JP2006307475A - 梯子固定具 - Google Patents

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Abstract

【課題】梯子を立て掛ける場所に応じて、屋根の軒端に固定することも、雨樋に固定することもできる梯子固定具を提供する。
【解決手段】建物に立て掛ける梯子の縦枠上部に固定し得る固定部材と、該固定部材に回動し得るように固定される掴持部材とを具備しているので、該掴持部材を上昇傾斜するように回動させて屋根を掴持することができ、該掴持部材を下降傾斜するように回動させて雨樋を掴持することができる。
【選択図】 図3

Description

この発明は、梯子を建物に立て掛けて昇り降りする場合に、梯子の横滑りを防止する梯子固定具に関する。
建物に立て掛ける梯子は、左右2本の縦枠の間に任意間隔の足掛け桟を多段状に設けた形状を有し、その上端部分を建物屋根縁に当てて立て掛けて昇降したり、昇った姿勢で建物作業を行うようになっている。
しかして梯子は単に立て掛けただけであるので、安定性が悪く、横滑りを生じやすい問題があり、極めて危険な作業であった。
このような問題を解消するため、種々の梯子固定具が提案されている。例えば、特開2001−3530号公報には、梯子挟持具に回動可能に連結した固定具で、屋根の軒端を挟持固定して梯子を固定することが記載されている。
特開2001−3530号公報
しかしながら、建物に立て掛けたとき、建物の縁部に雨樋があると、その雨樋は屋根縁より若干突出しているので、立て掛けた梯子によって雨樋を押さえつけた状態になるが、この場合は、上記従来の固定具では、軒端を固定できない問題があった。しかも雨樋は変形し易いので安定性が悪いから、雨樋に梯子を立て掛けて作業をするのは、極めて危険であった。
この発明のうち請求項1に記載の発明は、このような欠点を解消した梯子固定具を提供しようとするものであり、梯子を立て掛ける場所に応じて、屋根の軒端に固定することも、雨樋に固定することもできる梯子固定具を提供することを目的とする。しかして、従来、屋根の軒端と雨樋のいずれにも固定できる梯子固定具は知られていないし、このような発想も全く知られていない。
また、請求項4に記載の発明は、屋根の軒端、雨樋及びベランダのいずれにも固定できる梯子固定具を提供することを目的とする。
上記目的に沿う本発明のうち請求項1に記載の発明は、建物に立て掛ける梯子の縦枠上部に固定し得る固定部材と、該固定部材に回動し得るように固定される掴持部材とを具備し、該掴持部材を上昇傾斜するように回動させて屋根を掴持し、該掴持部材を下降傾斜するように回動させて雨樋を掴持し得るように構成したことを特徴とする。
前記固定し得る固定部材としては、凹部の両端を水平に折曲して連結部を形成した部材同士を、両凹部で梯子の縦枠を掴持し、両連結部を螺子で螺合締め付けるように構成するのが好ましい(請求項2)。固定部材を梯子の縦枠に嵌合し得る筒状に形成し、該固定部材の外側から螺子をねじ込んで、梯子の縦枠に固定しても良い。
前記固定部材に円柱体を立設し、該円柱体に前記掴持部材の端部を嵌合して、前記掴持部材を固定部材に回動し得るように固定するのが好ましい(請求項3)。
前記掴持部材は、略U字状に形成され、U字状折曲部は、前記円柱体が嵌合し得るように形成され、前記U字状先端掴持部は、板体が対向するように形成され、両板体間で屋根又は雨樋を挟持するように構成するのが良い(請求項4)。
前記U字状先端部の両板体の外側の少なくとも一方から螺合した螺子棒先端で、直接若しくは押え板を介して屋根又は雨樋を押圧若しくは挟持するように構成するのが好ましい(請求項5)。
前記固定部材に設けた円柱体に螺子棒を連設し、該螺子棒の前記掴持部材からの突出部にナットを螺合して、前記掴持部材を回動し得るように固定するのが好ましい(請求項6)。
前記円柱体に螺子孔を形成し、該螺子孔に前記掴持部材を介して螺子を螺合させて、前記掴持部材を回動し得るように固定することもできる(請求項7)。
前記雨樋には、棒状体を嵌合させ、前記掴持部材を下降傾斜するように回動させて雨樋を掴持するようにすれば、雨樋の変形を確実に防止することが出来る(請求項8)。
前記掴持部材を、ベランダを掴持し得るように形成し、これを前記屋根及び雨樋を掴持する掴持部材と交換し得るように構成すれば、梯子を立て掛ける場所に応じて、屋根、雨樋及びベランダのいずれにも固定することが出来る(請求項9)。
本発明の梯子固定具の材質は特に限定されないが、ステンレス等の金属で形成するのが好ましい。
本発明のうち請求項1に記載の発明によれば、梯子を立て掛ける場所に応じて、屋根の軒端に固定することも、雨樋に固定することもできるので、どのような場所であっても梯子の横すべりを防止し、安全に作業をすることが出来ると共に、固定部材に掴持部材を回動し得るように連結しただけであるので、極めて安価に形成することが出来る。しかも、梯子上部に固定した状態で屋根若しくは雨樋を掴持することができるので、極めて簡単に装着することができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、屋根の軒端及び雨樋以外にベランダに固定することもできるので、作業のし易さに応じて、固定場所を選択することが出来る。
次に本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施例を示す分解斜視図であり、コ字形の凹部1(1´)の両端に水平に折曲したフランジ部2,2(2´,2´)を形成した部材3,3´同士を合わせるように、蝶螺子4,4で連結して固定部材5を形成している。固定部材5は、図2に示すように両コ字部1,1´で形成された筒状部6で梯子の縦枠7を掴持している。固定部材5としては、梯子の縦枠7に嵌合し得る筒状体とし、該筒状体の外側からねじ込んだ螺子によって、梯子に固定するようにしても差し支えない。
フランジ部を形成した部材の一方3には、螺子棒8が連設され、同螺子棒8には円筒体9が嵌合固定されている。同円筒体9には、掴持部材10の端部の円筒状凹部11(凹部の底面には貫通孔12が形成されている)が嵌合し、貫通孔12から突出した螺子棒8には、蝶ナット13が螺合するようになっている。この蝶ナット13の締め付け度合によって、掴持部材10を回動させることも、所定の位置で固定することも出来るようになっている。
掴持部材10は、一端が貫通孔12を除いて閉鎖した円筒体に対向して板体14,14´が対向連設されている。両板体先端掴持部には、先端に円板15,15´を螺合した蝶螺子16,16´が螺合し、円板15,15´で屋根若しくは雨樋を掴持するようになっている。
蝶螺子4,4で連結するフランジ部2,2´のコ字形の凹部1,1´側には、ナット17,17´が固定されている。掴持部材10の板体14,14´の蝶螺子16,16´側にもナット18,18´が固定されている。
図2は、図1の屋根若しくは雨樋掴持部材10を、ベランダ掴持部材19に交換する実施例を示すものである。
ベランダ掴持部材19は、固定部材5に設けた円筒体9に嵌合する凹部11´を有する一端が貫通孔12´を除いて閉鎖された円筒体20と、同円筒体20をコーナー部で固定した縦長のコ字形掴持部21と、同コ字形掴持部21の上下に螺合する蝶ナット16a,16a´と、同蝶ナット16a,16a´先端に螺合した円板15a,15a´とから構成されている。
図3は、本発明の梯子固定具で屋根22を挟持する例を示すものである。
まず、梯子の縦枠7上部に、固定部材5を蝶ナット4,4で締め付けることにより固定する。この場合、フランジ部を形成した部材3と3´とは、予め蝶ナット4,4で連結しておいて、梯子の縦枠7上端から筒状部6を嵌合させて、適当な位置で蝶ナット4,4を締め付けるようにすれば、容易に且つ短時間で固定することができる。
それから、掴持部材10を適当な傾斜として、蝶ナット13を螺合締め付ける。この状態で屋根の軒先部22を蝶螺子16,16´先端に固定した円板15,15´間に挿入して、梯子を屋根に立て掛ける。円板15,15´間に挿入し難い場合は、蝶螺子と円板(蝶螺子に螺合している)を取り外して挿入すると良い。尚、掴持部の板体14,14´間の間隔を広くするか、又は掴持部の板体14,14´の一方若しくは両方を、蝶番等により折曲し得るように形成すれば、容易に屋根の軒先部22を円板15,15´間に挿入することができる。
ついで、作業員が梯子に昇って、要すれば蝶螺子13を緩めて適切な角度に調整し、蝶螺子13を締め付け、超螺子16,16´を完全に締め付けて、本発明の梯子固定具を屋根に完全に固定する。
図4は、本発明の梯子固定具で雨樋23を挟持する例を示すものである。通常は、雨樋23は梯子を立て掛けても変形しないが、安全を考えてこの実施例では、雨樋23内に棒状体24を嵌め込んでいる。このように構成すれば、変形し易い雨樋の場合でも、その変形を防止することが出来る。
前記実施例と同様にして、梯子の縦枠7上部の適当な位置に、固定部材5を固定し、掴持部材10を適当な傾斜とする。
この状態で、雨樋23を蝶ナット16,16´先端に固定した円板15,15´間に挿入して、梯子を屋根に立て掛ける。この場合も、掴持部の板体14,14´間の間隔を広くするか、掴持部の板体14,14´の一方若しくは両方を、蝶番等により折曲し得るように形成すれば、雨樋に容易に挿入することができる。
尚、屋根の軒先部に固定する場合も、雨樋に固定する場合も、梯子を屋根若しくは雨樋に立て掛けた後、梯子に作業員が昇って、それから屋根若しくは雨樋を掴持することもできる。この場合も、掴持部の板体14,14´の一方若しくは両方を、蝶番等により折曲し得るように形成すれば、屋根若しくは雨樋への固定が容易となる。
図4は、本発明の梯子固定具をベランダ25に固定する実施例を示すものである。この場合は、図2に示すようにして、掴持部材10をベランダ掴持部材19に交換しておく。
前記実施例と同様にして、梯子の縦枠7上部の適当な位置に、固定部材5を固定し、掴持部材19を適当な傾斜とする。
この状態で、蝶螺子先端に固定した円板15,15´間にベランダ25を挿入して、梯子を屋根に立て掛ける。この場合も、掴持部の板体14,14´間の間隔を広くするか、掴持部の板体14,14´の一方若しくは両方を、蝶番等により折曲し得るように形成すれば、ベランダに容易に挿入することができる。
本発明の梯子固定具は、通常は梯子に1個固定すれば良いが、梯子の対向する縦枠療法に固定し、2箇所で屋根若しくは雨樋を掴持しても良い。
上記実施例では、対向する板体14,14´にねじ込んだ蝶螺子16,16´で屋根、雨樋若しくはベランダを挟持しているが、板体の一方からねじ込んだ蝶螺子で押圧固定することも出来る。また、対向する板体間に屋根、雨樋若しくはベランダを間隔付けて挟持し、他の手段によって板体14,14´で屋根、雨樋若しくはベランダを挟持(掴持)しても差し支えない。
本発明の一実施例を示す分解斜視図である。 本発明の他の実施例を示す斜視図である。 本発明の梯子固定具を屋根に固定する状態を示す斜視図である。 本発明の梯子固定具を雨樋に固定する状態を示す斜視図である。 本発明の梯子固定具をベランダに固定する状態を示す斜視図である。
符号の説明
図中、
1,1´・・・コ字形の凹部
2,2´・・・コ字形の凹部の両端フランジ部
3,3´・・・凹部の両端にフランジ部を形成した部材
5・・・固定部材
7・・・梯子の縦枠
9・・・円筒体
10・・・掴持部材
11・・・円筒状凹部
14,14´・・・板体
19・・・ベランダ掴持部材
22・・・屋根
23・・・雨樋
24・・・棒状体
25・・・ベランダ

Claims (9)

  1. 建物に立て掛ける梯子の縦枠上部に固定し得る固定部材と、該固定部材に回動し得るように固定される掴持部材とを具備し、該掴持部材を上昇傾斜するように回動させて屋根を掴持し、該掴持部材を下降傾斜するように回動させて雨樋を掴持し得るように構成したことを特徴とする梯子固定具。
  2. 前記固定し得る固定部材が、凹部の両端を水平に折曲して連結部を形成した部材同士を、両凹部で梯子の縦枠を掴持し、両連結部を螺子で螺合締め付けるように構成されている請求項1記載の固定具。
  3. 前記固定部材に円柱体を立設し、該円柱体に前記掴持部材の端部を嵌合して、前記掴持部材を固定部材に回動し得るように固定する請求項1又は2記載の固定具。
  4. 前記掴持部材は、略U字状に形成され、U字状折曲部は、前記円柱体が嵌合し得るように形成され、前記U字状先端掴持部は、板体が対向するように形成され、両板体間で屋根又は雨樋を挟持するように構成されている請求項3に記載の固定具。
  5. 前記U字状先端部の両板体の外側の一方若しくは両方から螺合した螺子棒先端で、直接若しくは押え板を介して屋根又は雨樋を押圧若しくは挟持する請求項4に記載の固定具。
  6. 前記固定部材に設けた円柱体に螺子棒を連設し、該螺子棒の前記掴持部材からの突出部にナットを螺合して、前記掴持部材を回動し得るように固定する請求項3記載の固定具。
  7. 前記円柱体に螺子孔を形成し、該螺子孔に前記掴持部材を介して螺子を螺合させて、前記掴持部材を回動し得るように固定する請求項3記載の固定具。
  8. 前記雨樋には、棒状体を嵌合させ、前記掴持部材を下降傾斜するように回動させて雨樋を掴持する請求項1〜7のいずれかに記載の固定具。
  9. 前記掴持部材を、ベランダを掴持し得るように形成し、これを前記屋根及び雨樋を掴持する掴持部材と交換し得るように構成する請求項2〜8のいずれかに記載の固定具。

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EP3109396A1 (de) * 2015-06-26 2016-12-28 Jürg Hartmann Sicherungsvorrichtung

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