JP2006307542A - 排水栓装置のレリースワイヤ用シール材 - Google Patents

排水栓装置のレリースワイヤ用シール材 Download PDF

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Abstract

【課題】 排水管の連絡孔に係合させることによって排水圧を有効利用し止水性を保持し、配線時のレリースワイヤの曲がりで生じる引張り力によって止水性が阻害されない排水栓装置のレリースワイヤ用シール材を提供することにある。
【解決手段】 ブッシング体1’の長さ方向中途部外周面に開溝され排水管Cに開孔した連絡孔cの孔縁全周を差し込み係止する三次元の方向性の係止溝21の溝底径を連絡孔c径よりも若干大径に、また幅寸法を排水管C厚よりも若干小幅にし、係止溝21を設けたエリアが投影される所要長さエリアをレリースワイヤ2の直径よりも僅か小径な弾圧路51にしてその弾圧路51と係止溝21との間をブッシング体1’を保形する厚肉剛性部91とし、排水管C側とは逆側端の中途厚域から前記係止溝21近傍に至る深さの環状凹所41を凹設して薄肉膜41bで覆設されたレリースワイヤ屈曲変形防止用挿通路71を弾圧路51に連設させ、環状凹所41の外周膜をレリースワイヤ2の障壁81にする。
【選択図】 図3

Description

本発明は排水栓装置のレリースワイヤ用シール材、更に詳しくはシンク、洗面器等の排水口に接続される排水管を挿通するレリースワイヤとその挿通部との間を水密状にシールするシール材に関するものである。
従来、排水管におけるレリースワイヤ挿通箇所のシール構造は、レリースワイヤの挿通孔を有し外周に雄螺子を螺設したネジ筒部と、その挿通孔に差し込まれ外端に鍔部を有するスリーブ状のシール材と、前記ネジ筒部に螺合して前記シール材の鍔部を弾圧するナット体とを備え、ナット体での鍔部の圧潰でレリースワイヤを、止水性を維持して排水管に固定する構造(前者)や、レリースワイヤの連絡孔に排水管内側から挿入する鍔付き筒状ボルトと、その鍔付き筒状ボルトに排水管外から外嵌するワッシャーと、鍔付き筒状ボルトの筒部に螺嵌するナットと、鍔付き筒状ボルトの貫通孔にセットされる鍔部を有するスリーブ状のシール材と、鍔付き筒状ボルトの筒部に排水管外側から螺嵌して前記シール材の鍔部を弾圧する締め付けナットとを備え、前者と同様に締め付けナットでの前記シール部の鍔部の圧潰でレリースワイヤを、止水性を維持して排水管に固定する構造(後者)である(例えば、特許文献1参照。)。
前者は、ネジ筒部を有する排水管を一体成形する必要から特殊な成形型を必要とし、成形コストの面で問題がある。
これに対して、後者は排水管に後加工で連絡孔を開孔すれば良いため、成形コストは廉価であるが、部品点数が多く、且つ締め付けナットでの締め付け作業を必須とし、シール時の作業性が非常に悪い。
特開2001−65695号公報
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、排水管の連絡孔に係合させることによって排水圧を有効利用し止水性を保持してレリースワイヤを排水管に固定できる排水栓装置用レリースワイヤ用シール材を提供することにある。
他の目的とする処は、配線時のレリースワイヤの曲がりで生じる引張り力によって止水性が阻害されない排水栓装置のレリースワイヤ用シール材を提供することにある。
前記課題を解決するために講じた技術的手段は、合成樹脂、ゴム等の弾性材料で成形されたブッシング体の中央長さ方向にレリースワイヤを挿通させるレリース路を開設し、前記ブッシング体の長さ方向中途部外周面に、排水管に開孔した連絡孔の孔縁全周を差し込み係止する三次元の方向性の係止溝を周設し、その係止溝の溝底径を連絡孔径よりも若干大径に、また係止溝幅を排水管の管厚よりも若干小幅にし、前記係止溝を境にした排水管寄りのブッシング体外周面に、連絡孔孔縁を係止溝へと案内する傾斜ガイド面を形成していることを特徴とする排水栓装置のレリースワイヤ用シール材である(請求項1)。
以上の手段によれば、ブッシング体を排水管の連絡孔に傾斜ガイド面をガイドにして排水管外方から横向き交差状に差し込み、弾性変形させながら前記連絡孔に係止溝を嵌め入れ係止する。
その係止溝は、溝底径を連絡孔径よりも若干大径に、また係止溝幅を排水管厚よりも若干小幅にしているため、係止時に連絡孔でブッシング体のレリース路を局部的に求心方向に縮径しレリースワイヤ外周面にそのレリース路を圧接させてレリースワイヤとブッシング体との間を止水し、幅寸法を狭めようとする係合溝の弾性復元力で連絡孔孔縁を挾着して、ブッシング体と連絡孔との間を止水する。
前記レリース路は、三次元の方向性の前記係止溝を設けたエリアが投影される所要長さエリアをレリースワイヤの直径よりも僅か小径にして弾圧路を形成し、該弾圧路と前記係止溝底との間に厚肉剛性部を形成していると、好適なものである(請求項2)。
ここで、前記エリアとは、ブッシング体の長さ方向において三次元の方向性の係止溝の前端、後端間よりも僅かに長い長さエリアである。
そして、以上の手段では、ブッシング体がレリースワイヤに外嵌される装設時の小径な弾圧路によるレリースワイヤに生じる弾性挟持力に、前記連絡孔孔縁による求心方向への厚肉剛性部全域の縮径による圧接力がブッシング体の所定の保形性を維持して、優れた止水性とレリースワイヤの固定性とを具備させる。
そして、前記ブッシング体は、排水管側とは逆側端の中途厚域から前記係止溝近傍に至る深さの環状凹所を凹設して薄肉膜で覆設されたレリースワイヤ屈曲変形防止用挿通路を前記弾圧路に連設して有し、前記環状凹所の外周部をレリースワイヤの障壁にしていることである(請求項3)。そして、前記環状凹所底を凹曲面で形成していると好適なものである(請求項4)。
前記レリースワイヤ屈曲変形防止用挿通路は、前記係止溝の開溝位置がブッシング体の前記逆側端寄りである時には、そのレリースワイヤ屈曲変形防止用挿通路が短くなる。その際にはその薄肉膜を前記後側端後方に延設して所要長さのレリースワイヤ屈曲変形防止用挿通路を確保するようにして、そのレリースワイヤ屈曲変形防止用挿通路の弾性力で急激なレリースワイヤの曲がりを防止する。
以上の手段にあっては、レリースワイヤ配線時の曲がりを、環状凹部がクリアランスになって対応し、そのクリアランス以上のレリースワイヤの曲がりを障壁の弾性変形で吸収して係止溝に伝播されるのを抑制する。
そして、レリースワイヤの他端側が連絡される操作部の取付位置によって異なってくる引張り応力の集中をレリースワイヤ屈曲変形防止用挿通路の基端部を構成する凹曲面(環状凹所底の凹曲面)で緩和分散する。
また、前記ブッシング体に、前記連絡孔の孔縁外面部分が係合する係止溝構成面に連続して連絡孔の孔縁外面のストッパー面を突設したり(請求項5)。また、前記排水管側の先端を湾曲面をもってラッパ状に拡開していると、好適なものである(請求項6)。
本発明は以上のように構成したから下記の利点がある。
(請求項1)合成樹脂材料、ゴム等の弾性材料からなるブッシング体の長さ方向中途部外周面に排水管に開孔した連絡孔の孔縁全周を差し込み係止する三次元の方向性の係止溝を周設し、その係止溝の溝底径を連絡孔径よりも若干大径に、また係止溝幅を排水管厚よりも若干小幅にしているので、排水管の外側から差し込み係止するだけで、レリース路が求心方向に縮径させてレリースワイヤとブッシング体との間を止水し且つブッシング体と連絡孔との間を止水する至便な排水栓装置のレリースワイヤ用シール材を新規に提供することができる。
(請求項2)また、レリース路は、三次元の方向性の前記係止溝を設けたエリアが投影される所要長さ範囲をレリースワイヤの直径よりも僅か小径にして弾圧路にしていると、レリースワイヤに対して強制移動可能で任意な位置に配置できる自在性を具備していながら、その弾性挟持力に、連絡孔孔縁による厚肉剛性部全域の一様な求心方向への縮径による圧接力がブッシング体の保形性を維持した状態でレリースワイヤに局部的に集中して、優れた止水性を発揮して、レリースワイヤの所定位置を連絡孔に固定することができる。
(請求項3)また、ブッシング体は、排水管側とは逆側端の中途厚域から前記係止溝近傍に至る深さの環状凹所を凹設して薄肉膜で覆設されたレリースワイヤ屈曲変形防止用挿通路を前記弾圧路に連設して有し、必要によっては、その薄肉膜をブッシング体の後側端後方に延設して所要長さのレリースワイヤ屈曲変形防止用挿通路を確保するようにしていると、そのレリースワイヤ屈曲変形防止用挿通路の抵抗で弾性力で配線時の急激なレリースワイヤの曲がりを防止した上に、環状凹所がクリアランスになって配線時のレリースワイヤの曲がりを許容し、そのクリアランス以上のレリースワイヤ配線時の曲がりを障壁の弾性変形で吸収し係止溝へのその応力の伝播を抑制して所定の止水性能を維持し、操作部レイアウトの各バリエイションに応じてレリースワイヤの急激な曲がり変形を防止し、耐久性を低下させずに、優れた止水性を持続することができる。
(請求項4)しかも、前記環状凹所底を凹曲面で形成しているから、レリースワイヤの他端側が連絡される操作部の取付位置によって異なってくる引張り応力の集中をレリースワイヤ屈曲変形防止用挿通路の基端部を構成する凹曲面(環状凹所底の凹曲面)で緩和分散して耐久性を向上させることができる。
(請求項5)その上、ブッシング体に、前記連絡孔の孔縁外面部分が係合する係止溝構成面に連続して連絡孔の孔縁外面のストッパー面を突設すると、差し込み係止時に係止溝が通り過ぎることがなく、ブッシング体の差し込み係止作業が簡単且つ確実である。
(請求項6)また、レリース路の排水管側の先端を湾曲面をもってラッパ状に拡開する形状にしているので、レリースワイヤを急激に屈曲変形させずに排水栓側に案内できる。
次に、本発明排水栓装置のレリースワイヤ用シール材の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明すると、符号1はそのシール材、2はレリースワイヤである。
前記シール材1は、合成樹脂、ゴム等の弾性材料からなるブッシング体1’の中央長さ方向にレリースワイヤ2を挿通させるレリース路11を開設している。
前記ブッシング体1’は、図1に示すように洗面器等の排水口Bに設けられる排水口部材bに連結する排水管(排水短管)Cに開孔された連絡孔cよりも大径に形成され、その長さ方向中途部に連絡孔cと同一な三次元の方向性をもって係止溝21を開溝し、その係止溝21を境にした排水管C寄りの外周面に傾斜ガイド面31を、また排水管C側とは逆側の中途厚域から係止溝21近傍に至る深さをもって環状凹所41を凹設形成している。
前記レリース路11は、図3に示すように三次元の方向性の前記係止溝21を設けたエリアが投影される所要長さエリアをレリースワイヤ2の直径よりも僅か小径にして弾圧路51とし、その弾圧路51を挟んでレリースワイヤ2とほぼ同径の挿通路61、71をその前後に形成している。
前記環状凹所41の凹所底は同図3に示すように凹曲面41aで形成され、また環状凹所41aを凹設することによって形成される後側、即ち排水管C側とは逆側の挿通路71は、環状凹所41の凹設で形成される薄肉膜41bを排水管Cとは逆側端後方に延設して所要長さのレリースワイヤ屈曲変形防止用挿通路(後述では符号71を付して説明する)になっている。
このレリースワイヤ屈曲変形防止用挿通路71は、前記係止溝21がブッシング体1’の後側寄りに開溝されているために薄肉膜41bを排水管Cとは逆側端後方に延設して所要長さ確保されているが、ブッシング体1’の中央部や略中央に係止溝21を開溝した結果、所要長さのレリースワイヤ屈曲変形防止用挿通路71を確保できる時には、延設する必要はないものである。
前記環状凹所41の凹設によってブッシング体1’には、その環状凹所41周りに外周膜として障壁81が残置される。
一方、レリースワイヤ屈曲変形防止用挿通路71の弾圧路51を挟む逆側、即ち排水管C側の挿通路61には、図3に示すようにその先端に湾曲面をもってラッパ状に拡開させたガイド曲面61aが湾曲形成され、その挿通路壁61b外周面を排水管Cの連絡孔c直径よりも小径にして連絡孔cに差し込む時の差し込みガイド面61cとし、その差し込みガイド面61cに連続して係止溝21の開溝縁に向かって漸増する円錐状をもって前記傾斜ガイド面31を形成している。
前記係止溝21は、その溝底径を連絡孔c径よりも若干大径、幅寸法を排水管C厚よりも若干小幅にして、溝底と前記弾圧路51との間を厚肉剛性部91とし、またその係止溝構成面における連絡孔cの孔縁外面部分が係合する側の内立面21bに連続して図2に示すようにストッパー面101を外側に突設形成している。
前記ストッパー面101は、係止溝構成面における連絡孔cの孔縁外面部分が係合する側の前記内立面を逆側の内立面21aよりも高く立ち上げて形成されており、このストッパー面101を高く立ち上げることによって肉厚化したその部分にブッシング体1’を排水管Cの連絡孔cに差し込む時の差し込み位置確認用の凸部111を突設形成しており、この凸部111は、丁度180度ずれた位置に設けられており、一方を最高位に向けた状態でブッシング体1’を差し込むことによって連絡孔c全域に三次元の方向性の係止溝21が係止されるようになっている。
以上のように構成されている排水栓装置のレリースワイヤ用シール材1は、図3(b)に示すように弾圧路51による若干の挟持抵抗を受けた状態でレリースワイヤ2に外嵌されてレリースワイヤ2の所要位置に装設される。
そして、排水管Cの前記連絡孔c直径よりも小径な差し込みガイド面61cをガイドにしてその連絡孔cに差し入れられ、傾斜ガイド面31でブッシング体1’が弾性変形しながら連絡孔cの孔縁をストッパー面101で三次元の方向性の係止溝21に導き、係止溝21にその孔縁を係止する。
その係止溝21は、溝底径を連絡孔c径よりも若干大径、幅寸法を排水管C厚よりも若干小幅にしているため、図3(c)に示すように厚肉剛性部91を介して弾圧路51全域を一様に求心方向に縮径してその弾圧路51全域をレリースワイヤ2外周面に均等に圧接させ、且つ連絡孔cの孔縁内外面を係止溝21の両内立面21a、21bに強く圧接させて、レリースワイヤ2とブッシング体1’との間、排水管Cとブッシング体1’との間を水密にシールする。
そして、シール材1としてブッシング体1’の剛性は厚肉剛性部91で保持し、レリースワイヤ屈曲変形防止用挿通路71に操作部3との連結によってレリースワイヤ2を介して生じる引っ張り応力は環状凹所41底の凹曲面41aで厚肉剛性部91に分散して局部的な応力集中を回避する。
また、図4に示すように操作部3レイアウトによるレリースワイヤ2の引っ張り方向性は環状凹所41をクリアランスにして対応し、それ以上の湾曲変形を障壁81で緩和分散して係止溝21に伝達せず、またレリースワイヤ2の屈曲変形をレリースワイヤ屈曲変形防止用挿通路71の薄膜抵抗で防止する。
ブッシング体1’の全長13mm、係止溝21底の直径10.7mm、その幅寸法0.5mm、弾圧路51の長さ3.5mm、その直径2.6mm、挿通路61、71直径3.6mm、薄肉膜41b厚1.1mm、その長さ10.5mm、環状凹所41深さ4mm、その幅寸法1.1mm、ガイド曲面61aは半径4mmの軌跡で形成され、厚肉弾性部91厚4.1mmにしている。
これに対してレリースワイヤ2直径3.5mm、連絡孔c直径10mm、排水管C厚0.8mmである。
これによると、弾圧路51はレースワイヤ挿通時に厚肉剛性部91を0.9mm程度弾性的に圧縮した状態で装設され、排水管Cの連絡孔cの孔縁への係止溝21係止時には更にその厚肉弾性部91を0.7mm程度圧縮して、厚肉弾性部91全域を厚み2.5mm程度まで圧潰する。
この圧潰による反発力でシール材1としての所定に剛性を保持した状態でレリースワイヤ2との間を水密に維持する。
そして、連絡孔cの孔縁は、0.3mm程度拡開される係止溝21のその復元力と排水圧による外側への押圧力とでシールされ、シール材1との間を水密にする。
尚、操作部3、排水部4へのレリースワイヤ2の連結に関しては、従前と差異はないため、説明は省略する。
本実施の形態排水栓装置のレリースワイヤ用シール材の使用状態を示す、正面図で一部切欠して示す。 同レリースワイヤ用シール材の斜視図で拡大して示す。 同シールの縦断面図で、(a)はレリースワイヤに装設していない状態を示す、(b)はレリースワイヤに装設した状態を示す、(c)は排水筒の連絡孔に差込係止した状態を示す。 同シール材の縦断面図で、レリースワイヤの屈曲変形をレリースワイヤ屈曲変形防止用挿通路の抵抗で防止している状態を示す。
符号の説明
1:シール材 2:レリースワイヤ
1’:ブッシング体 C:排水管
c:連絡孔 21:係止溝
31:傾斜ガイド面 11:レリース路
51:弾圧路 91:厚肉剛性部
41:環状凹所 71:レリースワイヤ屈曲防止用挿通路
41a:凹曲面 81:障壁
101:ストッパー面 61a:ガイド曲面(弯曲面)

Claims (6)

  1. 合成樹脂、ゴム等の弾性材料で成形されたブッシング体の中央長さ方向にレリースワイヤを挿通させるレリース路を開設し、前記ブッシング体の長さ方向中途部外周面に、排水管に開孔した連絡孔の孔縁全周を差し込み係止する三次元の方向性の係止溝を周設し、その係止溝の溝底径を連絡孔径よりも若干大径に、また係止溝幅を排水管の管厚よりも若干小幅にし、前記係止溝を境にした排水管寄りのブッシング体外周面に、連絡孔孔縁を係止溝へと案内する傾斜ガイド面を形成していることを特徴とする排水栓装置のレリースワイヤ用シール材。
  2. 前記レリース路は、三次元の方向性の前記係止溝を設けたエリアが投影される所要長さエリアをレリースワイヤの直径よりも僅か小径にして弾圧路を形成し、該弾圧路と前記係止溝底との間に厚肉剛性部を形成していることを特徴とする請求項1記載の排水栓装置のレリースワイヤ用シール材。
  3. 前記ブッシング体は、排水管側とは逆側端の中途厚域から前記係止溝近傍に至る深さの環状凹所を凹設して薄肉膜で覆設されたレリースワイヤ屈曲変形防止用挿通路を前記弾圧路に連設して有し、前記環状凹所の外周部をレリースワイヤの障壁にしていることを特徴とする請求項1または2記載の排水栓装置のレリースワイヤ用シール材。
  4. 前記環状凹所底を凹曲面で形成していることを特徴とする請求項3記載の排水栓装置のレリースワイヤ用シール材。
  5. 前記ブッシング体に、前記連絡孔の孔縁外面部分が係合する係止溝構成面に連続して連絡孔の孔縁外面のストッパー面を突設していることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載の排水栓装置のレリースワイヤ用シール材。
  6. 前記レリース路は、排水管側の先端を湾曲面をもってラッパ状に拡開していることを特徴とする請求項1〜5いずれか1項記載の排水栓装置のレリースワイヤ用シール材。
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