JP2006308489A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 車両に装着されたタイヤのトラッド面と接触して該タイヤを回転駆動するタイヤ駆動機構であって、該タイヤ駆動機構を駆動する回転部材を備えたものと、
   前記回転部材の回転軸に設けられ、該回転軸を回転可能に支持する軸受と、
   車両のタイヤから前記タイヤ駆動機構に伝達される力を計測する水晶圧電式荷重センサと、
   前記水晶圧電式荷重センサの出力を第１のレンジで計測する第１の計測手段と、
   前記水晶圧電式荷重センサの出力を該第１のレンジよりも広い第２のレンジで計測する第２の計測手段と、
   前記水晶圧電式荷重センサの出力を前記第１および第２の計測手段の何れかに送るスイッチ手段と、
   有することを特徴とする車両用走行試験装置。
2. 前記スイッチ手段は、前記車両の走行時に発生するフォースバリエーションを計測する時は前記水晶圧電式荷重センサの出力を前記第１の計測手段に送り、前記車両の減速時に発生する制動力を計測する時は該水晶圧電式荷重センサの出力を前記第２の計測手段に送ることを特徴とする請求項１に記載の車両用走行試験装置。
3. 第１のローラ対と、該第１のローラ対のそれぞれを回転可能に支持する一対の軸受を有する第１の軸受部と、該第１のローラ対に掛け渡された第１の無端ベルトとを備え、車両に装着されたタイヤのうちの少なくとも１つのタイヤが該第１の無端ベルトと当接し、該少なくとも１つのタイヤの回転に従動して該第１の無端ベルトが該第１のローラ対の周りを回動するよう構成されたフラットベルト機構と、
   第２のローラ対と、該第２のローラ対のそれぞれを回転可能に支持する一対の軸受を有する第２の軸受部と、該第２のローラ対に掛け渡された第２の無端ベルトとを備えた支持ベルト機構と、
   を有し、
   前記第１の無端ベルトが前記第２の無端ベルトの外周面と前記少なくとも１つのタイヤとに挟まれて該第１の無端ベルトの回動に該第２の無端ベルトが従動回動するように、該第２の無端ベルトの上側外周面が該第１の無端ベルトの上側内周面に接触し、
   前記少なくとも１つのタイヤと前記第１の無端ベルトとは、前記第１のローラ対を構成する２つのローラの略中間の位置で接触することを特徴とする車両用走行試験装置。
4. 前記第１の無端ベルトが金属製であり且つ前記第２の無端ベルトが樹脂製であることを特徴とする請求項３に記載の車両用走行試験装置。
5. 前記第２の無端ベルトが、前記第２のローラ対に掛け渡された複数の金属製無端ワイヤであることを特徴とする請求項３に記載の車両用走行試験装置。
6. 前記第２のローラ対の表面には、その円周方向に複数の溝が形成され、前記複数の金属製無端ワイヤはそれぞれ該複数の溝の中に収まるように該第２のローラ対に掛け渡されていることを特徴とする請求項５に記載の車両用走行試験装置。
7. 複数の支持ローラを備えた支持ローラ機構をさらに有し、
   前記支持ローラは前記第２の無端ベルトに接触し、
   前記第１および２の無端ベルトは、前記複数の支持ローラの少なくとも１つと前記少なくとも１つのタイヤとに挟まれることを特徴とする請求項３から請求項６のいずれかに記載の車両用走行試験装置。
8. 前記支持ローラ機構は、前記複数の支持ローラの上端によって定められる面の高さと傾きの少なくとも一方を調整するためのアジャスタを有することを特徴とする請求項７に記載の車両用走行試験装置。
9. 前記第１のローラ対の一方の回転軸に設けられた軸受と、
   前記第１のローラ対の一方を回転する第１のモータと、
   前記第１のモータの回転軸と前記第１のローラ対の一方の回転軸との間に設けられた第１のワンウェイベアリングと、
   前記第１のローラ対の一方を回転する第２のモータと、
   前記第２のモータの回転軸と前記第１のローラ対の一方の回転軸との間に設けられた第２のワンウェイベアリングと、
   を有することを特徴とする請求項３から８のいずれかに記載の車両用走行試験装置。
10. 前記第１のモータは前記第２のモータよりも高いトルクで前記第１のローラ対の一方を回転させ、
    前記第２のモータは前記第１のモータよりも高い回転数で前記第１のローラ対の一方を回転させることを特徴とする請求項９に記載の車両用走行試験装置。