JP2006308185A - 気化冷却装置 - Google Patents

気化冷却装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006308185A
JP2006308185A JP2005130983A JP2005130983A JP2006308185A JP 2006308185 A JP2006308185 A JP 2006308185A JP 2005130983 A JP2005130983 A JP 2005130983A JP 2005130983 A JP2005130983 A JP 2005130983A JP 2006308185 A JP2006308185 A JP 2006308185A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling fluid
cooling
cooled
pipe
supply pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005130983A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Morii
高之 森井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TLV Co Ltd
Original Assignee
TLV Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TLV Co Ltd filed Critical TLV Co Ltd
Priority to JP2005130983A priority Critical patent/JP2006308185A/ja
Publication of JP2006308185A publication Critical patent/JP2006308185A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 被冷却物の全体を均一に且つ効率良く気化冷却することのできる気化冷却装置を提供する。
【解決手段】 反応釜1のジャケット部2の内部に冷却流体管路6を設ける。冷却流体管路6には吸熱フィン18、及び、図示しない複数の冷却流体噴射口を設けると共に、冷却流体供給管5の一端を接続する。冷却流体供給管5の他端は、組み合わせ真空ポンプ4の循環路15の一部と接続する。
反応釜1を冷却する場合は、冷却流体供給管5と冷却流体管路6からジャケット部2内へ冷却流体を噴射することによって、反応釜1の全体に冷却流体が供給され、反応釜1をムラなく気化冷却することができ。
【選択図】 図1

Description

本発明は、気化冷却室で冷却流体の蒸発潜熱によって被冷却物を冷却する気化冷却装置に関する。
気化冷却装置は、気化冷却室に冷却流体供給管と吸引手段を接続して、冷却流体供給管の下部に集液板を取り付けると共に、冷却流体供給管と集液板に圧縮空気を吹き付ける圧縮空気供給管を接続したもので、冷却流体供給管の外周で蒸気を凝縮して冷却流体とし、この冷却流体を集液板に集液して圧縮空気によって被冷却物の全体に且つ均一に供給することにより、被冷却物の全体をムラなく冷却することができるものである。
この気化冷却装置においては、気化冷却室に供給した蒸気を冷却流体供給管で冷却して凝縮し冷却流体とした後に、圧縮空気と共に被冷却物に供給するために、未だなお、被冷却物の全体を均一に且つ効率良く気化冷却することができない問題があった。
特許第3170669号公報
解決しようとする課題は、被冷却物の全体を均一に且つ効率良く気化冷却することのできる気化冷却装置を提供することである。
本発明は、被冷却物を冷却する気化冷却室を形成して、当該気化冷却室に冷却流体を供給すると共に、気化冷却室を吸引手段と接続して被冷却物を気化冷却するものにおいて、気化冷却室内に冷却流体の流下する冷却流体管路を配置して、当該冷却流体管路に冷却流体を外部に噴射する冷却流体噴射口を複数個設けると共に、冷却流体管路の外周に複数枚の吸熱フィンを取り付けたものである。
本発明の気化冷却装置は、気化冷却室に冷却流体の流下する冷却流体管路を配置して、この冷却流体管路に冷却流体を外部に噴射する冷却流体噴射口を複数個設けたことによって、複数の冷却流体噴射口から気化冷却室の全体に且つ直接に冷却流体を供給することができ、被冷却物の全体をムラなく気化冷却することができる。また、気化冷却室内で被冷却物の熱を奪って蒸発気化した冷却流体の気化蒸気を、冷却流体管路の外周に取り付けた複数枚の吸熱フィンで冷却して凝縮させることによって、気化蒸気の気化冷却室内での対流を促進して冷却効率を向上させることができる。
本発明は、冷却流体管路に冷却流体を外部へ噴射する冷却流体噴射口を設けたものであるが、冷却流体噴射口としては、冷却流体管路に切欠等の開口部を複数個設けることも、あるいは、冷却流体管路に噴射ノズル等を取り付けて冷却流体噴射口とすることもできる。
本実施例においては、気化冷却室として反応釜1のジャケット部2を用いた例を示す。反応釜1の内部に入れた図示しない被冷却物を、ジャケット部2に供給する冷却源としての冷却流体によって冷却するものである。
反応釜1のほぼ全周にわたりジャケット部2を形成して、このジャケット部2に吸引手段としての組み合わせ真空ポンプ4、及び、冷却流体供給管5を接続する。冷却流体供給管5は、気化冷却室としてのジャケット部2内に配置した冷却流体管路6と接続する。
冷却流体供給管5の下方部は、組み合わせ真空ポンプ4の循環路15の一部と接続すると共に、上方部を冷却流体管路6の一端部と接続する。冷却流体管路6は、ジャケット部2内に螺旋状に配置して、図示はしないが冷却流体管路6の反応釜1側に複数の冷却流体噴射口を設ける。また、冷却流体管路6の外周には、銅製で薄板円板状の吸熱フィン18を複数枚取り付ける。
ジャケット部2の左側上部には、流量調節弁7を介在した蒸気供給管8を接続する。この蒸気供給管8から、所定圧力すなわち温度の加熱用蒸気が、ジャケット部2へ供給されることによって、反応釜1内の被熱交換物を加熱することもできるものである。
ジャケット部2の右側下方に排出管9を接続して、組み合わせ真空ポンプ4のエゼクタ10と接続する。排出管9には、開閉弁11と気液分離器12をそれぞれ取り付ける。気液分離器12は、排出管9から流下してくる蒸気と液体をそれぞれ分離することができるものであり、分離された蒸気は蒸気エゼクタ3へ吸引され、一方、分離された液体は管路20を通って下方のエゼクタ10へ吸引される。
蒸気エゼクタ3は、蒸気供給管8を分岐した分岐管21に入口側を接続し、出口側を管路22によって再度、蒸気供給管8の流量調節弁7の手前側に接続したもので、排出管9から流下してくるジャケット部2内の一部の蒸気を、蒸気エゼクタ3で吸引して再度、蒸気供給管8からジャケット部2へ供給することによって、ジャケット部2内の蒸気を強制的に循環させることができるものである。
組み合わせ真空ポンプ4を、エゼクタ10とタンク13と循環ポンプ14を順次に循環路15で連通して形成する。タンク13の上部には、冷却流体としての冷却水を補給する冷却水補給管16を接続する。循環路15の一部を分岐して余剰水排出管17と、上述した冷却流体供給管5をそれぞれ接続する。冷却流体供給管5は、組み合わせ真空ポンプ4を循環する循環流体の一部を、ジャケット部2の冷却流体管路6へ供給することによって、反応釜1を気化冷却することができるものである。
ジャケット部2の左側面に、管路23と開閉弁24を介在して組み合わせ真空ポンプ4のエゼクタ10と接続する。この管路23は、ジャケット部2内で発生した冷却流体の気化蒸気をエゼクタ10へ吸引するためのものである。
反応釜1内の被冷却物を冷却する場合は、冷却流体供給管5から冷却流体を冷却流体管路6内へ供給して、冷却流体管路6内を冷却流体で満たすと同時に、図示しない冷却流体管路6の反応釜1側に設けた複数の冷却流体噴射口から反応釜1の外表面全体へ冷却流体を噴射する。
一方、組み合わせ真空ポンプ4の循環ポンプ14を駆動して、エゼクタ10の発生する吸引力で排出管9または管路23を介してジャケット部2内を所定の圧力状態、例えば、大気圧以下の真空状態、とすることにより、反応釜1の外表面へ噴射される冷却流体が反応釜1内の被冷却物の熱を奪って蒸発気化することにより、その蒸発潜熱によって被冷却物を気化冷却することができる。
このように反応釜1を冷却する場合に、冷却流体管路6の複数の冷却流体噴射口から反応釜1の外表面の全体に且つ均一に冷却流体を供給することができ、反応釜1の全体をムラなく気化冷却することができる。また、ジャケット部2内に発生した気化蒸気の一部を複数枚の吸熱フィンで冷却して凝縮することによって、ジャケット部2内での気化蒸気の対流が促進され、被冷却物の冷却効率を向上させることができる。
ジャケット部2で被冷却物を冷却した冷却流体の気化蒸気及び気化しきれなかった冷却流体の一部は、排出管9または管路23を通ってエゼクタ10に吸引されタンク13に至る。
エゼクタ10で発生することのできる吸引力は、エゼクタ10を流下する流体の温度によって決まるために、冷却水補給管16から適宜所定温度の冷却水をタンク13へ補給することによって、エゼクタ10を流下する流体温度を調節して、エゼクタ10の吸引力をコントロールすることができる。
一方、反応釜1内の被加熱物を加熱する場合は、蒸気供給管8から加熱に適した温度の蒸気をジャケット部2へ供給することによって、蒸気が反応釜1内の被加熱物に熱を与えて加熱する。加熱により蒸気の凝縮した復水と一部の蒸気は、排出管9と気液分離器12を通って、蒸気の分離された復水だけが管路20からエゼクタ10に吸引されタンク13に至ると共に、復水の分離された蒸気は、蒸気エゼクタ3に吸引され、管路22と蒸気供給管8から再度ジャケット部2へ供給される。
本発明の気化冷却装置の実施例を示す構成図。
符号の説明
1 反応釜
2 ジャケット部
3 蒸気エゼクタ
4 組み合わせ真空ポンプ
5 冷却流体供給管
6 冷却流体管路
8 蒸気供給管
9 排出管
10 エゼクタ
12 気液分離器
13 タンク
14 循環ポンプ
15 循環路
18 吸熱フィン

Claims (1)

  1. 被冷却物を冷却する気化冷却室を形成して、当該気化冷却室に冷却流体を供給すると共に、気化冷却室を吸引手段と接続して被冷却物を気化冷却するものにおいて、気化冷却室内に冷却流体の流下する冷却流体管路を配置して、当該冷却流体管路に冷却流体を外部に噴射する冷却流体噴射口を複数個設けると共に、冷却流体管路の外周に複数枚の吸熱フィンを取り付けたことを特徴とする気化冷却装置。
JP2005130983A 2005-04-28 2005-04-28 気化冷却装置 Pending JP2006308185A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005130983A JP2006308185A (ja) 2005-04-28 2005-04-28 気化冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005130983A JP2006308185A (ja) 2005-04-28 2005-04-28 気化冷却装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006308185A true JP2006308185A (ja) 2006-11-09

Family

ID=37475271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005130983A Pending JP2006308185A (ja) 2005-04-28 2005-04-28 気化冷却装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006308185A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011016443A1 (ja) * 2009-08-04 2011-02-10 大陽日酸株式会社 反応装置
WO2016024478A1 (ja) * 2014-08-11 2016-02-18 株式会社テイエルブイ 冷却装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63189763A (ja) * 1987-01-30 1988-08-05 鐘淵化学工業株式会社 加熱−冷却容器
JPH0478475U (ja) * 1990-11-15 1992-07-08
JP2003004353A (ja) * 2001-06-21 2003-01-08 Miura Co Ltd 冷却方法および冷却装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63189763A (ja) * 1987-01-30 1988-08-05 鐘淵化学工業株式会社 加熱−冷却容器
JPH0478475U (ja) * 1990-11-15 1992-07-08
JP2003004353A (ja) * 2001-06-21 2003-01-08 Miura Co Ltd 冷却方法および冷却装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011016443A1 (ja) * 2009-08-04 2011-02-10 大陽日酸株式会社 反応装置
CN102472590A (zh) * 2009-08-04 2012-05-23 大阳日酸株式会社 反应装置
JP5249419B2 (ja) * 2009-08-04 2013-07-31 大陽日酸株式会社 反応装置
US8721982B2 (en) 2009-08-04 2014-05-13 Taiyo Nippon Sanso Corporation Reaction device
WO2016024478A1 (ja) * 2014-08-11 2016-02-18 株式会社テイエルブイ 冷却装置
JP5989932B2 (ja) * 2014-08-11 2016-09-07 株式会社テイエルブイ 冷却装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006258316A (ja) 加熱冷却装置
JP2006258317A (ja) 気化冷却装置
JP2007330896A (ja) 加熱冷却装置
JP2006226540A (ja) 加熱冷却装置
JP2006226541A (ja) 加熱冷却装置
JP2006308187A (ja) 気化冷却装置
JP2006308185A (ja) 気化冷却装置
JP2006255503A (ja) 加熱冷却装置
JP2006258318A (ja) 気化冷却装置
JP2006258315A (ja) 気化冷却装置
JP2006349248A (ja) 加熱冷却装置
JP4897465B2 (ja) 気化冷却装置
JP4897435B2 (ja) 気化冷却装置
JP2008096062A (ja) 気化冷却装置
JP2008170125A (ja) 加熱冷却装置
JP4964655B2 (ja) 気化冷却装置
JP2006308186A (ja) 気化冷却装置
JP2008224175A (ja) 加熱冷却装置
JP2007078277A (ja) 蒸気加熱装置
JP2006329514A (ja) 気化冷却装置
JP2008096061A (ja) 気化冷却装置
JP4964656B2 (ja) 気化冷却装置
JP2008261592A (ja) 気化冷却装置
JP5301263B2 (ja) 冷却装置
JP4805099B2 (ja) 空気圧縮機の冷却装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080307

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100616

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100629

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101026