JPWO2010087052A1 - 照明装置及び液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
補強板2aは第1ビス穴9に螺入されたビス13によりBLシャーシ1に締結され、第2ビス穴10においては補強板2aとBLシャーシ1、及び補強板2aとビス13との間に所定の隙間が確保される。これにより、補強板2aは中央の貫通孔8aにおいてのみBLシャーシ1に完全に固定され、両側の貫通孔8b、8cにおいては水平方向及び厚み方向に所定量だけ移動可能に保持される。
Description
本発明は、例えば液晶表示装置に用いられる照明装置に関し、特に、異なる材質を組み合わせて構成される照明装置のフレーム構造に関する。
従来、液晶表示装置のバックライトに用いられる照明装置は、光源としてLEDを用いた場合、LEDの光量が比較的小さいことからPDA(個人用携帯情報端末)や携帯電話機器等のような小型電子装置に用いられており、薄型テレビ等の大型電子装置の照明装置では、光量が比較的大きい冷陰極管が光源に用いられていた。しかし、近年の高輝度LEDの開発に伴い、大型電子装置の照明装置にもLEDが光源に用いられ始めている。
また、光源や光学部材を保持するバックライトシャーシ(以下、BLシャーシという)の材質としては、コストや性能面を考慮してSECC(亜鉛メッキ鋼板)等の鋼板が用いられており、BLシャーシの剛性を高めるためにアルミ材等で形成された補強部材を固定する方法が一般的である。
ところで、薄型テレビの場合、BLシャーシと導光板、光学シート、液晶パネル間の隙間が少ない為、駆動時の温度変化によるBLシャーシの反りが直接光学部材や液晶パネルに悪影響を与え、光学部材や液晶パネルの反り、液晶の白抜け等の表示不良を起こすという問題があった。
図10は、従来のBLシャーシと補強部材の固定方法を示す断面図である。図10に示すように、SECC製のBLシャーシ101とアルミ製の補強フレーム102とをネジ103で締結して固定すると、SECCとアルミの熱膨張係数が異なるため、光源に用いられるLEDからの発熱によりBLシャーシ101及び補強フレーム102の温度が上昇した場合、図11に示すように、BLシャーシ101と補強フレーム102の膨張量に差が生じて伸び量の大きい補強フレーム102に反りが発生し、その影響を受けてBLシャーシ101にも歪みが発生する。
そこで、熱膨張率の異なる2つの部材を用いるシャーシの温度上昇による歪みを防止する方法が提案されており、特許文献1には、パネルシャーシと筐体シャーシを接合する際に、ねじ山がないストレート部を設けた段付き固定用ねじを使用して各部材間に隙間を設けて保持することにより、各部材が隙間分だけ移動可能とした画像表示装置が開示されている。
特許文献1の方法によれば、画像表示装置の駆動時における発熱により各部材に熱膨張が生じても熱膨張の差を隙間で吸収可能となるため、シャーシの歪み及びそれに起因する表示パネルの変形を抑制できる。しかしながら、この方法ではシャーシの厚み方向にも隙間を設けているためパネルシャーシと筐体シャーシが完全に固定されておらず、外力によってシャーシにがたつきが発生する。
そのため、特許文献1の方法を用いてBLシャーシと補強フレームとを接合した場合、シャーシのがたつきはシャーシ内に保持される光学部材や液晶パネルのがたつきにも繋がるため、製品を運搬する際に内部の光学部材やパネルが振動して傷付き、表示不良が発生するおそれがあった。
本発明は上記問題点に鑑み、熱膨張率の異なるシャーシと補強部材とを確実に固定するとともに、熱膨張の差に起因するシャーシの歪みを効果的に抑制可能な照明装置及びそれを備えた液晶表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、光源と、該光源からの光を所定の方向に導く光学部材とが配置される筐体と、該筐体に固定される前記筐体と異なる材質で形成された補強部材と、該補強部材と前記筐体とを一点で固定するとともに、他の一点以上で補強部材を前記筐体に対し所定量だけ摺動可能に保持する結合部材と、を備えた照明装置である。
上記構成によれば、材質の異なる筐体と補強部材とが一点で固定され、他の一点以上で補強部材が筐体に対し所定量だけ移動可能に保持されるため、筐体と補強部材とを一箇所で確実に固定するとともに、他の箇所では筐体に対する補強部材の摺動を許容することにより、熱膨張量の差を吸収して筐体及び補強部材の反りや歪みを効果的に抑制可能な照明装置となる。
また、本発明の一実施形態の照明装置は、前記結合部材がビスであり、前記補強部材には前記ビスが貫通する複数の貫通孔が形成され、前記筐体には前記貫通孔の一つに重なり前記ビスを用いて前記筐体と前記補強部材とを締結するための第1ビス穴と、他の前記貫通孔に重なり前記ビスを前記補強部材と所定の間隔を隔てて螺入するための第2ビス穴とが形成される。
上記実施形態によれば、筐体と補強部材との固定構造及び摺動可能な保持構造を、ビスを用いた簡易な構成で実現することができる。
また、本発明の一実施形態の照明装置は、前記ビスは、前記第1ビス穴または第2ビス穴に螺入される軸部と、該軸部の先端に一体形成された頭部とから成り、前記軸部の外径は前記貫通孔の内径よりも小さく、前記頭部の直径は前記貫通孔の内径よりも大きい。
上記実施形態によれば、第1ビス穴においては補強部材を確実に締結することができ、第2ビス穴においては補強部材の水平方向の摺動を可能にするとともに厚み方向の振動を抑制することができる。
また、本発明の一実施形態の照明装置は、前記筐体には前記第2ビス穴の開口縁から前記補強部材の固定面側に突出する筒状のボスが設けられており、該ボスの突出量は前記補強部材の厚みよりも大きく、前記ボスの外径は前記貫通孔の内径よりも小さい。
上記実施形態によれば、第2ビス穴において補強部材とビス、及び補強部材と筐体との間に確実に隙間を形成することができる。また、ボスの突出量で補強部材とビスとの隙間を調整できるため、第1ビス穴と第2ビス穴とで共通のビスを用いることができる。さらに、ボスと貫通孔との係合により補強部材の位置決めも容易となる。
また、本発明の一実施形態の照明装置は、前記第1ビス穴は、前記補強部材の略中央部を締結可能な位置に形成されている。
上記実施形態によれば、補強部材と筐体との締結箇所である第1ビス穴を中心として筐体或いは補強部材の膨張量を略均等にすることができる。
また、本発明の一実施形態の照明装置は、前記第2ビス穴は、前記第1ビス穴を中心として対称な位置に複数形成されている。
上記実施形態によれば、補強部材を安定して保持するとともに筐体或いは補強部材の膨張を均等に吸収することができる。
また、本発明は、上記構成の照明装置と、対向する一対の電極基板の間に液晶を封入して成る液晶パネルと、を備え、前記照明装置により前記液晶パネルを背面より照射して画像表示を行う液晶表示装置である。
上記構成によれば、薄型、軽量で剛性にも優れ、且つ発熱による筐体の熱変形が生じにくい液晶表示装置となる。
本発明によれば、筐体と補強部材とを確実に固定するとともに、材質の異なる筐体及び補強部材の熱膨張量の差を筐体と補強部材の摺動により吸収して、筐体及び補強部材の反りや歪みを効果的に抑制可能な照明装置及び液晶表示装置を提供することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の照明装置を備えた液晶表示装置を示す分解斜視図である。図1において、液晶表示装置(ここでは薄型テレビ)100は、BLシャーシ1、補強フレーム2及び光学部材3を含むバックライト4と、パネルフレーム5、液晶パネル6、ベゼル7を主な構成部材としており、BLシャーシ1とベゼル7とが組み合わされて液晶表示装置100のハウジングを構成する。なお、バックライト4及び液晶パネル6に接続されるケーブルやコネクタ等は記載を省略している。
BLシャーシ1は、バックライト4を構成するLEDや冷陰極管(CCFL)等のバックライト光源(図示せず)や、光学部材3を搭載するための土台となる部材である。このBLシャーシ1は液晶表示装置100を薄型化、軽量化するための要となる部材であり、本実施形態では厚さ0.8〜1.0mm程度のSECCを使用するが、SECCの他、鉄、アルミニウム、ステンレス等の金属やCFRP(炭素繊維強化プラスチック)等のカーボン複合材料で形成しても良い。
補強フレーム2は、液晶表示装置100の薄型化、軽量化に伴うBLシャーシ1の強度低下を補うための部材である。補強フレーム2の材質としては、アルミ、SECC、鉄等の金属、CFRP、PC(ポリカーボネート)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)樹脂のような合成樹脂が挙げられる。本実施形態では軽量化のためにアルミ製の板材を使用している。
光学部材3は、バックライト4を効率良く発光させるための部材であり、拡散シート、集光シート(プリズムシート)等から構成される。拡散シートは片面に微細な凹凸が形成されており、バックライト光源からの射出光をランダム化する。集光シートはその上面がプリズム面となっており、液晶パネル6方向への輝度を向上させる。
パネルフレーム5は液晶パネル6を支持する部材であり、パネルフレーム5と液晶パネル6は両面粘着性の液晶パネル固定用テープにより一体に固定されている。パネルフレーム5は、通常はポリカーボネート等の樹脂材料で形成されている。
液晶パネル6は、図示しないTFT基板、液晶及びカラーフィルタ基板により構成される。この液晶パネル6は、所望の映像を表示する有効表示エリアと、有効表示エリアの周囲の額縁部とから成り、額縁部には液晶パネル6を駆動制御するドライバICが設けられている。
ベゼル7は、液晶パネル6をバックライト4に固定するための額縁状の部材であり、中央の窓部から液晶パネル6の有効表示エリアが露出する。BLシャーシ1とベゼル7の対応箇所には、嵌合爪及び嵌合孔、或いはビス穴(いずれも図示せず)等が設けられており、BLシャーシ1内に収納された各構成部品を適度の圧力で挟み込んでBLシャーシ1から離脱しないように支持するとともに、振動や落下等の衝撃から各構成部品を保護する。
図2は、バックライト4を構成するBLシャーシ1と補強フレーム2を示す斜視図である。補強フレーム2は、BLシャーシ1の四辺に沿って配置される4枚の補強板2a〜2dから成り、各補強板2a〜2dには長手方向中央部に貫通孔8aが形成され、貫通孔8aの左右両側に貫通孔8b、8cが形成されている。
図3は、BLシャーシ1の内側に補強板2aを組み付けた状態を示す断面拡大図である。以下、補強板2aをBLシャーシ1に固定する方法について説明するが、他の補強板2b〜2dとBLシャーシ1との固定も全く同様である。BLシャーシ1には補強板2aの貫通孔8aに対応する位置に第1ビス穴9が形成されており、貫通孔8b、8cに対応する位置に第2ビス穴10が形成されている。
また、BLシャーシ1の内側には第2ビス穴10の開口縁に沿って突出する筒状のボス11が設けられている。本実施形態ではボス11の材質として鉄を使用しているが、アルミや樹脂等の他の材質であっても良い。また、ボス11は別部材としてBLシャーシ1に固定されていても良いし、BLシャーシ1と一体形成されていても良い。
そして、図4に示すように、貫通孔8a〜8bを介して3本のビス13を第1ビス穴9及び第2ビス穴10に螺入することでBLシャーシ1と補強板2aとを固定する。ビス13は、第1及び第2ビス穴9、10に螺入される軸部13aと、軸部13aの先端に一体形成された頭部13aとから成り、通常は鉄製のビスを使用するが、他の材質のビスでも良い。
図5は、図4におけるボス11付近(破線円S内)の部分拡大図である。図5に示すように、補強板2aの厚みをt1、BLシャーシ1の上面からのボス11の突出量をt2とすると、t1<t2となるように設定されている。また、ボス11の外径をr1、貫通孔8b(8a、8c)の内径をr2、ビス13の頭部13bの直径をr3とすると、r1<r2<r3となるように設定されている。
この構成により、補強板2aは第1ビス穴9に螺入されたビス13によりBLシャーシ1に締結され、第2ビス穴10においては補強板2aとBLシャーシ1、及び補強板2aとビス13との間に所定の隙間が確保される。即ち、補強板2aは中央の貫通孔8aにおいてのみBLシャーシ1に完全に固定されており、両側の貫通孔8b、8cにおいてはBLシャーシ1に対し水平方向及び厚み方向に所定量だけ移動可能に保持されることになる。
従って、図6に示すように、中央の締結箇所(第1ビス穴9)を中心に貫通孔8b、8cとボス11との隙間の範囲で補強板2aの水平方向への膨張が可能となるため、バックライト4の発熱によるアルミ製の補強板2aの伸び量(膨張量)がSECC製のBLシャーシ1の伸び量を上回った場合でもBLシャーシ1及び補強板2aの反りや歪みを抑制することができる。また、補強板2aの中央部がBLシャーシ1に完全に固定されているため、補強板2aのがたつきも発生しない。
また、ビス13の頭部13bの直径r3が貫通孔8a〜8cの内径r2よりも大きいため、第1ビス穴9においては補強板2aを確実に締結することができ、第2ビス穴10においては補強板2aの厚み方向の振動を抑制することができる。
さらに、第2ビス穴10に付設されたボス11に補強板2aの貫通孔8b及び8cを遊嵌することで、ボス11がBLシャーシ1に補強板2aを組み付ける際の位置決め機構としての役割も果たすため、バックライト4の組み立て効率も向上する。
なお、ここではSECC製のBLシャーシ1とアルミ製の補強板2aの組み合わせを例示したが、アルミ製のBLシャーシ1とSECC製の補強板2aの組み合わせも可能である。また、他にも軽量化のために、BLシャーシ1及び補強板2aの材質として、鋼板(熱膨張率12.1×10−6/℃)とポリカーボネート樹脂またはABS樹脂(熱膨張率70〜74×10−6/℃)、鋼板とCFRP(熱膨張率0.7〜37.5×10−6/℃)、アルミ(熱膨張率23×10−6/℃)とポリカーボネート樹脂またはABS樹脂、アルミとCFRP等の組み合わせも使用可能である。
補強板2aの締結箇所である第1ビス穴9は、補強板2aの膨張量が締結箇所を中心として略均等となる補強板2aの略中央部であることが好ましいが、他の箇所であっても良い。また、ボス11が付設された第2ビス穴10の位置及び個数についてもBLシャーシ1や補強板2aのサイズによって適宜変更可能であるが、補強板2aを安定して保持するとともに補強板2aの膨張を均等に吸収するためには、第2ビス穴10が第1ビス穴9を中心に対称の位置にあることが望ましい。
図7は、BLシャーシ1と補強板2aの他の組み付け例を示す断面図である。図7においては第2ビス穴10にボス11を設けておらず、第2ビス穴10に螺入されるビス13として軸部13aに段差を設けた段付きビスを用いることで、第2ビス穴10において補強板2aとビス13との間に隙間を形成している。
しかし、図7の構成では2種類のビス13が必要となり、部品点数が増加する。また、BLシャーシ1に対する補強板2aの位置決め作業も煩雑となる。そのため、第1ビス穴9と第2ビス穴10とで共通のビス13を用いることができ、補強板2aの位置決めも容易な図3の構成がより好ましい。
また、上記実施形態では補強フレーム2として補強板2a〜2dをBLシャーシ1の四辺に組み付けた例を示したが、強度的に問題がない場合は図8に示すように、2枚の補強板2a、2bをBLシャーシ1の長辺側のみに組み付けても良い。また、補強板2c、2d(図2参照)をBLシャーシ1の短辺側のみに組み付けても良い。さらに、上記実施形態ではBLシャーシ1と補強板2a〜2dの結合部材としてビス13を使用したが、ビスに代えてリベットやハトメ等の他の結合部材を使用することもできる。
上記実施形態で説明したバックライト4は、液晶パネル6(図1参照)と共に液晶テレビやパソコン等の筐体内に搭載することができる。これにより、LEDの発熱によるBLシャーシの熱変形が生じにくい液晶表示装置を提供でき、近年要望の強い液晶表示装置を備えた各製品の薄型化、軽量化にも貢献する。
その他本発明は、上記各実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。即ち、用途及び目的に応じて各実施形態を適宜組み合わせて使用できるのはもちろんである。また、本発明の照明装置は液晶表示装置以外の画像表示装置の照明に用いてもよい。
本発明は、異なる材質を組み合わせて構成される照明装置のフレーム構造に利用することができ、材質の異なる筐体と補強部材とを確実に固定するとともに、熱膨張量の差に起因する筐体及び補強部材の反りや歪みの抑制効果も兼ね備えた照明装置を提供する。
また、本発明の照明装置をバックライトとして搭載することにより、製造性、耐久性に優れた薄型液晶テレビや液晶モニター等の液晶表示装置を提供するとともに、装置の薄型化、軽量化にも貢献できる。
1 BLシャーシ(筐体)
2 補強フレーム(補強部材)
2a〜2d 補強板(補強部材)
3 光学部材
4 バックライト(照明装置)
5 パネルフレーム
6 液晶パネル
7 ベゼル
8a〜8c 貫通孔
9 第1ビス穴
10 第2ビス穴
11 ボス
13 ビス(結合部材)
13a 軸部
13b 頭部
100 液晶表示装置
2 補強フレーム(補強部材)
2a〜2d 補強板(補強部材)
3 光学部材
4 バックライト(照明装置)
5 パネルフレーム
6 液晶パネル
7 ベゼル
8a〜8c 貫通孔
9 第1ビス穴
10 第2ビス穴
11 ボス
13 ビス(結合部材)
13a 軸部
13b 頭部
100 液晶表示装置
Claims (7)
- 光源と、該光源からの光を所定の方向に導く光学部材とが配置される筐体と、
該筐体に固定される前記筐体と異なる材質で形成された補強部材と、
該補強部材と前記筐体とを一点で固定するとともに、他の一点以上で補強部材を前記筐体に対し所定量だけ摺動可能に保持する結合部材と、を備えた照明装置。 - 請求項1に記載の照明装置において、
前記結合部材がビスであり、前記補強部材には前記ビスが貫通する複数の貫通孔が形成され、前記筐体には前記貫通孔の一つに重なり前記ビスを用いて前記筐体と前記補強部材とを締結するための第1ビス穴と、他の前記貫通孔に重なり前記ビスを前記補強部材と所定の間隔を隔てて螺入するための第2ビス穴とが形成されている。 - 請求項2に記載の照明装置において、
前記ビスは、前記第1ビス穴または第2ビス穴に螺入される軸部と、該軸部の先端に一体形成された頭部とから成り、前記軸部の外径は前記貫通孔の内径よりも小さく、前記頭部の直径は前記貫通孔の内径よりも大きい。 - 請求項3に記載の照明装置において、
前記筐体には前記第2ビス穴の開口縁から前記補強部材の固定面側に突出する筒状のボスが設けられており、該ボスの突出量は前記補強部材の厚みよりも大きく、前記ボスの外径は前記貫通孔の内径よりも小さい。 - 請求項2に記載の照明装置において、
前記第1ビス穴は、前記補強部材の略中央部を締結可能な位置に形成されている。 - 請求項5に記載の照明装置において、
前記第2ビス穴は、前記第1ビス穴を中心として対称な位置に複数形成されている。 - 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の照明装置と、
対向する一対の電極基板の間に液晶を封入して成る液晶パネルと、を備え、
前記照明装置により前記液晶パネルを背面より照射して画像表示を行う液晶表示装置。
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