JP2006308911A - 画像表示制御装置および画像表示制御装置用のプログラム - Google Patents

画像表示制御装置および画像表示制御装置用のプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ロールアップディスプレイにおいて、表示画像が引き出された部分に収まるようにする。
【解決手段】画像表示制御装置が、巻き付けられたロールアップディスプレイの引き出し長さに収まるような画像表示範囲の大きさで、画像を引き出し部分に表示させる。そして、その画像の複数の画像構成要素を優先順位の高い方から順に選び出し(142、146)、その抽出した画像構成要素の大きさの、オリジナルに対する縮尺を、表示情報テーブル中の最小縮尺を下回らない限度で、引き出し長さに比例する値とし、その値に基づいてその画像構成要素の面積を算出し(143)、その算出した面積を抽出順に順次加算していき(144)、それが基準面積を超えた時点で(145)、基準面積を超える直前までの構成要素、すなわち基準面積を超えないように優先順位の高い順に最大限多く選んだ構成要素を残し、他の構成要素を間引きして、画像を構成する(148)。
【選択図】 図6

Description

本発明は、ロールアップディスプレイへの画像表示制御に関する。
従来、自由に曲げることが可能な画像表示面を有する画像表示装置であるフレキシブルディスプレイが開発されている。
このような画像表示装置を、非使用時には筒状に丸めて軸状の物に巻き付けておき、使用時にはその丸めを延ばして引き出すような使用法が考えられている。このように、筒状に丸められ、使用時には引き出されるような表示装置を、ロールアップディスプレイという。
このようなロールアップディスプレイのほぼ全体に画像表示を行わせる場合、ロールアップディスプレイのほぼ全ての部分を引き出さない限り、画像の全体を見ることができないという問題がある。
例えば、車両内の天井内部にナビゲーション用の地図表示のためのロールアップディスプレイが収納され、使用時にこのロールアップディスプレイがゆっくり引き出されるようになっている場合、全体を引き出し終わるまで画面の一部しか見えないので、画面全体を早く見たいユーザにとっては利便性が良くない。
本発明は上記点に鑑み、ロールアップディスプレイにおいて、表示画像が引き出された部分に収まるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、軸の周りを回転する回転体と、前記回転体に画像表示面が巻き付けられた画像表示装置と、前記回転体の回転角を検出する検出手段と、前記検出手段の検出した回転角に基づいて、前記画像表示面の引き出し長さを特定する特定手段と、前記特定手段が特定した引き出し長さに基づいて画像表示範囲の大きさを算出する算出手段と、前記算出手段が算出した画像表示範囲の大きさが第1の大きさであるとき、その第1の大きさで、第1の画像を前記画像表示面の引き出し部分に表示させ、前記算出手段が算出した画像表示範囲の大きさが前記第1の大きさより小さい第2の大きさであるとき、その第2の大きさで、第1の画像から一部の画像構成要素が間引かれた第2の画像を、前記画像表示面の引き出し部分に表示させる表示制御手段と、を備えた画像表示制御装置である。
このようになっているので、画像表示制御装置は、軸の周りを回転する回転体の回転角の検出に基づいて、回転体に巻き付けられた画像表示面の引き出し長さを特定し、特定した引き出し長さに基づいて画像表示範囲の大きさを算出し、算出した画像表示範囲の大きさで、画像を当該画像表示面の引き出し部分に表示させるので、表示画像が引き出された部分に収まるようになる。
さらに画像表示制御装置は、前記算出手段が算出した画像表示範囲の大きさが第1の大きさより小さい第2の大きさであるとき、その第2の大きさで、第1の画像から一部の画像構成要素が間引かれた第2の画像を、前記画像表示面の引き出し部分に表示させるようになっているので、画像表示範囲が小さいときには、画像の構成要素のうち不要なものを表示しないようにすることができる。
また、請求項2に記載の発明は、画像表示面が筒状に丸められた画像表示装置と、前記画像表示面の丸められた状態から引き出された部分の長さを特定する特定手段と、前記特定手段が特定した引き出し長さに基づいて画像表示範囲の大きさを算出する算出手段と、前記算出手段が算出した画像表示範囲の大きさが第1の大きさであるとき、その第1の大きさで、第1の画像を前記画像表示面の引き出し部分に表示させ、前記算出手段が算出した画像表示範囲の大きさが前記第1の大きさより小さい第2の大きさであるとき、その第2の大きさで、第1の画像から一部の画像構成要素が間引かれた第2の画像を、前記画像表示面の引き出し部分に表示させる表示制御手段と、を備えた画像表示制御装置である。
このようになっていることで、画像表示制御装置は、筒状に丸められた画像表示面の丸められた状態から引き出された部分の長さを特定し、特定した引き出し長さに基づいて画像表示範囲の大きさを算出し、算出した画像表示範囲の大きさで、画像を前記画像表示面の引き出し部分に表示させるので、表示画像が引き出された部分に収まるようになる。
さらに画像表示制御装置は、前記算出手段が算出した画像表示範囲の大きさが第1の大きさより小さい第2の大きさであるとき、その第2の大きさで、第1の画像から一部の画像構成要素が間引かれた第2の画像を、前記画像表示面の引き出し部分に表示させるようになっているので、画像表示範囲が小さいときには、画像の構成要素のうち不要なものを表示しないようにすることができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の画像表示制御装置において、前記表示制御手段は、前記第1の画像中の複数の画像構成要素のそれぞれに表示優先順位を割り当てる優先順位データに基づいて、前記算出手段が算出した画像表示範囲の大きさが前記第2の大きさであるとき、その第2の大きさで、前記複数の画像構成要素のうちより表示順位の低いものが前記第1の画像から間引かれた第2の画像を、前記画像表示面の引き出し部分に表示させることを特徴とする。
このような優先順位データを用いることで、画像表示制御装置は、画像構成要素間の優先順位に基づいて、間引く画像構成要素を選別することができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の画像表示制御装置において、前記表示制御手段は、前記第2の画像において、前記第1の画像から間引かれた画像構成要素が占めていた領域を、前記第1の画像から間引かれずに残った画像構成要素に占めさせることを特徴とする。
このようにすることで、画像表示制御装置は、間引かれずに残った画像構成要素をより大きく表示することができるので、さらに表示画像の視認性が高まる。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか1つに記載の画像表示制御装置において、前記表示制御手段は、前記複数の画像構成要素に縮小限度値を割り当てる縮小限度データに基づく大きさを最低限度として、複数の画像構成要素の表示大きさを、前記算出手段が算出した画像表示範囲の大きさが大きいほど大きく算出する要素大きさ算出手段と、前記要素大きさ算出手段が算出した複数の画像構成要素の表示大きさに基づく表示面積の合計が、前記算出手段が算出した画像表示範囲の大きさに基づく面積より大きいことに基づいて、前記複数の画像構成要素のうち一部を除いた画像構成要素から成る画像を、前記画像表示面の引き出し部分に表示させる部分排除画像表示制御手段と、を有することを特徴とする。
このような縮小限度データを用いることで、画像表示制御装置は、画像構成要素の表示大きさの最低限度を定めた表示を行うことができる。さらに画像表示制御装置は、下限が設けられた各画像構成要素の表示大きさの情報を用いることで、各画像構成要素が画像表示範囲に収まりきらない場合に、各画像構成要素の間引きを行うことができるようになる。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像表示制御装置において、前記部分排除画像表示制御手段は、前記複数の画像構成要素を複数のグループに分けると共に前記算出手段が大きさを算出した画像表示範囲内の複数の部分領域と前記複数のグループとを対応づけるグループ分けデータに基づき、前記複数のグループの1つに属する複数の画像構成要素の、前記要素大きさ算出手段が算出した表示大きさに基づく表示面積の合計が、前記算出手段が算出した画像表示範囲の大きさに基づく、当該1つのグループに対応する部分領域の面積より大きいことに基づいて、前記グループに属する画像構成要素のうち一部を除いた画像構成要素から成る画像を、前記部分領域に表示させることを特徴とする。
このような、複数の画像構成要素を複数のグループに分けると共に画像表示範囲内の複数の部分領域と複数のグループとを対応付けるグループ分けデータを用いることで、画像表示制御装置は、画像表示範囲内の部分領域毎に、その部分領域の面積と、対応するグループに属する画像構成要素の面積の合計に基づいた、画像構成要素の間引きを行うことができる。
また、請求項7に記載の発明は、軸の周りを回転する回転体の回転角を検出する検出手段、前記検出手段の検出した回転角に基づいて、前記回転体に画像表示面が巻き付けられた画像表示装置の前記画像表示面の引き出し長さを特定する特定手段、前記特定手段が特定した引き出し長さに基づいて画像表示範囲の大きさを算出する算出手段、および前記算出手段が算出した画像表示範囲の大きさが第1の大きさであるとき、その第1の大きさで、第1の画像を前記画像表示面の引き出し部分に表示させ、前記算出手段が算出した画像表示範囲の大きさが前記第1の大きさより小さい第2の大きさであるとき、その第2の大きさで、第1の画像から一部の画像構成要素が間引かれた第2の画像を、前記画像表示面の引き出し部分に表示させる表示制御手段として、コンピュータを機能させるプログラムである。このように、請求項1に記載の発明は、プログラムとしても捉えることができる。
また、請求項8に記載の発明は、画像表示面が筒状に丸められた画像表示装置の前記画像表示面の丸められた状態から引き出された部分の長さを特定する特定手段、前記特定手段が特定した引き出し長さに基づいて画像表示範囲の大きさを算出する算出手段、および
前記算出手段が算出した画像表示範囲の大きさが第1の大きさであるとき、その第1の大きさで、第1の画像を前記画像表示面の引き出し部分に表示させ、前記算出手段が算出した画像表示範囲の大きさが前記第1の大きさより小さい第2の大きさであるとき、その第2の大きさで、第1の画像から一部の画像構成要素が間引かれた第2の画像を、前記画像表示面の引き出し部分に表示させる表示制御手段として、コンピュータを機能させるプログラムである。このように、請求項2に記載の発明は、プログラムとしても捉えることができる。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について説明する。図1に、本実施形態に係る車両用ナビゲーション装置1のハードウェア構成図を示す。この図に示す通り、車両用ナビゲーション装置1は、位置検出器11、操作スイッチ群12、ロールアップディスプレイ13、音声回路14、スピーカ14a、マイク14b、TVチューナ15、RAM16、ROM17、外部記憶部18、ロータリーエンコーダ19、モータ20、および制御回路21を有している。
位置検出器11は、いずれも周知の図示しない地磁気センサ、ジャイロスコープ、車速センサ、およびGPS受信機等のセンサを有しており、これらセンサの各々の性質に基づいた、車両の現在位置や向きを特定するための情報を制御回路21に出力する。
操作スイッチ群12は、車両用ナビゲーション装置1に設けられた複数のメカニカルスイッチ、画像表示装置13の表示面に重ねて設けられたタッチパネル等の入力装置から成り、ユーザによるメカニカルスイッチの押下、タッチパネルのタッチに基づいた信号を制御回路21に出力する。
ロールアップディスプレイ13は、フレキシブルディスプレイ等の、折り曲げたり変形したりすることができる画像表示面を有する画像表示装置である。このロールアップディスプレイ13の外観を図2に斜視図で示す。ロールアップディスプレイ13は、回転ドラム3にその画像表示面が巻き付けられ、筒状に丸められるようになっている。回転ドラム3は、例えば車両の前部座席と後部座席の間の天井部分に設けられている。ロールアップディスプレイ13の不使用時には、ロールアップディスプレイ13の画像表示面の全てが回転ドラム3に巻き付いた状態となっている。
この回転ドラム3は、モータ20によって回転軸31の周りを回転するようになっている。そして、この回転ドラム3の回転により、ロールアップディスプレイ13の画像表示面の一部が引き出され、天井から下に引き出された画像表示面が垂れ下がる。図2においては、画像表示面のうち、長さLの部分13aが引き出されている。
音声回路14は、制御回路21から受けた音声データに基づく音声信号をスピーカ14aに出力し、マイク14bが検出した音声信号に基づく音声データを制御回路21に出力する。
TVチューナ15は、図示しないアンテナからテレビ放送用信号を受信し、特定のチャネルの放送映像の信号を制御回路21に出力する。
外部記憶部18は、DVD、CD、HDD等の不揮発性の記憶媒体およびそれら記憶媒体に対してデータの読み出し(および可能ならば書き込み)を行う装置から成り、制御回路21が読み出して実行するプログラム、経路案内用の地図データ等を記憶している。地図データは、リンクおよびノードの位置、種別、ノードとリンクとの接続関係情報等を含む道路データ、および施設データを有している。
ロータリーエンコーダ19は、回転ドラム3の回転軸31付近に設けられ、回転ドラム3の回転角を検出する。具体的には、ロータリーエンコーダ19は回転ドラム3が所定の角度(例えば1°)正回転または逆回転する度に、制御回路21にその正回転または逆回転に応じた信号を出力する。
モータ20は、回転ドラム3の回転軸31付近に設けられ、制御回路21からの制御信号に基づいて回転軸31を中心に回転ドラム3を回転させる。
制御回路(コンピュータに相当する)21は、ROM17および外部記憶部18から読み出した車両用ナビゲーション装置1の動作のためのプログラムを実行し、その実行の際にはRAM16、ROM17、および外部記憶部18から情報を読み出し、RAM16および外部記憶部18に対して情報の書き込みを行い、位置検出器11、操作スイッチ群12、ロールアップディスプレイ13、音声回路14、TVチューナ15、ロータリーエンコーダ19、およびモータ20と信号の授受を行う。
制御回路21がプログラムを実行することによって行う具体的な処理としては、位置検出器11からの信号に基づいて、周知のマップマッチング等の技術を用いて車両の現在位置や向きを特定する現在位置特定処理、操作スイッチ群12からユーザによる目的地の入力を受け付け、現在位置から当該目的地までの最適な誘導経路を算出する誘導経路算出処理、誘導経路、目的地、現在位置等を地図データの示す地図上に重ねた画像を、ロールアップディスプレイ13に出力し、案内交差点の手前に自車両が到達した等の必要時に、右折、左折等を指示する案内音声信号を音声回路14に出力する経路案内処理、TVチューナ15からの映像および音声信号を、ロールアップディスプレイ13および音声回路14に出力するTV受像処理等がある。
また、制御回路21は、ユーザの操作スイッチ群12の操作およびエンジン始動等によって画像表示制御装置1が起動したときや、車両用ナビゲーション装置1の作動中にユーザが所定の引き出し要求操作を操作スイッチ群12に対して行ったときに、ROM17から所定のプログラムを読み出して実行することで、モータ20を制御して、ロールアップディスプレイ13の画像表示面のほぼ全体を引き出すようにする。引き出しが開始してから完了するまでの時間は、例えば30秒程度である。
また、制御回路21は、操作スイッチ群12に対して電源オフや所定の巻き上げ要求操作が行われたことを検出すると、ROM17から所定のプログラムを読み出して実行することで、モータ20を制御してロールアップディスプレイ13を回転ドラム3に完全に巻き上げ、その後に作動を停止する。
また制御回路21は、上述のような処理中、ロールアップディスプレイ13に画像を表示させる場合に、図3にフローチャートとして示す表示制御プログラム100を繰り返し実行するようになっている。
この表示制御プログラム100の実行において、制御回路21は、まずステップ110で、回転ドラム3の回転角を検出する。具体的には、ロータリーエンコーダ19からの信号に基づいて、回転ドラム3が正方向(表示面引き出し方向)に何度回転しているかを検出する。例えば、回転ドラム3が1°正回転する度にロールアップディスプレイ13から信号Aを受け、回転ドラム3が1°逆回転する度にロールアップディスプレイ13から信号Bを受ける場合、画像表示制御装置1の直近の作動開始以降の[A信号を受けた回数]−[B信号を受けた回数]が回転角度となる。
次にステップ120で、ステップ110で検出した回転角に基づいて、ロールアップディスプレイ13の画像表示面の引き出された長さを特定する。具体的には、ROM17にあらかじめ記憶された回転角と引き出し長さとの対応表を読み出し、この対応表に基づいて、当該回転角から引き出し長さを特定する。
対応表は、実験等によって回転ドラム3の回転角とロールアップディスプレイ13の表示面の引き出し長さとの対応をあらかじめ確認し、その確認の結果得た、回転角と引き出し長さとの1対1関係の離散的データである。ステップ120では、この対応表を用いて補間することにより、現時点の回転角から現時点の引き出し長さを計算する。
他の方法としては、例えば回転角度に回転ドラム3の直径×円周率を乗算して引き出し長さを特定する方法を採用してもよい。
なお、対応表は、回転角と引き出し長さとの対応を示すものでなくともよく、例えば、[正回転を示す信号を受けた回数]−[逆回転を示す信号を受けた回数]と引き出し長さとの対応を示すものであってもよい。
次にステップ130で、画面サイズの最適化計算を行う。すなわち、ステップ120で特定した引き出し長さに比例した画像表示範囲の長さを算出する。
具体的には、完全な状態、すなわち引き出しが完了したときの画像表示面の引き出し長さをL0とし、ステップ120で特定した現時点の引き出し長さの値をL1とすると、L1とL0の比L1/L0を算出する。そして、ロールアップディスプレイ13の画像表示面全体の縦方向(引き出し方向)の画素数および横方向(引き出し方向に垂直な方向)の画素数のそれぞれにこの比を乗算し、その結果の値をそれぞれ画面表示範囲の縦の画素数および横の画素数とする。
なお、この表示範囲の表示位置が画像表示面の引き出し部分となるよう、画面表示範囲の位置は、表示画像の左下端がロールアップディスプレイ13の画像表示面のユーザから(所定のわずかなマージンを残して)向かって左下端に配されるように計算する。
このような計算により、ロールアップディスプレイ13の画像表示面のどの位置で表示が行われるかが決まる。
次にステップ140で、画像処理を行う。具体的には、ロールアップディスプレイ13に表示させる画像に対して、それがステップ130で算出した画像表示範囲に収まるよう、縮小(または拡大)変換処理、間引き処理、再配置処理等を行う。このステップ140の処理の詳細については後述する。
続いてステップ150で、ロールアップディスプレイ13を制御し、ステップ140で変換された画像を、ステップ130で算出されたロールアップディスプレイ13の画面表示範囲に表示させる。
以上のような制御回路21の作動により、画像表示制御装置1は、検出した回転ドラム3の回転角に基づいて、回転ドラム3に巻き付けられた画像表示面の引き出し長さを特定し(ステップ120)、特定した引き出し長さに収まるように画像表示範囲の大きさを算出し(ステップ130)、引き出し長さに応じて画像を各種処理することにより、算出した画像表示範囲の大きさで、画像表示面の引き出し部分13aに表示させる(ステップ150)ので、表示画像が引き出された部分に収まるようになる。
このような画像表示制御装置1の作動により、画像表示面の引き出し長さがL1(第1の大きさに相当する)である図4においては、制御回路21からの画像データがL1/L0に縦横が縮小された結果の画像表示範囲50に、表示画像(第1の画像に相当する)が表示される。また、図5のように、画像表示面の引き出し長さがL1より小さいL2(第2の大きさに相当する)である場合においては、制御回路21からの画像データがL2/L0に縦横が縮小された結果の画像表示範囲50’に、表示画像(第2の画像に相当する)が表示される。
ここで、ステップ140における、表示画像を画像表示範囲に収まるようにするための処理の詳細を示すフローチャートを、図6に示す。制御回路21は、ステップ140の具体的な処理として、まずステップ141で、変数iの値をゼロに初期化し、続いてステップ142で、変数iの値を1だけ加算する。
続いてステップ143で、優先順位がi番目の画像構成要素の(ドット単位の)表示面積を算出する。ここで、画像構成要素とは、制御回路21がロールアップディスプレイ13に表示させようとする画像の、あらかじめ定められた各部分をいう。例えば、上述の経路案内処理において、通常制御回路21が画像表示範囲50内に表示させようとする画像が、図7に示すような、タッチパネルによる入力を補助するためのボタン群51〜56、現在位置を含む広域地図57、および現在位置の拡大図58である場合、これらの図51〜58を、それぞれA画像構成要素〜H画像構成要素として区別するよう、経路案内用のプログラムを記述しておく。また、ポップアップウインドウも、それぞれ別の画像構成要素として区別するよう、経路案内用のプログラムを記述しておいてもよい。
また、ROM17または外部記憶部18は、そのようにしてあらかじめ定められた画像構成要素毎に、上述の優先順位および最小縮尺を割り当てるデータとして、表示情報テーブルを有している。図8に、この表示情報テーブルの一例を示す。この図においては、優先順位の数字が低い程優先順位が高いことを示している。また、最小縮尺は、その画像構成要素のオリジナルの大きからの縮小限度値を、パーセント表示の縮尺で表すようになっている。図8においては、例えば広域地図画面の画像構成要素Gは、優先順位が最も高く、オリジナルの1/2(面積では1/2×1/2=1/4)まで縮小することが許されるようになっている。なお、オリジナルの大きさとは、ロールアップディスプレイ13が完全に引き出された状態において、制御回路21がロールアップディスプレイ13に表示させる画像(以下オリジナル全体画像という)中の、当該画像構成要素の縦横の大きさをいう。このオリジナルの大きさは、各画像構成要素毎に、あらかじめ(またはユーザの設定操作によって)決まっている。
なお、この表示情報テーブルにおいては、ボタンを示す画像構成要素A〜Fの方が、地図を示すG、Fよりも、優先順位が低くなっている。これは、ユーザにとっては、ボタンよりも地図の方が情報として有用性が高いからである。また、この表示情報テーブルにおいては、ボタンを示す画像構成要素A〜Fの方が、地図を示すG、Fよりも、最小縮尺が高くなっている。これは、ボタンには、主要な情報として文字が記載されていることが多いので、その文字のフォントが大幅に縮小されて潰れてしまうことを防止するためである。
このステップ143で算出する、優先順位がi番目の画像構成要素の表示面積は、ここでの当該画像構成要素の表示大きさのオリジナルの大きさに対する比率(すなわち縮尺)を、当該オリジナルの大きさに乗じた値の自乗値として求めることができる。
また、ここでの当該画像構成要素の縮尺は、ステップ120で特定した引き出し長さに比例した画像表示範囲の長さを、引き出しが完了したときの画像表示面の引き出し長さで除算した値、すなわち全体画像の縮尺と、表示情報テーブルにおいて当該画像構成要素に割り当てられた最小縮尺のうち、大きい方である。
続いてステップ144では、ステップ143の結果に基づいて、優先順位1番目からi番目までの画像構成要素の表示面積の総和を算出する。
続いてステップ145では、その総和の面積が、基準面積を超えているか否かを判定する。この基準面積は、上述の全体縮尺の自乗を、オリジナル全体画像の面積に乗じた面積である。すなわち、基準面積は、現在の画像表示範囲の面積である。総和の面積が基準面積を超えてない場合、続いてステップ146を実行し、総和の面積が基準面積を超えている場合、続いてステップ148を実行する。
ステップ146では、現在ロールアップディスプレイ13に表示させようとするすべての画像構成要素について、その表示面積を算出したか否かを判定し、すべてについて算出したなら続いてステップ147を実行し、まだすべてについて算出してないなら再度ステップ142を実行する。
ステップ147では、現在ロールアップディスプレイ13に表示させようとするすべての画像構成要素からなる画像を、ロールアップディスプレイ13に表示させる画像として構成する。
このとき、ロールアップディスプレイ13に表示させる各画像構成要素は、ステップ143で算出した縮尺で、かつあらかじめ定められたオリジナル全体画像と同じ位置関係で、ステップ130で算出した画像表示範囲に収まるよう、配置される。なお、縮小変換におけるドットの削除、拡大変換におけるドットの補完等は、画面表示がスムースになるよう、色や輝度の補間等を行うことによって実現する。ステップ147に続いては、図3のステップ150を実行する。
ステップ148では、i−1番目までの画像構成要素からなる画像を、ロールアップディスプレイ13に表示させる画像として構成する。したがって、i番目以降の優先順位の画像構成要素は、ロールアップディスプレイ13に表示させる画像からは間引かれることになる。
ステップ147では、現在ロールアップディスプレイ13に表示させようとするすべての画像構成要素からなる画像を、ロールアップディスプレイ13に表示させる画像として構成する。このとき、ロールアップディスプレイ13に表示させる各画像構成要素は、ステップ143で算出した縮尺で、ステップ130で算出した画像表示範囲に収まるよう、配置される。ただし、間引かれた画像構成要素が存在する場合には、画像表示範囲中、オリジナル全体画像と比べて間引かれた画像構成要素が占めていた部分を、残った画像構成要素(すなわち優先順位i−1番目までの画像構成要素)に占めさせるために、残った画像構成要素についてステップ143で算出した縮尺をより大きい値に変更したり、残った画像構成要素の配置を変更したりするようになっていてもよい。図9に、画像構成要素が一部間引かれてロールアップディスプレイ13の画像表示範囲50’に表示された画像を示す。この図の画像においては、B構成要素およびC構成要素が間引かれ、残ったA構成要素、D構成要素、E構成要素、およびF構成要素の配置および縮尺が変更されたことで、オリジナル全体画像においてB構成要素およびC構成要素が占めていた領域を、A構成要素、D構成要素、E構成要素、およびF構成要素が占めるようになっている。ステップ147に続いては、図3のステップ150を実行する。このようにすることで、車両用ナビゲーション装置1は、間引かれずに残った画像構成要素をより大きく表示することができるので、残った画像構成要素の視認性が高まる。
なお、i=1の場合にステップ145で総面積が基準面積を超えると判定した場合、すなわち、画像構成要素に最小縮尺を維持させたままでは、1つの画像構成要素もロールアップディスプレイ13に表示させられないような場合は、ステップ148で、画像表示範囲の枠線のみの画像を、表示用の画像として構成してもよい。
またこのような場合、ステップ148で、表示画像がステップ130で算出した画像表示範囲の大きさと同じになるよう、表示画像の縮尺を当該表示画像内で一律に変更するようにしてもよい。例えば、オリジナル全体画像の画素数が縦720×横400であり、画像表示範囲の画素数が縦360×横200である場合、当該映像のすべての部分を一律に縦横の縮尺1/2で変換する。このように、表示画像の縮尺を当該表示画像内で一律に変更することにより、表示画像の大きさが変更されても画像の歪みが少なく済む。
このようなステップ140における制御回路21の処理により、車両用ナビゲーション装置1は、表示用の複数の画像構成要素を優先順位の高い方から順に選び出し(ステップ142、146参照)、その抽出した画像構成要素の大きさの、オリジナルに対する縮尺を、表示情報テーブル中の最小縮尺を下回らない限度で、引き出し長さに比例する値とし、その値に基づいてその画像構成要素の面積を算出し(ステップ143参照)、その算出した面積を抽出順に順次加算していき(ステップ144参照)、それが基準面積を超えた時点で(ステップ145参照)、基準面積を超える直前までの構成要素、すなわち基準面積を超えないように優先順位の高い順に最大限多く選んだ構成要素を残し、他の構成要素を間引きして、ロールアップディスプレイ13の引き出し部13aに出力させる画像を構成する(ステップ148参照)。また、すべての画像構成要素について面積を加算しても、それが基準面積を超えない場合は(ステップ145、146参照)、それらすべての画像構成要素を用いて、ロールアップディスプレイ13の引き出し部13aに出力させる画像を構成する(ステップ147参照)。
以上のような作動により、車両用ナビゲーション装置1は、算出した画像表示範囲の大きさが小さくなればなるほど、画像構成要素を優先順位の低いものから順次間引いた画像を、ロールアップディスプレイ13の引き出し部13aに表示させるようになっているので、画像表示範囲が小さいときには、表示情報テーブルの優先順位に基づいて、画像の構成要素のうち不要なものから順に表示しないようにすることができる。
また、車両用ナビゲーション装置1は、表示情報テーブルの最小縮尺を用いることで、画像構成要素の表示大きさの最低限度を定めた表示を行うことができる。さらに車両用ナビゲーション装置1は、下限が設けられた各画像構成要素の表示大きさの情報を用いることで、各画像構成要素が画像表示範囲に収まりきらない場合に、各画像構成要素の間引きを行うことができるようになる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態の車両用ナビゲーション装置1のハードウェア構成は、第1実施形態と同等である。ただし、車両用ナビゲーション装置1がROM17または外部記憶部18に記憶する表示情報テーブルは、図11に示すようになっている。すなわち、オリジナル全体画像においてロールアップディスプレイ13に表示させる画像構成要素が、2つのグループに分けられている。そして、各グループには、画像表示範囲中の部分領域が1つ割り当てられている。また、画像構成要素は、それらが属するグループ毎に、優先順位が割り当てられている。
具体的には、図10に示すように、画像表示範囲50の下部20パーセントの領域61が、画像構成要素A〜Fを含むグループαに対応する部分領域となる。また、画像表示範囲50の上部80パーセントの領域62が、画像構成要素G、Hを含むグループβに対応する部分領域となる。なお、本実施形態の表示情報テーブルにおいても、第1実施形態と同様、各画像構成要素に最小縮尺が割り当てられている。
また、本実施形態の制御回路21の作動は、ステップ140の実行において、表示情報テーブルに規定されたグループ毎に図6の処理を実行すること以外は、第1実施形態と同等である。
そして制御回路21は、各グループについての図6のステップ141、42、143、144、146、147においては、対象とする要素が当該グループに属するもののみであるという点を除いて、第1実施形態と同等の処理を行う。また、ステップ145においては、当該グループについての総面積と比較する基準面積は、現在の画像表示範囲のうち、当該グループに対応する部分領域の面積である。
このように、車両用ナビゲーション装置1は、複数の画像構成要素を複数のグループに分け、かつ、画像表示範囲内の複数の部分領域と複数のグループとを対応づけ、かつ、各グループ内で各画像構成要素の優先順位づけを行う表示情報テーブルを有し、その表示情報テーブルに基づき、グループの1つに属する複数の画像構成要素の表示面積の合計が、当該グループの基準面積よりも大きいことに基づいて、当該グループに属する画像構成要素のうち、優先順位の低い一部を除いた画像構成要素から成る画像を、当該グループに対応する部分領域に表示させる。
このようになっているので、本実施形態の車両用ナビゲーション装置1は、第1実施形態の効果に加え、画像表示範囲内の部分領域毎に、その部分領域の面積と、その部分領域に対応するグループに属する画像構成要素の面積の合計に基づいた、複雑な画像構成要素の間引きを行うことができる。
なお、上記した実施形態においては、回転ドラム3が回転体に相当し、ロールアップディスプレイ13が画像表示装置に相当する。また、第1実施形態における表示情報テーブルが、優先順位データおよび縮小限度データに相当し、第2実施形態における表示情報テーブルが、優先順位データ、縮小限度データ、およびグループ分けデータに相当する。
また、制御回路21が表示制御プログラム100のステップ110を実行することにより、検出手段として機能し、ステップ120を実行することにより、特定手段として機能し、ステップ130を実行することにより、算出手段として機能し、ステップ140およびステップ150を実行することにより、表示制御手段として機能する。
また、制御回路21が表示制御プログラム100のステップ143を実行することで要素大きさ算出手段として機能し、ステップ144、145、148および150を実行することで、部分排除画像表示制御手段として機能する。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の各発明特定事項の機能を実現し得る種々の形態を包含するものである。
例えば、上記した実施形態では、回転ドラム3の回転角をロータリーエンコーダ19によって検出しているが、モータ20をステッピングモータとし、制御回路21からのモータ制御パルスの送信回数に基づいて回転ドラム3の回転角を算出するようになっていてもよい。
また、上記した実施形態では、ロールアップディスプレイ13の画像表示面は回転ドラム3に巻き付いているが、ロールアップディスプレイ13の画像表示面は必ずしも何かに巻き付いている必要はない。例えば、ロールアップディスプレイ13の画像表示面の左右の端に、他の力を加えないと丸まるような形状のワイヤを取り付けることで、画像表示面が筒状に丸められていてもよい。
この場合、例えば、画像表示面の側端に、引き出し方向に沿って等間隔で穴等が設けられ、その穴を検出するセンサが当該側端に設けられ、そのセンサが検出した穴の数に基づいて、画像表示面の引き出し長さが検出されるようになっていてもよい。
また、上記した実施形態においては、回転ドラム3の回転によってロールアップディスプレイ13の引き出し長さを算出しているが、必ずしもこのようになっておらずともよい。例えば、表示画面を挟み込むようにして、巻き取りや引き出しの際のたるみやゆがみを防止するガイドの役割をする円形のローラーをロールアップディスプレイ13の引き出し部分に設け、そのローラーの回転角をロータリーエンコーダ等によって検出し、その検出した回転角に基づいてロールアップディスプレイ13の引き出し長さを検出してもよい。
また、上記した実施形態では、ロールアップディスプレイ13の画像表示面はモータ20で引き出し、巻き取りが行われているが、引き出し、巻き取りは人の手作業で行うようになっていてもよい。
また、上記した実施形態において、ユーザが操作スイッチ群12を操作して引き出し長さを指定することで、制御回路21は、モータ20を制御し、引き出し長さをその指定の長さに調整するようになっていてもよい。このとき、表示制御用プログラムは、当該調整の結果回転した回転ドラムによる引き出し長さに収まるように、画像表示範囲の大きさを算出するようになっていてもよい。
また、上記した実施形態においては、画像の表示位置が画像表示面の引き出し部分の左下端に(所定のマージンを残して)詰められるようになっているが、詰める方向は、中央下端、右下端であってもよい。
また、表示情報テーブルは、制御回路21が実行するプログラムに組み込まれていてもよいし、データとしてプログラムから独立していていもよい。
また、制御回路21は、例えばアナログ地上波のTV放送映像等、ロールアップディスプレイ13に表示させる画像についての画像構成要素の情報を有していない場合は、例えば全表示画像を縦3個×横3個=計9個の合同な四角形領域に分け、中央部分の領域を最も優先度の高い領域とし、中央部分の左右側の領域を次に優先度の高い領域とし、中央部分の上下の領域をさらに次に優先度の高い領域とし、四隅の領域を最も優先度の低い領域としてもよい。
また、上記実施形態において、画像構成要素を間引く処理を行わない場合であっても、各画像構成要素は、最低縮尺以下の大きさにならないという制限があるので、ロールアップディスプレイ13の表示画像の視認性は高い。
また、第2実施形態において、1つの表示情報テーブルにおいてグループは3つ以上あってもよい。また、1つのグループに、画像表示範囲中の部分領域が2つ以上割り当てられていてもよい。また、グループとグループとの間の優先順位が決められており、いずれかのグループのみしか表示できないほど画像表示範囲が小さくなった場合に、優先順位の低いグループに属する全画像構成要素を間引くようになっていてもよい。
また、上記した実施形態においては、画像表示制御装置の一例として車両用ナビゲーション装置1を示したが、画像表示制御装置はナビゲーション装置である必要はなく、例えばWebブラウズ用の装置であってもよいし、ゲーム機であってもよいし、パーソナルコンピュータやワークステーションであってもよい。その場合、画像構成要素は、ウインドウやアイコン単位で分けられていてもよい。
本発明の実施形態に係る車両用ナビゲーション装置1のハードウェア構成図である。 ロールアップディスプレイ13の外観を示す図である ロータリーエンコーダ19が実行する表示制御プログラム100のフローチャートである。 引き出し長さがL2の場合のロールアップディスプレイ13の画像表示範囲50を示す図である。 引き出し長さがL1の場合のロールアップディスプレイ13の画像表示範囲50を示す図である。 表示制御プログラム100のステップ140の詳細を示す図である。 構成要素が間引かれていないオリジナル画像を示す図である。 第1実施形態における表示情報テーブルの構成を示す図表である。 構成要素が間引かれた間引き画像を示す図表である。 画像のグループ分けを示す図である。 第2実施形態における表示情報テーブルの構成を示す図表である。
符号の説明
1…車両用ナビゲーション装置、3…回転ドラム、11…位置検出器、
12…操作スイッチ群、13…ロールアップディスプレイ、13a…引き出し部、
14…音声回路、14a…スピーカ、14b…マイク、15…TVチューナ、
16…RAM、17…ROM、18…外部記憶部、19…ロータリーエンコーダ、
20…モータ、21…制御回路、31…回転軸、50…画像表示範囲、
51〜57…画像構成要素、61、62…部分領域、100…表示制御プログラム。

Claims (8)

  1. 軸の周りを回転する回転体と、
    前記回転体に画像表示面が巻き付けられた画像表示装置と、
    前記回転体の回転角を検出する検出手段と、
    前記検出手段の検出した回転角に基づいて、前記画像表示面の引き出し長さを特定する特定手段と、
    前記特定手段が特定した引き出し長さに基づいて画像表示範囲の大きさを算出する算出手段と、
    前記算出手段が算出した画像表示範囲の大きさが第1の大きさであるとき、その第1の大きさで、第1の画像を前記画像表示面の引き出し部分に表示させ、前記算出手段が算出した画像表示範囲の大きさが前記第1の大きさより小さい第2の大きさであるとき、その第2の大きさで、第1の画像から一部の画像構成要素が間引かれた第2の画像を、前記画像表示面の引き出し部分に表示させる表示制御手段と、を備えた画像表示制御装置。
  2. 画像表示面が筒状に丸められた画像表示装置と、
    前記画像表示面の丸められた状態から引き出された部分の長さを特定する特定手段と、
    前記特定手段が特定した引き出し長さに基づいて画像表示範囲の大きさを算出する算出手段と、
    前記算出手段が算出した画像表示範囲の大きさが第1の大きさであるとき、その第1の大きさで、第1の画像を前記画像表示面の引き出し部分に表示させ、前記算出手段が算出した画像表示範囲の大きさが前記第1の大きさより小さい第2の大きさであるとき、その第2の大きさで、第1の画像から一部の画像構成要素が間引かれた第2の画像を、前記画像表示面の引き出し部分に表示させる表示制御手段と、を備えた画像表示制御装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記第1の画像中の複数の画像構成要素のそれぞれに表示優先順位を割り当てる優先順位データに基づいて、前記算出手段が算出した画像表示範囲の大きさが前記第2の大きさであるとき、その第2の大きさで、前記複数の画像構成要素のうちより表示順位の低いものが前記第1の画像から間引かれた第2の画像を、前記画像表示面の引き出し部分に表示させることを特徴とする請求項1または2に記載の画像表示制御装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記第2の画像において、前記第1の画像から間引かれた画像構成要素が占めていた領域を、前記第1の画像から間引かれずに残った画像構成要素に占めさせることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の画像表示制御装置。
  5. 前記表示制御手段は、
    前記複数の画像構成要素に縮小限度値を割り当てる縮小限度データに基づく大きさを最低限度として、複数の画像構成要素の表示大きさを、前記算出手段が算出した画像表示範囲の大きさが大きいほど大きく算出する要素大きさ算出手段と、
    前記要素大きさ算出手段が算出した複数の画像構成要素の表示大きさに基づく表示面積の合計が、前記算出手段が算出した画像表示範囲の大きさに基づく面積より大きいことに基づいて、前記複数の画像構成要素のうち一部を除いた画像構成要素から成る画像を、前記画像表示面の引き出し部分に表示させる部分排除画像表示制御手段と、を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の画像表示制御装置。
  6. 前記部分排除画像表示制御手段は、
    前記複数の画像構成要素を複数のグループに分けると共に前記算出手段が大きさを算出した画像表示範囲内の複数の部分領域と前記複数のグループとを対応づけるグループ分けデータに基づき、前記複数のグループの1つに属する複数の画像構成要素の、前記要素大きさ算出手段が算出した表示大きさに基づく表示面積の合計が、前記算出手段が算出した画像表示範囲の大きさに基づく、当該1つのグループに対応する部分領域の面積より大きいことに基づいて、前記グループに属する画像構成要素のうち一部を除いた画像構成要素から成る画像を、前記部分領域に表示させることを特徴とする請求項5に記載の画像表示制御装置。
  7. 軸の周りを回転する回転体の回転角を検出する検出手段、
    前記検出手段の検出した回転角に基づいて、前記回転体に画像表示面が巻き付けられた画像表示装置の前記画像表示面の引き出し長さを特定する特定手段、
    前記特定手段が特定した引き出し長さに基づいて画像表示範囲の大きさを算出する算出手段、および
    前記算出手段が算出した画像表示範囲の大きさが第1の大きさであるとき、その第1の大きさで、第1の画像を前記画像表示面の引き出し部分に表示させ、前記算出手段が算出した画像表示範囲の大きさが前記第1の大きさより小さい第2の大きさであるとき、その第2の大きさで、第1の画像から一部の画像構成要素が間引かれた第2の画像を、前記画像表示面の引き出し部分に表示させる表示制御手段として、コンピュータを機能させるプログラム。
  8. 画像表示面が筒状に丸められた画像表示装置の前記画像表示面の丸められた状態から引き出された部分の長さを特定する特定手段、
    前記特定手段が特定した引き出し長さに基づいて画像表示範囲の大きさを算出する算出手段、および、
    前記算出手段が算出した画像表示範囲の大きさが第1の大きさであるとき、その第1の大きさで、第1の画像を前記画像表示面の引き出し部分に表示させ、前記算出手段が算出した画像表示範囲の大きさが前記第1の大きさより小さい第2の大きさであるとき、その第2の大きさで、第1の画像から一部の画像構成要素が間引かれた第2の画像を、前記画像表示面の引き出し部分に表示させる表示制御手段として、コンピュータを機能させるプログラム。

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