JP2006308825A - 画像表示装置 - Google Patents

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Yutaka Yamada
裕 山田
Hidemi Yamada
英実 山田
Toshihiko Matsuzawa
俊彦 松澤
Shigemitsu Ando
茂光 安藤
Tatsuya Nakazawa
達也 中澤
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Abstract

【課題】
駆動時の温度上昇により、パネルシャーシと筐体シャーシの熱膨張率の差で生じる歪みが発生し、表示パネルが変形する。
【解決手段】
薄型画像表示装置において、表示パネルの背面に貼り付けられたパネルシャーシと筐体シャーシの固定用ねじに、ストレート部を設けた段付き固定用ねじを使用して、パネルシャーシと筐体シャーシの間に隙間を設けて、その隙間分移動可能にすることにより、駆動時にパネルシャーシと筐体シャーシの間に生じる歪みに起因する表示パネルの変形を低減する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、表示部を有する画像表示装置に関するものである。
近年、薄型で大画面表示できる薄型画像表示装置の市場が大きくなってきている。薄型化、表示画面の大型化が進むに伴い、映像を表示するモジュールである表示パネルの保持に関する技術が重要になってきている。
以下、表示パネルがプラズマディスプレイパネルである薄型画像表示装置を例に説明する。
従来の薄型画像表示装置の表示パネルは、下記特許文献1に記載されているように、表示パネルの背面にボスを固着し、そのボスをねじで筐体シャーシに保持されている。また、下記特許文献2に記載されている薄型画像表示装置においては、表示パネルの背面にボスを固定し、そのボスを筐体シャーシにねじで保持しているが、その際に、筐体シャーシとボスの間に硬質ゴムなどの弾性体を配置している。
特開平11−24589号公報 特開平11−26954号公報
表示パネルがプラズマディスプレイパネルの場合は、表示パネル自体が駆動(画像表示)時に発熱し、さらには、表示パネル背面に配置された電気回路部品も発熱するため、表示パネルは高温となる。上記特許文献1に開示されている薄型画像表示装置においては、表示パネルは、ねじで筐体シャーシに完全固定されており、温度上昇に対して、表示パネル(ガラス)と筐体シャーシ(金属)の熱膨張率の違いにより、歪みが生じ表示パネルが変形してしまう。このとき、表示パネルで画像表示時に騒音が発生するという問題があった。
上記特許文献2に開示されている薄型画像表示装置においては、表示パネルと筐体シャーシの間に弾性体を介して固定する構成となっているため、温度上昇による歪みは低減される。しかし、歪みを低減するための部材(この場合は弾性体)が必要となるなど部品点数が増え、複雑な構造になってしまうという問題があった。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、構造上の歪みを低減した好適な映像表示装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するための、本発明に係る映像表示装置は、映像を表示する表示パネルと、前記表示パネルの背面側に配置されるパネルシャーシと、前記パネルシャーシを保持する筐体シャーシと、を備え、前記パネルシャーシに対して前記筐体シャーシを所定量だけ移動可能な状態で保持したことを特徴とする。これにより、表示パネルの駆動時の温度上昇により、パネルシャーシと筐体シャーシにそれぞれ熱変形が生じても、その熱変形量の差以上に、ねじ山の無いストレート部を設けた段付きねじによって隙間を設けることにより、両部品間に歪みの発生を低減することが可能である
本発明によれば、構造上の歪みを低減した好適な映像表示装置を提供することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。なお、全図において、共通な機能を有する構成要素には同一符号を付して示し、また、煩雑さを避けるために、一度述べたものについてはその繰り返した説明を省略する。なお、本実施例は表示パネルとしてプラズマディスプレイパネルを用いた薄型画像表示装置を例にして説明する。
図1は、本発明を搭載した薄型画像表示装置の外観図である。図1において、11は映像が表示される表示パネルであり、表示パネル11の外周には枠12が配置されている。13は左右に配置されたスピーカユニットである。表示パネル11の背面には、駆動回路や電源回路などの電気回路や、これらを覆うバックカバー(いずれも図示せず)が配置されている。これらを表示装置本体10とする。14は表示装置本体10を支持するスタンドである。
図2は、本発明を搭載した薄型画像表示装置の背面図である。なお、バックカバーや電気回路は外した状態である。図2において、171,172はメインフレームであり、スタンドサポート22を介してスタンド14に固定されている。メインフレーム171,172の上側には、トップフレーム15が固定されており、下側にはサポート金具211,212を介してボトムフレーム16が固定されている。枠12とスピーカユニット13はトップフレーム15とボトムフレーム16に固定されており、トップフレーム15とボトムフレーム16は、枠12の必要強度を確保している。23は表示パネル11の背面に貼り付けたパネルシャーシであり、材質としては軽量化のためにアルミニウムを採用している。表示パネル11は、サブフレーム181,182,183,184を介してメインフレーム171,172に固定されている。これらのメインフレーム171,172、サブフレーム181,182,183,184などのパネルシャーシを保持するシャーシを総称して筐体シャーシという。これらの筐体シャーシは、安価で高強度なSECC等の薄鋼板を採用している。ここでサブフレーム181,182,183,184は、表示パネル11の保持の他に、表示パネル11の水平方向の補強も兼ねている。
サブフレーム181,182,183,184とパネルシャーシ23の固定方法について以下詳細に説明する。図3は、図2のA−A’の断面図である。
まず、最初に表示パネル部の説明をする。表示パネル11の背面には上記したようにパネルシャーシ23が接着剤25により貼り付けられている。接着剤25は熱伝導率が高く、弾性を持ったものを使用し、駆動時に発生する表示パネル11の熱をパネルシャーシ23により放熱している。また、表示パネル11(ガラス)とパネルシャーシ23(アルミニウム)の熱膨張率の差によって発生する歪みは、接着剤25に弾性を持たせることで吸収している。
ブラケット203及び204は、パネルシャーシ23にねじ(図示せず)により固定されており、サブフレーム182は、ブラケット203及び204に、段付き固定用ねじ193、194により固定されている。また、サブフレーム182にはメインフレーム171が、ねじ241,242により固定されている。
図4は、段付き固定用ねじ193の拡大図である。図に示すように、ねじ山が存在するねじ部193aと、ねじ山のないストレート部193b、ねじ頭193cで構成されている。サブフレーム182の厚さをT、ねじ穴の直径をφDとし、段付き固定用ねじ193のストレート部193bの高さをt、直径をφdとした場合、T<t、φD>φdの関係になるようにする。これにより、固定用ねじ193を最後まで締めても、ねじ頭193cは高さtのストレート部193bがあるため、サブフレーム182は完全に固定されない。したがって、サブフレーム183は直径差(φD−φd)の間で移動可能となる。段付き固定用ねじ194においても同様である。この移動可能に固定保持したサブフレーム183にメインフレーム171をねじ241,242にて固定する。
ここでは、サブフレーム182について説明したが、他のサブフレーム181,183,184の段付き固定用ねじ191,192,195,196,197,198も、同様にストレート部を持たせることにより、サブフレーム181,183,184は直径差(φD−φd)の間で移動可能としている。
これらの直径差(φD−φd)により、パネルシャーシ23と筐体シャーシの熱膨張率の差によって生じる熱膨張の差を吸収でき、熱応力や歪みが発生することを低減することができる。また、段付き固定用ねじにストレート部を設けるだけでよく、部品点数も増加せず、安価に実現することが可能である。
上記実施例においては、メインフレームとサブフレームで筐体シャーシを形成していたが、サブフレームを設けずにメインフレームのみで、ブラケットとメインフレームを段付き固定用ねじで固定しても同等の効果を得ることができる。また、表示パネルの背面側に一面にパネルシャーシを設けているが、パネルシャーシは一部分のみでもよく、さらにはブラケットを直接固定してもよい。
また、上記実施例においては、表示パネルがプラズマディスプレイパネルの場合について説明したが、これに限定されるものではなく、表示部が発熱を伴うものであれば、適用は可能である。例えば、フィールドエミッションディスプレイパネルにおいては、表示パネル自身の発熱はプラズマディスプレイパネルよりも小さいが、これを駆動する駆動回路や電源回路などの電気部品は同様に発熱するため、プラズマディスプレイパネルと同様に筐体シャーシとパネルシャーシの間の熱膨張率差による歪みの問題は同様に発生する為、本発明を適用すれば、その問題は解決できる。また、液晶パネルにおいても、バックライト等が発熱し、表示部が温度上昇することには変わらない為、筐体シャーシとの熱膨張率の差による歪みの問題が考えられ、本発明を適用できる。
実施例1では、パネルシャーシに対して筐体シャーシが所定量移動可能な状態で保持されるように、サブフレーム182の厚さTは、段付き固定用ねじ193のストレート部の高さtより短くなる(T<t)ことを説明した。しかし、実際の段付き固定用ねじにおいては寸法公差のバラツキがあり、段付きねじのねじ頭193cの相手部品の抑え面がサブフレーム182に接触してしまう恐れがある。そこで、実施例2では段付きねじのねじ頭193cに突起部を設けた形態を説明する。
ねじ頭193cとサブフレーム182が接触すると、接触により摩擦力が生じ、パネルシャーシに対してサブレームの移動が妨げられることになる。この摩擦力を低減するために、図5(a)のような接触面積を小さくできる突起部300を段付ねじのねじ頭193cの相手部品抑え面に備えた。図5(b)は、段付ねじをねじの差込方向に向かって見た図である。突起部300は、8個備えられているが、この数及び配置はこれに限られるものではない。
このように段付ねじの相手部品の抑え面に突起部を設けることにより、ねじとねじにより抑えられる対象物の接触面積を低減できる。よって、サブフレームは移動可能となりパネルシャーシ23と筐体シャーシの熱膨張率の差によって生じる熱膨張の差を吸収でき、熱応力や歪みが発生することを低減することができる。
本発明を搭載した薄型画像表示装置の外観図。 本発明を搭載した薄型画像表示装置の背面図。 図2のA−A’断面図。 段付き固定用ねじの拡大図。 第2の実施例を示す図。
符号の説明
10…表示装置本体、11…表示パネル、12…枠、13…スピーカ、14…スタンド、171,172…メインフレーム、181,182,183,184…サブフレーム、191,192,193,194,195,196,197,198…段付き固定用ねじ、201,202,203,204,205,206,207,208…ブラケット、23…パネルシャーシ。

Claims (9)

  1. 画像表示装置において、
    映像を表示する表示パネルと、
    前記表示パネルの背面側に配置されるパネルシャーシと、
    前記パネルシャーシを保持する筐体シャーシと、を備え、
    前記パネルシャーシに対して前記筐体シャーシを所定量だけ移動可能な状態で保持したことを特徴とする画像表示装置。
  2. 請求項1に記載の画像表示装置において、
    前記パネルシャーシに対して段付きねじで前記筐体シャーシを保持したことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 請求項2に記載の画像表示装置において、
    段付きねじは、ねじ山が無い第1の部分と、ねじ山が存在する第2の部分を有していることを特徴とする画像表示装置。
  4. 請求項3に記載の画像表示装置において、
    前記第1の部分に対応する前期筐体シャーシのねじ穴の直径をφd、前記第1の部分の直径をφDとした場合、φd<φDの関係があることを特徴とする画像表示装置。
  5. 請求項3に記載の画像表示装置において、
    前記第1の部分に対応する前期筐体シャーシのねじ穴の深さをTと、前記第1の部分のねじの差込方向の長さをtとした場合、T<tの関係があることを特徴をする画像表示装置。
  6. 請求項3に記載の画像表示装置において、
    前記第1の部分に対応する前期筐体シャーシのねじ穴の直径をφdと、前記第1の部分の直径をφDと、前記第1の部分に対応する前期筐体シャーシのねじ穴の深さをTと、前記第1の部分のねじの差込方向の長さをtとした場合、φd<φDかつT<tの関係があることを特徴とする映像表示装置。
  7. 請求項2に記載の映像表示装置において、
    前記段付ねじは、ねじ頭を有し、
    前記ねじ頭の相手部品の抑え面に突起部を備えることを特徴とした映像表示装置。
  8. 映像を表示する表示パネルと、
    前記表示パネルの背面側に配置されるパネルシャーシと、
    前記パネルシャーシを保持する筐体シャーシと、を備えた画像表示装置の前記パネルシャーシと前記筐体シャーシとを固定するための段付ねじにおいて、
    前記段付き固定用ねじは、ねじ山が無い第1の部分と、ねじ山が存在する第2の部分を有していることを特徴とする段付ねじ。
  9. 請求項8に記載の段付ねじにおいて、
    前記段付ねじは、ねじ頭を有し、
    前記ねじ頭の相手部品の抑え面に突起部を備えることを特徴とした段付ねじ。
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