JP2008170125A - 加熱冷却装置 - Google Patents

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匡章 隈元
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Abstract

【課題】 急冷却時の時間遅れをなくして制御性を向上させることができる加熱冷却装置を提供する。
【解決手段】 反応釜1のジャケット部2に冷却用循環通路3を接続する。冷却用循環通路3は、バルブ4を介してエゼクタ6と接続する。タンク8に冷却流体補給管13を接続し、冷却流体分岐管14を分岐して冷却用循環通路3と接続する。
冷却流体分岐管14からタンク8を介することなく直接に冷却用循環通路3へ、所定の低温度の冷却流体を供給することによって、急冷却時の時間遅れをなくして加熱冷却装置の制御性を向上させることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、熱交換室内で被熱交換物を直接に又は間接に熱交換して、被熱交換物を加熱又は冷却する加熱冷却装置に関する。
加熱冷却装置は、熱交換室をエゼクタと連通して、当該エゼクタにタンクを介して循環ポンプと接続すると共に、当該タンクへ冷却水を供給することによるタンク内水温の制御部を設けることによって、蒸気の急凝縮に起因するハンマー現象に伴う振動や衝撃を防止することができるものである。
この加熱冷却装置においては、冷却水温の低い冷却流体を供給して被熱交換物を急冷却する場合に、時間遅れを生じてしまう問題があった。
特公平5−34054号公報
解決しようとする課題は、急冷却時の時間遅れをなくして加熱冷却装置の制御性を向上させることである。
本発明は、被熱交換物を加熱あるいは冷却する熱交換室を、加熱用あるいは冷却用の循環通路でエゼクタと連通して、当該エゼクタにタンクを介して循環ポンプと接続し、当該タンクに冷却流体を補給する冷却流体補給管を接続したものにおいて、冷却流体補給管を分岐した冷却流体分岐管を設けて上記冷却用循環通路と接続したものである。
本発明の加熱冷却装置は、冷却流体補給管を分岐した冷却流体分岐管を設けて冷却用循環通路と接続したことにより、冷却流体分岐管からタンクを介することなく直接に所定温度の冷却流体を冷却用循環通路へ供給することができ、すなわち、温度の低い冷却流体を冷却流体分岐管から冷却用循環通路へ供給することによって、被熱交換物を時間遅れなく急冷却することができる。
本発明は、冷却流体補給管を分岐した冷却流体分岐管を設けて冷却用循環通路と接続したものであるが、冷却流体分岐管には、管の通路を開閉制御する開閉弁を取り付けることが望ましい。
本実施例においては、熱交換室として加熱や冷却を行う反応釜1を用いた例を示す。反応釜1の内部に入れた図示しない被熱交換物を、ジャケット部2に供給する加熱源としてのスチームや、冷却源としての冷却水によって加熱あるいは冷却するものである。
反応釜1のほぼ全周にわたりジャケット部2を形成し、ジャケット部2の右側方から冷却用循環通路3に弁部材としてのバルブ4を取り付けてエゼクタ6と接続する。エゼクタ6のディフューザ部7をタンク8に接続する。タンク8の側方を管路9で循環ポンプ10と接続し、更に管路11でエゼクタ6のノズル部12と連通する。
管路11を分岐して冷却用循環通路3を接続する。冷却用循環通路3には、ジャケット部2へ供給する冷却流体の温度を任意に制御するための冷却流体熱交換器5を取り付ける。冷却流体熱交換器5は、加熱あるいは冷却用の流体を供給管22から供給することによって、内部を通過する冷却流体の温度を任意に制御することができるものである。
タンク8内の冷却水等の液体が循環ポンプ10で循環され、管路11からエゼクタ6のノズル部12を通ってタンク8内へと循環する。タンク8の左側上部には、冷却流体補給管13を接続する。冷却流体補給管13を分岐して冷却流体分岐管14を接続し、冷却用循環通路3と連通する。
反応釜1のジャケット部2に、加熱用の蒸気供給管15を接続する。蒸気供給管15には供給する蒸気の圧力を制御するための圧力制御弁17を取り付ける。 ジャケット部2の下端部に加熱用の蒸気が凝縮した復水を排出する加熱用循環通路19を接続する。加熱用循環通路19には、開閉弁20と、蒸気は排出することがなく復水だけを自動的に出口側へ排出することのできる蒸気トラップ21を並行に配置して、エゼクタ6のノズル部12の吸引部と接続する。
冷却用循環通路3の下部にタンク連通管16を接続して、他端をタンク8と接続する。タンク連通管16には、管内の流体を通過あるいは遮断するための開閉弁18を取り付ける。
循環ポンプ10の吐出側には、余剰流体排出管23を接続して、タンク8内の液位を所定範囲に維持することができるようにする。
反応釜1内の図示しない被熱交換物を加熱する場合は、蒸気供給管15から加熱に適した温度の蒸気をジャケット部2へ供給することによって、蒸気が反応釜1内の被熱交換物に熱を与えて加熱する。加熱により蒸気の凝縮した復水及び凝縮しなかった蒸気の一部は、加熱用循環通路19と蒸気トラップ21あるいは開閉弁20を通ってエゼクタ6に吸引されタンク8に至る。
このように反応釜1を加熱する場合においては、冷却用循環通路3のバルブ4を閉弁し、タンク連通管16の開閉弁18を開弁することにより、冷却用循環通路3内に滞留していた冷却流体をタンク8内へ還流することができ、冷却用循環通路3内での流体の滞留を防止することができる。
一方、反応釜1内の被熱交換物を冷却する場合は、循環ポンプ10を駆動してタンク8内の冷却流体の一部を冷却用循環通路3からジャケット部2へ供給すると共に、エゼクタ6にも冷却流体を供給してエゼクタ6で吸引力を発生させることにより、ジャケット部2内を所定の圧力状態、例えば、大気圧以下の真空状態、とすることによって、冷却流体が反応釜1内の被熱交換物の熱を奪って蒸発することにより、その蒸発潜熱によって被熱交換物を気化冷却することができるものである。ジャケット部2で被冷却物の熱を奪って蒸発気化した気化蒸気及び冷却流体の残りは、開閉弁20並びに蒸気トラップ21からエゼクタ6に吸引されタンク8に至る。
上記のように加熱から冷却へと切り換えた場合に、冷却用循環通路3内には流体が滞留しておらず、循環ポンプ10から供給された所定温度の冷却流体によって反応釜1は冷却されるために、加熱から冷却への切り換え時の温度制御性を向上させることができる。
反応釜1内の被冷却物を急冷却する場合は、冷却流体分岐管14からタンク8を介することなく直接に冷却用循環通路3へ、所定の低温度の冷却流体を供給することによって、急冷却時の時間遅れをなくして加熱冷却装置の制御性を向上させることができる。
冷却用循環通路3に取り付けた冷却流体熱交換器5によって、冷却用循環通路3からジャケット部2へ供給する冷却流体の温度を更に低くしたり、あるいは、高くすることができる。
本発明の加熱冷却装置の実施例を示す構成図。
符号の説明
1 反応釜
2 ジャケット部
3 冷却用循環通路
4 バルブ
5 冷却流体熱交換器
6 エゼクタ
8 タンク
10 循環ポンプ
12 ノズル部
13 冷却流体補給管
14 冷却流体分岐管
15 蒸気供給管
16 タンク連通管
19 加熱用循環通路
20 開閉弁
21 蒸気トラップ
23 余剰流体排出管

Claims (1)

  1. 被熱交換物を加熱あるいは冷却する熱交換室を、加熱用あるいは冷却用の循環通路でエゼクタと連通して、当該エゼクタにタンクを介して循環ポンプと接続し、当該タンクに冷却流体を補給する冷却流体補給管を接続したものにおいて、冷却流体補給管を分岐した冷却流体分岐管を設けて上記冷却用循環通路と接続したことを特徴とする加熱冷却装置。
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