成を示す断面図である。 図1におけるC面断面図である。 棚板7の斜視図である。 棚板8の斜視図である。
符号の説明
1 下駄箱
1a 前面
1b 背面
4,5 側板
6 仕切板
7,8 棚板
7a,8b,13 切り欠き部
41,51,61 本体部
42,52,62 前面部
43,53,63 折り返し部
71 載置板
71b 斜面部
72 前板
73 下板

Claims (6)

  1. 収納棚に配設された状態で物品を載置可能に構成されると共に、前記物品を載置する載置板が板材によって形成された棚板であって、
    前記載置板は、前記板材を折り曲げることによって前記収納棚の前面側に位置する縁部が上向きの斜面に形成されている棚板。
  2. 前記載置板における前記前面側の縁部から下向きに連接する前板を備え、
    前記前板は、前記板材を折り曲げることによって前記載置板と一体に形成されている請求項1記載の棚板。
  3. 前記前板の下側の縁部から前記収納棚の背面側に向けて連接する下板を備え、
    前記下板は、前記板材を折り曲げることによって前記前板と一体に形成されている請求項2記載の棚板。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の棚板と、前記棚板の両側部を支持する少なくとも一対の壁板とを備えている収納棚。
  5. 前記壁板は、板材によって形成されて前記前面に直交する方向に沿って配設された本体部と、前記板材を折り曲げることによって前記本体部における前記前面側の縁部から当該本体部に対して直交する方向に沿って当該本体部に一体形成された前面部と、前記板材を折り曲げることによって前記前面部における縁部から当該前面部に対して直交しかつその先端部が前記前面に対向する背面側に向かうように当該前面部に一体形成されると共に当該背面側の縁部にV字状の第1切り欠き部が形成された折り返し部とを備えて構成され、
    前記棚板は、前記載置板、前記前板および前記下板の一部を切り欠くことによって前記両側部の少なくとも一方における前記前面側の角部に第2切り欠き部が形成されて構成されると共に、当該棚板における前記第2切り欠き部を構成する縁部と前記壁板における前記第1切り欠き部を構成する縁部とが係合することによって当該壁板に支持されている請求項4記載の収納棚。
  6. 前記折り返し部は、前記第1切り欠き部を構成する上側の縁部の傾斜角度が前記載置板における斜面の傾斜角度と同一またはほぼ同一の角度となるように形成されている請求項5記載の収納棚。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103251241A (zh) * 2013-05-02 2013-08-21 苏州麦佳宜商业设备有限公司 组装式货架
CN106995106A (zh) * 2017-06-12 2017-08-01 深圳市鸿景源五金塑胶制品有限公司 一种电动物料供应柜
JP2020506024A (ja) * 2017-01-24 2020-02-27 セバスチャン ラソンド 濡れた履物から水を除去するための棚と履物ラック
KR102341472B1 (ko) * 2020-07-31 2021-12-22 기영미 확장성과 간편성을 갖춘 조립식 수납 진열가구

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