JP2006308749A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 使用しない現像器が未装着であったとしても、現像器が装着してある部分と同様にトナー付着防止用の現像バイアスの供給をおこなっており、電流リークや過電流が発生する可能性があり、さらに、トナー飛散が発生し接続端子において導電材の役割を果たすことにより同様に電流リークや過電流が発生し画像形成装置に問題を与える恐れがあった。
【解決手段】 回転現像器内の現像器の有無を判断し、画像形成処理に使用しない現像器が未装着であった場合は現像バイアスの供給を行わない。
【選択図】 図2(a)

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に関するものである。
複数色のトナー像を重ね合わせてカラー画像を形成する画像形成装置においては、従来から色ズレのないカラー画像を得ることを目的として、中間転写体を用いた画像形成装置が提案されている。この種の画像形成装置として、回転軸の周りにY(イエロー)、M(マゼンダ)、C(シアン)、K(ブラック)各色の現像器を配設し、該回転軸の回動により回転させて、潜像担持体に対向する現像位置に任意の現像器を移動させ、該現像器で該潜像担持体上に形成された潜像を現像する回転現像器を備えた画像形成装置が知られている。尚、回転現像器は非回転動作時においては常に一定の位置(ホームポジション)に存在している。
上記現像器への現像バイアスの供給方法として、電源が該画像形成装置本体側に設けられ、その本体側電源の接続端子が該現像器側の接続端子に接触することで、現像バイアスが供給される方法が一般的である。ここで、上記構成を採用している画像形成装置において単色画像形成処理を実施する場合、任意の現像器をホームポジションから現像位置へ、または、現像位置よりホームポジションへ移動するよう該回転現像器を回転させたとき、その他の現像器が該現像位置を通過する。このとき、一定の現像バイアスを供給することにより各現像器内にあるトナーが潜像担持体へ付着するのを防止している。すなわち、使用しない現像器に対しても現像バイアスの供給が必要となる。
また、現像器は耐久等によって交換が必要となることから装着自在な構成であることが一般的であり、現像器が装着されていないときは、電流リーク及びに過電流を防止する手段を講じる必要がある。このため現像器やトナーカートリッジの装着/未装着の検知を提案しており、これら検知手段によって無しと判定された場合は、画像形成処理を禁止することによって画像形成装置が損傷するのを防止していた。あるいは、上記接続端子を電気的にオープンにすることによって、現像器が未装着の場合に現像バイアスが供給されても画像形成装置が損傷しない構成が広く採用されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開平2002−221843号公報 特開平7−306582号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術においては、以下の問題があった。
回転現像器式の画像形成装置において、特定の現像器が未装着である場合、該現像器を使用するモードの画像形成処理を指定不可とし、該現像器を使用しないモードの画像形成処理のみを指定可能としたとしても、該未装着部は現像位置を通過するため、現像器が装着してある部分と同様にトナー付着防止用の現像バイアスの供給をおこなっていた。このとき、当然ながら該未装着部では電流リークや過電流が発生する可能性がある。また未装着の現像器がある場合は、全ての画像形成処理を不可とすることも可能である。しかしながら、例えばカラーモード・K単色モードだけでなく、画像形成時の色再現領域を広げるためY、M、C、Kの4色に加えR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)といった特色を有する構成において、全画像形成処理を不可とした場合、仮に特色の現像器いずれかが未装着であり、残りのY、M、C、Kの4色で画像形成処理が可能であっても画像形成処理ができないため、ユーザー性を大きく損ねることになり実用的でない。
さらに、現像器中のトナーは、劣化によるトナートリボの低下等によって飛散(一般に「トナー飛散」)が発生することがある。このとき、接続端子をオープンにしてある構成の画像形成装置においても飛散トナーが導電材の役割を果たすことによって電流リークや過電流が発生し画像形成装置に問題を与える恐れがあることが十分に予測される。
そこで、本発明は、このような課題および他の課題の少なくとも1つを解決する画像形成装置を提供することを目的とする。なお、他の課題については明細書の全体を通して理解できよう。
本発明の目的は上記問題に鑑みたものであり、上記目的を達成する為に、本発明では、複数の現像器を設置できる回転式の現像器切替装置を有し、該現像器切替装置を回転させることによって前記現像器を順次潜像担持体に対向させて現像をおこなう画像形成装置において、前記現像器切替装置から前記現像器が着脱自在なように構成され前記現像器の装着および未装着を検知する現像器検知手段と、前記現像器を選択的に使用することで画像形成動作を行う制御手段を有し、前記制御手段は、前記現像器検知手段の検知結果に基づいて、画像形成処理中に前記現像器の未装着部分が潜像担持体に対向する位置を通過する時には現像バイアスを供給しないように制御することを特徴とする。
また、複数の現像器を設置できる回転式の現像器切替装置を有し、該現像器切替装置を回転させることによって前記現像器を順次潜像担持体に対向させて現像をおこなう画像形成装置において、前記現像器切替装置から前記現像器が着脱自在なように構成され前記現像器の装着および未装着を検知する現像器検知手段と、前記現像器のいずれかのみの選択的な組み合わせにより画像形成を行う画像形成モードとを有し、前記画像形成モードで画像形成動作中に、前記選択された現像器が前記潜像担持体に対向したときには現像バイアスを供給し、前記選択されなかった現像器が未装着で、かつ記潜像担持体に対向したときには現像バイアスを供給しないように制御する制御手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、現像器が現像位置を通過する場合において、現像器が装着している場合と、未装着の場合で選択的に現像バイアスの供給を制御することによって、飛散トナーが上記接続端子を導電している場合における電流リーク及びに過電流を防止することが可能となり画像形成装置本体の損傷を回避することができる。さらには、特定の現像器が未装着であった場合においても、未装着の現像器を使用しないモードは画像形成処理可能とすることが可能となりユーザー性の低減も防止することができる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。尚、各図において、同一の参照番号を付した部材は同一部材を表すものとし、重複説明は省略する。
図9は、この発明が適用されたのカラー画像形成装置900の断面図である。
901はカラー画像リーダ部(以下、「リーダ部901」と記す)、902はカラー画像プリンタ部(以下、「プリンタ部902」と記す)である。
リーダ部901の構成を説明する。910は制御部、911は原稿台ガラス(プラテン)、912は自動原稿給紙装置(ADF)、913、914は原稿を照明する光源、915、916は反射傘である。917〜919はミラー、920はレンズ、921はCCDである。922は基板、923はディジタル画像処理部である。924は、光源913、914と反射傘915、916と、ミラー917を収容するキャリッジであり、925は、ミラー918、919を収容するキャリッジである。926は、他のデバイスとの外部インターフェイス(I/F)である。
次に、プリンタ部902の構成を説明する。931は潜像形成手段であるレーザスキャナ、932は感光体である感光ドラム、980は帯電器、982は電位センサ、933は、現像手段と現像器切替え手段とからなる回転カラー現像器である。レーザスキャナ931、感光ドラム932、帯電器980、電位センサ982、回転カラー現像器933は、画像形成手段を構成する。934は1次転写ローラである。935は中間転写体、936は2次転写ローラ、937は加圧ローラ、938、939、940、941はカセット、942、943、944、945はピックアップローラ、946は手差し給紙ローラ、947a、947b、947c、947d、947e、947fは現像器、951はクリーニングブレード、952はブレード、953は廃トナーボックス、954は第1排紙ローラ、955は第2排紙ローラ、956は反転ローラ、957は第3排紙ローラ、958は第1排紙フラッパ、959は第2排紙フラッパ、960は第3排紙フラッパ、961は手差シートトレイ、962、963、964、965は給紙ローラ、966、967、968、969は縦パス搬送ローラ、970はレジストローラ、971はHP検知センサ、972はホームポジション(以下HPと記す)シールである。
画像形成装置900は、上部にリーダ部901、下部にプリンタ部902を有する。リーダ部901の構成について説明する。リーダ部901は、原稿台ガラス(プラテン)911、自動原稿給紙装置(ADF)912を有する。この自動原稿給紙装置912の代わりに、鏡面圧板もしくは白色圧板(図示せず)を装着する構成でもよい。原稿を照明する光源913及び914は、ハロゲンランプ、蛍光灯、キセノン官ランプなどの類の光源を使用する。光源913及び914の光は、反射傘915及び916により原稿に集光される。原稿からの反射光または投影光は、レンズ920によりCCD(電荷結合素子)イメージセンサ(以下、CCDと称する)921上に集光される。CCD921は基板922に実装されている。制御部910は、画像形成装置全体を制御する。
ディジタル画像処理部923は、図8に示すように、CCD921及び外部I/F926を除いたクランプ&Amp&S/H&A/D部802〜黒文字判定部815を含み、図7に示すように、2値変換部701、遅延部702をも含む。尚、キャリッジ924は速度Vで、キャリッジ925は速度V/2で、CCD921の電気的走査方向(主走査方向X)に対して直交する副走査方向Yに機械的に移動することによって、原稿の全面を走査する。
図8はディジタル画像処理部923の詳細な構成を示すブロック図である。
802はクランプ&Amp&S/H&A/D部、803はシェーディング部、804はつなぎ&MTF補正&原稿検知部、805は入力マスキング部、806はセレクタ、807は色空間圧縮&下地除去&LOG変換部、808は遅延部、809はモワレ除去部、810は変倍処理部、811はUCR&マスキング&黒文字反映部、812はγ補正部、813はフィルタ部、814は下地除去部、815は黒文字判定部である。
原稿台ガラス911上の原稿は光源913、914からの光を反射し、その反射光はCCD921に導かれて電気信号に変換される(CCD921がカラーセンサの場合、RGBのカラーフィルタが1ラインCCD上にRGB順にインラインに乗ったものでも、3ラインCCDで、それぞれRフィルタ、Gフィルタ、BフィルタをそれぞれのCCDごとに並べたものでも構わないし、フィルタがオンチップ化又は、フィルタがCCDと別構成になったものでも構わない)。そして、その電気信号(アナログ画像信号)はディジタル画像処理部923に入力され、クランプ&AMP&S/H&A/D部802でサンプルホールド(S/H)され、アナログ画像信号のダークレベルを基準電位にクランプし、所定量に増幅され(上記処理順番は表記順とは限らない)、A/D変換されて、例えばRGB各8ビットのディジタル信号に変換される。
そして、RGB信号はシェーディング部803で、シェーディング補正及び黒補正が施された後、つなぎ&MTF補正&原稿検知部804で、例えばCCD921が3ラインCCDの場合には、つなぎ処理はライン間の読取り位置が異なるため、読取り速度に応じてライン毎の遅延量を調整し、3ラインの読取り位置が同じになるように信号タイミングを補正する。そしてMTF補正は読取り速度や変倍率によって読取りのMTFが変わるため、その変化を補正し、原稿検知は原稿台ガラス911上の原稿を走査することにより原稿サイズを認識する。
読取り位置タイミングが補正されたディジタル信号は入力マスキング部805によって、CCD921の分光特性及び光源913、914及び反射傘915、916の分光特性を補正する。入力マスキング部805の出力は外部I/F信号との切替え可能なセレクタ806に入力される。セレクタ806から出力された信号は色空間圧縮&下地除去&LOG変換部807と下地除去部814に入力される。下地除去部814に入力された信号は下地除去された後、原稿中の原稿の黒い文字かどうかを判定する黒文字判定部815に入力され、原稿から黒文字信号を生成する。
また、もう一つのセレクタ806の出力が入力された色空間圧縮&下地除去&LOG変換部807では、色空間圧縮は読取った画像信号がプリンタで再現できる範囲に入っているかどうか判断し、入っている場合はそのまま、入っていない場合は画像信号をプリンタで再現できる範囲に入るように補正する。そして、下地除去処理を行い、LOG変換部でRGB信号からYMC信号に変換する。その後、黒文字判定部815で生成された信号とタイミングを補正するため、色空間圧縮&下地除去&LOG変換部807の出力信号は遅延部808でタイミングを調整される。この二種類の信号はモワレ除去部809でモワレが除去され、変倍処理部810で主走査方向に変倍処理される。
次に、変倍処理部810で処理された信号は、UCR&マスキング&黒文字反映部811で、YMC信号からはUCR処理でYMCK信号が生成され、マスキング処理部でプリンタの出力にあった信号に補正されると共に、黒文字判定部815で生成された判定信号がYMCK信号にフィードバックされる。UCR&マスキング&黒文字反映部811で処理された信号はγ補正部812で濃度調整された後、フィルタ部813でスムージング又はエッジ処理される。そして、処理された信号はプリンタ部902に送信される。
図7は、ディジタル画像処理部で処理された信号をプリンタ部902で受信する処理を示す図である。
8ビットの多値信号は、2値変換部701で2値信号に変換される。この時の変換方法はディザ法・誤差拡散法・誤差拡散の改良したもの等のいずれでも構わない。変換された2値信号は、外部I/F926と遅延部702に送信される。外部I/F926では、必要に応じて受信した信号をFAX(不図示)等の外部出力装置に送信する。遅延部702は、受信した信号とレーザスキャナ部931のレーザ発光タイミングを補正するため、レーザスキャナ部931への送信タイミングを調整する。そして、レーザスキャナ部931へ送信する。なお、本実施例では、2値変換部701及び遅延部702をディジタル画像処理部923に含む構成としたが、これに限定されるものではなく、2値変換部701及び遅延部702をプリンタ部902に含む構成としてもよい。
図6は、制御部909の要部構成を説明するブロック図である。
930はプリンタ制御I/F、601はCPU、602はメモリ、603は操作部、604はROM、605はRAMである。制御部909は、ディジタル画像処理部923、プリンタ制御I/F930と外部I/F926に対して、それぞれ制御を行うための情報をやり取りするI/Fを有するCPU601と操作部603、メモリ602によって構成されている。メモリ602は、CPU601に作業領域を提供するRAM605と、上記CPU601の制御プログラムを格納しているROM604とによって構成されている。また、操作部603は操作者による処理実行内容の入力や操作者に対する処理に関する情報及び警告等の通知のためのタッチパネル付き液晶により構成される。
次に、図5及び図9を用いて、カラープリンタ部902の構成を説明する。前述した制御部909のCPU601からの制御信号をプリンタ制御I/F930で受け、プリンタ制御I/F930からの制御信号に基づいてプリンタ部902は動作する。
図5は、レーザスキャナ931の概略構成を示す図である。
501はレーザドライバ回路基板、502はコリメータレンズ、503はシリンドリカルレンズ、504はポリゴンミラー、505はポリゴンミラー駆動モータ、506は結像レンズ、507は反射ミラー、508はBD回路基板である。
画像データ信号に対応するレーザ光をレーザドライバ回路基板501により出射し、コリメータレンズ502とシリンドリカルレンズ503により平行光に変換されたレーザ光が、ポリゴンミラー駆動モータ505により一定速度で回転しているポリゴンミラー504に入射される。ポリゴンミラー504から反射されたレーザ光は、ポリゴンミラー504の前に配置された結像レンズ506、反射ミラー507を経て、主走査方向に走査して感光ドラム932に照射する。感光ドラム932は、予め帯電器980によりその表面を均一に帯電し、感光反時計方向へ回転し、レーザスキャナ931により感光ドラム932上に画像露光パターンに対応した色分解された静電潜像がレーザ光により形成される。本実施例では、感光ドラム932の直径を130mmとし、矢印方向に135mm/秒で回転するように設定した。感光ドラム932は、帯電器980によりその表面を300V〜900Vに帯電され、その表面電位が表面電位検出手段たる電位センサ982によりモニタされ、適正な感光ドラムの表面電位が計算される。
回転カラー現像器933は、回転軸970の周りに時計方向にイエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの各色に加え特色としてグリーンとレッドに対応する現像器947a〜947fを配置して構成される。尚、本実施例の形態においては、現像器947a〜947fは、回転カラー現像器933に対して容易に着脱可能な構成となっており、各色の現像器947a〜947fは指定された色の位置に装着される。
948は現像バイアス印加用接続端子であり、各現像器が感光ドラム932と対向する位置に在るときに現像スリーブ950へ現像バイアス(AC、DC)が供給される。感光ドラム932上に形成されたトナー像は、感光ドラム932の時計方向への回転により、反時計方向に回転する中間転写体935に1次転写される。949aと949bは、画像形成処理以外の時に回転カラー現像器中の各現像器いずれの現像スリーブも感光ドラム932と接することのないように配置されたホームポジションマークとホームポジションセンサである。回転カラー現像器がホームポジションに位置するときは、Rの現像器947fが最も現像位置に近いことになる。
中間転写体935への1次転写は、黒単色画像の場合には中間転写体935の1回転で、フルカラー画像の場合は同4回転で完了する。中間転写体935は、特定のシートサイズ、例えばA4サイズ以下の画像を形成するときには、中間転写体935に2面の画像が形成可能である。
一方、各カセット(上段カセット938、下段カセット939、3段目カセット940、4段目カセット941)から各カセット段の各ピックアップローラ942、943、944、945によりピックアップされ、各カセット段の各給紙ローラ962、963、964、965により搬送されるシートは、縦パス搬送ローラ966、967、968、969によりレジストローラ970まで搬送される。手差し給紙の場合には、手差シートトレイ961に積載されたシートは、手差し給紙ローラ946でレジストローラ970まで搬送される。
そして、中間転写体935への転写が終了するタイミングで、中間転写体935と2次転写ローラ936の間にシートが搬送される。その後、シートは2次転写ローラ936と中間転写体935とに挟まれる形で定着器方向へ搬送されるとともに中間転写体935に圧着され、中間転写体935上のトナー像がシートに2次転写される。
シートに転写されたトナー像は、定着ローラおよび加圧ローラ937により加熱および加圧されシートに定着される。
なお、シートに転写されずに残る中間転写体935上の転写残留トナーに関しては、中間転写体935の表面上に当接と離間が可能なクリーニングブレード951をこすり当て、転写残留トナーを中間転写体935表面から掻き取ることで、画像形成シーケンス後半の後処理制御でクリーニングされる。
感光ドラムユニット内では、残留トナーがブレード952によりドラム表面から掻き取られ、感光ドラムユニット内に一体化されている廃トナーボックス953まで搬送される。
さらに、予期せぬことで吸着している可能性のある2次転写ローラ表面上の正負各極性の残留トナーを、2次転写正バイアスおよび2次転写逆バイアスを交互に印加して、中間転写体935上に各極性の残留トナーを吸着させ、上記の中間転写クリーニングブレード951で残留トナーを掻き取ることで、残トナーが完全にクリーニングされて後処理制御は終了する。
画像が定着されたシートは、第1排紙の場合には、第1排紙フラッパ958を第1排紙ローラ954方向に切替えて、第1排紙ローラ954を目指して排紙される。第2排紙の場合には、第1排紙フラッパ958および第2排紙フラッパ959を第2排紙ローラ方向955に切替えて、第2排紙ローラ955を目指して排紙される。第3排紙の場合には、一旦反転ローラ956で反転動作を行うために、第1排紙フラッパ958および第2排紙フラッパ959を反転ローラ956方向に切替えて反転ローラ956で反転させる。
反転ローラ956で反転後、第3排紙フラッパ960を第3排紙ローラ957方向に切替えて、第3排紙ローラ957を目指して排紙される。両面排紙の場合には、第3排紙の場合と同様に一旦反転ローラ部956で反転動作を行い、第3排紙フラッパ960を両面ユニット方向に切替えて、両面ユニットに搬送される。両面センサでシートが検出されてから所定時間後に一旦停止し、再度画像準備が整い次第再給紙され、2面目の画像形成される。
図4は、図9の画像形成装置を操作する操作部を説明した図である。
図4(a)は、図9の画像形成装置本体900の一部である操作部パネル400を示す。
図中401は、LCD表示部であり、図4(b)のような画像形成装置の各動作機能を設定する画面が表示される。402は、0〜9までの数値を入力するためのテンキーである。403は、ユーザーモードキーであり、本発明の画像形成装置の各種動作モードをユーザーの好みに応じて、各機能を設定変更するためのキーである。408は、リセットキーであり、LCD表示部401で設定変更された機能や、テンキー402で設定された置数(部数)をデフォルト値に戻したりするためのキーである。404はスタートキーであり、LCD表示部401にて設定された機能にしたがって実行動作開始させるためのキーである。405は、ストップキーであり、画像形成装置が動作しているのを停止させるためのキーである。
406は、電源キーであり、画像形成装置本体900やADF912の電源を投入したり、切ったりすることができるキーである。407は、節電モードキーであり、画像形成装置が動作を停止しているスタンバイ時に、定着部937の温調温度やモータの電力など、各種待機電力をどのようにするかを設定するためのキーである。
図4(c)は、ユーザーモードキー403を押下することによって設定可能となる現像器装着表示部である。420は画像形成装置900が装着可能な現像器の一覧であり、装着されている現像器はキー421を押下し装着に設定する。未装着の現像器はキー422を押下し未装着であることを設定する。
次に発明に関わる動作について説明する。本実施例では、Y、M、C、Kの通常色に加えR(レッド)とG(グリーン)の現像器が装着されており、画像形成可能なカラーモードはブラックの単色モード、Y、M、C、Kを用いた4色モード、全6色を用いた特色モードの3モードとなる。
図10は選択可能な画像形成モードを決定するためのフローチャートである。
S101は判断開始であり、S102にてKの現像器947dが装着されているかを判断する。Kの現像器947dが装着されていない場合はS103にて全てのモードを選択不可とする。Kの現像器947dが装着されている場合は、S104にてYの現像器947a、Mの現像器947b、Cの現像器947cが装着されているかを判断し、全て装着されている場合のみS106へと進む。一つでも未装着であればS105にて単色モードのみ選択可とし、それ以外のモードは選択不可とする。S106では特色であるRの現像器947fとGの現像器947eが装着しているかを判断し、両方とも装着してある場合はS108にて全モードが選択可となる。それ以外は、S107にて4色モード、単色モードが選択可となり特色モードが選択不可となる。
以上の、フローチャートによって選択可能モードが決定する。尚、本実施例における装着/未装着の情報は、図4(c)における現像器装着設定より得られる情報を使用している。
図1は、特色モードにおける、回転カラー現像器933と現像AC及び現像DCの関係示した図である。
特色モードにおける画像形成処理が開始されると回転カラー現像器933は第一色目となるRの現像器947fを現像位置へと移動させるため回転を始める(T100)。次に現像DCをOnする(T101)。T102で現像ACをOnし感光ドラム932上への現像を開始する。Rの現像が終了すると回転カラー現像器は再び回転し第二色目となるGの現像器947eを現像位置へと移動させる(T103)。この間、現像AC及びに現像DCはOnのままとなる。以上を繰り返し(T104〜T108)Kの現像が終了するとT109のタイミングで現像ACをOffしT110のタイミングで現像DCをOffする。回転カラー現像器は再びホームポジションに戻すため、T111にて回転を開始しT111にて回転動作は終了する。尚、特色モードで画像形成処理を実施するためには全ての現像器が装着されていることは言うまでもない(表1−条件1)。
次に図2を用いて4色モードのおける画像形成処理について説明する。
図2(a)は条件1において、4色モードの回転カラー現像器933と現像AC及び現像DCの関係図である。
4色モードにおける画像形成処理は特色モードと異なり第一色目がYとなる。このため、Rの現像器947fとGの現像器947eは現像位置を現像せずに通過する必要がある。現像せずに通過する場合は、現像器上のトナー及びキャリアが感光ドラム932へと付着しないようにするため現像DCを供給する必要がある。そこで、T200にて回転カラー現像器933の回転を開始したらT201にて現像DCだけをOnにする。回転カラー現像器がYの現像位置に到着したらYの現像を開始するため停止し(T202)、現像ACを供給し現像を開始する(T203)。
回転カラー現像器933はT204〜T207で残りの現像器を現像位置に移動させ、残りのM、C、Kの現像を実施する。Kの現像が終了したらT208にて現像ACをOffしT209にて現像DCをOffする。回転カラー現像器933はホームポジションに戻りT210にて回転動作を終了する。
図2(b)は条件2において、4色モードの回転カラー現像器933と現像AC及び現像DCの関係図である。
上記したように4色モードの第一色目はYとなる。回転カラー現像933はYの現像器947aを現像位置に移動させるためT220にて回転を開始する。R現像器947fが現像位置を通過するとき(T221)に現像DCの供給を開始する。しかしながら、条件2ではGの現像器947eが未装着となっているため、T222において現像DCの供給を一度Offにし、Yの現像器947aが現像位置に到達したらT223にて現像DCをOn、T224にて現像ACをOnにしYの現像を開始する。残りの色(M、C、K)はT225〜T228にて繰り返し実施、Kの現像が終了すると、T229にて現像ACをOffしT230にて現像DCをOffし、回転カラー現像器933がホームポジションに戻ったら回転動作を終了する(T231)。
最後にブラックの単色モードにおける画像形成処理について説明する。
図3(a)は条件1において、単色モードの回転カラー現像器933と現像AC及び現像DCの関係図である。
単色モードではKの現像器947dのみ使用するため、Rの現像器947f〜Cの現像器947cまでを、現像せずに現像位置を通過する必要がある。上記の理由より、現像DCはOnする必要があるため、T300にて回転カラー現像器933が回転を開始するとT301にて現像DCをOnにし供給する。Kの現像器947dが現像位置に到達するとT302にて現像ACをOnにしてKの現像を開始する。現像が終了すると、T303に現像ACをOffにし、T304にて現像DCをOffにする。回転カラー現像器がホームポジションに戻ったら、回転動作を終了する(T305)。
図3(b)は条件3において、単色モードの回転カラー現像器933と現像AC及び現像DCの関係図である。
上記と同様にKの現像器947dのみ使用するため、Rの現像器947f〜Cの現像器947cまでを、現像せずに現像位置を通過する必要がある。上記の理由より、現像DCはOnする必要があるため、T320にて回転カラー現像器933が回転を開始するとT321にて現像DCをOnにし供給する。ところが、条件3ではGの現像器947eが未装着であるため、T322にて現像DCの供給を一度Offにする。Gの次色であるYの現像器947aは装着してあるためT323にて再び現像DCをOnにする。Yの次色であるMの現像器947bが再び未装着のため、T324にて現像DCをOffし、Cの現像器947cが装着しあるためT325にて現像DCをOnにする。Kの現像が開始される時(T326)にて現像ACをOnにし、現像が終了したら現像ACをOffにする(T327)。続いてT328にて現像DCもOffにし、回転カラー現像器933がホームポジションに戻ったらT329にて回転動作を終了する。
特色モードにおける現像AC/DCの関係図 条件1のときの4色モードにおける現像AC/DCの関係図 条件2のときの4色モードにおける現像AC/DCの関係図 条件1のときの単色モードにおける現像AC/DCの関係図 条件3のときの単色モードにおける現像AC/DCの関係図 操作部を示した図 操作部を示した図 操作部を示した図 光書き込み光学系の要部構成を示す斜視図 制御部の要部構成を示すブロック図 プリンタ処理部の画像情報処理のフローチャートを示すブロック図 画像読み取り時のCCD入力からプリンタ制御部までの画像情報処理のフローチャートを示す図 カラー画像形成装置の全体概略構成を示す模式的断面図 選択可能な画像形成モードを決定するためのフローチャート
符号の説明
900 カラー画像形成装置
901 カラー画像リーダ部
902 カラー画像プリンタ部
932 感光ドラム
933 回転カラー現像器
947 現像器
980 帯電器
982 電位センサ

Claims (5)

  1. 複数の現像器を設置できる回転式の現像器切替装置を有し、該現像器切替装置を回転させることによって前記現像器を順次潜像担持体に対向させて現像をおこなう画像形成装置において、
    前記現像器切替装置から前記現像器が着脱自在なように構成され、
    前記現像器の装着および未装着を検知する現像器検知手段と、
    前記現像器を選択的に使用することで画像形成動作を行う制御手段を有し、
    前記制御手段は、前記現像器検知手段の検知結果に基づいて、画像形成処理中に前記現像器の未装着部分が潜像担持体に対向する位置を通過する時には現像バイアスを供給しないように制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記現像器検知手段は、現像器の装着および未装着を設定可能な入力手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 複数の現像器を設置できる回転式の現像器切替装置を有し、該現像器切替装置を回転させることによって前記現像器を順次潜像担持体に対向させて現像をおこなう画像形成装置において、
    前記現像器切替装置から前記現像器が着脱自在なように構成され、
    前記現像器の装着および未装着を検知する現像器検知手段と、
    前記現像器のいずれかのみの選択的な組み合わせにより画像形成を行う画像形成モードとを有し、
    前記画像形成モードで画像形成動作中に、前記選択された現像器が前記潜像担持体に対向したときには現像バイアスを供給し、前記選択されなかった現像器が未装着で、かつ記潜像担持体に対向したときには現像バイアスを供給しないように制御する制御手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記画像形成モードにおいて、前記選択されなかった現像器が現像器検知手段によって装着されていると判断された場合、前記潜像担持体に近接したときには現像バイアスの直流成分のみ供給することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記現像器検知手段は、現像器の装着および未装着を設定可能な入力手段を有することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
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JP2008170474A (ja) * 2007-01-05 2008-07-24 Canon Inc 画像形成装置及び画像形成方法

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JP2008170474A (ja) * 2007-01-05 2008-07-24 Canon Inc 画像形成装置及び画像形成方法

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