JP2006307994A - ディスクブレーキ及びディスクブレーキの熱倒れ量算出方法 - Google Patents

ディスクブレーキ及びディスクブレーキの熱倒れ量算出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 温度検出センサを用いることなく、ディスクロータの熱歪み量を算出し、ディスクロータの肉厚変動の発生を抑制してジャダーの発生を抑制する。
【解決手段】 CPU17は回転数センサ44の検出結果(ディスクロータ11の回転速度)と、ブレーキパッド12による制動トルクに係る状態量(推力センサ38により検出されるピストン推力及びディスクロータ11の摺動面の摩擦係数等)とに基づき、ディスクロータ11内の伝熱状態を記述する熱容量モデルによる熱微分方程式により、ディスクロータ11のディスク部26及びハット部25の各温度θ,θを算出し、各温度θ,θに応じてディスクロータ11の熱倒れ量δを算出する。CPU17は熱倒れ量δに応じて、制動時以外の状態でディスクロータ11と一対のブレーキパッド12,12とが接触しないための距離を設定し、設定した距離に応じて電動モータ15を駆動制御する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ディスクブレーキ及びディスクブレーキの熱倒れ量算出方法に関する。
従来、例えば電動ディスクブレーキの空転時にロータの温度を検出するとともに、熱倒れ、ロータの肉厚変動を抑制するディスクブレーキが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−36657号公報
ところで、上記従来技術の一例に係るディスクブレーキにおいては、ロータ温度を検出するために温度検出センサを設ける必要があり、温度検出センサや配線の装着に煩雑な手間がかかると共に、温度検出センサの配置位置が車輪周辺となることで、振動や、ディスクブレーキの高温の排熱によって温度検出センサに異常が発生してしまう可能性が高くなるという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、温度検出センサを用いることなく、ディスクロータの熱歪み量を算出し、ディスクロータの肉厚変動の発生を抑制してジャダーの発生を抑制することが可能なディスクブレーキ及びディスクブレーキの熱倒れ量算出方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、請求項1に記載の本発明のディスクブレーキは、ディスク部とハット部とからなるディスクロータにブレーキパッドを押圧して制動力を発生させるべく、電動アクチュエータ(例えば、実施の形態での電動モータ15)の駆動により前記ブレーキパッドを移動させるディスクブレーキであって、前記ディスク部と前記ハット部との各温度(例えば、実施の形態での各温度θ,θ)を算出し、当該ディスク部及びハット部の各温度から前記ディスクロータの熱倒れ量(例えば、実施の形態での熱倒れ量δ)を算出する算出手段(例えば、実施の形態でのステップS02)と、前記算出手段により算出された前記熱倒れ量に応じた移動量で前記ディスクロータから前記ブレーキパッドを離間させる制御手段(例えば、実施の形態でのステップS04)とを備えることを特徴としている。
上記のディスクブレーキによれば、ディスクロータのディスク部およびハット部の各温度を検出する温度センサを設ける必要無しに、各温度をいわばリアルタイムで算出することができ、これらの算出結果に応じてディスクロータの熱倒れ量を精度良く算出することができる。これにより、算出した熱倒れ量に応じて、制動時以外の状態でディスクロータとブレーキパッドとが接触しないように設定することができ、ジャダーやブレーキパッドの偏摩耗等が生じることを防止することができる。
さらに、請求項2に記載の本発明のディスクブレーキでは、前記算出手段は、前記ディスク部と前記ハット部との各温度を、前記ディスクロータの回転数(例えば、実施の形態でのディスクロータ11の回転速度)と前記ブレーキパッドによる制動トルク(例えば、実施の形態でのブレーキパッド12による制動トルクに係る状態量)とに基づいて算出することを特徴としている。
上記のディスクブレーキによれば、制動時にブレーキパッドがディスク部に接触して発生する熱エネルギーのうちディスク部に流入する熱流束は、ディスクロータの回転速度を検出する回転数センサから出力されるディスクロータの回転数と、ディスク部に押圧されるブレーキパッドの推力およびディスク部の摺動面の摩擦係数に応じたブレーキパッドによる制動トルクとに基づいて精度良く算出することができ、この熱流束に基づきディスクロータのディスク部およびハット部の各温度を精度良く算出することができる。
さらに、請求項3に記載の本発明のディスクブレーキの熱倒れ量算出方法は、ディスク部とハット部とからなるディスクロータにブレーキパッドを押圧して制動力を発生させるべく、電動アクチュエータの駆動により前記ブレーキパッドを移動させるディスクブレーキの熱倒れ量算出方法であって、前記ディスクロータの回転数と前記ブレーキパッドによる制動トルクとに基づいて前記ディスク部と前記ハット部との各温度を算出し、前記ディスク部の温度と前記ハット部の温度との差から前記ディスクロータの熱倒れ量を算出することを特徴としている。
上記のディスクブレーキの熱倒れ量算出方法によれば、制動時にブレーキパッドがディスク部に接触して発生する熱エネルギーのうちディスク部に流入する熱流束は、ディスクロータの回転数とブレーキパッドによる制動トルクとに基づいて精度良く算出することができ、さらに、この熱流束に基づきディスクロータのディスク部およびハット部の各温度をいわばリアルタイムで算出することができ、これらの算出結果に応じてディスクロータの熱倒れ量を精度良く算出することができる。これにより、算出した熱倒れ量に応じて、制動時以外の状態でディスクロータとブレーキパッドとが接触しないように設定することができ、ジャダーやブレーキパッドの偏摩耗等が生じることを防止することができる。
以上説明したように、請求項1及び2に記載の本発明のディスクブレーキによれば、ディスクロータのディスク部およびハット部の各温度を検出する温度センサを設ける必要無しに、各温度をいわばリアルタイムで算出することができ、これらの算出結果に応じてディスクロータの熱倒れ量を精度良く算出することができる。
また、請求項3に記載の本発明のディスクブレーキの熱倒れ量算出方法によれば、ディスクロータの回転数とブレーキパッドによる制動トルクとに基づき、ディスクロータのディスク部およびハット部の各温度をいわばリアルタイムで算出することができ、これらの算出結果に応じてディスクロータの熱倒れ量を精度良く算出することができる。
以下、本発明の一実施形態に係るディスクブレーキ及びディスクブレーキの熱倒れ量算出方法について添付図面を参照しながら説明する。
本実施の形態によるディスクブレーキ10は、例えば図1および図2に示すように、車両の図示せぬ車輪とともに回転するディスクロータ11と、ディスクロータ11の軸線方向の両側からディスクロータ11を挟み込むようにして配置されると共にディスクロータ11に接触可能な一対のブレーキパッド12,12と、車両の非回転の取付部13に固定されると共に一対のブレーキパッド12,12をディスクロータ11の軸線方向に移動可能に支持し、これら一対のブレーキパッド12,12を介して制動トルクが入力されるキャリア14と、キャリア14にディスクロータ11の軸線方向に移動可能に支持されると共に、内蔵された電動モータ15の回転により一対のブレーキパッド12,12をディスクロータ11の軸線方向の両側から挟持してディスクロータ11に押圧して車両に制動力を発生させる電動キャリパ16と、電動キャリパ16の電動モータ15を制御するCPU(中央演算装置)17とを備えて構成されている。
ディスクロータ11は、例えばストレートフィンタイプのベンチレーテッドロータであって、図示しない車輪に対して同軸に連結されている。このディスクロータ11では、例えば円板状のインナーディスク部(図示略)とアウターディスク部(図示略)との互いに対向する面同士を接続する複数のリブ(図示略)が放熱フィンとして軸心から径方向に沿って放射状に列設され、周方向で隣り合う放熱フィン同士の間にはディスクロータ11の内周部と外周部とを連通する通風路が形成されている。これにより、ディスクロータ11の回転時には各通風路を経て内周部から外周部へと空気が流通して冷却作用を奏するようになっている。
そして、ディスクロータ11は、央部に有底円筒状の取付部(ハット部)25を備え、このハット部25の底部に対し反対側から径方向外側にフランジ状に延出するディスク部26を有するいわゆるハット型のディスクロータであって、ハット部25において車輪に固定され、ディスク部26においてブレーキパッド12に接触可能とされている。
ブレーキパッド12は、ディスクロータ11に接触するライニング28と、このライニング28を一側に保持するとともに逆側が電動キャリパ16で押圧される裏金29とを有しており、ライニング28をディスクロータ11に対向させた状態で裏金29においてキャリア14に支持される。
電動キャリパ16は、ディスクロータ11の一側に配置されるキャリパ本体31と、このキャリパ本体31に一体的に固定されるとともにディスクロータ11を跨いで反対側へ延びる爪部32とを有しており、キャリパ本体31が、キャリア14に取り付けられたスライドピン33によってディスクロータ11の軸方向に沿って摺動可能に案内される。ここで、ディスクロータ11とキャリパ本体31との間およびディスクロータ11と爪部32の先端部との間に、それぞれブレーキパッド12が設けられる。
キャリパ本体31には、電動モータ15と、電動モータ15の回転位置を検出する位置検出器35と、電動モータ15の回転を直線運動に変換する直線運動変換機構36(例えば、ボールアンドランプ機構、ボールねじ機構、ローラねじ機構等)と、この直線運動変換機構36に連結され、電動モータ15の回転でディスクロータ11の軸線方向に直線的に往復移動するピストン37と、ピストン推力を検出する推力センサ38とが設けられている。
この電動キャリパ16は、電動モータ15の正回転でピストン37をディスクロータ11に近接する方向に前進させることにより、ピストン37と爪部32とで両ブレーキパッド12,12を両側から挟持してディスクロータ11のディスク部26に接触させて制動力を発生させる一方、電動モータ15の逆回転でピストン37をディスクロータ11から離間する方向に後退させることで、両ブレーキパッド12,12の挟持を解除してディスクロータ11への接触を解除させる。
CPU17には、位置検出器35および推力センサ38から出力される各検出信号に加えて、電動モータ15の通電電流の電流値を検出する電流センサ(図示略)およびブレーキペダル41の操作量を検出するペダル操作量検出センサ42および車体速度を検出する車速センサ43および車輪の回転速度つまりディスクロータ11の回転速度を検出する回転数センサ44から出力される各検出信号が入力されている。
そして、CPU17は、ペダル操作量検出センサ42および車速センサ43の各検出結果に基づいて所望の制動力を得るためのピストン37の目標推力を算出する一方、位置検出器35の検出結果と電動モータ15の電流値および推力センサ38の検出結果に基づいて、実際のピストン推力が目標推力となるように電動モータ15を制御する制動力発生制御を行う。
さらに、このCPU17は、制動力発生制御に加えて、回転数センサ44の検出結果(つまりディスクロータ11の回転速度)と、ブレーキパッド12による制動トルクに係る状態量(例えば、推力センサ38により検出されるピストン推力およびブレーキパッド12が接触するディスクロータ11の摺動面の摩擦係数等)とに基づき、ディスクロータ11のディスク部26およびハット部25の各温度θ,θを算出し、さらに、各温度θ,θに応じてディスクロータ11の熱倒れ量δを算出する。
なお、ディスクロータ11の熱倒れは、制動時にディスクロータ11のハット部25とディスク部26との間に温度勾配が生じた際に、相対的に高温状態で熱膨張が増大するディスク部26に対して、相対的に低温状態のハット部25での熱膨張の増大が抑制され、ディスク部26が、いわばすり鉢状に変形して、ディスク部26がディスクロータ11の軸直交方向に対して傾く状態である。
そして、CPU17は、算出した熱倒れ量δに応じて、制動時以外の状態でディスクロータ11と一対のブレーキパッド12,12とが接触しないようにして、ディスクロータ11と一対のブレーキパッド12,12との間に確保すべき所望の距離を設定し、この距離を確保するようにして電動モータ15を駆動制御する。
本実施の形態によるディスクブレーキ10は上記構成を備えており、次に、このディスクブレーキ10の動作、特に、ディスクブレーキ10の熱倒れ量算出方法について添付図面を参照しながら説明する。
まず、図3に示すステップS01においては、例えばブレーキパッドの押圧力つまりピストン37のピストン推力を検出する推力センサ38から出力される検出信号に基づき、車両の走行状態が制動動作の実行による減速状態か否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、一連の処理を終了する。
一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS02に進む。
そして、ステップS02においては、例えば下記数式(1),(2)に示すディスクロータ11内の伝熱状態を記述する熱容量モデルによる熱微分方程式により、ディスクロータ11のディスク部26およびハット部25の各温度θ,θを算出する。
Figure 2006307994
Figure 2006307994
この熱容量モデルでは、例えば図4に示すように、ディスク部26を第1の熱容量体とし、ハット部25を第2の熱容量体とし、ディスクロータ11の摺動面から厚さ方向に所定深さdの領域の質量をディスク部質量mとし、ディスクロータ11の摺動面上の適宜の位置(例えば、有効径部26a)の温度を温度θとし、ディスクロータ11のディスク部26よりも内周側の領域の質量をハット部質量mとし、ハット部25の適宜の位置(例えば、屈曲部25a)の温度を温度θとする。そして、ディスク部26とハット部25との間には、ディスク部26およびハット部25の各寸法に係る状態量(例えば、断面積等)により算出可能な伝熱抵抗kを設ける。
そして、制動時にブレーキパッド12がディスク部26に接触して発生する熱エネルギーのうちディスク部26に流入する熱流束Qinは、例えば、回転数センサ44により検出されるディスクロータ11の回転速度と、ブレーキパッド12による制動トルクに係る状態量(例えば、推力センサ38により検出されるピストン推力およびブレーキパッド12が接触するディスクロータ11の摺動面の摩擦係数等)とに基づき算出される。
また、熱伝達によるディスクロータ11からの放熱は、ディスク部26の放熱フィンおよび他の部材と、ハット部25とにおいて発生すると仮定し、各放熱量Qfin,Qother,Qhatは、例えば下記数式(3)に示すように記述される。
なお、下記数式(3)において、例えば、各放熱面積S(fin,other,hat)は予め設定された所定値であって、各熱伝達率h(fin,other,hat)は回転数センサ44により検出されるディスクロータ11の回転速度に応じて変化する所定の変数であって、例えばディスクロータ11の回転速度を変数とする所定の関数あるいはディスクロータ11の回転速度の適宜の値と各熱伝達率h(fin,other,hat)の値との対応関係を示すマップ等により算出され、各熱伝達率補正係数c(fin,other,hat)は予め設定された所定値であって、冷却風温度θairは所定値(例えば、雰囲気温度等)である。
Figure 2006307994
そして、予め、メモリに格納された数値解法プログラムを使用して、各温度θ,θについて上記数式(1),(2)の連立微分方程式を逐一解くことにより、リアルタイムに各温度θ,θが得られる。
ステップS03においては、各温度θ,θに応じてディスクロータ11の熱倒れ量δを算出する。ここでは、例えば図5に示すように、ディスク部26の温度θに所定の相関係数αを乗算して得た値に比べて、各温度θ,θの差(θ−θ)に所定の相関係数βを乗算して得た値の方が、熱倒れ量δの実測値(例えば、図5においては、ディスクロータ11を所定減速度で繰り返し制動した際の実測値)をより精度良く再現することができることから、算出した各温度θ,θの差(θ−θ)に、予め設定した相関係数βを乗算して熱倒れ量δを算出する。
そして、ステップS04においては、算出した熱倒れ量δに応じて、制動後にディスクロータ11と一対のブレーキパッド12,12とが接触しないようにして、ディスクロータ11と一対のブレーキパッド12,12との間に確保すべき所望の距離を設定し、この距離を確保するようにして電動モータ15を駆動制御し、一連の処理を終了する。
上述したように、本実施の形態によるディスクブレーキ10によれば、ディスクロータ11のディスク部26およびハット部25の各温度θ,θを検出する温度センサを設ける必要無しに、制動時の各温度θ,θをいわばリアルタイムで算出することができ、これらの算出結果に応じてディスクロータ11の熱倒れ量δを精度良く算出することができる。これにより、算出した熱倒れ量δに応じて、制動後にディスクロータ11と一対のブレーキパッド12,12とが接触しないように設定することができ、ジャダーやブレーキパッド12の偏摩耗等が生じることを防止することができる。
なお、上述した実施の形態においては、ブレーキパッド12による制動トルクに係る状態量を、推力センサ38により検出されるピストン推力およびブレーキパッド12が接触するディスクロータ11の摺動面の摩擦係数に基づき算出するとしたが、これに限定されず、例えば制動時の電動モータ15の推力と、電動モータ15のロータの磁極位置を検出する回転角センサの検出結果とから算出してもよい。
本発明の一実施形態のディスクブレーキを概略的に示す側面図である。 本発明の一実施形態のディスクブレーキの電動キャリパ等を示す斜視図である。 本発明の一実施形態のディスクブレーキの動作、特に、ディスクブレーキの熱倒れ量算出方法の処理を示すフローチャートである。 ディスクロータの熱容量モデルを示す図である。 熱倒れ量δの一例を示すグラフ図である。
符号の説明
10 ディスクブレーキ
11 ディスクロータ
12 ブレーキパッド
25 ハット部
26 ディスク部
ステップS02 算出手段
ステップS04 制御手段

Claims (3)

  1. ディスク部とハット部とからなるディスクロータにブレーキパッドを押圧して制動力を発生させるべく、電動アクチュエータの駆動により前記ブレーキパッドを移動させるディスクブレーキであって、
    前記ディスク部と前記ハット部との各温度を算出し、当該ディスク部及びハット部の各温度から前記ディスクロータの熱倒れ量を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された前記熱倒れ量に応じた移動量で前記ディスクロータから前記ブレーキパッドを離間させる制御手段と
    を備えることを特徴とするディスクブレーキ。
  2. 前記算出手段は、前記ディスク部と前記ハット部との各温度を、前記ディスクロータの回転数と前記ブレーキパッドによる制動トルクとに基づいて算出することを特徴とする請求項1に記載のディスクブレーキ。
  3. ディスク部とハット部とからなるディスクロータにブレーキパッドを押圧して制動力を発生させるべく、電動アクチュエータの駆動により前記ブレーキパッドを移動させるディスクブレーキの熱倒れ量算出方法であって、
    前記ディスクロータの回転数と前記ブレーキパッドによる制動トルクとに基づいて前記ディスク部と前記ハット部との各温度を算出し、前記ディスク部の温度と前記ハット部の温度との差から前記ディスクロータの熱倒れ量を算出することを特徴とするディスクブレーキの熱倒れ量算出方法。

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