JP2006349248A - 加熱冷却装置 - Google Patents

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匡章 隈元
Kenichi Watanabe
渡辺  賢一
Yusuke Shimizu
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Abstract

【課題】 加熱あるいは冷却の温度を変更する場合に、時間遅れを生じることのない加熱冷却装置を提供する。
【解決手段】 反応釜1のジャケット部2に、蒸気供給管8を接続すると共に、冷却流体管路6を取り付ける。冷却流体管路6は冷却流体供給管5の一端を接続する。ジャケット部2下部を組み合わせ真空ポンプ4のエゼクタ10と接続する。タンク13の外周にタンクジャケット18を取り付けて、蒸気管19及び冷却水管21を接続する。
反応釜1を冷却する場合は冷却流体管路6からジャケット部2内へ冷却流体を噴射することによって反応釜1は気化冷却される。一方、加熱する場合は蒸気供給管8から蒸気を供給することによって蒸気加熱される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、熱交換室内を吸引手段で吸引しながら被熱交換物を加熱あるいは冷却する加熱冷却装置に関する。
加熱冷却装置は、熱交換室に熱交換流体供給管と吸引手段を接続し、吸引手段のタンク内に熱交換手段を取り付けることによって、タンク内流体の温度をできるだけ速やかに変更して加熱あるいは冷却の温度を時間遅れなく変更することができるものである。
この加熱冷却装置においては、未だなお、加熱あるいは冷却温度の変更に時間を要してしまう問題があった。特に、加熱している場合から冷却へと切り換える場合に、タンク内の流体温度を所定温度まで速やかに冷却することができずに時間を要してしまう問題があった。
特開平10−2647号公報
解決しようとする課題は、加熱あるいは冷却の温度を変更する場合に、時間遅れを生じることのない加熱冷却装置を提供することである。
本発明は、被熱交換物を加熱あるいは冷却する熱交換室を形成して、当該熱交換室に熱交換流体を供給する熱交換流体供給管を接続し、熱交換室を吸引手段と接続したものにおいて、吸引手段をエゼクタとタンクと循環ポンプで構成して、当該タンクのほぼ全周を覆うタンクジャケットを設け、当該タンクジャケットに加熱流体供給管と冷却流体供給管を接続すると共に、当該タンクジャケットを吸引手段と接続したものである。
本発明の加熱冷却装置は、吸引手段のタンクにタンクジャケットを設けて、当該タンクジャケットに加熱流体供給管と冷却流体供給管を接続すると共に、当該タンクジャケットを吸引手段と接続したことにより、タンクジャケットを吸引手段で減圧状態としておき、冷却流体供給管から冷却流体を供給することによって、冷却流体が蒸発・気化することによる大きな蒸発潜熱・気化熱でもってタンク内流体を速やかに冷却することができ、加熱から冷却へと変更する場合に、時間遅れを防止することができる。
本発明は、吸引手段のタンクにタンクジャケットを設けたものであるが、このタンクジャケットは、タンクのできるだけ多くの表面積を覆うものが望ましい。
本実施例においては、熱交換室として反応釜1のジャケット部2を用いた例を示す。反応釜1の内部に入れた図示しない被熱交換物を、ジャケット部2に供給する加熱源としての加熱流体、あるいは、冷却源としての冷却流体によって熱交換するものである。
反応釜1のほぼ全周にわたりジャケット部2を形成して、このジャケット部2に吸引手段としての組み合わせ真空ポンプ4と、加熱流体としての蒸気供給管8、及び、冷却流体供給管5を接続する。冷却流体供給管5は、ジャケット部2の外周に沿わして取り付けた冷却流体管路6と接続する。
冷却流体供給管5の下方部は、組み合わせ真空ポンプ4の循環路15の一部と接続する。また、冷却流体管路6を通過する冷却流体は、ジャケット部2内の加熱用蒸気の熱を吸収して所定温度まで昇温した後、端部の噴射ノズル部3からジャケット部2内へ噴射される。
ジャケット部2の左側上部には、流量調節弁7を介在した蒸気供給管8を接続する。この蒸気供給管8から、所定圧力すなわち所定温度の加熱用蒸気が、ジャケット部2へ供給されることによって、反応釜1内の被加熱物を加熱することができるものである。
ジャケット部2の右側下方に排出管9を接続して、組み合わせ真空ポンプ4のエゼクタ10と接続する。排出管9には、開閉弁11と蒸気トラップ12をそれぞれ取り付ける。蒸気トラップ12は、排出管9から流下してくる蒸気と凝縮水としての復水の混合流体から復水だけを排出して蒸気は排出しないものであり、排出された復水は下方のエゼクタ10に吸引される。
組み合わせ真空ポンプ4を、エゼクタ10とタンク13と循環ポンプ14を順次に循環路15で連通して形成する。タンク13の上部には、冷却流体としての冷却水を補給する冷却水補給管16を接続する。循環路15の一部を分岐して余剰水排出管17と、上述した冷却流体供給管5をそれぞれ接続する。冷却流体供給管5は、組み合わせ真空ポンプ4を循環する循環流体の一部を、ジャケット部2の冷却流体管路6へ供給することによって、反応釜1を気化冷却することができるものである。
タンク13の上面部を除くほぼ全周に密閉状のタンクジャケット18を取り付ける。タンクジャケット18の上部には加熱流体供給管としての、蒸気供給管8を分岐した蒸気管19を接続する。蒸気管19には流量調節弁20を介在する。タンクジャケット18の左側面部に、冷却流体供給管としての冷却水管21を接続する。冷却水管21を分岐した冷却水分岐管23の端部を、循環ポンプ14の吸入口側24と接続する。冷却水管21から供給される冷却水は、タンクジャケット18内と循環ポンプ14の吸入口側24の双方に供給される。
循環ポンプ14の吸入口側24へ供給された冷却水は、循環ポンプ14から直ちにエゼクタ10へ供給されることによって、エゼクタ10での吸引力を通過する流体温度に見合った真空度まで下げることができる。
冷却水管21の下部には、組み合わせ真空ポンプ4の循環路15を分岐した循環流体分岐管22を接続する。この循環流体分岐管22によって、循環ポンプ14から吐出された循環流体の一部がタンクジャケット18内へ供給されて、タンク13を冷却することもできるものである。
反応釜1内の被冷却物を冷却する場合は、冷却流体供給管5から冷却流体を冷却流体管路6内へ供給し、噴射ノズル部3からジャケット部2内、すなわち、反応釜1の外表面全体へ冷却流体を噴射する。
一方、組み合わせ真空ポンプ4の循環ポンプ14を駆動して、エゼクタ10の発生する吸引力で排出管9を介してジャケット部2内を所定の圧力状態、例えば、大気圧以下の真空状態、とすることにより、反応釜1の外表面へ噴射される冷却流体が反応釜1内の被冷却物の熱を奪って蒸発気化することにより、その蒸発潜熱によって被冷却物を気化冷却することができる。
反応釜1の冷却に際して、冷却水管21からタンクジャケット18内へ冷却水を供給することによって、タンク13内の流体も同様に気化冷却されて温度が速やかに低下することにより、加熱から冷却へと切り換える場合の時間遅れを防止することができる。
ジャケット部2で被冷却物を冷却した、及び、タンクジャケット18でタンク13を冷却した、冷却流体の気化蒸気及び気化しきれなかった冷却流体の一部は、エゼクタ10に吸引されタンク13に至る。
エゼクタ10で発生することのできる吸引力は、エゼクタ10を流下する流体の温度によって決まるために、冷却水補給管16から適宜所定温度の冷却水をタンク13へ補給することによって、エゼクタ10を流下する流体温度を調節して、エゼクタ10の吸引力をコントロールすることができる。
一方、反応釜1内の被加熱物を加熱する場合は、蒸気供給管8から加熱に適した温度の蒸気をジャケット部2へ供給することによって、蒸気が反応釜1内の被加熱物に熱を与えて加熱する。加熱により蒸気の凝縮した復水と一部の蒸気は排出管9を通り蒸気トラップ12から復水だけがエゼクタ10に吸引されタンク13に至る。
本発明の加熱冷却装置の実施例を示す構成図。
符号の説明
1 反応釜
2 ジャケット部
3 噴射ノズル部
4 組み合わせ真空ポンプ
5 冷却流体供給管
6 冷却流体管路
8 蒸気供給管
9 排出管
10 エゼクタ
12 蒸気トラップ
13 タンク
14 循環ポンプ
15 循環路
18 タンクジャケット
19 蒸気管
21 冷却水管
22 循環流体分岐管
23 冷却水分岐管

Claims (1)

  1. 被熱交換物を加熱あるいは冷却する熱交換室を形成して、当該熱交換室に熱交換流体を供給する熱交換流体供給管を接続し、熱交換室を吸引手段と接続したものにおいて、吸引手段をエゼクタとタンクと循環ポンプで構成して、当該タンクのほぼ全周を覆うタンクジャケットを設け、当該タンクジャケットに加熱流体供給管と冷却流体供給管を接続すると共に、当該タンクジャケットを吸引手段と接続したことを特徴とする加熱冷却装置。
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